JP6193227B2 - ブラー処理装置及び方法 - Google Patents

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Description

映像内で発生したブラーを除去する技術に関する。
ToF(Time of Flight)方式のカメラを用いて生成される映像は、フレームごとに露出時間(Integration Time)中に照射光信号(例えば、赤外線信号)と被写体から反射して戻ってくる反射光信号の位相差を算出することによって取得される。露出時間よりも短い時間中にカメラまたは被写体に動きが発生する場合には反射光信号の位相に変化が生じることがある。
このような場合、反射光信号によって取得した深さ情報は正確ではない値を有することになり、これは映像内にブラー(blur)として現れる。このような現象は、カラーカメラで発生するブラー現象と類似の理由によって発生し得る。しかし、ToF方式のカメラとカラーカメラは映像を取得する方式に差があり、ToF方式のカメラで発生するブラー現象は、カラー映像のブラー現象と異なるブラー形態を見せることになる。
本発明の一実施形態によるブラー処理装置は、制御信号を生成する制御部と、照射光信号がオブジェクトにより反射されて戻ってくる反射光信号によって生成される電子を前記制御信号に基づき集積するセンサ部と、前記制御信号の各々について集積された電子量間の関係に基づきブラーが発生したか否かを判断するブラー判断部と、を備える。
本発明の一実施形態によるブラー処理方法は、位相が互いに異なる複数の制御信号を生成するステップと、照射光信号がオブジェクトにより反射されて戻ってくる反射光信号によって生成される電子を前記制御信号に基づき集積するステップと、前記制御信号の各々について集積された電子量間の関係に基づきブラーが発生したか否かを判断するステップと、を含む。
本発明の一実施形態によるブラー処理方法は、ToF方式カメラの構造に対応するブラーモデルを識別するステップと、前記ToF方式カメラによって取得された映像内で前記ブラーモデルに関連するパターンを検索するステップと、前記検索により見付かったパターン内でブラーが発生したブラー領域をフィルタリングするステップと、前記ブラー領域をフィルタリングして映像内の前記ブラーを除去するステップと、を含む。
本発明によると、オブジェクトから反射された複数の反射光信号間の関係を用いてToF方式カメラによって取得した映像内でブラーが発生したか否かを効率的に判断することができる。
本発明によると、映像内で発生したブラーをブラーが発生していない周辺の正常ピクセル値で代替することによって、発生したブラーを容易に除去することができる。
ブラー処理装置の一実施形態を示すブロック図である。 センサ部を構成するピクセルの一実施形態を示す図である。 反射光信号と制御信号との間のタイミングの一実施形態である。 映像内でブラー発生の有無を判断するための反射光信号を取得する一例を示す図である。 映像内でブラー発生の有無を判断するための反射光信号を取得する一例を示す図である。 映像内でブラー発生の有無を判断するための反射光信号を取得する一例を示す図である。 一実施形態に係る被写体の移動がない場合の反射光信号と制御信号との間の関係を示す図である。 一実施形態に係る被写体の移動がある場合の反射光信号と制御信号との間の関係を示す図である。 一実施形態に係る映像内でブラーが発生したブラー領域の深さ情報をグラフで示す図である。 一実施形態に係るブラーが発生した映像と深さ情報との間の関連性を示す図である。 一実施形態に係る深さ情報とブラーモデル間の関連性を示す図である。 一実施形態に係る映像内でブラーを除去する一例を示す図である。 一実施形態に係るブラー処理方法の順序を示すフローチャートである。 他の実施形態に係るブラー処理装置の構成を示すブロック図である。 ブラーモデルを用いてブラー領域をフィルタリングする一例を示す図である。 他の実施形態に係るブラー処理方法の順序を示すフローチャートである。
以下、添付の図面及び添付の図面に記載された内容を参照して様々な実施形態を詳細に説明する。
図1は、ブラー処理装置の一実施形態を示すブロック図である。ブラー処理装置100は、制御部110、センサ部120、ブラー判断部130、及び映像処理部140を含んで構成される。
図1に例示されたブラー処理装置100は、ToF方式カメラで実現されてもよい。一実施形態では、光照射部102がToF方式カメラに含まれても良い。ToF方式カメラは、オブジェクト104で照射する照射光信号(例えば、赤外線信号)と照射光信号がオブジェクト104によって反射されて戻ってくる反射光信号との間の位相差を用いてカメラからオブジェクトまでの距離を示す深さ映像を生成する。
光照射部102は、照射光信号をオブジェクト104に照射する。センサ部120は、光照射部102から照射された照射光信号が前記オブジェクト104によって反射されて戻ってくる反射光信号を検出する。例えば、センサ部110は、PPD(Pinned Photo Diode)、Photogate、CCD(Charge Coupled Device)などのような光検出素子を含んでもよい。ここで、オブジェクト104は被写体を意味し、写真を撮る対象である。
制御部110は、位相が互いに異なる複数の制御信号を生成する。制御信号は、センサ部120が反射光信号を検出して生成される電子を集積するタイミングを制御することのできる信号である。
センサ部120と制御信号との間の関係の一例を図2及び図3を参照して説明する。
図2は、センサ部を構成するピクセルの一実施形態を示す図である。ピクセル200は、検出部210(例えば、photogate)、ゲート(ゲート−A221、ゲート−B222)、及び集積部231、232を含んで構成する。検出部210は、反射光信号を受信して電子を生成する役割をする。ゲート−A221とゲート−B222は、検出部210で生成された電子を集積部231、232にそれぞれ伝達してもよい。図2では、複数のゲート、例えば、ゲート−A221とゲート−B222が備えられ、制御信号により選択的に電子を複数の異なる集積部231、232に伝達することについて例示されている。
集積部231、232は伝達された電子を集積する。電子の集積時間や周期は予め定められ得る。例えば、集積部231、232は一定時間中に間電子を集積し、集積された電子の量を集計するとき電子を放出した後、次の電子集積タイミングに再び電子を集積するように定められ得る。
ゲートのオン(on)/オフ(off)は先に説明した制御信号によって制御されてもよい。
図3は、反射光信号と制御信号との間タイミングの一実施形態である。
本実施形態において、第1制御信号と第2制御信号はそれぞれ図2に示すゲート−A221及びゲート−B222を制御し、互いに180度の位相差を示している。第1、2制御信号の1/2周期は、例えば、25nsであってもよい。
図3に示すように、反射光信号がハイ(high)値であるtONの間に検出部210で電子が発生することがある。
ここで、発生した電子の一部は、ゲート−A221に関連する第1制御信号がハイ値であるtON−tΤOFの間、ゲート−A221を経由して集積部231に集積することになる。
一方、発生した電子の残りの一部は、第1制御信号がロー(low)値に転換され、ゲート−B222に関連する第2制御信号がハイ値であるtΤOFの間にゲート−B222を経由して集積部232に集積される。
例えば、反射光信号がハイ(high)値であるtON間に発生した電子は、tON−tΤOF間にはゲート−A221がオンになってゲート−A221に関連する集積部231に伝達され、tΤOF間にはゲート−B222がオン状態になってゲート−B222に関連する集積部232に伝達されてもよい。
図2及び図3を参照してセンサのゲートと集積部がそれぞれ2つである場合について説明したが、ゲートと集積部の数は実施形態によって変更されてもよい。
再び図1を説明すると、ブラー判断部130は、制御信号ごとに集積された電子の量(以下、電荷量という)間の関係を用いてブラーの有無を判断する。
また、ブラー判断部130は、互いに異なる位相を有する制御信号を用いて反射光信号と照射光信号の位相差を取得する。例えば、センサ部120がToF方式カメラの露出時間中に反射して戻ってくる反射光信号を繰り返し取得することによって、ブラー判断部130は反射光信号に基づいた深さ情報を取得することができる。
図4〜図6は映像内のブラー発生の有無を判断するための反射光信号を取得する一例を示す図である。図4〜図6で、CないしCは制御信号を示し、QないしQは電荷量を意味し、tは深さ情報である。
ToF方式カメラは、互いに異なるL(Lは自然数)個の位相を有する制御信号を生成してもよい。ToF方式カメラは、M(Mは自然数)個の電荷量の格納空間を有するL−Phase/M−tap方式で構成されてもよい。例えば、図4に示す4−phase/1−tapの例示において、ToF方式カメラは、互いに90度の位相差を有する4個の制御信号「C」、「C」、「C」、「C」を生成してもよい。
センサ部120は、反射光信号と制御信号「C」によって電荷量「Q」を取得し、反射光信号と制御信号「C」によって電荷量「Q」を取得し、反射光信号と制御信号「C」によって電荷量「Q」を取得し、反射光信号と制御信号「C」によって電荷量「Q」を順次取得してもよい。
図4に示す4−phase/1−tap方式と、図5に示す4−phase/2−tap方式と、図6に示す4−phase/4−tap方式は、ToF方式カメラの構造が互いに異なることを示す。例えば、センサ部120は、ToF方式カメラの構造に依存して、露出時間中に反射光信号と制御信号との間の位相差を取得する異なる方法を用いてもよい。
図4〜図6では4個の制御信号を生成し、4個の電荷量を取得する一例を示しているが、実施形態に係る制御信号の個数が4よりも少ないか多くてもよい。
ブラー判断部130は、取得した電荷量「Q」、「Q」、「Q」、「Q」間の関係を用いてToF方式カメラによって取得された映像にブラーが発生したか否かを判断する。例えば、ブラー判断部130は、制御信号CとCがハイ(high)値である間に取得された電荷量間の差である第1差値Q−Qを算出してもよい。また、ブラー判断部130は、制御信号CとCがハイ値である間に取得された電荷量間の差である第2差値Q−Qを算出してもよい。その後、ブラー判断部130は、第2差値Q−Qを第1差値Q−Qに割った割算値(Q−Q)/(Q−Q)に逆正接(arctangent)関数を適用して深さ情報tを算出してもよい。
一例として、図5に示された4−phase/2−tap方式の実施形態において、制御信号CないしCのタイミングが電荷QないしQを取得するための周期1回を示すとすると、このような周期をn(nは自然数)回繰り返す場合にQないしQは、それぞれn回取得されてもよい。n回の周期中に得られた電荷量を用いて一枚の深さ映像を生成すれば、先に説明した第1差値はnQ−nQであってもよく、第2差値はnQ−nQであってもよい。また、1ピクセルにおける深さ情報tは下記のような式(1)のように示してもよい。
Figure 0006193227
もし、カメラ、被写体または背景に動きが発生すれば、センサ部120に含まれたピクセルのうち少なくとも1つが検出する反射光信号の位相には変化が生じ得る。
図7及び図8は、一実施形態に係る被写体の移動がない場合と、被写体の移動がある場合のそれぞれに対して、反射光信号と制御信号との間の関係を示す図である。図7及び図8は理解のための概念図であるため、図7及び図8によって他の実施形態が限定的に解釈されることはない。
図7及び図8において、反射光信号は対応する地点(黒丸、Rにより示す)で反射されたものであり、制御信号は対応する地点の反射光信号を検出するセンサ部120のピクセルを制御する。
図7に示すように被写体の移動がない場合、制御信号の最初のハイ値と2番目のハイ値で生成される電荷量はそれぞれ等しくQaに対応する。
一方、図8に示すように、被写体の移動によって照射光信号が反射されるオブジェクトが椅子から背景に変わる場合(t0とt1時点の丸地点(R)参照)、反射光信号がセンサ部120のピクセルに到達する時間は、t1からt1’に遅延される。例えば、ピクセルが検出する反射光信号に位相変化を発生し得る。この場合、制御信号が最初のハイ値である間に生成される電荷量と2番目のハイ値である間に生成される電荷量は、それぞれQaとQa’として互いに異なる。もし、制御信号が2回のハイ値である間も、生成された電荷を用いて深さ値が決定されれば、図8に示す実施形態ではQaとQa’を用いて深さ映像内の丸地点(R)に対応する単一のピクセルの値を示すことになるため、対応するピクセルにブラーが発生することになる。
以下、先に説明した図5に示す4−phase/2−tapの実施形態である場合、動きが発生した地点に対応するピクセルから取得される深さ値について説明する。
ブラー判断部130は、n周期の制御信号C、Cのうち、反射光信号の位相変化が発生する前、m周期のCとC間の電荷量差値である第1差値Q−Qを算出し、位相差の変化が発生して新しい位相を有する残りのn−m周期のCとC間の電荷量差値である第1差値
Figure 0006193227
を算出する。また、ブラー判断部130は、n周期の制御信号C、Cのうち、位相差の変化が発生する前m周期のCとC間の電荷量差値である第2差値Q−Qを算出し、位相差の変化が発生して新しい位相を有する残りのn−m周期のCとC間の電荷量差値である第2差値
Figure 0006193227
を算出してもよい。
この場合、前記深さ情報tは下記のような式(2)のように示してもよい。
Figure 0006193227
mを変数とする関数tは1次微分され、下記のような式(3)のt’のように示す。
Figure 0006193227
式(3)を求めれば、式(4)のような値を取得できる。
Figure 0006193227
例えば、位相差の変化によって発生する深さ情報tの変化は、取得されたmで1つのローカル最大値またはローカル最小値を有することが確認される。ここで、m周期の位置は動き前後の深さ情報に応じて変化することが確認される。
以上の内容でToF方式カメラで生成された映像内のブラー現象は、両端値の中間値を取ったり、単調増加/減少する形態に発生しないことが確認される。ToF方式カメラの特性上、カラーカメラと異なる方式で映像を取得するため、ToF方式カメラで生成された映像からブラーを除去する方式はカラーカメラのブラーを除去する方式とは全く異なる。
一実施形態において、ブラー判断部130は、制御信号CとCによって取得した電荷量「Q」、「Q」間の第1差値と、制御信号CとCによって取得した電荷量「Q」、「Q」間の第2差値をn回算出し、算出された結果を用いて深さ情報をn回算出する。例えば、ブラー判断部130は、制御信号の1回周期ごとに取得された電荷量を用いて深さ情報を算出し、このような形で算出されたn個の深さ情報の平均値を用いて、深さ映像一フレームが生成されてもよい。
この場合、ブラー判断部130は、算出されたn個の深さ情報のうち少なくとも1つがフラットではない場合、深さ映像にブラーが発生したと判断する。例えば、反射光信号の位相が一定の値を有する場合、算出されたn個の深さ情報は一定の値を有するようになる。一方、反射光信号の位相が一定の値を有しない場合、算出されたn個の深さ情報も一定の値を有することなく、一定ではない値で算出されることによって、ブラー判断部130は映像内でこの値を有する領域にブラーが発生したことを判断することができる。
図9は、一実施形態に係る映像内でブラーが発生したブラー領域の深さ情報をグラフで示す図である。ブラー判断部130は、動くオブジェクトに対する深さ情報を参照してブラーの発生有無を判断する。一例によれば、ブラー判断部130は、各ピクセル座標(ピクセル値)に関連する深さ情報が均一な値を有しない領域にブラーが発生したと判断する。
図9において、ブラー判断部130は、深さ情報がいずれかの特定領域で他の深さ情報と異なって大きい値を有する場合、他の深さ情報と異なる値を有する領域をブラーが発生したブラー領域910として判断する。例えば、ピクセル座標間の深さ情報を羅列した結果、深さ情報グラフが図9に示すように尖点形態を示す場合、ブラー判断部130は尖点をなすピクセル領域910でブラーが発生したと判断する。
図10は、一実施形態に係るブラーが発生した映像と深さ情報との間の関連性を示す図である。ブラー判断部130は、映像(図10(a)、(d)、(g))内で一定領域の深さ情報を算出し、算出された深さ情報を用いて映像(図10(a)、(d)、(g))内でブラーが発生したか否かを判断する。
例えば、図10(b)と(c)は第1映像(図10(a))でi領域とii領域の深さ情報を算出して表示するグラフである。第1映像(図10(a))のi領域とii領域の全てで算出された深さ情報は、完全に一定値を有することはないものの、全体のピクセル座標で均等な深さ情報を有する。この場合、ブラー判断部130は第1映像(図10(a))内でブラーが発生していないと判断する。
図10(e)と(f)は動きのある第2映像(図10(d))でi領域とii領域の深さ情報を算出して表示するグラフである。動きのある第2映像(図10(d))のi領域とii領域の全てで算出された深さ情報は、動きがない第1映像(図10(a))の図10(b)と(c)で見られていない特異な深さ情報値(尖点形態や、傾きの急激な変化など)を有する。この場合、ブラー判断部130は第2映像(図10(d))内でブラーが発生したと判断する。
図10(h)と(i)は第3映像(図10(g))でi領域とii領域の深さ情報を算出して表示するグラフである。第3映像(図10(g))のi領域とii領域の全てで算出された深さ情報は、第1映像(図10(a))の深さ情報と類似するように、完全な一定値を有することはないものの、全体のピクセル座標で均等な深さ情報を有する。この場合、ブラー判断部130は第3映像(図10(g))内でブラーが発生していないと判断する。
図11は、一実施形態に係る深さ情報とブラーモデルとの間の関連性を示す図である。
4−phase/2−tapの構造を有するToF方式カメラの場合、反射光信号と制御信号C、C、C、Cによって取得した電荷量Q、Q、Q、Qのうち、Q−QとQ−Qの関係は図11(b)のように菱形状を示す。例えば、被写体、カメラ、背景などに動きのない場合、電荷量Q−QとQ−Qの関係は、図11(b)に示すような菱形710上に存在してもよい。もちろん、各制御信号のn周期間に取得した電荷量の差であるn(Q−Q)とn(Q−Q)間の差もこれと類似の形態を示してもよい。また、菱形の大きさや形態は実施形態に応じて変わってもよい。図11(a)には動きによるブラーがない状態を示し、各ピクセルごとの深さ情報を算出するために用いられた電荷量間の関係は図11(b)の2つの座標720、730に対応してもよい。
一方、図11(c)はブラーによって均一ではない値740を含み、この場合にQ、Q、Q、Q間の関係は図11(d)に示すように菱形から離れた領域750に表示されてもよい。例えば、ブラーが発生した映像で取得された図11(d)は、ブラーが発生していない映像で取得された図11(b)と比較して、菱形の位置以外の領域に図式される値が発生することが分かる。
ブラー処理装置100は、被写体、カメラ、背景などの動きがない状況(例えば、動きによるブラーが発生しない状況)で反射光信号と制御信号によって集積される電荷量間の関係を示す基準電荷量の関係情報を予め格納しておく。
基準電荷量の関係情報の一例は、図11(b)に示された菱形グラフであってもよく、実施形態に応じて他の形のグラフに表現されてもよい。もちろん、基準電荷量の関係情報はグラフのみならず、テーブル、数式などの様々な形態に表現されてもよい。ブラー判断部130は、被写体を撮影するとき反射光信号と制御信号によって集積される電荷量間の関係を予め格納しておいた基準電荷量の関係情報と比較してもよい。これによって、ブラー判断部130は、ブラーの発生有無を判断する。例えば、もし、撮影中に所定ピクセルで制御信号に基づいて取得された電荷量間の関係が基準電荷量関係情報から離れれば、ブラー判断部130は対応するピクセルにブラーが発生したと判断する。
例えば、ブラー判断部130は、4−phase/2−tapの構造を有するToF方式カメラの場合、ピクセルごとに上記のように制御信号電荷量の関係Q−Q、Q−Qが正常範囲(菱形状の点)を離れるか否かを判断することによって、ブラー発生の有無を判断する。
L−phase/M−tapの構造を有するToF方式カメラそれぞれの場合も、ブラー判断部130は、各制御信号間に予め決定された位相差によって規定される各電荷量Q〜Q間の正常範囲から離れるか否かを判断することによって、ToF方式カメラの各ピクセルの深さ情報を算出する過程で直ちにブラーの発生有無を判断することができる。
このように、判断の結果、ブラーが発生した場合に映像処理部140は映像内でブラーが発生したブラー領域周辺の正常ピクセル値を参照して発生したブラーを除去することができる。
例えば、映像処理部140は、映像内でブラーが発生したピクセル値をブラーが発生していない周辺の正常ピクセル値で代替して発生したブラーを除去することができる。実施形態において、映像処理部140は、ブラーが発生したブラー領域の深さ情報をブラーが発生していない周辺の正常ピクセルのうち最も近距離に位置するピクセルの深さ値で代替してもよい。または、映像処理部140は、ブラーが発生したブラー領域の深さ情報を映像内でブラーが発生したフレームと異なる時間の隣接フレームに基づいてブラーが発生していない周辺の正常ピクセル値で代替してもよい。例えば、映像処理部140は、所定フレームでブラーが発生したピクセル値を以前フレームまたは以後フレーム内の同一の座標のピクセル値で代替してもよい。
ブラー判断部130は、ToF方式カメラの各タップ構造ごとにブラーモデルを生成してもよい。前述したように、ToF方式カメラは、4−phase/1−tap、4−phase/2−tap、4−phase/4−tapなどの構造で構成されてもよい。
Figure 0006193227
式(5)では、4−phase/1−tap構造で構成されたToF方式カメラのブラーモデルを例示する。
Figure 0006193227
式(6)では、4−phase/2−tap構造で構成されたToF方式カメラのブラーモデルを例示する。式(6)において、ブラー判断部130は反射光信号の関係が、m周期のCとC間の電荷量合算値Q+Qと、m周期のCとC間の電荷量合算値Q+Qが同一であるか、例えば、Q+Q=Q+Qを満足するか否かを判断することによって、映像内にブラーが発生したか否かを判断する。
例えば、ブラー判断部130は、取得された反射光信号の関係がQ+Q=Q+Qの条件が満たされる場合、映像内にブラーが発生していないと判断し、取得された反射光信号の関係がQ+Q=Q+Qの条件を満足しない場合に映像内にブラーが発生したと判断する。
Figure 0006193227
式(7)では、4−phase/4−tap構造で構成されたToF方式カメラのブラーモデルを例示する。
図12は、一実施形態に係る映像内でブラーを除去する一例を示す図である。映像にブラーが発生した場合、映像処理部140は、映像内でブラーが発生したピクセル値を、ブラーが発生していない周辺の正常ピクセル値で代替することにより、発生したブラーを除去することができる。
図12において、ブラーが発生したピクセル値は菱形状のグラフ内側に表示された値であり、周辺の正常ピクセル値は菱形状のグラフ上に表示された値である。例えば、映像処理部140は、菱形状のグラフ内側に表示された値を菱形状のグラフ上に表示された値で代替することによって、発生したブラーを除去することができる。
実施形態において、映像処理部140は、周辺の正常ピクセルのうち最も近距離に位置するピクセルの深さ情報がブラーが発生したピクセル値を代替することによって、発生したブラーを除去することができる。または、映像処理部140は、ブラーが発生したピクセルの深さ情報をブラーが発生したフレームと異なる時間の隣接フレームに基づいてブラーが発生していない正常ピクセル値で代替してもよい。
図13は、一実施形態に係るブラー処理方法の順序を示すフローチャートである。ここで、ブラー処理方法は、図1に示したブラー処理装置100によって行ってもよい。図13を参考にすると、ステップ1310において、ブラー処理装置100は光照射部102を介して照射光信号をオブジェクト104に放出し、放出された照射光信号がオブジェクト104から反射する反射光信号を取得する。
ステップ1320において、ブラー処理装置100は、取得された反射光信号の位相差を用いて深さ情報を算出する。ステップ1330において、ブラー処理装置100は、深さ情報を用いてToF方式カメラによって取得された映像にブラーが発生したか否かを判断する。
ブラー処理装置100は、互いに異なる位相差を有する制御信号と反射光信号との間の位相差を算出して深さ情報を算出する。例えば、ブラー処理装置100は、反射光信号と互いに異なる位相差を有する制御信号それぞれによって受光された電荷量を取得してもよい。ブラー処理装置100は、取得された電荷量と制御信号の互いに異なる位相差によって定められる各電荷量間の関係が正常範囲から離れるか否かに応じて映像にブラーが発生したか否かを判断する。
ステップ1340において、ブラー処理装置100は、ステップ1330の結果としてブラーが発生した場合、映像内でブラーが発生したブラー領域周辺の正常ピクセル値を用いて発生したブラーを除去する。
ブラー処理装置100は、映像内でブラーが発生したピクセル値をブラーが発生していない周辺の正常ピクセル値で代替し、発生したブラーを除去してもよい。
または、ブラー処理装置100は、ブラーが発生したブラー領域の深さ情報を、映像内のブラーが発生したフレームと異なる時間の隣接フレームに基づいて、ブラーが発生していない周辺の正常ピクセル値で代替することにより、発生したブラーを除去してもよい。
図14は、他の実施形態に係るブラー処理装置の構成を示すブロック図である。図14を参考すると、ブラー処理装置1400は、モデル識別部1410、検索部1420、及び映像処理部1430を備える。例えば、ブラー処理装置1400は、反射光信号と制御信号の電荷量Q、Q、Q、Qが提供されない場合に映像内でブラーを除去する方式として用いられてもよい。
モデル識別部1410は、ToF方式カメラの構造に該当するブラーモデルを識別する。ToF方式カメラは、様々な方式で生成した互い異なるL(Lは自然数)個の位相を有する制御信号を有し、M(Mは自然数)個の電荷量の格納空間を有するL−phase/M−tap方式で構成されてもよい。したがって、ブラーモデルは、4−phase/1−tap、4−phase/2−tap、4−phase/4−tapなど、ToF方式カメラの構造により互いに異なるモデルを有する。
検索部1420は、ToF方式カメラによって取得された映像でブラーモデルに関連するパターンを検索する。検索部1420は、様々なパターン検索方式を用いてブラーモデルに関連するパターンを検索してもよい。検索部1420は、検索速度を向上させるために方向及び空間でピラミッド型の段階的な検索方式を用いてもよい。
実施形態において、検索部1420は、ハフ(Hough)変換を用いてパターン検索及びR−θ空間でパターンを検索してもよい。
映像処理部1430は、検索されたパターン内にブラー領域をフィルタリングして映像内のブラーを除去する。映像処理部1430は、ブラー領域にノイズ除去のためにR−θ空間上でフィルタリングを行ってもよい。ここで、R−θ空間でユークリッド距離を有効にするため、Rとθ間に互いに異なる加重値パラメータを適用してもよい。
図15の(a)から(c)は、一実施形態による、ブラーモデルを用いてブラー領域をフィルタリングする一例を示す図である。図15を参考すると、映像処理部1430は、ブラーが発生したブラー領域(図15(a))をブラーモデル(図15(b))を用いてフィルタリングし、ブラーが除去された映像(図15(c))を取得することができる。
図16は、他の実施形態に係るブラー処理方法の順序を示すフローチャートである。ここで、ブラー処理方法は、図14に示すブラー処理装置1400によって行われてもよい。図16を参考すると、ステップ1610において、ブラー処理装置1400は、ToF方式カメラの構造に対応するブラーモデルを識別する。ToF方式カメラは、互いに異なるL(Lは自然数)個の位相を有する制御信号を有し、M(Mは自然数)個の電荷量の格納空間を有するL−phase/M−tap方式で構成されてもよい。ブラーモデルは、4−phase/1−tap、4−phase/2−tap、4−phase/4−tapなど、ToF方式カメラの構造に依存して互いに異なるモデルを有してもよい。
ステップ1620において、ブラー処理装置1400は、ToF方式カメラによって取得された映像でブラーモデルに関連するパターンを検索する。ブラー処理装置1400は、様々なパターン検索方式を用いてブラーモデルに関連するパターンを検索する。ブラー処理装置1400は、方向及び空間でピラミッド型の段階的な検索方式を用いることによって、検索速度を向上させることができる。
ステップ1630において、ブラー処理装置1400は、見付かったパターン内のブラー発生したブラー領域をフィルタリングして、映像内のブラーを除去する。ブラー処理装置1400は、ブラー領域内のノイズ除去のためにR−θ空間でフィルタリングを行ってもよい。
実施形態に係る方法は、多様なコンピュータ手段を介して様々な処理を実行することができるプログラム命令の形態で実現され、コンピュータ読取可能な記録媒体に記録されてもよい。コンピュータ読取可能な媒体は、プログラム命令、データファイル、データ構造などのうちの1つまたはその組合せを含んでもよい。媒体に記録されるプログラム命令は、本発明の目的のために特別に設計されて構成されたものでもよく、コンピュータソフトウェア分野の技術を有する当業者にとって公知のものであり、使用可能なものであってもよい。コンピュータ読取可能な記録媒体の例としては、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク及び磁気テープのような磁気媒体、CD−ROM、DVDのような光記録媒体、光ディスクのような光磁気媒体、及びROM、RAM、フラッシュメモリなどのようなプログラム命令を保存して実行するように特別に構成されたハードウェア装置が含まれてもよい。プログラム命令の例としては、コンパイラによって生成されるような機械語コードだけでなく、インタプリタなどを用いてコンピュータによって実行され得る高級言語コードを含む。上述したハードウェア装置は、本発明の動作を行うために1つ以上のソフトウェアのレイヤで動作するように構成されてもよい。
上述したように、本発明を限定された実施形態と図面によって説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明が属する分野における通常の知識を有する者であれば、このような実施形態から多様な修正及び変形が可能である。
したがって、本発明の範囲は、開示された実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲だけではなく特許請求の範囲と均等なものなどによって定められるものである。
100 ブラー処理装置
102 光照射部
104 オブジェクト
110 制御部
120 センサ部
130 ブラー判断部
140 映像処理部
221、222 ゲート
231、232 集積部
200 ピクセル
210 検出部
1400 ブラー処理装置
1410 モデル識別部
1420 検索部
1430 映像処理部

Claims (19)

  1. ToF(Time of Flight)方式カメラによって放出される照射光信号がオブジェクトにより反射されて戻ってくる反射光信号によって生成される電子を複数の制御信号に基づき集積して電荷量を獲得するセンサ部であって、前記制御信号は、センサ部が前記反射光信号を検出して生成された前記電子を集積するタイミングを制御することのできる信号である、センサ部と、
    前記複数の制御信号により獲得された複数の電荷量間の関係が正常範囲から外れるか否かに応じて映像にブラーが発生したか否かを判断するブラー判断部と、
    を備えることを特徴とするブラー処理装置。
  2. 前記ブラー判断部は、ブラーがない場合を示す基準電荷量の関係情報と前記複数の制御信号により獲得された複数の電荷量間の関係を比較して前記ブラーの発生を判断することを特徴とする請求項1に記載のブラー処理装置。
  3. 前記ブラー判断部は、前記反射光信号の位相差を用いて、前記映像にブラーが発生したか否かを判断する、ことを特徴とする請求項1に記載のブラー処理装置。
  4. 前記ブラー判断部は、互いに異なる位相を有する複数の制御信号と前記反射光信号との間の位相差を算出することにより、深さ情報を算出することを特徴とする請求項1又は3に記載のブラー処理装置。
  5. 前記センサ部は、n(nは自然数)個の反射光信号を取得し、
    前記ブラー判断部は、互いに異なる位相を有する複数の制御信号と前記n個の反射光信号との間の位相差を算出することによりn個の深さ情報を算出し、算出されたn個の深さ情報の平均値を算出することを特徴とする請求項1、3又は4に記載のブラー処理装置。
  6. 前記ブラー判断部は、前記算出されたn個の深さ情報のうち少なくとも1つが一定の値を有することではない場合、前記映像内にブラーが発生したと判断することを特徴とする請求項5に記載のブラー処理装置。
  7. 前記ブラー判断部が、ブラーが発生したと判断した場合、前記映像内で、前記ブラーが発生したピクセル値を、前記ブラーが発生していない周辺の正常ピクセル値で代替して前記ブラーを除去する映像処理部をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載のブラー処理装置。
  8. 前記映像処理部は、前記ブラーが発生したブラー領域の深さ情報を、前記映像内で前記ブラーが発生したフレームと異なる時間の隣接フレームに基づいて前記ブラーが発生していない周辺の正常ピクセル値で代替することを特徴とする請求項7に記載のブラー処理装置。
  9. ToF方式カメラの構造に対応するブラーモデルを識別するモデル識別部と、
    前記ToF方式カメラによって取得された映像で前記ブラーモデルに関連するパターンを検索する検索部と、
    前記検索により見付かったパターン内のブラー領域をフィルタリングして前記映像内のブラーを除去する映像処理部と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のブラー処理装置。
  10. 前記映像処理部は、R−θ空間で前記ブラー領域をフィルタリングすることを特徴とする請求項9に記載のブラー処理装置。
  11. ToF(Time of Flight)方式カメラによって放出される照射光信号がオブジェクトにより反射されて戻ってくる反射光信号によって生成される電子を複数の制御信号に基づき集積して電荷量を獲得するステップであって、前記制御信号は、センサ部が前記反射光信号を検出して生成された前記電子を集積するタイミングを制御することのできる信号である、ステップと、
    前記複数の制御信号により獲得された複数の電荷量間の関係が正常範囲から外れるか否かに応じて映像にブラーが発生したか否かを判断するステップと、
    を含むことを特徴とするブラー処理方法。
  12. ブラーがない場合を示す基準電荷量の関係情報と前記複数の制御信号により獲得された複数の電荷量間の関係を比較して前記ブラーの発生を判断するステップと
    をさらに含むことを特徴とする請求項11に記載のブラー処理方法。
  13. 前記反射光信号の位相差を用いて、前記映像にブラーが発生したか否かを判断するステップ
    をさらに含むことを特徴とする請求項11に記載のブラー処理方法。
  14. 互いに異なる位相を有する複数の制御信号と前記反射光信号との間の位相差を算出して深さ情報を算出するステップ
    をさらに含むことを特徴とする請求項11又は13に記載のブラー処理方法。
  15. 取得したn(nは自然数)個の反射光信号と、互いに異なる位相を有する複数の制御信号との間の位相差を算出するステップと、
    前記算出された結果を用いてn個の深さ情報を算出するステップと、
    前記算出されたn個の深さ情報の平均値を算出するステップと、
    を含むことを特徴とする請求項11、13又は14に記載のブラー処理方法。
  16. 前記ブラーが発生したと判断された場合、前記映像内で、前記ブラーが発生したピクセル値を、前記ブラーが発生していない周辺の正常ピクセル値で代替して前記発生したブラーを除去するステップ、
    をさらに含むことを特徴とする請求項11乃至15のいずれか一項に記載のブラー処理方法。
  17. 前記発生したブラーを除去するステップは、前記ブラーが発生したブラー領域の深さ情報を、前記映像内で前記ブラーが発生したフレームと異なる時間の隣接フレームに基づいて、ブラーが発生していない周辺の正常ピクセル値で代替して前記発生したブラーを除去するステップを含むことを特徴とする請求項16に記載のブラー処理方法。
  18. ToF方式カメラの構造に対応するブラーモデルを識別するステップと、
    前記ToF方式カメラによって取得された映像内で前記ブラーモデルに関連するパターンを検索するステップと、
    前記検索により見付かったパターン内でブラーが発生したブラー領域をフィルタリングするステップと、
    前記ブラー領域をフィルタリングして映像内の前記ブラーを除去するステップと、
    をさらに含むことを特徴とする請求項11に記載のブラー処理方法。
  19. 前記見付かったパターン内でブラーが発生したブラー領域をフィルタリングするステップは、R−θ空間で前記ブラー領域をフィルタリングするステップを含むことを特徴とする請求項18に記載のブラー処理方法。
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