JP4869455B2 - ラジオ受信機 - Google Patents

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Description

本発明は、デジタル音声放送を受信するのに適応されたラジオ受信機に関し、特に既存のFM放送などのアナログラジオ周波数帯を利用してデジタル音声放送を行うラジオの受信機、及びアナログFMラジオ受信機において、局検索(以下、「サーチ」という)動作を最適に行うのに有用な技術に関する。
近年、ラジオ放送でもデジタル化が進んでおり、地上波のデジタルラジオ放送として、HD(High Definition)ラジオが提案されている。
このHDラジオの大きな特長は、既存のFM放送のアナログ電波にデジタル放送信号を追加するIBOC(In Band On Channel)を採用することにより、従来のアナログ方式のラジオ受信機で同じ放送を受信できると共に、デジタル受信に対応したHDラジオ受信機ではデジタル放送も聴取できることである。これによって、デジタルでの受信の場合、AM放送では、FM放送並みの音質が得られ、FM放送ではCD並みの音質が得られる。
また、HDラジオの基本的な機能として、デジタル受信が可能なエリア内ではデジタルで受信した信号を出力し、デジタル信号が受信できないエリアでは音切れなどの防止のために自動的にアナログで受信した信号を出力する。具体的には、サーチ時にアナログ放送波を受信できる周波数に同調し、最初はそのアナログ出力波を復調する。その一方で、当該アナログ放送波にデジタル変調波が存在するか否か(つまり、IBOC放送波が存在するか否か)を判定し、デジタル変調波が存在している場合には、そのIBOC放送波を復調し、さらに「ブレンド」と呼ばれる処理により、復調したアナログ放送波から当該IBOC放送波への切替を行ってそのIBOC放送波を出力し、一方、デジタル変調波が存在していない場合には、復調したアナログ放送波をそのまま出力する。
従来のラジオ受信機では、IF信号の電界強度を電界強度検出器で検出し、IF信号の周波数をIFカウンタで検出し、検出した電界強度と周波数とに基づいて、希望のアナログ放送信号を受信しているかどうかを判定してアナログ放送信号のサーチを行っていた。
特開平8−222999号公報
従来のラジオ受信機においては、Sメータ検出器でIF信号の電界強度を検出し、IFカウンタ検出器でIF信号の周波数を検出し、Sメータ検出器で検出した電界強度とIFカウンタ検出器で検出した周波数とに基づいて、希望のアナログ放送信号を受信しているかどうかを判定してアナログ放送信号のサーチを行っていた。しかし、HDラジオ放送では、アナログ放送信号が存在するセンター周波数に対して−198.402〜−129.361kHz(中心−150.0kHz)と129.361〜198.402kHz(中心+150kHz)の帯域にデジタル放送信号があり、センター周波数が若干変動するとその前後の周波数帯域(±200KHz)には、電界強度も充分あり、IFカウント値も所定範囲内となる信号が存在することになるため、デジタル放送信号を希望のアナログ放送信号と誤認識し、そこで誤停止してしまう課題がある。
本発明は上記に鑑みてなされたもので、HDラジオ放送におけるデジタル放送信号によるサーチの誤停止を防止することができるラジオ受信機を提供することを目的とする。
本発明のラジオ受信機は、放送信号を受信してRF信号を生成し、RF信号からIF信号を生成し、IF信号の電界強度及び周波数を検出し、IF信号を検波して検波信号を生成し、検波信号の中からある特定の周波数帯域に存在するデジタル信号の高調波成分であるノイズ信号の強度を検出し、IF信号の電界強度が所定の電界強度より大きいかまたは等しい、かつ周波数が所定の周波数範囲内であり、かつノイズ信号検出手段で検出した信号強度が所定の値より小さいかまたは等しいとき、放送信号に希望のアナログ放送信号が含まれると判定しサーチを停止するように制御したものである。
HDラジオの放送信号には、アナログ放送信号とデジタル放送信号がそれぞれ別の周波数帯域に存在し、デジタル放送信号の検波信号には、デジタル信号およびデジタル信号の高調波成分であるノイズ信号が存在する。デジタル信号の高調波成分であるノイズ信号はある特定の周波数帯域に高いレベルで存在する。そこで、放送信号の検波信号中のある特定の周波数帯域に存在するデジタル信号の高調波成分であるノイズ信号を検出することにより、ノイズ信号がある一定の値を超える場合にデジタル放送信号があると判定し、それをサーチの停止対象から外すことでデジタル放送帯域での誤停止を防止することができる。
本発明の実施の形態1におけるラジオ受信機の構成を示すブロック図である。 図1に示すラジオ受信機におけるバンドパスフィルタの特性の一例を示す図である。 図1に示すラジオ受信機におけるサーチの手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2におけるラジオ受信機の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態3におけるフローチャートを示す図である。 HDラジオ放送の放送信号のスペクトラムの概略図である。
以下、本発明のラジオ受信機を実施するための実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、本処理フローにおいては、サーチ時の1回の周波数ステップを200kHzとする。
実施の形態1
図1は本発明の実施の形態1におけるラジオ受信機の構成を示すブロック図である。
図1に示すように実施の形態1のラジオ受信機は、アンテナ1、RFアンプ2、周波数混合器3、局部発振器4、PLL5、IFアンプ6、検波器7、電界強度検出器8、IFカウンタ9、バンドパスフィルタ10、信号強度検出手段11、マイコン12、A/D変換器13、放送信号検知判定部14、PLL制御部15を備える。
アンテナ1は、放送信号を受信し、受信信号を出力する。RFアンプ2は、アンテナ1からの受信信号を増幅する。
周波数混合器3は、RFアンプ2で増幅された受信信号と局部発振器4で生成される周波数変換用の高周波信号とを混合することにより、受信信号をIF信号に変換する。
局部発振器4は、周波数変換用の高周波信号を生成し、周波数混合器3に出力する。PLL5は、PLL制御器15から設定されるN値に基づいて、局部発振器4の発振周波数を制御する。また、PLL制御部15は、外部からの選局指示16に応じて、N値をPLL5に設定する。
IFアンプ6は、周波数混合器3で生成されたIF信号を増幅する。検波器7は、IFアンプ6で増幅されたIF信号をアナログ検波し、検波信号を出力する。検波信号は、出力線17より図示はしない音声処理回路にも出力され、受信機の音声出力になるとともに、以下に述べるようにノイズ検出され、放送信号検知判定部14の判定材料とされる。
電界強度検出器8 は、IFアンプ6で増幅されたIF信号の電界強度を検出する。IFカウンタ9は、I Fアンプ6で増幅されたIF信号の周波数をカウントする。カウントされた周波数は、放送信号検知判定部14の判定材料とする。
バンドパスフィルタ10は、検波器7で生成された検波信号の中から、図2に示すように、ある特定の周波数帯域の信号を通過させて、信号中に含まれるノイズを検出する。本発明では、バンドパスフィルタ10により、70kHz以上を通過させる設定とする。デジタル放送信号の70kHz以上の帯域に存在するデジタル信号の高調波成分であるノイズをバンドパスフィルタ10により通過させる。
信号強度検出手段11は、抽出したノイズを直流化する。直流化された信号をマイコン12の中にあるA/D変換器13でデジタル信号に変換する。デジタル化された信号を放送信号検知判定部14の判定材料とする。
放送信号検知判定部14は、サーチを行う際、電界強度検出器8で検出した電界強度と、IFカウンタ9で検出した周波数と、A/D変換器13で変換されたデジタル信号とに基づいて、希望局の放送周波数の信号を受信しているかどうかを判定する。
次に、実施の形態1におけるラジオ受信機の動作を説明する。
アンテナ1は、放送信号を受信すると、受信信号をRFアンプ2に出力する。RFアンプ2は、受信信号を増幅し、周波数混合器3に出力する。
そして、周波数混合器3 は、増幅された受信信号と局部発振器4 からの高周波信号とを混合してIF信号に変換し、このIF信号をIFアンプ6に出力する。IFアンプ6は、周波数混合器3で生成されたIF信号を増幅して検波器7と電界強度検出器8とIFカウンタ9とに出力する。そして、電界強度検出器8はIF信号の電界強度を検出し、IFカウンタ9はIF信号の周波数をカウントする。
検波器7は、IF信号をアナログ検波し、検波信号をバンドパスフィルタ10に出力する。バンドパスフィルタ10は、検波器7で生成された検波信号の中から、ある特定の周波数帯域の信号を通過させ、ノイズを検出する。HDラジオ放送の検波信号の中には、図2に示すように、70kHzまでの帯域に、アナログ放送信号には、ステレオ音声信号、RBDS(Radio Braodcast Data System)信号、デジタル放送信号には、デジタル音声信号等のデジタル信号およびデジタル信号の高調波成分であるノイズが存在する。バンドパスフィルタ10の通過周波数帯域は、70kHz以上を通過させる設定とし、デジタル放送信号の70kHz以上の帯域に高いレベルで存在するデジタル信号の高調波成分であるノイズを通過させる。
信号強度検出手段11は、バンドパスフィルタ10で抽出されたノイズを直流化する。直流化された信号をマイコン12の中にあるA/D変換器13でデジタル信号に変換する。信号強度検出手段11として、包絡線検波回路、例えば、ダイオードで半波整流して、キャパシタで平滑化する回路を用いることができる。
ここで、希望局のサーチを行う場合について、図3を参照して説明する。図3は図1に示すラジオ受信機におけるサーチの手順を示すフローチャートである。
ステップS10において、PLL制御部15は、外部からの選局指示16に基づいてPLL5にN値を設定する。そして、例えば、最初に設定した受信周波数からアップサーチする場合は、PLL5がPLL制御部15からのN値に基づいて制御信号を局部発振器4 に設定し、局部発振器4の発振周波数を変化させることにより、受信していた信号周波数の次の周波数ステップの信号を受信する。例えば、98.1MHzの放送信号を受信していた場合、次の周波数は98.3MHzとなる。
そして、98.1MHzの放送信号を受信した状態で、ステップS20では、放送信号検知判定部14は、電界強度検出器8の出力を読み出し、電界強度検出器8で検出されたIF信号の電界強度Xが、所定のスレショルド値A以上かどうかを判定する。「X≧A」である(ステップS20 : YES)の場合はステップS30に進み、「X≧A」でない(ステップS20 : NO)場合はステップS10に戻り、次の周波数98.3MHzの放送信号を受信し、以降の処理を繰り返す。
次いで、ステップS30では、放送信号検知判定部14は、IFカウンタ9の出力を読み出し、IFカウンタ9で検出されたIF信号の周波数Yが所定の範囲内(BとCとの間)にあるかどうかを判定する。所定の範囲としては、例えば、IF信号の基準周波数10.7MHzを中心とする±25kHzの範囲とする。この場合、Bは10.7MHz+25kHz、Cは10.7MHz−25kHzとなる。「B≧Y≧C」である(ステップS30 : YES)場合はステップS40に進む。「B≧Y≧C」でない(ステップS30 : NO)場合はステップS10に戻り、次の周波数98.3MHzの放送信号を受信し、以降の処理を繰り返す。
そして、ステップS40では、放送信号検知判定部14は、A/D変換器13の出力を読み出し、A/D変換器13で検出された信号が所定の値Z以下かどうかを判定する。「Z≦D」である(ステップS40 : YES)場合、放送信号検知判定部14は、受信している信号に希望の放送信号があると判定し、サーチを停止する。「Z≦D」でない(ステップS40 : NO)場合はステップS10に戻り、次の周波数98.3MHzの放送信号を受信し、以降の処理を繰り返す。
このように実施の形態1によれば、電界強度検出器8とIFカウンタ9の出力に加えて、A/D変換器13で検出された信号の信号値に基づいて、希望の放送信号を受信しているかどうかを判定するので、デジタル放送信号のある特定の周波数帯域に高いレベルで存在するノイズを検出し、ノイズがある一定の値を超える場合に、それをサーチの停止対象から外すことで、HDラジオのデジタル放送帯域での誤停止を防止する。放送信号の検波信号に含まれるある特定の周波数帯域に高いレベルで存在するノイズを検出することによって、アナログ放送信号かデジタル放送信号を判別するので、放送信号の識別が正確に行える。
上述した実施の形態1では、サーチ時の1回の周波数ステップを200kHzとした場合を例にとって説明したが、1回の周波数ステップは200kHzに限定されるものではない。
実施の形態2
図4は本発明の実施の形態2におけるラジオ受信機の構成を示すブロック図である。なお、図1 に示す実施の形態1におけるラジオ受信機と重複する部分には、同一の符号を付して重複する部分の説明を省略する。
図4に示すように実施の形態2のラジオ受信機は、ノイズの検知方法をDSP(Digital Signal Processor)の機能を使って実現させる構成である。アンテナ1、RFアンプ2、周波数混合器3、局部発振器4、PLL5、IFアンプ6、検波器7、電界強度検出器8、IFカウンタ9、マイコン12、放送信号検知判定部14、PLL制御部15、DSP17、ノイズ検出器18を備える。
ノイズ検出器18は、検波器7で生成された検波信号の中からノイズを検出する。検出信号を放送信号検知判定部14の判定材料とする。HDラジオ放送の検波信号の中には、図2に示すように、70kHzまでの帯域に、アナログ放送信号には、ステレオ音声信号、RBDS(Radio Braodcast Data System)信号、デジタル放送信号には、デジタル音声信号等のデジタル信号が存在する。ノイズ検出器18の判定周波数は、デジタル放送信号中のデジタル信号の高調波成分であるノイズが高いレベルで存在する70kHz以上の周波数帯域を検出するように設定する。
放送信号検知判定部14は、サーチを行う際、電界強度検出器8で検出した電界強度と、IFカウンタ9で検出した周波数と、ノイズ検出器18で検出された信号とに基づいて、希望局の放送周波数の信号を受信しているかどうかを判定する。
次に、実施の形態2におけるラジオ受信機の動作を説明する。
検波器7は、IF信号を検波し、検波信号をノイズ検出器18に出力する。検波信号は、実施の形態1と同様に、出力線17より図示はしない音声処理回路に出力され、受信機の音声出力になる。そしてノイズ検出器18は、検波器7で生成された検波信号の中から特定周波数帯域のノイズの信号レベルを検出する。
ここで、希望局のサーチを行う場合について、図3を参照して説明する。
ステップS10において、PLL制御部15は、外部からの選局指示16基づいてPLL5にN値を設定する。そして、例えば、最初に設定した受信周波数からアップサーチする場合は、PLL5がPLL制御部15からのN値に基づいて制御信号を局部発振器4 に設定し、局部発振器4の発振周波数を変化させることにより、受信していた信号周波数の次の周波数ステップの信号を受信する。例えば、98.1MHzの放送信号を受信していた場合、次の周波数は98.3MHzとなる。
そして、98.1MHzの放送信号を受信した状態で、ステップS20では、放送信号検知判定部14は、電界強度検出器8の出力を読み出し、電界強度検出器8で検出されたIF信号の電界強度Xが、所定のスレショルド値A以上かどうかを判定する。「X≧A」である(ステップS20 : YES)場合はステップS30に進み、「X≧A」でない(ステップS20 : NO)場合はステップS10に戻り、次の周波数98.3MHzの放送信号を受信し、以降の処理を繰り返す。
次いで、ステップS30では、放送信号検知判定部14は、IFカウンタ9の出力を読み出し、IFカウンタ9で検出されたIF信号の周波数Yが所定の範囲内(BとCとの間)にあるかどうかを判定する。所定の範囲としては、例えば、IF信号の基準周波数10.7MHzを中心とする±25kHzの範囲とする。この場合、Bは10.7MHz+25kHz、Cは10.7MHz−25kHzとなる。「B≧Y≧C」である(ステップS30 : YES)場合はステップS40に進む。「B≧Y≧C」でない(ステップS30 : NO)場合はステップS10に戻り、次の周波数98.3MHzの放送信号を受信し、以降の処理を繰り返す。
そして、ステップS40では、放送信号検知判定部14は、ノイズ検出器18の出力を読み出し、ノイズ検出器18で検出された信号が所定の値Z以下かどうかを判定する。「Z≦D」である(ステップS40 : YES)場合、放送信号検知判定部14は、受信している放送信号に希望の放送信号があると判定し、サーチを停止する。「Z≦D」でない(ステップS40 : NO)場合はステップS10に戻り、次の周波数98.3MHzの放送信号を受信し、以降の処理を繰り返す。
ノイズ検出器18で検出された信号が上限値以下であれば、受信状態の良い放送局ありとしてサーチを停止する。
このように実施の形態2によれば、電界強度検出器8とIFカウンタ9の出力に加えて、ノイズ検出器18で検出された信号の信号値に基づいて、希望の放送信号を受信しているかどうかを判定するので、HDラジオのデジタル放送信号に存在するノイズを検出し、ノイズがある一定の値を超える場合に、それをサーチの停止対象から外すことで、HDラジオのデジタル放送帯域での誤停止を防止する。放送信号の検波信号に含まれるある特定の周波数帯域に高いレベルで存在するノイズを検出することによって、アナログ放送信号かデジタル放送信号を判別するので放送信号の識別が正確に行える。さらに実施の形態2によれば、ノイズ検出をDSPで実施しているので、実施の形態1に比べ、バンドパスフィルタを削減でき、部品点数を減らすことができる。
実施の形態3
さらに、ノイズ検出手段を用いた発明の応用例として、HDラジオ対応放送局を素早くサーチする実施の形態3におけるフローチャートを図5に示す。
始めに、図3と同様にPLLにN値を設定しアナログ放送局をサーチし、電界強度がサーチ停止レベル以上かどうか、IFカウントが範囲内かどうか、ノイズが上限値以下かどうかをチェックする(ステップS500)。チェックの結果、YESであれば、アナログ放送信号が見つかったことになり、ステップS600に進む。ただし、見つからない場合、N値が見つかるまでサーチを継続する。
次に、PLLを(N+150kHz)に設定する(ステップS600)。電界強度がサーチ停止レベル以上かどうか、IFカウントが範囲内かどうか、ノイズが上限値以下かどうかを判定する。電界強度がサーチ停止レベル以上で、IFカウントが範囲内で、ノイズが上限値超の場合、デジタル信号有りという判定になる。
最後に、PLLを(N−150kHz)に設定する(ステップS700)。電界強度がサーチ停止レベル以上かどうか、IFカウントが範囲内かどうか、ノイズが上限値以下かどうかを判定する。電界強度がサーチ停止レベル以上で、IFカウントが範囲内で、ノイズが上限値超の場合、デジタル信号有りという判定になり、結果、HDラジオ対応放送局があるという判定になり、PLLを最初に設定したN値に戻す(ステップS800)。
ステップS600、ステップS700で、ノイズが上限値以下と判定されると、センター周波数の±150kHzにデジタル放送信号は無いということになり、HDラジオ対応放送局が無いという判定になる。ステップS10に戻り、次の周波数をN値としてPLLに設定し、次のアナログ放送信号をチェックする(ステップS500)。
以上の方法により、センター周波数はアナログ放送信号でその±150kHzはデジタル放送信号になっていることを確認できるので、HDラジオ対応放送局の可能性が高い周波数をデジタル放送信号の情報を取得する前に検知することが可能である。
本発明は既存のFM放送などのアナログラジオ周波数帯を利用してデジタル音声放送を行うラジオの受信機及びアナログFMラジオ受信機において、サーチ動作を行うのに利用することができる。
2 RFアンプ
3 周波数混合器
6 IFアンプ
7 検波器
8 電界強度検出器
9 IFカウンタ
10 バンドパスフィルタ
11 信号強度検出手段
12 マイコン
14 放送信号検知判定部
15 PLL制御部
17 DSP
18 ノイズ検出器

Claims (2)

  1. 放送信号を受信してRF信号を生成するRFアンプと、
    前記RF信号からIF信号を生成するIF変換手段と、
    前記IF信号の電界強度を検出する電界強度検出器と、
    前記IF信号の周波数を検出する周波数検出手段と、
    前記IF信号を検波して検波信号を生成する検波器と、
    前記検波器で生成された前記検波信号の中からある特定の周波数帯域に存在するデジタル信号の高調波成分であるノイズ信号の強度を検出するノイズ信号検出手段と、
    前記電界強度検出器で検出した電界強度が所定の電界強度より大きいかまたは等しい、かつ前記周波数検出手段で検出した周波数が所定の周波数範囲内であり、かつ前記ノイズ信号検出手段で検出したノイズ信号の強度が所定の値より小さいかまたは等しいとき、前記放送信号に希望のアナログ放送信号が含まれると判定する放送信号検知判定部と、
    前記放送信号検知判定部による前記判定に基づき、前記放送信号のサーチを停止するように制御する制御手段と
    を備えるラジオ受信機。
  2. ノイズ信号検出手段は、検波信号の中からある特定の周波数帯域に存在する信号を通過させるバンドパスフィルタと、
    前記バンドパスフィルタを通過した信号の強度を検出する信号強度検出手段と、
    から構成した請求項1記載のラジオ受信機。
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