JP4856757B2 - 光受信装置、および受信方法 - Google Patents

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Description

本発明は光受信方式に係り、さらに詳しくは例えば光通信システム、光配線、あるいは光ディスク装置などで、光ファイバ、あるいは光ディスクからの信号をフォトダイオードを用いて受信し、受信した光信号を電気信号に変換する光受信装置、および光受信方法に関する。
光通信システム、光インターコネクション、光ディスク装置などにおいて、光信号を電気信号に変換する光受信装置が用いられる。図1は光受信方式の従来例の構成ブロック図である。同図において、光ファイバ100からの出力光をレンズ101を介して受光素子102、例えばフォトダイオードに集光し、受光素子102の出力を増幅回路103によって増幅し、電気信号として出力する方式が用いられている。
しかしながら光ファイバや光ディスクなどからの光を、レンズを介して受光素子、例えばフォトダイオードに光軸を合わせ、すなわちアライメントして実装する構造を用いているために、図1のような従来方式ではレンズを含めた部品コスト、および実装コストが高いという問題点があった。特に複数の光ファイバを横に並べたリボンファイバを使用する場合には、それぞれの光ファイバの光軸を対応するフォトダイオードにそれぞれあわせるための部品コストや、実装コストが著しく高くなるという問題点があった。
図1の光受信方式において光ファイバ100の外径(全体的な直径)を100μmとし、実際に光が伝送される心線の直径を10μmとすると、例えば数μm以下程度でも光軸がずれると、光信号から電気信号への変換効率(OE変換効率)が大幅に低下するという問題点があった。このためOE変換効率を高く保つために、高精度の光軸合わせが必要となり、コスト増の原因となっていた。
これに対して受光素子102、例えばフォトダイオードの受光面の直径を大きくすれば光軸がずれてもOE変換効率は低下しないで済むとは考えられるが、受光素子の直径を大きくするに伴い寄生容量が増大し、受光素子の応答速度が低下して高速の光信号を受信できなくなるという問題点があった。このため光軸合わせのコストが小さく、かつ高速信号を受信可能な光受信装置の提供が望まれていた。
このような光ファイバとセンサとの接続に関する従来技術としての特許文献1には、感光部の光入射側透光性基板内に光学ファイバ部を配置することによって、レンズ系やセルフォックスレンズが不必要となり、かつ製品の歩留まりを向上させることができる光センサアレイ、および読み取り装置が開示されている。
また特許文献2には、光ファイバアレイプレートの光ファイバアレイを認識し、この光ファイバアレイ境界面から所定の位置に半導体素子を実装することによって、照明光量むらなどの品質劣化を防ぐことができる半導体装置が開示されている。
さらに特許文献3には、検出された粒子の空間分布の大きなフォーマットの高解像度のデジタル画像を形成し、放射源からの粒子放射を超高感度で検出し、定量化するための方法、および装置が開示されている。
特開平1−138751号 「光センサアレイ及び読み取り装置」 特開平6−350800号 「光ファイバアレイを有する基板の認識方法及びその基板を用いた半導体装置」 特票平9−509494号 「粒子の検出および画像化のための方法と装置」 しかしながらこのような従来技術を用いても、例えば光ファイバからの出力光をフォトダイオードによって受光する場合に、光軸を合わせるためのコストが高く、また光軸がずれた場合に光信号から電気信号への変換効率が大幅に低下するという問題点を解決することはできなかった。
本発明の目的は、例えば光ファイバからの出力光をフォトダイオードなどで受光する場合に、光軸合わせのコストを低減させ、高速信号を受信可能な光受信装置、および光受信方法を提供することである。
本発明の光受信装置は、入力信号光を受けるための受光素子を持つ画素のアレイと、そのアレイ内の画素の出力を選択する出力選択手段と、選択された画素出力を加算して出力する選択出力加算手段とを備える。
また本発明の光受信装置は、選択出力加算手段の出力を増幅する増幅手段をさらに備えることもできる。
本発明の光受信方法として、受光素子を持つ画素のアレイによって入力信号光を受光し、そのアレイ内で出力が零でない画素の探索と、その探索結果に対応するアレイ内の画素の出力の選択とを行い、選択された画素出力を加算して出力する方法が用いられる。
また本発明の光受信方法においては、前述の画素出力の加算結果の出力をさらに増幅することもできる。
以上のように本発明においては、受光素子を持つ画素のアレイ、例えば2次元画素アレイによって、例えば光ファイバからの出力光が入力信号光として受け取られ、画素アレイ内でその出力が零でない画素の出力が選択され、さらに選択された画素出力が加算され、さらに増幅されて出力されることになる。
以上のように本発明においては、画素アレイ内で、例えば入力信号の受光によって出力が零でない値を持つ画素が選択され、その選択された画素出力、例えばフォトダイオードから出力される電流が、選択出力加算手段によって1本の信号線に合流させられて出力されることによって、例えば光ファイバと受光素子との間の光軸合わせが容易となり、さらに画素アレイのうちで実際に入力信号光のスポットが当たっている受光素子のみの出力を集めることにより、受信時の寄生容量を小さく保つことが可能となり、高速信号を受信可能な光受信装置が実現される。
光信号受信方式の従来例の説明図である。 光受信装置の原理構成ブロック図である。 本実施形態における光受信装置の全体構成の説明図である。 図3の光受信装置の画素の断面図(その1)である。 画素の断面図(その2)である。 光受信装置の第1の実施例の構成ブロック図である。 第1の実施例における第1の画素選択方式の処理フローチャートである。 第1の画素選択方式における画素探索方法の説明図である。 第1の実施例における第2の画素選択方式の処理フローチャートである。 第2の画素選択方式における画素探索方法の説明図である。 第1の実施例における第3の画素選択方式の処理フローチャートである。 第3の画素選択方式における画素探索方法の説明図である。 第1の実施例における第4の画素選択方式の処理フローチャートである。 第4の画素選択方式における画素探索方法の説明図である。 光受信装置の第2の実施例の構成ブロックである。 第2の実施例における行選択判定回路の構成を示す図である。 第2の実施例における画素選択方式の処理フローチャートである。 第2の実施例における画素探索方法の説明図である。 2本の光ファイバからのスポット光の位置関係(その1)を示す図である。 2つのファイバからのスポット光の位置関係(その2)を示す図である。 第2の実施例において異なる行選択方法を用いる処理フローチャートである。 図21における行選択方法の説明図である。 図21の処理に対応する2つのファイバからの光スポット範囲と2つの出力との関係の説明図である。 光受信装置の第3の実施例の構成ブロック図である。 光受信装置の第4の実施例の構成ブロック図である。 光受信装置の第5の実施例の構成ブロック図である。 本実施形態と従来例との相違の説明図である。
図2は、光受信装置の原理構成ブロック図である。同図において光受信装置1は、画素アレイ2、出力選択手段3、選択出力加算手段4、および増幅手段5を備える。
本実施形態において画素アレイ2は、例えば2次元の画素アレイであり、各画素は光ファイバから出力される光を受けるための受光素子と、その受光素子の出力を外部に出力するためのスイッチ、例えばMOSトランジスタとをそれぞれ備えるものである。
出力選択手段3は、2次元の画素アレイの出力を行毎、あるいは列毎に選択するものであり、各画素内のスイッチ、例えばMOSトランジスタをオンさせることによって、画素アレイ2の内部のどの画素の出力を選択するかを制御するものである。
選択出力加算手段4は、画素アレイの中でスイッチがオンされた画素の受光素子の出力する電流を1本の配線に集めることによって、電流の加算を行うものであり、増幅手段5は、選択出力加算出力4の出力する各画素の受光素子からの出力電流の加算結果を電圧に変換して増幅するものである。
図3は、実施形態における光受信装置の全体構成の説明図である。光受信装置は光ファイバ11からの出力光を受信するものであり、受光素子、例えばフォトダイオードと制御素子、例えばスイッチとしてのMOSトランジスタを備える画素のアレイ12上に形成される光信号のスポット13によって、光信号の受信を行うものである。
2次元の画素アレイ12を構成する画素のうちで、光信号のスポット13に対応する画素の出力を、行選択回路14と列選択回路15とを用いて選択し、選択結果の電流を加算した後に、増幅回路16によって電気信号17として出力するものである。
行選択回路14は、図6で後述するように各画素内の制御素子、すなわち受光素子としてのフォトダイオードの出力電流を各列毎の接続線に出力するためのスイッチ、例えばn(チャネル)MOSトランジスタを行毎にオンさせるものであり、列選択回路15は列毎にMOSトランジスタが接続された信号線を、増幅回路16への信号線に接続するためのスイッチ、例えばn−MOSトランジスタを列毎にオンするためのものであり、増幅回路16はこの列毎にオンされた信号線から集められた電流を電圧に変換して増幅するものであり、例えばトランスインピーダンス型アンプによって構成される。
図4、及び図5は、各画素に対応した光受信チップの詳細構成例の説明図である。図4は、図3の画素アレイ上の画素を左側から見た場合の平面図を示し、画素の表面上に点線の丸印によって示され、集光率を高めるためのオンチップ・マイクロレンズが存在する。1層目の配線層としては、図3の行選択回路14に対応する信号線が示され、2層目の配線層として列選択回路15に対応する一列の共通信号線が示されている。そしてその下にはフォトダイオードやn(チャネル)MOSトランジスタを構成するゲートやソース、ドレインの領域が示されている。なおオンチップ・マイクロレンズはCCDやイメージセンサなどの撮像素子の分野で確立されている製造技術を、また各配線層などはLSIの分野の製造技術を用いて製造可能である。
図5は、さらに図4の平面図上のAA’で切断した場合の断面図を示している。この断面図では1番上にマイクロレンズが存在し、その下に2層目の配線層として一列共通の信号線が、その下に2層目VIA、1層目配線層、すなわち行選択信号線、1層目VIAが順次示され、さらにその下にフォトダイオードや、MOSトランジスタのゲート、ソース、ドレインの領域が示されている。
なお、画素という言葉は、固体撮像素子の分野で、画像の空間的一部分の光情報を電気信号に変換するためのフォトダイオードとトランジスタを含む最小単位のセル、の意味で使われる。本発明は、必ずしも撮像用途ではないが、ファイバーなどの光のスポットを2次元の面として扱って、その一部分の光情報を電気信号に変換するためのフォトダイオードとトランジスタを含むセルである点で、撮像素子の画素と同じことから、画素という用語を用いる。 図6は、光受信装置の第1の実施例の説明図である。同図において画素アレイ12を構成し、2次元的に配置された画素の出力を選択し、選択された画素の出力電流を加算した結果を増幅して出力するために、光受信装置は行選択回路14、列選択回路15、増幅回路16、および行選択回路14による行選択、列選択回路15による列選択を制御する制御回路18を備えている。
画素アレイ12を構成する各画素は、光ファイバの出力を受けるフォトダイオード(PD)20と、フォトダイオードの出力電流を各列毎の共通線に出力するためのnチャネルMOSトランジスタ21によって構成され、トランジスタ21のゲート電圧を行選択回路14の出力によって行毎に“H”または“L”とすることによって、行選択が行われる。
列選択回路15は、各列毎の信号線を増幅回路16への配線にそれぞれ接続するためのスイッチとしてのnチャネルMOSトランジスタ23と、列指定回路22を備えており、列指定回路22から各トランジスタ23のゲートに与えられる電圧によって各トランジスタのオン/オフが制御され、画素アレイ内の各列毎の画素の選択が行われる。
さらに増幅回路16は、列選択回路15によって列毎に選択され、選択結果としての列毎の電流の加算結果の入力に対応して、入力電流を電圧に変換し、増幅して出力するものであり、ここでは光受信装置において一般的に用いられるトランスインピーダンス型アンプである。
なお本発明の特許請求の範囲の請求項1における出力選択手段は行選択回路14と、列選択回路15の内部の列指定回路22とに相当し、選択出力加算手段は列選択回路15の内部の各トランジスタ23と増幅回路16への入力を与える1本の信号線とに相当する。
図7、図8は、第1の実施例における第1の画素選択方式の説明図であり、図7はその処理フローチャート、図8は選択範囲探索過程の説明図である。
図7において電源が投入され、処理が開始されると、ステップS1とステップS2ですべての行の画素とすべての列の画素内のトランジスタがオンとされ、ステップS3で画素アレイの1番上の行、すなわち1行目から、1番上の選択行の画素内のトランジスタがオフされ、増幅回路16からの出力が低下したか否かが判定される。
図7において1番左端が、例えば1行目を示し、1番右端がN行目を示すものとする。1行目の画素だけをオフさせても出力は低下せず、ステップS3で次に1番上の選択行、すなわち2行目の画素のオフが行われ、ステップS4の判定が行われる。図3で示したように画素アレイ上の光信号のスポット13がかかっている範囲で、1番上の部分の行に対応する選択行がオフされると、増幅回路16の出力は低下する。そこでステップS5で1番上の選択行、すなわち出力低下が起こった選択行の画素がオンに戻され、2次元アレイの上側からの行の選択は終了する。
次に図8で最も右側、すなわち1番下の行が選択行とされ、ステップS6でその選択行の画素がオフされ、ステップS7で出力が低下したか否かが判定される。この行の画素に光信号のスポットがかかっていなければ、当然出力は低下せず、次にステップS6でその上の行が選択行とされ、その選択行の画素がオフされ、ステップS7で出力が低下したか否かが鑑定される。
図3で光信号のスポット13がかかっている最も下の行が選択行とされ、その行の画素がオフされると、当然出力が低下し、ステップS8で1番下の選択行、すなわちその行の画素がオンに戻されて、2次元画素アレイの下側からの行選択が終了する。
同様の処理が2次元画素アレイの最も左側の列、すなわち1列目から、ステップS9からS11で行われ、2次元画素アレイの左側からの列選択が行われる。さらに同様の処理が2次元画素アレイの最も右側の列、すなわちM列目からステップS12からS14で行われ、右側からの列選択処理が終了し、これによって光信号のスポット13がかかっているすべての画素を含む一般的に長方形の領域の画素が選択され、その画素に対応した出力が得られることになる。
以上のような画素選択は一般的には光受信装置の使用開始時に実行されるが、実際の通信システムではそのプロトコルを考慮して、例えば繰り返し行うことも可能である。また温度や振動の影響によってファイバの光軸がずれる可能性が大きい場合には、適切な時間間隔で繰り返すことにより、常に効率的な光信号の受信が可能となる。
図9、図10は、第1の実施例における第2の画素選択方式の説明図である。図9の処理フローチャートにおいて電源が投入されると、ステップS21ですべての行の画素がオンされた後、すべての列のうち1番左側の11列の画素だけがオンされ、ステップS23で画素がオンされる11列を右に1列だけシフトさせ、ステップS24で出力が低下したか否かが判定される。
図10において1番左側から11列ずつ画素をオンさせながら1列ずつシフトさせていくと、出力の低下が起こるのは11列のうちで最も右側の列が最大値に対応する列を過ぎてからであり、それ以上右にシフトしても出力はさらに低下することになる。そこで出力が低下する以前の11列の位置が、出力を最大にするために選択すべき画素列の範囲であることになり、ステップS25で画素がオンされる11列を1列だけ左にシフトして戻すことによって、増幅回路16の出力が最大となる11列の範囲が選択されることになる。
以上で列の選択が終了し、ステップS26以降で行の選択が行われる。ステップS26では全行のうちで1番上の11行の画素だけがオンとされる。ステップS21で全行の画素がオンとされているため、ここでは逆に1番上の11行を除いたすべての行の画素をオフすることによって、1番上の11行だけの画素がオンされることになる。そしてステップS27からS29において、列の選択と同様に画素をオンすべき11行の選択が行われる。
図11、図12は、第1の実施例における第3の画素選択方式の説明図である。図11の処理フローチャートにおいて電源が投入されると、ステップS31で全行の画素がオンされ、ステップS32ですべての列のうちで1番左側の1列の画素だけがオンされ、ステップS33でその列の出力がメモリに記録され、ステップS34で最終列に達したか否かが判定される。
ここではまだ最終列に達していないため、ステップS35で画素がオンされる1列が右にシフトされ、ステップS33以降の処理が繰り返される。これによって1列目からM列目までの画素をそれぞれ1列だけオンさせた場合の出力の値がすべてメモリに記録されることになる。
ステップS34で最終列に達したと判定されると、ステップS36で出力最大の列が求められ、その列とその列の両側それぞれ5列の画素がオンされ、合計11列の画素がオンされる。
続いてステップS37からS41で、行選択のために同様の処理が行われる。まずステップS37で全行のうち1番上の1行だけの画素がオンされる。ステップS31で全行の画素がオンとされており、ここでは1番上の1行だけを除いてすべての行の画素をオフすることによって、実質的に1番上の1行だけの画素がオンされていることになる。
続いてステップS38からS40において、画素がオンされる1行が下にシフトされながら、すべての行をそれぞれ1行だけオンさせた場合の出力がメモリに記録され、ステップS41で出力最大の行とその両側それぞれ5行、合計11行の画素がオンされる。
図12は、例えば各列の画素を1列ずつオンさせた場合の出力を示し、出力最大の列とその両側5列、合計11列の画素がオンされた場合の出力を示している。本実施形態では、例えば図3の光信号のスポットの直径が100μm程度であり、画素の一辺の長さが10μm程度であるものとし、光信号のスポットの直径が画素10個分の長さ程度であるものとして、例えば出力最大の列とその両側5列、合計11列の画素をオンさせることによってほぼ光信号のスポットの光を完全に捉えることができるものと考えられる。
図13、図14は第1の実施例における第4の画素選択方式の説明図である。図11、図12で説明した第3の選択方式では、例えば各列毎の出力をすべての列について求め、出力最大の列と、その両側5列の画素をオンさせるものとしたが、この第4の選択方式では出力最大の列を含め、最大値の半分となる範囲の倍の範囲の列の画素をオンする方式で、画素の選択が行われる。
図13のステップS43からS47において、図11のステップS31からS35と同様の処理が行われ、ステップS48で、最大出力値の半分以上の出力を持つ列の範囲の倍の範囲の列の画素がオンされる。続いてステップS49からS53において行の選択処理が同様に行われ、ステップS53で最大値の半分となる行の範囲の倍の範囲の行の画素がオンされる。
図14は、このように例えば最大出力となる列の出力、すなわち最大値の半分となる範囲の倍の範囲の列の画素がオンされた状態を示している。図3において光信号のスポットが円形であるとすれば、例えば出力最大となる列はその円の中心を通る列であり、中心から遠ざかるに従って列の出力は急激に低下すると考えられるため、最大値の半分となる範囲の倍の範囲の列の画素をオンさせることによって、円形スポットの光をほぼ完全にカバーできるものと考えられる。
図15は、光受信装置の第2の実施例の構成ブロック図である。この第2の実施例においては、図6の第1の実施例と異なって列選択回路、および増幅回路がそれぞれ2つ設けられている。例えばリボンファイバのように複数のファイバが一直線に並ぶようなファイバの光を受信するために、図15の第2の実施例は2チャネル型の構成を持つものである。すなわち2つのファイバが並ぶリボンファイバから出力される光信号を2つのチャネル、すなわち出力1と出力2とに分けて受信するために、出力1と出力2とで画素列の選択範囲を変えて2本の光ファイバからの光を分離して、出力1、出力2として取り出すものである。
図16は、第2の実施例に対応して行選択を行うため行選択判定回路25が追加された例である。第2の実施例では基本的な構成、すなわち図15の構成によって列選択が可能であるが、行選択を正しく行うためにはこの行選択判定回路が必要となる。
図15、および図16の第2の実施例における画素選択方式について図17と図18を用いて説明する。図17のフローチャートでは、まず最初にステップS55からS61で列の選択が行われる。この列選択においては、基本的な構成である図15の2つの増幅回路16、16の出力としての出力1と出力2をそれぞれ観測し、例えばその加算結果をメモリに記録することによって、列の選択が行われる。
まずステップS55で全行の画素がオンされ、ステップS56で画素の列のすべてのうち1番左側1列だけがオンされる。すなわち図15において1列目の画素に対応して2つの列選択回路15、15の中の1番左側のMOSトランジスタ23、23だけがオンされ、ステップS57で例えば出力1と出力2との値の加算結果がメモリに記録され、ステップS58で最終列に達したか否かが判定され、ここではまだ最終列に達していないものとしてステップS59で画素がオンされる1列が右にシフトされ、2列目の画素の出力が加算されてステップS57でメモリに記録される。
このような処理が最終列の画素、図15ではM列目の画素に達するまで続けられ、ステップS58で最終列に達したと判定されると、ステップS60、S61で図14におけると同様に、出力1に対応する1つ目の極大値の半分となる範囲の倍の範囲の列に対するスイッチ23がオンされ、出力2に対応する2つめの極大値の半分となる範囲の倍の範囲の列に対するスイッチ23がオンされる。このようにオンとするスイッチをそれぞれ一方の出力側だけに限定することによって、画素選択回路における寄生容量を低減させることが可能である。なおステップS57で出力1と出力2との加算結果でなく、出力1、または出力2のいずれか一方だけをメモリに記録してもよいことは当然である。
図17のステップS62からS67で行の選択が行われる。ここで行の選択方式は、例えば第1の実施例に対する図7のステップS3からS8までと同様であるが、この第2の実施例では2つの出力、すなわち出力1と出力2とが得られるため、図16で示すように行選択判定回路25を用いて、出力1と出力2との和の出力が、行を選択してオフする毎に低下するか否かを判定し、行選択を行うものとする。
図17ではステップS55で全行の画素がオンされており、ステップS62で1番上の選択行の画素がオフされたとき、そのオフされた状態で切り替え部26によって出力1と出力2とが切り替えられてAD変換部27に与えられる。仮に先に出力1が与えられるとすると、その出力1のAD変換結果は記憶部28に記憶され、その後切り替え部26から出力される出力2のAD変換結果と加算処理部29によって加算され、加算結果が増減判定部30に与えられる。増減判定部30は、ステップS62で1番上の選択行の画素がオフされる前の状態、すなわち全行の画素がオンされた状態の出力1と出力2とのAD変換結果の加算結果を図示しないメモリに保持しており、その値と、1番上の選択行がオフされたときの加算結果とを比較して、ステップS63で出力の低下があったか否かを判定する。
選択行を1行ずつ下に移動させながら同様の処理を繰り返すことによって、出力が低下した行が検出された時点で、ステップS64でその選択行の画素がオンに戻される。この探索方法は図8で説明したものと同じである。同様の処理が1番下の行から、ステップS65からS67で行われることによって、光信号スポットが当たっている行のうちで1番下の行の検出が行われることになる。
以上の第2の実施例では、例えばリボンファイバのように光ファイバが直線的に並んでいる場合に、その並び方向が2次元画素アレイの行方向にほぼ平行であるものとして、例えば図18で各列の画素に対する出力の波形が明確に2つに分離されるものとして実施例を説明した。例えばリボンファイバにおける各ファイバ間の距離は、例えば前述のファイバ出力光の画素アレイ上でのスポットサイズ、例えば100μmと同じ程度であり、光信号のスポットは列方向には重なりがないものと考えることができる。これに対して行方向においては、ファイバのたわみなどによって、重なりが生じて2つの範囲の分離が不可能となることも考えられる。
図19、図20はそのような画素アレイ上のスポットの分布状態の説明図である。図19においては2つのスポットの範囲は列方向には重なりはないが、行方向には重なりがある状態となっている。これに対して図20では列方向にも重なりがなく、行方向にも重なりがない状態となっている。
第2の実施例では図16、図17で説明したように行の選択は第1の実施例におけると同様に行われ、画素アレイの1番上側からと1番下側からの探索においてそれぞれ光信号のスポットに達した時点で検索が打ち切られる。そこで図20のような状態では画素アレイの中央付近で2つのスポットがいずれもかかっていない行の画素もオンされた状態となり、結果的にオンされる画素の行が過剰となり、光信号受信時の寄生容量が大きくなってしまうという問題点がある。
図21から図23は、第2の実施例におけるこのような問題点を解決する選択方式の説明図である。図21のフローチャートのステップS70からS72において、図20のように2つのスポットの間で行の重なりがなく、2次元画素アレイの中央付近で画素をオフすべき行がある場合にも、その行については正しくオフできる処理が行われる。
まずステップS70で全行の画素がオンされ、ステップS71で図16の出力1側の列選択回路15の内部のMOSトランジスタ23のすべてをオンするとともに、行選択回路15の内部のMOSトランジスタ23をすべてオフとし、ステップS72でのすべての行のうち上から1行ずつ画素のオフが行われ、出力1の値を観測してそのレベルが低下したら、オフしたその行の画素をオンに戻す動作がすべての行に対して行われる。
図22は、このステップS70からS72の処理として行われる行選択処理が完了した場合の画素出力の説明図である。ここではチャネル1、すなわち出力1側から出力を取り出すものとしたが、図18で説明したように右側の波形は出力2に当然対応するものである。図20で説明したような2次元画素アレイの中央付近の行においては、行に対する選択信号がオフとなることが示されている。
図21のステップS73からS80において列選択の処理が行われる。この列選択処理は第1の実施例における図13と同様に行わる。すなわちステップS73で出力1側の列選択回路15の内部のスイッチとしてのMOSトランジスタ23のすべてがオフされ、ステップS74で1番左側の1列目に対応するスイッチ23だけがオンとされ、ステップS75でその列に対する出力、すなわち出力1がメモリに記録され、ステップS76で最終列に達したか否かが判定される。ここではまだ達していないためにステップS77で画素がオンされる1列が右にシフトされた後、ステップS75以降の処理が繰り返される。
ステップS76で最終列に達したと判定されると、ステップS78でメモリから極大となる列2箇所が求められ、ステップS79で列選択回路15の内部のスイッチ23のうちで1つ目の極大値に対応する列とその両側5列の画素に対応するスイッチがオンされ、ステップS80で列選択回路15の内部のMOSトランジスタ23の中で、2つ目の極大値に対応する列とその両側5列の画素に対応するスイッチがオンとされる。
図23は、図21の処理によって選択される画素群の説明図である。リボンファイバの中のファイバ1の光のスポット範囲が、画素アレイ12の上で左下側、ファイバ2の光のスポット範囲が右上側にあるものとすると、図21の処理によって列のみでなく行についても、光のスポット範囲だけが正しく選択され、各チャネル毎の光信号出力のための回路の寄生容量を低減することができることがわかる。
図24は、光受信装置の第3の実施例の構成ブロックである。第2の実施例では、例えばリボンファイバが2本のファイバによって構成されるものとしたが、この第3の実施例はさらに多数のファイバ、例えば8本のファイバによって構成される場合に、各ファイバに対応する出力を出力1から出力8として取り出すものである。そのために列選択回路15の内部に、各出力に対応して画素の出力を取り出すためのMOSトランジスタが横方向に並べられ、選択された列の画素内のフォトダイオードからの電流が集められ、各増幅回路16から16に入力される構成が示されている。
図25は、光受信装置の第4の実施例の構成図である。同図を図6の第1の実施例と比較すると、増幅回路16としてトランスインピーダンス型アンプの代わりに、抵抗型IV変換機能付きアンプが用いられている点だけが異なっている。増幅回路16としては、画素アレイ12の中で選択された画素の内部のフォトダイオードから出力される電流の加算結果の入力に対して、その入力電流を電圧に変換し、増幅する作用をもつものであれば良いことになる。光信号の増幅においては一般的にトランスインピーダンス型アンプが広く用いられるが、この第4の実施例のように抵抗型IV変換機能付きアンプを用いることも当然可能である。
図26は、光受信装置の第5の実施例を示す。この第5の実施例は2つの画素、ここでは隣接する2つの画素の内部のそれぞれのフォトダイオードの出力を1本の列信号線にまとめて出力させることによって、列信号線の本数を少なくしたものである。このように列信号線の本数を少なくすることによって、全体的な信号線の寄生容量を減少させることができる。しかしながら2本の列信号線を用いていた状態と比較する、と信号線の寄生抵抗が、2本並列の状態から1本だけの状態になることによって、ほぼ2倍となる欠点があり、実際の画素アレイの構成などに対応して、実施例5のような構成を用いるべきか否かを選択する必要がある。
以上において本発明の実施例について詳細に説明したが、本実施形態において光ファイバと受光素子の間で光軸ずれが発生しても、受信効率を低下させることなく、光信号を受信することが可能となる。図27は、従来技術と本実施形態との比較との説明図である。同図に示すように従来方式では、光軸ずれが小さい場合には光ファイバからの光を、例えばレンズによって集光することによって、受信効率を低下させることなく、光信号の受信が可能であるが、光軸ずれが大きくなるとレンズを用いても光ファイバからの光を正しく受光素子で受光することが不可能となる。
これに対して本実施形態では、レンズを用いなくても、また光軸ずれが大きくなっても光ファイバからの光スポットが当たる範囲の受光素子を選択することによって、受信効率を低くすることなく、光信号を受信することが可能となる。なお本実施形態では、増幅回路が受光素子アレイの下側に示されているが、特別の意味はない。
以上の説明では、各画素を構成するスイッチとしてnチャネルMOSトランジスタを用いる例を説明した。そこで本実施形態は、シリコン基板上のシリコン・フォト・ダイオードと、nチャネルMOSFET、pチャネルMOSFETからなるCMOSテクノロジーを用いて実現することができる。この場合、波長範囲としてはシリコン・フォト・ダイオードで受光できる波長1.0μm以下の光、例えば850nmの波長の光を受信することができる。
しかしながら本発明の光受信装置は、例えば化合物半導体としてのGaAs(ガリューム砒素)やInP(インジューム燐)の基板上に、フォトダイオードと、nチャネル、またはpチャネル型のMESFETやHEMTを形成して実現することも可能である。
また以上の説明では、受光素子としてのフォトダイオードからの信号線を縦1列の画素について共通とし、列選択回路でその信号線を選択する形式について説明したが、受光素子からの信号線を横1行共通として、行選択回路でその信号線を選択することも当然可能である。なお各実施例、各実施例に対応する画素選択方式も以上の記述例に限定されず、各種の変形例を使用することが可能である。
また以上の説明では、ファイバから出力される信号光を、図3で示したようにレンズを介することなく、画素アレイに光信号スポットとして入力させるものとしたが、光ファイバと画素アレイとの間にレンズを用いても、光軸合わせの精度をさらに緩めることができ、実装コストがさらに低減可能となる。
さらに光ディスクなどから信号光を受信するピックアップとして用いる場合にも、レンズを介することによって光軸合わせの精度を緩めることができ、実装コストが低減される。またリボンファイバのような複数の光ファイバだけでなく、光空間変調器や、アレイ導波路グレーティング(アレイド・ウェーブ・ガイド・グレーティング、AWG)などのように、複数の光線を出力する光デバイスの信号を受信することも可能である。

Claims (7)

  1. 入力信号光を受けるための受光素子を持つ画素のアレイと、
    該アレイ内の画素の出力を選択する出力選択手段と、
    該選択された画素出力を加算して出力する選択出力加算手段と
    を備え、
    前記画素アレイが、2次元画素アレイであり、
    前記出力選択手段が、前記2次元画素アレイの画素の出力を行単位に選択する行選択手段と、列単位に選択する列選択手段とを備え、
    前記行選択手段による選択及び前記列選択手段による選択を制御して、前記2次元画素アレイの画素の出力を行単位または列単位に選択状態としたときの前記選択出力加算手段の加算出力を行毎にまたは列毎に求めて、該加算出力が最大となる行または列を探索し、該加算出力が最大となる行または列を含周囲の複数の行または列の画素の出力を選択させる制御手段を更に備える
    ことを特徴とする光受信装置。
  2. 入力信号光を受けるための受光素子を持つ画素のアレイと、
    該アレイ内の画素の出力を選択する出力選択手段と、
    該選択された画素出力を加算して出力する選択出力加算手段と
    を備え、
    前記画素アレイが、2次元画素アレイであり、
    前記出力選択手段が、前記2次元画素アレイの画素の出力を行単位に選択する行選択手段と、列単位に選択する列選択手段とを備え、
    前記行選択手段による選択及び前記列選択手段による選択を制御して、前記2次元画素アレイの画素の出力を行単位または列単位に選択状態としたときの前記選択出力加算手段の加算出力を行毎にまたは列毎に求めて、該加算出力についての該加算出力の最大値に対する割合が所定値以上となる複数の行または列を探索し、該割合が所定値以上となる複数の行または列を含む周囲の複数の行または列の画素の出力を選択させる制御手段を更に備える
    ことを特徴とする光受信装置。
  3. 前記選択出力加算手段の出力を増幅する増幅手段をさらに備えることを特徴とする請求項1又は2記載の光受信装置。
  4. 前記画素のそれぞれが、前記受光素子の出力を前記2次元画素アレイの列に共通の信号線に出力するためのスイッチを備え、
    前記行選択手段が行単位で該スイッチをオンさせることによって2次元画素アレイの出力を行単位に選択することを特徴とする請求項1又は2記載の光受信装置。
  5. 前記選択出力加算手段が、前記列に共通の信号線のそれぞれの出力を1本の信号線に出力する列毎のスイッチを備え、
    前記列選択手段が、該列毎のスイッチをオンさせることにより2次元画素アレイの出力を列単位に選択することを特徴とする請求項4記載の光受信装置。
  6. 受光素子を持つ画素のアレイによって入力信号光を受光し、
    該アレイ内で出力が零でない画素の探索と、該探索結果に対応する該アレイ内の画素の出力の選択とを行い、
    前記画素アレイが2次元画素アレイであり、
    該選択された画素の出力を加算して出力し、
    前記画素の探索と画素出力の選択とにおいて行または列単位の処理の後に、列または行単位の処理を行い、
    該列または行単位の処理の後に、前記選択された画素出力の加算を行い、
    前記行または列単位の処理、および列または行単位の処理において、
    前記画素アレイの画素の出力を行単位または列単位に選択状態としたときの前記加算出力を行毎にまたは列毎に求めて、該加算出力が最大となる行または列を探索し、
    該加算出力が最大となる行または列を含周囲の複数の行または列の画素の出力を選択することを特徴とする光受信方法。
  7. 受光素子を持つ画素のアレイによって入力信号光を受光し、
    該アレイ内で出力が零でない画素の探索と、該探索結果に対応する該アレイ内の画素の出力の選択とを行い、
    前記画素アレイが2次元画素アレイであり、
    該選択された画素の出力を加算して出力し、
    前記画素の探索と画素出力の選択とにおいて行または列単位の処理の後に、列または行単位の処理を行い、
    該列または行単位の処理の後に、前記選択された画素出力の加算を行い、
    前記行または列単位の処理、および列または行単位の処理において、
    前記画素アレイの画素の出力を行単位または列単位に選択状態としたときの前記加算出力を行毎にまたは列毎に求めて、該加算出力についての該加算出力の最大値に対する割合が所定値以上となる複数の行または列を探索し、
    割合が所定値以上となる複数の行または列の画素を含む周囲の複数の行または列の出力を選択することを特徴とする光受信方法。
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