JP4862924B2 - 指紋画像形成装置及び指紋画像形成方法 - Google Patents

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Description

本発明は、指紋画像形成装置及び指紋画像形成方法に関し、特に、2本のラインセンサを用いた指紋画像形成装置及び指紋画像形成方法に関する。
従来から、表面領域が指紋の表面領域よりも小さいセンサ上で指がスイープしたときに、センサで指紋を読み取り、指紋の部分イメージから、指紋のイメージを再構成するようにした指紋読み取りシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。かかる部分イメージのみ取得可能なセンサを用いることにより、指紋画像取得のためのセンサが小型化され、指紋を1回で撮像する二次元のイメージセンサよりも省スペース及び安価に指紋入力装置を構成することができる。
一般的にラインセンサと呼称される上述の特許文献1に記載の構成のような指紋読み取りシステムによる画像形成に際しては、上述のように得られるイメージは指紋全体の中の搭載ライン分の部分イメージであり、これらを積み重ねて全体画像を構成する場合、単純な積み重ねでは指のスイープ速度に応じて部分イメージ間の重なり量が変動し、結果スイープ速度に応じて画像全体長が変動、すなわち伸縮が発生する。画像形成の主目的である個人認証に対して、画像伸縮はその性能を阻害する課題である。したがって、ラインセンサによる画像形成に際しては、前記部分イメージ間の重なりを正確に除去することが重要な課題となっている。
かかる観点から、2ライン構成によるセンサを用いた指紋入力装置が提案されている(例えば、特許文献2)。特許文献2においては、2ラインセンサを用いて指の移動速度を求め、指の移動速度から指紋画像のゆがみを検出し、前記部分イメージ間の重なりを除去する方法が提案されている。
特開平10−91769号公報 特許第3709344号公報
しかしながら、上述の特許文献2に記載の構成では、各ラインイメージを所定量蓄積する必要があり、相応の資源を必要とする点から小規模な組み込みシステムには不向きであるという問題があった。
そこで、本発明は、前記部分イメージ間の重なりを除去するために指がラインセンサの1ラインを超える移動をした時期を確実に検出し、さらに前記部分イメージ間の重なりを除去するために各ラインイメージを所定量蓄積する必要が無く、各部分イメージ取得時点で前記重なり除去をリアルタイムで処理し、さらに指の移動速度が異なっても画像伸縮の少ない画像形成を可能とする指紋画像形成装置及び画像形成方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、第1の発明に係る指紋画像形成装置(100)は、第1のラインセンサ(11)と第2のラインセンサ(12)を有する部分センサ上(10)をスイープする指(70)の指紋画像を、前記部分センサ(10)により取得された部分画像を合成することにより形成する指紋画像形成装置であって、
前記部分センサ(10)で取得された部分画像データを記録する部分画像データ更新を行うべき指(70)の移動量及び/又は移動位置に相当する値を設定する部分画像データ更新位置設定手段(40)と、
該部分画像データ更新位置設定手段(40)により設定された部分画像データ更新位置と指(70)の移動量及び/又は移動位置に相当する値に基づいて、前記部分画像データを記録するか否かを判定する部分画像データ更新手段とを有し、
該部分画像データ更新位置設定手段(40)は、前記指(70)の総移動量及び/又は移動位置に対する、記録した前記部分画像データのライン換算移動量の過不足量(Δα)を算出し、前記過不足量(Δα)を相殺するように次の部分画像データ更新判定位置を設定することを特徴とする。
これにより、指紋画像の画像長の伸縮を防止することができる。
第2の発明に係る指紋画像形成方法は、第1のラインセンサ(11)と第2のラインセンサ(12)を有する部分センサ(10)上をスイープする指(70)の指紋画像を、前記部分センサ(10)により取得された部分画像を合成することにより形成する指紋画像形成方法であって、
前記指(70)の移動量に基づいて、前記部分センサ(10)により取得された部分画像を記録するか否かの判定を行い、
前記部分画像が記録されたときに、前記指(70)の移動量記録した前記部分画像の画像データのライン換算の差分を算出し、前記差分を相殺するように次の部分画像を記録する位置を定めることを特徴とする。

これにより、指のセンサ上の移動速度が異なっても、指紋画像全体の画像長の伸縮を最小限にすることができる。
なお、上記括弧内の参照符号は、理解を容易にするために付したものであり、一例に過ぎず、図示の態様に限定されるものではない。
本発明によれば、指紋読み取りシステムにおいて、指のスイープ速度に依存しない、画像伸縮の少ない指紋画像形成が可能となる。
本発明を適用した実施例に係る指紋画像形成装置100の概略構成図である。 ラインセンサ11、12によるライン画像データの時間推移の説明図である。図2(a)は、時刻t0におけるライン画像を示した図である。図2(b)は、時刻t1におけるライン画像を示した図である。 指70の種々のスイープパターンのスイープ特性線を示した図である。 指紋画像形成装置100により実行される処理フロー図である。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための形態の説明を行う。
図1は、本発明を適用した実施例に係る指紋画像形成装置100の概略構成を示した図である。図1において、本実施例に係る指紋画像形成装置100の主要構成要素は、部分センサ10と、演算制御手段50とから構成される。演算制御手段50は、基準画像記憶手段20と、画像差算出手段30と、部分画像データ更新判定位置設定手段40とを備える。演算制御手段50の構成要素は、コンピュータ等と同様に種々の演算手段により構成されてよい。本実施例に係る指紋画像形成装置100は、他に、支持台60を備えてもよく部分センサ10は、支持台60に設けられてよい。更に、本実施例に係る指紋画像形成装置100は、画像を合成して指紋全体の画像を生成するための合成メモリ90を備えてもよい。
部分センサ10は、検出面上をスイープして移動する指70の指紋画像を取得するセンサである。指70の移動は、例えば、図1に示すように、指70を手前に引く向きに行われる。指紋画像取得手段10は、例えばフォトディテクタ等の光に感応する素子であってもよいし、静電容量を検出する素子等であってもよく、指紋の凹凸を画像として取得できる手段であれば、その種類や形式は問わない。
部分センサ10は、矩形状に構成され、指70の表面画像を部分的にしか取得することができないが、指70が移動することにより、指70の移動中に指紋画像を取得し、その画像を合成することにより、指紋全体の画像を形成することができる。本実施例に係る指紋画像形成装置100においては、部分センサ10は、第1のラインセンサ11と第2のラインセンサ12の2本で構成される。また、詳細は後述するが、平行に隣接して配置した第1のラインセンサ11と第2のラインセンサ12との2本を用いることにより、指70がラインセンサ11、12をスイープする際の移動量及び/又は移動位置が、1ラインを超えたか否かを正確に判定し、検出することができる。
なお、第1のラインセンサ11及び第2のラインセンサ12は、必ずしも1次元の線状のラインセンサのみではなく、全体として矩形を構成している、2列又は3列程度の画素が配列されているセンサも含むものとする。よって、本実施例に係る第1のラインセンサ11及び第2のラインセンサ12には、1列の画素が配列された、1次元のラインセンサが複数まとめられて1つのセンサとしての役割を果たす場合も含むものとする。従って、本実施例に係るラインセンサ11、12は、広い意味での矩形状のセンサを含んでよく、一度に指紋の一部しか撮像できない、指の表面積よりも小さい撮像面しか有していない種々の態様のセンサを含んでよい。
また、本実施例においては、便宜上、第1のラインセンサ11と第2のラインセンサ12を固定して説明するが、指70がスイープ移動する方向に対して、第1のラインセンサ11と第2のラインセンサ12の位置関係が定まるものとする。即ち、指70がスイープ移動する方向側に位置するのが第2のラインセンサ12であり、指70がスイープ移動する反対側に位置するのが第1のラインセンサ11とする。従って、図1において、指70が先端側(図1中、上方向)に移動する場合には、第1のラインセンサをラインセンサ12とし、第2のラインセンサをラインセンサ12として、本実施例を適用してよい。また、指70の移動方向を判定できる機能を設け、指70のスイープ方向に関わらず、本実施例を適用できるように指紋画像形成装置100を構成してもよい。本実施例に係る指紋画像形成装置100においては、指70のスイープ移動の方向が変わっても、第1のラインセンサ11と第2のラインセンサ12の機能を入れ替えることにより、容易に同様の処理を行うことができる。従って、本実施例においては、便宜上、図1に示したように、第1のラインセンサ11が指70の先端側にあり、第2のラインセンサ12が指70の根元側に配置され、指70は第1のラインセンサ11から第2のラインセンサに移動する例を挙げて説明するが、指70の移動方向に応じて、第1のラインセンサ11と第2のラインセンサ12の関係は適宜入れ替え可能であるものとする。
支持台60は、指70がラインセンサ11、12上をスイープし易いようにラインセンサ11、12を支持する手段であり、種々の材質及び形状が適用されてよい。
基準画像記憶手段20は、所定時刻の第2のラインセンサ12で取得した指紋のライン画像を記憶するための手段である。書き換え可能なメモリ等の記憶手段であればよく、例えば揮発性メモリ等が利用されてよい。詳細は後述するが、基準画像記憶手段20で、所定時刻の第2のラインセンサ12で取得したライン画像を基準ライン画像として記憶しておくことにより、これを比較参照のための基準画像とし、これとの対比により1ライン移動等の判断を行うことが可能となる。
なお、本実施例に係る指紋画像形成装置100においては、ラインセンサ11、12を含む部分センサ10を適用した例で説明するため、ラインセンサ11、12により取得された画像はライン画像と呼ぶが、本発明は、上述のように種々の態様の部分センサに適用できるため、ライン画像は、部分画像と読み替えて種々の態様の部分センサに適用可能であるものとする。
画像差算出手段30は、2つのライン画像同士を比較し、この画像差を算出するための演算手段である。画像差は、2つの画像の相違度、非類似度を示す、画像の異なり度合を示す指標を意味する。2つの画像の画像差が大きければ、その2つの画像の間には大きな差があり、その異なり度合が大きい状態を意味する。一方、2つの画像の画像差が小さければ、その2つの画像は類似していることを意味する。同一の画像の場合は、画像差はゼロとなる。
なお、画像差の算出は、種々の手法が適用されてよいが、例えば、第1のラインセンサ11で取得したライン画像と第2のラインセンサ12で取得したライン画像を比較する場合には、互いに同座標にある画素同士の信号値を比較して差分を取り、差分の絶対値をラインセンサの総ての画素について合計した値で示してもよい。また、このような比較は、同一時刻に取得されたライン画像同士だけではなく、一旦基準画像記憶手段20に記憶されたライン画像と、指70が移動中に連続的に取得するライン画像との間で行うことも可能である。
画像差算出手段30は、その内部に算出した画像差を記憶するメモリ31等を備えてよい。本実施例に係る指紋画像形成装置100においては、初期時刻等の所定時刻に取得した基準画像差を比較用の閾値とし、これに基づいて指70が1ライン以上移動したか否かを判定するので、閾値たる基準画像差を記憶しておく必要がある。メモリ31は、かかる基準画像差を記憶する役割を果たす。
部分画像データ更新位置設定手段40は、指70が1ライン以上移動したと判定したときに、次のライン移動の判定を行う位置を設定するための手段である。その具体的な演算内容の詳細は、後述する。
合成メモリ90は、画像差算出手段30により指70が1ライン以上移動したと判定され、ライン更新が行われる際に、ラインセンサ11、12で取得したライン画像データを記録し、合成画像を生成するためのメモリである。画像データを記録できる通常のメモリが用いられてよい。
次に、図2を用いて、本実施例に係る指紋画像形成装置100による正確な1ライン移動判定の演算制御内容について説明する。図2は、第1のラインセンサ11及び第2のラインセンサ12により取得したライン画像データの、時間推移について説明するための図である。図2(a)は、時刻t0における第1のラインセンサ11及び第2のラインセンサ12で取得したライン画像を示した図である。
図2(a)において、第1のラインセンサ11と第2のラインセンサ12が平行に隣接して配列され、指70がその上を手前側にスイープ移動している状態を示している。図2(a)においては、ある時刻t0における指70と第1のラインセンサ11及び第2のラインセンサ12の位置関係が示されている。時刻t0における第1のラインセンサ11で取得される指紋のライン画像をLineA(t0)、第2のラインセンサ12で取得される指紋のライン画像をLineB(t0)とすると、第2のラインセンサ12で取得されるライン画像LineB(t0)は、基準ライン画像として基準画像記憶手段20に記憶される。同時に、画像差算出手段30は、時刻t0における第1のラインセンサ11で得られるライン画像と、第2のラインセンサ12で得られるライン画像とを比較し、これらの画像差αを基準画像差として算出する。また、時刻t0における基準画像差αは、メモリ31に記憶されてよい。
この後、時間の経過につれて指70はスイープして移動するため、第1のラインセンサ11で取得されるライン画像及び第2のラインセンサ12で取得されるライン画像は、LineA(t0)及びLineB(t0)のライン画像が徐々に下側(手前側)にずれた画像となり、変化してゆく。そして、指70がラインセンサ11、12の1本分の量を移動した時刻をt1とすると、時刻t0におけるライン画像LineA(t0)が、時刻t1における第2のラインセンサ12で取得されることになる。
図2(b)は、時刻t1における第1のラインセンサ11及び第2のラインセンサ12で取得したライン画像を示した図である。図2(b)において、時刻t1における第2のラインセンサ12で取得されたライン画像をLineB(t1)とすると、上述のように時刻t1において、LineA(t0)とLineB(t1)の両画像は同一画像であるので、(A)式のように表される。
Figure 0004862924
ここで便宜上、画像差を記号⇔で表現すると、(A)式より次式が導出される。
Figure 0004862924
これは時刻t0における第2のラインセンサ12で取得及び記憶した基準ライン画像LineB(t0)と、第2のラインセンサ12で撮像取得するライン画像とを比較して画像差算出手段30で両画像の画像差を算出し、これが基準画像差αに達した時刻t1を1ライン移動と判定できることを意味している。つまり、第2のラインセンサ12で取得されているライン画像と、基準ライン画像LineB(t0)との画像差を取得画像差βとすると、α=βとなった時刻t1が、指70が1ライン分移動したタイミングである。
時刻t0から時刻t1に到達するまでの取得画像差βの変化について考えると、まず時刻t0のときの第2のラインセンサ12で取得されるライン画像LineB(t0)は、基準ライン画像LineB(t0)との関係で言えば、当然に同一画像であるので、その取得画像差β(t0)は、β(t0)=0である。つまり、以下の(C)式が成り立つ。
Figure 0004862924
さらに時刻t0から時刻t1への経過において、時刻t0での基準ライン画像LineB(t0)と、t<t1である任意の時刻tでの第2のラインセンサ12で取得されるライン画像LineB(t)との画像差β(t)は、(D)式から(E)式のようになる。
Figure 0004862924
Figure 0004862924
このような関係から、時刻t0における第1のラインセンサ11のライン画像LineA(t0)と第2のラインセンサ12のライン画像LineB(t0)同士の基準画像差αに対し、任意の時刻tにおける第2のラインセンサ12で撮像されるライン画像LineB(t)を取得し、取得画像差βがβ≧αとなった時点で、指70が1ライン以上移動したと判断することができる。そして、ライン移動の判定を行った段階で、基準ライン画像LineB(t0)と基準画像差αを順次更新するようにすれば、常に更新地点から次の1ライン移動の正確な判定が実施できることを意味する。
このようにして随時得られる部分イメージに対し、1ライン未満の移動時の部分イメージは都度除去し、1ライン以上の移動時の部分イメージのみを記録することで、部分イメージ毎の重なりをリアルタイムで除去できることになる。
次に、本実施例に係る指紋画像形成装置100において、基準画像差αと、取得画像差βを用いて、画像取り込み周期を考慮し、指紋画像の伸縮を防止した指紋画像を形成する制御演算の内容について説明する。
一般に、ラインセンサで取得したライン画像データを取り込む場合、データ処理やデータ送信等の装置特性的制約から、所定の取り込み周期でしか画像データを取り込めないという制約がある。この画像取り込み周期は、装置やラインセンサの特性等によっても異なるが、例えば100μsec等の程度の数値である。
よって、図1及び図2で説明した1ライン移動判定の演算制御の手法において、指70のスイープ速度が遅い場合には、取得画像差βの変化が緩やかであり、画像取り込み周期に対する指70の実移動量が少ないので、β=αとなるタイミングが得やすく指紋に忠実な画像のみを取り込んで記憶することが可能となる。しかしながら、スイープ速度が速い場合には、画像取り込み周期に対して指70の実移動量が大きいため、1ライン移動を検出した時点で既に1ライン以上移動している場合もあり得る。つまりこの時点でβ>αとなってしまっている。
ここで、独自の実験結果により、取得画像差βの変化は、前述のt0<t<t1区間においてはほぼ線形に推移することが既知となっている。これはすなわち、前述のようにβ=αの到達時点が指の1ライン分移動を意味していることから、αに対するβの到達度、つまりβ/αは1ライン移動に対する指の移動度合いを示し得るということになる。言い換えるならばβ/αによって、その時点のライン換算での指の移動量及び/又は移動位置が推定できるということになる。
本実施例に係る指紋画像形成装置100では、かかる性質を利用して、画像差により指70のライン換算移動量及び/又は移動位置を推定し、同様に画像差により次の部分画像データ更新判定位置を設定することを行う。
本実施例に係る指紋画像形成装置100の部分画像データ更新位置設定手段40で行われる、ラインデータ更新時の変移量に応じて、次回のライン移動完了判定値を加減する補償制御について、図3を用いて説明する。上述のように、画像差算出手段30でライン移動判定と、指70の移動量及び/又は移動位置と同義の画像差βが算出されるので、これに基づいて、部分画像データ位置設定手段40により、次ラインの移動完了判定を行う位置を設定する以下のような補償制御演算を行なう。
図3は、所定時刻t0から、画像データ取り込み周期△tの1周期が経過したt=t0+△tの状態の指70の種々のスイープパターンにおける取得画像差βの推移を示した図である。
図3において、Sweep1の変移特性においては、時刻t=t0+△t時点での取得画像差(すなわち指移動量及び/又は移動位置、もしくは変移量)βは、1α<β<1.5αである。仮に、Sweep1の変移特性において、時刻t=t0+△t時点での取得画像差βを、β=1.2αとする。ここで、取得画像差βは、1αを超えているので、ライン更新を実施する。
ライン更新時の理想的画像差変移量は、β=αとなるタイミングであり、この条件のとき、ラインセンサ12により得られたライン画像を合成メモリ90に1ラインずつ順に記録すれば、指紋実画像と等しい合成画像が得られることになる。別の観点で重要なポイントとして、合成メモリ90にはライン単位(整数単位)でしか記録できないことに注意が必要である。
しかしながら、実際には、データ取り込み周期△t、スイープスピードとの兼ね合いで、画像データを取り込んだ時点が1ラインを超えた移動となる場合も想定される。例えば、Sweep1の場合では、ライン更新時の取得画像差がβ=1.2αであり、1α=1ラインであるので、ライン更新時の指70の変移量は1.2ライン分となる。ここでライン更新を行い、その地点から次に1ライン先のライン判定位置を設定すると、次の部分画像データ更新判定位置は、t0時の位置からすると2.2ラインの位置となってしまう。これを繰返すと、0.2ライン分は、そのまま繰り越されることになる。更に言えば、次のデータ取り込み周期(t0+2Δt)における変移量もβ=1.2αであると予測され、実際の移動量及び/又は移動位置はt0時の位置からすると2.4ラインの位置となり、片や2Δtの時点で合成メモリ上に追加記録したライン数は前述のように整数単位でしか記録できないため2ライン分のみとなっているので、そのはみ出し分(実移動量及び/又は実移動位置と合成メモリ90上の組立画像長との誤差)は、2.4−2=0.4ライン分となり、更に拡大する事態をも招く。
そこで、本実施例に係る指紋画像形成装置100においては、Sweep1の例のようなライン更新時の変移量が1.2ラインであった場合には、次の1ライン移動完了判定位置を、当地点でのはみ出し量分である0.2ライン分だけ手前に設定することとしている。つまり、次ラインの移動完了判定画像差をαnextとすると、αnext=0.8α(ただしα=LineA(t0+Δt)⇔LineB(t0+Δt))に設定する。これにより、ライン更新した段階での変移量はβ=1.2αであるから、次のライン移動完了判定位置をこれより0.8αの位置に設定すれば、1.2α+0.8α=2αであり、はみ出し分が相殺され、次のライン移動判定時に、正しい2ライン目の移動位置でライン移動完了判定を行うことができる。
次に、図3のSweep2の変移特性線においては、時刻t=t0+△tの時点での画像差βが、1.5α<β<2αである。例えば、β=1.8αとすると、この場合はライン更新時の変移量が1.8ラインとなっているので、この場合には、1ラインの更新とするよりも、同時に2ライン分更新した方が、実移動量及び/又は実移動位置と合成メモリ90上での組立画像長との誤差が少なくなる。つまり、実際1.8ライン分移動している状況に対し、1ラインのみライン更新するとしてラインセンサ12の画像データのみを合成メモリ90に記録すると、残り0.8ラインがズレ量として残るが、2ライン分のライン更新をするとしてラインセンサ11およびラインセンサ12の画像データを合成メモリ90に記録すると、実移動量及び/又は実移動位置とのズレ分は、1.8−2.0=−0.2ライン分で収まることになり、絶対量的には、こちらの方が少なくなる。よって、この場合には、次の1ライン移動完了判定位置を、不足分である0.2分補い、0.2ライン分奥側(先の方)に設定する。つまり、αnext=1.2αとなる。
次に、Sweep3の変移特性線においては、時刻t=t0+△tの時点での画像差が、2α<βである。例えば、画像差β=2.2αとすると、この場合はライン更新時の変移量が2.2ラインとなっているので、当然同時に2ライン分更新することとなるが、Sweep2の場合とは異なり、この場合は2.2−2=0.2ライン分はみ出していることになる。この場合の、次の1ライン移動判定位置は、αnext=0.8αとなる。よって、Sweep1の場合と同様、はみ出した0.2α分手前側に部分画像データ更新判定位置を設定する。
なお、図3を用いて説明した部分画像データの更新判定と、次の部分画像データ更新判定位置の設定の方法は、指70の移動量及び/又は移動位置を把握できる手段があれば、基準画像差や取得画像差を求めなくても、適用可能である。この場合には、取得画像差算出手段30で行っていた部分画像データ更新を行うか否かの判定を、別途部分画像データ更新判定手段を設け、これにより行うようにしてよい。このように、指70の移動量及び/又は移動位置を推定でき、部分画像データを記録するか否かの判定を行う部分画像データ更新判定手段及び次ラインの移動完了判定を行う位置を設定する部分画像データ更新位置設定手段を備えていれば、本発明を種々の態様の指紋画像形成装置100に適用することができる。
次に、図4を用いて、指紋画像形成装置100により実行される処理フローについて説明する。図4は、指紋画像形成装置100により実行される処理フローを示したフロー図である。
図4において、ステップ100では、フレームデータの取得が行われる。図1乃至図3で説明した実施例においては、時刻t0で第1のラインセンサ11及び第2のラインセンサ12により部分画像(ライン画像)を取得した状態を意味する。
ステップ110では、部分画像データ取得が1回目か否かが判定される。部分画像データ取得が1回目であればステップ120に進み、部分画像データ取得が2回目以降であれば、ステップ160に進む。
ステップ120では、1ライン更新がなされ、1ライン分の部分画像データが保存される。図1乃至図3の例で言えば、第2のラインセンサ12で時刻t0に取得された部分画像データLineB(t0)が合成メモリ90に記録され、基準部分画像となる。
ステップ130では、ライン更新に伴い、更新ライン数を考慮して、更新してデータ保存を行った部分画像の画像データ総量(ライン換算移動量)、つまり画像長の指70の実移動位置に対する過不足量を算出し、これを更新する処理を行うが、ステップ120では、処理開始初期の基準部分画像となる部分画像データが保存されたに過ぎないので、まだ指70の移動は検出しておらず、累積過不足量は当然にゼロとなる。
ステップ140では、ステップ100で取得されたフレームデータから、基準画像差αが算出される。図1乃至図3の例で言えば、時刻t0において第1のラインセンサ11と第2のラインセンサで取得された部分画像LineA(t0)、LineB(t0)同士の基準画像差αが画像差算出手段30により算出されることになる。
ステップ150では、1画像分の画像データ取得が完了したか否かが判定される。これは、指紋全体の画像データを取得したか否かの判定である。指紋全体の画像データ取得を完了すれば、本実施例に係る画像形成装置100による画像形成処理は終了するが、終了していなければ、ステップ100に戻る。
ステップ100では、再度部分センサ10により、新たなフレームデータが取得される。具体的には、第1のラインセンサ11及び第2のラインセンサ12により、部分画像データが取得される。
ステップ110では、データ取得が1回目か否かが判定され、2回目以上であれば、ステップ160に進む。
ステップ160では、今回取得した第2のラインセンサ12の部分画像データと、前回の部分画像データ更新時に保存した第2のラインセンサ12の部分画像データとの取得画像差βが算出される。図1乃至図3の例においては、任意の時刻tにおいて取得された第2のラインセンサ12の部分画像データLineB(t)と、時刻t0における部分画像データLineB(t0)とを比較して、取得画像差βを算出して取得していく処理に該当する。これらの比較算出処理は、画像差算出手段30により実行されてよい。
ステップ170では、累積過不足量を加味した上で、1ライン以上の指70の移動がなされたか否かが判定される。今まで説明してきた処理フローでは、ステップ130の段階では、累積過不足量はゼロであったので、過不足量を考慮することなく、β/αが1以上となったか否かが判定される。一方、既に前回の部分画像データ更新時に、指70がΔαの過不足分を生じている場合には、過不足分を考慮し、β/αが1−Δα以上であるか否かが判定される。例えば、前回の部分画像データ更新時に、指70が、Δα=0.2ライン幅進み過ぎていたとすれば、β/αが1−0.2=0.8以上であるか否かが判定される。
β/α+Δαが1未満の場合には、ステップ200に進み、今回取得した部分画像データは保存せず、破棄するものとする。そして、ステップ150に進み、今までと同様の処理フローを繰返す。
一方、β/α+Δαが1以上である場合には、ラインセンサ11、12の1ライン分以上指70が移動したと判断し、ステップ180に進む。
ステップ180では、累積過不足量を加味し、指70の現在位置が1.5ライン未満か否かが判定される。つまり、部分画像データの更新が、1ライン分更新すべきか、2ライン分更新すべきか否かが判定される。
例えば、累積過不足量がゼロのときには、β/αが1.5ライン未満か否かを判定すればよい。一方、前回の部分画像データ更新時の累積過不足分Δαが存在する場合には、β/α+Δαが1.5未満か否かを判定すればよい。例えば、ステップ170で説明したように、前回の部分画像データ更新時の累積過不足量Δαが、0.2ライン分進み過ぎて0.2過量となっている場合には、β/α+0.2が1.5未満か否かを判定する。
β/α+Δαが1.5未満のときには、ステップ120に進む。例えば、累積過不足量Δαが0.2であり、今回取得した部分画像データにおけるβ/α=1.2だった場合には、β/α+Δα=1.2+0.2=1.4となり、1.5未満であるので、ステップ120に進み、1ライン分の部分画像データ更新を行い、合成メモリ90に1ライン分の部分画像データを保存する。
ステップ130では、ステップ120のライン更新に伴い、更新ライン数を考慮して累積過不足量Δαを更新するが、この例では、β/α+Δα=1.4であり、ここから1ライン分を控除すると、1.4−1=0.4であり、これが新たな累積過不足量Δαとなり、更新される。そして、ステップ140に進み、この時点のフレームデータにて、基準画像差αが算出され、累積過不足量Δαは、次の処理フローの循環時のステップ170、ステップ180及びステップ130で用いられることになる。
次に、ステップ180に戻り、累積過不足量Δαを加味した指70の現在位置が、1.5以上であった場合を説明する。例えば、前回部分画像データ更新時の累積過不足量Δαが0.4であり、今回取得したフレームデータによるβ/αが1.4だった場合には、β/α+Δα=1.4+0.4=1.8となり、2ライン更新した方が、次の累積過不足量Δαの絶対値が小さいので、ステップ190に進む。
ステップ190では、2ライン分の部分画像データ更新がなされ、2ライン分の部分画像データが合成メモリ90に記録保存され、ステップ130に進む。
ステップ130では、ステップ190における部分画像データ更新に伴い、更新ライン数を考慮して累積過不足量Δαを更新するので、この例では、2ライン更新するので、β/α+Δα−2=1.4+0.4−2=−0.2となり、0.2ライン分不足となる。よって、累積過不足量Δα=−0.2となり、これが更新される。ステップ140以降は、今までの説明と同様であり、更新された累積過不足量Δαは、次の処理フロー循環時のステップ170、ステップ180及びステップ130で活用される。
このような累積過不足量補間方式による補償制御を、本実施例に係る指紋画像形成装置100の演算制御手段50で行うことにより、指紋の実像と得られる画像長が大きく異ならない、伸縮の少ない指紋画像を形成することができる。
このように、本実施例に係る指紋画像形成装置100及びこれに用いる指紋画像形成方法によれば、固定閾値ではなく、実際の指70の指紋画像に適応してライン移動判定の閾値である基準画像差αを定めることから、より正確なライン移動判定が行え、結果、より実像に忠実な画像形成が実現できる。また、スイープ速度の相違による画像伸縮を防ぐことができ、指紋の認証性能の向上を図ることができる。更に、本実施例に係る指紋画像形成装置100の演算制御手段50で実行する累積過不足量補間方式においては、ライン更新時の入力画像の変移量(移動量)により次のラインの移動判定量を決定する方式のため、入力画像のデータ取り込み周期△tに依存しないライン移動判定方法及び指紋画像形成方法を採用したシステムであると言える。よって、不定周期で画像データが取り込まれるシステムにおいても、有効に機能する。これにより、システムに対する適用許容度が増す。
なお、本実施例に係る指紋画像形成装置100においては、補間可能な変移量としては、必要に応じて2ライン画像をそのまま取り込むようにし、最大で300%までのはみ出し量を許容している。つまり、β/α=3となった場合、2ライン画像を適用し、更にまだ1ライン分ライン画像が不足しているので、補償量としては、1ライン分手前に設定することとしている。はみ出し量が多くなると、線形性が損なわれてゆくおそれはあるが、300%以上のはみ出し量に対しては、近似画像として現ライン画像を複数回適応させて画像補填し、より高速スイープに対応することも可能である。
以上、本発明の好ましい実施例について詳説したが、本発明は、上述した実施例に制限されることはなく、本発明の範囲を逸脱することなく、上述した実施例に種々の変形及び置換を加えることができる。
10 部分センサ
11 第1のラインセンサ(第1のセンサ)
12 第2のラインセンサ(第2のセンサ)
20 基準画像記憶手段
30 画像差算出手段
31 メモリ
40 部分画像データ更新判定位置設定手段
50 演算制御手段
60 支持台
70 指
90 合成メモリ
100 指紋画像形成装置

Claims (2)

  1. 第1のラインセンサと第2のラインセンサを有する部分センサ上をスイープする指の指紋画像を、前記部分センサにより取得された部分画像を合成することにより形成する指紋画像形成装置であって、
    前記部分センサで取得された部分画像データを記録する部分画像データ更新を行うべき指の移動量及び/又は移動位置に相当する値を設定する部分画像データ更新位置設定手段と、
    該部分画像データ更新位置設定手段により設定された部分画像データ更新位置と指の移動量及び/又は移動位置に相当する値に基づいて、前記部分画像データを記録するか否かを判定する部分画像データ更新手段とを有し、
    該部分画像データ更新位置設定手段は、前記指の総移動量及び/又は移動位置に対する、記録した前記部分画像データのライン換算移動量の過不足量を算出し、前記過不足量を相殺するように次の部分画像データ更新判定位置を設定することを特徴とする指紋画像形成装置。
  2. 第1のラインセンサと第2のラインセンサを有する部分センサ上をスイープする指の指紋画像を、前記部分センサにより取得された部分画像を合成することにより形成する指紋画像形成方法であって、
    前記指の移動量に基づいて、前記部分センサにより取得された部分画像を記録するか否かの判定を行い、
    前記部分画像が記録されたときに、前記指の移動量記録した前記部分画像の画像データのライン換算の差分を算出し、前記差分を相殺するように次の部分画像を記録する位置を定めることを特徴とする指紋画像形成方法。
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