JP4859611B2 - ガイドワイヤー挿入システム - Google Patents

ガイドワイヤー挿入システム Download PDF

Info

Publication number
JP4859611B2
JP4859611B2 JP2006266434A JP2006266434A JP4859611B2 JP 4859611 B2 JP4859611 B2 JP 4859611B2 JP 2006266434 A JP2006266434 A JP 2006266434A JP 2006266434 A JP2006266434 A JP 2006266434A JP 4859611 B2 JP4859611 B2 JP 4859611B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guide wire
fixing
syringe
insertion system
puncture
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006266434A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008080047A (ja
Inventor
真樹 松澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TRUMO KABUSHIKI KAISHA
Original Assignee
TRUMO KABUSHIKI KAISHA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TRUMO KABUSHIKI KAISHA filed Critical TRUMO KABUSHIKI KAISHA
Priority to JP2006266434A priority Critical patent/JP4859611B2/ja
Publication of JP2008080047A publication Critical patent/JP2008080047A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4859611B2 publication Critical patent/JP4859611B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)

Description

本発明は、ガイドワイヤーを血管内に挿入するためのガイドワイヤー挿入システムに関する。
従来、ガイドワイヤーを血管内へ挿入する場合、予め血管内に挿入されたカニューレ内にガイドワイヤーを挿入した後、ガイドワイヤーを押し進め、ガイドワイヤーを血管内に挿入する。
ガイドワイヤーの血管内への挿入は、医師や看護師が行うものであり、患者の体型、血管の状況や挿入場所等に応じて、一貫して手作業で行われ、作業を確実に行うためにガイドワイヤー挿入システムが用いられている。例えば、ガイドワイヤーと、ガイドワイヤーを収納するガイドワイヤー収納部と、ガイドワイヤー収納部に着脱自在に装着(固定)される送り出し・導入部材とを有したガイドワイヤー挿入システムがある。この構成では、図6に示すように、ガイドワイヤー送り出し部とガイドワイヤー導入部とを所定距離離間させることによって、ガイドワイヤーを手指で把持して操作する空間(把持空間)が形成されているので、ガイドワイヤーを直接手指で把持し、片手で容易かつ確実に操作することができる(例えば、特許文献1参照)。
登録実用新案第2601155号公報(図3)
しかしながら、図6に示す前記特許文献1のガイドワイヤー挿入システム110では、最初に穿刺具140のハブ143の先端側に備えられた穿刺針141を患者の所定の部位に穿刺し、ハブ143の後端側に備えられたシリンジ142で血液を吸引する等の一連の作業の後に手指で把持してガイドワイヤー120を血管内の所定位置に挿入するが、前段の作業ではシリンジ142を保持する必要があり、後段の作業ではガイドワイヤー収納部150を保持する必要があるため、一方の手指から他方の手指に持ち替えを必要とした。穿刺針141の血管内の所定位置を保持し、さらにシリンジ142で血液を吸引した状態を保持しながら持ち替える作業は、熟練を要し、全行程に要する時間がかかり、持ち替えによって作業の連続性が途切れ、確実な作業を遂行する上で、より慎重に行う必要があった。
また、後段の作業ではガイドワイヤー収納部150を保持してガイドワイヤー120を血管内の所定位置に挿入する必要があるため、作業する空間を確保する上でシリンジ142や穿刺針141を含む穿刺具140を略円環状となっているガイドワイヤー収納部150の外側に位置させていることから、バランスが悪く、かつ把持し難いという問題があった。このため、当該作業は一定の熟練を要するものであった。
本発明は、ガイドワイヤーを血管内に挿入するため操作をより確実に行うことが出来る、作業性の良いガイドワイヤー挿入システムを提供するものである。
本発明の請求項1に係るガイドワイヤー挿入システムは、上記課題を解決するために、ガイドワイヤーを収納するガイドワイヤー収納部と、前記ガイドワイヤー収納部に収納されているガイドワイヤーが送り出されるガイドワイヤー送り出し部と、前記ガイドワイヤー送り出し部から送り出されたガイドワイヤーが挿通する貫通孔を有し、該貫通孔の出口から前記ガイドワイヤーが送り出されるガイドワイヤー導入部とを備えるガイドワイヤー供給具と、前記ガイドワイヤー導入部が接続され、前記ガイドワイヤー収納部と交差するように配置された穿刺具と前記ガイドワイヤー収納部に固定され、前記穿刺具と当該ガイドワイヤー収納部とを固定する連結部材と、を備え、前記連結部材は、前記ガイドワイヤー収納部と前記穿刺具との交差部分に配置されていることを特徴とする。
前記構成によれば、前記ガイドワイヤー供給具の前記ガイドワイヤー収納部と前記穿刺具との位置関係が固定されていることから、穿刺操作前に、前記ガイドワイヤー供給具を前記穿刺具に接続することができる。
すなわち、従来では、手の持ち替えを必要とした作業、例えば、前記した最初に前記穿刺具の穿刺針を患者の所定の部位に穿刺し、シリンジで血液を吸引する等の一連の作業の後に、手指で把持してガイドワイヤーを血管内の所定位置に挿入するという作業を、持ち替えることのない連続作業とすることができる。また、前記穿刺具と当該ガイドワイヤー収納部とが固定されていることから、一体化され、重心バランスをとりやすいものとなっている。
本発明の請求項2に係るガイドワイヤー挿入システムは、前記ガイドワイヤー導入部は前記ガイドワイヤー収納部に固定されるための第1の固定部を有し、前記ガイドワイヤー送り出し部は前記ガイドワイヤー収納部に固定されるための第2の固定部を有し、前記第1の固定部と前記第2の固定部とが連結されていることを特徴とする。
前記構成によれば、前記第1の固定部と前記第2の固定部とが、前記ガイドワイヤー収納部の円弧に沿って連結されることによって、ガイドワイヤー挿入システムの構成部分同士の位置関係を明確にすることができる。
本発明の請求項3に係るガイドワイヤー挿入システムは、前記連結部材と前記ガイドワイヤー導入部とが連結していることを特徴とする。
前記構成によれば、前記連結によって、前記ガイドワイヤー導入部、前記ガイドワイヤー送り出し部、前記ガイドワイヤー収納部、前記穿刺具等の位置関係が、維持されるため、経験の浅い者でも確実な作業を遂行しやすくなる。
本発明の請求項4に係るガイドワイヤー挿入システムは、前記連結部材が、前記ガイドワイヤー収納部及び前記穿刺具を着脱自在に固定することを特徴とする。前記構成によれば、前記ガイドワイヤー収納部及び前記穿刺具を容易に交換することができる。
本発明の請求項5に係るガイドワイヤー挿入システムは、前記ガイドワイヤー収納部が、ガイドワイヤーが収納される管状体をらせん状または渦巻状に巻いたものであることを特徴とする。また、本発明の請求項6に係るガイドワイヤー挿入システムは、前記穿刺具が、鋭利な針先を有する中空の穿刺針と、シリンジと、前記穿刺針と前記シリンジとの間に設けられるト字状のハブとを有し、前記連結部材が、前記ガイドワイヤー収納部と前記シリンジとを接続することを特徴とする。
前記構成によれば、前記ガイドワイヤー収納部の管状体をらせん状または渦巻状に巻き、かつ、前記ガイドワイヤー収納部と前記穿刺具とが交叉して前記連結部材で連結されることによって、略円環状の前記ガイドワイヤー収納部の中央の空間を有効に使用することができ、全体をコンパクト化できかつ重心バランスをとり易くすることができる。そして、シリンジで血液を吸引する等の一連の作業の後に手指で把持してガイドワイヤーを血管内の所定位置に挿入するという作業に対しても、近接した位置関係を形成することができる。
本発明のガイドワイヤー挿入システムによれば、ガイドワイヤーを血管内の所定位置に挿入する際に、ガイドワイヤー収納部を保持しながらシリンジを容易に手指で保持することができ、次に穿刺からガイドワイヤーを挿入する操作に移行するときにも、持ち替えが不要となる。そのため、穿刺針が血管から外れることはなく、全行程に要する時間を短縮でき、また、持ち替えによって作業の連続性が途切れること無く確実な作業を遂行することができる。
以下に図面を参照して本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
図1は、本発明のガイドワイヤー挿入システムの一実施形態を示す全体斜視図である。図2は、図1に示す本実施形態のガイドワイヤー供給具の一部、穿刺具の一部及び連結部材を示す側面図である。図3は、本実施形態における連結部材の一例である。
図1に示すように、ガイドワイヤー挿入システム1は、ガイドワイヤー2を供給するガイドワイヤー供給具3と、ガイドワイヤー供給具3に着脱自在に接続される穿刺具4と、連結部材9とを備え、ガイドワイヤー2を血管内に挿入するための器具(装置)である。
ガイドワイヤー供給具3は、ガイドワイヤー2を収納するガイドワイヤー収納部(ガイドワイヤーケース)5と、ガイドワイヤー収納部5に着脱自在に装着(固定)される導入部7と送り出し部8とを有している。
ガイドワイヤー収納部5は、ガイドワイヤー2が収納(挿入)される可撓性を有するチューブ(管状体)51を有しており、管状体51は、らせん状または渦巻状に巻かれ、束ねられている。管状体51の巻き数(巻き量)は、特に限定されないが、図1においては2〜3周程度としている。
導入部7は、後記する第1の固定部71及び腕部73によってガイドワイヤー収納部5に固定され、一端が穿刺具4の後記するハブ43(弁体付ポート部44、図2参照)と結合されている。
送り出し部8は、後記する第2の固定部81によってガイドワイヤー収納部5に固定されている。
ガイドワイヤー収納部5に収納されているガイドワイヤー2は、送り出し部8に送り出され、導入部7は、送り出し部8から送り出されたガイドワイヤー2を受け、そのガイドワイヤー2をハブ43(分岐コネクタ)方向へ送り出す。送り出し部8と導入部7とは、所定距離離間している。
図2に示すように、導入部7は、筒状の導入部本体710を有している。この導入部本体710に形成されている孔部(貫通孔)711の送り出し部8側の開口(基端開口)は、ガイドワイヤー2の入口712を構成し、先端側の開口(先端開口)は、ガイドワイヤー2の出口713を構成する。
図2に示すように、導入部7には、腕部73が形成されており、腕部73のガイドワイヤー収納部5側には、固定部(第1の固定部)71が設けられている。
この固定部71には、図1に示すように複数の溝が形成されており、ガイドワイヤー収納部5の管状体51がその溝にはまり込んで保持させるように、着脱自在に装着(固定)される。これにより、導入部7は、固定部71を介し、ガイドワイヤー収納部5に、着脱自在に固定されるとともに、ガイドワイヤー収納部5の管状体51は、らせん状または渦巻状に巻かれ、束ねられた状態で、固定部71により保持される。
また、送り出し部8の固定部71と反対側の端部には、固定部(第2の固定部)81が設けられている。この固定部81にも、固定部71と同様に複数の溝が形成されており、各溝内には図1に示すように、ガイドワイヤー収納部5の管状体51が着脱自在に装着(固定)される。
これにより、送り出し部8は、固定部81を介して、ガイドワイヤー収納部5の導入部7と異なる個所に、着脱自在に固定されるとともに、ガイドワイヤー収納部5の管状体51は、らせん状または渦巻状に巻かれ、束ねられた状態で、固定部81により保持される。
また、固定部71と固定部81とは、図2に示すように連結部82により連結されている。この連結部82は、図1および図2に示すように、ガイドワイヤー収納部5の円弧と略同様の円弧状をなしている。
穿刺具4は、鋭利な針先を有する中空の穿刺針(中空針)41と、シリンジ42(図1参照)と、穿刺針41とシリンジ42との間に設けられるト字状(Y字状)のハブ43(分岐コネクタ)とを有している。
ハブ43は、第1の筒状体431と、この第1の筒状体431の途中に設けられた第2の筒状体432とで構成されている。第2の筒状体432は、第1の筒状体431に対し、基端側に(第2の筒状体432の基端側が上方に位置するように)傾斜し、基端部に弁体付ポート部44を有している。
次に連結部材9を図1ないし図3を参照して説明する。
図1に示すように、ガイドワイヤー収納部5と穿刺具4とは交差しており、連結部材9は交差部分に配置され、ガイドワイヤー収納部5と穿刺具4とを後記するように固定している。
連結部材9は、例えば図3に示すような構造をしており、穿刺具4の円筒状のシリンジ42を把持する円周上の一部が開口しているC字型のシリンジ把持部材91と、シリンジ把持部材91に結合され、らせん状または渦巻状に巻かれたガイドワイヤー収納部5の管状体51の巻き方向を定めかつ保持する溝を有したチューブ案内部材92によって構成されている。
シリンジ把持部材91の円筒部分の直径は、把持されるシリンジ42の外径より僅かに大きくしており、円周上の一部が開口しているC字型にすることによって、シリンジ42をシリンジ把持部材91の円筒部分に挿入後、開口部分の両端を狭めることによって確実に固定することができる。
また、シリンジ把持部材91に弾性材料を適用することにより、シリンジ把持部材91の円筒部分の直径を、把持されるシリンジ42の外径より僅かに小さくして、開口部分の両端を押し広げてシリンジ42を装着、固定することもできる。その他、クリップやバンドを用いて固定することも可能である。
シリンジ把持部材91の円筒部分の内側のシリンジ42との接触面には、滑りを無くし、かつ弱い力でも確実に把持できるように、例えばゴム系等の弾力性のある緩衝部材を装着しても良い。
チューブ案内部材92は、管状体51の外径に合わせた案内用の溝を有している。溝の形状は、管状体51を把持して固定できるものであればよく、例えば断面半円状、断面矩形状、断面多角形状等とすることができる。本実施形態では、管状体51の装着を容易に行うために一方向が開口している断面形状を有している。
シリンジ把持部材91とチューブ案内部材92との結合方法は特に限定されない。例えば、着脱式のものも可能であるし、チューブ案内部材92がシリンジ把持部材91に対して回転自在に結合されているものでも良い。着脱式のものを採用することにより、ガイドワイヤー供給のための準備作業を干渉無く行うことができ、また回転自在に結合することにより、作業中ガイドワイヤーに不必要なテンションが生じるのを防止することができる。
シリンジ把持部材91とチューブ案内部材92の材料は、前記機能的な側面を具備するならば特に限定されない。例えば、アルミ合金や樹脂などを適用することができる。
次に、ガイドワイヤー挿入システム1(ガイドワイヤー供給具3)の作用(使用方法の一例)について図1及び図2を参照して説明する。
穿刺作業を行う前に、予めガイドワイヤー供給具3の導入部7の先端部714を穿刺具4の弁体付ポート部44に接続しておく。この作業と共に、ガイドワイヤー供給具3のガイドワイヤー収納部5と穿刺具4に接続されたシリンジ42とを連結部材9によって接続しておく。
次に、手指で、ガイドワイヤー2を送り出し部8から導入部7側に引いて、ガイドワイヤー2の先端部の一部または全部を導入部7内に位置させる。
以上で準備作業を終了し、ガイドワイヤー挿入システム1の各構成部分は、図1に示すように既に結合された状態となる。
穿刺作業では、穿刺具4の穿刺針41を患者の所定の部位に穿刺し、その穿刺針41の針先を血管(静脈)内へ挿入する。
そして、シリンジ42で血液を吸引し、穿刺針41の針先が血管内に位置していることを確認する。
次いで、ガイドワイヤー2を血管内へ挿入する操作を行う。
すなわち、導入部7内に位置するガイドワイヤー2を手指で把持し、その後血管方向へ送り出す。
これにより、ガイドワイヤー収納部5に収納されているガイドワイヤー2は、送り出し部8の出口から送り出され、ガイドワイヤー2の先端部は、穿刺具4の穿刺針41の内腔等を経て、穿刺針41の針先から突出し、血管内へ挿入される。
次いで、ガイドワイヤー2を残したまま、穿刺針41を抜去し、ガイドワイヤー2をガイドワイヤー供給具3から取り外して、ガイドワイヤー2を血管内に留置する。
次いで、ガイドワイヤー2に沿って、図示しないカテーテルを血管内へ挿入する。
次いで、カテーテルを残したまま、ガイドワイヤー2を抜去し、カテーテルを血管内へ留置する。
以上説明したように、このガイドワイヤー挿入システム1によれば、送り出し部8と導入部7とを別体としており、ガイドワイヤー2を手指で把持して操作する空間(把持空間)が形成されているので、ガイドワイヤー2を直接手指で把持し、片手で容易かつ確実に操作することができる。
すなわち、ガイドワイヤー2を手指で把持して操作することができるので、ガイドワイヤー2の挿入の際、ガイドワイヤー2の挿入感が確実に得られるとともに、ガイドワイヤー2が滑ることを防止または抑制することができ、これにより操作を容易に行うことができる。
また、穿刺操作を行う前に、予めガイドワイヤー供給具3の導入部7を穿刺具4の弁体付ポート44に接続すると共に、ガイドワイヤー供給具3のガイドワイヤー収納部5と穿刺具4の接続されたシリンジ42とを連結部材9によって接続しており、ガイドワイヤー供給具3と穿刺具4とが交叉している位置関係で接続されていることから、持ち替えが不要であり、右手でシリンジ42を把持したまま、穿刺操作を行うことができる。
さらに、ガイドワイヤー供給具3と穿刺具4とが交叉している位置関係で接続することによって、全体をコンパクト化でき、併せてシリンジ42の長手方向の中心線に対してほぼ線対称の形態になることから重心のバランスがとれており、格段に操作し易くなっている。
図4及び図5に本発明の他の実施形態を示す。図4は、本発明の他の実施形態のガイドワイヤー挿入システム1Aの連結部材9Aによって連結されたガイドワイヤー収納部5及び穿刺具4を示す斜視図である。図5は、本発明の他の実施形態の連結構造を構成する連結部材9Aの斜視図である。
らせん状または渦巻状に束ねられているガイドワイヤー収納部5は、図2に示したような渦巻状に束ねる他、図4のようにらせん状に束ねる場合もあり、図4及び図5に示した他の実施形態は、らせん状に束ねた場合におけるガイドワイヤー収納部5と穿刺具4とを連結するものである。
連結部材9Aは、図5に示すような構造をしており、穿刺具4のシリンジ42を把持する円周上の一部が開口している円筒状のシリンジ把持部材91Aと、円環状に巻かれたガイドワイヤー収納部5の管状体51の巻き方向を定めかつ保持する溝を有したチューブ案内部材92Aによって構成されている。
図5に示すように、連結部材9Aは、図3に示す連結部材9と異なり、らせん状に束ねた場合におけるガイドワイヤー収納部5を固定するために、穿刺具4をシリンジ把持部材91Aに固定したときに、チューブ案内部材92Aの複数の溝を形成している面が、穿刺具4の長手方向と直交する方向に設けられている。
このとき固定部71及び固定部81に設けられているガイドワイヤー収納部5の管状体51の巻き方向を定めかつ保持する複数の溝を形成している面も、穿刺具4の長手方向と直交する方向に設けられている。
なお、図2に示す固定部材71と連結部材9とを連結することもでき、連結によって、ガイドワイヤー導入部7、ガイドワイヤー送り出し部8、ガイドワイヤー収納部5、穿刺具4等の位置関係を、保持することができ、作業性が向上する。
以上、本発明のガイドワイヤー挿入システム及び連結部材を、図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができる。
本発明のガイドワイヤー挿入システムの一実施形態を示す全体斜視図である。 図1に示す本発明のガイドワイヤー供給具の一部、穿刺具の一部及び連結部材の一実施形態を示す側面図である。 本発明の連結部材の一実施形態を示す斜視図である。 本発明のガイドワイヤー挿入システムの他の実施形態を示す全体斜視図である。 本発明の連結部材の他の実施形態を示す斜視図である。 従来技術のガイドワイヤー挿入システムの装置全体を示す側面図である。
符号の説明
1 ガイドワイヤー挿入システム
2 ガイドワイヤー
3 ガイドワイヤー供給具
4 穿刺具
41 穿刺針
42 シリンジ
43 ハブ
431 第1の筒状体
432 第2の筒状体
44 弁体付ポート部
5 ガイドワイヤー収納部
51 管状体
7 導入部
71 固定部(第1の固定部)
712 入り口
713 出口
714 先端部
73 腕部
8 送り出し部
81 固定部(第2の固定部)
82 連結部
9 連結部材
91 シリンジ把持部材
92 チューブ案内部材
9A 連結部材
91A シリンジ把持部材
92A チューブ案内部材

Claims (6)

  1. ガイドワイヤーを収納するガイドワイヤー収納部と、前記ガイドワイヤー収納部に収納されているガイドワイヤーが送り出されるガイドワイヤー送り出し部と、前記ガイドワイヤー送り出し部から送り出された前記ガイドワイヤーが挿通する貫通孔を有し、該貫通孔の出口から前記ガイドワイヤーが送り出されるガイドワイヤー導入部とを備えるガイドワイヤー供給具と、
    前記ガイドワイヤー導入部が接続され、前記ガイドワイヤー収納部と交差するように配置された穿刺具と、
    前記ガイドワイヤー収納部に固定され、前記穿刺具と当該ガイドワイヤー収納部とを固定する連結部材と、を備え
    前記連結部材は、前記ガイドワイヤー収納部と前記穿刺具との交差部分に配置されていることを特徴とするガイドワイヤー挿入システム。
  2. 前記ガイドワイヤー導入部は前記ガイドワイヤー収納部に固定されるための第1の固定部を有し、
    前記ガイドワイヤー送り出し部は前記ガイドワイヤー収納部に固定されるための第2の固定部を有し、
    前記第1の固定部と前記第2の固定部とが連結されていることを特徴とする請求項1に記載のガイドワイヤー挿入システム。
  3. 前記連結部材と前記ガイドワイヤー導入部とが連結していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のガイドワイヤー挿入システム。
  4. 前記連結部材は、前記ガイドワイヤー収納部及び前記穿刺具を着脱自在に固定することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のガイドワイヤー挿入システム。
  5. 前記ガイドワイヤー収納部は、前記ガイドワイヤーが収納される管状体をらせん状または渦巻状に巻いたものであることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のガイドワイヤー挿入システム。
  6. 前記穿刺具は、鋭利な針先を有する中空の穿刺針と、シリンジと、前記穿刺針と前記シリンジとの間に設けられるト字状のハブとを有し、前記連結部材は、前記ガイドワイヤー収納部と前記シリンジとを接続することを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のガイドワイヤー挿入システム。
JP2006266434A 2006-09-29 2006-09-29 ガイドワイヤー挿入システム Expired - Fee Related JP4859611B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006266434A JP4859611B2 (ja) 2006-09-29 2006-09-29 ガイドワイヤー挿入システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006266434A JP4859611B2 (ja) 2006-09-29 2006-09-29 ガイドワイヤー挿入システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008080047A JP2008080047A (ja) 2008-04-10
JP4859611B2 true JP4859611B2 (ja) 2012-01-25

Family

ID=39351484

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006266434A Expired - Fee Related JP4859611B2 (ja) 2006-09-29 2006-09-29 ガイドワイヤー挿入システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4859611B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014010335A1 (ja) 2012-07-13 2014-01-16 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 内視鏡用処置システム
EP3001955B1 (en) 2013-04-25 2019-02-20 Olympus Corporation Packaging material for endoscope treatment system and endoscope system
WO2016040232A1 (en) * 2014-09-11 2016-03-17 Cook Medical Technologies Llc Catheter clip

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004073369A (ja) * 2002-08-13 2004-03-11 Unitika Ltd スライダー
JP2004121514A (ja) * 2002-10-02 2004-04-22 Nippon Sherwood Medical Industries Ltd ガイドワイヤ挿入具
JP4373083B2 (ja) * 2002-12-26 2009-11-25 テルモ株式会社 ガイドワイヤ・インサータ
JP4231304B2 (ja) * 2003-02-25 2009-02-25 テルモ株式会社 ガイドワイヤー挿入具

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008080047A (ja) 2008-04-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5038369B2 (ja) ガイドワイヤー組立体
CA2596538C (en) Guide wire advancer assembly
CN106999699B (zh) 收纳器具
US5634475A (en) Guidewire delivery assist device and system
US7753932B2 (en) Medical device and related methods of packaging
US9649415B2 (en) Surgical kits for body cavity drainage and related methods
US20150374959A1 (en) Body cavity drainage devices with locking devices and related methods
JP4758688B2 (ja) 穿刺具およびガイドワイヤー挿入具
JP5046951B2 (ja) 把持具
JP2008054859A (ja) ガイドワイヤ供給具およびガイドワイヤ挿入具
JP4859611B2 (ja) ガイドワイヤー挿入システム
EP2386255A2 (en) Endoscope treatment instrument
US20070129744A1 (en) Acupuncture needle guide assembly
WO2012149534A1 (en) Puncture device
WO2013141011A1 (ja) 医療用チューブの制御ハンドルおよび医療用チューブ装置
JP4393885B2 (ja) ガイドワイヤー供給具およびガイドワイヤー挿入具
JP2008023128A (ja) ガイドワイヤ供給具およびガイドワイヤ挿入具
JP4231304B2 (ja) ガイドワイヤー挿入具
WO2015200854A1 (en) Body cavity drainage devices including drainage tubes having inline portions and related methods
JP4542562B2 (ja) 医療用結紮具
JP4925765B2 (ja) ガイドワイヤ供給具およびガイドワイヤ挿入具
KR102226728B1 (ko) 튜브를 포함하는 올리브 형상의 터널링 기기
JP2008061838A (ja) ガイドワイヤ供給具およびガイドワイヤ挿入具
JP4505339B2 (ja) ドレーンを挿入する装置
JP2008093339A (ja) ガイドワイヤー供給具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090706

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110707

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110726

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110922

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111018

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111101

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141111

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees