JP4866444B2 - 車両用灯具における導光体の取付け構造 - Google Patents

車両用灯具における導光体の取付け構造 Download PDF

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Description

本発明は、車両用灯具(例えば、自動車のドアミラー装置に取り付けられるサイドターンランプ)における導光体の取付け構造に関するものである。
車両(自動車)では、右左折又は進路の変更をすることを他の交通(車両又は歩行者)に示す必要がある。そして、照射した光が他の交通を妨げないものとして、灯光の色、明るさ等に関し、法規上の基準(定められた範囲において、すべての位置から見通すことができるものであること)が規定されている。
例えば、車両の両側面に設けられたサイドターンランプ(方向指示器)にあっては、30mの距離から昼間において点灯を確認できるものであり、かつ、その照射光が他の交通を妨げないものであることとされている。即ち、図10の(a)に示されるように、サイドターンランプ200の中心を通り、車両の進行方向に直交する水平線O1を含む、水平面より上方15度(θ1)の平面及び下方15度(θ1)の平面、及び図10の(b)に示されるように、サイドターンランプ200の中心を含む車両の進行方向に平行な鉛直面O2であって、サイドターンランプ200の中心より後方にあるものよりサイドターンランプ200の外側方向5度(θ2)の平面と、サイドターンランプ200の更に外側方向55度(θ3)の平面とで囲まれる範囲において、すべての位置から見通すことができるものであるとされている。
ところで、車両の両側面に設けられたドアミラー装置は路面から程よい高さにあるため、対向車や歩行者などの他の交通からも見易い。この高い視認性の利点に着目して、車両が右左折又は進路の変更をするときに発光する機能を取り付けたドアミラー装置が知られており、本出願人もサイドターンランプの出願を行っている(特許文献1を参照)。
上述したように、サイドターンランプは、車両の前後方向に対して斜め後方に形成される法規領域(第1領域R1)に、所定の光量で照射する必要がある。近時、他の交通の視認性の向上及び車両のデザイン性の向上の観点から、サイドターンランプ200の前方部分(法規領域以外の部分で、図10の(b)に示される第2領域R2)を発光させたいという要請が生じている(例えば、特許文献2を参照)。
特許文献2に開示された技術では、サイドターンランプのハウジングの全体に亘って導光体(光ファイバ)を配し、車両のボディ側に設けられた発光体から照射される光を導光体の端面部に入射させる。これによって導光体の全体から、法規領域(第1領域R1)とそれ以外の前方領域(第2領域R2)に光を照射している。
ここで、車両のサイドターンランプは、車両の大きさに合わせて各種のサイズのものが存している。上記した技術では、導光体の形状が複雑であるため、導光体の汎用性が低く、同一形状の導光体を異なるサイズのサイドターンランプに流用することは困難である。この結果、多種類の導光体を用意しなくてはならない。
特開2007−331610号公報 特開2008−226755号公報
本発明は上記した事情に鑑みてなされたものであり、異なる大きさの車両用灯具に対して、同じ長さの導光体を取り付けることができるようにすることを課題としている。
上記課題を解決するための本発明は、
車両に取り付けられる車両用灯具において、前記車両の外側領域に光を照射する導光体を灯具本体部に取り付けるための取付け構造であって、
全長に亘って外径が一定の棒形状で、軸方向の端面部から入射した光を少なくとも外周面部から出射することが可能な導光体に、予め複数用意された軸方向の長さが同一の又は異なるリング状の支持部材のうちから選択された2個の支持部材が前記導光体の軸方向の両端部に装着され、前記導光体と前記支持部材との重なり長さを調整することにより、全長を任意の長さに調整可能な導光体取付部が形成され、
前記導光体は、前記導光体取付部の形で前記灯具本体部に固定されることを特徴としている。
本発明に係る車両用灯具の取付け構造では、全長に亘って外径が一定の棒形状の導光体の軸方向の両端部に長さが同一又は異なる支持部材が装着され、導光体取付部の形で灯具本体部に固定される。このため、導光体の長さが一定のものであっても、各支持部材の重なり長さを調整することにより、導光体取付部の全長を任意の長さに調整することができる。即ち、異なる大きさの車両用灯具に対して同じ長さの導光体を取り付けることができる。これにより、導光体が1種類で済む。
前記支持部材は光を透過可能とすることができる。これにより、導光体の外周面部から出射する光が支持部材によって阻害されなくなり、照射する光量を低下するおそれが小さくなる。
また、前記支持部材は、着色透明部材よりなるようにすることもできる。これにより、各種の色調の光を照射することができる。また、色調の調整、変更も容易である。
そして、前記支持部材の外周面部にレンズカット部を設けてもよい。これにより、導光体の外周面部から照射する光の光量を増大することができる。
更に、前記導光体を、車両の前後方向に対して前記車両のドアミラー装置の前方に形成される領域に光を照射する導光体としてもよい。
自動車Cの斜視図である。 ミラー本体部102の正面図である。 第1実施例のサイドターンランプ1をミラー本体部102のハウジング2に取り付ける状態を示す図である。 サイドターンランプ1の分解斜視図である。 同じく断面図である。 (a),(b)は導光体7の断面図ある。 (a),(b)は、リフレクタ6の凹部33に導光体7を取り付ける状態の作用説明図である。 図7の側面図である。 (a)〜(c)は、導光体取付部301〜303をリフレクタ6,42,44の凹部33,43,45に収容した状態の断面図である。 (a)は自動車Cの正面図、(b)は同じく平面図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。本明細書では、主として自動車CのドアDに装着される車両用のドアミラー装置100及びドアミラー装置100に取り付けられるサイドターンランプ1(車両用灯具)について例示しているが、本発明はこれらに限定されるものではなく、特許請求の範囲の趣旨を逸脱しない限りにおいて、当業者の知識に基づく種々の変更が可能である。
本発明において、図1は自動車Cの斜視図、図2はミラー本体部102の正面図、図3は第1実施例のサイドターンランプ1をミラー本体部102のハウジング2に取り付ける状態を示す図、図4はサイドターンランプ1の分解斜視図、図5は同じく断面図である。
図1ないし図3に示されるように、車両用のドアミラー装置100は、自動車Cの両側に設けられたドアDにそれぞれ装着されている。ドアミラー装置100は、ドアDに取り付けられるミラーベース部101と、そのミラーベース部101に支持されるミラー本体部102とを備えている。ミラー本体部102は、自動車Cの後方に向けて取り付けられ、運転者又は搭乗者が後方を確認するためのミラー(図示せず)と、このミラーを保持するミラーホルダ(図示せず)と、ミラーの角度調整を行なうアクチュエータ(図示せず)と、方向指示器などの役割を担うサイドターンランプ1(車両用灯具の一例である。)と、それらの収納及び保護を図るハウジング2と、アクチュエータの取り付けられるフレームの役目を果たすものであって、これらミラー、アクチュエータ、及びサイドターンランプ1をハウジング2に連結する役目を担う取付け基盤(図示せず)と、その取付け基盤の一方の端部に取り付けられて、ミラー本体部102を、ミラーベース部101に対する使用状態と格納状態との間の位置で回転駆動させる電動格納装置103とを含み構成される。なお、ハウジング2は、その全体がベッセル形状(すり鉢状の容器形状)を呈するものであり、例えばプラスチック材にて一体的に成形することができ、予め定められた場所に窓部3(灯具取付部)が形成されている。この窓部3に対応してサイドターンランプ1が外部に露出するように装着され、この状態でサイドターンランプ1の発光体(後述)が点滅、点灯等することにより方向指示器等として機能し、他の交通に右左折又は進路変更などを示すこととなる。
本発明の実施例のサイドターンランプ1について説明する。図4及び図5に示されるように、サイドターンランプ1は、帯状形態をなすフレキシブル基板4と、そのフレキシブル基板4を取り付けて保持するベース部材5と、ベース部材5に取り付けられたフレキシブル基板4を覆う形で該フレキシブル基板4を収納するリフレクタ6と、リフレクタ6に収容される導光体7(例えば、光ファイバ)と、リフレクタ6を覆うレンズ部8とを備えている。
図4に示されるように、フレキシブル基板4を構成する薄い帯状で、折曲げ可能な基板本体9の一方側の面には、計4個の発光体(LED11,12,13,14)が取り付けられている。この基板本体9は、例えばポリイミド、ポリエステルなどをベースフィルムとした屈曲性に優れた銅張板よりなる。また、各LED11〜14は、表面実装型LEDである。基板本体9の一端部(後端部)から、各LED11〜14に電源を供給する2本のリード線15が延設されている。2本のリード線15は、コネクタ16に挿通されている。フレキシブル基板4の基板本体9の他端部(前端部。即ち、各リード線15が延設されていない側)にバックプレート17が固着され、このバックプレート17の部分に2個のLED11,12(第1発光体)が並んで取り付けられている。また、基板本体9の長手方向のほぼ中央部にバックプレート18が固着され、このバックプレート18の部分にLED13(第1発光体)が取り付けられている。更に、基板本体9の後端部にバックプレート19が固着され、このバックプレート19の部分にLED14(第2発光体)が取り付けられている。上記した4個のLED11〜14のうち、LED11〜13は、自動車Cの前後方向に対して斜め後方に形成される第1領域R1(法規領域。図10の(b)参照)に向かって光H1を照射するためのものであり、LED14は、自動車Cの前後方向に対してドアミラー装置100の前方に形成される第2領域R2(図10の(b)参照)に向かって光H2を照射し、サイドターンランプ1の装飾性を高めるためのものである。
次に、ベース部材5について説明する。図4及び図5に示されるように、ベース部材5は、ABS樹脂やASA樹脂等の熱可塑性樹脂で形成され、ドアミラー装置100を構成するハウジング2(図2参照)の形状に倣って、長手方向に湾曲した形状をなす。そして、ベース部材5のほぼ全領域に亘ってフレキシブル基板4を収納する収納凹部21が形成されている。収納凹部21には、3つの取付部22,23,24が、ベース部材5の長手方向に所定の間隔をおいて、収納凹部21の底面部から隆起する形で設けられている。これらの取付部22〜24に、フレキシブル基板4の各バックプレート17〜19が差し込まれる。これにより、フレキシブル基板4が、ベース部材5に対してずれないように保持される。
ベース部材5における収納凹部21の後端部には、フレキシブル基板4のリード線15を通し、コネクタ16を取り付けるための貫通孔25が設けられている。また、ベース部材5における収納凹部21の内壁面部には、リフレクタ6の係止爪26(後述)を係止する係止孔27が設けられている。更に、ベース部材5の外壁面部には、ベース部材5をハウジング2にねじ固定するねじ(図示せず)を通すための通し孔が設けられたブラケット28,29が設けられている。
次に、リフレクタ6について説明する。リフレクタ6は、金属、樹脂、セラミック等よりなる。そして、サイドターンランプ1の装飾性を考慮して、例えば蒸着、光沢塗装又はメッキ等を施した樹脂材料や、鏡面仕上げを施したアルミニウム等の金属材料とすることができる。図4及び図5に示されるように、リフレクタ6は、ベース部材5の湾曲状態に対応して長手方向に湾曲されている。リフレクタ6の両外壁面部には、弾性変形可能な係止爪26が設けられている。リフレクタ6は、係止爪26が、対応するベース部材5の係止孔27に係止されることにより固定される。リフレクタ6においてフレキシブル基板4のLED11,12,13と対応する位置には、それらを外部(第1領域R1)に露出させるための開口部31,32が設けられている。
また、リフレクタ6の表面部で、前述した第2領域R2に対応する部分には、棒状の導光体7を取り付けるための凹部33が設けられている。凹部33における長手方向の両端部の内壁面には、一対の爪部34が突出して対向配置されている。このため、凹部33において一対の爪部34の頂部34a同士の間隔は、凹部33の入口部及び底部と比較して狭くなっている(図8参照)。また、凹部33の長さL1は、導光体7の全長Kよりも少し長い(図9の(a)を参照)。
図8に示されるように、リフレクタ6は、フレキシブル基板4が取り付けられたベース部材5の収納凹部21を覆うようにして取り付けられる。そして、ベース部材5の収納凹部21の内壁面部に当接して弾性変形したリフレクタ6の係止爪26が、対応するベース部材5の係止孔27に入って弾性復元する。これにより、リフレクタ6の抜止めが図られる。このとき、フレキシブル基板4に取り付けられたLED11,12は、リフレクタ6の開口部31の部分に配置され、LED13はリフレクタ6の開口部32の部分に配置される。これにより、各LED11〜13から照射された光が、それぞれに対応する開口部31,32を通って外部(第1領域R1)に照射される。
次に、レンズ部8について説明する。図4及び図5に示されるように、リフレクタ6にレンズ部8が取り付けられる。レンズ部8は、例えば、ポリメタクリル酸メチル(PMMA)、ポリカーボネート(PC)、ポリプロピレン(PP)、ABS樹脂等の透明又は半透明の熱可塑性樹脂で形成され、ドアミラー装置100のハウジング2の形状に倣って湾曲した形状をなす。レンズ部8の裏面側でLED11,12と対向する部分には、多数の鋸刃状の突条を有するレンズカット部35が設けられている。LED11,12から照射された光は、レンズ部8のレンズカット部35で屈折し、クリアな光となって第1領域R1に照射される。レンズ部8により、リフレクタ6の開口部31,32が覆われ、露出状態の各LED11〜14が保護されるとともに、サイドターンランプ1の装飾性が向上する。
次に、本実施例のサイドターンランプ1に使用される導光体7について説明する。図4及び図5に示されるように、本実施例の導光体7は、全長に亘って一定の外径(6〜10mm)を有する棒形状で、光を透過可能な材質(例えば、アクリル、ポリカーボネート等の樹脂材)よりなる。そして、図6の(a)に示されるように、外周面部に凹凸部36を形成して粗面としたり、図6の(b)に示されるように、外周面部に光Laを散乱させるための散乱材37を添加している。この散乱材37として、例えば酸化アルミニウムや二酸化ケイ素等の金属酸化物粒子、ガラス微粉末等の無機化合物粒子が挙げられる。また、散乱材37の外径は、10〜100μmであることが望ましい。導光体7の一方側の端面部7aから入射した光Laは、凹凸部36で又は散乱材37に衝突して乱反射し、光Lbとなって導光体7の外周面部から出射する。
導光体7をリフレクタ6の凹部33に取り付けるときの作用を説明する。図7の(a)に示されるように、導光体7における軸方向の両端部に、それぞれ支持部材38,39が装着される。支持部材38,39はリング状で、例えば透明なアクリル樹脂よりなる。図8に示されるように、支持部材38,39の内径は導光体7の外径よりも僅かに大きく、支持部材38,39の外径はリフレクタ6の凹部33の内幅よりも少し小さい。また、支持部材38,39の外径は、凹部33における一対の爪部34の頂部34a同士の間隔よりも少し大きい。支持部材38,39は透明であるため、導光体7の外周面部の発光を阻害するおそれはない。
図8に示されるように、軸方向の両端部に支持部材38,39が装着された導光体7は、導光体取付部301の形となって、リフレクタ6の凹部33に収容される。このとき、支持部材38,39が一対の爪部34を押圧し、それらの頂部34a同士の間隔を押し広げる。支持部材38,39が一対の爪部34の部分を通過すると、一対の爪部34は弾性復元する。これにより、導光体取付部301がリフレクタ6の凹部33に抜止め状態で収容される。
図9の(a)に示されるように、導光体取付部301がリフレクタ6の凹部33に収容されたとき、導光体7の一方側の端面部7aがLED14と対向配置する。支持部材38がリング状であるため、LED14から照射された光Laは、支障なく端面部7aから導光体7に入射する。LED14から照射された光Laは、導光体7の外周面部に形成された凹凸部36により又は外周面部に添加された散乱材37に衝突して乱反射し、外部(第2領域R2)に出射する(図6参照)。このとき、外部に出射した光が、ドアミラー装置100の前方領域である第2領域R2に向かって直接的に又はリフレクタ6の凹部33の底面部に反射し、光H2となって照射される(図5参照)。これにより、サイドターンランプ1の装飾性が向上する。
ここで、自動車Cの大きさにより、ドアミラー装置100の大きさ(サイドターンランプ1のサイズ)が異なる場合がある。例えば、図9の(b)に示されるように、サイドターンランプ41におけるリフレクタ42の凹部43の長さL2が、サイドターンランプ1におけるリフレクタ6の凹部33の長さL1よりも長い場合(L2>L1)を考える。このサイドターンランプ41では、導光体7と支持部材38,39との重なり長さを調整することにより、前述したサイドターンランプ1における導光体7と同一のもの(同一長さKのもの)を使用することができる。即ち、図9の(b)に示されるように、導光体7における支持部材38,39の装着位置をずらし、支持部材38,39の端部38a,39aと導光体7の両端面部7a,7bとの間にそれぞれ隙間e1,e2を形成する。これにより、同一長さKの導光体7を使用して、全長の長い導光体取付部302が形成される(K+e1+e2>K)。換言すれば、リフレクタ42の凹部43の長さL2が長くなっている分を、支持部材38,39の隙間e1,e2を大きくしたことで相殺している。
そして、各種長さの支持部材38,39,46,47を予め用意しておくことができる。図9の(c)に示されるように、より長い長さL3を有するリフレクタ44の凹部45の場合、長さの長い支持部材46,47を使用することにより、それらの隙間e3,e4の長さを長くして、導光体取付部303の全長(K+e3+e4)を長くできる。各組の支持部材38,39,46,47の長さは、同一であっても異なっていてもよい。
上記した結果、サイドターンランプ1,41のサイズに拘らず、同一長さKの導光体7を使用できる。即ち、導光体7が1種類で済む。これにより、サイドターンランプ1,41の生産性の向上、コスト低減が図られる。
第1実施例のサイドターンランプ1の作用について説明する。図5に示されるように、車両の運転者がサイドターンランプ1のスイッチ(図示せず)を操作すると、各LED11〜14が発光する。LED11,12及びLED13は、車両の前後方向に対して所定角度で斜め後方に形成される第1領域R1に光H1を照射する。
また、図5及び図6に示されるように、LED14は導光体7の一方側の端面部7aに光Laを照射する。導光体7に入射した光Laは、外周面部に存する散乱材37に衝突して乱反射し、外周面部から外部に光Lbとなって出射する。これにより、自動車Cの前方領域(自動車Cの前後方向に対してドアミラー装置100の前方に形成される第2領域R2)に光H2が照射され、他の交通からの視認性が良好になる。
導光体7の外周面部から、リフレクタ6の側に向かう光はリフレクタ6で反射し、光H2となって第2領域R2を照射する。これにより、第2領域R2を照射する光H2の光量が増大する。
上記した第1実施例のサイドターンランプ1,41における支持部材38,39は、リフレクタ6,42の凹部33,43に設けられた爪部34によって固定される。しかし、別の固定手段によって支持部材38,39を固定してもよい。例えば、図7の(b)に示される第2実施例のサイドターンランプ48のように、支持部材38,39に脚部44,45を延設し、リフレクタ6の凹部33の底面部に設けられた相手部材(引掛け部49やスリーブ51と雄ねじ52との組合せ)と連結する形態であってもよい。
また、図7の(b)に示されるように、支持部材38,39の外周面部に、多数の四角錐形状のレンズカット部52を設けてもよい。これにより、導光体7の外周面部から照射された光H2がレンズカット部53で拡散し、その光量が増大する。
本明細書に記載した導光体7は、直線形状のものである。しかし、湾曲形状のものであってもよい。
本明細書では、車両用灯具としてドアミラー装置のサイドターンランプ1の場合を説明した。しかし、サイドターンランプ1以外の車両用灯具に、本発明に係る取付け構造を使用してもよい。
本発明に係る車両用灯具は、自動車のドアミラー装置におけるサイドターンランプとして使用することができる。
1,41,48 サイドターンランプ(車両用灯具)
6 リフレクタ(灯具本体部)
7 導光体
38,39,46,47 支持部材
53 レンズカット部
100 ドアミラー装置
301〜303 導光体取付部
C 自動車(車両)
H2,La 光
K 全長
R2 第2領域(前方に形成される領域)

Claims (5)

  1. 車両に取り付けられる車両用灯具において、前記車両の外側領域に光を照射する導光体を灯具本体部に取り付けるための取付け構造であって、
    全長に亘って外径が一定の棒形状で、軸方向の端面部から入射した光を少なくとも外周面部から出射することが可能な導光体に、予め複数用意された軸方向の長さが同一の又は異なるリング状の支持部材のうちから選択された2個の支持部材が前記導光体の軸方向の両端部に装着され、前記導光体と前記支持部材との重なり長さを調整することにより、全長を任意の長さに調整可能な導光体取付部が形成され、
    前記導光体は、前記導光体取付部の形で前記灯具本体部に固定されることを特徴とする車両用灯具における導光体の取付け構造。
  2. 前記支持部材は光を透過可能であることを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具における導光体の取付け構造。
  3. 前記支持部材は、着色透明部材よりなることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用灯具における導光体の取付け構造。
  4. 前記支持部材の外周面部にレンズカット部が設けられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の車両用灯具における導光体の取付け構造。
  5. 車両の前後方向に対して前記車両のドアミラー装置の前方に形成される領域に光を照射する導光体であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の車両用灯具における導光体の取付け構造。
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