JP4857254B2 - 撮像装置及びその画像自動選択方法 - Google Patents

撮像装置及びその画像自動選択方法 Download PDF

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Description

本発明はデジタルカメラ等の撮像装置に係り、特に、連写機能や動画撮影機能等によって撮像した一連の画像の中からユーザが意図する個々の画像を自動選択して表示することができる撮像装置及びその画像自動選択方法に関する。
ビデオカメラ等で動画映像を撮影した場合、何の映像を撮影したのかを短時間かつ簡単に確認するために、その動画映像の中の数枚の画像を選別して再生する機能を持つものがある。
例えば、特許文献1記載の従来技術では、撮影時に行われたカメラボタン操作を基に、自動的に画像の重要度合いを表した優先度を決め、優先度に応じて表示する画像を選択し、撮影時のユーザの意図に合わせたダイジェストの表示を行う様にしている。
また、特許文献2記載の従来技術では、2面のフレームメモリを用意し、各フレームメモリに格納した連続する2つのフレーム画像を比較演算することで、シーンが変化した時の静止画像データを取り出し、これをアドレス情報と共に自動的に記録する様にしている。更に、特許文献3記載の従来技術では、一連の複数フレームの動画像データのうち、隣接フレーム間での輝度値の差が大きいフレームを取り出し、このフレーム画像を代表画像としている。
特開平6―165009号公報 特開平6―217254号公報 特開平9―233422号公報
特許文献1記載の従来技術は、画像選択を行うときにユーザによるカメラボタン操作が必要となり、ボタン操作を忘れると適切な画像選択ができなくなってしまうという問題がある。
特許文献2記載の従来技術は、フレーム間の比較演算を行う必要があるため、演算処理負荷が大きくなると共にこの比較演算用のメモリも大規模化し、コストが嵩んでしまうという問題がある。
特許文献3記載の従来技術も、隣接フレーム間の輝度差を演算処理するため、演算負荷が大きくなってしまうという問題がある。
本発明の目的は、ユーザが特別なボタン操作をすることなく、また、小さな処理負荷で適切な画像を自動的に選別して表示することが可能な撮像装置及びその画像自動選択方法を提供することにある。
本発明の撮像装置の画像自動選択方法は、被写体を撮影して得た動画像データを撮影中に動画圧縮規格によりフレーム毎に基準フレームまたは差分フレームに圧縮し記録メディアに格納するとき、連続する前記基準フレームと前記差分フレームとの間の特徴量を検出し該特徴量が閾値以上となる前記基準フレームまたは前記差分フレームに選択情報を付加する撮像装置の画像自動選択方法において前記フレーム毎に前記基準フレームと前記差分フレームとの間の特徴量を検出する前に、所定枚数のフレーム群を単位とし連続するフレーム群間の特徴量を求めて該特徴量が閾値以上となるフレーム群を選択し、選択したフレーム群の個々のフレームに対し前記基準フレームと前記差分フレームとの間の特徴量を検出することを特徴とする。
本発明の撮像装置の画像自動選択方法は、前記選択情報が付加されたフレームの静止画像を表示部に表示することを特徴とする。
本発明の撮像装置の画像自動選択方法における前記特徴量は、前記基準フレームと前記差分フレームの間のデータサイズの相関性を表す値であることを特徴とする。
本発明の撮像装置の画像自動選択方法における前記特徴量は、前記データサイズの差または比が小さいほど大きな値となることを特徴とする。
本発明の撮像装置の画像自動選択方法は、前記差分フレームとして複数種類のフレームがある場合にはフレーム種類毎に重み付けして前記特徴量を求めることを特徴とする。
本発明の撮像装置の画像自動選択方法は、前記特徴量の大きさ順に前記選択情報に優先順位を付加することを特徴とする。
本発明の撮像装置の画像自動選択方法は、前記選択情報を付加するフレームを、前記優先順位順に所定枚数に制限することを特徴とする。
本発明の撮像装置の画像自動選択方法は、前記動画像データの圧縮の他に静止画像の圧縮データも生成する場合には、前記記録メディアに格納する静止画像を前記特徴量で判断し前記選択情報を付加するフレームの静止画像だけを格納することを特徴とする。
本発明の撮像装置の画像自動選択方法の前記フレーム群間の特徴量は、各フレーム群に含まれる前記基準フレーム間で求めることを特徴とする。
本発明の撮像装置の画像自動選択方法の前記フレーム群間の特徴量は、各フレーム群の全体から求まる特徴量とすることを特徴とする。
本発明の撮像装置は、被写体を撮影して得た動画像データを撮影中に動画圧縮規格によりフレーム毎に基準フレームまたは差分フレームに圧縮し記録メディアに格納する撮像装置において、上述したいずれかに記載の画像自動選択方法を実行する制御手段を備えことを特徴とする。
本発明によれば、動画像データ中のユーザが注目するシーンを動画の撮影中に自動的に抽出して選択し、そのシーンの静止画像を再生するときの処理負荷が軽減されると共に再生時の待ち時間が短くなりスムースな再生が可能となる。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る撮像装置の機能ブロック図である。動画撮影機能を持つ撮像装置1は、被写界光を結像する撮影レンズ2と、撮影レンズ2の背部に設けられ被写界光の光像を受光面で受け電気信号に変換して出力する固体撮像素子3と、固体撮像素子3の出力信号(撮像画像信号)を相関二重サンプリング処理や利得制御,アナログ/デジタル変換処理するアナログフロントエンド(AFE)回路4と、AFE回路4から出力されるデジタルの撮像画像信号を取り込んで各種画像処理を行うデジタルシグナルプロセッサ(DSP:画像選択を行う制御手段)5とを備える。
DSP5には動画圧縮専用回路6が接続され、AFE回路4から取り込んだ動画像データと図示しないマイクから取り込んだ音声信号とをDSP5が動画圧縮専用回路6に送信すると、動画圧縮専用回路6は、受信した動画像データおよび音声信号を、MPEG2,MPEG4,H.264等の所定の動画圧縮規格によりデータ圧縮し、圧縮したデータをDSP5に返送する。
動画圧縮専用回路6には、動画圧縮専用回路6が使用するメモリ7が接続され、また、DSP5には、圧縮された撮像画像データおよび音声データを記録保存する着脱自在の外部記録メディア8が接続される。
また、DSP5にはデータバス9が接続され、データバス9に、DSP5がメインメモリとして使用するSDRAM10とプログラム等を格納したフラッシュROM11が接続され、また、撮像装置の背面などに設けられる液晶モニタ画面12もデータバス9に接続される。
図2は、動画像の一例を示す図である。図示の例では、ウサギが走って来て止まり、また走り出す一連の画像を示している。この一連の画像の中で、ユーザが注目する画像は何であるかを考察すると、それは、黒太枠15,16で示した、ウサギの「動き終わり」と「動き始め」の画像15,16であることが多い。
そこで、本実施形態では、一連の動画データの中から、「動き終わり」「動き始め」の画像がどの画像であるかを撮影中に自動的に選択して選択情報などを付加しておき、選択情報の付いた画像を、動画のダイジェスト版再生時の再生対象画像とする。
図3は、動画圧縮規格によって生成された符号化データの説明図である。符号化データは、図示するように、GOP単位で構成される。GOP単位とは、一つのIフレームを基準とした一連の差分フレームで構成されたフレーム群をいい、Iフレームは基準画像、Pフレームは最近接の過去のIフレーム若しくはPフレームとの差分画像、Bフレームは最近接の過去及び未来のIフレーム若しくはPフレームとの差分画像である。
図4は、連続する2つのフレーム間の画角のズレ量を、20ピクセル(動きが小さい)と200ピクセル(動きが大きい)にした場合の各々の圧縮データ(符号化データ)内におけるIフレーム,Bフレームの符号量を表したグラフである。
このグラフによれば、連続する2フレームの画像間の動きが小さい(20ピクセル)と、この2フレーム間のデータサイズの差が大きくなることが分かる。動きが小さいと、Iフレームの基準画像のデータサイズに対してBフレームの差分画像のデータサイズは小さくなるため、データサイズの差は大きくなる。
逆に、連続する2フレームの画像間の動きが大きくなると、Iフレームの基準画像に対して変化した部分を示すBフレームの差分画像のデータ量は大きくなり、両フレーム間のデータサイズの差は小さくなる。
図2で説明した様に、「動き終わり」や「動き始め」の変化を示す画像は、その前後の画像に対して動きが大きな画像となるため、このデータサイズの差から、変化を示す画像であることを識別可能となる。
つまり、本実施形態では、2フレーム間のデータサイズの相関性から、動きの大きさを判別し、再生対象とする画像を選択する。即ち、動きが小さいほどIフレームとBフレームのデータサイズの差が大きくなるという相関性から、動きの大きさを判別し、動きの大きい画像を、ダイジェスト版の再生画像として自動選択する。
以下、2フレーム間のデータサイズの差の絶対値の関数で表される特徴量を「スコア」といい、データサイズの差が小さいほどスコアが高くなるものとする。あるいは2フレーム間のデータサイズの比の関数で表される特徴量を「スコア」といい、比が小さいほどスコアが高くなるものとする。
図5は、本発明の第1実施形態に係る画像自動選択方法を実施するプログラムの処理手順を示すフローチャートである。このプログラムは、DSP5が動画圧縮専用回路6から受け取った動画像データを処理するときにROM11から読み出され、動画像データの処理と同時並行的に実施される。
このプログラムは、DSP5が動画圧縮専用回路6に画像データを渡したときに起動され、動画圧縮専用回路6は、渡された画像データを、予め定められた動画圧縮規格に従ってエンコードする(ステップS1)。
エンコード(動画圧縮)を行う動画圧縮専用回路6は、DSP5に対し、圧縮された動画像データ(符号化データ)を送信して来る。このとき、DSP5は、動画圧縮専用回路6から圧縮データを1パケット分受信したか否かを判定し(ステップS2)。1パケット分の受信が終了していない場合にはステップS2を繰り返し実行する。
1パケット分の圧縮データを受信した場合には、次に、その1パケットのデータに、フレーム先頭を示すフラグが含まれるか否かを判定する(ステップS3)。フレーム先頭で無い場合には、ステップS2に戻る。フレーム先頭であった場合には、1つ前までに受信したパケット群が前フレームを示すことが分かる。
そこで、フレーム先頭であった場合にはステップS3からステップS4に進み、前フレームと今回フレームのパケット群のデータサイズを比較し、スコアを算出する。そして、次のステップS5で、そのスコアの値が所定の閾値以上であるか否かを判定する。
スコアの値が所定閾値以上でない場合には、図3で説明した様に、2フレームの画像間は動きが小さいと判定でき、「動き終わり」「動き始め」の変化画像でないため、ステップS2に戻る。
スコアの値が所定閾値以上の場合には、ステップS6に進み、前フレームの画像が「動き終わり」の画像あるいは「動き始め」の画像と判断できるため、前フレームの画像をダイジェスト版の再生対象画像として選択する。
この選択は、例えば選択フラグをこの画像に付したり、或いは、当該画像を示すフレーム番号を記録メディアの所定領域に書き込んだり、動画像データのヘッダ情報として書き込む等することで行う。
ステップS6でダイジェスト版の再生対象画像が選択された後は、次のステップS7で、動画圧縮のエンコードが完了したか否かを判定し、完了していない場合にはステップS2に戻り、完了した場合にはこの図5の処理を終了する。
この様に、本実施形態によれば、撮影中に、ダイジェスト版の再生対象画像とするか否かの選択を行ってしまうため、実際の再生時の処理負荷が軽減し、待ち時間無く、スムースな再生が可能となる。
尚、スコアの値は、データサイズそのもの、隣接フレームのデータサイズの差分等、動きの大きさを表現している指標を基に算出することができる。I,P,Bというフレーム種類の差異によるデータサイズの違いは、所定係数を乗算するなどの処理を行うことで、吸収することができる。
図6は、本発明の第2実施形態に係る画像自動選択方法を実施するプログラムの処理手順を示すフローチャートである。本実施形態の処理手順は、図5に示す手順のステップS4までは同じであり、2フレーム間のスコアが算出されたとき、このスコアの値を2フレームのうちの前フレームのスコア値として当該フレームに対応してメインメモリ10等に一時的に保存しておく。
そして、次のステップS9で、一時的に保存されている各スコア値のソートを行っておき、次のステップS10で、エンコードが完了したか否かを判定し、完了していない場合にはステップS2に戻り、完了した場合にはステップS11に進む。
ステップS11では、メインメモリ10に一時的に保存された優先順位のデータを、記録メディア8に書き込んだり、動画像データのヘッダ情報として書き込んでから、この処理を終了する。
この様に、本実施形態では、各フレームのスコア値を撮影中にソートした情報で保持するため、再生時にユーザが再生したい枚数を指定すれば、その枚数分の再生画像をソート順に従って、待ち時間無くスムースに再生表示することが可能となる。
また、本実施形態によれば、再生対象画像の枚数を、ディフォルト値或いはユーザ指定の所定枚数、例えば20枚と予め決めたとき、ステップS9の処理を上位20位までで行えば済むことになる。
図7は、本発明の第3実施形態に係る画像自動選択方法を実施するプログラムの処理手順を示すフローチャートである。
動画像を撮影するデジタルカメラには、動画撮影中の途中途中で静止画像も自動的に撮像できるものがある。この場合、静止画像を動画とは別に撮影するのではなく、圧縮前の動画データ中から静止画像とする撮像画像データを抽出し、これを動画データとは別にJPEG形式等の規格に従って圧縮することになる。
この場合、動画像のダイジェスト版再生画像を、生成した静止画像データの中から選択すればいいのであるが、メモリ容量的に、生成した全ての静止画像データを動画データと共にバッファメモリや記録メディアに保存できない場合もある。そこで、生成した静止画像データの中から保存する静止画像データを選択することになるが、この選択に、上記と同様に、圧縮された動画データから求めたスコア値を用いる。
先ず、最小スコアカウンタSminを0クリアし(ステップS21)、再生枚数カウンタNUMを0クリアして(ステップS22)、動画像データのエンコーダ(圧縮)を開始する(ステップS23)。
次に、DSP5は1パケット分のデータを受信したか否かを判定し(ステップS24)、1パケット分のデータ中にフレーム先頭フラグが含まれているか否かを判定し(ステップS25)、フレーム先頭フラグが含まれている場合にはフレーム選択用のスコア値Sを算出する(ステップS26)。ここまでは、上述した実施形態と同様の処理である。
次に、スコア値Sが最初のフレームのスコア値である場合にはこのスコア値SをSminとし(ステップS27)、このスコア値Sが閾値以上であるか否かを判定する(ステップS28)。スコア値Sが閾値以上の場合には、当該フレームに対応する静止画像データを再生対象とし(ステップS29)。スコア値Sが閾値以上でない場合にはステップS24に戻る。
ステップS29の次には、ステップS30で再生枚数カウンタNUMをカウントアップし、次のステップS31で、スコア値SがSmin以上であるか否かを判定する。
スコア値SがSmin未満の場合には、ステップS31からステップS32に進み、Sminの値をそれより小さなスコア値Sに置き換え、次のステップS33で、今までのフレームのうちのスコア値Sが最小となるフレームを前フレームとし、ステップS34に進む。また、ステップS31の判定の結果、スコア値SがSmin以上の場合にもステップS34に進む。
ステップS34では、カウンタNUMのカウント数が一定値以下であるか否かつまり、再生枚数が所定枚数以下であるか否かを判定する。所定枚数を越えた場合には、ステップS35に進み、スコア値Sが最小となるフレームFminを再生対象から除外すると共に、次のステップS36で再生枚数カウンタNUMをカウントダウンし、ステップS24に戻る。
ステップS34の判定の結果、カウンタNUMのカウント数が一定値以下の場合には、次のステップS37に進み、処理対象としている動画像のフレーム枚数が所定値の倍数であるか否かを判定する。動画撮影では一定時間毎に所定枚数の撮影を行うため、所定値の倍数になったとき即ち一定時間が経過する毎に、ステップS37からステップS21に戻る。これにより、再生対象画像の枚数を一定時間毎に所定再生枚数に制限することが可能となる。
ステップS37での判定の結果が所定値の倍数でない場合には、ステップS38に進み、今度はエンコードが完了したか否かを判定し、完了していない場合にはステップS24に戻り、完了した場合にはこの処理を終了する。
以上述べた様に、本実施形態によれば、静止画像の枚数が所定の制限枚数を越えた場合には、その時点で最もスコアの小さい再生画像を非再生に設定するため、一定時間内での再生枚数に制限を設けることができ、静止画像データを保存するバッファがオーバーフローしないように制御することが可能となる。制限枚数は、記録メディアのアクセス速度、静止画像データの圧縮率などから決定する。
図8は、本発明の第4実施形態に係る画像自動選択方法を実施するプログラムの処理手順を示すフローチャートである。上述した実施形態では、1フレーム毎に再生対象画像とするか否かを判定したが、本実施形態では、2段階で選択する。先ず、GOP単位で再生対象とするか否かを判定し、次に、再生対象と判定したGOPのフレーム群の中から再生対象画像を選択する。
エンコードが開始されると(ステップS41)と、次に、Iフレームのエンコードが完了したか否かを判定する(ステップS42)。Iフレームのエンコードが完了した場合には次にIフレームのデータサイズを読み取り(ステップS43)、前GOPのIフレームサイズと今回GOPのIフレームサイズとの差分の関数を特徴量とし、それを「スコア」とする(ステップS44)。
次のステップS45では、GOPの選別判断処理を行う。スコア値が大きく動きの変化が生じているGOPであると判断できれば、今回のGOPを選択し、スコア値が小さく動きの変化が小さいGOPであると判断できれば、今回のGOPの選択は行わない。
次のステップS46では、今回のGOPを選択したか否かを判定し、選択しない場合にはステップS42に戻る。選択した場合には、次にステップS47に進み、今回のGOPのフレーム群の中から、「動き終わり」「動き始め」を示すフレームを、図5,図6で説明した実施形態と同様の処理により選択する。そして、エンコードが完了したか否かを判定し(ステップS48)、完了していない場合にはステップS42に戻り、完了した場合にはこの処理を終了する。
本実施形態は、CBR(固定ビットレート方式)での画像圧縮を前提としており、この場合、動きの大きなシーンではBフレーム若しくはPフレームといった差分画像に大きなデータ量が割かれ、Iフレームサイズは小さくなる。その性質を利用して、動きの大きさを示すスコア値を算出する。
本実施形態によれば、固定ビットレート方式で撮影した動画像データにおいて、大まかに選別する段階を入れることで、選択効率を上げることが可能となる。
図9は、本発明の第5実施形態に係る画像自動選択方法を実施するプログラムの処理手順を示すフローチャートである。第4実施形態では、GOP単位での判断処理を、Iフレーム画像で行ったが、本実施形態では、GOP全体のデータサイズで判定を行っている点が異なるだけである。
エンコードが開始されると(ステップS51)と、次に、1GOP単位のエンコードが完了したか否かを判定する(ステップS52)。1GOP単位のエンコードが完了した場合には次にGOP全体のデータサイズを読み取り(ステップS53)、前GOPの全体サイズと今回GOPの全体サイズとの差分の関数を特徴量とし、それを「スコア」とする(ステップS54)。
次のステップS55では、GOPの選別判断処理を行う。スコア値が大きく動きの変化が生じているGOPであると判断できれば、今回のGOPを選択し、スコア値が小さく動きの変化が小さいGOPであると判断できれば、今回のGOPの選択は行わない。
次のステップS56では、今回のGOPを選択したか否かを判定し、選択しない場合にはステップS52に戻る。選択した場合には、次にステップS57に進み、今回のGOPのフレーム群の中から、「動き終わり」「動き始め」を示すフレームを、図5,図6で説明した実施形態と同様の処理により選択する。そして、エンコードが完了したか否かを判定し(ステップS58)、完了していない場合にはステップS52に戻り、完了した場合にはこの処理を終了する。
本実施形態は、VBR(可変ビットレート方式)での動画圧縮を前提としており、この場合、大きな動きのシーンには大きな符号量が与えられる。その性質を利用し、GOP単位のデータサイズを、動きの大きさを示す指標として用いている。
本実施形態によれば、可変ビットレート方式において、大まかに選別する段階を入れることで、選択効率の向上を図ることができる。
尚、図8,図9で説明したGOP単位での特徴量「スコア」は、動画圧縮の方式により適切なデータサイズの差分の関数が異なるため、夫々に応じて決めることになる。
本発明に係る画像自動選択方法は、ユーザの意図するダイジェスト版再生画像を自動的に動画データの中から選択できるため、動画撮影機能を搭載したデジタルカメラの使い勝手が向上する。
本発明の一実施形態に係るデジタルカメラの機能ブロック図である。 動画像の一例を示す図である。 動画圧縮規格によるフレーム種類を示す図である。 動きの大きい場合と小さい場合におけるIフレームとBフレームとのデータサイズの差を示すグラフである。 本発明の第1実施形態に係る画像自動選択方法の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る画像自動選択方法の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第3実施形態に係る画像自動選択方法の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第4実施形態に係る画像自動選択方法の処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第5実施形態に係る画像自動選択方法の処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
3 撮像素子
5 デジタルシグナルプロセット(DSP)
6 動画圧縮専用回路
8 記録メディア

Claims (11)

  1. 被写体を撮影して得た動画像データを撮影中に動画圧縮規格によりフレーム毎に基準フレームまたは差分フレームに圧縮し記録メディアに格納するとき、連続する前記基準フレームと前記差分フレームとの間の特徴量を検出し該特徴量が閾値以上となる前記基準フレームまたは前記差分フレームに選択情報を付加する撮像装置の画像自動選択方法において前記フレーム毎に前記基準フレームと前記差分フレームとの間の特徴量を検出する前に、所定枚数のフレーム群を単位とし連続するフレーム群間の特徴量を求めて該特徴量が閾値以上となるフレーム群を選択し、選択したフレーム群の個々のフレームに対し前記基準フレームと前記差分フレームとの間の特徴量を検出することを特徴とする撮像装置の画像自動選択方法。
  2. 前記選択情報が付加されたフレームの静止画像を表示部に表示することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置の画像自動選択方法。
  3. 前記基準フレームと前記差分フレームとの間の特徴量は、前記基準フレームと前記差分フレームの間のデータサイズの相関性を表す値であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の撮像装置の画像自動選択方法。
  4. 前記基準フレームと前記差分フレームとの間の特徴量は、前記データサイズの差または比が小さいほど大きな値となることを特徴とする請求項3に記載の撮像装置の画像自動選択方法。
  5. 前記差分フレームとして複数種類のフレームがある場合にはフレーム種類毎に重み付けして前記基準フレームと前記差分フレームとの間の特徴量を求めることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の撮像装置の画像自動選択方法。
  6. 前記基準フレームと前記差分フレームとの間の特徴量の大きさ順に前記選択情報に優先順位を付加することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の撮像装置の画像自動選択方法。
  7. 前記選択情報を付加するフレームを、前記優先順位順に所定枚数に制限することを特徴とする請求項6に記載の撮像装置の画像自動選択方法。
  8. 前記動画像データの圧縮の他に静止画像の圧縮データも生成する場合には、前記記録メディアに格納する静止画像を前記基準フレームと前記差分フレームとの間の特徴量で判断し前記選択情報を付加するフレームの静止画像だけを格納することを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の撮像装置の画像自動選択方法。
  9. 前記フレーム群間の特徴量は、各フレーム群に含まれる前記基準フレーム間で求めることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の撮像装置の画像自動選択方法。
  10. 前記フレーム群間の特徴量は、各フレーム群の全体から求まる特徴量とすることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の撮像装置の画像自動選択方法。
  11. 被写体を撮影して得た動画像データを撮影中に動画圧縮規格によりフレーム毎に基準フレームまたは差分フレームに圧縮し記録メディアに格納する撮像装置において、請求項1乃至請求項10のいずれかに記載の画像自動選択方法を実行する制御手段を備えことを特徴とする撮像装置
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