JP4855039B2 - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4855039B2
JP4855039B2 JP2005300941A JP2005300941A JP4855039B2 JP 4855039 B2 JP4855039 B2 JP 4855039B2 JP 2005300941 A JP2005300941 A JP 2005300941A JP 2005300941 A JP2005300941 A JP 2005300941A JP 4855039 B2 JP4855039 B2 JP 4855039B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fine particles
display device
particles
absorption maximum
image display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005300941A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007108535A (ja
Inventor
高史 野口
雄二郎 矢内
勝之 高田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Corp
Original Assignee
Fujifilm Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujifilm Corp filed Critical Fujifilm Corp
Priority to JP2005300941A priority Critical patent/JP4855039B2/ja
Publication of JP2007108535A publication Critical patent/JP2007108535A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4855039B2 publication Critical patent/JP4855039B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
  • Optical Filters (AREA)

Description

本発明は、冷陰極管を光源とした画像表示装置に関する。
近年、急速に普及している液晶ディスプレイは、これまでのCRTに比べて様々なメリットを有しているが、色再現性については未だ劣っている。
液晶ディスプレイの色再現性は、主として、一般に用いられる冷陰極管で構成されたバックライトと色画像を形成するカラーフィルタを有する液晶表示部との組み合わせにより規定される。
そして、従来より、液晶ディスプレイの色再現性の向上には、LEDをはじめとするバックライトの変更や、着色成分である顔料の変更によるカラーフィルタの吸収波形の改善が検討されてきた(例えば、特許文献1参照)。
一方、人間の眼は、450nm(青)、540nm(緑)、610nm(赤)に色知覚のピークを持っていることが知られている。これに対し、冷陰極管は、図5に示すように、435nm(青)、540nm(緑)、610nm(赤)に発光極大を有しており、液晶ディスプレイに備えられたカラーフィルタも前記発光極大を透過するように構成されている。
特開2002−244122号公報
ところが、図1中の実線で示すように、冷陰極管の発光は、上記3つの発光極大以外に波長585nmにも発光極大を有している。従来、この発光部位は、特に重要視されておらず、この発光部位がカラー画像(例えば液晶ディスプレイによる表示画像)の色再現に及ぼす影響については検討されていない。
しかしながら、大きな発光極大は、3原色で形成されるはずの表示画像に色ずれを招来し、人間の色知覚との間に悪影響を与えることが考えられる。
また、光源についてはコストや電力効率の観点で、冷陰極管を凌ぐ代替光源はなく、また、耐光性や耐熱性の観点で、現行顔料を凌ぐ代替の着色成分もないのが実状であり、色再現性をバックライト及び着色成分の面から向上させるのは困難である。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、現行の冷陰極管を用いて表示される多色画像の色再現性に優れた画像表示装置を提供することを目的とし、該目的を達成することを課題とする。
本発明は、波長585nmの極大発光部位がカラー画像(例えば液晶ディスプレイによる表示画像)の色再現に悪影響を及ぼしており、かかる発光部位を取り除くことにより色再現性、特に緑と赤の色再現性を向上させ得るとの知見を得、かかる知見に基づいて達成されたものである。前記課題を達成するための具体的手段は以下の通りである。
<1> 冷陰極管と、可視光域に少なくとも1つの吸収極大を有し、前記吸収極大における半値幅波長範囲が575〜600nmであるフィルタとを備え、該フィルタが可視光域に少なくとも1つの吸収極大を有し、前記吸収極大における半値幅波長範囲が575〜600nmであり、アスペクト比が1.0〜1.5の三角平板銀微粒子を含む画像表示装置である。
<2> 冷陰極管と、可視光域に少なくとも1つの吸収極大を有し、前記吸収極大における半値幅波長範囲が575〜600nmであるフィルタと、を備え、該フィルタが可視光域に少なくとも1つの吸収極大を有し、前記吸収極大における半値幅波長範囲が575〜600nmであり、アスペクト比が4.0〜7.0の六角平板銀微粒子を含む画像表示装置である。
<3> 前記吸収極大波長が585nmである前記<1>又は<2>に記載の画像表示装置である。
<4> 前記フィルタがバインダーを更に含み、前記微粒子がバインダー中に分散されている前記<1>〜<3>のいずれか1つに記載の画像表示装置である。
<5> 前記バインダーの誘電率が2〜2.5の範囲にある前記<4>に記載の画像表示装置である。
<6> 液晶表示装置である前記<1>〜<5>のいずれか1つに記載の画像表示装置である。
本発明によれば、現行の冷陰極管を用いて表示される多色画像の色再現性に優れた画像表示装置を提供することができる。
以下、本発明の画像表示装置について詳細に説明する。
本発明の画像表示装置は、冷陰極管と、以下に詳述する銀微粒子を含有することで可視光域に少なくとも1つの吸収極大を有し、該吸収極大における半値幅波長範囲が575〜600nmであるフィルタ(以下、「輝線カットフィルタ」と称する。)とを設けて構成されたものであり、場合により冷陰極管と輝線カットフィルタとの間に液晶表示素子や拡散板、輝度向上板などを設けた構成とすることができる。
本発明の画像表示装置は、前記液晶表示素子を設けたときには液晶表示装置に構成することができ、前記拡散板を設けたときには、例えばシャーカステン、画像表示用バックライト等に構成することができる。
−フィルタ−
本発明に係る輝線カットフィルタは、可視光域に少なくとも1つの吸収極大を有し、該吸収極大における半値幅波長範囲が575〜600nmであるフィルタである。この本発明に係る輝線カットフィルタを冷陰極管から観察者までの光路の任意の位置に配置することにより、冷陰極管が有する585nmの極大発光を吸収して視覚に映る色度範囲が拡がり、表示画像の色再現性を効果的に向上させることができる。
ここで、吸収極大とは、特定波長領域の光が吸収される場合にその吸収波形がある波長にピークを持ち、そのピークでの吸収をいう。なお、吸収とは、光と物質の相互作用により、光のエネルギーが物質中の格子や電子などの振動エネルギーに変換されることをいう。
本発明に係る輝線カットフィルタの輝線カット波長は、吸収極大における半値幅波長範囲で575〜600nmの範囲内であり、好ましくは585nmである。少なくとも585nmの波長光を選択的にカットすることで、色再現性を効果的に向上させることができる。
ここで、吸収極大における半値幅波長範囲は、前記吸収極大を示すピークのピーク高さの2分の1の高さにおけるピークの広がり幅に相当する波長範囲である。
波長並びに吸収極大は、分光放射輝度計SR−3(トプコン社製(株)製)を用いて測定することができる。
色再現については、色度図、具体的には、CIE 1976 UCS色度図(u'v'色度図)を用いて評価することができる。このu'v'色度図については、「色再現工学の基礎」(太田登著、コロナ社、p.24〜26)の記載を参照することができる。例えば、図2に示すように、人間の視覚領域は一点鎖線(CCFL)で示されるように広いのに対し、通常の画像表示装置では破線で示される程度の色再現性しかなく、この領域を拡大することで色再現性を向上させることができる。
〜微粒子〜
本発明の輝線カットフィルタは、可視光域に少なくとも1つの吸収極大を有し、前記吸収極大における半値幅波長範囲が575〜600nmである特定形状の銀微粒子を用いて好適に構成することができる。本発明においては、微粒子を適宜選択することで、可視光域に少なくとも1つの吸収極大を有し、該吸収極大における半値幅波長範囲が575〜600nmとなる構成とすることができる。
以下、微粒子について詳述する。
銀微粒子としては、コロイド銀が最も好ましい。
銀微粒子は、市販のものを用いることができるほか、イオンの化学的還元法、無電解メッキ法、金属の蒸発法等により調製することが可能である。
棒状の銀微粒子は、球形銀微粒子を種粒子としてその後、銀塩を更に添加し、CTAB(セチルトリメチルアンモニウムブロマイド)等の界面活性剤の存在下でアスコルビン酸など比較的還元力の弱い還元剤を用いることにより、銀棒やワイヤーが得られる。これは、Advanced Materials 2002,14,80−82に記載がある。また、同様の記載が、Materials Chemistry and Physics 2004,84,197−204、Advanced Functional Materials 2004,14,183−189になされている。
また、電気分解を用いた方法として、Materials Letters 2001,49,91−95やマイクロ波を照射することにより銀棒を生成する方法がJournal of Materials Research 2004,19,469−473に記載されている。逆ミセルと超音波の併用した例として、Journal of Physical Chemistry B 2003,107,3679−3683が挙げられる
状の粒子の形成方法は、前記記載の方法を改良(添加量調整、pH制御)しても調製できる。
本発明における金属粒子は、無彩色に近づけるために、色々な種類の粒子を組み合わせることにより得ることができる。粒子を球形や立方体から平板状(六角形、三角形)、棒状へ変化させることにより、より高い透過濃度を得ることができる。下記形状の説明において銀粒子を金属粒子又は金属系粒子と称することがある。
前記棒状金属微粒子の粒度分布としては、粒子の分布を正規分布近似し、その数平均粒子径の粒度分布幅D90/D10が、1.2以上20未満であることが好ましい。ここで、粒子径は長軸長さLを粒子直径としたものであり、D90は平均粒径に近い粒子の90%が見出される粒子直径であり、D10は平均粒径に近い粒子の10%が見出される粒子直径である。粒度分布幅は色調の観点から、好ましくは2以上15以下であり、更に好ましくは4以上10以下である。分布幅が1.2未満であると色調が単色に近くなる場合があり、20以上であると粗大粒子による散乱によって濁りが生じる場合がある。
なお、前記粒度分布幅D90/D10の測定は、具体的には、膜中の金属粒子を後述の三軸径を測定する方法にてランダムに100個測定し、前記長軸長さLを粒子直径とし、粒径分布を正規分布近似し、平均粒子径に近い粒子の数で90%の範囲となる粒子直径をD90とし、平均粒子径から数で10%の範囲となる粒子直径をD10とすることで、D90/D10を算出することができる。
上記した金属系微粒子のうち、アスペクト比(粒子の長軸長/粒子の短軸長の比)が2〜100である微粒子が、色味がかっていない黒色調が得られる点で好ましい。中でも、吸収スペクトルの制御ができ、色相をより黒色に近づけることができる点で、前記アスペクト比は、4〜80が好ましく、10〜60が更に好ましく、15〜50が特に好ましい。アスペクト比が前記範囲内であると、黒色粒子を得るのが比較的容易であり、可視光域の吸収が良好で画質(解像力)の低下を招来することもない。
本発明において、金属系微粒子の「アスペクト比」とは、後述のごとく定義した金属系微粒子の長軸長を短軸長で割った値を意味し、100個の金属系微粒子を測定した値の平均値である。なお、粒子の投影面積は電子顕微鏡写真上での面積を測定し、撮影倍率を補正することにより得られる。
前記金属系微粒子における径(長軸長、短軸長)は、金属微粒子を三軸径として、1個の金属微粒子がちょうど(きっちりと)収まるような箱(直方体)を考え、この箱の長さL、幅b、高さまたは厚みtをもってこの金属微粒子の寸法と定義する。
上記のうち、前記金属系微粒子としては、六角形平板微粒子、三角形平板微粒子、棒状金属微粒子が好ましい形態として挙げられる。
[六角形平板微粒子]
六角形平板微粒子は、平板形状が六角形の微粒子であり、具体的な例として、平板粒子の形状が例えば正六角形や合同な二等辺三角形を4つ重ねた六角形等である粒子が挙げられ、中でも正六角形である金属系微粒子、特に正六角形の金属粒子が好ましい。
ここで、「六角形状」であるとは、下記の方法によって粒子を、X軸、Y軸、Z軸からなる三軸径の直方体と捉えた場合に、角が六個ある平板粒子形態となることをさす。すなわち、三軸径の直方体と捉えた場合に、ある1軸方向に厚みを持ち、残り2軸が作る平面内に角が六個ある粒子のことをさす。
[三角形平板微粒子]
三角形平板微粒子は、平板形状が三角形の微粒子であり、具体的な例として、正三角形、直角三角形、二等辺三角形等である粒子が挙げられ、中でも正三角形である金属系微粒子、特に正三角形の金属粒子が好ましい。
ここで、「三角形状」であるとは、下記の方法によって粒子を、X軸、Y軸、Z軸からなる三軸径の直方体と捉えた場合に、角が三個ある平板粒子形態となることをさす。すなわち、三軸径の直方体と捉えた場合に、ある1軸方向に厚みを持ち、残り2軸が作る平面内に角が3個ある粒子のことをさす。
[棒状金属微粒子]
棒状金属微粒子は、棒状の微粒子であり、具体的な例として、粒子自体の形状が針状、円柱状、直方体等の角柱状、ラグビーボール状、繊維状、又はコイル状等である粒子が挙げられ、中でも針状、円柱状、直方体等の角柱状、ラグビーボール状である金属系微粒子がより好ましい。
ここで、「棒状」であるとは、下記の方法によって粒子を、X軸、Y軸、Z軸からなる三軸径の直方体と捉えた場合に、細長い棒状形態となることをさす。すなわち、三軸径の直方体と捉えた場合に、平板状となる粒子や、正側面体となる粒子(例えば、粒子自体の形状が真球、立方体等の粒子)を除くことを意味する。
《三軸径》
本発明に係る金属系微粒子は、下記の方法によって直方体として捉えられ、各寸法が測定される。すなわち、1個の金属系微粒子がちょうど(きっちりと)収まるような三軸径の直方体の箱を考え、この箱の長さの一番長いものを長軸長さLとし、厚みt、幅bをもってこの金属系微粒子の寸法と定義する。前記寸法には、L>b≧tの関係を持たせ、同一の場合以外はbとtの大きい方を幅bと定義する。具体的には、まず、平面上に金属系微粒子を、最も重心が低くて安定に静止するように置く。次に、平面に対し直角に立てた2枚の平行な平板により金属系微粒子を挟み、その平板間隔が最も短くなる位置の平板間隔を保つ。次に、前記平板間隔を決する2枚の平板に対し直角で前記平面に対しても直角の2枚の平行な平板により金属系微粒子を挟み、この2枚の平板間隔を保つ。最後に金属系微粒子の最も高い位置に接触するように天板を前記平面に平行に載せる。この方法により平面、2対の平板及び天板によって画される直方体が形成される。
なお、コイル状やループ状のものはその形状を伸ばした状態で前記測定を行なった場合の値と定義する。
《長軸長さL》
棒状金属微粒子の場合など、前記長軸長さLは、10nmないし1000nmであることが好ましく、10nmないし800nmであることがより好ましく、20nmないし400nmである(可視光の波長より短い。)ことが最も好ましい。Lが10nm以上であることにより、製造上調製が簡便で、かつ耐熱性や色味も良好になる利点があり、1000nm以下であることにより、面状欠陥が少ないという利点がある。
《幅bと厚みtとの比》
棒状金属微粒子の場合など、幅bと厚みtとの比は、100個の棒状金属微粒子について測定した値の平均値と定義する。棒状金属微粒子の幅bと厚みtとの比(b/t)は2.0以下であることが好ましく、1.5以下であることがより好ましく、1.3以下であることが特に好ましい。b/t比が2.0を超えると平板状に近くなり、耐熱性が低下することがある。
《長軸長さLと幅b及び厚みtとの関係》
長軸長さLは、幅bの1.2倍以上100倍以下であることが好ましく、1.3倍以上50倍以下であることがより好ましく、1.4倍以上20倍以下であることが特に好ましい。長軸長さLが幅bの1.2倍未満となると平板の特徴が現れて耐熱性が悪化することがある。また、長軸長さLが幅bの100倍を超えると黒色濃度が低くなって薄層高濃度化ができないことがある。
《長さLと幅b及び厚みtとの測定》
長さL、幅b及び厚みtの測定は、電子顕微鏡による表面観察図(×500000)と、原子間力顕微鏡(AFM)によってすることができ、100個の棒状金属微粒子について測定した値の平均値とする。原子間力顕微鏡(AFM)には、いくつかの動作モードがあり、用途によって使い分けている。
大別すると以下の3つになる。
(1)接触方式:プローブを試料表面に接触させ、カンチレバーの変位から表面形状を測定する方式
(2)タッピング方式:プローブを試料表面に周期的に接触させ、カンチレバーの振動振幅の変化から表面形状を測定する方式
(3)非接触方式:プローブを試料表面に接触させずに、カンチレバーの振動周波数の変化から表面形状を測定する方式
一方、前記非接触方式は、極めて弱い引力を高感度に検出する必要がある。そのため、カンチレバーの変位を直接測定する静的な力の検出では難しく、カンチレバーの機械的共振を応用している。
前記の3つの方法を挙げることができるが、試料に合わせいずれかの方法を選択することが可能である。
なお、本発明において、前記電子顕微鏡としては、日本電子社製の電子顕微鏡JEM2010を用いて、加速電圧200kVで測定を行なえ、また、原子間力顕微鏡(AFM)は、セイコーインスツルメンツ株式会社製のSPA−400を使用する。原子間力顕微鏡(AFM)での測定では、比較にポリスチレンビーズを入れておくことにより測定が容易になる。
上記の中でも、誘電率実部が負である微粒子が好ましい。ここで、誘電率とは、物質に電場を印加したときに、物質中の原子がどの程度応答するかを示す物理量である。誘電率は、一般に複素数のテンソル量で与えられる。複素誘電率の実部は分極の起こりやすさを表す量であり、虚部は誘電損失の度合いを表す量である。
本発明においては、誘電率実部が負である微粒子として銀粒子であってアスペクト比が1.0〜1.5の三角平板粒子、又は銀粒子であってアスペクト比が4.0〜7.0の六角平板粒子が好ましい。
前記誘電率は、屈折計により測定される屈折率を二乗したものや、「Handbook of optical constans」や「Landolt-Boernstein Group3 Volume15 SubvolumeB」に記載の文献値を用いることができる。
〈顔料その他〉
本発明では、上記の微粒子とは別に、あるいは微粒子と共に、顔料等その他の微粒子を用いることもできる。顔料を用いたときには、フィルタをより黒色に近い色相に構成することができる。
前記顔料としては、カーボンブラック、チタンブラック、又は黒鉛が好適なものとして挙げられる。
カーボンブラックの例としては、Pigment Black(ピグメント・ブラック)7(カーボンブラック C.I.No.77266)が好ましい。市販品として、三菱カーボンブラック MA100(三菱化学(株)製)、三菱カーボンブラック #5(三菱化学(株)製)が挙げられる。
チタンブラックの例としては、TiO2、TiO、TiNやこれらの混合物が好ましい。市販品として、三菱マテリアルズ(株)製の(商品名)12Sや13Mが挙げられる。チタンブラックの平均粒径は40〜100nmが好ましい。
黒鉛の例としては、粒子径がストークス径で3μm以下のものが好ましい。
前記顔料以外の公知の顔料を用いることもできる。顔料は一般に有機顔料と無機顔料とに大別されるが、本発明においては有機顔料が好ましい。好適に使用される顔料の例としては、アゾ系顔料、フタロシアニン系顔料、アントラキノン系顔料、ジオキサジン系顔料、キナクリドン系顔料、イソインドリノン系顔料、ニトロ系顔料を挙げることができる。
さらに、微粒子の具体的な例としては、特開2005−17716号公報[0038]〜[0040]に記載の色材や、特開2005−361447号公報[0068]〜[0072]に記載の顔料や、特開2005−17521号公報[0080]〜[0088]に記載の着色剤を好適に用いることができる。
また、「顔料便覧、日本顔料技術協会編、誠文堂新光社、1989」、「COLOUR INDEX、THE SOCIETY OF DYES & COLOURIST、THIRD EDITION、1987」に記載のものを参照して適宜用いることもできる。
顔料は、棒状金属微粒子の色相と補色関係にあるものを用いることが望ましい。また、顔料は1種でも2種以上を組み合せて用いてもよい。好ましい顔料の組合わせとしては、赤色系及び青色系の互いに補色関係にある顔料混合物と黄色系及び紫色系の互いに補色関係にある顔料混合物との組合せや、前記の混合物に更に黒色の顔料を加えた組み合わせや、青色系と紫色系と黒色系との顔料の組合せを挙げることができる。
微粒子は、球相当直径が5nm以上5μm以下が好ましく、特に10nm以上1μm以下が好ましい。
本発明において、球相当直径は、電子顕微鏡で写真撮影して微粒子(断面、厚み)から体積を求め、得られた体積(=(4/3)πr3)から算出される直径(2r)である。ここで、電子顕微鏡には、電子顕微鏡〔日本電子社製のJEM2010(例えば加速電圧200kVで測定)〕、原子間力顕微鏡〔AFM;セイコーインスツルメンツ社製のSPA−400〕を用いることができる。
〜バインダー〜
本発明においては、更にバインダーを用いて構成することができ、既述の微粒子(好ましくは金属系微粒子)が該バインダー中に分散された形態が好ましい。分散時における微粒子の存在状態は特に限定されないが、微粒子が安定な分散状態で存在していることが好ましく、例えばコロイド状態にあることがより好ましい。
バインダーとしては、チオール基含有化合物、アミノ酸又はその誘導体、ペプチド化合物、多糖類及び多糖類由来の天然高分子、合成高分子及びこれらに由来するゲル等の高分子類等が挙げられ、分散剤として使用できる。
前記チオール基含有化合物は、種類は特に限定されず、1個又は2個以上のチオール基を有する化合物であればいかなるものでもよい。バインダーとしては、前記チオール基含有化合物として、例えば、アルキルチオール類(例えば、メチルメルカプタン、エチルメルカプタンなど)、アリールチオール類(例えば、チオフェノール、チオナフトール、ベンジルメルカプタンなど)等が挙げられ、また、前記アミノ酸又はその誘導体として、例えば、システイン、グルタチオンなどが、前記ペプチド化合物として、例えば、システイン残基を含むジペプチド化合物、トリペプチド化合物、テトラペプチド化合物、5以上のアミノ酸残基を含むオリゴペプチド化合物などが挙げられる。さらに、蛋白質(例えば、メタロチオネインやシステイン残基が表面に配置された球状蛋白質など)などを挙げることができる。但し、本発明においてはこれらに限定されることはない。
前記高分子類としては、保護コロイド性のあるポリマーでゼラチン、ポリビニルアルコール、メチルセルロース、ヒドロキシプルピルセルロース、ポリアルキレンアミン、ポリアクリル酸の部分アルキルエステル、ポリビニルピロリドン(PVP)、及びポリビニルピロリドン共重合体などが挙げられる。
分散剤として使用可能なポリマーについては、例えば「顔料の事典」(伊藤征司郎編、(株)朝倉書院発行、2000年)の記載を参照できる。
上記以外に、バインダーとして、側鎖にカルボン酸基を有するポリマー、例えば、特開昭59−44615号公報、特公昭54−34327号公報、特公昭58−12577号公報、特公昭54−25957号公報、特開昭59−53836号公報、及び特開昭59−71048号公報に記載のメタクリル酸共重合体、アクリル酸共重合体、イタコン酸共重合体、クロトン酸共重合体、マレイン酸共重合体、部分エステル化マレイン酸共重合体などを挙げることができる。また、側鎖にカルボン酸基を有するセルロース誘導体も挙げることができる。このほか、水酸基を有するポリマーに環状酸無水物を付加したものも好ましく使用できる。特に、米国特許第4139391号明細書に記載のベンジル(メタ)アクリレートと(メタ)アクリル酸の共重合体やベンジル(メタ)アクリレートと(メタ)アクリル酸と他のモノマーとの多元共重合体も挙げることができる。
前記バインダーの中でも、分散物の安定性の点で、誘電率が2〜2.5の範囲にあるものが好ましい。特に好ましくは、誘電率が2.1〜2.4の範囲にあるものである。ここでの誘電率もまた、物質に電場を印加したときに、物質中の原子がどの程度応答するかを示す物理量をいう。
さらに、バインダーの具体的な化合物例(PO−1、PO−2)を以下に示すが、本発明においては、これらに限定されるものではない。
(PO−1)
Figure 0004855039
分子量:38,000、誘電率:2.22
前記式中、x:y=80:20(x,yは繰り返し単位のモル換算比率)
(PO−2):下記ポリビニルピロリドン
分子量:40,000、誘電率:2.34
Figure 0004855039
前記バインダーは、30〜400mgKOH/gの範囲の酸価と1000〜300000の範囲の重量平均分子量を有するものを選択することが望ましい。
また、上記以外のアルカリ可溶性のポリマーを、種々の性能、例えば硬化膜の強度を改良する目的で、現像性等に悪影響を与えない範囲で添加してもよい。例えば、アルコール可溶性ナイロン、エポキシ樹脂などである。
また、微粒子を分散した分散液には、更に親水性高分子、界面活性剤、防腐剤、又は安定化剤などを適宜配合してもよい。
前記親水性高分子としては、水に溶解でき、希薄状態において実質的に溶液状態を維持できるものであればいかなるものを用いてもよい。例えば、ゼラチン、コラーゲン、カゼイン、フィブロネクチン、ラミニン、エラスチンなどのタンパク質及びタンパク質由来の物質;セルロース、デンプン、アガロース、カラギーナン、デキストラン、デキストリン、キチン、キトサン、ペクチン、マンナンなどの多糖類及び多糖類由来の物質などの天然高分子;ポバール(ポリビニルアルコール)、ポリアクリルアミド、ポリアクリル酸ポリビニルピロリドン、ポリエチレングリコール、ポリスチレンスルホン酸、ポリアリルアミンなどの合成高分子;又はこれらに由来するゲルなどを用いることができる。ゼラチンを用いる場合には、ゼラチンの種類は特に限定されず、例えば、牛骨アルカリ処理ゼラチン、豚皮膚アルカリ処理ゼラチン、牛骨酸処理ゼラチン、牛骨フタル化処理ゼラチン、豚皮膚酸処理ゼラチンなどを用いることができる。
前記界面活性剤としては、アニオン系、カチオン系、ノニオン系、ベタイン系界面活性剤のいずれも使用でき、アニオン系及びノニオン系界面活性剤が特に好ましい。界面活性剤のHLB値は塗布液の溶媒が水系か有機溶剤系かにより一概にはいえないが、溶媒が水系の場合は8〜18程度のものが好ましく、有機溶剤系の場合は3〜6程度のものが好ましい。
なお、前記HLB値については、例えば「界面活性剤ハンドブック」(吉田時行、進藤信一、山中樹好編、工学図書(株)発行、昭和62年)の記載を参照できる。
前記界面活性剤の具体例としては、プロピレングリコールモノステアリン酸エステル、プロピレングリコールモノラウリン酸エステル、ジエチレングリコールモノステアリン酸エステル、ソルビタンモノラウリル酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタンモノラウリル酸エステルなどがある。
界面活性剤の例についても、前記「界面活性剤ハンドブック」に記載がある。
−冷陰極管−
本発明に係る冷陰極管には、従来公知の冷陰極管を適宜選択して用いることができる。冷陰極管は、435nm,540nm,610nmに発光ピークを持つ蛍光灯で、その波長領域で選択的に光るので高い演色性をもつ。例えば、液晶表示素子(LCD)やシャーカステンのバックライトに利用されているものが挙げられる。
冷陰極管は一般に585nmに特有の発光極大を有するが、既述の本発明に係る輝線カットフィルタを冷陰極管から観察者までの光路の任意の位置に配置することにより、冷陰極管に特有の極大発光を吸収して表示画像の色再現性が効果的に向上する。
本発明の画像表示装置としては、プラズマディスプレイ表示装置、EL表示装置、CRT表示装置、液晶表示装置などが挙げられ、中でも、冷陰極管とフィルタとの間に液晶表示素子を備えた液晶表示装置が好適である。
液晶表示素子は、例えば、カラーフィルタを含む少なくとも2枚の基板と該基板間に設けられた液晶と該液晶に電界を印加する2枚の電極とを設けて構成することができる。
なお、表示素子の定義や各表示装置の説明については、例えば、「電子ディスプレイデバイス」(佐々木昭夫著、隅工業調査会、1990毎発行)、「ディスプレイデバイス」(伊吹順幸著、産業図書側、平成元年発行)などに記載されている。
以下、本発明を実施例により更に具体的に説明するが、本発明はその主旨を越えない限り、以下の実施例に限定されるものではない。
(実施例1)
<六角平板銀粒子分散溶液の調製>
まず、J.phys.chem.B 2003,107,2466−2470に記載されている微粒子の調製方法により、六角平板形状の銀粒子分散液を調製し、得られた銀粒子分散液に遠心分離処理(10,000r.p.m.、20分間)を行ない、上澄み液を捨て適宜濃縮を行なって、六角平板銀微粒子の微粒子分散液を得た。
得られた六角平板銀微粒子のアスペクト比を本明細書中に既述の方法で測定したところ、アスペクト比6.0であった。このアスペクト比は、100個の平板微粒子を測定した値の平均値である。また、本明細書中に既述の方法で測定したところ、六角平板銀微粒子の球相当直径は20nmであった。
続いて、得られた六角平板銀微粒子の微粒子分散液73.5gと、下記分散剤PO−2(ポリビニルピロリドン;重量平均分子量:4万、バインダー誘電率=2.34;既述の化合物例)1.05gと、1−プロパノール16.4gとを混合した。これを、超音波分散機(商品名:Ultrasonic generator model US−6000 ccvp、株式会社ニッセイ製)を用いて分散し、六角平板銀粒子分散溶液を得た。
Figure 0004855039
なお、微粒子分散液の調製において、銀塩還元時のpH、反応温度、銀塩に対する還元剤の比率を変化させることにより、各種アスペクト比の異なる銀微粒子を調製することができる。
<フィルタ及び表示装置の作製>
次に、上記より得た六角平板銀粒子分散溶液をガラス基板上に、スピンコーターを用いて乾燥膜厚が1.0μmになるように塗布して100℃で5分間乾燥させ、冷陰極管輝線カットフィルタを作製した。そして、作製した冷陰極管輝線カットフィルタを、冷陰極管(NEC(株)製)を備えた液晶ディスプレイ(メーカー:三星電子、機種:Sync Master 172X)の表示部の上に配置することで観察者と表示部との間の光路中に挿入し、表示部において赤表示、緑表示、青表示を行なった。
表示された各色の発光スペクトルを、トプコン社製の分光放射輝度計SR−3により測定し、CIE 1976 UCS色度図(u'v'色度図)にプロットして実線(三角形の実線領域)で結んだ。プロットした結果を図2〜図4に示す。
図2〜図4に示すように、冷陰極管輝線カットフィルタを設けた本実施例(u'v'色度図中の実線領域)では、冷陰極管輝線カットフィルタを設けない従来の液晶ディスプレイ(u'v'色度図中の破線領域(CCFL))に比べ、色度範囲が拡がり色再現性が向上した。
(実施例2)
実施例1において、六角平板銀粒子分散溶液を、以下のようにして調製した三角平板銀粒子分散溶液に代えたこと以外、実施例1と同様にして、冷陰極管輝線カットフィルタを作製し、表示を行なって同様の測定、プロットを行なった。
実施例1と同様に、図2〜図4に示すように冷陰極管輝線カットフィルタを設けた本実施例(u'v'色度図中の実線領域)では、冷陰極管輝線カットフィルタを設けない従来の液晶ディスプレイ(u'v'色度図中の破線領域(CCFL))に比べ、色度範囲が拡がり色再現性が向上した。
<三角平板銀粒子分散溶液の調製>
まず、NANO LETTERS 2002 Vol.2,No.8 903−905に記載されている微粒子の調製方法により、三角平板形状の銀粒子分散液を調製し、得られた分散液に遠心分離処理(10,000r.p.m.、20分間)を行ない、上澄み液を捨て適宜濃縮を行なって、三角平板銀微粒子の微粒子分散液を得た。なお、得られた三角平板銀微粒子のアスペクト比R、球相当直径の測定を前記同様の方法で行なった結果、それぞれR=1.2、22nmであった。
続いて、得られた三角平板銀微粒子の微粒子分散液73.5gと、前記分散剤PO−2(ポリビニルピロリドン;重量平均分子量:4万、バインダー誘電率=2.34;既述の化合物例)1.05gと、1−プロパノール16.4gとを混合した。これを、超音波分散機(商品名:Ultrasonic generator model US−6000 ccvp、株式会社ニッセイ製)を用いて分散し、三角平板銀粒子分散溶液を得た。
なお、微粒子分散液の調製において、銀塩還元時のpH、反応温度、銀塩に対する還元剤の比率を変化させることにより、各種アスペクト比の異なる銀微粒子を調製することができる。
冷陰極管の発光波長中の585nmに有する発光極大の説明を行なうための説明図である。 585nmの発光極大をカットした後の凸版印刷社製SIIを用いた場合におけるRGB色再現範囲を示すu'v'色度図である。 585nmの発光極大をカットした後のトランサ(R37,G37,B37;富士写真フイルム(株)製)を用いた場合におけるR37G37B37色再現範囲を示すu'v'色度図である。 585nmの発光極大をカットした後のトランサ(R61,G61,B61;富士写真フイルム(株)製)を用いた場合におけるR61G61B61色再現範囲を示すu'v'色度図である。 冷陰極管の発光波長と発光強度との関係を示す関係図である。

Claims (6)

  1. 冷陰極管と、可視光域に少なくとも1つの吸収極大を有し、前記吸収極大における半値幅波長範囲が575〜600nmであるフィルタとを備え、該フィルタが可視光域に少なくとも1つの吸収極大を有し、前記吸収極大における半値幅波長範囲が575〜600nmであり、アスペクト比が1.0〜1.5の三角平板銀微粒子を含む画像表示装置。
  2. 冷陰極管と、可視光域に少なくとも1つの吸収極大を有し、前記吸収極大における半値幅波長範囲が575〜600nmであるフィルタと、を備え、該フィルタが可視光域に少なくとも1つの吸収極大を有し、前記吸収極大における半値幅波長範囲が575〜600nmであり、アスペクト比が4.0〜7.0の六角平板銀微粒子を含む画像表示装置。
  3. 前記吸収極大の波長が585nmである請求項1又は請求項2に記載の画像表示装置。
  4. 前記フィルタがバインダーを更に含み、前記銀微粒子がバインダー中に分散されている請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の画像表示装置。
  5. 前記バインダーの誘電率が2〜2.5の範囲にある請求項4に記載の画像表示装置。
  6. 液晶表示装置である請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の画像表示装置。
JP2005300941A 2005-10-14 2005-10-14 画像表示装置 Expired - Fee Related JP4855039B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005300941A JP4855039B2 (ja) 2005-10-14 2005-10-14 画像表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005300941A JP4855039B2 (ja) 2005-10-14 2005-10-14 画像表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007108535A JP2007108535A (ja) 2007-04-26
JP4855039B2 true JP4855039B2 (ja) 2012-01-18

Family

ID=38034426

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005300941A Expired - Fee Related JP4855039B2 (ja) 2005-10-14 2005-10-14 画像表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4855039B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5699529B2 (ja) * 2010-10-22 2015-04-15 日油株式会社 3dディスプレイ用フィルム
JP5688950B2 (ja) * 2010-11-15 2015-03-25 富士フイルム株式会社 熱線遮蔽材

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100615154B1 (ko) * 1999-08-19 2006-08-25 삼성에스디아이 주식회사 콘트라스트가 향상된 음극선관
KR100786854B1 (ko) * 2001-02-06 2007-12-20 삼성에스디아이 주식회사 디스플레용 필터막, 그 제조방법 및 이를 포함하는 표시장치
JP2002244122A (ja) * 2001-02-22 2002-08-28 Sharp Corp 表示装置
JP2003195278A (ja) * 2001-12-25 2003-07-09 Mitsubishi Chemicals Corp ディスプレイ装置
JP2003315544A (ja) * 2002-04-23 2003-11-06 Mitsubishi Chemicals Corp 偏光フィルム及びこれを用いた液晶ディスプレイ装置
JP2003140145A (ja) * 2001-10-31 2003-05-14 Mitsubishi Chemicals Corp 調光フィルム及びこれを用いた面光源装置と液晶ディスプレイ装置
JP4348719B2 (ja) * 2002-12-17 2009-10-21 三菱マテリアル株式会社 光吸収材とその形成用組成物
JP2004069952A (ja) * 2002-08-06 2004-03-04 Asahi Denka Kogyo Kk 光学フィルター用近赤外線吸収剤及び光学フィルター
JP4371690B2 (ja) * 2003-04-11 2009-11-25 セントラル硝子株式会社 電波透過性波長選択板およびその作製法
JP4401112B2 (ja) * 2003-06-23 2010-01-20 富士フイルム株式会社 ブラックマトリックス作製用着色組成物および感光性転写材料、ブラックマトリックス、並びに、カラーフィルター

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007108535A (ja) 2007-04-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007108536A (ja) 赤外線遮蔽フィルタ
US6636186B1 (en) Image display medium, device and method
Axelrod Fluorescence polarization microscopy
JPS644164B2 (ja)
Okamoto Local optical activity of nano-to microscale materials and plasmons
JP4855039B2 (ja) 画像表示装置
Hassey et al. Single‐molecule chiroptical spectroscopy: Fluorescence excitation of individual helicene molecules in polymer‐supported thin‐films
JP5147177B2 (ja) 着色組成物、並びにこれを用いた転写材料、表示装置用遮光画像、遮光画像付き基板、液晶表示素子、および液晶表示用装置
TWI468831B (zh) 用於顯示器之彩色畫素
CN209149051U (zh) 复合相位转换元件及投影装置
CN108828828B (zh) 改善量子点液晶显示器的显示画面偏黄的方法及量子点液晶显示器
JP3089612B2 (ja) カラーフィルタ
JP4586125B2 (ja) 固−液コロイド分散体からなる新規な流動性コロイド結晶体
JP2005060654A (ja) 球状微細粒子の3次元粒子整合体の製造方法、その3次元粒子整合体及びその3次元粒子整合体塗工膜の製造方法。
CN107093613A (zh) 像素阵列、显示面板及像素结构
Lesoine et al. Quantitative scheme for full-field polarization rotating fluorescence microscopy using a liquid crystal variable retarder
JP6102244B2 (ja) 反射型カラーディスプレイ
JP2006293070A (ja) 観察光源の違いに対応可能な画像表示システム
JP2002129157A (ja) 青色顔料付蛍光体
CN114265232A (zh) 一种高亮高色域防蓝光护眼模组
JP2007131711A (ja) 着色組成物、並びにこれを用いた転写材料、表示装置用遮光画像、遮光画像付き基板、液晶表示素子、および液晶表示用装置
Iwasaka et al. Magnetically Induced Flickering Change in the Light-Reflecting Cuticulae of the Common Bluebottle Butterfly Graphium Sarpedon
JPH08171014A (ja) カラーフィルタおよび液晶表示装置
Yao et al. Fluorescence anisotropy imaging microscopy
JP2022029054A (ja) 樹脂膜、樹脂膜の作成方法および液晶パネル

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20070207

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080707

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110222

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110425

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111004

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111026

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141104

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees