JP4867969B2 - プロセッサ制御システム、方法、及びプログラム - Google Patents
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Description
特許文献1では、消費電力の浪費をさけるために、CPUの発熱温度状態にしたがって、CPUのクロック周波数を適正値に可変設定させる点が開示されている。
その理由は、空調の温度を下げる手法では、広いデータセンタであれば全体を冷やす必要があるからである。
その理由は、省電力をおこなうとCPUの実行クロックを下げてしまうため、そのコンピュータ上で動作しているオペレーティングシステムのタスク処理が遅くなり、処理能力が遅くなり、性能が低下するためである。
先ず、プロセッサ制御システムの基本的構成について説明する。図1に示すように、本発明のプロセッサ制御システム1は、少なくともメインセル30と予備セル40とを備えている管理対象装置20と、前記管理対象装置20と通信網を介して情報の授受を行い当該管理対象装置20を管理制御する管理装置の一例又は一部である制御端末装置10と、を備えているものである。
前記管理対象装置20における前記予備セル40は、少なくとも1つの予備用プロセッサの一例又は一部であるCPU44を備えている。
ここで、前記管理側制御手段は、前記温度計測手段にて計測された温度が閾値をこえたら、前記プロセッサの動作周波数を下げる第1制御機能と、前記第1制御機能にて前記動作周波数を下げた状態において前記プロセッサの処理性能が低下したら、前記予備用プロセッサを含む前記予備セルを動的に追加する第2制御機能とを備える。
このときに、管理装置(制御端末装置)は、管理対象装置と連携し、この管理対象装置の上で動作しているオペレーティングシステムにおいてCPUの実行クロックを下げたことによるタスク処理の遅延が発生した場合、予備のセルを追加することで、Partition(パーテーション)を拡張し、CPU処理の負担を下げ、管理対象装置の温度を一定に保ちながら動作に影響を与えないようにする。
また、管理装置(制御端末装置)は、管理対象装置と連携し、このときにこの管理対象装置の上で動作しているオペレーティングシステムにおいてCPUの実行クロックを下げたことによるタスク処理の遅延が発生した場合、予備のセルを追加することで、温度を一定に保ちながら、Partition(パーテーション)を拡張し、CPU処理の負担を下げ、動作に影響を与えないようにする。
(プロセッサ制御システムの全体構成)
先ず、本実施の形態のプロセッサ制御システムの具体的構成について、全体構成から説明し、続いて各部の詳細構成について説明することとする。図1は、本発明における第1実施の形態のプロセッサ制御システムの全体の概略構成の一例を示すブロック図である。
従って、第1動作制御では、第1パーテーションはメインセル30により構成され、第2動作制御では、第1パーテーションはメインセル30と予備セル40とにより構成される。
オペレーティングシステム31は、パーティション上で動作し、CPUのクロック制御を行うためのインタフェースであるクロック制御I/F32を備えている。
IPMIは、システムハードウェアやセンサーのモニタリング、システムコンポーネントの制御、リモート管理や復旧のための重要システムイベントログの取得を行う機能を備える。又IPMIは、温度、ファン、電圧、ハードウェアエラー(メモリー、ネットワーク関連)、シャーシ侵入などのハードウェアの健康状態をモニターする機能を備える。
又、管理ソフトウエア11は、「管理側制御手段」の一例又は一部ということもできる。
更に、CPU34は、「プロセッサ」の一例又は一部ということもできる。更に又、CPU44は、「予備用プロセッサ」の一例又は一部ということもできる。又、温度センサ35は、「温度計測手段」の一例又は一部ということもできる。更に、ファン36は、「冷却手段」の一例又は一部ということもできる。
又更に、システムコントローラ50とBMC38とBMC48とICPI制御部33とICPI制御部43とオペレーティングシステム31とにより「管理対象側制御手段」の一例又は一部を構成することができる。
「管理側制御手段」は、前記温度計測手段にて計測された温度に応じて前記プロセッサの動作周波数を管理制御する。
又、前記管理側制御手段は、前記温度計測手段にて計測された温度が閾値をこえたら、前記プロセッサの動作周波数を下げる第1制御機能を備えてよい。
更に、前記管理側制御手段は、前記第1制御機能にて前記動作周波数を下げた状態において前記プロセッサの処理性能が低下したら、前記予備用プロセッサを含む前記予備セルを動的に追加する第2制御機能を備えてよい。
さらにこの場合、第2制御機能では、前記冷却機能が最大であって、前記動作周波数を下げた状態において前記プロセッサの処理性能が低下したら、前記予備用プロセッサを含む前記予備セルを動的に追加する機能を備えてよい。
この場合、前記第2制御機能では、前記冷却機能が最大であって、前記動作周波数を低減限界にまで下げた状態において前記プロセッサの処理性能が低下したら、前記予備用プロセッサを含む前記予備セルを動的に追加する機能を備えてよい。
(全体の概略動作)
次に、上述のような構成を有するプロセッサ制御システムにおける全体の動作処理手順について、図2乃至図3を参照しつつ説明する。図2は、本発明の第1の実施の形態によるプロセッサ制御システムにおける動作処理手順の一例を示すフローチャートである。
この場合、前記第1制御をするに際しては、前記第4制御において冷却機能を最大とした状態において、前記温度計測手段にて計測された温度が閾値をこえたら、前記プロセッサの動作周波数を下げることができる。
又、前記第2制御をするに際しては、前記冷却機能が最大であって、前記動作周波数を下げた状態において前記プロセッサの処理性能が低下したら、前記予備用プロセッサを含む前記予備セルを動的に追加することができる。
この場合、前記第2制御をするに際しては、前記冷却機能が最大であって、前記動作周波数を低減限界にまで下げた状態において前記プロセッサの処理性能が低下したら、前記予備用プロセッサを含む前記予備セルを動的に追加することができる。
以下、これを詳述する。
図2に示すように、先ず、管理側制御手段として機能する制御端末装置の管理ソフトウェアは、NIC12を通じて、管理対象装置20のシステムコントローラ50にアクセスを開始する。
一方、このステップS12の判定処理において、取得された温度が閾値をこえていないと判定された場合、管理側制御手段として機能する制御端末装置10は、ステップS19に進む。
一方、このステップS13の判定処理において、取得された回転数が最大でないと判定された場合、管理側制御手段として機能する制御端末装置10は、ステップS14に進む。
そして、再度、ステップS11にもどり、状態の監視を続ける。
そして、管理側制御手段として機能する制御端末装置10は、CPUの稼動モードが省電力モードで稼動しているか否かを判定する処理を行う(ステップS15:省電力モ−ド判定ステップないしは省電力モ−ド判定機能)。
一方、このステップS15の判定処理において、取得された稼働モードが省電力モードでないと判定された場合、管理側制御手段として機能する制御端末装置10は、ステップS16に進む。
その後、またステップS11にもどり、状態の監視を行う。
一方、このステップS17の判定処理において、実行クロックが限界値でないと判定された場合、管理側制御手段として機能する制御端末装置10は、ステップS18に進む。
すなわち、ここまでの対応で、温度に改善が見られなかった場合、管理側制御手段として機能する制御端末装置10は、CPU34の実行クロック(動作周波数)を設定することが可能な最小の値まで落とす処理を行う(ステップS18:第2の動作周波数変更制御ステップないしは第2の動作周波数変更制御機能)。
その後、またステップS11にもどり、状態の監視を行う。
一方、このステップS19の判定処理において、タスクがキューに溜まっていないと判定された場合、管理側制御手段として機能する制御端末装置10は、ステップS11に戻り状態の監視を行う。
具体的には、管理側制御手段として機能する制御端末装置10は、予備セル40を第1パーテーションに割り当て、オペレーティングシステム31からはCPUが1つ増えた状態(メインセルのCPU34と予備セルのCPU44)にする。
これにより、オペレーティングシステム31において実行される処理を、2つのCPU(CPU34、CPU44)で分散させることによって、性能の改善を図り、温度の安定化を図りつつ、処理性能の維持を実現する。
またこのとき、この管理対象パーティションにおいて、予備セル40の追加を行ったことを示すフラグを、管理ソフトウェア11が立て特定の記憶領域に記憶する。
次に、温度が安定し、かつ、オペレーティングシステムの処理の量が減った場合、追加で割り当てたセルを切り離し、その電源を落とすことで、消費電力の削減を行う手順を図3を参照しつつ説明する。
この際、管理側制御手段として機能する制御端末装置10は、予備セル40を追加したことを示すフラグ(予備セル追加フラグ)を削除する処理を行う。
又、管理側制御手段として機能する制御端末装置10は、切り離した予備セルの電源を落とす処理をも行う。
その後、管理側制御手段として機能する制御端末装置10は、ステップS31に戻り状態の監視を行う。
このときに、管理装置(制御端末装置)は、管理対象装置と連携し、この管理対象装置の上で動作しているオペレーティングシステムにおいてCPUの実行クロックを下げたことによるタスク処理の遅延が発生した場合、予備のセルを追加することで、Partition(パーテーション)を拡張し、CPU処理の負担を下げ、管理対象装置の温度を一定に保ちながら動作に影響を与えないようにする。
また、管理装置(制御端末装置)は、管理対象装置と連携し、このときにこの管理対象装置の上で動作しているオペレーティングシステムにおいてCPUの実行クロックを下げたことによるタスク処理の遅延が発生した場合、予備のセルを追加することで、温度を一定に保ちながら、Partition(パーテーション)を拡張し、CPU処理の負担を下げ、動作に影響を与えないようにする。
第一の効果は、管理対象装置の温度を下げるためにCPUの実行クロックを下げてもオペレーティングシステムのタスク処理能力を維持することができることである。
その理由は、動的にセルのパーティションへの追加を行うことによって、オペレーティングソフトはCPUが増えた状態になり、並列処理が可能になるためである。
その理由は、CPUの実行クロックを落とすことで、省電力に貢献できる。
又、外気温に頼らずシステム内で温度の安定化を図るため、空調の設定温度を下げる行為を行うことなく温度の安定化ができる。
更に、オペレーティングシステムの処理量が減った場合には、追加したセルをパーティションから切り離し、電源を落とすことによって極力電力を使わないようにすることができるためである。
また、本発明にかかる装置及び方法は、そのいくつかの特定の実施の形態に従って説明してきたが、本発明の主旨および範囲から逸脱することなく本発明の本文に記述した実施の形態に対して種々の変形が可能である。
例えば、メインセル1個に対して予備セルが2以上用意されていてもかまわない。この場合、必要に応じて予備セル1個を追加したり、予備セル2個を追加したりするようにしてメインセルの処理負担を軽減するようにしてもよい。
例えば、サーバを多重化した多重化装置において、電子機器の一例であるサーバには、複数のCPUやメモリ、HDD、チップセット、その他の回路などの主要コンポーネントが1つの電子機器内に装備されている場合を含む。これらの複数の電子機器である各サーバを多重化した多重化装置においては、一つのOS(オペレーティングシステム)(全体制御部)にて多重化装置を制御することができる。この場合、障害が発生すると、障害部分の一のサーバを切り離し、他の新たなサーバに交換することにより、故障したモジュールを交換し運用を継続して行うことができるようになっている。
そのような多重化装置においても前記プロセッサの制御を行うことができる。
この場合、前記第2制御機能では、前記冷却機能が最大であって、前記動作周波数を低減限界にまで下げた状態において前記プロセッサの処理性能が低下したら、前記予備用プロセッサを含む前記予備セルを動的に追加する機能を備えてよい。
さらにまた、一部がソフトウェアであって、一部がハードウェアで実現されている場合であってもよく、一部を記憶媒体上に記憶しておいて必要に応じて適宜読み込まれるような形態のものとしてあってもよい。
10 制御端末装置
11 管理ソフトウエア(管理側制御手段の一部)
12 NIC(ネットワークインターフェースカード)
20 管理対象装置
30 メインセル
31 オペレーティングシステム(管理対象側制御手段の一部)
32 クロック制御I/F
33 ICPI制御部(管理対象側制御手段の一部)
34 CPU(プロセッサ)
35 温度センサ(温度計測手段)
36 ファン
37 ファン回転数センサ
38 BMC(管理対象側制御手段の一部)
40 予備セル
43 ICPI制御部(管理対象側制御手段の一部)
44 CPU(予備用プロセッサ)
45 温度センサ
46 ファン
47 ファン回転数センサ
48 BMC(管理対象側制御手段の一部)
50 システムコントローラ(管理対象側制御手段の一部)
Claims (20)
- 少なくともメインセルと予備セルとを備えている管理対象装置と、前記管理対象装置と通信網を介して情報の授受を行い当該管理対象装置を管理制御する管理装置と、を備え、
前記管理対象装置における前記メインセルは、少なくとも1つのプロセッサと、前記プロセッサの温度を計測する温度計測手段と、を備え、
前記管理対象装置における前記予備セルは、少なくとも1つの予備用プロセッサを備え、
前記管理装置は、
前記温度計測手段にて計測された温度に応じて前記プロセッサの動作周波数を管理制御可能な管理側制御手段を備え、
前記管理側制御手段は、前記温度計測手段にて計測された温度が閾値をこえたら、前記プロセッサの動作周波数を下げる第1制御機能と、前記第1制御機能にて前記動作周波数を下げた状態において前記プロセッサの処理性能が低下したら、前記予備用プロセッサを含む前記予備セルを動的に追加する第2制御機能と、を含むことを特徴とするプロセッサ制御システム。 - 請求項1に記載のプロセッサ制御システムにおいて、
前記管理側制御手段における第2の制御機能では、
前記管理対象装置が備えているオペレーティングシステムのタスクがキューに溜まり負荷量が上がると、前記予備用プロセッサを含む前記予備セルを動的に追加する機能をその内容とすることを特徴とするプロセッサ制御システム。 - 請求項2に記載のプロセッサ制御システムにおいて、
前記管理側制御手段は、
前記管理対象装置が備えているオペレーティングシステムの負荷量が下がったら、動的に追加した前記予備セルを切り離し、その切り離した前記予備セルの電源をオフとする第3制御機能を備えることを特徴とするプロセッサ制御システム。 - 請求項3に記載のプロセッサ制御システムにおいて、
前記管理側制御手段における前記第1制御機能では、前記プロセッサの稼動モードを省電力モードとし、この省電力モードにおける動作周波数とする機能をその内容とすることを特徴とするプロセッサ制御システム。 - 請求項4に記載のプロセッサ制御システムにおいて、
前記メインセルは、前記プロセッサを冷却する冷却手段を備え、
前記管理側制御手段は、
前記温度計測手段にて計測された温度が閾値をこえたら、前記冷却手段が備える冷却機能を最大とする第4制御機能を備え、
前記第1制御機能では、
前記第4制御機能で冷却機能を最大とした状態において、前記温度計測手段にて計測された温度が閾値をこえたら、前記プロセッサの動作周波数を下げる機能をその内容とし、
前記第2制御機能では、
前記冷却機能が最大であって、前記動作周波数を下げた状態において前記プロセッサの処理性能が低下したら、前記予備用プロセッサを含む前記予備セルを動的に追加する機能をその内容とすることを特徴とするプロセッサ制御システム。 - 請求項5に記載のプロセッサ制御システムにおいて、
前記管理側制御手段は、
前記冷却手段が備える冷却機能を最大とし、前記プロセッサの動作周波数を下げた状態において、前記温度計測手段にて計測された温度が閾値をこえたら、前記省電力モードにおける動作周波数からさらに前記プロセッサにおける動作周波数の低減限界にまで当該動作周波数を下げる第5制御機能を備え、
前記第2制御機能では、
前記冷却機能が最大であって、前記動作周波数を低減限界にまで下げた状態において前記プロセッサの処理性能が低下したら、前記予備用プロセッサを含む前記予備セルを動的に追加する機能をその内容とすることを特徴とするプロセッサ制御システム。 - 少なくとも1つのプロセッサと前記プロセッサの温度を計測する温度計測手段とを備えたメインセルと、少なくとも1つの予備用プロセッサを備えた予備セルと、これらの各セルを制御するとともに前記温度計測手段にて計測された温度に応じて前記プロセッサの動作周波数を制御可能な管理対象側制御手段と、を備え、
前記管理対象側制御手段は、前記温度計測手段にて計測された温度が閾値をこえたら、前記プロセッサの動作周波数を下げる第1制御機能と、前記第1制御機能にて前記動作周波数を下げた状態において前記プロセッサの処理性能が低下したら、前記予備用プロセッサを含む前記予備セルを動的に追加する第2制御機能と、を含むことを特徴とする管理対象装置。 - 少なくとも1つのプロセッサと前記プロセッサの温度を計測する温度計測手段とを備えたメインセルと、少なくとも1つの予備用プロセッサを備えた予備セルとを備えている管理対象装置を通信網を介して管理制御する管理装置であって、
前記温度計測手段にて計測された温度に応じて前記プロセッサの動作周波数を管理制御可能な管理側制御手段を備え、
前記管理側制御手段は、前記温度計測手段にて計測された温度が閾値をこえたら、前記プロセッサの動作周波数を下げる第1制御機能と、前記第1制御機能にて前記動作周波数を下げた状態において前記プロセッサの処理性能が低下したら、前記予備用プロセッサを含む前記予備セルを動的に追加する第2制御機能と、を含むことを特徴とする管理装置。 - 少なくとも1つのプロセッサと前記プロセッサの温度を計測する温度計測手段とを備えたメインセルと、少なくとも1つの予備用プロセッサを備えた予備セルとを備えている管理対象装置を通信網を介して管理制御する管理装置にあって、前記プロセッサを管理制御するプロセッサ制御方法であって、
計測された前記プロセッサの温度情報を取得し、
この取得された温度が閾値をこえたら、前記プロセッサの動作周波数を下げる第1制御をし、
前記動作周波数を下げた状態において前記プロセッサの処理性能が低下したら、前記予備用プロセッサを含む前記予備セルを動的に追加する第2制御をする、
ことを特徴とするプロセッサ制御方法。 - 請求項9に記載のプロセッサ制御方法において、
前記管理対象装置が備えているオペレーティングシステムの負荷量が下がったら、動的に追加した前記予備セルを切り離し、その切り離した前記予備セルの電源をオフとする第3制御をする、
ことを特徴とするプロセッサ制御方法。 - 請求項10に記載のプロセッサ制御方法において、
前記第1制御をするに際しては、前記プロセッサの稼動モードを省電力モードとし、この省電力モードにおける動作周波数とすることを特徴とするプロセッサ制御方法。 - 請求項11に記載のプロセッサ制御方法において、
前記メインセルは、前記プロセッサを冷却する冷却手段を備え、
前記温度計測手段にて計測された温度が閾値をこえたら、前記冷却手段が備える冷却機能を最大とする第4制御をさらに実行し、
前記第1制御をするに際しては、
前記第4制御において冷却機能を最大とした状態において、前記温度計測手段にて計測された温度が閾値をこえたら、前記プロセッサの動作周波数を下げ、
前記第2制御をするに際しては、
前記冷却機能が最大であって、前記動作周波数を下げた状態において前記プロセッサの処理性能が低下したら、前記予備用プロセッサを含む前記予備セルを動的に追加することを特徴とするプロセッサ制御方法。 - 請求項12に記載のプロセッサ制御方法において、
前記冷却手段が備える冷却機能を最大とし、前記プロセッサの動作周波数を下げた状態において、前記温度計測手段にて計測された温度が閾値をこえたら、前記省電力モードにおける動作周波数からさらに前記プロセッサにおける動作周波数の低減限界にまで当該動作周波数を下げる第5制御をさらに実行し、
前記第2制御をするに際しては、
前記冷却機能が最大であって、前記動作周波数を低減限界にまで下げた状態において前記プロセッサの処理性能が低下したら、前記予備用プロセッサを含む前記予備セルを動的に追加することを特徴とするプロセッサ制御方法。 - 少なくとも1つのプロセッサと前記プロセッサの温度を計測する温度計測手段とを備えたメインセルと、少なくとも1つの予備用プロセッサを備えた予備セルとを備えている管理対象装置にあって、前記プロセッサを管理制御するプロセッサ制御方法であって、
前記プロセッサの温度情報を計測し、
この計測された温度が閾値をこえたら、前記プロセッサの動作周波数を下げる第1制御をし、
前記動作周波数を下げた状態において前記プロセッサの処理性能が低下したら、前記予備用プロセッサを含む前記予備セルを動的に追加する第2制御をする、
ことを特徴とするプロセッサ制御方法。 - 少なくとも1つのプロセッサと前記プロセッサの温度を計測する温度計測手段とを備えたメインセルと、少なくとも1つの予備用プロセッサを備えた予備セルとを備えている管理対象装置を通信網を介して管理制御する管理装置が備えたコンピュータに諸機能を実現させることが可能な管理制御プログラムであって、
計測された前記プロセッサの温度情報を取得する取得機能と、
この取得された温度が閾値をこえたら、前記プロセッサの動作周波数を下げる第1制御機能と、
前記動作周波数を下げた状態において前記プロセッサの処理性能が低下したら、前記予備用プロセッサを含む前記予備セルを動的に追加する第2制御機能と、
を前記コンピュータに実現させることを特徴とする管理制御プログラム。 - 請求項15に記載の管理制御プログラムにおいて、
前記管理対象装置が備えているオペレーティングシステムの負荷量が下がったら、動的に追加した前記予備セルを切り離し、その切り離した前記予備セルの電源をオフとする第3制御機能をさらに前記コンピュータに実現させることを特徴とする管理制御プログラム。 - 請求項16に記載の管理制御プログラムにおいて、
前記第1制御機能では、
前記プロセッサの稼動モードを省電力モードとし、この省電力モードにおける動作周波数とする機能をその内容とし、これを前記コンピュータに実現させることを特徴とするプロセッサ制御プログラム。 - 請求項17に記載の管理制御プログラムにおいて、
前記メインセルは、前記プロセッサを冷却する冷却手段を備え、
前記温度計測手段にて計測された温度が閾値をこえたら、前記冷却手段が備える冷却機能を最大とする第4制御機能をさらに前記コンピュータに実現させ、
前記第1制御機能では、
前記第4制御機能において冷却機能を最大とした状態において、前記温度計測手段にて計測された温度が閾値をこえたら、前記プロセッサの動作周波数を下げる機能をその内容とし、これを前記コンピュータに実現させ、
前記第2制御機能では、
前記冷却機能が最大であって、前記動作周波数を下げた状態において前記プロセッサの処理性能が低下したら、前記予備用プロセッサを含む前記予備セルを動的に追加する機能をその内容とし、これを前記コンピュータに実現させることを特徴とする管理制御プログラム。 - 請求項18に記載の管理制御プログラムにおいて、
前記冷却手段が備える冷却機能を最大とし、前記プロセッサの動作周波数を下げた状態において、前記温度計測手段にて計測された温度が閾値をこえたら、前記省電力モードにおける動作周波数からさらに前記プロセッサにおける動作周波数の低減限界にまで当該動作周波数を下げる第5制御機能をさらに前記コンピュータに実現させ、
前記第2制御機能では、
前記冷却機能が最大であって、前記動作周波数を低減限界にまで下げた状態において前記プロセッサの処理性能が低下したら、前記予備用プロセッサを含む前記予備セルを動的に追加する機能をその内容とし、これを前記コンピュータに実現させることを特徴とする管理制御プログラム。 - 少なくとも1つのプロセッサと前記プロセッサの温度を計測する温度計測手段とを備えたメインセルと、少なくとも1つの予備用プロセッサを備えた予備セルとを備えている管理対象装置が備えたコンピュータに諸機能を実現させることが可能なプロセッサ制御プログラムであって、
計測された温度が閾値をこえたら、前記プロセッサの動作周波数を下げる第1制御機能と、
前記動作周波数を下げた状態において前記プロセッサの処理性能が低下したら、前記予備用プロセッサを含む前記予備セルを動的に追加する第2制御機能と、
を前記コンピュータに実現させることを特徴とするプロセッサ制御プログラム。
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