JP4869523B2 - チューブ入りタイヤの内圧報知装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、チューブ入りタイヤの空気圧の減少及び適正圧を検出して乗員に報知する装置に関するものであり、特に、自転車に取り付けて好適なチューブ入りタイヤの内圧報知装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、タイヤの内圧の減少に伴う乗り心地の悪化やタイヤ等の損傷を未然に回避し、安全性を確保するために、乗員に内圧の減少を報知する装置が知られている。
【0003】
例えば、バルブの先端に取り付けて使用する報知装置は、乗員が必要に応じて取り付けて内圧を確認し、減少していれば報知装置を取り外して空気を補充するものである。また、チューブレスタイヤの場合には、ダイヤフラムを介在させることによって固定式とした報知装置も使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、取り外し自在の報知装置では取り外しの手間が生じるだけでなく、乗員がバルブに取り付けなければそもそも機能しないため、常時空気圧を監視することが難しく、内圧減少の報知の確実性に問題がある。また、特に空気を補充する際には、当該報知装置を取り付けたままでは補充できないので、適切な空気圧に達したかどうかは、タイヤを手で押す等してある程度見当をつけた上で当該報知装置を取り付け、適正圧に達しているかどうかをあらためて確認する必要があり、取り扱いが面倒であり、特に女性や子供にとっては取り扱いに難しい面があった。一方、ダイヤフラムを用いた固定式の報知装置の場合には、ダイヤフラム部分の気密性を十分確保しておかなければ空気漏れを起こすという問題がある。このような問題は、従来の報知装置がタイヤの内圧を直接検知するという思想に基づくことから生じるものである。
【0005】
そこで本発明は、チューブ入りタイヤに限定されるものの、固定式でありながら構造的に簡易で、内圧の減少及び適正圧を確実に報知でき、特に、自転車に取り付けて好適なチューブ入りタイヤの内圧報知装置を提供することを目的とするものである。
【0006】
本発明は、以上の課題を解決するためになされたものであって、その要旨は、リムのバルブ孔とは別の取付孔にプランジャーを挿入し、チューブの内圧に応じてプランジャーが上下動するように弾性体を備え、チューブの内圧が減少するとプランジャーの先端がチューブ側に移動して、プランジャーの中間部又は後端部に配置した報知手段を顕在化させ、逆にチューブの内圧が増加するとプランジャーの先端がチューブとは反対側に移動して、報知手段を潜在化させると共に、取付孔の位置が、バルブ孔の左右のスポークをそれぞれ1本飛び越した位置から3本飛び越した位置までの範囲にあるか、車軸を中心とするバルブ孔の点対称の位置から左右のスポークをそれぞれ3本飛び越した位置までの範囲にあるチューブ入りタイヤの内圧報知装置に係るものである。なお、プランジャーの先端とチューブとの間には、リムバンドが介在していてもよい。
【0007】
そして好ましくは、プランジャーの先端が円柱状であって、その頂面が円柱の直径の1〜3倍の半径を有する半球面状となっているチューブ入りタイヤの内圧報知装置に係るものである。
【0009】
一方、報知手段としては、例えば赤色等の警報色付きキャップを使用し、チューブの内圧が減少するとケースの透明部分を通してプランジャーの後端から警報色付きキャップが現出するようにしておくか、中間部を透明にしたケースと後端側を警報色にしたプランジャーとで報知手段を構成し、チューブの内圧が減少するとケースの透明部分を通してプランジャーの警報色が現出するようにしておくことが好ましい。なお、この場合、ケースの不透明部分が反射材、蛍光材、蓄光材のいずれかで構成されているか、反射テープ、蛍光テープ、蓄光テープのいずれかを貼り付けてなることが好ましい。また特に、チューブの内圧が適正圧の2/3以下になると、報知手段が確実に目視できるようになっていることが好ましい。更に、ケースの透明部分が凸レンズ又はフレネルレンズ等の拡大レンズになっていることが好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の内圧報知装置は、リムのバルブ孔とは別に取付孔が設けられている。これは、バルブに取り外し自在とするのではなく、リムに常時固定してタイヤの内圧の減少及び適正圧を直ちに乗員に報知できるようにするためである。また、固定式とすることにより取り外しの手間が省け、しかも、取り付けミス等に伴う誤報を防止できる。また、空気を補充する際は、適正圧に達したかどうかが一目で分かるので、女性や子供に限らず、誰にとっても便利である。なお、取付孔の直径は、例えば自転車のリムの場合、φ4(スポークのニップル挿入孔と同径)〜φ9(バルブ孔と同径)の範囲内とすれば、リムの強度に悪影響を与えることなくプランジャーを挿入し、取り付けることができる。
【0011】
ここで、取付孔の位置は、第1に、バルブ孔の左右のスポークをそれぞれ1本飛び越した位置から3本飛び越した位置までの範囲とするか、第2に、車軸を中心とするバルブ孔の点対称の位置から左右のスポークをそれぞれ3本飛び越した位置までの範囲とすることが好ましい。上記の通り、本発明の内圧報知装置は内圧の減少を直ちに乗員に報知できるものであるが、例えば自転車に適用した場合には、特に空気入れを接続した際に内圧を容易に確認できるようにする必要がある。その際、バルブ位置は地面付近か頂上付近になる場合が多く、また、下を向いて空気を入れる格好になる。そこで、バルブ位置が地面付近にあるときは第1の範囲が見易い位置となり、バルブ位置が頂上付近にあるときは第2の範囲が見易い位置となる。
【0012】
また、本発明の内圧報知装置は、取付孔に挿入されたプランジャーが弾性体によりチューブの内圧に応じて上下動する。即ち、プランジャーとチューブとの相互作用を利用しているので、チューブ入りタイヤに限定されるものの、ダイヤフラムが不要になる結果、構造が簡略化され信頼性が向上する。
【0013】
ここで、プランジャーの先端はチューブと直に接触するようにしてもよいが、その間にリムバンドを介在させることもできる。この場合、チューブの内圧が減少すると、弾性体で押されたプランジャーの先端がリムバンドを凹ませながらチューブ側に移動する。従って、本発明の内圧報知装置は、例えば自転車であれば、そのリムに取付孔を設ける以外に何ら加工を施すことなくそのまま取り付けて機能を発揮する。
【0014】
なお、プランジャーの先端は円柱状とし、その頂面を円柱の直径の1〜3倍の半径を有する半球面状とすることが好ましい。上記の通り、本発明の内圧報知装置はプランジャーの先端が常時チューブ又はリムバンドを押圧するから、チューブ又はリムバンドを傷つける恐れがある。そこで、プランジャー先端の角部に作用する剪断応力を緩和すべく半球面状にするのであり、その半径が円柱の直径の3倍を越えると平面に近くなって剪断応力を十分緩和できず、1倍未満であると今度は頂面が鋭利に近づいて傷つけの恐れが生じる。
【0015】
次に、本発明の内圧報知装置は、プランジャーの移動に伴ってプランジャーの中間部又は後端側に配置した報知手段が顕在化し、乗員にタイヤ内圧の減少を報知するものである。例えば、報知手段を赤色等の警報色付きキャップとし、チューブの内圧が減少するとケースの透明部分を通してプランジャーの後端から警報色付きキャップが現出するようにすれば簡単に構成できる。なお、警報色は赤色に限られないことは当然であり、目立つような色であれば何でもよい。また一色に限られず、キャップの現出程度に応じて黄色から赤色に変化するように、キャップを塗り分けることもできる。
【0016】
また、報知手段は上記のような警報色付きキャップに限られず、例えば、中間部を透明にしたケースと後端側を警報色にしたプランジャーとで報知手段を構成し、チューブの内圧が減少するとケースの透明部分を通してプランジャーの警報色が現出するようにしてもよい。なお、ケースの不透明部分は、単なる着色ではなく、反射材、蛍光材、蓄光材等で構成したり、反射、蛍光、蓄光テープ等を貼り付ければ、安全性が向上し、より効果的である。
【0017】
ここで、報知手段の顕在化の時期であるが、チューブの内圧が適正圧の2/3以下になると報知手段が目視できるようにすることが好ましい。即ち、内圧が適正圧の2/3以下では乗り心地の悪化やタイヤ等の損傷の恐れが生じるので、キャップであれば、警報色の部分が確実に目視できる0.5mm以上になるようにプランジャーのストロークを設定するのである。なお、内圧が適正圧の1/2以下であると早急に空気を補充する必要がある。そこで、2/3以下で黄色の警報色部分が0.5mm以上出現し、1/2以下で赤色の警報色部分が出現するようにしてもよい。
【0018】
また、警報色の部分が一層確実に目視できるようにするために、ケースの透明部分を凸レンズ又はフレネルレンズ等の拡大レンズにしておくこともできる。即ち、仮に警報色部分の出現が0.5mmよりも小さくても、拡大レンズで警報色の出現部分が拡大されることから、目視が確実になるのである。一方、警報色の出現が0.5mm以上ある場合であっても、拡大によって警報色の部分が一層確実に目視できるようになる。なお、拡大レンズにすると目視の場合の視野角が多少狭まるが、報知装置の側面から内圧を最終的に確認する通常の目視位置であれば、何ら問題ない。
【0019】
以上の説明は、内圧の減少の報知であるが、本発明の報知装置は逆に、空気の補充の際には適正圧に至ったことの報知にもなる。即ち、主体はあくまで異常時の報知であるが、報知手段が警報色のキャップの場合には、警報色が消えるまで空気を入れればよいと判断できるのである。
【0020】
しかも、報知装置はバルブとは別に取り付けられている。また、報知手段がプランジャーの中間部又は後端側に配置されているので、報知手段と内圧を検知するプランジャーとが近接している。従って、報知装置が小型化されるだけでなく空気を入れながらの内圧の確認が極めて容易に行なえる。
【0021】
【実施例】
以下、本発明の好ましい実施の形態の具体例を図面により説明する。図1及び図2は、本発明のチューブ入りタイヤの内圧報知装置を自転車に適用した第1実施例を示す断面図である。即ち、図1はタイヤ11の内圧が適正圧である0.30MPaの状態を示し、図2は0.15MPaまで減少した状態を示す図である。
【0022】
図1及び図2に示すように、第1実施例の内圧報知装置は報知手段5として赤色の警報色付きキャップ51 を採用したものであり、ボディー1がリム8に設けたφ9の取付孔13にナット7で固定されている。そして、ボディー1にはφ4.8の円柱状のプランジャー4が挿入されている。また、ボディー1にはケースナット3を介して透明なケース2が固定されており、ケース2内の警報色付きキャップ51 とボディー1内のプランジャー4とが弾性体(コイルスプリング)6で反発支持されている。
【0023】
ここで、タイヤ11の内圧が適正圧である場合には、図1に示すように、チューブ10がリムバンド9を介してプランジャー4を押し上げ、プランジャー4の後端がケース2の内面に当たって、警報色付きキャップ51 を完全に覆い隠している。従って、適正圧では内圧報知装置に何の変化も見られない。
【0024】
一方、タイヤ11の内圧が減少すると、図2に示すように、弾性体(コイルスプリング)6がプランジャー4を押し下げ、最大でプランジャー4の中間の段部がケースナット3の後端に当たるまで移動する。すると、プランジャー4の後端が透明なケース2の内面から離れる結果、警報色付きキャップ51 が顕在化し、内圧の減少を報知する。なお、プランジャー4の頂面は半径9.6mmの半球面状になっており、周囲の角部には半径0.48mmの丸みがつけられているので、プランジャー4の先端でリムバンド9を傷つけることはない。
【0025】
ここで、タイヤ11の内圧が0.25MPaになると警報色付きキャップ51 の赤色(警報色)が0.6mm見え、0.20MPaで3mm、0.15MPaで5mm現出するように、プランジャー4のストロークが決定されている。従って、内圧が少なくとも0.20MPa以下になると、顔を特別に近づけたり目を凝らしたりしなくても、警報色付きキャップ51 の赤色が容易に目視できるので、内圧の減少が確実に報知される。逆に、空気を補充する際は、警報色付きキャップ51 の赤色が目視できなくなるまで空気を入れ続けれることで、適正圧が報知される。なお、ケース2は、全体が透明である必要はなく、少なくともプランジャー4のストローク分だけが透明であればよい。その際、ケース2の不透明部分は、単なる着色ではなく、反射材、蛍光材、蓄光材等で構成したり、反射、蛍光、蓄光テープ等を貼り付ければ、安全性が向上し、より効果的である。
【0026】
図3は、本発明の内圧報知装置の好ましい取り付け位置を示す概念図である。即ち、自転車に空気を入れる場合のバルブ位置は地面付近か頂上付近になることが多いので、空気を入れる下を向いた姿勢で報知装置が目視し易い位置がよい。そこで、図3の自転車の後輪のようにバルブ孔12の位置が地面付近にある場合を想定すれば、バルブ孔12の左右のスポーク14をそれぞれ1本飛び越した位置から3本飛び越した位置までの範囲(矢印の範囲2箇所)が取付孔13の好ましい位置となり、前輪のようにバルブ孔12の位置が頂上付近にある場合を想定すれば、車軸を中心とするバルブ孔12の点対称の位置(図3の前輪の場合は最下点)から左右のスポーク14をそれぞれ3本飛び越した位置までの範囲(矢印の範囲)が取付孔13の好ましい位置となる。
【0027】
図4〜図12は、本発明のチューブ入りタイヤの内圧報知装置の第2実施例〜第10実施例を示す断面図である。即ち、図4に示す第2実施例は、第1実施例の警報色付きキャップ51 を省略し、ケース2とプランジャー4との相互作用で報知手段を構成したものである。即ち、中間部22 を透明にし、その上部21 と下部23 とを不透明にしたケース2と、後端側41 を警報色にしたプランジャー4とで報知手段を構成し、チューブ10の内圧が減少するとケース2の透明な中間部22 を通してプランジャー4の後端側41 の警報色が見えるようになることで、内圧の減少が報知されるようになっている。なお、ケース2の不透明部分、即ち、上部21 と下部23 を反射材、蛍光材、蓄光材等で構成したり、上部21 と下部23 に反射、蛍光、蓄光テープ等を貼り付ければ、安全性が向上し、より効果的である。
【0028】
図5に示す第3実施例は、第1実施例の警報色付きキャップ51 及び弾性体(コイルスプリング)6に代えて、報知手段5として、色付き板状コイルスプリング52 を採用したものである。第3実施例では、色付き板状コイルスプリング52 の隙間の広狭に伴う色の変化により、内圧の減少及び適正圧が報知される。
【0029】
図6に示す第4実施例は、第1実施例の警報色付きキャップ51 及び弾性体(コイルスプリング)6に代えて、報知手段5として、色付き台形ゴム風船53 を採用したものである。第4実施例では、色付き台形ゴム風船53 が膨張収縮して透明ケース2との接触部分が増減することにより色の濃い部分が変化し内圧の減少及び適正圧が報知される。図7に示す第5実施例と図8に示す第6実施例は、第4実施例の変形例であり、第5実施例は肉厚の異なる色付き楕円形ゴム風船54 、第6実施例は色付き異形ゴム風船55 を採用したものである。なお、第6実施例の色付き異形ゴム風船55 は、下半分をケース2の内周面に接着させている。
【0030】
図9に示す第7実施例は、第1実施例の警報色付きキャップ51 及び弾性体(コイルスプリング)6に代えて、報知手段5として、色付きジャバラ56 を採用したものであり、図10に示す第8実施例は、色付きスポンジ57 を採用したものである。第7実施例では、色付きジャバラ56 の隙間の広狭に伴う色の変化により、第8実施例では、色付きスポンジ57 の伸縮に伴う色の変化により内圧の減少及び適正圧が報知される。
【0031】
図11に示す第9実施例は、第1実施例の警報色付きキャップ51 及び弾性体(コイルスプリング)6に代えて、報知手段5として、液体を利用したものである。即ち、図11に示す第9実施例は、圧力によって変色する色付き液体充填袋58 により内圧の減少及び適正圧が報知される。
【0032】
図12及び図13に示す第10実施例は、第1実施例のケース2を拡大レンズ(凸レンズ)にしたものである。即ち、タイヤ11の内圧が減少するとプランジャー4が下方に移動し、警報色付きキャップ51 が顕在化するが、プランジャー4の後端付近を中心に透明なケース2の側面が拡大レンズ(凸レンズ)になっているので、警報色付きキャップ51 の顕在化部分が拡大され、警報色が容易に目視できることとなる。従って、たとえ警報色部分の出現が少なくても、内圧の減少及び適正圧が確実に報知される。
【0033】
【発明の効果】
本発明のチューブ入りタイヤの内圧報知装置は、リムのバルブ孔とは別の取付孔にプランジャーを挿入し、チューブの内圧に応じてプランジャーが上下動するように弾性体を備え、チューブの内圧が減少するとプランジャーの先端がチューブ側に移動して、プランジャーの中間部又は後端側に配置した報知手段を顕在化させ、逆にチューブの内圧が増加するとプランジャーの先端がチューブとは反対側に移動して、前記報知手段を潜在化させるものであるので、取り外しが不要で常時内圧を監視でき、構造的に簡易で信頼性があり、内圧の減少及び適正圧を確実に報知でき、手を汚すことなく、握力の弱い女性や子供でも容易に取り扱うことができるので、特に自転車に取り付けて好適なものとなっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明のチューブ入りタイヤの内圧報知装置を自転車に適用した第1実施例を示す断面図であり、タイヤの内圧が適正圧である状態を示す。
【図2】図2は、図1に示す第1実施例で、タイヤの内圧が減少した状態を示す断面図である。
【図3】図3は、本発明のチューブ入りタイヤの内圧報知装置の好ましい取り付け位置を示す概念図である。
【図4】図4は、本発明のチューブ入りタイヤの内圧報知装置の第2実施例を示す断面図である。
【図5】図5は、本発明のチューブ入りタイヤの内圧報知装置の第3実施例を示す部分断面図である。
【図6】図6は、本発明のチューブ入りタイヤの内圧報知装置の第4実施例を示す部分断面図である。
【図7】図7は、本発明のチューブ入りタイヤの内圧報知装置の第5実施例を示す部分断面図である。
【図8】図8は、本発明のチューブ入りタイヤの内圧報知装置の第6実施例を示す部分断面図である。
【図9】図9は、本発明のチューブ入りタイヤの内圧報知装置の第7実施例を示す部分断面図である。
【図10】図10は、本発明のチューブ入りタイヤの内圧報知装置の第8実施例を示す部分断面図である。
【図11】図11は、本発明のチューブ入りタイヤの内圧報知装置の第9実施例を示す部分断面図である。
【図12】図12は、本発明のチューブ入りタイヤの内圧報知装置の第10実施例を示す断面図(タイヤの横断面方向)である。
【図13】図13は、本発明のチューブ入りタイヤの内圧報知装置の第10実施例を示す断面図(タイヤの縦断面方向)である。
【符号の説明】
1‥ボディー
2‥ケース
1 ‥ケースの上部
2 ‥ケースの中間部
3 ‥ケースの下部
3‥ケースナット
4‥プランジャー
1 ‥プランジャーの後端側
5‥報知手段
1 ‥警報色付きキャップ
2 ‥色付き板状コイルスプリング
3 ‥色付き台形ゴム風船
4 ‥色付き楕円形ゴム風船
5 ‥色付き異形ゴム風船
6 ‥色付きジャバラ
7 ‥色付きスポンジ
8 ‥色付き液体充填袋
6‥弾性体(コイルスプリング)
7‥ナット
8‥リム
9‥リムバンド
10‥チューブ
11‥タイヤ
12‥バルブ孔
13‥取付孔
14‥スポーク

Claims (8)

  1. リム(8)のバルブ孔(12)とは別の取付孔(13)にプランジャー(4)を挿入し、チューブ(10)の内圧に応じてプランジャー(4)が上下動するように弾性体(6)を備え、チューブ(10)の内圧が減少するとプランジャー(4)の先端がチューブ(10)側に移動して、プランジャー(4)の中間部又は後端部に配置した報知手段(5)を顕在化させ、逆にチューブ(10)の内圧が増加するとプランジャー(4)の先端がチューブ(10)とは反対側に移動して、前記報知手段(5)を潜在化させると共に、前記取付孔(13)の位置が、バルブ孔(12)の左右のスポーク(14)をそれぞれ1本飛び越した位置から3本飛び越した位置までの範囲にあるか、車軸を中心とするバルブ孔(12)の点対称の位置から左右のスポーク(14)をそれぞれ3本飛び越した位置までの範囲にあることを特徴とするチューブ入りタイヤの内圧報知装置。
  2. 前記プランジャー(4)の先端とチューブ(10)との間にリムバンド(9)が介在していることを特徴とする請求項1に記載のチューブ入りタイヤの内圧報知装置。
  3. 前記プランジャー(4)の先端が円柱状であって、その頂面が円柱の直径の1〜3倍の半径を有する半球面状であることを特徴とする請求項1又は2に記載のチューブ入りタイヤの内圧報知装置。
  4. 前記報知手段(5)が警報色付きキャップ(5 )であって、チューブ(10)の内圧が減少するとケース(2)の透明部分を通してプランジャー(4)の後端から、警報色付きキャップ(5 )が現出することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のチューブ入りタイヤの内圧報知装置。
  5. 前記報知手段(5)が、中間部を透明にしたケース(2)と、後端側を警報色にしたプランジャー(4)とからなり、チューブ(10)の内圧が減少するとケース(2)の透明部分を通してプランジャー(4)の警報色が現出することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のチューブ入りタイヤの内圧報知装置。
  6. 前記ケース(2)の透明部分が反射材、蛍光材、蓄光材のいずれかで構成されているか、反射テープ、蛍光テープ、蓄光テープのいずれかを貼り付けてなることを特徴とする請求項4又は5に記載のチューブ入りタイヤの内圧報知装置。
  7. 前記チューブ(10)の内圧が適正圧の2/3以下になると、報知手段(5)が目視できることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のチューブ入りタイヤの内圧報知装置。
  8. 前記ケース(2)の透明部分が拡大レンズになっていることを特徴とする請求項4〜7のいずれか1項に記載のチューブ入りタイヤの内圧報知装置。
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