JP4858551B2 - インクジェットヘッド - Google Patents
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前記流路ユニットの一表面は、前記複数のノズルが開口したインク吐出面となっており、さらに、前記流路ユニットは、前記共通インク室と対向する位置に形成されたダンパー室を含み且つ前記ダンパー室を大気に連通させる空気通路を有し、前記空気通路は、前記流路ユニットの前記インク吐出面とは反対側の面において開口し、
前記流路ユニットは、前記共通インク室から複数の前記ノズルに至る複数の個別流路の途中部に夫々設けられ、且つ、前記インク吐出面とは反対側の面に沿って配置された複数の圧力室を含み、これら複数の前記圧力室の少なくとも一部は、前記共通インク室と部分的に対向するように配置され、前記一部の圧力室と対向し、且つ、前記共通インク室とは対向しない領域には、コンプライアンス調整用空間がそれぞれ形成され、前記コンプライアンス調整用空間は、前記空気通路に連通していることを特徴とするものである。
第3の発明のインクジェットヘッドは、前記第2の発明において、前記流路ユニットの前記インク吐出面と反対側の面に、前記ベースブロックの前記突出領域に形成された前記流路の開口と接続されるインク供給口が形成され、前記空気通路は、前記流路ユニットの前記反対側の面において、前記インク供給口と前記アクチュエータユニットとに挟まれた位置において開口していることを特徴とするものである。
第4の発明のインクジェットヘッドは、前記第1〜第3の何れかの発明において、前記空気通路は、2つの前記ダンパー室と、前記2つのダンパー室に共通に接続されるとともに、前記流路ユニットの前記インク吐出面とは反対側の面において開口する1本の大気連通路を含み、前記2つのダンパー室の間で、これらダンパー室から前記大気連通路との接続部までの距離が等しいことを特徴とするものである。
尚、個別電極35と共通電極34は、共に、例えばAg−Pd系などの金属材料からなる。
流路ユニット4を構成する金属プレートのうちの積層状の9枚の金属プレート22〜30に、マニホールド5及び副マニホールド5aを含むインク流路32から分岐して大気へ開口する第1大気連通路46と、ダンパー室65を含む空気通路66から分岐して大気へ開口する第2大気連通路47と、コンプライアンス調整用の空間67を大気に連通させる第3大気連通路48とが形成されている。そのため、9枚の金属プレート22〜30を拡散接合する前に、インク流路32、空気通路66(ダンパー室65)、及び、コンプライアンス調整用空間67内の空気を大気連通路46〜48から確実に排出することができ、拡散接合時の空気の膨張・収縮に起因するプレートの変形や接合不良を防止できる。
あるいは、第1大気連通路がインク流路32のうちのマニホールド5以外の部分から分岐して大気へ開口するように形成されていてもよい。
あるいは、ノズルプレート31も含めた10枚の金属プレート22〜31を一度に拡散接合により接合してもよい。
4 流路ユニット
5 マニホールド
5a 副マニホールド
8 ノズル
10 圧力室
21 アクチュエータユニット
22 キャビティプレート
23 ベースプレート
24 アパーチャプレート
25 サプライプレート
26,26A マニホールドプレート
27,27A マニホールドプレート
28 マニホールドプレート
29 マニホールドプレート
30 カバープレート
31 ノズルプレート
32 インク流路
65 ダンパー室
66 空気通路
Claims (6)
- 共通インク室とこの共通インク室に夫々連通する複数のノズルとを含むインク流路が形成された流路ユニットを備え、
前記流路ユニットの一表面は、前記複数のノズルが開口したインク吐出面となっており、
さらに、前記流路ユニットは、前記共通インク室と対向する位置に形成されたダンパー室を含み且つ前記ダンパー室を大気に連通させる空気通路を有し、
前記空気通路は、前記流路ユニットの前記インク吐出面とは反対側の面において開口し、
前記流路ユニットは、前記共通インク室から複数の前記ノズルに至る複数の個別流路の途中部に夫々設けられ、且つ、前記インク吐出面とは反対側の面に沿って配置された複数の圧力室を含み、
これら複数の前記圧力室の少なくとも一部は、前記共通インク室と部分的に対向するように配置され、
前記一部の圧力室と対向し、且つ、前記共通インク室とは対向しない領域には、コンプライアンス調整用空間がそれぞれ形成され、
前記コンプライアンス調整用空間は、前記空気通路に連通していることを特徴とするインクジェットヘッド。 - 前記流路ユニットに供給するインクの流路を有し、前記流路ユニットの前記インク吐出面と反対側の面と対向するように配置され、さらに、前記流路ユニットとの対向面において、前記流路の開口が形成されるとともに周囲から突出して前記流路ユニットの前記反対側の面に接触した突出領域と、前記突出領域以外の、前記反対側の面から離隔した離隔領域とを有する、ベースブロックと、
前記ベースブロックの前記離隔領域と、前記流路ユニットの前記反対側の面との間に配設され、且つ、前記流路ユニットの前記反対側の面に接着されたアクチュエータユニットと、を備え、
前記空気通路は、
前記流路ユニットの前記反対側の面の、前記ベースブロックの前記離隔領域と対向する領域において開口していることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット。 - 前記流路ユニットの前記インク吐出面と反対側の面に、前記ベースブロックの前記突出領域に形成された前記流路の開口と接続されるインク供給口が形成され、
前記空気通路は、
前記流路ユニットの前記反対側の面において、前記インク供給口と前記アクチュエータユニットとに挟まれた位置において開口していることを特徴とする請求項2に記載のインクジェットヘッド。 - 前記空気通路は、
2つの前記ダンパー室と、前記2つのダンパー室に共通に接続されるとともに、前記流路ユニットの前記インク吐出面とは反対側の面において開口する1本の大気連通路を含み、
前記2つのダンパー室の間で、これらダンパー室から前記大気連通路との接続部までの距離が等しいことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のインクジェットヘッド。 - 前記コンプライアンス調整用空間は、前記一部の圧力室の前記共通インク室と対向する面積に応じた大きさを有することを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のインクジェットヘッド。
- 前記流路ユニットは、
積層状の複数枚の金属プレートで構成されてその内部に少なくとも前記共通インク室を有するプレート積層体と、
前記複数のノズルが形成され、前記プレート積層体の最外層に位置する2枚のプレートのうちの一方に接着されるノズルプレートを有し、
前記空気通路は、前記プレート積層体の最外層に位置する2枚のプレートのうちの他方において開口していることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載のインクジェットヘッド。
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