JP4864420B2 - 電動切削工具 - Google Patents

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Description

本発明は、切削作業を行う手持式の電動切削工具であって、特に丸鋸において切削により生じる切粉を排除する切粉の処理機構に関するものである。
従来、例えば、切削工具として手持式の丸鋸が用いられている。当該丸鋸は、被切削材の上面を摺動可能な平板状の定盤と、当該定盤上に取り付けられた本体部と、を備えている。
作業者は、自らの手で丸鋸の本体部を保持し、定盤を被切削材上を摺動させながら、木材等の被切削材に印された目印、例えば墨線に沿って、目視で刃物の刃先を誘導して切削作業を行っている。しかし、このような切削作業では、切削により生じる切粉が墨線上に残り、これから切り進めようとする方向の目印である墨線が見えなくなり、刃先が墨線より外れてしまい正確で精度の良い切削作業ができないという問題がある。
このような不具合を解決すべく、モータの冷却に供された冷却風を切粉の吹き飛ばし用に利用する技術が提案されている(特許文献1〜3参照)。
例えば、特許文献1に開示されている携帯用切削工具は、電動工具の冷却用のファンにより発生した風圧をギヤケースに設けた案内パイプを経てベース先端部に吹き付け、切削により生じる切粉を吹き飛ばし、当該切粉が墨線上に蓄積されるのを防止している。
特許文献2に開示されている電気切断工具は、モータの冷却に用いた空気を放出し定盤に係合する連結部材に設けた貫通穴や定盤の前縁部に設けた貫通穴から切削により発生した切粉を前方へ排出させるものであり、特に、前縁部に設けられた貫通穴から放出される空気は、切削により生じる切粉を吹き飛ばし、当該切粉が墨線上に蓄積されるのを防止している。
特許文献3に開示されている電気鋸は、刃物の上部を覆うケーシングの外周前部にモータ冷却用ファンの空気を導くとともに、当該空気を基盤の前方に取り付けた指標に指向させて配置されているノズルに導き、当該空気によって切削により生じる切粉を吹き飛ばし、当該切粉が墨線上に蓄積されるのを防止している。
実開昭55−154101号公報 実開昭59−99702号公報 実用新案登録第3072537号公報
しかしながら、上記特許文献1乃至3に開示された切削工具等は、切削刃の切込み深さを変えるためにケーシングを上下に回動することによって、当該切削により生じる切粉を吹き飛ばすための空気が放出される向きや吹き込み量が変わるため、場合によっては、墨線上の切粉を吹き飛ばせないなどの不都合が生じていた。
また、特許文献2に開示されたように、定盤に貫通穴を設けた場合、ケーシングの回動によって当該貫通孔に対し吹き込む空気の方向が変わり、吹き込み量が変わるという問題を有するとともに、定盤の強度が弱くなり、変形しやすいなどの問題がある。
また、傾斜切りのために本体部の定盤に対する傾斜角を調整した場合も、当該切削により生じる切粉を吹き飛ばすための空気が放出される向きや吹き込み量が変わるため、場合によっては、墨線上の切粉を吹き飛ばせないなどの不都合が生じていた。
そこで、本発明は、切込み深さや本体部の定盤に対する傾斜角を調整しても切削により墨線上に蓄積される切粉を安定して吹き飛ばすことが可能な電動切削工具を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に係る電動切削工具(1A、1B)は、平板状の定盤(5)に、切削刃(11)と、当該切削刃を回転駆動させる駆動部や当該駆動部を冷却するファンを収容するケーシング(13、14)と、を備える本体部(10)が前記定盤に立設されるサポータ(8)を介して取り付けられ、前記ケーシングを上下に移動することによって前記切削刃の切込み深さを調整可能な電動切削工具において、前記ケーシングには、前記ファンによる駆動部冷却後の空気を導入する空気流路(26)が形成されており、前記サポータには、先端が前記定盤の先端近傍に配置され、後端が前記空気流路連絡されるノズル(27)が固定して取り付けられており、前記ノズルと空気流路は、前記切込み深さの調整によって移動する空気流路に対応して前記ノズルと空気流路の連絡が常に維持されるように、この連絡部分が前記軸の軸心と同一になるように形成され、互いに摺動自在に接続されていることを特徴とする。
また、請求項2に係る電動切削工具は、請求項1に記載の電動切削工具において、前記ノズルの後端部と前記空気流路の先端部は、前記軸の軸心を同一の中心とする円弧状に形成されていることを特徴とする。
また、請求項3に係る電動切削工具は、請求項1に記載の電動切削工具において、前記ノズルの後端と空気流路の先端が前記軸の軸線上で当接して配置されていることを特徴とする。
請求項1乃至に係る発明によれば、空気流路とノズルが、切込み深さの調整によって移動する空気流路に対応して連通を維持するように互いに摺動自在に接続されているので、切込み深さの調整によって、本体部が移動してもノズルから放出される空気の位置や吹き込み量を変えることなく空気流路とノズルの連通を維持できる。よって、本体部が切込み深さの調整によって移動しても切粉を吹き飛ばすための空気を墨線上に安定して吹き付けることが可能となっている。また、定盤には、切粉を吹き飛ばすための開口が形成されていないため定盤の強度が低下することがない。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。
まず、本実施形態における手持式の電動丸鋸(以下、「丸鋸1A」と称する。)の構造について図1乃至図5を用いて説明する。なお、理解しやすいように、本実施形態の丸鋸1Aは、図1における左右方向を丸鋸の前後方向として、図2における左右方向を丸鋸の左右方向として説明する。また、本実施形態の丸鋸1Aは、本願の電動切削工具として機能する。
図1及び図2に示すように、本実施形態の丸鋸1Aは、図示しない被切削材の上面を摺動可能な平板状の定盤5と、当該定盤5上に取り付けられる本体部10と、を備えて構成されている。
本体部10は、円盤状の丸鋸刃11と、丸鋸刃11の略上半分を覆うセーフティカバー12と、図示しないモータなどの駆動部や駆動部を冷却するためのファンを収容する筒状のモータケース13と、当該駆動部の動力を丸鋸刃11に伝える図示しないギヤ類からなる動力伝達部を収容する筒状のギヤケース14と、を備えて構成されている。前記駆動部と丸鋸刃11は、図示しないシャフトなどの連結部材によって動力伝達部と連結されており、前記駆動部の駆動によって、その動力が動力伝達部を介して丸鋸刃11に伝わり、当該丸鋸刃11が回転するようになっている。
また、セーフティカバー12は、図2に示すように、ギヤケース14の図中左端の上方周面に一体的に形成され、ギヤケース14は、図中右端の周縁部においてモータケース13に取り外し可能に取り付けられている。また、モータケース13の左端部には、この丸鋸1Aを使用する使用者が把持して当該丸鋸1Aを所定の方向に移動させるためのハンドル15が取り付けられている。なお、本実施形態のギヤケース14とモータケース13は、本願のケーシングとして機能する。
また、図1に示すように、セーフティカバー12の内側には、丸鋸刃11の周縁の一部を覆う円弧状のスライドカバー16が設けられている。このスライドカバー16は、周方向に直交する方向の断面がほぼコの字に形成されている。このスライドカバー16は、丸鋸刃11と回転中心を同じくし、丸鋸刃11の周縁に沿って回転可能に配置されており、作業を行っていない時は、図1に示すように、丸鋸刃11の下方を覆っている。
また、定盤5には、図示しないが、丸鋸刃11の刃先を下方に突出させるための開口部が形成されている。また、図2及び図3に示すように、丸鋸刃11の前方であって定盤5の前方左側の先端には、「U」字形状をした切り欠きからなる第1照準5a、第2照準5bが形成されている。この照準5a、5bは、作業時において、これらの照準5a、5bに被切削材上に印された墨線を沿わせて切削を行うものである。
本体部10と定盤5とは、図1及び図4に示すように、セーフティカバー12及びギヤケース14の前部が、前記定盤5の前方端部に立設されたブラケット6の後側に支点ピン7を介して前記ブラケット6に対して回動可能に取り付けられているサポータ8から後方に突出して形成されている一対の突出部8aとピン9によって軸支されて取り付けられている。また、セーフティカバー12の後部は、図1に示すように、セーフティカバー12の内周面に沿って摺動する帯板状の切込み深さ調整板21を介して定盤5の後部に立設されたブラケット22の前側に支点ピン23を介して前記ブラケット22に対して回動可能に取り付けられているサポータ24から前方に突出して形成されている一対の突出部24aとピン25によって連結されている。セーフティカバー12(本体部10)は、前方のピン9を軸として切込み深さ調整板21のストローク分だけ回動し、定盤5の下面から突出する丸鋸刃11の突出量を調整する事ができるようになっている。
また、本体部10は定盤5に揺動可能に固定されている。定盤5の前方及び後方に立設されたブラケット6、22には、図2に示すように、円弧状に開口6aを有するプレート6bが形成されており、当該開口6aを介してサポータ8に螺合する傾斜角調整用ネジ6cによって本体部10を所定の角度傾斜させて前後方向で固定することができるようになっている(なお、後方のプレート等については、その構成は前方のプレート6b等と同様であるので図示及び説明を省略する)。このように丸鋸1Aはその前後方向に対して左右に傾斜した状態での切断作業、いわゆる傾斜切りに対応できるようになっている。
図1及び図3に示すように、ギヤケース14には、ファンによる駆動部冷却後の空気を丸鋸刃11側に吹き出す噴出口14bが図示しない仕切り壁により形成されているとともに、ギヤケース14の噴出口14bの前側開口の一部に対向する隔壁25が、ギヤケース14の外壁14aと丸鋸刃11のほぼ中間位置のそれぞれに対し所定の間隔をもって、外壁14aに止めネジ29によって丸鋸刃11側に取り付けられている。また、図1及び図4に示すように、外壁14aの前方丸鋸刃11の側には、図中上下2つの立壁14cが一体に形成されている。そしてこの立壁14cと隔壁25の前方先端部で空気流路26が形成されている。このように噴出口14bから流出した空気が導入される空気流路26は、隔壁25とギヤケース14の外壁14aを用いて前方に延びるように形成されている。
また、サポータ8には、先端が第1及び第2の照準5a、5b近傍に延びて配置され、後端がサポータ8の後方に延びて配置されている筒状のノズル27が上記本体部10をサポータ8に取り付けているピン9とサポータ8をブラケット6に取り付けている支点ピン7との間に一体的に固定されて取り付けられている。
空気流路26の先端部には、内側にノズル27と係合する係合部28が形成されており、当該係合部28には、筒状のノズル27の後端部が挿入され、当該ノズル27の後端周面が空気流路26の内周面を摺動可能になっている。さらに詳しくは、ノズル27の後端部の外周と空気流路26の係合部28は、図1に示すように、ピン9の軸心を同一の中心とする円弧状に形成されていて、ピン9を中心とする本体部10の上下方向の回動とともに、ノズル27の後端部と空気流路26の内周面である係合部28との摺動を自在にしている。
ここで、切削によって生じる切粉の吹き飛ばし機構について説明する。
本実施形態の丸鋸1Aは、例えば、駆動部であるモータとギヤの組み合わせからなる動力伝達駆動部とを繋ぐ図示しないモータシャフトの周面に、図示しないファンが一体的に取り付けられており、当該ファンは、モータシャフトと一体に回転する。このファン5の回転により、モータケース13の図2中右側部に形成された図示しない開口から空気を吸い込み、モータ及び各摺動部が発生する熱を冷却している。このモータを冷却した空気は、図3中の矢印に示すように、モータを冷却した後、吹出口14bに送り出されていく。そして、この空気の一部は、吹出口14bの一部に対向する隔壁25に誘導され、さらに隔壁25とケーシング14の外壁14aに設けられた立壁14cで形成された空気流路26に流入し、ノズル27を介して外部に放出されるようになっている。
また、ノズル27の先端は、第1及び第2の照準5a、5b近傍に延びて配置されているため、上記空気は当該照準5a、5b近傍に排出される。これによって、墨線上に蓄積される切粉が吹き飛ばされ視認性を良好に保つことが可能となっている。
このように構成された丸鋸1Aにおいて、丸鋸刃11の定盤5からの突出量を調整する場合、特に、丸鋸刃11の突出量を浅く調整した際には、図5に示すように、ピン9を回動中心とする本体部10の上方向への回転移動にともなって空気流路26も上方向へ移動するが、空気流路26の係合部28の内周面と、この内周面に係合するノズル27の後端部分がピン9の軸心を同一の中心とする円弧状に形成されているので、ノズル27の後端周面が空気流路26の移動に対応して空気流路26の係合部28の内周面を上下方向に自在に摺動するようになっており、ノズル27と空気流路26との連絡が維持されるため、図5中の矢印に示すように空気流路26が移動してもノズル27の位置は変わることがなく、前記ファンによる空気の放出先も変わらない。よって、丸鋸刃11の切込み深さを調整した状態で切削を行う場合であっても、常に一定の位置に空気が放出されるので、切削によって生じる墨線上に堆積する切粉を安定して吹き飛ばすことが可能になっている。
さらに、本体部10を定盤5に対して傾斜させて当該丸鋸1Aを使用する場合であっても、ノズル27が本体部10をサポータ8に取り付けているピン9ブラケット6に取り付けている支点ピン7との間にあって、支点ピン7の近傍に設けられているので、空気流路26が移動しても定盤5に対するノズル27の位置が大きく変わることがなく、当該ファンによる空気の放出先も大きく変わらない。よって、本体部10を傾斜した状態で切削を行う場合であっても、切削によって生じる墨線上に堆積する切粉を安定して吹き飛ばすことが可能になっている。
なお、さらにノズル27を2分割し、一方をブラケット6に取り付け、互いをフレキシブルジョイントで連結した構成にすればノズル27の位置が変わることなく、当該ファンによる空気の放出先も変わらなくできる。
次に、空気流路とノズルの取付構造における他の実施形態について、図6及び図7を用いて説明する。なお、図6及び図7において、図1〜図3と共通する部分には同一符号を付し、それらの説明は省略する。
本実施形態は、隔壁31及びギヤケース14の外壁14aを用いて空気流路32が形成され、この空気流路32と連絡する筒状のノズル33が、定盤5に立設されたブラケット6の後側に支点ピン7を介して回動可能に取り付けられたサポータ8にビス34などで固定されて取り付けられている。
ノズル33の先端は、第1及び第2の照準5a、5b近傍に延びて配置され、後端は、空気流路32の先端と当接して取り付けられている。ノズル33と連絡する空気流路32の先端は、ピン9の軸線と同一線上に開口35を有して設けられている。当該空気流路32の開口35と連絡するノズル33の開口は同一形状に形成されている。
このように構成された丸鋸1Bは、丸鋸刃11の突出量を調整する場合、特に、突出量を浅く調整した際には、本体部10の上方向への回動にともなって空気流路32の先端はサポータ8に対し相対的に回転するが、ノズル33の後端と空気流路32の先端が前記ピン9の軸線上に当接して配置されているので、ノズル33の後端の端面がこの回転にともなって空気流路32の先端の端面と摺動するようになっており、ノズル33と空気流路32との連絡が維持されるため、空気流路32の先端が回転してもノズル33の位置が変わることがなく、当該ファンによる空気の放出先も変わらない。よって、丸鋸刃11の切込み深さを調整した状態で切削を行う場合であっても、切削によって生じる墨線上に堆積する切粉を安定して吹き飛ばすことが可能になっている。
次に、空気流路とノズルの取付構造における他の実施形態について、図8及び図9を用いて説明する。なお、図8及び図9において、図1〜図3と共通する部分には同一符号を付し、それらの説明は省略する。
本実施形態は、隔壁36及びギヤケース14の外壁14aを用いて空気流路37が形成され、この空気流路37は弾性を有するゴム材などからなるホース38を介して筒状のノズル39と接続されている。
なお、ホース38は、自在に湾曲可能な金属製の蛇腹パイプであっても良い。なお、本実施形態のホース38は、本願の連絡部材として機能する。
当該ノズル39は、両端部に開口39a、39bを有しており、一方の開口39aは第1及び第2の照準5a、5b近傍に延びて配置されており、他方の開口39bは丸鋸刃11の前方近傍に延びて配置されている。また、当該ノズル39は、定盤5にビス40などで固定して取り付けられている。また、ノズル39の中央近傍には、ホース38と連絡するための連絡口39cが形成されており、当該ノズル39は、当該連絡口39cを介してホース38と接続され、当該ホース38の他端は、空気流路37と接続されている。
このように構成された丸鋸1Cは、丸鋸刃11の突出量を調整する場合、特に、突出量を浅く調整した際には、図示しないが、本体部の上方向への移動にともなって空気流路37も移動するが、空気流路37が弾性を有するホース38によりノズル39と接続されているので、ノズル39と空気流路37との連絡は常に維持され、空気流路37が移動してもノズル39の位置が変わることがなく、当該ファンによる空気の放出先も変わらない。よって、丸鋸刃11の切込み深さを調整した状態で切削を行う場合であっても、切削によって生じる墨線上に堆積する切粉を吹き飛ばすことが可能になっている。
さらに、本実施例では、本体部10を定盤5に対して傾斜させて当該丸鋸1Cを使用する場合であっても、空気流路37が弾性を有するホース38により定盤5に固定されたノズル39と接続されているので、ノズル39と空気流路37との連絡は維持され、空気流路37が移動してもノズル39の位置が変わることがなく、当該ファンによる空気の放出先も変わらない。よって、本体部10を傾斜した状態で切削を行う場合であっても、切削によって生じる墨線上に堆積する切粉を安定して吹き飛ばすことが可能になっている。
なお、本実施例でのノズルと空気流路の取付構造については、上記実施形態を適宜組み合わせて構成することができる。また、ノズル27、33、39の先端部は、自在にその方向が変えられる構成とすれば、より使い易くなる。
また、本発明の実施例として電動丸鋸について説明したが、本発明は、ジグソー、ルータ、トリマ等の他の手持式電動切削工具にも採用できる。
本発明の電動丸鋸の一部断面正面図である。 本発明の電動丸鋸の右側面図である。 ケーシング内部の構造を示す本発明の電動丸鋸の一部断面平面図である。 図1のA−A断面図である。 図1のB拡大図である。 他の実施形態の電動丸鋸におけるケーシング内部の構造を示す一部断面平面図である。 図6に示す電動丸鋸の右側面図である。 他の実施形態の電動丸鋸におけるケーシング内部の構造を示す一部断面平面図である。 図8に示す電動丸鋸の右側面図である。
符号の説明
1A、1B、1C 丸鋸
5 定盤
6 ブラケット
8 サポータ
9 ピン
11 丸鋸刃
10 本体部
13 モータケース
14 ギヤケース
25、31、36 隔壁
26、32、37 空気流路
27、33、39 ノズル

Claims (3)

  1. 平板状の定盤に、切削刃と、当該切削刃を回転駆動させる駆動部や当該駆動部を冷却するファンを収容するケーシングと、を備える本体部が前記定盤に立設されるサポータを介して取り付けられ、前記ケーシングを前記サポータに設けられた軸を中心に上下に回動することによって前記切削刃の切込み深さを調整可能な電動切削工具において、
    前記ケーシングには、
    前記ファンによる駆動部冷却後の空気を導入する空気流路が形成されており、
    前記サポータには、
    先端が前記定盤の先端近傍に配置され、後端が前記空気流路連絡されるノズルが固定して取り付けられており、
    前記ノズルと空気流路は、
    前記切込み深さの調整によって移動する空気流路に対応して前記ノズルと空気流路の連絡が常に維持されるように、この連絡部分が前記軸の軸心と同一になるように形成され、互いに摺動自在に接続されていることを特徴とする電動切削工具。
  2. 前記ノズルの後端部と前記空気流路の先端部は、前記軸の軸心を同一の中心とする円弧状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電動切削工具。
  3. 前記ノズルの後端と空気流路の先端が前記軸の軸線上で当接して配置されていることを特徴とする請求項1に記載の電動切削工具。
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