JP4864758B2 - 直交ミクサおよびイメージリジェクションミクサ - Google Patents
直交ミクサおよびイメージリジェクションミクサ Download PDFInfo
- Publication number
- JP4864758B2 JP4864758B2 JP2007033538A JP2007033538A JP4864758B2 JP 4864758 B2 JP4864758 B2 JP 4864758B2 JP 2007033538 A JP2007033538 A JP 2007033538A JP 2007033538 A JP2007033538 A JP 2007033538A JP 4864758 B2 JP4864758 B2 JP 4864758B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- phase shift
- terminal
- output
- shift amount
- frequency
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Superheterodyne Receivers (AREA)
Description
従来の直交ミクサおよびイメージリジェクションミクサにおいて、RF周波数とLO周波数が近接している場合、その2つの周波数を、位相関係を利用して分波するために、単位ミクサはバランス形であることが一般的である。そして、その2つの単位ミクサには、RF周波数用およびLO周波数用の2つのバランおよび2個以上のダイオードが必要である。そのため、回路が複雑になり、サイズも大きくなるという問題があった。
また、本発明に係る直交ミクサは、RF信号を入出力するRF端子と、LO信号を入力するLO端子と、IF信号を入出力する第1のIF端子および第2のIF端子と、RF端子に接続され、RF信号を2つの出力信号に分配する第1の2分配器と、LO端子に接続され、LO信号を2つの出力信号に分配する第2の2分配器と、第1の2分配器で分配された2つの出力信号の一方に接続され、RF周波数において第1の移相量aを有する第1の移相回路と、第1の2分配器で分配された2つの出力信号の他方に接続され、RF周波数において第2の移相量bを有する第2の移相回路と、第2の2分配器で分配された2つの出力信号の一方に接続され、LO周波数において第3の移相量cを有する第3の移相回路と、第2の2分配器で分配された2つの出力信号の他方に接続され、LO周波数において第4の移相量dを有する第4の移相回路と、第1の移相回路の出力と第3の移相回路の出力とを合成する第1の合成器と、第2の移相回路の出力と第4の移相回路の出力とを合成する第2の合成器と、第1の合成器の出力にカソード端子が接続された第1のダイオードと、第2の合成器の出力にカソード端子が接続された第2のダイオードと、第1の合成器の出力と第1のダイオードのカソード端子とに接続されたIF周波数用の第1の短絡回路と、第2の合成器の出力と第2のダイオードのカソード端子とに接続されたIF周波数用の第2の短絡回路と、第1のダイオードのアノード端子に第1のIF端子と並列に接続されたRF、LO周波数用の第1の短絡回路と、第2のダイオードのアノード端子に第2のIF端子と並列に接続されたRF、LO周波数用の第2の短絡回路とを備えた直交ミクサであって、第1の移相量a、第2の移相量b、第3の移相量c、および第4の移相量dは、Nを整数として、a−b−c+d=90+N×180(度)の関係を有するものである。
さらに、本発明に係るイメージリジェクションミクサは、RF信号を入出力するRF端子と、LO信号を入力するLO端子と、IF信号を入出力するIF端子と、RF端子に接続され、RF信号を2つの出力信号に分配する第1の2分配器と、LO端子に接続され、LO信号を2つの出力信号に分配する第2の2分配器と、第1の2分配器で分配された2つの出力信号の一方に接続され、RF周波数において第1の移相量aを有する第1の移相回路と、第1の2分配器で分配された2つの出力信号の他方に接続され、RF周波数において第2の移相量bを有する第2の移相回路と、第2の2分配器で分配された2つの出力信号の一方に接続され、LO周波数において第3の移相量cを有する第3の移相回路と、第2の2分配器で分配された2つの出力信号の他方に接続され、LO周波数において第4の移相量dを有する第4の移相回路と、第1の移相回路の出力と第3の移相回路の出力とを合成する第1の合成器と、第2の移相回路の出力と第4の移相回路の出力とを合成する第2の合成器と、第1の合成器の出力にカソード端子が接続された第1のダイオードと、第2の合成器の出力にカソード端子が接続された第2のダイオードと、第1の合成器の出力と第1のダイオードのカソード端子とに接続されたIF周波数用の第1の短絡回路と、第2の合成器の出力と第2のダイオードのカソード端子とに接続されたIF周波数用の第2の短絡回路と、第1のダイオードのアノード端子に接続されたRF、LO周波数用の第1の短絡回路と、第2のダイオードのアノード端子に接続されたRF、LO周波数用の第2の短絡回路と、第1のダイオードのアノード端子および第2のダイオードのアノード端子と、IF端子との間に接続された90度ハイブリッド回路とを備えたイメージリジェクションミクサであって、第1の移相量a、第2の移相量b、第3の移相量c、および第4の移相量dは、Nを整数として、a−b−c+d=90+N×360(度)の関係を有するものである。
本発明の直交ミクサおよびイメージリジェクションミクサは、4つの移相回路を備え、それぞれの移相量を特定の関係を有するように設定することにより、構成の簡素化を実現するものである。
図1は、本発明の実施の形態1における直交ミクサの回路図である。本実施の形態1における直交ミクサは、RF信号を入出力するためのRF端子1、LO信号を入力するためのLO端子2、IF信号を入出力するための2つのIF端子3(第1のIF端子および第2のIF端子に相当)を有する。
a−b−c+d=90+N×180(度) (1)
図3は、本発明の実施の形態2におけるイメージリジェクションミクサの回路図である。本実施の形態2におけるイメージリジェクションミクサは、先の実施の形態1における直交ミクサと比較すると、90度ハイブリッド回路18および終端抵抗19をさらに備え、IF端子が1端子で構成されている点が異なっている。
a−b−c+d=90+N×360(度) (2)
本実施の形態3では、RF端子1とLO端子2との間のアイソレーションを十分に大きくとることができる移相量の設定について説明する。
上述の実施の形態1および実施の形態2においては、第1の移相回路6〜第4の移相回路9の各移相量a〜dが、Nを整数として、直交ミクサにおいては上式(1)、イメージリジェクションミクサにおいては上式(2)の関係になるように設定していた。
a−b+c−d=180+N×360(度) (3)
a−b=135+(2N+M)×90(度) (4)
c−d=45+(2N−M)×90(度) (5)
例えば、N=0、M=0の時、a=135、b=0、c=45、d=0の場合に上式(4)、(5)の両方を満足する。
a−b=135+(N+M)×360(度) (6)
c−d=45+(N−M)×360(度) (7)
例えば、N=0、M=0の時、a=135、b=0、c=45、d=0の場合に上式(6)、(7)の両方を満足する。
本実施の形態4では、RF端子1における反射特性を大きく改善することができる移相量の設定について説明する。
上述の実施の形態1および実施の形態2においては、第1の移相回路6〜第4の移相回路9の各移相量a〜dが、Nを整数として、直交ミクサにおいては上式(1)、イメージリジェクションミクサにおいては上式(2)の関係になるように設定していた。
a−b=90+N×180(度) (8)
a−b=90+N×180(度) (9)
c−d=(N−M)×180(度) (10)
例えば、N=0、M=0の時、a=90、b=0、c=0、d=0の場合に上式(9)、(10)の両方を満足する。
a−b=90+N×180(度) (11)
c−d=(N−2M)×180(度) (12)
例えば、N=0、M=0の時、a=90、b=0、c=0、d=0の場合に上式(111)、(12)の両方を満足する。
本実施の形態5では、LO端子2における反射特性を大きく改善することができる移相量の設定について説明する。
上述の実施の形態1および実施の形態2においては、第1の移相回路6〜第4の移相回路9の各移相量a〜dが、Nを整数として、直交ミクサにおいては上式(1)、イメージリジェクションミクサにおいては上式(2)の関係になるように設定していた。
c−d=90+N×180(度) (13)
a−b=180+(N+M+1)×180(度) (14)
c−d=90+M×180(度) (15)
例えば、N=−2、M=0の時、a=0、b=0、c=90、d=0の場合に上式(14)、(15)の両方を満足する。
a−b=180+(N+2M+1)×180(度) (16)
c−d=90+M×180(度) (17)
例えば、N=−1、M=0の時、a=0、b=0、c=90、d=0の場合に上式(16)、(17)の両方を満足する。
次に、実施の形態6〜8を用いて、上述の実施の形態1〜5に記載されたミクサの、移相回路(第1の移相回路6〜第4の移相回路9に相当)の周波数を可変する具体的な手段について説明する。図5は、本発明の実施の形態6における移相回路の構成図である。この図5の位相回路は、一般に用いられるHPF/LPF形の移相回路であり、キャパシタ20とインダクタ21から構成される。
本実施の形態7では、上述の実施の形態1から5に記載されたミクサの、移相回路(第1の移相回路6〜第4の移相回路9に相当)の周波数を可変する具体的な手段として、先の実施の形態6とは別の手段について説明する。図7は、本発明の実施の形態7における周波数を可変して移相量を最適化する位相回路の構成図である。
本実施の形態8では、上述の実施の形態1から5に記載されたミクサの、移相回路(第1の移相回路6〜第4の移相回路9に相当)の周波数を可変する具体的な手段として、先の実施の形態6、7とは別の手段について説明する。図8は、本発明の実施の形態8における周波数を可変して移相量を最適化する位相回路の構成図である。
本実施の形態9では、先の実施の形態6〜8に記載されたミクサの、容量可変デバイス22の容量値、あるいはインダクタンス可変デバイス21aのインダクタンス値の制御に関する具体的な方法の一例について説明する。通常、送受信器の中のミクサでは、IF周波数を固定とし、複数の周波数帯域をもつようなRF周波数に応じてLO周波数を変化させることにより周波数変換を行う。
Claims (14)
- RF信号を入出力するRF端子と、
LO信号を入力するLO端子と、
IF信号を入出力する第1のIF端子および第2のIF端子と、
前記RF端子に接続され、前記RF信号を2つの出力信号に分配する第1の2分配器と、
前記LO端子に接続され、前記LO信号を2つの出力信号に分配する第2の2分配器と、
前記第1の2分配器で分配された2つの出力信号の一方に接続され、RF周波数において第1の移相量aを有する第1の移相回路と、
前記第1の2分配器で分配された2つの出力信号の他方に接続され、RF周波数において第2の移相量bを有する第2の移相回路と、
前記第2の2分配器で分配された2つの出力信号の一方に接続され、LO周波数において第3の移相量cを有する第3の移相回路と、
前記第2の2分配器で分配された2つの出力信号の他方に接続され、LO周波数において第4の移相量dを有する第4の移相回路と、
前記第1の移相回路の出力と前記第3の移相回路の出力とを合成する第1の合成器と、
前記第2の移相回路の出力と前記第4の移相回路の出力とを合成する第2の合成器と、
前記第1の合成器の出力にアノード端子が接続された第1のダイオードと、
前記第2の合成器の出力にアノード端子が接続された第2のダイオードと、
前記第1の合成器の出力と前記第1のダイオードのアノード端子とに接続されたIF周波数用の第1の短絡回路と、
前記第2の合成器の出力と前記第2のダイオードのアノード端子とに接続されたIF周波数用の第2の短絡回路と、
前記第1のダイオードのカソード端子に前記第1のIF端子と並列に接続されたRF、LO周波数用の第1の短絡回路と、
前記第2のダイオードのカソード端子に前記第2のIF端子と並列に接続されたRF、LO周波数用の第2の短絡回路と
を備えた直交ミクサであって、
前記第1の移相量a、前記第2の移相量b、前記第3の移相量c、および前記第4の移相量dは、Nを整数として、
a−b−c+d=90+N×180(度)
の関係を有することを特徴とする直交ミクサ。 - RF信号を入出力するRF端子と、
LO信号を入力するLO端子と、
IF信号を入出力する第1のIF端子および第2のIF端子と、
前記RF端子に接続され、前記RF信号を2つの出力信号に分配する第1の2分配器と、
前記LO端子に接続され、前記LO信号を2つの出力信号に分配する第2の2分配器と、
前記第1の2分配器で分配された2つの出力信号の一方に接続され、RF周波数において第1の移相量aを有する第1の移相回路と、
前記第1の2分配器で分配された2つの出力信号の他方に接続され、RF周波数において第2の移相量bを有する第2の移相回路と、
前記第2の2分配器で分配された2つの出力信号の一方に接続され、LO周波数において第3の移相量cを有する第3の移相回路と、
前記第2の2分配器で分配された2つの出力信号の他方に接続され、LO周波数において第4の移相量dを有する第4の移相回路と、
前記第1の移相回路の出力と前記第3の移相回路の出力とを合成する第1の合成器と、
前記第2の移相回路の出力と前記第4の移相回路の出力とを合成する第2の合成器と、
前記第1の合成器の出力にカソード端子が接続された第1のダイオードと、
前記第2の合成器の出力にカソード端子が接続された第2のダイオードと、
前記第1の合成器の出力と前記第1のダイオードのカソード端子とに接続されたIF周波数用の第1の短絡回路と、
前記第2の合成器の出力と前記第2のダイオードのカソード端子とに接続されたIF周波数用の第2の短絡回路と、
前記第1のダイオードのアノード端子に前記第1のIF端子と並列に接続されたRF、LO周波数用の第1の短絡回路と、
前記第2のダイオードのアノード端子に前記第2のIF端子と並列に接続されたRF、LO周波数用の第2の短絡回路と
を備えた直交ミクサであって、
前記第1の移相量a、前記第2の移相量b、前記第3の移相量c、および前記第4の移相量dは、Nを整数として、
a−b−c+d=90+N×180(度)
の関係を有することを特徴とする直交ミクサ。 - 請求項1または2に記載の直交ミクサにおいて、
前記第1の移相量a、前記第2の移相量b、前記第3の移相量c、および前記第4の移相量dは、Nを整数として、さらに、
a−b+c−d=180+N×360(度)
の関係を有することを特徴とする直交ミクサ。 - 請求項1または2に記載の直交ミクサにおいて、
前記第1の移相量aおよび前記第2の移相量bは、Nを整数として、さらに、
a−b=90+N×180(度)
の関係を有することを特徴とする直交ミクサ。 - 請求項1または2に記載の直交ミクサにおいて、
前記第3の移相量cおよび前記第4の移相量dは、Nを整数として、さらに、
c−d=90+N×180(度)
の関係を有することを特徴とする直交ミクサ。 - 請求項1ないし5のいずれか1項に記載の直交ミクサにおいて、
前記第1の移相回路、前記第2の移相回路、前記第3の移相回路、および前記第4の移相回路のそれぞれは、所望の移相量を得る際の周波数を可変する容量可変デバイスまたはインダクタンス可変デバイスを有することを特徴とする直交ミクサ。 - 請求項6に記載の直交ミクサにおいて、
LO周波数を変化させるための制御信号に同期して、ミクサに入力されるRF周波数およびLO周波数において所望の移相量が得られるように、前記容量可変デバイスの容量値または前記インダクタンス可変デバイスのインダクタンス値を制御する周波数調整手段をさらに備えることを特徴とする直交ミクサ。 - RF信号を入出力するRF端子と、
LO信号を入力するLO端子と、
IF信号を入出力するIF端子と、
前記RF端子に接続され、前記RF信号を2つの出力信号に分配する第1の2分配器と、
前記LO端子に接続され、前記LO信号を2つの出力信号に分配する第2の2分配器と、
前記第1の2分配器で分配された2つの出力信号の一方に接続され、RF周波数において第1の移相量aを有する第1の移相回路と、
前記第1の2分配器で分配された2つの出力信号の他方に接続され、RF周波数において第2の移相量bを有する第2の移相回路と、
前記第2の2分配器で分配された2つの出力信号の一方に接続され、LO周波数において第3の移相量cを有する第3の移相回路と、
前記第2の2分配器で分配された2つの出力信号の他方に接続され、LO周波数において第4の移相量dを有する第4の移相回路と、
前記第1の移相回路の出力と前記第3の移相回路の出力とを合成する第1の合成器と、
前記第2の移相回路の出力と前記第4の移相回路の出力とを合成する第2の合成器と、
前記第1の合成器の出力にアノード端子が接続された第1のダイオードと、
前記第2の合成器の出力にアノード端子が接続された第2のダイオードと、
前記第1の合成器の出力と前記第1のダイオードのアノード端子とに接続されたIF周波数用の第1の短絡回路と、
前記第2の合成器の出力と前記第2のダイオードのアノード端子とに接続されたIF周波数用の第2の短絡回路と、
前記第1のダイオードのカソード端子に接続されたRF、LO周波数用の第1の短絡回路と、
前記第2のダイオードのカソード端子に接続されたRF、LO周波数用の第2の短絡回路と、
前記第1のダイオードのカソード端子および前記第2のダイオードのカソード端子と、前記IF端子との間に接続された90度ハイブリッド回路と
を備えたイメージリジェクションミクサであって、
前記第1の移相量a、前記第2の移相量b、前記第3の移相量c、および前記第4の移相量dは、Nを整数として、
a−b−c+d=90+N×360(度)
の関係を有することを特徴とするイメージリジェクションミクサ。 - RF信号を入出力するRF端子と、
LO信号を入力するLO端子と、
IF信号を入出力するIF端子と、
前記RF端子に接続され、前記RF信号を2つの出力信号に分配する第1の2分配器と、
前記LO端子に接続され、前記LO信号を2つの出力信号に分配する第2の2分配器と、
前記第1の2分配器で分配された2つの出力信号の一方に接続され、RF周波数において第1の移相量aを有する第1の移相回路と、
前記第1の2分配器で分配された2つの出力信号の他方に接続され、RF周波数において第2の移相量bを有する第2の移相回路と、
前記第2の2分配器で分配された2つの出力信号の一方に接続され、LO周波数において第3の移相量cを有する第3の移相回路と、
前記第2の2分配器で分配された2つの出力信号の他方に接続され、LO周波数において第4の移相量dを有する第4の移相回路と、
前記第1の移相回路の出力と前記第3の移相回路の出力とを合成する第1の合成器と、
前記第2の移相回路の出力と前記第4の移相回路の出力とを合成する第2の合成器と、
前記第1の合成器の出力にカソード端子が接続された第1のダイオードと、
前記第2の合成器の出力にカソード端子が接続された第2のダイオードと、
前記第1の合成器の出力と前記第1のダイオードのカソード端子とに接続されたIF周波数用の第1の短絡回路と、
前記第2の合成器の出力と前記第2のダイオードのカソード端子とに接続されたIF周波数用の第2の短絡回路と、
前記第1のダイオードのアノード端子に接続されたRF、LO周波数用の第1の短絡回路と、
前記第2のダイオードのアノード端子に接続されたRF、LO周波数用の第2の短絡回路と、
前記第1のダイオードのアノード端子および前記第2のダイオードのアノード端子と、前記IF端子との間に接続された90度ハイブリッド回路と
を備えたイメージリジェクションミクサであって、
前記第1の移相量a、前記第2の移相量b、前記第3の移相量c、および前記第4の移相量dは、Nを整数として、
a−b−c+d=90+N×360(度)
の関係を有することを特徴とするイメージリジェクションミクサ。 - 請求項8または9に記載のイメージリジェクションミクサにおいて、
前記第1の移相量a、前記第2の移相量b、前記第3の移相量c、および前記第4の移相量dは、Nを整数として、さらに、
a−b+c−d=180+N×360(度)
の関係を有することを特徴とするイメージリジェクションミクサ。 - 請求項8または9に記載のイメージリジェクションミクサにおいて、
前記第1の移相量aおよび前記第2の移相量bは、Nを整数として、さらに、
a−b=90+N×180(度)
の関係を有することを特徴とするイメージリジェクションミクサ。 - 請求項8または9に記載のイメージリジェクションミクサにおいて、
前記第3の移相量cおよび前記第4の移相量dは、Nを整数として、さらに、
c−d=90+N×180(度)
の関係を有することを特徴とするイメージリジェクションミクサ。 - 請求項8ないし12のいずれか1項に記載のイメージリジェクションミクサにおいて、
前記第1の移相回路、前記第2の移相回路、前記第3の移相回路、および前記第4の移相回路のそれぞれは、所望の移相量を得る際の周波数を可変する容量可変デバイスまたはインダクタンス可変デバイスを有することを特徴とするイメージリジェクションミクサ。 - 請求項13に記載のイメージリジェクションミクサにおいて、
LO周波数を変化させるための制御信号に同期して、ミクサに入力されるRF周波数およびLO周波数において所望の移相量が得られるように、前記容量可変デバイスの容量値または前記インダクタンス可変デバイスのインダクタンス値を制御する周波数調整手段をさらに備えることを特徴とするイメージリジェクションミクサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007033538A JP4864758B2 (ja) | 2006-06-14 | 2007-02-14 | 直交ミクサおよびイメージリジェクションミクサ |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006164751 | 2006-06-14 | ||
JP2006164751 | 2006-06-14 | ||
JP2007033538A JP4864758B2 (ja) | 2006-06-14 | 2007-02-14 | 直交ミクサおよびイメージリジェクションミクサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008022522A JP2008022522A (ja) | 2008-01-31 |
JP4864758B2 true JP4864758B2 (ja) | 2012-02-01 |
Family
ID=39078116
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007033538A Active JP4864758B2 (ja) | 2006-06-14 | 2007-02-14 | 直交ミクサおよびイメージリジェクションミクサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4864758B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5436455B2 (ja) | 2009-01-29 | 2014-03-05 | パナソニック株式会社 | ハーモニックリジェクションミキサ |
CN103684268B (zh) * | 2012-09-18 | 2017-07-11 | 北京中电华大电子设计有限责任公司 | 一种低功耗高线性度的增益可控有源正交混频器 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0681722B2 (ja) * | 1984-02-06 | 1994-10-19 | 三菱化成株式会社 | 抗トリプシン剤 |
JP3235568B2 (ja) * | 1998-06-25 | 2001-12-04 | 日本電気株式会社 | イメージリジェクションミキサ回路 |
JP2000022449A (ja) * | 1998-07-03 | 2000-01-21 | Fujitsu Ltd | イメージ抑圧ミキサ |
JP3314726B2 (ja) * | 1998-07-17 | 2002-08-12 | 日本電気株式会社 | 位相シフト回路、それを用いた移相回路、発振回路、及びイメージリジェクションミキサ |
JP2003198262A (ja) * | 2001-12-28 | 2003-07-11 | Mitsubishi Electric Corp | 受信コンバータモジュール |
-
2007
- 2007-02-14 JP JP2007033538A patent/JP4864758B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008022522A (ja) | 2008-01-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8611959B2 (en) | Low cost, active antenna arrays | |
US9960883B1 (en) | Transmit/receive beamforming signal generation | |
EP2584651B1 (en) | Method for beamforming and device using the same | |
US11374557B2 (en) | Radio design, control, and architecture | |
CN112260651B (zh) | 宽带可编程谐波抑制混频器 | |
JP7256826B2 (ja) | Rf通信において右手系及び左手系伝送ラインスイッチを用いる広帯域360度位相シフタ | |
JP4864758B2 (ja) | 直交ミクサおよびイメージリジェクションミクサ | |
JP2021525481A (ja) | 多重帯域ミリメートル波5g通信のための広帯域位相ロックループ用の二重電圧制御発振器回路 | |
CN216903297U (zh) | 正交耦合器及射频模块 | |
JP2021525480A (ja) | 多重帯域ミリメートル波5g通信のための広帯域位相ロックループ | |
US20230106157A1 (en) | Phase shifter and phased array antenna device | |
KR102675358B1 (ko) | I/q 신호 발생 장치 및 이를 이용한 위상 천이 장치 | |
JP6299637B2 (ja) | 高周波ミクサ | |
JP2016225882A (ja) | 高周波フィルタ回路及び高周波ミクサ | |
WO2017094817A1 (ja) | 周波数混合器および中間周波数信号生成方法 | |
TWI799197B (zh) | 應用於無線系統的可延展相位陣列系統 | |
CN110651429B (zh) | 高频混频器 | |
JP5673041B2 (ja) | 電子回路 | |
JP3399764B2 (ja) | 高周波信号分配器、直交ミキサ及び送受信機 | |
JP4185017B2 (ja) | 周波数変換回路 | |
JP2012080397A (ja) | 逆相分配回路及びアンテナ装置 | |
KR20050100024A (ko) | 밸런스 구조를 이용한 레이더 시스템 | |
JPH10224125A (ja) | 90°ハイブリッド回路 | |
JPS63275224A (ja) | 超高周波分周器用移相器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20091027 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110712 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110907 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20111108 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20111109 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141118 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4864758 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |