JP4869378B2 - 自動検針システム - Google Patents

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Description

この発明は、顧客の住宅等に設置されている計量器を利用する自動検針システムに関する。
電気などを使用する顧客の住宅宅等(以下、単に「顧客宅」という)に設置される計量器には各種のものがある。この中で、顧客が使用した電気などの管理を行う管理センタのコンピュータに対して、計量結果を定期的に送信する自動検針システムの電子式計量器がある(例えば、特許文献1参照。)。この計量器は、電気などの計量対象の計量結果を記録する計量機能と、検針日になると、所定期間に記録した計量結果や指示値などを管理センタのコンピュータに送信する通信機能とを備えている。こうした自動検針システムの電子式計量器により、検針員が各顧客宅を訪問して、計量器を検針し、検針結果を発行する業務が簡略化される。
特開2001−297390号公報
ところで、先に述べた自動検針システムによれば、例えば計量対象が電気であるとき、管理センタのコンピュータが計量結果を基にして電気料金を算出する。この後、コンピュータの算出結果を基に管理センタは、電気の使用量や電気料金を記録したお知らせを、各顧客宅にそれぞれ発送する。したがって、従来の自動検針システムでも、検針結果や電気料金の通知を発送する業務を行う必要がある。つまり、検針結果や電気料金のお知らせを封入して発送料金を支払う発送業務が従来の自動検針システムには必要である。
この発明の目的は、前記の課題を解決し、計量対象の計量結果等の発送業務を不要にする自動検針システムを提供することにある。
前記の課題を解決するために、請求項1の発明は、電気等の計量対象の計量結果を記録すると共に、計量対象を管理する管理手段に対して計量結果のデータを送信する計量器を利用する自動検針システムであって、前記計量器に接続されて用いられ、前記計量器が記録している所定期間の計量結果のデータを送信するときに、このデータを印字して検針結果の通知書として発行するプリンタ装置を備え、前記計量器が設置されている住宅の郵便受けの内部に、前記プリンタ装置が取り付けられていることを特徴とする自動検針システムである。
請求項1の発明では、電気等の計量対象の計量結果を記録すると共に、計量対象を管理する管理手段に対して計量結果のデータを送信する計量器を利用している。そして、計量器にプリンタ装置が接続され、このプリンタ装置は、計量器が記録している所定期間の計量結果のデータを送信するときに、このデータを印字して検針結果の通知書として発行する。
請求項2の発明は、請求項1に記載の自動検針システムにおいて、前記管理手段は、受信した計量結果のデータを基に計量対象の使用料金を算出し、算出結果のデータを前記計量器に送信し、前記プリンタ装置は、前記計量器が受信した算出結果のデータを印字して、使用料金の通知書として発行する、ことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1または2に記載の自動検針システムにおいて、前記管理手段は、ダイレクトメール等のデータを前記計量器に送信し、前記プリンタ装置は、前記計量器が受信したダイレクトメール等のデータを印字してダイレクトメール等の通知書として発行する、ことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の自動検針システムにおいて、前記管理手段は、別の管理手段から受信した計量結果のデータ、使用料金のデータ、ダイレクトメール等のデータを受信すると、受信したデータを前記計量器に送信する、ことを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の自動検針システムにおいて、前記プリンタ装置は用紙詰まり等の異常を検出すると、検出結果のデータを前記計量器に送り、前記計量器は、受け取った検出結果のデータを管理手段に送信する、ことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、計量器の検針結果の通知書を自動で発行するので、計量器を検針する検針員が、計量対象を使用する顧客宅を訪問して、検針結果の通知書を発行する業務を、不要にすることができる。しかも、発行された各種の通知書は郵便受けに排出されるので、一般の郵便物と同様に各通知書が受け取られることを可能にする。
請求項2の発明によれば、管理手段が算出した計量対象の使用料金の通知書を自動で発行するので、例えば管理手段がセンタ側に設置されている場合、センタで行われる使用料金の通知書を顧客宅に発送する業務を、不要にすることができる。
請求項3の発明によれば、ダイレクトメール等の通知書を自動で発行するので、センタで行われるダイレクトメール等の通知書を、顧客宅に発送する業務を不要にすることができる。
請求項4の発明によれば、別の管理手段が他社に設置されていると、この他社が発行する各種の通知書を、代行して発行することを可能にする。
請求項5の発明によれば、管理手段が検出結果のデータを受信することにより、センタ側でプリンタ装置の異常を把握することを可能にする。
実施の形態1による自動検針システムを示す構成図である。 顧客データの一例を示す図である。 使用量データの一例を示す図である。 電子式電力量計を示す構成図である。 電気使用量通知の一例を示す図である。 プリンタ装置の設置の様子を示す図である。 プリンタ装置を示す構成図である。 印刷制御処理を示すフローチャートである。 自動検針システムの動作を説明するシーケンス図である。 実施の形態2による自動検針システムの動作を説明するシーケンス図である。 実施の形態3による自動検針システムを示す構成図である。 実施の形態3による自動検針システムの動作を説明するシーケンス図である。 実施の形態4による電子式電力量計とプリンタ装置とを示す構成図である。
次に、この発明の実施の形態について、図面を用いて詳しく説明する。計量器の計量対象としては電気、ガス、水道等があるが、この実施の形態では、電力会社が顧客に供給する電気が計量対象である場合を例として説明する。
(実施の形態1)
この実施の形態による自動検針システムを図1に示す。図1の自動検針システムは、電力会社の管理センタAに設置されている管理システム1と、顧客宅Bに設置されている電子式電力量計2と、顧客宅Bの郵便受けB1に設置されているプリンタ装置3とを備えている。管理センタAの管理システム1は、通信網NWにより顧客宅Bの電子式電力量計2と接続されている。なお、電力会社は多くの顧客宅に電力を供給しているが、図1では顧客宅Bを代表例とし、他の顧客宅は省略している。
管理システム1は、電力会社の顧客や、顧客が使用した電気などの管理を行う。このために、管理システム1は、通信制御装置11、管理端末12および管理コンピュータ13を備えている。通信制御装置11と管理端末12と管理コンピュータ13とは、社内ネットワークLNにより互いにデータ通信が可能な状態にある。通信制御装置11は、通信網NWを経由して顧客宅Bに設置されている電子式電力量計2と、管理端末12および管理コンピュータ13との間のデータ通信を可能にする。管理端末12は、担当者によって操作される管理専用のコンピュータである。管理端末12は、担当者の操作により、例えば、電子式電力量計2に設定されている検針日等を変更する。
管理コンピュータ13は、データベース13Aに各種のデータを記憶している。データベース13Aが記憶するデータには顧客データがある。顧客データは電力会社の顧客を管理するためのデータであり、その一例を図2に示す。図2の顧客データには、電力会社が顧客と電気供給の契約をした際の契約番号、顧客の氏名、連絡先、住所が記録されている。また、顧客データには、顧客宅に設置されている電力量計の計器番号や料金メニューなどが記録されている。この実施の形態では、各顧客宅に設置されている電力量計を識別するための識別データとして、計器番号を用いている。
データベース13Aが記憶するデータには使用量データがある。使用量データには顧客が使用した電力量や電気料金などが記録され、その一例を図3に示す。図3の使用量データには、顧客の契約番号、顧客の氏名、設置されている計器番号が記録されている。また、使用量データには、各月の電力量計の指示値、各月に顧客が使用した電力量(以下、「使用電力量」という)と、使用電力量の電気料金とが記録されている。なお、管理コンピュータ13は、使用電力量を当月と前月の指示値から算出し、この使用電力量から電気料金を算出する。
管理コンピュータ13は、通信網NWを経由して電子式電力量計2から、検針日に記録された使用電力量のデータと、電子式電力量計2の識別データである計器番号とからなる定期報告データを受信すると、このデータを用いて、データベース13Aに記憶されている使用量データの、該当月の指示値の欄、使用電力量の欄を更新する。また、管理コンピュータ13は、更新された使用電力量から該当月の電気料金を計算し、該当月の電気料金の欄を更新する。この後、管理コンピュータ13は、使用量データの料金メニュー、前回の指示値および今回の指示値、今回の使用電力量、今回の電気料金などから成る電気料金通知を作成する。そして、管理コンピュータ13は、作成した電気料金通知に計器番号つまり識別データを付加し、通信網NWを経由して電気料金通知を電子式電力量計2に送信する。なお、電気料金通知および以下で述べる各種の通知はデータ化されている。
管理コンピュータ13は、電子式電力量計2から警報データを受信すると、警報データに含まれる計器番号を基に顧客データを参照して、異常を送信してきた電子式電力量計2に関連するデータを抽出する。この後、管理コンピュータ13は警報データと関連データとを管理端末12に送る。これにより、管理端末12は、警報が出た電子式電力量計2の住所等を表示することができる。
電子式電力量計2は計量機能と定期報告機能とを持つ。計量機能により、電気の計量結果が記録される。また、定期報告機能により、検針日になると、所定期間に記録した計量結果のデータが、定期報告データとして管理センタAの管理コンピュータ13に送信される。さらに、この実施の形態では、電子式電力量計2は、プリンタ装置3を制御する印刷制御機能を備えている。
こうした電子式電力量計2は、図4に示すように、入力部21、変換部22、処理部23、記憶部24、表示部25、通信部26およびインターフェース27を備えている。入力部21は、電気を顧客宅Bに引き込むための引き込み線L1の電圧に対応する検出電圧と、引き込み線L1を流れる電流に対応する検出電流とを出力する。変換部22は、入力部21からの検出電圧と検出電流とから、顧客宅Bで使用された電力に比例するパルス信号を生成し、このパルス信号を処理部23に送る。
表示部25は、液晶ディスプレイのような表示パネルを備え、処理部23の制御によって、現在の指示値を表示パネルに表示する。通信部26は、通信網NWに接続され、管理センタAの管理端末12や管理コンピュータ13とデータ通信を行う。インターフェース27は、処理部23に外部機器を接続するためのものである。インターフェース27として、例えばUSB(Universal Serial Bus)規格のものがある。この実施の形態では、外部機器としてプリンタ装置3が接続されている。
記憶部24は、電子式電力量計2の識別データとして計器番号を前もって記憶している。また、記憶部24は検針日を前もって記憶している。検針日は、電子式電力量計2の指示値を検針する日であり、通常、あらかじめ決められている。この検針日は、処理部23からの指示によって変更可能である。さらに、記憶部24は、処理部23が行う処理手順を記憶している。
処理部23はCPU(Central Processing Unit)のような演算回路を備えている。処理部23の計量機能の詳細は、次のとおりである。処理部23は、変換部22からパルス信号を受け取ると、このパルス信号のパルスを計数する。つまり、処理部23は、顧客宅Bで使用された電気に比例するパルスを計数して、使用された電気の指示値を算出する。処理部23は、こうして算出した指示値を、表示部16を制御して表示部に表示する。なお、表示部16には、前もって記憶部24が記憶している各値の表示も可能である。
処理部23は、年月日を調べるカレンダー機能を持つ。このカレンダー機能を持つ処理部23の定期報告機能は次のとおりである。処理部23は、記憶部24に記憶されている検針日と、カレンダー機能とにより、指示値のデータを管理センタAに送信する検針日か、どうかを調べる。処理部23は、検針日になると、表示部16に表示している指示値を検針データとする。処理部23は、検針データと、検針日と、記憶部24に記憶されている識別データつまり計器番号とを定期報告データとし、通信部26を制御して、管理センタAの管理コンピュータ13に定期報告データを送信する。
処理部23の印刷制御機能は次のとおりである。処理部23は、管理センタAに定期報告データを送信するとき、記憶部24に記憶している印刷フォーマットに対して、定期報告データの内容を反映し、電気使用量通知を生成する。さらに、この実施の形態では、処理部23は前回の検針日から今回の検針日までに使用された使用電力量を算出し、算出結果を電気使用量通知に反映する。こうした電気使用量通知の一例を図5に示す。処理部23は、定期報告データの内容を基にして電気使用量通知の年月日の欄E1、電気の使用量の欄E2、指示値E3、E4の欄などを変更する。この後、処理部23は、電気使用量通知に印刷指示を付加し、この電気使用量通知をプリンタ装置3に送る。
また、処理部23は、通信部26を経て、管理センタAの管理コンピュータ13から電気料金通知を受信すると、電気料金通知に付加されている識別データである計器番号を抽出する。この後、処理部23は、抽出した計器番号と、記憶部24に記憶されている計器番号とを比較する。2つの計器番号が一致したときに、処理部23は、受け取った電気料金通知を、印刷指示と共にプリンタ装置3に送る。また、2つの計器番号が一致しないときには、受信した電気料金通知を破棄する。
また、処理部23は、プリンタ装置3から用紙詰まりや用紙切れなどの警報を受け取ると、警報データを生成する。つまり、処理部23は、用紙詰まりや用紙切れなどの警報の種別を表す種別データと、電子式電力量計2の識別データである計器番号とから成る警報データを生成する。処理部23は、通信部26を制御して、生成した警報データを管理センタAの管理コンピュータ13に送信する。
さらに、処理部23は、管理センタAの管理端末12に対する操作により、検針日の変更の指示を通信部26から受けると、記憶部24に記憶されている検針日を、指示に従って変更する。
プリンタ装置3は、電子式電力量計2によって印刷を行う。プリンタ装置3は顧客宅Bの内外の各所に設置可能であるが、この実施の形態では郵便受けB1に設置されている。この様子を図6に示す。図6では、金属製の郵便受けB1は天井板B1と側板B1と底B1とから成る箱体である。郵便受けB1の天井板B1と側板B1とで囲まれた部分に、排出口35を備えるプリンタ装置3が設置されている。排出口35は印刷物を排出するためのものである。郵便受けB1の正面側の側板B1には、投函口B121が空けられ、背面側の側板B1には、郵便物等を取り出すための開閉扉B122が開けられている。プリンタ装置3にはマグネットMGが接着されていて、開閉扉B122を開いて、プリンタ装置3を郵便受けB1の内部に取り付けること、また、逆に取り外すことが可能である。なお、プリンタ装置3は信号線W1により電子式電力量計2と接続され、プリンタ装置3と信号線W1との着脱はコネクタにより自在である。
プリンタ装置3は、図7に示すように、インターフェース31、記憶部32、処理部33、表示部34、印刷部35および電源部36を備えている。インターフェース31は、USB規格のものであり、電子式電力量計2のインターフェース27と信号線W1で接続される。これにより、プリンタ装置3は各種通知の送受信を電子式電力量計2と行う。記憶部32は、処理部33が実行する、プリンタ装置3に関する各種のプログラムを記憶している。表示部34は、発光ダイオード34A(図6)を備えている。用紙詰まりや用紙切れなどがプリンタ装置3に発生すると、表示部34は、処理部33の制御によって、発光ダイオード34Aを点灯する。これにより、郵便受けB1の開閉扉B122を開いたときに、プリンタ装置3の異常を目視することを可能にする。
印刷部35は、処理部33の制御によって、電気使用量通知や電気料金通知などを用紙に印刷して、電気使用量通知書や電気料金通知書などを発行する。電気使用量通知書や電気料金通知書などは、印刷部35に設けられた排出口35(図6)から排出される。このために、印刷部35は、用紙を送るための駆動モータ35Aを備えている。駆動モータ35Aはパルスモータであり、加えられた駆動パルスの数と用紙の使用量とが比例する。印刷部35は、駆動モータ35Aに加えたパルス数から用紙切れを検出する。また、印刷部35は、駆動パルスのレベルの大幅な変動などから、用紙詰まりを検出する。これらの用紙詰まりや用紙切れなどが発生すると、印刷部35は警報を処理部33に送る。
電源部36は、電池36Aとコンバータ36Bとを備え、プリンタ装置3に電源を供給する。電池36Aは直流電圧を出力する電源である。電池36Aは、電源部36のフォルダ(図示を省略)に収納されている。そして、電池36Aは、郵便受けB1の開閉扉B22を開けて、郵便受けB1からプリンタ装置3を取り出すことにより、交換が可能である。コンバータ36Bは電池36Aの直流電圧を、所定の直流電圧に変換して出力電圧Vcとする。コンバータ36Bは、生成した出力電圧Vcを、インターフェース31〜印刷部35に供給する。またコンバータ36Bは、電池36Aの電圧が設定値より低いかどうかを検出する。電池36Aが設定値より低くなると、コンバータ36Bは電池切れを表す警報を処理部33に送る。
処理部33は、CPUのような演算回路を備え、記憶部32に記憶されているプログラムを実行する。処理部33は、用紙切れ等の警報を印刷部35から受け取ったとき、また、電気切れの警報を電源部36から受け取ったとき、受け取った警報をインターフェース31から電子式電力量計2に送る。
また、記憶部32に記憶されている印刷制御プログラムを実行する。処理部33は、印刷制御プログラムを実行すると、図8に示す印刷制御処理を行う。通常、処理部33は、休止モードで動作している(ステップS1)。ステップS1により、例えば、処理部33は表示部34と印刷部35に対する電源部36からの電源供給を断にすると共にインターフェース31と記憶部32と自身(処理部33)も低電力で動作する。低電力の動作としては、動作クロック数を低くするなどの方法がある。休止モードにより、電源部36の電池36Aの消耗を低く抑えている。ステップS1の休止モードで動作しているときに、処理部33は電子式電力量計2からのアクセスを待つ(ステップS2)。そして、アクセスがなければ、処理部33はステップS1とステップS2との処理を繰り返す。
休止モードの状態で電子式電力量計2から印刷指示を受け取ると、処理部33は、休止モードから動作モードになる(ステップS3)。この後、処理部33は、電子式電力量計2から電気使用量通知などの通知を受け取ると(ステップS4)、印刷部35を駆動して、受け取った通知を印刷する(ステップS5)。ステップS5により、処理部33は、電気使用通知書や電気料金通知書などを発行する。
ステップS5が終了すると、処理部33は、印刷部35および電源部36から警報が出力されているかどうかを判断する(ステップS6)。警報が出されていなければ、処理部33は休止モードに入り(ステップS7)、印刷処理を終了する。一方、ステップS6で警報が出力されていると判断すると、処理部33は、インターフェース31を経て、警報を電子式電力量計2に送り(ステップS8)、ステップS7の処理を行う。
次に、この実施の形態による自動検針システムを用いた自動検針方法について説明する。顧客宅Bでは、通常、図9に示すように、電子式電力量計2は計量機能により、使用された電力量に応じた指示値を算出して表示している(ステップSA1)。検針日になると、電子式電力量計2は、定期報告機能により、検針データと識別データとから成る定期報告データを生成し(ステップSA2)、生成した定期報告データを管理コンピュータ13に送信する(ステップSA3)。
また、電子式電力量計2は、定期報告データを基にして電気使用量通知を生成し(ステップSA4)、印刷指示と電気使用量通知とをプリンタ装置3に送る(ステップSA5)。プリンタ装置3は、印刷指示を受け取ると、休止モードから動作モードになり、受け取った電気使用量通知を印刷して電気使用量通知書を発行する(ステップSA6)。発行された電気使用量通知書は、郵便受けB1に排出され、顧客によって郵便物と同様に受け取られることになる。
一方、管理コンピュータ13は、定期報告データを受信すると、このデータから顧客宅Bで使用された電気料金を算出して(ステップSA7)、データベースに記憶されている使用量データを更新する(ステップSA8)。この後、管理コンピュータ13は、前回の指示値および今回の指示値、今回の使用電力量、今回の電気料金などから成る電気料金通知を作成し(ステップSA9)、さらに、電子式電力量計2の識別データである計器番号を電気料金通知に付加し(ステップSA10)、この電気料金通知を電子式電力量計2に送信する(ステップSA11)。
電子式電力量計2は、電気料金通知を受信すると、印刷制御機能により、電気料金通知に付加されている計器番号と、前もって記憶している計器番号とを調べる(ステップSA12)。2つの計器番号が一致すると、電子式電力量計2は、受信した電気料金通知と共に印刷指示をプリンタ装置3に送る(ステップSA13)。プリンタ装置3は、印刷指示を受け取ると、休止モードから動作モードになり、受け取った電気料金通知を印刷して電気料金通知書を発行する(ステップSA14)。これにより、発行された電気料金通知書は郵便受けB1に排出されることになる。
こうして、この実施の形態によれば、電気使用量通知書や電気料金通知書がプリンタ装置3から郵便受けB1に排出されるので、電気使用量通知書や電気料金通知書を自動で発行することができ、また、一般の郵便物と同様に各通知を顧客が受け取ることを可能にする。これにより、検針員による電気使用量通知書の発行業務や、管理センタAによる電気料金通知書の発送業務を不要にすることができる。また、電子式電力量計2がプリンタ装置3の用紙詰まり等の異常を監視し、異常が発生すると、管理センタAの管理コンピュータ13に異常を通知するので、管理センタAでプリンタ装置3の状態を監視することができる。
(実施の形態2)
実施の形態1では、プリンタ装置3は、電子式電力量計2からの電気使用量通知書と、管理コンピュータ13からの電気料金通知書とを発行したが、この実施の形態では、ダイレクトメールや新規サービスのお知らせ等の通知書を発行する。なお、この実施の形態では、先に説明した実施の形態1と同一もしくは同一と見なされる構成要素には、それと同じ参照符号を付けて、その説明を省略する。
例えば電力会社が新サービスを顧客に提供する場合、図10に示すように、管理センタAの管理コンピュータ13は新サービス開始の通知を生成する(ステップSA21)。なお、新サービス開始の通知は新サービスの案内である。この後、管理コンピュータ13は、新サービス開始の通知に計器番号を付加し(ステップSA22)、この新サービス開始の通知を電子式電力量計2に送る(ステップSA23)。
この後、電子式電力量計2は実施の形態1と同様にして新サービス開始の通知書を発行する。つまり、電子式電力量計2は、新サービス開始の通知を受信すると、印刷制御機能により、新サービス開始の通知に付加されている計器番号と、前もって記憶している計器番号とを調べる(ステップSA24)。2つの計器番号が一致すると、電子式電力量計2は、受信した新サービス開始の通知と共に印刷指示をプリンタ装置3に送る(ステップSA25)。プリンタ装置3は、印刷指示を受け取ると、休止モードから動作モードになり、受け取った新サービス開始の通知を印刷して、新サービス開始の通知書を発行する(ステップSA26)。これにより、新サービス開始の通知書はプリンタ装置3から郵便受けB1に排出されることになる。ダイレクトメール等の通知書も同様にして、プリンタ装置3から郵便受けB1に排出される。
こうして、この実施の形態によれば、ダイレクトメールや新サービス開始等の通知書が郵便受けB1で発行されて、郵便受けB1に排出されるので、管理センタAの管理コンピュータ13により、電気使用量通知書および電気料金通知書以外の通知書を自動で発行することができる。これにより、管理センタAによる、ダイレクトメールや新サービス開始等の通知書の発送業務を不要にすることができる。
(実施の形態3)
この実施の形態では、図11に示すように、ガス会社や水道会社等のような、他社の管理センタCと、電力会社の管理センタAとが、通信網NWによって接続されている。なお、この実施の形態では、先に説明した実施の形態1と同一もしくは同一と見なされる構成要素には、それと同じ参照符号を付けて、その説明を省略する。管理センタCの管理システム4は、管理センタAと同等の機能を持つので、その説明を省略する。管理センタCは、管理センタAに対して使用量の通知書、料金の通知書、ダイレクトメールのような通知書(以下、「各種通知書」という)の発行を管理センタAに依頼可能な状態にある。依頼者が管理センタCである場合、図12に示すように、管理センタCの管理システム4は、データ化された各種通知を生成する(ステップSA41)。この後、管理システム4は、自社を識別するための依頼者識別データを、生成した各種通知に付加し(ステップSA42)、この各種通知を電力会社の管理システム1に送信する(ステップSA43)。
管理システム1は、他社から受信した各種通知に対して計器番号を付加し(ステップSA44)、この各種通知を電子式電力量計2に送信する(ステップSA45)。
この後、電子式電力量計2は実施の形態1と同様にして各種通知書を発行する。つまり、電子式電力量計2は、各種通知を受信すると、印刷制御機能により、各種通知に付加されている計器番号と、前もって記憶している計器番号とを調べる(ステップSA46)。2つの計器番号が一致すると、電子式電力量計2は、受信した各種通知と共に印刷指示をプリンタ装置3に送る(ステップSA47)。プリンタ装置3は、印刷指示を受け取ると、休止モードから動作モードになり、受け取った各種通知を印刷して各種通知書を発行する(ステップSA48)。これにより、発行された各種通知書は郵便受けB1に排出されることになる。
各種通知をプリンタ装置3に送ってから所定時間の間に、プリンタ装置3から用紙詰まり等の異常が通知されなければ、電子式電力量計2は、各種通知の発行終了を表す発行終了通知を生成する(ステップSA49)。電子式電力量計2は生成した発行終了通知に、各種通知に付加されている依頼者識別データを付加し(ステップSA50)、この発行終了通知を管理センタAの管理コンピュータ13に送信する(ステップSA51)。
管理センタAの管理コンピュータ13は、発行終了通知を受信すると、発行終了通知に付加されている依頼者識別データを調べ(ステップSA52)、該当する依頼者の管理システム4に発行終了通知を送信する(ステップSA53)。これにより、依頼者の管理センタCでは、ダイレクトメール等の通知が発行されたことを確認することができる。
こうして、この実施の形態によれば、他社から依頼された使用量の通知書、料金の通知書、ダイレクトメールのような通知書を、電力会社が代行して発行することを可能にする。なお、代行の手数料も、管理センタAから管理センタCに送るようにしてもよい。
(実施の形態4)
上記各実施の形態でプリンタ装置3の電源部36が電池36Aを用いていたが、この実施の形態では次のようにしている。なお、この実施の形態では、先に説明した各実施の形態と同一もしくは同一と見なされる構成要素には、それと同じ参照符号を付けて、その説明を省略する。この実施の形態による電子式電力量計2とプリンタ装置3とを図13に示す。この実施の形態では、プリンタ装置3の電源部36は、電池36Aの代わりに電子式電力量計2の直流電源を利用する。電源部36は電子式電力量計2から供給される直流電源の電圧を変換して出力電圧Vcを生成する。
この実施の形態によれば、プリンタ装置3の電池の代わりに電子式電力量計2の直流電源を使用するので、プリンタ装置3の電池交換を不要にすることができる。
(実施の形態5)
この実施の形態では、実施の形態1の電子式電力量計2とプリンタ装置3とは無線で接続されている。なお、この実施の形態では、先に説明した各実施の形態と同一もしくは同一と見なされる構成要素には、それと同じ参照符号を付けて、その説明を省略する。この実施の形態による電子式電力量計2は、インターフェース27の代わりに無線でデータの送受信を行う通信部を用いる。また、プリンタ装置3は、インターフェース31の代わりに、電子式電力量計2の通信部と無線通信を行う通信部を用いる。
これにより、電子式電力量計2とプリンタ装置3とを接続する信号線W1を不要にすることができ、任意の場所に設置されている郵便受けB1にプリンタ装置3を取り付けることが可能になる。
この発明は、計量対象が電気に限らず、ガスや水道などのように、各種の計量対象の計量結果を記録する計量器に対して利用可能である。
1 管理システム(管理手段)
11 通信制御装置
12 管理端末
13 管理コンピュータ
2 電子式電力量計(計量器)
3 プリンタ装置
21 入力部
22 変換部
23、33 処理部
24、32 記憶部
25、34 表示部
26 通信部
27、31 インターフェース
35 印刷部
36 電源部

Claims (5)

  1. 電気等の計量対象の計量結果を記録すると共に、計量対象を管理する管理手段に対して計量結果のデータを送信する計量器を利用する自動検針システムであって、
    前記計量器に接続されて用いられ、前記計量器が記録している所定期間の計量結果のデータを送信するときに、このデータを印字して検針結果の通知書として発行するプリンタ装置を備え、
    前記計量器が設置されている住宅の郵便受けの内部に、前記プリンタ装置が取り付けられていることを特徴とする自動検針システム。
  2. 前記管理手段は、受信した計量結果のデータを基に計量対象の使用料金を算出し、算出結果のデータを前記計量器に送信し、
    前記プリンタ装置は、前記計量器が受信した算出結果のデータを印字して、使用料金の通知書として発行する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の自動検針システム。
  3. 前記管理手段は、ダイレクトメール等のデータを前記計量器に送信し、
    前記プリンタ装置は、前記計量器が受信したダイレクトメール等のデータを印字してダイレクトメール等の通知書として発行する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の自動検針システム。
  4. 前記管理手段は、別の管理手段から受信した計量結果のデータ、使用料金のデータ、ダイレクトメール等のデータを受信すると、受信したデータを前記計量器に送信する、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の自動検針システム。
  5. 前記プリンタ装置は用紙詰まり等の異常を検出すると、検出結果のデータを前記計量器に送り、
    前記計量器は、受け取った検出結果のデータを管理手段に送信する、
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の自動検針システム。
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