JP4865798B2 - ラベル貼付け装置 - Google Patents
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Description
上記ラベル連続体の移送およびラベル片の剥離にあたっては通常、回転可能な移送輪にラベル連続体ないし台紙を係合させ、操作レバーの操作によって移送輪をラベル片のピッチで回転および停止させることにより、ラベル連続体を下流方向に順次移送し、転向ピンなどにおいて台紙のみを後方に転向させ、前方に進んだラベル片を台紙から剥離するものである。
すなわち、剥離されて装置本体ハウジングの外部に一部が突出しているラベル片の貼付け操作の際に、装置本体ハウジング内に位置しているラベル連続体が、この貼り付けられるラベル片に引っ張られてその停止位置がずれる可能性があり、つぎの印字動作の際に印字位置がずれたり、さらに移送および剥離動作に支障を生ずる可能性があるという問題がある。
とくに、ラベル片の裏面に塗布された粘着剤が強粘着性の場合や、隣り合うラベル片どうしの間の切断が不十分で、いわゆる糊切れが悪い場合などには、後続のラベル片が引き出されてしまう可能性が高いという問題がある。
さらに、当該ラベル貼付け装置は、ラベル片を剥離したのちの台紙のみを移送輪に係合してラベル連続体を移送するタイプのものはもちろん、ラベル片を剥離する前後においてともに移送輪にラベル連続体を係合してこれを移送するタイプのものにも適用可能である。
さらに、当該ラベル貼付け装置は、ラベル片を剥離したのちの台紙のみを移送輪に係合してラベル連続体を移送するタイプのものはもちろん、ラベル片を剥離する前後においてともに移送輪にラベル連続体を係合してこれを移送するタイプのものにも適用可能である。
また、第二の発明によるラベル貼付け装置においては、ラベル連続体を、その停止状態においてロックするラベルストッパー機構を設けたので、剥離されたラベル片を貼り付ける際にも、後続のラベル連続体ないしラベル片が前方に引っ張られることなく、すなわち、装置本体ハウジング内部に停止しているラベル連続体および台紙の位置がずれることなく、つぎの印字、移送および剥離動作を的確に行うことができる。
さらに、第三の発明によるラベル貼付け装置においては、移送輪による移送にともなってラベル連続体がその上を通過するプラテンに、その幅に応じて取り替え可能な幅ガイド部材などを有するラベルガイド機構を設けたので、複数種の幅を有するラベル連続体を装填しても適正にこれをガイドすることができるとともに、一台のラベル貼付け装置を複数種のラベル連続体用として使用することが可能となる。
図1は、ラベル貼付け装置1の断面側面図であって、ラベル貼付け装置1は、装置本体ハウジング2と、操作レバー3と、ラベル供給部4と、移送輪5と、ストッパー付き駆動機構6と、ラベルストッパー機構7と、印字機構8(印字スタンプ機構)と、剥離機構9と、ラベルガイド機構10と、貼付けローラー11と、を有する。
ラベル連続体Cは、帯状の台紙Sに複数枚のラベル片Lを仮着したもので、ラベル供給部4にロール状に巻かれて装填され、ラベル供給部4から装置本体ハウジング2内の移送路17に繰り出される。
移送路17は、ラベル供給部4からラベルストッパー機構7および印字機構8の部分を通り、剥離機構9では台紙Sのみが後方に折り返して移送輪5に係合し、アーム連結部16と排出ガイド部18との間から装置本体ハウジング2の外部に台紙Sが排出されるような経路を取る。
操作レバー3の握持時に印字機構8によるラベル連続体C(ラベル片L)への印字を行い、その開放によりラベル連続体Cの下流方向への移送および台紙Sからのラベル片Lの剥離を行って、グリップ12および操作レバー3の開放状態のままラベル貼付け装置1全体を任意の物品(図示せず)に当接し、貼付けローラー11によるラベル片Lの貼付けを可能とする。
プラテンユニット19においては、そのユニット本体20が移送路17の左右一対のガイドブラケット21を有するとともに、ガイドブラケット21の間の前方部分(下流部分)に、印字機構8のプラテン22を一体に有する。
左右一対のガイドブラケット21は、移送輪5をその回転軸23まわりに回転可能に支持しているとともに、移送輪5の上方部を覆うように円弧状の台紙ガイドカバー24を取り付け、移送輪5との間に台紙Sを通過可能とする。
移送輪5は、その円周面に等角度間隔でラベル片Lのピッチに応じて形成した係合爪5Aに台紙Sを係合可能とし、操作レバー3の握持および開放にともなう回転により台紙Sつまりラベル連続体Cを下流方向に移送可能である。
なお、ユニット本体20の下方部において移送輪5の下方部に突き出した一対の逆転防止爪25が移送輪5の左右円周方向に形成した逆転防止溝26に順次係合可能となっており、移送輪5の上流側方向への逆転動作を防止している。さらに移送輪5は、ストッパー付き駆動機構6の作用(後述)により、操作レバー3を握持操作していない停止状態では、ラベル連続体C(台紙S)の下流方向への移送方向回転(正転方向回転)も阻止されることになる。
このストッパー付き駆動機構6は、左右一対の移送アーム27と、往復動規制プレート28と、を有し、移送アーム27が移送輪5に係脱してラベル片Lのピッチごとに、移送輪5を回転駆動可能とするとともに、その停止状態をロックして台紙Sの下流方向への移送を阻止可能とするものである。
すなわち、移送アーム27および往復動規制プレート28は、その固定端部においてこれを連結して所定の相対角度を得るように一体形成しているとともに、操作レバー3のアーム連結部16の先端部に設けた移送アーム軸29にその固定端部を連結して操作レバー3に連結し、その操作にともなって所定の軌道を往復動するようになっている。
移送アーム27には、その自由端部に、移送爪部27Aと、ストッパー爪部27Bと、先端当接部27Cと、を形成してある。
また、移送輪5の左右側面それぞれから突出するように放射状に形成した放射状リブ30のそれぞれには、移送方向係合部30Aおよびストッパー方向係合部30Bを形成し、隣り合う放射状リブ30の移送方向係合部30Aとストッパー方向係合部30Bとが移送輪5の回転方向において互いに対向するようにしてある。
移送爪部27Aは、移送方向係合部30Aに係脱して移送輪5を回転させ、台紙Sを下流方向に移送可能である。
ストッパー爪部27Bは、ストッパー方向係合部30Bに係脱して、台紙Sの下流方向への移動を阻止可能である。
先端当接部27Cは、ラベル連続体Cの停止状態をロックするためのラベルストッパー機構7に接離する(後述)。
すなわち往復動規制プレート28には、その自由端部に左右一対の規制用突起28Aを形成し、ガイドブラケット21の後方底部の左右両側部に形成した規制用長窓21Aにこの規制用突起28Aが係合して、操作レバー3の操作にともなって往復動規制プレート28を規制用長窓21Aに沿って往復動させるとともに、往復動規制プレート28と移送アーム軸29において一体の移送アーム27を所定の軌道に往復動させる。
なお、往復動規制プレート28の後端部には、台紙切断用鋸歯部31を形成してある。
すなわち、ラベルストッパー機構7は、上記移送アーム27と、左右一対のストッパー部材33と、左右一対の弾性部材34(コイルスプリング)と、左右一対のストッパーレバー35(図1)と、を有する。
往復動部材36は、左右のガイドブラケット21にそれぞれ形成した収容窓21Bに、コイルスプリング34とともにこれを収容し、コイルスプリング34の付勢力により往復動部材36(ストッパー部材33)を、押圧基板37(押圧部材38)がラベル連続体Cの台紙Sの裏面から離間する方向に移動可能とし、また、コイルスプリング34の付勢力に抗してラベル連続体Cを押し付ける方向に往復動可能とする。ただし、コイルスプリング34の付勢力は、前記圧縮スプリング14の付勢力より小さくこれを設定してあり、操作レバー3を操作しない停止状態では押圧部材38が台紙Sの裏面およびストッパーレバー35に所定押圧力で当接している。
往復動部材36の後端部には、往復動部材36の本体に対して直角に折れ曲がる後端当接部36Aを形成し、この後端当接部36Aに移送アーム27の先端当接部27Cが接離可能とし、この接離にともなってラベル連続体Cを押圧およびその解除を可能とする。
押圧基板37は、移送アーム27の先端当接部27Cが往復動部材36の後端当接部36Aをコイルスプリング34の付勢力に抗してラベル連続体C方向に押圧したときに、その押圧部材38が台紙Sの裏面に所定押圧力で当接し、ストッパーレバー35との間でラベル連続体Cを挟みこみ、ラベル連続体Cの停止状態をロック可能である。
押圧部材38は、このロック状態を確保するためにゴム材その他の柔軟部材を採用することが望ましい。
さらにストッパーレバー35は、プラテン22上を移送されて行くラベル連続体C上を転がってこれを上方から押さえ可能な自由回転する押さえローラー41を有するとともに、その先端部に押さえ先端部35Aを形成して、プラテン22上にラベル連続体Cを安定して移送させ、印字機構8による印字作用を確実にしている。
なお、巻バネ40の一端を掛けたバネ留めピン42には、ストッパーレバー35も当接可能であり、操作レバー3を操作しない停止状態でストッパーレバー35がストッパーレバー軸39のまわりに図1中時計方向に回動し、このバネ留めピン42にストッパーレバー35が当接して停止しており、この停止状態では押さえローラー41とプラテン22上のラベル連続体Cとの間にはわずかに隙間がある。
また、装置本体ハウジング2には、レバーストッパーピン43を設けておき、プラテンユニット19(プラテン22)を開放したときに、ストッパーレバー35が図1中反時計方向に所定姿勢以上回動しないようにしている。
操作レバー3の握持操作により、印字器44がインキローラー46によりインキを塗布されてプラテン22上のラベル連続体C(ラベル片L)に所定の印字をスタンプする。
図5および図6は、図4のV−V線断面図であって、ラベルガイド機構10は、プラテン22(プラテンユニット19)に着脱可能であるとともに、ラベル連続体Cの幅に応じて交換可能な幅ガイド部材48を有する。なお、図5は、幅ガイド部材48をプラテンユニット19(ユニット本体20)に組み付ける前の状態を示し、図6は、組み付けた後の状態を示している。
さらに、プラテン22の左右側部とガイドブラケット21との間には、幅規制部50を挿入し、係合固定するための着脱窓52を貫通形成してある。左右一対の幅規制部50からつまみ部51にかけて形成したそれぞれの外方壁面50Bが、着脱窓52のガイドブラケット21側のそれぞれの外方壁面52Aに沿って係合する(図6)。さらに幅規制部50は、プラテン22の両側のガイドブラケット21に形成したプラテン側係合部21Cに係脱可能なガイド側係合部50Cを有する。
また、とくに図6に示すように、着脱窓52においては、ここに幅ガイド部材48の幅規制部50が挿入係合されても、内方壁面50Aとプラテン22の外方壁面22Aとの間には所定の空間部(隙間)が残るようにしてあり、幅規制部50の厚さ(ラベル連続体Cの幅方向の厚さ)が異なる複数パターンの幅ガイド部材48を受け入れ可能としているとともに、着脱窓52への幅ガイド部材48の着脱を容易としている。
なお、ガイド側係合部50Cの内方側には、ラベル連続体Cが装填時にプラテン22に向かってガイドされやすいように、かつ幅規制部50が着脱窓52に挿入されやすいようにテーパー面50Dを形成してある。
さらにプラテンユニット19は、移送アーム27を操作レバー3に連結する移送アーム軸29おいて装置本体ハウジング2に対してこれを開閉可能とし、装置本体ハウジング2内へのラベル連続体Cの装填を可能とする。
図7は、操作レバー3を開放した(操作レバー3を握持していない)状態(停止状態ないし待機状態)の要部断面側面図、図8は、操作レバー3をわずかに握持した状態の要部断面側面図、図9は、操作レバー3を最後まで握持しきった状態の要部断面図である。
とくに図7および図1に示すように、操作レバー3の開放状態では、圧縮スプリング14の付勢力により操作レバー3からアーム連結部16を介してストッパー付き駆動機構6の移送アーム27が、移送輪5の放射状リブ30(移送方向係合部30A)およびラベルストッパー機構7の往復動部材36に係合当接している。
すなわち、移送アーム27の移送爪部27Aが移送輪5における放射状リブ30の移送方向係合部30Aに係合しているが、ストッパー爪部27Bが放射状リブ30のストッパー係合部30Bに係合しているので、移送輪5は、その下流側への回転を阻止され、台紙Sを台紙切断用鋸歯部31において切断する操作を行っても、台紙Sがラベル貼付け装置1(装置本体ハウジング2)の外方に引かれることはなく、装置本体ハウジング2内部のラベル連続体Cがその停止状態を保持してずれることがない。したがって、つぎの操作レバー3の握持操作による印字、移送および剥離動作に支障が出ることはない。
さらに、移送アーム27の先端当接部27Cがストッパー部材33の往復動部材36(後端当接部36A)に当接して、コイルスプリング34の付勢力に抗してストッパー部材33全体をラベル連続体Cを介してストッパーレバー35の方向にラベル連続体Cを押し付けるので、ラベル連続体Cをプラテン22上の所定の位置に停止状態にブレーキをかけたままとしておくことができる。
なお、往復動規制プレート28は規制用長窓21A内を規制されつつ移動し、移送アーム27を所定の姿勢に保持する。
さらに、移送アーム27の先端当接部27Cがラベルストッパー機構7におけるストッパー部材33の往復動部材36の後端当接部36Aから離反し、往復動部材36はコイルスプリング34の付勢力により押圧基板37(押圧部材38)がラベル連続体Cの台紙Sの裏面から離反し、押圧部材38とストッパーレバー35との間で挟持してブレーキを掛けていた状態を解除し、ラベル連続体Cの移送が可能な状態とする。
また、ラベル連続体Cを介したストッパーレバー35とストッパー部材33との係合が解除されたことにより、ストッパーレバー35が巻バネ40の付勢力によりストッパーレバー軸39のまわりに図中反時計方向にわずかに回動する結果、ストッパーレバー35の押さえローラー41がラベル連続体Cの表面(ラベル片L)に所定押圧力で当接してプラテン22側にラベル連続体Cを押し付け、ラベル連続体Cの移送にともなって押さえローラー41がラベル連続体C上を回転可能となる。
したがって、ラベル連続体Cの台紙Sが下流側に向かって移送されることになり、移送アーム27および往復動規制プレート28が図1および図7に示す原位置に戻った状態では、移送アーム27の移送爪部27Aが放射状リブ30の放射状リブ30の移送方向係合部30Aに係合しても、ストッパー爪部27Bがストッパー係合部30Bに係合することになるので移送輪5の移送方向への回動を阻止し、この状態で台紙Sを台紙切断用鋸歯部31の部分で切断しようとしても、台紙Sが下流側に引っ張れることがなく、すなわち、ラベル連続体C全体が移送方向に進むことはなく、既述した印字ずれなどの問題は発生しない。
ラベル連続体C(ラベル片L)の幅が異なるものをラベル貼付け装置1(ラベル供給部4)に装填する場合には、ラベルガイド機構10におけるガイドブラケット21のプラテン側係合部21Cから、幅ガイド部材48の幅規制部50のガイド側係合部50Cを外すとともに、幅ガイド部材48の基板部49をプラテン22の下方における垂直リブ53の係合凹部53Aから外して、幅規制部50を着脱窓52を通過させて幅ガイド部材48をプラテン22(プラテンユニット19)から取り外す。
ついで、新しいラベル連続体Cの幅に対応した左右一対の幅規制部50の間隔Wを有する新しい幅ガイド部材48を図5に示すように、プラテンユニット19(プラテン22)の下方から着脱窓52に挿入すれば、幅規制部50のガイド側係合部50Cがガイドブラケット21のプラテン側係合部21Cに係合するとともに、基板部49が垂直リブ53の係合凹部53Aに係合し、幅ガイド部材48をプラテン22の下方部分に固定して、新しい幅規制部50の内方壁面50Aが新しい幅のラベル連続体Cを適正に幅規制してガイドすることができる。
したがって、一台のラベル貼付け装置1により複数の幅を有する各種のラベル連続体Cを装填して、印字、移送、剥離および貼付け操作を行うことができる。
また、複数種のラベル連続体Cを一台のラベル貼付け装置1に装填可能であるため、印字器44として、ラベル連続体Cの幅が狭いものあるいは広いものに応じて任意の段数、たとえば一列に印字を行う一列タイプ(一段型)、あるいは二列に印字を行う二列タイプ(二段型)などを同じ装置本体ハウジング2(操作レバー3のヨーク部15)に選択的に装備することが可能となる。
2 装置本体ハウジング
3 操作レバー
4 ラベル供給部
5 移送輪
5A 移送輪5の係合爪(図2)
6 ストッパー付き駆動機構
7 ラベルストッパー機構
8 印字機構(印字スタンプ機構)
9 剥離機構
10 ラベルガイド機構(図5、図6)
11 貼付けローラー
12 グリップ
13 操作レバー軸
14 圧縮スプリング
15 操作レバー3のヨーク部
16 操作レバー3のアーム連結部
17 ラベル連続体Cの移送路
18 排出ガイド部
19 プラテンユニット(図2、図3)
20 ユニット本体
21 ガイドブラケット
21A ガイドブラケット21の規制用長窓
21B ガイドブラケット21の収容窓
21C ガイドブラケット21のプラテン側係合部
22 プラテン
22A プラテン22の外方壁面
23 移送輪5の回転軸
24 台紙ガイドカバー
25 逆転防止爪
26 逆転防止溝
27 ストッパー付き駆動機構の移送アーム
27A 移送アーム27の移送爪部
27B 移送アーム27のストッパー爪部
27C 移送アーム27の先端当接部
28 往復動規制プレート
28A 往復動規制プレート28の規制用突起
29 移送アーム軸
30 移送輪5の放射状リブ
30A 放射状リブ30の移送方向係合部
30B 放射状リブ30のストッパー係合部
31 台紙切断用鋸歯部
32 移送機構
33 ラベルストッパー機構7のストッパー部材
34 コイルスプリング(弾性部材)
35 ストッパーレバー
35A ストッパーレバー35の押さえ先端部
36 往復動部材
36A 往復動部材36の後端当接部
37 押圧基板
38 押圧部材
39 ストッパーレバー軸
40 巻バネ
41 押さえローラー
42 バネ留めピン
43 レバーストッパーピン
44 印字器
45 ローラー軸
46 インキローラー
47 転向ピン
48 ラベルガイド機構10の幅ガイド部材(図5、図6)
49 幅ガイド部材48の基板部
50 幅ガイド部材48の幅規制部
50A 幅規制部50の内方壁面
50B 幅規制部50の外方壁面
50C 幅規制部50のガイド側係合部
50D 幅規制部50のテーパー面
51 幅ガイド部材48のつまみ部
52 着脱窓
52A 着脱窓52の外方壁面
53 垂直リブ
53A 垂直リブ53の係合凹部
C ラベル連続体
L ラベル片
S 台紙
W 幅規制部50における左右一対の内方壁面50Aの間の間隔(図5、図6)
Claims (21)
- 装置本体ハウジングを有し、
帯状の台紙に複数枚のラベル片を仮着したラベル連続体をこの装置本体ハウジング内において移送するとともに、前記台紙から前記ラベル片を剥離して物品に貼り付け可能とするラベル貼付け装置であって、
前記装置本体ハウジングに対して操作可能な操作レバーと、
前記台紙に係合し、この操作レバーの握持および開放にともなって前記台紙を下流方向に移送可能な移送輪と、
前記操作レバーに連結して所定の軌道を往復動する移送アームと、を有し、
この移送アームは、
前記移送輪に形成した移送方向係合部に係脱して前記移送輪を回転させ前記台紙を前記下流方向に移送可能とする移送爪部と、
この移送方向係合部に対向して前記移送輪に形成したストッパー方向係合部に係脱して前記台紙の前記下流方向への移動を阻止可能とするストッパー爪部と、からなるストッパー付き駆動機構と、を具備し、
前記移送方向係合部および前記ストッパー方向係合部は、
前記移送輪の側面に放射状に形成した放射状リブにこれを形成したことを特徴とするラベル貼付け装置。 - 前記移送アームは、
前記移送輪に対して所定の軌道を描くように前記移送アームを案内する往復動規制プレートと一体に往復動することを特徴とする請求項1記載のラベル貼付け装置。 - 前記移送アームおよび前記往復動規制プレートはともに、
前記操作レバーに設けた移送アーム軸において前記操作レバーに連結していることを特徴とする請求項2記載のラベル貼付け装置。 - 前記移送アームは、
前記移送方向係合部および前記ストッパー方向係合部に係脱可能な可撓性部材からこれを構成したことを特徴とする請求項1記載のラベル貼付け装置。 - 前記移送アームは、
前記ラベル連続体の停止状態をロックするためのラベルストッパー機構に接離する先端当接部を有することを特徴とする請求項1記載のラベル貼付け装置。 - 前記ラベル片に所定の印字を行う印字機構を設け、
この印字機構のプラテンを有するプラテンユニットに、前記移送輪とともに前記ストッパー付き駆動機構を組み込んであることを特徴とする請求項1記載のラベル貼付け装置。 - 前記台紙から前記ラベル片を剥離するための剥離機構を設け、
前記ラベル連続体が通過するプラテンの先端部にこの剥離機構を取り付けたプラテンユニットに、前記移送輪とともに前記ストッパー付き駆動機構を組み込んであることを特徴とする請求項1記載のラベル貼付け装置。 - 前記操作レバーに設けた移送アーム軸に移送アームを取り付け、前記操作レバーの握持および開放にともなってこの移送アームにより前記移送輪を回転可能とするとともに、
前記プラテンユニットは、この移送アーム軸おいて前記装置本体ハウジングに対してこれを開閉可能とすることを特徴とする請求項6あるいは7記載のラベル貼付け装置。 - 装置本体ハウジングを有し、
帯状の台紙に複数枚のラベル片を仮着したラベル連続体をこの装置本体ハウジング内において移送するとともに、前記台紙から前記ラベル片を剥離して物品に貼り付け可能とするラベル貼付け装置であって、
前記装置本体ハウジングに対して操作可能な操作レバーと、
前記台紙に係合し、この操作レバーの握持および開放にともなって前記ラベル連続体を下流方向に移送可能な移送輪と、
前記台紙の裏面に押圧可能な押圧部材を有し、
前記移送輪の回転に同期して前記ラベル片のピッチごとに、前記ラベル連続体の移送を可能とするとともに、その停止状態をロックして前記ラベル連続体の前記下流方向への移送を阻止可能なラベルストッパー機構と、
を有することを特徴とするラベル貼付け装置。 - 前記ラベルストッパー機構は、
前記操作レバーに連結して所定の軌道を往復動する移送アームと、
この移送アームに形成した先端当接部が接離するとともに、この接離にともなって前記ラベル連続体を押圧およびその解除を可能とするストッパー部材と、
このストッパー部材を前記ラベル連続体から離間する方向に付勢する弾性部材と、
前記ラベル連続体に対してこのストッパー部材の反対側に位置し、このストッパー部材との間に前記ラベル連続体を押圧およびその解除を可能とするストッパーレバーと、を有することを特徴とする請求項1記載のラベル貼付け装置。 - 前記ストッパーレバーは、
前記ストッパー部材に向かって常時これを付勢してあることを特徴とする請求項1記載のラベル貼付け装置。 - 前記ストッパーレバーは、
前記装置本体ハウジングに設けたストッパーレバー軸のまわりにこれを回動可能とするとともに、前記ラベル連続体上を転がってこれを押さえ可能な押さえローラーを有することを特徴とする請求項1記載のラベル貼付け装置。 - 前記ラベル片に所定の印字を行う印字機構を設け、
この印字機構のプラテンを有するプラテンユニットに、前記移送輪とともに前記移送アームおよび前記ストッパー部材を組み込んであることを特徴とする請求項1記載のラベル貼付け装置。 - 前記台紙から前記ラベル片を剥離するための剥離機構を設け、
前記ラベル連続体が通過するプラテンの先端部にこの剥離機構を取り付けたプラテンユニットに、前記移送輪とともに前記移送アームおよび前記ストッパー部材を組み込んであることを特徴とする請求項1記載のラベル貼付け装置。 - 前記プラテンユニットは、
前記移送アームを前記操作レバーに連結する移送アーム軸において前記装置本体ハウジングに対してこれを開閉可能とすることを特徴とする請求項4あるいは5記載のラベル貼付け装置。 - 装置本体ハウジングを有し、
帯状の台紙に複数枚のラベル片を仮着したラベル連続体をこの装置本体ハウジング内において移送するとともに、前記台紙から前記ラベル片を剥離して物品に貼り付け可能とするラベル貼付け装置であって、
前記装置本体ハウジングに対して操作可能な操作レバーと、
前記台紙に係合し、この操作レバーの握持および開放にともなって前記台紙を下流方向に移送可能な移送輪と、
この移送輪による移送にともなって前記ラベル連続体がその上を通過するプラテンと、
このプラテンに設けるとともに、前記ラベル連続体が有する複数の幅についてその幅方向を規制可能なラベルガイド機構と、
前記ラベルガイド機構は、
前記プラテンに着脱可能であるとともに、前記ラベル連続体の幅に応じて交換可能な幅ガイド部材を有することを特徴とする請求項1記載のラベル貼付け装置。 - 前記幅ガイド部材は、
前記プラテンに沿って延びる基板部と、
この基板部の両端部から前記プラテンの表面側に延びる左右一対の幅規制部と、
この基板部の両端部からこの幅規制部とは反対側に延びる左右一対のつまみ部と、を有することを特徴とする請求項1記載のラベル貼付け装置。 - 前記幅規制部は、
前記ラベル連続体の幅を規制して前記ラベル連続体をガイドするとともに、前記プラテンの両側に形成したプラテン側係合部に係脱可能なガイド側係合部を有することを特徴とする請求項1記載のラベル貼付け装置。 - 前記ラベル片に所定の印字を行う印字機構を設け、
この印字機構のプラテンを有するプラテンユニットに、前記移送輪とともに前記ラベルガイド機構を組み込んであることを特徴とする請求項1記載のラベル貼付け装置。 - 前記台紙から前記ラベル片を剥離するための剥離機構を設け、
前記ラベル連続体が通過するプラテンの先端部にこの剥離機構を取り付けたプラテンユニットに、前記移送輪とともに前記ラベルガイド機構を組み込んであることを特徴とする請求項1記載のラベル貼付け装置。 - 前記操作レバーに設けた移送アーム軸に移送アームを取り付け、前記操作レバーの握持および開放にともなってこの移送アームにより前記移送輪を回転可能とするとともに、
前記プラテンユニットは、この移送アーム軸おいて前記装置本体ハウジングに対してこれを開閉可能とすることを特徴とする請求項3あるいは4記載のラベル貼付け装置。
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