JP4864570B2 - 商品検査装置 - Google Patents

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本発明は、検査対象の検査対象商品が正規に流通している商品であるか否かを検査する商品検査装置、及び商品検査方法に関する。
近年、特定の野菜や食肉を購入した消費者等に対して、その野菜や食肉の生産・流通履歴をインターネットなどの通信ネットワークを介して提供するトレーサビリティシステムが利用されるようになってきている。
トレーサビリティシステムでは、野菜や食肉などの商品やその商品の包装に貼付あるいは印字されたコード(トレーサビリティコード)を検索キーとすることで、その商品の生産・流通履歴を検索し閲覧することが可能となる(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−31875号公報
ところが、従来のトレーサビリティシステムにおいて用いるために蓄積された商品の生産・流通履歴からは、ある商品が正規に流通している商品であるか否かを確認することができないという問題があった。
すなわち、不正にトレーサビリティコードが付与されている場合や、トレーサビリティコードが不明である場合には、商品の真正な生産・流通履歴を閲覧することが不可能となるため、従来のトレーサビリティシステムにて用いられる商品の生産・流通履歴を利用したとしても、ある商品が正規に流通している商品であるか否かを確認することはできない。
従って、従来の商品管理手法によっては、正規に流通していない不正な商品を発見することが困難であり、そのような不正な商品を的確に排除することができないという問題があった。
本発明は、上述した問題を解消し、正規に流通していない不正な商品を容易かつ正確に特定することができるようにすることを目的とする。
本発明の商品検査装置は、検査対象の商品である検査対象商品が正規に流通している商品であるか否かを検査する商品検査装置であって、正規に流通している全ての商品それぞれを識別するための商品識別情報であり、商品毎に一意に定められている個体識別情報と、商品のDNA或いはRNA情報と、商品の重量を示す重量情報とを含む前記商品識別情報を格納する商品識別情報記憶手段と、前記検査対象商品のDNA或いはRNA情報を含む検査対象商品情報を受け付ける検査対象受付手段と、前記検査対象商品のDNA或いはRNA情報が示す塩基配列パターンが、当該検査対象商品に対応付けられている商品種類の塩基配列パターンであるか否かを判定する塩基配列パターン判定手段と、該塩基配列パターン判定手段により前記検査対象商品に対応付けられている商品種類の塩基配列パターンであると判定されたことに応じて、前記商品識別情報記憶手段に格納されている前記商品識別情報の中から、前記検査対象商品情報に含まれているDNA或いはRNA情報と同一のDNA或いはRNA情報を含む商品識別情報を探索する探索手段と、前記探索手段により前記検査対象商品情報に含まれているDNA或いはRNA情報と同一のDNA或いはRNA情報を含む商品識別情報が探索されたことに応じて、当該探索手段によって探索された商品識別情報に含まれている重量情報が示す重量が、前記検査対象商品の重量以下であるか否かを判定する重量判定手段と、検査結果を報知する検査結果報知手段とを含み、前記検査結果報知手段は、前記塩基配列パターン判定手段により前記検査対象商品に対応付けられている商品種類の塩基配列パターンでないと判定されたときは、前記検査対象商品が真正な商品でない旨の検査結果を報知し、前記探索手段により前記検査対象商品情報に含まれているDNA或いはRNA情報と同一のDNA或いはRNA情報を含む商品識別情報が探索されなかったときは、前記検査対象商品は正規に流通している商品でない旨の検査結果を報知し、前記重量判定手段により前記検査対象商品の重量以下であると判定されたときは、前記検査対象商品は正規に流通している商品でない可能性がある旨の検査結果を報知することを特徴とする。
上記のように構成したことで、正規に流通していない不正な商品を容易かつ正確に特定することができるようになる。
前記重量判定手段により前記検査対象商品の重量以下であると判定されたときの前記検査結果報知手段による検査結果の報知内容には、例えば、前記検査対象商品がクローン商品である可能性がある旨の報知を含む
前記検査結果報知手段は、前記重量判定手段により前記検査対象商品の重量以下でないと判定されたときは、前記検査対象商品は正規に流通している商品である旨の検査結果を報知する構成とされていてもよい。
商品は、例えば、豚肉・牛肉・鶏肉などの食肉、野菜や果物などの青果物、鶏卵などの食品である。
前記検査対象受付手段は、通信ネットワークを介して端末装置から前記検査対象商品情報を受け付ける通信手段を有し、前記検査結果報知手段は、前記端末装置に対して前記検査結果を送信する検査結果送信手段を有する構成とされていてもよい。
本発明によれば、正規に流通していない不正な商品を容易かつ正確に特定することができるようになる。
以下、本発明の一実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る商品検査装置を含む商品識別情報管理システム100の構成の例を示すブロック図である。図1に示すように、商品識別情報管理システム100は、商品識別情報管理サーバ10と、商品取扱業者端末21〜2N(Nは任意の正の整数)とを含む。
商品識別情報管理サーバ10、および商品取扱業者端末21〜2Nは、それぞれ、例えばインターネットなどの通信ネットワーク30に接続されている。
商品識別情報管理サーバ10は、WWWサーバなどの情報処理装置によって構成される。商品識別情報管理サーバ10は、本システムのシステム管理者によって管理され、商品識別情報などの各種の情報が格納される管理サーバDB11を備えている。商品識別情報管理サーバ10は、検査対象の商品である検査対象商品が正規に流通している商品であるか否かを検査する商品検査装置としての機能を有している。なお、管理サーバDB11は、商品識別情報管理サーバ10の内部にあっても外部にあってもよい。
商品取扱業者端末21〜2Nは、それぞれ、例えばパーソナルコンピュータや携帯通信端末などの情報処理装置によって構成される。商品取扱業者端末21〜2Nは、それぞれ、所定の商品を取り扱う各種の商品取扱業者(生産業者、流通業者など)によって管理される。
本例では、商品が生産されたときに、その生産業者が商品取扱業者端末を利用して、生産者や生産地などの商品識別情報を商品識別情報管理サーバ10に通知する。商品識別情報管理サーバ10は、個体識別情報(商品を一意に特定するための情報であり、例えば各商品に一意に付与される個体識別番号)を発行し、商品取扱業者端末から通知された商品識別情報に含めて管理サーバDB11に登録する。
また、本例では、各流通過程において、各流通業者が商品取扱業者端末を利用して、流通経路(商品の移動履歴)や流通業者名などの商品識別情報を、該当する商品に付与されている個体識別情報を提示して商品識別情報管理サーバ10に通知する。商品識別情報管理サーバ10は、提示された個体識別情報に対応付けして、商品取扱業者端末から通知された商品識別情報を管理サーバDB11に登録する。
本例では、上記のようにして、商品識別情報が蓄積されていく。なお、例えば書面で情報を収集し、商品識別情報管理サーバ10を用いてオペレータが商品識別情報を登録するようにするなど、商品識別情報の蓄積方式は、どのようなものであってもよい。
商品識別情報は、商品が生産されてから出荷されるまでに蓄積される第1商品識別情報と、商品が出荷されたあとに蓄積される第2商品識別情報とを含む。よって、第1商品識別情報には、例えば商品が和牛などの牛である場合、牛個体識別台帳に登録される各種の情報が含まれる。なお、第1商品識別情報と第2商品識別情報とは、個体識別情報(個体識別番号)によって対応付けされている。
図2は、第1商品識別情報の例を示す説明図である。図2に示すように、第1商品識別情報は、個体識別番号と、商品が正規の流通経路に乗った日を意味する出生(生産)又は輸入の年月日、商品のDNA(deoxyribonucleic acid:デオキシリボ核酸)情報、出荷するときの商品の重量、生産者名、生産地名などの各種の情報を含む。DNA情報は、商品のDNAを解析することによって得られる塩基配列の一部または全部を示す情報を意味する。
図3は、第2商品識別情報の例を示す説明図である。図3に示すように、第2商品識別情報は、個体識別番号と、商品の移動ルート及び現在の所在地を特定可能な移動履歴、商品の重量、商品が食肉である場合におけるその商品の部位などの各種の情報を含む。部位としては、肩、胸、内臓、胃などが考えられる。
次に、本例の商品識別情報管理システム100における商品識別情報管理サーバ10の動作について説明する。図4は、本例の商品識別情報管理サーバ10が実行する商品検査処理の例を示すフローチャートである。ここでは、検査対象とされる検査対象商品(適正な商品であるか否か確認される対象の確認対象商品)Xが、正規に流通経路に乗った商品であるか否かを検査・確認するための処理が実行されるものとする。
商品検査処理において、商品識別情報管理サーバ10は、先ず、検査対象商品Xについての検査対象商品情報を受け付ける(ステップS101)。この検査対象商品情報は、検査対象商品XのDNA情報、検査対象商品Xの所在地(例えば、検査対象商品Xが保管などされている現在の場所)、検査対象商品Xの重量、検査対象商品Xの種類(例えば、豚肉、和牛、国産牛肉、ロース、いちご等の商品の分類、あるいは商品名)などの各種の情報を含む。検査対象商品情報は、商品識別情報管理サーバ10が備える入力装置により入力するようにしてもよいし、通信ネットワーク30に接続された端末装置により通信ネットワーク30を介して入力するようにしてもよい。
次いで、商品識別情報管理サーバ10は、検査対象商品Xが受け付けた検査対象商品情報に含まれている種類の商品であるか否かを確認するために、受け付けた検査対象商品情報に含まれているDNA情報を解析する(ステップS102)。すなわち、検査対象商品情報に含まれているDNA情報が示す塩基配列が、受け付けた検査対象商品情報に含まれている種類の商品であるか否かを解析する。例えば、検査対象商品Xが「和牛」であるとされていた場合に、検査対象商品XのDNA情報が示す塩基配列が「和牛」のものであるか否かを解析する。この場合、検査対象となり得る商品の塩基配列パターンを管理サーバDB11にあらかじめ登録しておき、管理サーバDB11に登録されている塩基配列パターンと検査対象商品XのDNA情報が示す塩基配列の塩基配列パターンを比較するようにすればよい。
ステップS102での解析の結果、検査対象商品情報に含まれているDNA情報が示す塩基配列パターンがその検査対象商品情報に含まれている種類の商品の塩基配列パターンでなかった場合には(ステップS103のN)、商品識別情報管理サーバ10は、検査対象商品Xが異なる種類(真実でない種類)の商品として流通されている旨の確認結果(検査結果)を示す確認結果画面を、例えば自己が備える表示装置に表示する(ステップS104)。この確認結果画面には、例えば図5に示すように、検査対象商品Xについての検査対象商品情報の一部または全部を表示する表示領域と、検査対象商品Xの種類が現在対応付けられている種類と異なる旨の確認結果を表示する表示領域と、表示画面を閉じるときに押下される閉じるボタンとが設けられている。図5に示す例では、検査対象商品Xが国産豚肉として流通されていたが、DNA情報の解析により国産豚肉でないと判定された場合の確認結果が表示されている。
ステップS102での解析の結果、検査対象商品情報に含まれているDNA情報が示す塩基配列パターンがその検査対象商品情報に含まれている種類の商品の塩基配列パターンであった場合には(ステップS103のY)、商品識別情報管理サーバ10は、管理サーバDB11に格納されている商品識別情報を参照し、検査対象商品Xの検査対象商品情報に含まれているDNA情報を含む商品識別情報を検索することにより、そのDNA情報に対応付けされている個体識別番号を探索する(ステップS105)。
検査対象商品Xの検査対象商品情報に含まれているDNA情報を含む商品識別情報が登録されておらず、そのDNA情報に対応付けされている個体識別番号が探索できなかった場合には(ステップS106のN)、商品識別情報管理サーバ10は、検査対象商品Xが正規に流通経路に乗った商品でない旨の確認結果(検査結果)を示す確認結果画面を、例えば自己が備える表示装置に表示する(ステップS107)。この確認結果画面には、例えば図6に示すように、検査対象商品Xについての検査対象商品情報の一部または全部を表示する表示領域と、検査対象商品Xが商品識別情報が登録されていない出所等不明の商品であり正規に流通経路に乗った商品でない旨の確認結果を表示する表示領域と、表示画面を閉じるときに押下される閉じるボタンとが設けられている。
本例では、本システム100において取り扱う各種の商品については、正規の流通経路を経由している全ての商品の商品識別情報が、管理サーバDB11に格納され管理されているものとする。
よって、例えば、不正に輸入された出所不明の商品や、不正に流通経路に乗せられた出所等不明の商品については、その商品識別情報が管理サーバDB11に登録されていないことから、正規に流通経路に乗った商品でないと判定され(ステップS106のN)、その旨を示す確認結果画面が表示される(ステップS107)。
検査対象商品Xの検査対象商品情報に含まれているDNA情報を含む商品識別情報が登録されており、そのDNA情報に対応付けされている個体識別番号が探索できた場合には(ステップS106のY)、商品識別情報管理サーバ10は、検査対象商品Xの検査対象商品情報に含まれている検査対象商品Xの重量が、探索した個体識別番号に対応付けされている重量(図2に示されている重量。ただし、検査対象商品Xの種類が部位である場合には図3に示されている該当部位の重量。)以下であるか否か確認する(ステップS108)。
検査対象商品Xの重量が個体識別番号に対応付けされている重量以下でなければ(ステップS108のN)、商品識別情報管理サーバ10は、検査対象商品Xが正規に流通経路に乗った商品でない可能性があり、検査対象商品Xがクローン商品である可能性がある旨の確認結果(検査結果)を示す確認結果画面を、例えば自己が備える表示装置に表示する(ステップS109)。この確認結果画面には、例えば図7に示すように、検査対象商品Xについての検査対象商品情報の一部または全部を表示する表示領域と、検査対象商品Xが正規に流通経路に乗った商品でなくクローン商品である可能性がある旨の確認結果を表示する表示領域と、表示画面を閉じるときに押下される閉じるボタンとが設けられている。
すなわち、検査対象商品Xの重量が個体識別番号に対応付けされている重量以下でない場合には、正規に流通経路に乗っている商品と同じDNA情報を有する商品ではあるが、正規に流通経路に乗っている重量を超える量の商品が存在することになるため、検査対象商品Xがクローン商品である可能性があると判定され(ステップS108のN)、その旨の確認結果が表示される(ステップS109)。
検査対象商品Xの重量が個体識別番号に対応付けされている重量以下であれば(ステップS108のN)、商品識別情報管理サーバ10は、検査対象商品Xが正規に流通経路に乗った商品である旨の確認結果(検査結果)を示す確認結果画面を、例えば自己が備える表示装置に表示する(ステップS110)。この確認結果画面には、例えば図8に示すように、検査対象商品Xについての検査対象商品情報の一部または全部を表示する表示領域と、検査対象商品Xが正規に流通経路に乗った商品である旨の確認結果を表示する表示領域と、表示画面を閉じるときに押下される閉じるボタンとが設けられている。
以上に説明したように、上述した一実施の形態では、商品識別情報管理サーバ10が、検査対象商品XのDNA情報を含む検査対象商品情報を受け付け、検査対象商品XのDNA情報が示す塩基配列パターンが検査対象商品Xに対応付けられている商品種類の塩基配列パターンであるか否かを判定し、検査対象商品Xに対応付けられている商品種類の塩基配列パターンでないと判定したときに、検査対象商品Xが真正な商品でない旨の検査結果を報知し、また、正規に流通している全ての商品それぞれを識別するための情報であって、商品毎に一意に定められている個体識別情報と、商品のDNA情報とを含む商品識別情報を格納する管理サーバDB11に格納されている商品識別情報の中から、検査対象商品Xの検査対象商品情報に含まれているDNA情報と同一のDNA情報を含む商品識別情報を探索し、検査対象商品Xの検査対象商品情報に含まれているDNA情報と同一のDNA情報を含む商品識別情報が探索されなかったときに、検査対象商品Xは正規に流通している商品でない旨の検査結果を報知する構成としているので、正規に流通していない不正な商品を容易かつ正確に特定することができるようになる。
不正に商品識別情報が付与されている場合や、商品識別情報が不明である場合であっても、DNA情報を用いて検査を行うようにしているので、正規に流通していない不正な商品であることを容易かつ正確に特定することができる。
また、上述した一実施の形態では、商品識別情報管理サーバ10が、探索された商品識別情報に含まれている重量情報が示す重量が、検査対象商品Xの重量以下であるか否かを判定し、検査対象商品Xの重量以下であると判定したときに、検査対象商品Xは正規に流通している商品でない可能性がある旨の検査結果を報知する構成としているので、DNA情報によっては評価できないクローン商品であっても、正規に流通していない不正な商品として容易かつ正確に特定することができるようになる。
また、上述した一実施の形態では、商品識別情報管理サーバ10が、探索された商品識別情報に含まれている重量情報が示す重量が、検査対象商品Xの重量以下であると判定したときの検査結果の報知内容に、検査対象商品Xがクローン商品である可能性がある旨の報知を含むようにしているので、例えば不正に生産されたコピー商品であることを的確に報知することができる。
また、上述した一実施の形態では、商品識別情報管理サーバ10が、検査対象商品XのDNA情報が示す塩基配列パターンが検査対象商品Xに対応付けられている商品種類の塩基配列パターンであり、検査対象商品Xの検査対象商品情報に含まれているDNA情報と同一のDNA情報を含む商品識別情報が探索され、かつ、探索された商品識別情報に含まれている重量情報が示す重量が、検査対象商品Xの重量以下でないと判定したときに、検査対象商品Xが正規に流通している商品である旨の検査結果を報知する構成としているので、正規に流通していない不正な商品でないことを容易かつ正確に特定することができ、その旨を報知することができる。
なお、本システム100において管理され検査対象とされ得る商品は、例えば、豚肉・牛肉・鶏肉などの食肉、野菜や果物などの青果物、鶏卵などの食品である。
また、上述した一実施の形態では、商品の識別情報としてDNA情報を用いる構成としていたが、DNA情報に基づいてアミノ酸からたんぱく質を合成しているRNA(リボ核酸)に関するRNA情報を、DNA情報の代りに商品の識別情報として用いるようにしてもよい。
なお、上述した一実施の形態では、商品識別情報管理サーバ10が備える表示装置に検査結果を表示するようにしていたが、例えば検査を依頼してきた端末装置に検査結果を通信ネットワーク30を介して送信し、その端末装置が備える表示装置に検索結果を表示するようにしてもよい。また、検査結果は、表示によってではなく、音声やランプなどによって報知するようにしてもよい。
本発明によれば、正規に流通していない不正な商品を容易かつ正確に特定するのに有用である。
本発明の一実施の形態に係る商品識別情報管理システムの構成の例を示すブロック図である。 第1商品識別情報の例を示す説明図である。 第2商品識別情報の例を示す説明図である。 商品検査処理の例を示すフローチャートである。 確認結果画面の例を示す説明図である。 確認結果画面の例を示す説明図である。 確認結果画面の例を示す説明図である。 確認結果画面の例を示す説明図である。
符号の説明
10 商品識別情報管理サーバ
11 管理サーバDB
21〜2N 商品取引業者端末
30 通信ネットワーク
100 商品識別情報管理システム

Claims (5)

  1. 検査対象の商品である検査対象商品が正規に流通している商品であるか否かを検査する商品検査装置であって、
    正規に流通している全ての商品それぞれを識別するための商品識別情報であり、商品毎に一意に定められている個体識別情報と、商品のDNA或いはRNA情報と、商品の重量を示す重量情報とを含む前記商品識別情報を格納する商品識別情報記憶手段と、
    前記検査対象商品のDNA或いはRNA情報を含む検査対象商品情報を受け付ける検査対象受付手段と、
    前記検査対象商品のDNA或いはRNA情報が示す塩基配列パターンが、当該検査対象商品に対応付けられている商品種類の塩基配列パターンであるか否かを判定する塩基配列パターン判定手段と、
    該塩基配列パターン判定手段により前記検査対象商品に対応付けられている商品種類の塩基配列パターンであると判定されたことに応じて、前記商品識別情報記憶手段に格納されている前記商品識別情報の中から、前記検査対象商品情報に含まれているDNA或いはRNA情報と同一のDNA或いはRNA情報を含む商品識別情報を探索する探索手段と、
    前記探索手段により前記検査対象商品情報に含まれているDNA或いはRNA情報と同一のDNA或いはRNA情報を含む商品識別情報が探索されたことに応じて、当該探索手段によって探索された商品識別情報に含まれている重量情報が示す重量が、前記検査対象商品の重量以下であるか否かを判定する重量判定手段と、
    検査結果を報知する検査結果報知手段とを含み、
    前記検査結果報知手段は、
    前記塩基配列パターン判定手段により前記検査対象商品に対応付けられている商品種類の塩基配列パターンでないと判定されたときは、前記検査対象商品が真正な商品でない旨の検査結果を報知し、
    前記探索手段により前記検査対象商品情報に含まれているDNA或いはRNA情報と同一のDNA或いはRNA情報を含む商品識別情報が探索されなかったときは、前記検査対象商品は正規に流通している商品でない旨の検査結果を報知し、
    前記重量判定手段により前記検査対象商品の重量以下であると判定されたときは、前記検査対象商品は正規に流通している商品でない可能性がある旨の検査結果を報知する
    ことを特徴とする商品検査装置。
  2. 前記重量判定手段により前記検査対象商品の重量以下であると判定されたときの前記検査結果報知手段による検査結果の報知内容には、前記検査対象商品がクローン商品である可能性がある旨の報知を含む
    請求項記載の商品検査装置。
  3. 前記検査結果報知手段は、前記重量判定手段により前記検査対象商品の重量以下でないと判定されたときは、前記検査対象商品は正規に流通している商品である旨の検査結果を報知する
    請求項または請求項記載の商品検査装置。
  4. 商品は、食肉、青果物、鶏卵などの食品である
    請求項1から請求項のうちいずれかに記載の商品検査装置。
  5. 前記検査対象受付手段は、通信ネットワークを介して端末装置から前記検査対象商品情報を受け付ける通信手段を有し、
    前記検査結果報知手段は、前記端末装置に対して前記検査結果を送信する検査結果送信手段を有する
    請求項1から請求項4のうちいずれかに記載の商品検査装置。
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