JP4863681B2 - 半導体記憶装置およびメモリコントローラ - Google Patents

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本発明は、誤り訂正回路を有する半導体記憶装置およびメモリコントローラに関し、特に、メモリの大容量化およびページサイズが増加した場合に適した半導体記憶装置およびメモリコントローラに関する。
フラッシュメモリは、データの消去・書き込みを自由に行なうことができ、電源を切ってもデータ内容が消えないことから、デジタルカメラや携帯音楽プレーヤなどデジタル機器の記憶媒体として急速に普及している。また、フラッシュメモリを搭載したパッケージにUSBコネクタを付けたUSBメモリは、パソコン用の手軽なデータ交換メディアとして期待されている。
このようなフラッシュメモリは、メモリ領域が複数のブロックに分割されている。各ブロックは、通常の書き込み単位となる複数の「ページ」という単位で区分されている。各ページは、ページデータが格納されるデータ領域と、ページデータに発生したエラーを検出・訂正する誤り訂正符号(Error Correcting Code:ECC)、アドレス等の管理情報が格納される冗長領域とを有する(特許文献1参照)。従来のフラッシュメモリでは、1ページ=512バイトとし、512バイトを1単位として誤りの訂正が行えるように誤り訂正符号(Error Correcting Code:ECC)が冗長領域に格納される。
従来のフラッシュメモリを用いた半導体記憶装置について図面を用いて説明する。図5は、従来例に係る半導体記憶装置の構成を模式的に示したブロック図である。図6は、従来例に係る半導体記憶装置におけるフラッシュメモリのメモリ領域のページ単位のデータ形式を模式的に示した概略図である。
図5を参照すると、半導体記憶装置101は、フラッシュメモリ110と、メモリコントローラ120とを有する。フラッシュメモリ110は、所定単位での読み書きが可能なものであり、例えば、NAND型フラッシュメモリを用いることができる。フラッシュメモリ110は、図6のように、メモリ領域のページ単位において、読み出し方向の順に、データ領域と、冗長領域とを有する。データ領域には、1ページに相当するページデータ(例えば、2048バイト)が格納されており、訂正できる複数の範囲(例えば、512バイト;訂正範囲)に相当する領域D1〜D4に区切られ、1つのページデータが領域D1〜D4に分割して格納されている。冗長領域には、ページデータに発生したエラーを検出・訂正する誤り訂正符号(ECC)、アドレス等の管理情報が格納されており、領域D1〜D4に対応して領域R1〜R4に区切られ、領域D1〜D4の管理情報がそれぞれ領域R1〜R4に格納されている。メモリコントローラ120は、フラッシュメモリ110の読み書きをコントロールする。
メモリコントローラ120は、インタフェース回路121と、バッファメモリ122と、外部インタフェース回路123とを有する。インタフェース回路121は、フラッシュメモリ110とバッファメモリ122とのインタフェースを行う回路であり、誤り訂正回路121aを有する。誤り訂正回路121aは、読み出した管理情報に基づいて、読み出したページデータの誤りを発見し、訂正する回路であり、冗長領域から読み出した1訂正範囲分の管理情報を一時的に保持するレジスタ121bを有する。バッファメモリ122は、データ領域から読み出した1ページ分のページデータ(誤り訂正回路121aによって訂正されたページデータを含む)を一時的に保持する。外部インタフェース回路123は、外部装置(例えば、パソコン)とバッファメモリ122とのインタフェースを行う回路である。
次に、従来例に係る半導体記憶装置の動作について図面を用いて説明する。図7は、従来例に係る半導体記憶装置の動作を模式的に示したフローチャートである。
フラッシュメモリ110から1ページ分のデータを読み出そうとしたとき、まず、インタフェース回路121は、読み出し対象となるページデータをフラッシュメモリ110のデータ領域(図6参照)の先頭から1訂正範囲分のページデータを読み出す(ステップB1)。ページデータの読み出しと並行して、インタフェース回路121は、読み出した1訂正範囲分のページデータをバッファメモリ122に保持させる(ステップB2)。次に、インタフェース回路121は、フラッシュメモリ110のデータ領域(図6参照)から1ページ分のページデータの読み出しが完了したか否かを確認する(ステップB3)。1ページ分のページデータの読み出しが完了していない場合(ステップB3のNO)、ステップB1に戻り1訂正範囲分のページデータを読み出し、1ページ分のページデータの読み出しが完了するまでステップB1〜B3を繰り返すことになる。1ページ分の読み出しが完了した場合(ステップB3のYES)、ステップB4に進む。
1ページ分の読み出しが完了した場合(ステップB3のYES)、又は、全体の誤り訂正が完了していない場合(ステップB6のNO)、インタフェース回路121は、読み出したページデータに対応する管理情報をフラッシュメモリ110の冗長領域(図6参照)の先頭から1訂正範囲分の管理情報を読み出して、レジスタ121bに一時的に保持させる(ステップB4)。次に、インタフェース回路121は、レジスタ121bに保持された1訂正範囲分の管理情報に基づいて、バッファメモリ122に保持されたページデータの誤り訂正を行う(ステップB5)。次に、インタフェース回路121は、バッファメモリ122に保持されたページデータの全体の誤り訂正が完了したか否かを確認する(ステップB6)。全体の誤り訂正が完了していない場合(ステップB6のNO)、ステップB4に戻り次の1訂正範囲分の管理情報を読み出し、1ページ分全体の誤り訂正が完了するまでステップB4〜B6を繰り返すことになる。全体の誤り訂正が完了した場合(ステップB6のYES)、ステップB7に進む。
全体の誤り訂正が完了した場合(ステップB6のYES)、外部インタフェース回路123は、バッファメモリ122に保持されたページデータを外部装置(例えば、パソコン)に出力する(ステップB7)。
特開2000−20409号公報
ところで、近年、フラッシュメモリの大容量化に伴い、1ページ=2Kバイトの製品が出回るようになり、今後、ページサイズは増大する方向にある。しかしながら、そのような大容量のフラッシュメモリでも、誤り訂正符号は、依然として512バイトを1訂正範囲とした管理情報として冗長領域に複数個まとめて格納されているのが現状である。そのため、誤り訂正回路は複数の計算経過を保持しておく必要がある。つまり、誤り訂正単位ではなく、ページデータ全体の読み出し終了時点まで誤り検出/訂正ができないため、1ページ分のページデータ全体を誤り訂正のためにバッファリングする必要があり、回路規模のオーバーヘッドが大きくなるという問題がある。今後、ページサイズが増加すると、上記バッファサイズがますます増加し、上記問題が著しくなる。なお、従来例ではバッファサイズは、[誤り訂正単位]×[セグメント数]の割合で増加する。
本発明の主な課題は、メモリの大容量化およびページサイズが増加した場合にもバッファサイズの増大を抑えることである。
本発明の第1の視点においては、半導体記憶装置において、1ページ分のページデータが訂正範囲ごとに区分してそれぞれ格納されるデータ領域と、前記ページデータに対応すると共に前記ページデータの誤りを訂正可能な誤り訂正符号を含む管理情報が訂正範囲ごとに区分してそれぞれ格納される複数の冗長領域とを有するメモリと、前記データ領域から読み出した1又は区分数より小さい個数の訂正範囲分のページデータを保持する第1バッファメモリと、前記冗長領域から読み出した1ページ分の管理情報を保持する第2バッファメモリと、前記1ページ分の前記ページデータの内の一の区分に対応する一のページデータ、及び、前記管理情報の内の前記一の区分に対応する一の管理情報に関して、先に前記一の管理情報を前記メモリから読み出して前記第2バッファメモリに格納し、その後に前記メモリから前記一のページデータを読み出して前記第1バッファメモリに格納する第1インタフェース回路と、を備え、前記インタフェース回路は、前記第2バッファメモリに保持された前記管理情報に基づいて、前記第1バッファメモリに保持されたページデータの誤りを発見し、訂正する誤り訂正回路を備えることを特徴とする。
本発明の前記半導体記憶装置において、外部装置と前記第1バッファメモリとのインタフェースを行う第2インタフェース回路を備えることが好ましい。
本発明の前記半導体記憶装置において、前記第1インタフェース回路は、前記冗長領域から1ページ分の前記管理情報の全てを読み出して前記第2バッファメモリに保持させた後、前記データ領域から1又は区分数より小さい個数の訂正範囲分のページデータを読み出して前記第1バッファメモリに保持させ、前記第2インタフェース回路は、前記誤り訂正回路による訂正後、訂正された1訂正範囲分のページデータを前記第1バッファメモリから読み出して前記外部装置に出力することが好ましい。
本発明の前記半導体記憶装置において、前記第1バッファメモリは、複数の訂正範囲分のページデータを保持し、前記第1インタフェース回路は、前記第2インタフェースにて1訂正範囲分のページデータを前記第1バッファメモリから読み出して前記外部装置に出力しているのと並行して、前記データ領域から次の1訂正範囲分のページデータを読み出して前記第1バッファメモリに保持させることが好ましい。
本発明の前記半導体記憶装置において、前記メモリは、読み出しの先頭に前記冗長領域が配されるとともに、前記冗長領域の後に前記データ領域が配されるように構成されることが好ましい。
本発明の前記半導体記憶装置において、前記第2インタフェース回路は、前記第1バッファメモリから読み出した1訂正範囲分のページデータを所定のプロトコルに基づいてパケット化して前記外部装置に出力することが好ましい。
本発明の前記半導体記憶装置において、前記訂正範囲は、前記第2インタフェース回路にてページデータをパケット化する際に、ページデータを分割せずに一つのパケットに収まる大きさに設定されていることが好ましい。
本発明の前記半導体記憶装置において、前記第2インタフェース回路は、USB規格に基づいて前記外部装置と転送を行うことが好ましい。
本発明の第2の視点においては、メモリコントローラにおいて、メモリのデータ領域から読み出した1又は区分数より小さい個数の訂正範囲分のページデータを保持する第1バッファメモリと、前記メモリの冗長領域から読み出した1ページ分の管理情報であって、前記ページデータの誤りを訂正可能な誤り訂正符号を含む管理情報を保持する第2バッファメモリと、1ページ分の前記ページデータの内の一の区分に対応する一のページデータ、及び、前記管理情報の内の前記一の区分に対応する一の管理情報に関して、先に前記一の管理情報を前記メモリから読み出して前記第2バッファメモリに格納し、その後に前記メモリから前記一のページデータを読み出して前記第1バッファメモリに格納する第1インタフェース回路と、を備え、前記第1インタフェース回路は、前記第2バッファメモリに保持された前記管理情報に基づいて、前記第1バッファメモリに保持されたページデータの誤りを発見し、訂正する誤り訂正回路を備えることを特徴とする。
本発明の第3の視点においては、半導体記憶装置において、1ページ分に相当するとともに、訂正範囲ごとに区分される複数のデータから構成されるページデータ、及び、前記ページデータに含まれる前記複数のデータのそれぞれに対応する誤り訂正符号のそれぞれを含む管理情報、を記憶するメモリと、前記ページデータに含まれる前記複数のデータのそれぞれの内の一のデータ、及び、当該一のデータに対応する一の管理情報に関して、先に前記一の管理情報を前記メモリから読み出し、その後に前記一のデータを前記メモリから読み出して前記一のデータの誤りを訂正するメモリコントローラと、を備えることを特徴とする。
本発明(請求項1−20)によれば、訂正のために保持するページデータが1又は区分数より小さい個数の訂正範囲分で済むため、使用するメモリのページサイズが増大しても、バッファ容量の増大を小規模に抑えることができる。
(実施形態1)
本発明の実施形態1に係る半導体記憶装置について図面を用いて説明する。図1は、本発明の実施形態1に係る半導体記憶装置の構成を模式的に示したブロック図である。図2は、本発明の実施形態1に係る半導体記憶装置におけるフラッシュメモリのメモリ領域のページ単位のデータ形式を模式的に示した概略図である。
図1を参照すると、半導体記憶装置1は、フラッシュメモリ10と、メモリコントローラ20とを有する。
フラッシュメモリ10は、所定単位での読み書きが可能なものであり、例えば、NAND型フラッシュメモリを用いることができる。フラッシュメモリ10は、図2のように、メモリ領域のページ単位において、読み出し方向の順に、冗長領域と、データ領域とを有する。なお、フラッシュメモリ10は、図2のようなデータ形式および読み出し方向に限定されるものではなく、読み出し冗長領域からデータ領域へと行われれば、図6のような従来のデータ形式にも適用できる互換性があり、1訂正範囲分ごとに冗長領域とデータ領域が交互に並んでいるデータ形式であってもよい。データ領域には、1ページに相当するページデータ(例えば、2048バイト)が格納されており、訂正できる複数の範囲(例えば、512バイト;訂正範囲)に相当する領域D1〜D4に区切られ、1ページ分のページデータが領域D1〜D4に分割して格納されている。冗長領域には、ページデータに発生したエラーを検出・訂正する誤り訂正符号(ECC)、アドレス等の管理情報が格納されており、領域D1〜D4に対応して領域R1〜R4に区切られ、領域D1〜D4の管理情報がそれぞれ領域R1〜R4に格納されている。なお、訂正範囲は、外部インタフェース回路23にてページデータをパケット化する際に、ページデータを分割せずに一つのパケットに収まる大きさに設定されている。
メモリコントローラ20は、フラッシュメモリ10の読み書きをコントロールする。メモリコントローラ20は、インタフェース回路21と、第1バッファメモリ22と、外部インタフェース回路23と、第2バッファメモリ24とを有する。インタフェース回路21は、フラッシュメモリ10と第1バッファメモリ22及び第2バッファメモリ24とのインタフェースを行う回路であり、誤り訂正回路21aを有する。誤り訂正回路21aは、第2バッファメモリ24に保持された管理情報に基づいて、第1バッファメモリ22に保持されたページデータの誤りを発見し、訂正する回路である。第1バッファメモリ22は、データ領域から読み出した1訂正範囲分のページデータ(誤り訂正回路21aによって訂正されたページデータを含む)を一時的に保持する。外部インタフェース回路23は、外部装置(例えば、パソコン)と第1バッファメモリ22とのインタフェースを行う回路であり、訂正された1訂正範囲分のページデータを所定のプロトコルに基づいてパケット化して外部装置に出力する。外部インタフェース回路23は、付加的なインタフェース無しにUSBケーブルと接続することができる互換性を有し、USB規格に基づいて外部装置と転送を行う。第2バッファメモリ24は、冗長領域から読み出した1ページ分の管理情報を一時的に保持する。
例えば、フラッシュメモリ10が1ページのデータ領域が2048バイト、冗長領域が64バイトあって、1訂正範囲が512バイトある誤り訂正符号を用いる場合、第1バッファメモリ22が512バイト、第2バッファメモリ24が64バイトの大きさとなる。なお、図1では第1バッファメモリ22及び第2バッファメモリ24が分離している構成となっているが一個のバッファメモリを第1バッファメモリ22に対応する領域と、第2バッファメモリ24に対応する領域に分けて用いるものであってもよい。
次に、実施形態1に係る半導体記憶装置の動作について図面を用いて説明する。図3は、本発明の実施形態1に係る半導体記憶装置の動作を模式的に示したフローチャートである。
フラッシュメモリ10から1ページ分のデータを読み出そうとしたとき、まず、インタフェース回路21は、読み出し対象となるページデータに対応する管理情報を、フラッシュメモリ10の冗長領域(図2参照)の先頭から1訂正範囲分の管理情報を読み出す(ステップA1)。管理情報の読み出しと並行して、インタフェース回路21は、読み出した1訂正範囲分の管理情報を第2バッファメモリ24に保持させる(ステップA2)。次に、インタフェース回路21は、フラッシュメモリ10の冗長領域(図2参照)から1ページ分の管理情報の読み出しが完了したか否かを確認する(ステップA3)。1ページ分の管理情報の読み出しが完了していない場合(ステップA3のNO)、ステップA1に戻り次の1訂正範囲分の管理情報を読み出し、1ページ分の管理情報の読み出しが完了するまでステップA1〜A3を繰り返すことになる。1ページ分の管理情報の読み出しが完了した場合(ステップA3のYES)、ステップA4に進む。
1ページ分の管理情報の読み出しが完了した場合(ステップA3のYES)、又は、全体の誤り訂正が完了していない場合(ステップA8のNO)、インタフェース回路21は、読み出し対象となるページデータをフラッシュメモリ10のデータ領域(図2参照)の先頭から1訂正範囲分のページデータを読み出す(ステップA4)。ページデータの読み出しと並行して、インタフェース回路21は、読み出した1訂正範囲分のページデータを第1バッファメモリ22に保持させる(ステップA5)。次に、インタフェース回路21は、第2バッファメモリ24に保持された管理情報の対応部分に基づいて、第1バッファメモリ22に保持された1訂正範囲分のページデータの誤り訂正を行う(ステップA6)。次に、外部インタフェース回路23は、第1バッファメモリ22に保持された1訂正範囲のページデータを外部装置(例えば、パソコン)に出力する(ステップA7)。次に、インタフェース回路21は、1ページ分のページデータ全体の誤り訂正が完了したか否かを確認する(ステップA8)。1ページ分のページデータ全体の誤り訂正が完了していない場合(ステップA8のNO)、ステップA4に戻り次の1訂正範囲分のページデータを読み出し、1ページ分全体の誤り訂正が完了するまでステップA4〜A8を繰り返すことになる。1ページ分のページデータ全体の誤り訂正が完了した場合(ステップA8のYES)、終了する。
ここで、冗長領域は、データ領域と比べて、非常に少量であるのが普通である。例えば、一般に用いられるNAND型フラッシュメモリでは、1ページ=512バイトで冗長領域が16バイト、もしくは、1ページ=2048バイトで冗長領域が64バイトである。従来例(図5参照)ではフラッシュメモリのページサイズ(ページ容量)が増大するとそれだけページデータを保持するバッファメモリのバッファサイズが非常に増大してしまうが、実施形態1ではフラッシュメモリのページサイズが増大してもページデータを保持するバッファメモリは1訂正範囲分(例えば、512バイト)で固定することができる。なお、実施形態1ではフラッシュメモリのページサイズ(ページ容量)が増大すると管理情報を保持するバッファメモリは1ページ分に増大するが、管理情報はページデータと比べてデータ量が非常に少量であるので、バッファサイズの増大を抑えることができる。例えば、1ページ=512バイト、冗長領域16バイトを基本単位としてページサイズが増大した場合、必要となるバッファメモリのサイズが従来例(図5参照)では512×[セグメント数]の割合で増大するのに対し、実施形態1では512+16×[セグメント数]の割合でしか増大しない。
実施形態1によれば、訂正のために保持するページデータが1訂正範囲分で済むため、使用するメモリのページサイズが増大しても、バッファ容量の増大を小規模に抑えることができる。
(実施形態2)
本発明の実施形態2に係る半導体記憶装置について図面を用いて説明する。図4は、本発明の実施形態2に係る半導体記憶装置の構成を模式的に示したブロック図である。
実施形態2に係る半導体記憶装置は、ページデータ保持用の第1バッファメモリ22の容量を実施形態1の2倍にしたものである。その他の構成については実施形態1と同様である。なお、第1バッファメモリ22の容量は、実施形態1の2倍に限るものではなく、フラッシュメモリ10のデータ領域全体の容量よりも小さい範囲での倍数であればよい。例えば、1ページ分のページデータが4個のセグメントに分割されている場合、第1バッファメモリ22は、セグメント1〜3個分の容量であればよい。
次に、実施形態2に係る半導体記憶装置の動作について説明する。実施形態2に係る半導体記憶装置の基本的な動作は、実施形態1(図3参照)と同様であるが、(訂正範囲分で誤り訂正後の)第1のページデータを外部装置に出力するステップ(ステップA7)と並行して、(訂正範囲分の)第2のページデータの読出し・保持・誤り訂正するステップ(ステップA4〜A6)を行う。その他にも、第1のページデータの外部出力後の完了確認するステップ(ステップA8)と並行して、第2のページデータの読出し・保持・誤り訂正・外部出力するステップ(ステップA4〜A7)を行ってもよい。また、第1のページデータを誤り訂正するステップ(ステップA6)と並行して、第2のページデータの読出し・保持するステップ(ステップA4、A5)を行ってもよい。
実施形態2によれば、ページデータ保持用の第1バッファメモリ22の容量を2倍以上(セグメントの個数よりも少ない数の倍数)にすることで、誤り訂正されたページデータを外部出力する間にも、次のページデータをフラッシュメモリ10から第1バッファメモリ22に読み出し等を行うことができるので、処理の待ち時間を減らすことが可能になる。
なお、実施形態2(図4)のような構成にした場合でも、(1訂正範囲分の)ページデータ=512バイト、(1訂正範囲分の)管理情報=16バイトを基本単位としてページサイズが増大した場合に必要となるバッファメモリのサイズは512×2+16×Nの割合でしか増大しない。一方、従来例(図5参照)で類似の構成にすると512×2×Nの割合で増大するので、実施形態2との差は大きい。
本発明の実施形態1に係る半導体記憶装置の構成を模式的に示したブロック図である。 本発明の実施形態1に係る半導体記憶装置におけるフラッシュメモリのメモリ領域のページ単位のデータ形式を模式的に示した概略図である。 本発明の実施形態1に係る半導体記憶装置の動作を模式的に示したフローチャートである。 本発明の実施形態2に係る半導体記憶装置の構成を模式的に示したブロック図である。 従来例に係る半導体記憶装置の構成を模式的に示したブロック図である。 従来例に係る半導体記憶装置におけるフラッシュメモリのメモリ領域のページ単位のデータ形式を模式的に示した概略図である。 従来例に係る半導体記憶装置の動作を模式的に示したフローチャートである。
符号の説明
1、101 半導体記憶装置
10、110 フラッシュメモリ(メモリ)
20、120 メモリコントローラ
21、121 インタフェース回路(第1インタフェース回路)
21a、121a 誤り訂正回路
22 第1バッファメモリ
23、123 外部インタフェース回路(第2インタフェース回路)
24 第2バッファメモリ
121b レジスタ
122 バッファメモリ

Claims (20)

  1. 1ページ分のページデータが訂正範囲ごとに区分してそれぞれ格納されるデータ領域と、前記ページデータに対応すると共に前記ページデータの誤りを訂正可能な誤り訂正符号を含む管理情報が訂正範囲ごとに区分してそれぞれ格納される複数の冗長領域とを有するメモリと、
    前記データ領域から読み出した1又は区分数より小さい個数の訂正範囲分のページデータを保持する第1バッファメモリと、
    前記冗長領域から読み出した1ページ分の管理情報を保持する第2バッファメモリと、
    前記1ページ分の前記ページデータの内の一の区分に対応する一のページデータ、及び、前記管理情報の内の前記一の区分に対応する一の管理情報に関して、先に前記一の管理情報を前記メモリから読み出して前記第2バッファメモリに格納し、その後に前記メモリから前記一のページデータを読み出して前記第1バッファメモリに格納する第1インタフェース回路と、
    を備え、
    前記インタフェース回路は、前記第2バッファメモリに保持された前記管理情報に基づいて、前記第1バッファメモリに保持されたページデータの誤りを発見し、訂正する誤り訂正回路を備えることを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 部装置と前記第1バッファメモリとのインタフェースを行う第2インタフェース回路を備えることを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  3. 前記第1インタフェース回路は、前記冗長領域から1ページ分の前記管理情報の全てを読み出して前記第2バッファメモリに保持させた後、前記データ領域から1又は区分数より小さい個数の訂正範囲分のページデータを読み出して前記第1バッファメモリに保持させ、
    前記第2インタフェース回路は、前記誤り訂正回路による訂正後、訂正された1訂正範囲分のページデータを前記第1バッファメモリから読み出して前記外部装置に出力することを特徴とする請求項2記載の半導体記憶装置。
  4. 前記第1バッファメモリは、複数の訂正範囲分のページデータを保持し、
    前記第1インタフェース回路は、前記第2インタフェースにて1訂正範囲分のページデータを前記第1バッファメモリから読み出して前記外部装置に出力しているのと並行して、前記データ領域から次の1訂正範囲分のページデータを読み出して前記第1バッファメモリに保持させることを特徴とする請求項3記載の半導体記憶装置。
  5. 前記メモリは、読み出しの先頭に前記冗長領域が配されるとともに、前記冗長領域の後に前記データ領域が配されるように構成されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一に記載の半導体記憶装置。
  6. 前記第2インタフェース回路は、前記第1バッファメモリから読み出した1訂正範囲分のページデータを所定のプロトコルに基づいてパケット化して前記外部装置に出力することを特徴とする請求項2乃至5のいずれか一に記載の半導体記憶装置。
  7. 前記訂正範囲は、前記第2インタフェース回路にてページデータをパケット化する際に、ページデータを分割せずに一つのパケットに収まる大きさに設定されていることを特徴とする請求項6記載の半導体記憶装置。
  8. 前記第2インタフェース回路は、USB規格に基づいて前記外部装置と転送を行うことを特徴とする請求項6又は7記載の半導体記憶装置。
  9. メモリのデータ領域から読み出した1又は区分数より小さい個数の訂正範囲分のページデータを保持する第1バッファメモリと、
    前記メモリの冗長領域から読み出した1ページ分の管理情報であって、前記ページデータの誤りを訂正可能な誤り訂正符号を含む管理情報を保持する第2バッファメモリと、
    1ページ分の前記ページデータの内の一の区分に対応する一のページデータ、及び、前記管理情報の内の前記一の区分に対応する一の管理情報に関して、先に前記一の管理情報を前記メモリから読み出して前記第2バッファメモリに格納し、その後に前記メモリから前記一のページデータを読み出して前記第1バッファメモリに格納する第1インタフェース回路と、
    を備え、
    前記第1インタフェース回路は、前記第2バッファメモリに保持された前記管理情報に基づいて、前記第1バッファメモリに保持されたページデータの誤りを発見し、訂正する誤り訂正回路を備えることを特徴とするメモリコントローラ。
  10. 部装置と前記第1バッファメモリとのインタフェースを行う第2インタフェース回路を備えることを特徴とする請求項9記載のメモリコントローラ。
  11. 前記第1インタフェース回路は、前記冗長領域から1ページ分の管理情報の全てを読み出して前記第2バッファメモリに保持させた後、前記データ領域から1又は区分数より小さい個数の訂正範囲分のページデータを読み出して前記第1バッファメモリに保持させ、
    前記第2インタフェース回路は、前記誤り訂正回路による訂正後、訂正された1訂正範囲分のページデータを前記第1バッファメモリから読み出して前記外部装置に出力することを特徴とする請求項10記載のメモリコントローラ。
  12. 前記第1バッファメモリは、複数の訂正範囲分のページデータを保持し、
    前記第1インタフェース回路は、前記第2インタフェースにて1訂正範囲分のページデータを前記第1バッファメモリから読み出して前記外部装置に出力しているのと並行して、前記データ領域から次の1訂正範囲分のページデータを読み出して前記第1バッファメモリに保持させることを特徴とする請求項11記載のメモリコントローラ。
  13. 前記第2インタフェース回路は、前記第1バッファメモリから読み出した1訂正範囲分のページデータを所定のプロトコルに基づいてパケット化して前記外部装置に出力することを特徴とする請求項10乃至12のいずれか一に記載のメモリコントローラ。
  14. 前記訂正範囲は、前記第2インタフェース回路にてページデータをパケット化する際に、ページデータを分割せずに一つのパケットに収まる大きさに設定されていることを特徴とする請求項13記載のメモリコントローラ。
  15. 前記第2インタフェース回路は、USB規格に基づいて前記外部装置と転送を行うことを特徴とする請求項13又は14記載のメモリコントローラ。
  16. 1ページ分に相当するとともに、訂正範囲ごとに区分される複数のデータから構成されるページデータ、及び、前記ページデータに含まれる前記複数のデータのそれぞれに対応する誤り訂正符号のそれぞれを含む管理情報、を記憶するメモリと、
    前記ページデータに含まれる前記複数のデータのそれぞれの内の一のデータ、及び、当該一のデータに対応する一の管理情報に関して、先に前記一の管理情報を前記メモリから読み出し、その後に前記一のデータを前記メモリから読み出して前記一のデータの誤りを訂正するメモリコントローラと、
    を備える半導体記憶装置。
  17. 前記メモリコントローラは、前記管理情報のそれぞれを全て前記メモリから読み出し、その後に前記一のデータを読み出すことを特徴とする請求項16記載の半導体記憶装置。
  18. 前記一のデータを格納する第1のバッファメモリと、
    前記一の管理情報を格納する第2のバッファメモリと、
    さらに有することを特徴とする請求項17記載の半導体記憶装置。
  19. 前記第1のバッファメモリは、前記ページデータの1訂正範囲分を記憶することが可能な容量であり、
    前記第2のバッファメモリは、前記メモリから読み出された前記管理情報のそれぞれの全てを記憶することが可能な容量であることを特徴とする請求項18記載の半導体記憶装置。
  20. 前記誤り訂正符号は、前記ページデータの誤りの訂正をすることが可能な誤り訂正符号であることを特徴とする請求項16記載の半導体記憶装置。
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