JP4865323B2 - 図形情報処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ある実体を表すモデルを生成するためのモデリングツールに関し、特に複数のモデリング言語をサポート可能なモデリングツールに関する。
ある実体に関するモデルを図で表現する場合について説明する。図は複数の図形の組み合わせである。モデルに現れる要素はクラス(概念)と、クラス間の関連として整理することができる。これをメタモデルと呼ぶ。モデルを表現するための図には表記法がある。メタモデルと表記法を合わせてモデリング言語と呼ぶ。
たとえば組織を表すメタモデルをUML(Unified Modeling Language)のクラス図を用いて図2のように定義したとする。図2では、要素として「組織」クラスと「人」クラスがあり、「人」クラスは、サブクラスとして「管理者」と「担当者」を含んでいる。図2の例では、ある「組織」は他の「組織」に「所属する」との関係があり、また、「人」はいずれかの「組織」に「所属する」との関係がある。更に、「管理者」は「担当者」又は他の「管理者」を「管理する」との関係がある。
図2のメタモデルに実体を当てはめて例えば図5のようなモデルを生成したと考える。図5では、具体的な組織間の所属関係と、人と組織の所属関係、担当者・管理者間の管理関係が規定されている。この図5のようなメタモデルを実体化したモデルに対する表記法は複数存在し得る。たとえば図3のように、包含関係のような図を用いて表現すこともできるし、図4のように、ツリーのような図を用いて表現することもできる。図3と図4はいずれも図5のUMLのモデルを別の表記法で表している。
従来のモデリングツール作成装置では、メタモデルを格納する手段と、モデルを操作するためのインタフェースと、モデルを格納するための手段を持ち、異なる種類のメタモデルに則ったモデルを格納することによって、複数の異なるモデリング言語をサポートするモデリングツールを作成するための方法を提供していた(例えば、特許文献1)。
ビジュアル言語は2次元もしくはそれ以上の次元を用いる言語である。モデリング言語はモデリングするためのビジュアル言語と言える。ビジュアル言語は複数の図形の組み合わせで表現される。そして、これら複数の図形を解析規則によって解析するCMG(Constraint Multiset Grammars)という方法も提案されている(例えば、非特許文献1)。CMGはテキスト言語の構文解析器において下位のトークンを組み合わせて上位のトークンを組み立てていく方法のビジュアル言語版であると考えるとよい。
特表2002−528789号公報 第6頁〜7頁、第2図 Kim Marriott著「Constraint Multiset Grammars」1994 IEEE Symposium on Visual Languages予稿集、1994年、P118〜125
特許文献1の従来技術を用いて、同一のメタモデルを共有する、複数の異なるモデリング言語をサポートするモデリングツールを作成するためには、表記法ごとに、個別にモデルを入力するための手段と、モデルを表示するための手段を実装しなければならないという問題点があった。
また、非特許文献1の従来技術は、メタモデルと解析規則について明確に分離されておらず、同一のメタモデルを共有する複数の表記法の解析規則を定義するためには冗長な定義が必要になるという問題点があった。
この発明は、例えば、上記のような問題点を解決することを主な目的としており、モデリングツールの開発を効率化するとともに、モデル生成の際の処理を効率化することを主な目的とする。
本発明に係る図形情報処理装置は、
モデル生成のためのメタモデルを格納するメタモデル格納部と、
それぞれが異なる表記法に対応し、対応する表記法により記述された図形を解析するための複数の解析規則を格納する解析規則格納部と、
複数の要素及び要素間の関係をいずれかの表記法に従って複数の図形として記述した図形情報を取得するモデル操作部と、
前記メタモデル格納部に格納されているメタモデルと前記解析規則格納部に格納されている複数の解析規則のうち図形情報の表記法に対応する解析規則とに基づき、前記モデル操作部により取得された図形情報の各図形を解析し、図形情報に記述されている複数の要素及び要素間の関係を抽出し、抽出した複数の要素及び要素間の関係を表すモデルを生成するモデル生成部とを有することを特徴とする。
本発明によれば、一つの表記法に従った図形情報を入力すれば、その表記法に従った解析規則とメタモデルとから当該図形情報を解析してモデルを生成することができ、これにより、図形情報の入力手段を表記法ごとに開発する必要がなく、図形情報の入力手段をすべての表記法で共通化することができる。また、解析規則の定義にあたっては、メタモデルと複数の解析規則とを分離して格納することにより、複数の表記法が共有するメタモデルを共通に定義できるので、表記法ごとに重複した要素や要素間の関連を定義する必要がない。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る図形情報処理装置110の構成例を示す構成図である。
図1において、図形情報処理装置110は図形の組み合わせからなる図形情報とモデルとの間の変換を行うための装置である。ここで、図形情報とは、例えば、図3又は図4に示すように、特定のモデルを特定の表記法に従って描画した情報であり、複数の図形から構成される情報である。
メタモデル格納部111は、図2に示すようなメタモデル130を格納する。メタモデル130はメタモデル格納部111に格納可能な形式で記述した、メタモデルである。メタモデルはUMLのクラス図をXMI(XML Metadata Interchange)形式で記述したものであってもよい。
解析規則格納部112は、複数の解析規則を格納する。解析規則は、図1に示すように表記法に応じて、表記法1用解析規則140a〜表記法N用解析規則140nと複数存在する。表記法1用解析規則140a、表記法N用解析規則140nは解析規則格納部112に格納可能な形式で記述した、表記法1、表記法Nのための解析規則である。図1ではメタモデル1つに対して複数の解析規則が存在することを表しているが、メタモデル格納部111は複数のメタモデルを格納してもよい。
なお、解析規則の詳細については後述する。
モデル操作部113は、モデリングツールとのインタフェースである。モデル操作部はAPI(Application Programming Interface)やウェブサービスなど、外部のプログラムとのやりとりが可能な方法であればどのようなものであってもよい。
モデル生成部114は、メタモデルと解析規則を用いて、与えられた図形情報から図5に示すようなモデルを生成する。
モデル格納部115は、モデル生成部114により生成されたモデルを格納する。
モデリングツール120は、例えば、図形情報処理装置110を利用して個別に開発する、モデリングを行うためのアプリケーションプログラムである。モデル表示部121はモデルを表記法に従って図形情報に変換し、変換後の図形情報をユーザに表示する。図1では、複数の表記法に対応して複数のモデル表示部121が装備されている。つまり、モデル表示部(1)は、例えば、図3の表記法に対応しており、モデルを図3の表記法に従って図形情報に変換し表示し、モデル表示部(2)は、例えば、図4の表記法に対応しており、モデルを図4の表記法に従って図形情報に変換し表示する。モデル入力部122はモデル生成の元になる図形情報をユーザが入力するためのユーザインタフェースである。
図1ではメタモデル、解析規則をローカルに作成するイメージで描かれているが、メタモデル、解析規則はネットワーク上で公開し、必要に応じてダウンロードしてもよい。
ここで、解析規則について説明する。
モデルを表現するための図には表記および解析のためのルールがある。これを解析規則と呼ぶ。解析規則の例を図6および図7に示す。図6、図7はそれぞれ図3、図4に対する解析規則である。
図6の(1)は、図3において、図の「管理者」クラスを長方形の中にテキストを書いた物(A、B、C、Dが該当)で表現することを表している。同様に、図6の(2)は、「担当者」クラスを楕円の中にテキストを書いた物(D、E、F、G、H、I、Jが該当)で、(3)は「組織」クラスを楕円の上にテキストを書いた物(○○部、○○1課、○○2課、○○3課が該当)で表現することを表している。なお、図2における「要素」クラスと「人」クラスは抽象クラスであり、図6には表れない。関連については、図6の(4)によって、組織の楕円の中に要素(組織、管理者、担当者)を直接包含することで「所属する」という関連を表現している。また、図6の(5)によって、管理者と担当者の間の「管理する」という関連を、同一の組織に「所属する」、つまり、管理者と担当者を同一の組織の楕円の中に包含することで表現している。図6の(6)によって、管理者と管理者の間の「管理する」という関連を、下位の管理者が「所属する」組織が、上位の管理者が「所属する」組織に「所属する」ことで表現している。
図7の(7)は、図2において、図の「管理者」クラスを淡いグレーの楕円の中にテキストを書いた物(A、B、C、Dが該当)で表現することを表している。同様に、図7の(8)は、「担当者」クラスを白い楕円の中にテキストを書いた物(D、E、F、G、H、I、Jが該当)で、(9)は「組織」クラスを濃いグレーの楕円の中にテキストを書いた物(○○部、○○1課、○○2課、○○3課が該当)で表現することを表している。なお、図6と同様に、図2における抽象クラスは図7には表れない。関連については、図7の(10)によって、組織と要素(組織、管理者、担当者)とを接続する直線で「所属する」という関連を表現している。図7の(11)と(12)は「管理する」という関係を表現している。図7の(11)と(12)は図6の(5)、(6)と全く同一の記述である。
関連は図3の例では図形間の制約だけで表現されているが、図4の例では制約だけでなく、図形も使用されている。すなわち、一般にはクラスも関連も、図形と、図形間の制約から表現される。
次に、この図形情報処理装置110のハードウェア外観例を図19に示す。
図19において、図形情報処理装置110は、システムユニット200、CRT(Cathode Ray Tube)表示装置141、キーボード(K/B)142、マウス143、コンパクトディスク装置(CDD)186、プリンタ装置187、スキャナ装置188を備えていてもよい。
さらに、図形情報処理装置110は、FAX機310、電話器320とケーブルで接続されていてもよいし、また、ローカルエリアネットワーク(LAN)105、ウェブサーバ500を介してインターネット501に接続されていてもよい。
図20は、実施の形態1における図形情報処理装置110のハードウェア構成例を示す図である。
図20において、図形情報処理装置110は、プログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)157を備えている。CPU157は、バス158を介してROM(Read Only Memory)159、RAM(Random Access Memory)160、通信ボード164、CRT表示装置161、K/B162、マウス163、FDD(Flexible Disk Drive)165、磁気ディスク装置166、CDD186、プリンタ装置187、スキャナ装置188等と接続されていてもよい。
RAMは、揮発性メモリの一例である。ROM、FDD、CDD、磁気ディスク装置、光ディスク装置は、不揮発性メモリの一例である。これらメモリは、メタモデル格納部111、解析規則格納部112、モデル格納部115の一例である。
通信ボード164は、FAX機310、電話器320、LAN105等に接続されていてもよい。
ここで、通信ボードは、LAN105に限らず、直接、インターネット、或いはISDN等のWAN(ワイドエリアネットワーク)に接続されていても構わない。直接、インターネット、或いはISDN等のWANに接続されている場合、図形情報処理装置110は、インターネット、或いはISDN等のWANに接続され、ウェブサーバ500は不用となる。
磁気ディスク装置166には、オペレーティングシステム(OS)167、ウィンドウシステム168、プログラム群169、ファイル群170が記憶されている。プログラム群は、CPU157、OS167、ウィンドウシステム168により実行される。
上記プログラム群169には、以下に述べる説明において「〜部」として説明する機能を実行するプログラムが記憶されている。プログラムは、CPUにより読み出され実行される。
ファイル群170には、以下に述べる説明において、たとえば、メタモデル、モデル、解析規則などが、ファイルとして記憶されていてもよい。
また、以下に述べる説明において説明するフローチャートの矢印の部分は主としてデータの入出力を示し、そのデータの入出力のためにデータは、磁気ディスク装置、FD(Flexible Disk)、光ディスク、CD(コンパクトディスク)、MD(ミニディスク)、DVD(Digital Versatile Disk)等のその他の記録媒体に記録される。あるいは、信号線やその他の伝送媒体により伝送される。
また、以下に述べる実施の形態の説明において「〜部」として説明するものは、ROM139に記憶されたファームウェアで実現されていても構わない。或いは、ソフトウェアのみ、或いは、ハードウェアのみ、或いは、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせ、さらには、ファームウェアとの組み合わせで実施されても構わない。
また、以下に述べる実施の形態を実施するプログラムは、また、磁気ディスク装置、FD(Flexible Disk)、光ディスク、CD(コンパクトディスク)、MD(ミニディスク)、DVD(Digital Versatile Disk)等のその他の記録媒体による記録装置を用いて記憶されても構わない。
モデリングツール実装者がモデリングツール120を実装するときに行うのは、メタモデルの定義と図形情報処理装置110への格納、解析規則の定義と図形情報処理装置110への格納、モデル表示部121の実装、モデル入力部122の実装である。解析規則の定義と、モデル表示部121の実装は、表記法の数(N個)だけ行う。
次に図形情報の入力及びモデルの生成の際の動作例を図8を用いて説明する。
ユーザがモデル入力部122を用いて図形情報を入力する(S201)。具体的には、例えば、図3又は図4に示すようなモデル生成の基礎になる図形情報を入力する。図形情報の入力は、図3又は図4に示す各要素及び各要素間の関係を入力することにより行う。例えば、図3の例ではGUI(Graphical User Interface)により「○○部」の楕円を描画し、また「○○部」の楕円の円周上に名称「○○部」を入力し、「○○部」の楕円内に「○○2課」等の楕円を描画し、更に「○○2課」等の楕円の円周上に名称「○○2課」等を入力するという形で図3に示されているようにすべての要素及び各要素間の関係を規定して図3の図形情報を入力する。
次に、モデル入力部122がモデル操作部113に図形情報を渡し、図形情報の解析を要求する。モデル操作部113はモデル入力部122から図形情報を取得し、更に、モデル生成部114に図形情報を渡す(S202)。
モデル生成部114は、メタモデル格納部111からステップS201で入力された図形情報に対応するメタモデルを取得し、また、解析規則格納部112からステップS201で入力された図形情報の表記法に対応する解析規則を取得し、メタモデルと解析規則とに基づいて図形情報を解析し、モデルを生成する(S203)(モデル生成ステップ)。前述したように、解析規則には、図形情報の各構成要素の構成及び各構成要素間の関係を解析するための解析規則が記述されているので、モデル生成部は、メタモデルと解析規則により、図形情報に含まれる各図形の意味を解析し、モデルを生成する。例えば、図3の図形情報に対して図2のメタモデルと図6の解析規則を適用して図5のモデルを生成する。
その後、モデル生成部114がモデル格納部115にモデルを格納する(S204)。
次に、図8のステップS201の詳細を図9を用いて説明する。
ユーザがモデル入力部122を用いて図形情報入力を要求する(S901)。次に、モデル入力部122がモデル表示部121に図形情報(又は各図形)の表示を要求する(S902)。モデル表示部121が図形情報(又は各図形)を表示する(S903)。例えば、すでに外部で生成済みの図形情報をモデル入力部122により入力する際は、モデル表示部121に図形情報全体を表示させればよいし、ユーザが図形ごとに順次データを入力して図形情報を生成する場合は、モデル表示部121に図形ごとの表示を行わせればよい。
次に、図8のステップS203(モデル生成ステップ)の詳細を図21を用いて説明する。
ステップS203におけるモデル生成は、非特許文献1に開示されているアルゴリズムを適用可能である。ただし、本実施の形態のモデル生成におけるメタモデルの概念を非特許文献1では持たないため、事前にメタモデルに基づき解析規則に出現する抽象クラスを具象クラスに書き換える処理が必要である。解析規則を書き換える手順について図21を用いて説明する。モデル生成部114が解析規則格納部112から解析規則を取得する(S1701)。解析規則中の全ルールで抽象クラスが使用されていなければ終了する(S1702)。そうでない場合、解析規則から未チェックのルールを1つ取り出す(S1703)。ステップS1703で取り出したルール中で抽象クラスを使用していなければステップS1702に戻る(S1704)。そうでない場合、メタモデル格納部111を参照し、ルール中で使用している抽象クラスを継承している全ての具象クラスを取得する(S1705)。ルールに出現する抽象クラスを、具象クラスと置き換えたルールを生成し、ステップS1702に戻る(S1706)。例として、図6では、ルール(4)において抽象クラス「要素」が使用されている。メタモデルである図2を参照すると、「要素」を継承している具象クラスは「管理者」、「担当者」、「組織」の3つである。したがって、ルール(4)に替わって、「要素」の部分を「管理者」、「担当者」、「組織」と置き換えた3つのルールを生成する。1つのルールの中で複数の抽象クラスを使用している場合、それぞれの抽象クラスを継承する具象クラスの数の積の数だけルールが生成される。たとえば、図2のようなメタモデルがあり、ルール中で「人」と「要素」がそれぞれ1回ずつ使われている場合、「人」を継承する具象クラス(「管理者」と「担当者」)の個数である2と、要素を継承する具象クラスの個数である3の積である6個のルールが生成される。
このようにして、解析規則内のルールの具象化を行って、具象化後のルールを用いてモデルを生成する。
次に、モデルを異なる表記法で表示させる際の動作例について図10を用いて説明する。
ユーザがモデル入力部122を用いて異なる表記法での表示を要求する(S1001)(要求入力ステップ)。例えば、図3の表記法に従った図形情報に基づいて生成されたモデルを図4に示す表記法とするよう要求する。
モデル入力部122は、ユーザからの図形情報生成要求をモデル操作部113に渡し、モデル操作部113に対してモデルの取得を要求する(S1002)。
モデル操作部113は、モデル格納部115からモデルを取得し、対象となるモデル表示部121にモデルを渡す(S1003)。前述のように、モデル表示部121は表記法に対応しており、例えば、図4に示す表記法による表示がユーザより要求された場合は、図4の表記法に対応するモデル表示部121に図形情報が渡される。
モデルを取得したモデル表示部121は、対応する表記法の解析規則及びメタモデルに基づいてモデルを要求された表記法に従った図形情報に変換し、図形情報を表示する(S1004)(図形情報生成ステップ)(図形情報表示ステップ)。
以上のように、図形情報処理装置110を利用することによって、モデリングツール120の実装者は、メタモデルと解析規則を図形情報処理装置110に与えるだけで、図形情報からのモデルの生成は図形情報処理装置110が行うので、図形情報の入力手段を表記法ごとに開発する必要がなく、モデリングツールの図形情報の入力手段をすべての表記法で共通化することができる。また、解析規則の定義にあたっては、複数の表記法が共有するメタモデルは共通に定義できるため、表記法ごとに重複した要素や要素間の関連を定義する必要がない。
つまり、本実施の形態では、メタモデルと当該メタモデルを共用する複数の解析規則とを明確に区別し、メタモデルと複数の解析規則とを分離して格納している。このため、一つの表記法に従った図形情報を入力すれば、その表記法に従った解析規則とメタモデルとから当該図形情報を解析してモデルを生成することができ、これにより、図形情報の入力手段を表記法ごとに開発する必要がなく、図形情報の入力手段をすべての表記法で共通化することができる。また、解析規則の定義にあたっては、メタモデルと複数の解析規則とを分離して格納することにより、複数の表記法が共有するメタモデルを共通に定義できるので、表記法ごとに重複した要素や要素間の関連を定義する必要がない。
実施の形態2.
実施の形態1では、モデル操作部113が、ユーザから要求された表記法に対応したモデル表示部121にモデルを渡し、モデル表示部121がモデルから図形情報に変換していた。本実施の形態では、別の手段がモデルから図形情報の変換を行う例を示す。
図11は、実施の形態2に係る図形情報処理装置110の構成例を示す図である。
図11において、図形情報生成部116はメタモデルと解析規則を用いて、与えられたモデルから図形情報を生成する。
また、モデル表示部123は、図形情報生成部116により生成された図形情報をモデル操作部113を介して受け取り、図形情報を表示する。
実施の形態1では、表記法に対応させて複数のモデル表示部121が存在していたが、本実施の形態では、単一のモデル表示部123で済ますことができる。
他の要素は図1と同様であるので、他の要素については説明を省略する。
モデリングツール実装者がモデリングツール120を実装するときに行うのは、メタモデルの定義と図形情報処理装置110への格納、解析規則の定義と図形情報処理装置110への格納、モデル表示部123の実装、モデル入力部122の実装である。解析規則の定義は、表記法の数だけ行う。
図形情報の入力及びモデル生成の際の動作は、実施の形態1で示した図8、図9と同様である。
次に、モデルを異なる表記法で表示させる際の動作について図12を用いて説明する。
ユーザがモデル入力部122を用いて異なる表記法での表示を要求する(S401)(要求入力ステップ)。例えば、図3の表記法に従った図形情報に基づいて生成されたモデルを図4に示す表記法とするよう要求する。
モデル入力部122は、ユーザからの図形情報生成要求をモデル操作部113に渡し、モデル操作部113に対して図形情報の取得を要求する(S402)。例えば、図4の表記法に従った図形情報の取得を要求する。
モデル操作部113が図形情報生成部116を用いてモデルから図形情報を生成する(S403)(図形情報生成ステップ)。具体的には、図形情報生成部116は、モデル格納部115からモデルを取得し、また、要求されている表記法に対応した解析規則を解析規則格納部112から取得し、更に、メタモデルをメタモデル格納部111から取得し、取得した解析規則とメタモデルに基づいてモデルを要求された表記法に従った図形情報に変換する。例えば、ユーザから要求された表記法が図4の表記法であれば、図4に示すような図形情報を生成する。
その後、図形情報生成部116は、生成した図形情報をモデル操作部113に渡し、モデル操作部113が図形情報をモデル表示部123に渡す(S404)。
最後に、モデル表示部123が図形情報を表示する(S405)(図形情報表示ステップ)。
以上のように、図形情報処理装置110を利用することによって、モデリングツール120の実装者は、メタモデルと解析規則を図形情報処理装置110に与えるだけで、モデルから図形情報の生成は図形情報処理装置110が行うので、図形情報を表示する手段を表記法ごとに開発する必要がなく、モデリングツールの図形情報の表示手段をすべての表記法で共通化することができる。
つまり、本実施の形態によれば、実施の形態1において図形情報を入力する手段を複数の表記法で共通化したことに加えて、図形情報の表示手段を複数の表記法で共通化することができる。
実施の形態3.
次に、モデルの生成時にアクションを実行する実施の形態を示す。ここで、アクションとは、解析規則と対応付けられたプログラムに示されている処理をいう。
実施の形態3に係る図形情報処理装置110の構成例は、図11と同様である。
図形情報の入力及びモデル生成の際の動作は、実施の形態1で示した図8、図9と同様である。
ただし、図8のS203において、モデル生成時に解析規則で定義したモデル生成時アクションが実行される。たとえば図6に示す解析規則を用いて図形情報を解析する際に、ある「担当者」の管理者が、ある「組織」に「所属」していることが図6の解析規則のルール(2)および(4)により解析され、モデルを生成したとする。解析規則のルール(4)が適用される際に、LDAP(Lightweight Directory Access Protocol)ディレクトリに管理者を登録するようなモデル生成時アクションが定義されていたとすると、このモデル生成時アクションが実行され、管理者がLDAPディレクトリに登録される。
つまり、本実施の形態では、モデル生成時に所定のアクションの実行(例えば、LDAPディレクトリへの登録)を要求するアクション要求コマンドが解析規則に含まれている場合があり、モデル生成部114は、モデル生成時に解析規則に含まれているアクション要求コマンドに従って要求されたアクション(例えば、LDAPディレクトリへの登録)を実行する。
モデルを異なる表記法で表示させる際の動作は図12と同様である。
ただし、S403において図形情報生成部116が図形情報を生成する際に図形情報生成時のアクションを実行させるようにしてもよい。
つまり、図形情報生成時に所定のアクションの実行(例えば、LDAPディレクトリへの登録)を要求するアクション要求コマンドが解析規則に含まれている場合があり、図形情報生成部116は、モデルから所定の表記法の図形情報を生成する際に解析規則に含まれているアクション要求コマンドに従って要求されたアクション(例えば、LDAPディレクトリへの登録)を実行するようにしてもよい。
以上のように、本実施の形態によれば、モデル生成時、もしくは、図形情報生成時にアクションを実行できるようにすることで、モデリングツールにとどまらず、多目的なGUIの開発に利用することができる。
実施の形態4.
これまでの実施の形態では、モデリングツール120は図形情報処理装置110を利用する形で個別に実装するようにしていたが、次に図形情報処理装置110が図形情報表示部153と図形情報入力部152を持つようにした例を示す。
図13は、実施の形態4の形態に係る図形情報処理装置110の構成例を示す図である。
図11との違いは、モデリングツール120が持っていたモデル表示部123と、モデル入力部122の機能を、図形情報表示部153と図形情報入力部152として図形情報処理装置110が持つようにしたことである。
利用者が行うのは、メタモデルの定義と図形情報処理装置110への格納、解析規則の定義と図形情報処理装置110への格納である。解析規則の定義は、表記法の数だけ行う。ただし、モデリングツール独自のユーザインタフェースを提供したい場合は、図形情報表示部153や図形情報入力部152を使用せずに、独自に実装してもよい。
図形情報の入力及びモデル生成の際の動作は、実施の形態1で示した図8、図9と同様である。また、モデルを異なる表記法で表示させる際の動作は図12と同様である。モデルを異なる表記法で表示させる際には、ユーザは、図形情報入力部152を用いて、モデルを異なる表記法の図形情報とするよう要求する図形情報生成要求を入力する。このため、図形情報入力部152が要求入力部に相当する。
以上のように、モデリングツール実装時のモデル表示部123とモデル入力部122の実装が不要となるため、モデリングツール実装者の負担を軽減することができる。
実施の形態5.
実施の形態4では図形情報処理装置110が図形情報表示部153と図形情報入力部152を持つようにしたが、図形情報入力部152が解析規則を利用することで図形情報の入力を簡便に行うことができるようにした場合の実施の形態を示す。
実施の形態5に係る図形情報処理装置110の構成例は図13と同様である。
本実施の形態では、ユーザが図形情報を入力する際の処理を簡略化することを目指している。
ここで、実施の形態1で示した手順では、ユーザは、例えば、図3の例では、「○○部」の楕円を描画し、また「○○部」の楕円の円周上に名称「○○部」を入力し、「○○部」の楕円内に「○○2課」等の楕円を描画し、更に「○○2課」等の楕円の円周上に名称「○○2課」等を入力するといった形で図3の図形情報を入力していた。
つまり、実施の形態1の手順によれば、名称「○○部」が円周上に示された楕円の図形を入力するためには、ユーザは、図形:楕円を描画する入力手順とテキスト「○○部」を入力する入力手順を行う必要があった。
本実施の形態では、図形情報の入力の際に、例えば、図3の図形情報に含まれる要素である「組織」に対応する図形を描画するためのコマンドボタン、「管理者」に対応する図形を描画するためのコマンドボタン、「担当者」に対応する図形を描画するためのコマンドボタンをGUI表示し、ユーザにいずれかのコマンドボタンをクリックさせ、図形情報生成部116がユーザに指定された要素に対応する図形情報を生成して、図形情報表示部153がこの図形情報を表示する。例えば、ユーザが要素「組織」に対応する図形及び名称を描画するためのコマンドボタンを指定した場合は、要素「組織」に対応させてGUI上に楕円を表示するとともに楕円の円周上に組織の名称を入力するためのスペースを表示する。これによりユーザは、楕円の円周上に配置されたスペースにテキスト「○○部」や「○○1課」等を入力すれば、「○○部」、「○○1課」等の図形を描画することできる。
次に、本実施の形態に係る図形情報処理装置の具体的な動作を説明する。
図形情報を入力する際の動作は図8と同様であるが、S201の詳細については図9と異なる。実施の形態5におけるS201の詳細について図14を用いて説明する。
ユーザが、前述したコマンドボタンのクリック等により、図形情報入力部152を用いて描画の対象となる要素を指定する(S1401)。
次に、図形情報入力部152がモデル操作部113を用いて描画対象の要素に対応する図形情報を要求する(S1402)。
次に、モデル操作部113がモデル生成部114に描画対象要素のモデルの生成を要求し、モデル生成部114が描画対象要素のモデルを生成する(S1403)。
次に、解析規則に基づいて、図形情報生成部116が描画対象要素のモデルから描画対象要素に対応する図形情報を生成する(S1404)。具体的には、ステップS1401で要素「組織」が指定された場合には、例えば、図6の解析規則のルール(3)に従って、楕円及び楕円の円周上に名称を記述するためのスペースを有する図形の図形情報を生成する。
次に、図形情報生成部116は生成した図形情報をモデル操作部113に渡し、更に、モデル操作部113が図形情報を図形情報表示部153に渡す(S1405)。
次に、図形情報入力部152が図形情報表示部153に描画対象要素の図形情報の表示を要求し(S1406)、図形情報表示部153が図形情報を表示する(S1407)。
前述したように、実施の形態1から実施の形態4までは図形情報入力部からユーザが入力していたのは、モデルを構成する図形情報であった。たとえば、図6のような表記法で「管理者」を入力しようとすると、長方形を入力して、その中にテキストを入力する必要があった。本実施の形態では解析規則を利用したことで、図形情報の入力を要素単位で簡便に行うことが可能になる。たとえば、図6のような表記法であれば「管理者」という単位で入力できるようになる。
実施の形態6.
次に、図形情報処理装置110が、解析規則定義部117を持つ場合の実施の形態を示す。
実施の形態1〜5では、解析規則の定義方法は示されていなかった。解析規則の定義方法として、例えば、図5又は図6の解析規則を解析規則格納部に格納可能な形式で定義することも考えられるが、本実施の形態では、より簡便な処理を実現するためにグラフィカルに解析規則を定義する例を説明する。
図15は、実施の形態6に係る図形情報処理装置110の構成例を示す図である。
図15において、解析規則定義部117は、解析規則を定義する。また、メタモデル格納部111は、解析規則定義部117が解析規則を定義するためのメタモデル(解析規則定義用メタモデル)を格納している。また、解析規則格納部112は、解析規則定義部117が解析規則を定義するための解析規則(解析規則定義用解析規則)を格納している。また、解析規則の定義者は解析規則定義部117を用いて定義対象の解析規則を図形として記述した情報(解析規則定義用図形情報)を入力する。
解析規則定義部117は図形情報処理装置110自身を用いて実装することができる。すなわち、解析規則を定義するためのメタモデル(解析規則定義用メタモデル)と表記法の解析規則(解析規則定義用解析規則)を図形情報処理装置110に与えておく。また、解析規則格納部112に登録する処理を「解析規則」のモデル生成時アクションとして設定しておく。
図3に示す「管理者」の図形(長方形の中に管理者名)に対応する解析規則(図6のルール(1))は、例えば、図16(a)又は(b)のように図形として表現することができる。図16(a)又は(b)の図形は、ともに、長方形の図形の中に管理者名をテキストで記述することを表している。
同様に、図17(a)及び(b)は、ともに、図3に示す「組織」の図形(楕円の円周上に組織名)に対応する解析規則(図6のルール(3))を図形として表している例を示している。
これら図16(a)又は(b)、図17(a)又は(b)に示す図形は、解析規則定義用図形情報である。
本実施の形態では、図16(a)又は(b)、図17(a)又は(b)に示す図形の意味を解析するためのメタモデルを解析規則定義用メタモデルとしてメタモデル格納部111に格納し、更に、図16(a)又は(b)、図17(a)又は(b)に示す図形の意味を解析するための解析規則を解析規則定義用解析規則として解析規則格納部112に格納する。そして、解析規則の定義者より図16(a)又は(b)、図17(a)又は(b)に示す図形の情報が入力された場合に、解析規則定義部117が、解析規則定義用メタモデル及び解析規則定義用解析規則を用いて、ユーザより入力された図形の意味を解析し、例えば、図6に示す解析規則を定義(生成)し、解析規則格納部112に格納する。
解析規則定義部117が図形情報処理装置110を用いて実装されているため、解析規則を定義するときには、これまでの実施の形態における図形情報を入力する際の動作及びモデルを生成する際の動作、たとえば図8および図9と同様である。つまり、図8及び図9の図形情報が図16(a)又は(b)、図17(a)又は(b)に示す図形(解析規則定義用図形情報)に相当し、図8及び図9のメタモデル及び解析規則が解析規則定義用メタモデル及び解析規則定義用解析規則に相当し、図8及び図9のモデルが定義される解析規則に相当する。
以上のように、解析規則定義部117を提供するため、実装者は解析規則の定義が容易になる。つまり、ユーザは、解析規則を表す図形を描画すれば解析規則を定義することができるため、解析規則を解析規則格納部に格納可能な形式で定義する必要がなく、解析規則の定義に要する労力を大幅に軽減することができる。また、解析規則定義部117の実装手段として図形情報処理装置110を利用しているので、解析規則定義のための表記法が変わったとしても定義のための表記法の解析規則を作り直せばよいので、解析規則定義部117自身の実装が容易になり、かつ、変更に対応しやすくなる。
実施の形態7.
次に、図形情報処理装置110が、メタモデル定義部118を持つ場合の実施の形態を示す。
図18は、実施の形態7に係る図形情報処理装置110の構成例を示す図である。
図18において、メタモデル定義部118はメタモデルを定義する。また、メタモデル格納部111は、メタモデル定義部118がメタモデルを定義するためのメタモデル(メタモデル定義用メタモデル)を格納している。また、解析規則格納部112は、メタモデル定義部118がメタモデルを定義するための解析規則(メタモデル定義用解析規則)を格納している。また、メタモデルの定義者はメタモデル定義部118を用いて定義対象のメタモデルを図形として記述した情報(メタモデル定義用図形情報)を入力する。
メタモデル定義部118は図形情報処理装置110自身を用いて実装する。すなわち、メタモデルを定義するためのメタモデル(メタモデル定義用メタモデル)と、表記法(たとえばUMLのクラス図)の解析規則(メタモデル定義用解析規則)を図形情報処理装置110に与えておく。また、メタモデル格納部111に登録する処理を「メタモデル」のモデル生成時アクションとして設定しておく。
実施の形態6に示した解析規則と同様に、メタモデルを図形として表現することが可能である。本実施の形態では、メタモデルを表した図形の意味を解析するためのメタモデルをメタモデル定義用メタモデルとしてメタモデル格納部111に格納し、更に、メタモデルを表した図形の意味を解析するための解析規則をメタモデル定義用解析規則として解析規則格納部112に格納する。そして、メタモデルの定義者よりメタモデルを表した図形の情報(メタモデル定義用図形情報)が入力された場合に、メタモデル定義部118が、メタモデル定義用メタモデル及びメタモデル定義用解析規則を用いて、ユーザより入力された図形の意味を解析し、例えば、図2に示すメタモデルを定義(生成)し、メタモデル格納部111に格納する。
次にモデリングツールの実装者がメタモデルを定義する際の動作について説明する。
メタモデル定義部118が図形情報処理装置110を用いて実装されているため、メタモデルを定義するときの動作は、これまでの実施の形態におけるモデルを入力する際の動作、たとえば図8および図9と同様である。つまり、図8及び図9の図形情報がメタモデル定義用図形情報に相当し、図8及び図9のメタモデル及び解析規則がメタモデル定義用メタモデル及びメタモデル定義用解析規則に相当し、図8及び図9のモデルが定義されるメタモデルに相当する。
以上のように、メタモデル定義部118を提供するため、実装者はメタモデルの定義が容易になる。また、メタモデル定義部118の実装手段として図形情報処理装置110を利用しているので、メタモデル定義のための表記法が変わったとしても定義のための表記法の解析規則を作り直せばよいので、メタモデル定義部118自身の実装が容易になり、かつ、変更に対応しやすくなる。
以上では、UMLによるメタモデル、モデルを例にして説明したが、これに限らず、他の言語によるメタモデル、モデルであっても同様に適用可能である。また、モデルの表記法も、図3又は図4に限るものではなく、他の表記法であっても適用可能である。
実施の形態1に係る図形情報処理装置の構成例を示す図。 メタモデルの例を示す図。 図形情報の例を示す図。 図形情報の例を示す図。 モデルの例を示す図。 実施の形態1に係る解析規則の例を示す図。 実施の形態1に係る解析規則の例を示す図。 実施の形態1に係る画像情報処理装置の画像情報入力処理及びモデル生成処理の例を示すフローチャート図。 実施の形態1に係る画像情報処理装置の画像情報入力処理の詳細を示すフローチャート図。 実施の形態1に係る画像情報処理装置の別の表記法の図形情報の表示処理の例を示すフローチャート図。 実施の形態2に係る図形情報処理装置の構成例を示す図。 実施の形態2に係る画像情報処理装置の別の表記法の図形情報の表示処理の例を示すフローチャート図。 実施の形態4に係る図形情報処理装置の構成例を示す図。 実施の形態5に係る画像情報処理装置の画像情報入力処理の例を示すフローチャート図。 実施の形態6に係る図形情報処理装置の構成例を示す図。 実施の形態6に係る解析規則を図形で表す例を示す図。 実施の形態6に係る解析規則を図形で表す例を示す図。 実施の形態7に係る図形情報処理装置の構成例を示す図。 実施の形態1〜7に係る図形情報処理装置の外観例を示す図。 実施の形態1〜7に係る図形情報処理装置のハードウェア構成例を示す図。 実施の形態1に係る画像情報処理装置のモデル生成処理の詳細を示すフローチャート図。
符号の説明
110 図形情報処理装置、111 メタモデル格納部、112 解析規則格納部、113 モデル操作部、114 モデル生成部、115 モデル格納部、116 図形情報生成部、117 解析規則定義部、118 メタモデル定義部、120 モデリングツール、121 モデル表示部、122 モデル入力部、123 モデル表示部、130 メタモデル、140 解析規則、152 図形情報入力部、153 図形情報表示部。

Claims (11)

  1. 複数のクラスが示されるとともにクラス間の関係が示されるメタモデルを格納するメモリであるメタモデル格納部と、
    それぞれが複数種の表記法のうちの異なる表記法に対応し、対応する表記法において前記メタモデルの各クラスを図形で表現する方法とクラス間の関係を図形で表現する方法と各クラスを実体化した要素を図形で表現する方法とが示される複数の解析規則を格納するメモリである解析規則格納部と、
    生成されたモデルを格納するメモリであるモデル格納部と、
    CPU(Central Processing Unit)とを有し、
    前記CPUは、
    複数種の図形の組み合わせにより、前記メタモデルの前記複数のクラスを実体化した複数の要素を対応するクラスと関連付けて記述するとともに要素間の関係をクラス間の関係に則して記述する図形情報であって、前記複数種の表記法のうちのいずれかの表記法に従って生成された図形情報を取得し、
    前記解析規則格納部に格納されている複数の解析規則のうち、取得した図形情報の表記法に対応する解析規則を前記解析規則格納部から取得し、取得した解析規則に基づき、取得した図形情報の各図形を解析し、当該図形情報に記述されている複数の要素及び要素間の関係を抽出し、抽出した複数の要素及び要素間の関係を、前記メタモデルでのクラス間の関係に則して前記図形情報と異なる表記法で表すモデルを生成し、生成したモデルを前記モデル格納部に格納させることを特徴とする図形情報処理装置。
  2. 前記図形情報処理装置は、
    それぞれが前記複数種の表記法のうちのいずれかの表記法に対応し、対応する表記法に従った図形情報を生成する外部のアプリケーションプログラムである複数のモデリングツールとのインタフェースを有し、
    前記CPUは、
    前記インタフェースにより、所定のモデリングツールから、当該モデリングツールが対応する表記法に従った図形情報を取得することを特徴とする請求項1に記載の図形情報処理装置。
  3. 前記複数のモデリングツールは、それぞれ、 前記CPUにより生成されたモデルから、それぞれに対応する表記法に従って、前記CPUにより生成されたモデルに表される複数の要素及び要素間の関係を複数種の図形の組み合わせにより記述する図形情報を生成するモデリングツールであり、
    前記CPUは、
    所定のモデリングツールからの要求に基づき、前記モデル格納部に格納されているモデルを前記モデリングツールに出力することを特徴とする請求項2に記載の図形情報処理装置。
  4. 前記図形情報処理装置は、
    図形情報を表示する外部のアプリケーションプログラムであるモデリングツールとのインタフェースを有し、
    前記CUPは、
    生成されたモデルに表される複数の要素及び要素間の関係を特定の表記法に従った図形情報とするよう要求する図形情報生成要求を、前記インタフェースにより前記モデリングツールから受領し、生成されたモデルと前記図形情報生成要求により要求されている前記特定の表記法に対応する解析規則と前記メタモデルでのクラス間の関係とから前記図形情報生成要求により要求された前記特定の表記法に従った図形情報を生成し、生成した図形情報を前記インタフェースにより前記モデリングツールに出力することを特徴とする請求項1に記載の図形情報処理装置。
  5. 前記CPUは、
    生成されたモデルに表される複数の要素及び要素間の関係を特定の表記法に従った図形情報とするよう要求する図形情報生成要求を入力し、
    生成されたモデルと前記図形情報生成要求により要求されている前記特定の表記法に対応する解析規則と前記メタモデルでのクラス間の関係とから前記図形情報生成要求により要求された前記特定の表記法に従った図形情報を生成し、
    生成した前記特定の表記法に従った図形情報を表示することを特徴とする請求項1に記載の図形情報処理装置。
  6. 前記解析規則格納部は、
    モデル生成時に所定のアクションの実行を要求するアクション要求コマンドを含む解析規則を格納しており、
    前記CPUは、
    モデルを生成するとともに、解析規則に含まれているアクション要求コマンドに従って要求されたアクションを実行することを特徴とする請求項1に記載の図形情報処理装置。
  7. 前記解析規則格納部は、
    図形情報の生成時に所定のアクションの実行を要求するアクション要求コマンドを含む解析規則を格納しており、
    前記CPUは、
    前記解析規則格納部に格納されている対応する解析規則を取得して図形情報の生成を行うとともに、取得した解析規則に含まれているアクション要求コマンドに従って要求されたアクションを実行することを特徴とする請求項4又は5に記載の図形情報処理装置。
  8. 前記CPUは、
    GUI(Graphical User Interface)に対応し、図形情報に含ませる要素の指定を入力し、指定された要素に対応する図形を表示しながら図形情報を入力することを特徴とする請求項1に記載の図形情報処理装置。
  9. 前記メタモデル格納部は、
    解析規則の定義のための解析規則定義用メタモデルを格納し、
    前記解析規則格納部は、
    それぞれが異なる表記法に対応し、対応する表記法の解析規則が記述された図形を解析するための複数の解析規則定義用解析規則を格納し、
    前記CPUは、
    対応する表記法に従って定義対象の解析規則を図形として記述した解析規則定義用図形情報を入力するとともに、
    前記メタモデル格納部に格納されている解析規則定義用メタモデルと前記解析規則格納部に格納されている複数の解析規則定義用解析規則のうち解析規則定義用図形情報の表記法に対応する解析規則定義用解析規則とに基づき、入力された解析規則定義用図形情報の図形を解析し、解析規則定義用図形情報に記述されている解析規則から、参照可能な解析規則を定義し、
    前記解析規則格納部は、
    前記CPUにより定義された解析規則を格納することを特徴とする請求項1に記載の図形情報処理装置。
  10. 前記メタモデル格納部は、
    メタモデルの定義のためのメタモデル定義用メタモデルを格納し、
    前記解析規則格納部は、
    メタモデルが記述された図形を解析するためのメタモデル定義用解析規則を格納し、
    前記CPUは、
    定義対象のメタモデルを図形として記述したメタモデル定義用図形情報を入力するとともに、
    前記メタモデル定義用メタモデル格納部に格納されているメタモデル定義用メタモデルと前記メタモデル定義用解析規則格納部に格納されているメタモデル定義用解析規則とに基づき、入力されたメタモデル定義用図形情報の図形を解析し、メタモデル定義用図形情報に記述されているメタモデルから、参照可能なメタモデルを定義し、
    前記メタモデル格納部は、
    前記CPUにより定義されたメタモデルを格納することを特徴とする請求項1に記載の図形情報処理装置。
  11. 前記メタモデル格納部は、
    前記複数のクラスとして、抽象クラスと、抽象クラスを承継する具象クラスとが示され、前記クラス間の関係として抽象クラスと当該抽象クラスを承継する具象クラスとの関係が示されるメタモデルを格納し、
    前記解析規則格納部は、
    格納している前記複数の解析規則には、前記抽象クラスが記述されている解析規則が含まれ、
    前記CPUは、
    取得した解析規則に前記抽象クラスが記述されている場合に、前記メタモデル格納部のメタモデルを参照し、前記解析規則内の前記抽象クラスの記述を前記抽象クラスを承継する具象クラスの記述に置換し、抽象クラスの記述が具象クラスの記述に置換された解析規則に基づき、取得された図形情報の各図形を解析することを特徴とする請求項1に記載の図形情報処理装置。
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