JP4856146B2 - 送信方法、受信方法 - Google Patents
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Description
et Protocol(IP)放送を行なう場合にエッジルータの負担を軽減できるように工夫した
ものである。
始まっている。IP放送では、放送信号を伝送するためのマルチキャストアドレスなどの
伝送情報が利用される。受信機は、放送チャンネルに相当する上記伝送情報を予め取得し
ており、接続される上位ルータを介して送信側のエッジルータへ、所望の番組に割当られ
ているマルチキャストアドレスを通知することで、前記番組の選局動作を行う。プロトコ
ルとしては、IPv4の場合にはIGMP(Internet Group Management Protocol)、IPv6
の場合はMLD(Multicast Listener Discovery)といったプロトコルが用いられている。
にチャンネル選局情報や番組情報は、番組の映像音声信号とともにMPEG-2 systems規定の
TS(Transport Stream)という形式の中に、放送信号として多重伝送される。チャンネル
選局情報や番組情報の符号化伝送方式は番組配列情報としてARIB STD-B10で規定されてお
り、SI(Service Information)とも呼ばれる各種の情報テーブルから構成される。
)、BIT(Broadcaster Information Table)、SDT(Service Description Table)の各
テーブルに記載し、番組情報はEIT(Event Information Table)に記載される。
ide:電子番組ガイド)などの番組情報表示に利用する。
伝送する。このため、受信機は、例えば電源投入後など適宜、サービスエリア内で受信可
能な放送局を順次チャンネルサーチしていき、これらのチャンネル選局情報や番組情報な
どのSIを取得、更新処理を行っている。つまりサービスエリア内に受信可能な複数の放
送局が有る場合、受信機は、複数の放送局をチャンネルスキャンし、各放送局のSIを取
得する。なお、ここでは不明なチャンネルを探すときを「チャンネルサーチ」とし、既知
の放送のチャンネルを順次切り替えるのを「チャンネルスキャン」としている。
けるトランスモジュレーション運用仕様のように、再送信側でNITの伝送周波数等の記
載部分をIPマルチキャストアドレス等の記載に置き換えて受信機に伝送することが考え
られる。
SIの取得更新処理のためにチャンネルスキャンを行おうとすると、送信側のエッジルー
タに対し頻繁なチャンネル切換要求が発生することになる。配信対象下の受信機が多くな
ればなるほど、エッジルータの処理負担が大きくなり、処理能力を越える負荷となった際
には、配信システム全体が停止してしまう恐れがある。
運用を変更して、各地上波放送局の放送信号中に他局のバージョン番号も記載して放送し
、全局分のSIを通信網経由でマルチキャスト伝送する手法が示されている。しかしなが
ら、この公知例では既存の放送受信機に対する影響の観点から現行放送運用を変更するの
は容易ではなく、また各地上波放送局に対し放送/通信双方の設備変更が必要となるため
、実現は非常に困難を伴ってしまう。
をIP放送により再送信することができ、送受双方で円滑かつ簡潔な方法及び装置で実現
することを目的とする。
係る発明としても成立する。
の送信側のエッジルータにおいて、各受信機からのチャンネルスキャンによるチャンネル
切り替え要求処理の負荷を軽減することができる。また、受信機でも同時に選局や番組情
報表示のための情報取得更新管理が簡素化し、処理負荷の軽減が可能となる。
システムの全体構成例を図1に示す。
Iのリアルタイム性を確保するため、配信対象となる各地上波放送局のデジタル放送信号
を受信する。一般には複数の地上波放送信号受信部21とこれに対応する複数のSI分離
部22とを有する。つまり、地上波放送信号受信部とSI分離部は、放送局数分だけ用意
されている。地上波放送信号受信部21は、対象となる放送局のデジタル放送信号を受信
する。受信方法は、オンエアーで直接、もしくは地上専用回線、或いは衛星経由の専用回
線を通じて受信する。地上波放送信号受信部21では、復調処理、誤り訂正復号処理を行
い、復調されたトランスポートストリーム(TS)をSI分離部22へ出力する。
に必要な処理を行い、マルチキャスト配信するための送信信号を生成する。この送信信号
が、エッジルータ26へ出力される。また、選局制御サーバ24は、各放送局のNIT、
BIT、SDTの各情報をファイル化して、チャンネル選局情報として管理する。また、
チャンネル選局情報に基づいて、サービスエリア選局リスト生成部27(後述)で生成さ
れたサービスエリア選局リストを管理する。さらに、これらを受信端末31からの要求に
従って、最新のものをたとえばHTTP(S)プロトコルでユニキャスト配信するため、
エッジルータ26へ出力する。
ルの情報は、番組情報として更新及び管理され、受信端末31からの要求に従って最新の
ものがエッジルータ26へ出力される。
情報のバージョン番号を監視する。そして、「更新」を検知した場合にはファイルを最新
のものに書き換えるよう選局制御サーバ24及び番組情報配信サーバ25に指示する。ま
た、バージョンチェックリストテーブルを有し、更新があった場合には、例えば更新フラ
ッグ、或いは更新日時情報をテーブルに記述する。
の放送信号、ユニキャスト配信されたサービスエリア選局リスト、チャンネル選局情報、
及び番組情報の各情報は、光回線或いはADSL回線などのアクセス回線を通じて、接続
された受信端末31へ供給される。なお、受信端末31は通常、宅内で回線終端装置やA
DSLモデム、ルータ(いずれも図示せず)を通じて接続される。
リスト、チャンネル選局情報、番組情報を利用する。受信端末31は、取得情報を利用し
て選局処理、EPG等の番組情報表示処理を行う。また、受信端末31は、受信した放送
信号のIP処理等を行う他は、基本的にオンエアー受信の場合と同様に放送信号を再生し
表示処理を行う。
局情報及び番組情報の配信場所とを記述した情報である。受信端末31は、サービスエリ
ア選局リストの中から、IPマルチキャスト配信情報を抽出し、受信条件を設定すること
ができる。さらにまた受信端末31は、サービスエリア選局リストの中から、チャンネル
選局情報、番組情報の配信場所の情報を参照し、チャンネル選局情報及び番組情報を取得
することができる。
オンエアー)経由で受信することも可能な構成となっているが、通信路(IPネットワー
ク)経由で受信する場合を中心に説明する。
03、TSデコード部104、映像音声デコード部105、表示処理部106、制御部1
07、キー入力部108、ICカードI/F部110、メモリ部112、通信処理部11
1から構成されている。
ンネルを選局し、この選局したチャンネルのトランスポートストリーム(TS)をデスク
ランブラ103へ出力する。TSはコンテンツ保護のためにそのペイロード部が一般にス
クランブルされている。
ワークを介してIPパケットデータの送受信処理を行うものである。通信処理部111は
、チューナ部102と同様に、番組配信サーバ23からのIPパケット化された放送信号
を受信し、IP伝送で施された誤り訂正符号の復号処理を行い、IPパケットからTS信
号を抽出し、デスクランブラ103へ出力する。
デスクランブルしてTSデコード部104へ出力する。
am Specific Information)を基に必要なパケットを分離し、この分離したパケットから更
に、放送番組信号(映像、音声)の抽出や各種多重データ(各種SI(Service Informat
ion)データやECM,EMM等)を分離する。また、TSデコード部104は、分離し
た放送番組信号(映像、音声)は映像音声デコード部105へ出力する。
リア選局リスト、チャンネル選局情報、及び番組情報のSIを利用する。
像、音声)のデコードを行い、表示処理部106へ出力する。
音声)を図示しない外部のモニタへ出力し表示・音声再生させる。また、表示処理部10
6は、ユーザとのインターフェース機能を果たすために各種エラー情報の表示画像信号を
生成し、この生成した画像信号を放送番組信号(映像、音声)に代えて出力、或いは放送
番組信号(映像、音声)と合成して出力する機能を有している。また、表示処理部106
は、TSデコード部104で分離されたSIや、ユニキャスト配信などを通じ独立して取
得したSIから構成されたEPG画像信号を生成し、この生成した画像信号を放送番組信
号(映像、音声)に代えて出力、或いは放送番組信号(映像、音声)と合成して出力する
機能を有している。
ェース機器からの赤外線等による遠隔操作信号を受信する機能を有している。メモリ部1
12はRAM、不揮発性メモリで構成され、たとえばチャンネル選局情報や番組情報の一
部は不揮発性メモリに格納される。
リアル通信接続等で各機能ブロックをコントロールする。
インターフェースである。
6,RAM117,不揮発性メモリ120,I/F部118等から構成されており、デジ
タル放送受信装置101とはISO規格であるISO7816に準拠したインターフェー
スで接続される。ICカード115内の不揮発性メモリ120には、少なくともカードI
D、カード固有の鍵が予め設定されている。
カードI/F部110を介してICカード115へ出力する。ICカード115は、IC
カードI/F部110からEMMが入力された場合、カード固有の鍵で復号して、ワーク
鍵(Kw)等契約により取得される情報をICカード115内の不揮発性メモリ120に
記憶する。また、ICカード115は、ICカードI/F部110からECMが入力され
た場合、ICカード115内の不揮発性メモリ120に記憶しているワーク鍵(Kw)で
復号して、番組を視聴可能か否かの判定後、視聴可能な場合にはスクランブルを解くため
のスクランブル鍵(Ks)をデジタル放送受信装置101へ出力する。
クランブル鍵(Ks)をデスクランブラ103にセットすることにより、デスクランブラ
103にてコンテンツのデスクランブルが行われて番組を視聴可能となる。
以後は、ほとんど実行しなくてもよいが、例えば一定の時間が経過したときに実行される
ように受信端末31が設定されていてもよい。
らリモートコントローラ等による選局指示があった場合に、上位のルータ(図示せず)を
通じ、チャンネル選局通知を行ない、エッジルータ26からの配信経路が決定される。(
処理S5)。すると番組配信サーバ23は、選局通知に応答する形で当該チャンネルの放
送信号(番組)の配信を行なう(処理S6)。
することができる(処理S7)。この要求に応答して、番組情報配信サーバ25は、EI
Tファイルをユニキャスト配信する(処理S8)。この処理S7,S8は、例えばバージ
ョンチェックリストがチェックされて、番組ガイドの更新があったことが判明したときに
実行される。あるいは、例えば受信端末31の電源が投入されたときに実行される。又は
、一定の時間が経過したときに実行されるように受信端末31が設定されていてもよい。
リスト内の情報としては、サービスエリア識別(4−1)、リスト自体のバージョン番号
(4−2)、このエリアにおいて伝送されるチャンネル数(4−3)がある。
る。この一覧には、各放送信号(TS)識別(4−5)とIPマルチキャスト配信に必要な
伝送情報(4−6)との対応表(4−7)が含まれる。IPマルチキャスト配信に必要な
情報としては、マルチキャストアドレス、ソースアドレス、ポート番号が含まれる。
の各ファイルの配置場所(4−8)、(4−9)、(4−10)、(4−11)が記述さ
れている。また(4−12)は、バージョンチェックリストの配置場所である。
は、例えばエラー訂正情報を有するか否かを示すフラグとして利用される。つまりIP放
送の場合は、放送信号にIP特有の誤り訂正符号を付して放送信号を伝送される場合もあ
るし、また回線の状況により異なる強度で放送信号に誤り訂正符号を付して伝送されるこ
とがあるからである。またフラグ情報(4−14)は、例えば緊急放送を行っているか否
かを示す情報である。
にIPマルチキャストによる再送信の放送信号を受信可能にする。また、NIT/BIT
/SDT/EITの各ファイルの配置場所を基に、これらの情報を取得する。さらに、同
様に記載された、各ファイル(サブテーブル)のバージョンチェックリストの配置場所を
基に、バージョンチェックリストを取得し、これを確認することで、NIT/BIT/S
DT/EITの各ファイルの効率的な更新検知処理ならびに取得管理処理を行うことがで
きる。
される場合があり、この更新検知処理ならびに取得管理処理のためにはリスト自体のバー
ジョン番号(4−2)を受信端末31で管理確認する。
、BIT、SDTの各ファイルがそれぞれ作成管理されている様子を示している。この例
では各ファイルは配信対象の全放送局の各情報テーブルが一括管理され、このファイル自
体に個別に付与されたバーション番号を保持している。受信端末はこれを基に効率的な更
新検知処理ならびに取得管理処理を行うことができる。図5(A)の例では、エリアコー
ド(5−1A)、リスト自体の統括バージョン番号(5−2A)、各NIT、BIT、S
DTの各ファイルのバージョン番号(5−3A)が記述されている。ここで、各NIT、
BIT、SDTの各ファイルのバージョンが1つでも変化すると、リスト自体の統括バー
ジョン番号(5−2A)が変化する。このようにしたのは、受信端末31が、リストバー
ジョン番号(5−2A)だけをチェックすれば、どれかファイルのバージョンが変わった
ことを認識できるからである。
あらためてNIT、BIT、SDTの各ファイルを取得するか、又はオンエアーの信号(
つまりチューナ部の出力信号)から直接取得するようにしてもよい。なお、NIT、BI
T、SDTの各サブテーブルのバージョン番号を列挙していても受信端末側でこれを更新
検知し、必要なサブテーブルのみ取得できてもよい。
。受信端末31は同様に、これを基に効率的な更新検知処理ならびに取得管理処理を行う
ことができる。従って、ここでもエリアコード(5−1B),リスト自体の統括バージョ
ン番号(5−2B)が定義されている。(5−3B),(5−4B),(5−5B)は、
EITのバージョン番号である。複数存在するのは、例えば3日先の放送番組情報が収録
されているもの、1週間先の放送番組情報が収録されているもの、例えば3週間先の放送
番組情報が収録されているものなどがあるのからである。
びにバージョンチェックリストを取得、処理する場合について説明したが、この環境、形
式に制限されるものではない。たとえば放送経由で取得してもよいし、また、データ構造
はたとえば放送でのセクション形式で記述してもよい。
elivery Network)で通常、閉域ネットワーク構成になっている。IPバージョンはv4
であるかv6であるかは特に問わない。
て追加説明する。NITは、番組を受信するために必要な各種の情報を含む。NITには
、地上分配システム記述子と呼ばれる地上伝送路の物理的条件を示す情報がそのまま含ま
れている場合がある。この場合には受信端末31ではこれを適切に、これを無視しなけれ
ばならない。また、リモートコントロールキーidが含まれる。リモートコントロールキ
ーidは、通常はリモートコントローラのキー番号を番組選択用に割り振るために利用さ
れる。例えばあるTSで送られてきたリモートコントロールキーidが「1」ならば、リ
モートコントローラのキー番号「1」が、当該キーidに対応するトランスポートストリ
ーム内の代表的番組を受信するためのキー番号として対応付けられる。またNITには、
サービス識別(service_id)用情報が含まれ、このサービス識別情報はサービスリスト(se
rvice list)を示している。サービスリストとは、例えば受信したチャンネルのTSで放
送されている番組のジャンル(複数あれば各ジャンル)、及び番組(代表的番組を含む)
を選択するための選択番号を示すリストである。
を設定しているが、IP放送にこのNITをはじめとするチャンネル選局情報をそのまま
利用すると、ユーザの混乱を招くことがある。そこで、IP放送の場合、リモートコント
ローラのキー番号を設定する処理では、リモートコントローラのキー操作は、IP放送受
信時独自の形態であることが好ましいことがある。このことは、後で受信端末31の制御
部107を説明するときに更に説明する。
部282は、NIT/SDT/BITやEITなど必要な最新のSIの取得管理を行う。
更新処理部283は、チャンネル選局情報、番組情報の更新処理を行い、チャンネル選局
情報管理部283a,番組情報管理部283bを含む。
ンネル選局情報や番組情報を、放送信号のIPマルチキャスト配信とは独立してユニキャ
スト配信する。サービスエリア選局リスト制御部285とサービスエリア選局リスト生成
部27は、放送信号のIPマルチキャスト配信情報と、チャンネル選局情報及び前記番組
情報の配信場所とを記載するサービスエリア選局リストを生成するとともに、要求した受
信端末31に配信する。
出し更新検知する(SA3)。SIが更新されている場合には、SIの更新処理、バージ
ョンチェックリストの修正処理を行う(ステップSA4)。
有った場合には、要求内容を判断する。要求内容は、ステップSA6(サービスエリア選
局リストの要求),SA7(NIT/BIT/SDTファイルの要求),SA8(EIT
ファイルの要求),SA9(バージョンチェックリストの要求),SA10(選局通知)
と順次判定され、各操作に応じて対応した処理が実行される。なおこのステップの順序は
一例であり、この順序に限定されるものではない。
ネットワークへ再送信する。配信対象となる各放送局の放送信号中からチャンネル選局情
報及び番組情報を取得収集するチャンネル選局情報及び番組情報手段を有する。また、こ
れらのチャンネル選局情報及び番組情報を更新管理する更新管理手段を有する。さらにこ
れらのチャンネル選局情報及び番組情報を上記放送信号のIPマルチキャスト配信とは独
立して配信するチャンネル選局情報及び番組情報配信手段を有する。また前記放送信号の
IPマルチキャスト配信情報と上記チャンネル選局情報及び前記番組情報の配信場所とを
記載するサービスエリア選局リストを配信するサービスエリア選局リスト配信手段を有す
る。
御部107には、サービスエリア選局リスト要求部107a,NIT/BIT/SDTフ
ァイル要求部107b,EITファイル要求部107c,バージョンチェックリスト要求
部107d,選局通知部107gがある。
情報及び番組情報の取得制御部107fがある。この制御部107e,107fは、IP
放送信号を受信しているが故に必要となった制御部である。たとえばIP放送信号を受信
しているとき、バージョンチェックリストをチェックした結果、例えば番組情報のバージ
ョンが変化していることを検出することがある。その場合、サーバからの更新された当該
番組情報を取得することも可能であるが、現在受信中の放送局の番組情報であれば、多重
されているオンエアー放送信号から直接取得しても構わない。この様な場合は、例えば、
チャンネル選局情報及び番組情報の取得が更新されたときは、オンエアー放送信号から取
得するように設定を行なうことができる。この設定処理を実現するブロックが、チャンネ
ル選局情報及び番組情報の取得方法制御部107eであり、この制御部107eの設定に
従って動作するブロックが、チャンネル選局情報及び番組情報の取得制御部107fであ
る。
のデジタル放送では、放送信号とともに、現在時間情報TOT(Time Offset Table)が送
られている。しかし、IP放送信号は、一旦サーバに取り込み、サーバから配信される形
態であるために、当然、送られてくる現時時間情報は、現在時間より遅れた時間を表して
いる。この結果、この時間情報をそのまま表示することができないことがある。そこで、
時間情報を修正して表示するか、又は無視する処理が時間情報処理部107hで行われる
。
れている。この処理部107iは、エラー訂正符号が付加されているIP放送信号が送ら
れてきたときに、その印となるフラグを検出する。そして、エラー訂正処理機能を稼動し
、IP放送信号に対するエラー訂正処理を実行させる。IP放送の場合、オンエアー放送
と異なり、信号送信環境が異なる。このためにIP放送独自のエラー訂正符号が放送信号
に付加されるからである。
。この処理部107jは、IP放送信号を通じて、緊急放送伝送中であることを現すフラ
ッグ(図4で説明)を検出することができる。そして、フラッグが検出されたとき、緊急
放送対応受信機の場合にはこの処理部107jは、強制的に受信端末の受信チャンネルを
緊急放送チャンネル及び番組に設定できるように構成されている。
GUI)からの制御入力を判定する操作入力判定部107kが設けられている。また、制
御部107には、操作に対する応答、さらには、装置の動作状況を画面上で表すためのメ
ニュー画面制御部107mが設けられている。
うにオンエアー放送信号のときは、リモートコントローラのキー番号を設定しているが、
IP放送の場合にこのNITをそのまま利用すると、混乱を招くことがある。そこで、た
とえば、地上/BSなどと同等にIP放送を位置づけて伝送メディア切り替えを行った後
でチャンネル、番組などを選択するように処理することも考えられる。この場合、IP放
送受信時には、チャンネル選局情報処理部107nが、NITの地上分配システム記述子
を無視したり、オンエアー受信時とは異なる適切な処理を行い、EPG表示やバナー表示で
のGUIとしてのメニュー画面制御部107mと協同して動作する。IP放送経由である
ことを明示して表示、選局させることで、ユーザの操作混乱を防止できる。
の動作例を示すフローチャートであり、この動作は装置を統括制御する制御部107が中
心となって実現される。図9(A)は、受信端末31の電源がオン(ステップSB1)さ
れたときに動作するフローチャートである。サーバに対して、サービスエリア選局リスト
要求(ステップSB2)し、取得する(ステップSB3)。そして、この選局リストを受
信端末が既に保持しているかを判定(ステップSB4)し、保持していればさらにそのサ
ービスエリア識別が同じかどうか判定する(ステップSB5)。同じであればさらにリス
トのバージョン番号が同じか確認(ステップSB6)し、同じであれば更新処理は行わな
いで取得したリストを廃棄する。しかし、選局リストそのものを保持していなかったり、
保持していてもサービスエリア識別が異なっていたり、保持していてサービスエリア識別
が同じでもバージョン番号が更新されていると判断すれば取得した選局リストを更新/保
持する。なお、上記のようにサービスエリア識別を基にサービスエリア選局リストを適切
に更新することで、たとえば転居時等で受信端末を再設置した際の再スキャンに相当する
処理を円滑に行うことができる。
もよい。
持しているサービスエリア選局リストを参照(ステップSF1)し、各ファイルの配置場
所を特定(ステップSF2)し、NIT/BIT/SDTファイル要求(ステップSF3
)し、取得する(ステップSF4)。EITファイルについても同様に取得(ステップS
F5〜SF7)し、格納する。
ョンチェックリストを要求し(ステップSC1、SC2)、バージョンの変化が検出され
た時は(ステップSC3)、例えばチャンネル選局情報及び番組情報をオンエアーの放送
信号から取得する(ステップSC4)。
があると(ステップSD1)、選局通知を行い(ステップSD2)、IP放送信号を受信
する。このとき、サービスエリア選局リスト中にエラー訂正関連フラッグが存在した(ス
テップSD4)場合、受信信号に対してエラー訂正処理が行われる(ステップSD5)。
そして番組の映像音声信号の復号処理が行われる(ステップSD6)。また、TOTから
得られる時間情報は受信機ごとに適切に処理する(ステップSD3)。
ーである。強制的にオンエアー又はネットワークの所定チャンネルの情報を受信処理し、
緊急放送を提示する(ステップSE2、SE3)。
いるのかを識別できる緊急フラグが送られてきてもよい。つまりオンエアー放送のときは
、広範囲に渡っての緊急状態、IP放送のときはローカルにおける緊急状態として使い分
けるのである。
要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示さ
れている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施
形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形
態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。例えば、実際のシステムでは選局制御サーバ
と番組情報配信サーバが物理的に1つのサーバで構成されていてもよい。また、配信対象
となるSIのファイルに関して、たとえば、NIT/BIT/SDTが1つのファイルで
一括配信されてもよい。
態の各部のブロックと対応する部分には、第1の実施形態と同一符号を付している。本実
施形態では、SIをマルチキャスト配信する場合について説明する。図11にそのシステ
ム構成例を示す。
報/番組情報配信サーバ25に変わっている。このチャンネル選局情報/番組情報配信サ
ーバ25は、各放送局の放送信号から取得したSIを再多重し、放送信号と同様に、TS
(SI専用TS)の形でマルチキャスト配信する構成となっている。この場合、サービス
エリア選局リストは、たとえば図4における各SIの配置場所を示すURL(4−8〜4
−11)の代わりにSI専用TSに付与されるトランスポートストリーム識別子TSid(
4−5に相当)と、対応するIP伝送情報(4−6に相当)を記載することになる。
、処理S3,S4で上記のサービスエリア選局リストを基に、SI専用TSの選局通知が
行なわれる。そして、サーバからマルチキャスト配信された情報の中からオンエアーでの
処理と基本的に同様の方法でSIを取得する。この点が図3のシーケンスと異なる。処理
S4におけるSI配信(マルチキャスト)では、受信端末ではチャンネル選局情報の取得
がメインとなり、処理S8のSI配信(マルチキャスト)では、受信端末では番組情報の
取得がメインとなる。
ャスト配信することで、SI取得のためのチャンネル切り替えの頻度を少なくしている。
この手法で取得したSIの一部書き換え(たとえば、actual→other)を発生させずにそ
のまま再多重する場合には、受信機では本来他のTS(other TS)のSIであるものが
、自TS(actual TS)の形で伝送されてくる。このようなTSに対応する受信機の実装
状態によっては、このTS伝送に留意してオンエアー受信時とは異なる処理が必要になる
可能性もあるが、地上波での放送運用の変更は必要とせず既存の放送受信機に対する悪影
響もない。なお、図1の実施形態と図11の実施形態が併用されていてもよい。つまり選
局制御サーバ24にチャンネル選局情報及び番組情報が格納され、ここからユニトキャス
ト配信されてもよい。
分離部、23…番組配信サーバ、24…選局制御サーバ、25…番組情報配信サーバ、2
6…エッジルータ、27…サービスエリア選局リスト生成部、31…受信端末。
Claims (3)
- デジタル放送を受信した放送信号をトランスポートストリームの形で放送信号トランスポートストリームとして送信側のエッジルータを介してIPネットワークを通じて受信端末へマルチキャスト配信するステップと、
前記受信した各放送局からの放送信号から取得したSI(Service Information)を多重し、前記放送信号と同様にトランスポートストリームの形で前記放送信号トランスポートストリームとは異なるSIトランスポートストリームとして前記送信側のエッジルータを介して前記IPネットワークを通じて受信端末へマルチキャスト配信するステップと、
受信端末からの要求に応じて前記SIトランスポートストリームを受信するのに必要な情報であるサービスエリア選局リストとして、前記サービスエリア選局リストが用いられるエリアを示すサービスエリア識別情報、および前記サービスエリア識別情報により示される地域で受信可能な放送局の一覧を含むXMLで記述されたサービスエリア選局リストを前記送信側のエッジルータを介して前記IPネットワークを通じて前記受信端末へユニキャスト配信するステップと、
を有することを特徴とするIP放送の送信方法。 - デジタル放送によって送信された各放送局からの放送信号から取得したSI(Service Information)が多重されたSIトランスポートストリームを受信するのに必要な情報であるサービスエリア選局リストとして、前記サービスエリア選局リストが用いられるエリアを示すサービスエリア識別情報、および前記サービスエリア識別情報により示される地域で受信可能な放送局の一覧を含むXMLで記述されたサービスエリア選局リストを送信側のエッジルータを介して送信側のサーバに要求するステップと、
この要求に応じて前記送信側のサーバから前記エッジルータを介してIPネットワークを通じてユニキャスト配信された、前記サービスエリア選局リストを受信するステップと、
この受信した前記サービスエリア選局リストを用いて、放送信号がトランスポートストリームの形で前記送信側のサーバから前記IPネットワークを通じてマルチキャスト配信されているSIトランスポートストリームを前記エッジルータへ取得要求することにより、このエッジルータから前記SIトランスポートストリームを受信するステップと、
この受信した前記SIトランスポートストリームから得たSI情報を用いて、デジタル放送によって送信された放送信号がトランスポートストリームの形で前記送信側のサーバからマルチキャスト配信されている放送信号トランスポートストリームを前記エッジルータから前記IPネットワークを通じて受信するステップと、
を有することを特徴とするIP放送の受信方法。 - 更に、前記受信した放送信号トランスポートストリームを再生した番組を表示手段に表示するステップと
を有することを特徴とする請求項2記載のIP放送の受信方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008255643A JP4856146B2 (ja) | 2008-09-30 | 2008-09-30 | 送信方法、受信方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008255643A JP4856146B2 (ja) | 2008-09-30 | 2008-09-30 | 送信方法、受信方法 |
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