JP2006293070A - 観察光源の違いに対応可能な画像表示システム - Google Patents

観察光源の違いに対応可能な画像表示システム Download PDF

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Abstract

【課題】 目標印刷物やプルーフが種々の異なる観察光源下において観察された場合も、目標印刷物に色調や画質が近似したプルーフを、その場で得ることができる画像表示システム等を提供する。
【解決手段】 複数の要素色の組み合わせにより画像表示するフレキシブル表示装置を用いた画像表示システムであって、目標印刷物を観察する複数の観察光源条件を格納した観察光源テーブルと、複数の観察光源に対応する複数の測定光源を用いて測定された目標印刷物の各印刷色とフレキシブル表示装置の要素色とを関係づけた複数のルックアップテーブルとを備え、観察光源条件の選択に伴い色調が異なる複数の画像をフレキシブル表示装置に表示可能とする。
【選択図】 図10

Description

本発明は、目標印刷物に近似したプルーフ(色校正)を作成するための画像表示システム等に関し、具体的には、目標印刷物が観察される場所の観察光源と、プルーフが観察される場所の観察光源との違いによる見え方の違いに対応できる画像表示システム等に関する。
印刷の途中の段階で仕上がりの印刷物の状態をあらかじめチェックするための、いわゆるプルーフ(色校正)では、伝統的な平台色校正方式やダイレクトデジタルカラープルーフ(DDCP)としての銀塩写真方式、インクジェット方式などの様々なプルーフ作成用の機器が用いられている。近年では、デジタル化、短納期化、コスト削減等の観点からDDCPが多用される傾向にある。
ところで、印刷物は、屋外に貼られることが多いポスター類や、室内や展示会場等で利用されるカタログ類など用いられる状況が多様であり、それぞれの状況に応じて日光や蛍光灯等の様々な観察光源下で見られている。一方、プルーフを用いた目標印刷物の色調や画質の評価は、多くの場合室内の蛍光灯下で行われ、プルーフと印刷物とで、観察光源が異なっていることが多い。
しかし、日光が可視光波長域に渡ってほぼ連続スペクトルをなしているのに対し、室内照明で多く用いられている蛍光灯等の人工照明では、例えば、三波長型蛍光灯のように特定波長の光を発する蛍光体材料を複数選択して組み合わせることで、結果的に日光に近似した目視感を生じるように設計されているにすぎない。そのため、蛍光灯から発する光は、日光とはまったく異なる波長分布を示すのが普通である。蛍光灯から発せられる光の典型的な波長分布の例を図14に示す。
そのため、プルーフ評価の段階で、室内照明に用いられている蛍光灯の種類によってプルーフの色調が異なって見えてしまう問題点があった。その際、プルーフ評価が行われる場所は必ずしも一定しない上、照明用の蛍光灯等も随時交換されるものであるから、どのような観察光源下でプルーフ評価が行われるかを、事前に知って対応することは実際上困難であった。また、プルーフによる評価では問題ないとされたポスターでも、実際に印刷して屋外に張り出した段階で、発注者が意図した色調から外れていることが判明するなどの問題点が生じうる。
従来のプルーフの形成では、印刷物とプルーフとが同種の理想的な観察光源下で観察されることを暗黙の前提として形成処理が行われ、観察光源の違いはやむを得ないこととされてきた。そのため、例えば、プルーフを日光の元で観察するなども行われていたが、曇天や雨天の日にはプルーフによる色調評価ができなくなるうえ、余計な日数や手間を要するという問題点があった。
一方、近年、いわゆる電子ペーパーと呼ばれる紙のように薄く軽くてフレキシブルで、コンピュータ上で扱われる文字や画像などのデジタル情報を表示でき、しかも電気的な仕組みで書き換え可能なフレキシブル表示装置が各種開発されている(例えば、特許文献1〜3参照)。このような表示装置は、多くは光反射型で紙に近い視認性や取り扱い性を有することから注目されており、電気泳動方式や感熱方式など各種の方式のものが知られている。さらに、カラーフィルタを併用することによるカラー化も行われている。
しかし、いずれのフレキシブル表示装置も単にコンピュータ上のデジタル情報である文字や画像を単に表示するだけであり、印刷物のプルーフを用いた評価において生じる上記のごとき問題点に対処できるものではなかった。
特開2003−177682号公報 特開2003−345267号公報 特開2004−198689号公報
本発明は、目標印刷物やプルーフが種々の異なる観察光源下において観察された場合も、目標印刷物に色調や画質が近似したプルーフを、その場で得ることができる画像表示システムを提供することを課題とする。
発明の第1は、複数の要素色の組み合わせにより画像表示するフレキシブル表示装置を用いた画像表示システムであって、目標印刷物を観察する複数の観察光源条件を格納した観察光源テーブルと、前記複数の観察光源に対応する複数の測定光源を用いて測定された前記目標印刷物の各印刷色と前記フレキシブル表示装置の前記要素色とを関係づけた複数のルックアップテーブルとを備え、前記観察光源条件の選択に伴い色調が異なる複数の画像を前記フレキシブル表示装置に表示可能な画像表示システムである。
ここで、前記の複数の観察光源に、太陽光及び三波長型蛍光灯を含むことは好ましい。また、前記観察光源条件の選択手段を備えると共に、前記フレキシブル表示装置を制御して画像信号を出力する制御装置と、前記画像信号を受信して前記フレキシブル表示装置に画像表示させるプリンタとからなることは好ましい。また、前記フレキシブル表示装置と前記画像表示システムとが一体化されていることは好ましい。
発明の第2は、複数の要素色の組み合わせにより印刷物に近似した画像を表示するフレキシブル表示装置のためのルックアップテーブルを生成するLUT生成システムであって、前記フレキシブル表示装置に書き込むプリンタと、複数の測定光源を切り替え可能に備えて前記フレキシブル表示装置の要素色濃度を測定する測色器と、複数の測定光源を切り替え可能に備えて前記印刷物と前記フレキシブル表示装置の色彩値を測定する色調測定器とを備え、前記印刷物の測定光源と前記フレキシブル表示装置の測定光源との組み合わせに応じて、前記色彩値を介して前記印刷物の印刷色ごとに前記要素色濃度を特定して前記ルックアップテーブルを生成することを特徴とするLUT生成システムである。
目標印刷物を様々な観察光源で観察した場合のプルーフを簡便に得ることができる。プルーフが観察される際の光源と、目標印刷物が観察される際の光源とが異なっていても、目標印刷物の画質や色調を正しく判断することができる。観察光源の違いによる目標印刷物の見え方の違いを、プルーフ評価の場で直ちにプルーフに反映することが可能になる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。図1は、画像表示システムにおいて印刷物の見え方の違いを表現するために必要な、観察光源ごとのルックアップテーブル(LUT)をあらかじめ生成するためのLUT生成システムのハードウェア構成の例を示した図である。まず、このLUT生成システムを説明し、次にこれで生成されたLUTを用いた画像表示システムについて説明する。
図1の生成システムは、データ処理を行うワークステーションのごときコンピュータ1が中心となっており、これに、ISOステータスT等の測定条件に基づいて標準カラーパッチの濃度を測定する測色器53と、色彩の三刺激値を測定する色調測定器54とが、必要なインターフェイスを介して接続されている。測色器53と色調測定器54は、それぞれが複数の光源に切り替え可能な測定光源55と56とが備えられ、任意に測定光源に切り替えて測定できるようになっている。測定光源55、56としては、実際に印刷物やプルーフを観察する状況における観察光源に模した測定光源を用いればよい。なお、色調測定器としては、例えば、X−Rite社製分光測色/濃度計530型やコニカミノルタ社製分光測色計CM−2022等をベースとして、上記のごとき測定光源を複数設けて任意に変更できるようにしたものが例示できる。
また、コンピュータ1には、フレキシブル表示装置10に電気的に画像を書き込むための専用プリンタ28が、必要なインターフェイスを介して接続されている。フレキシブル表示装置10は、プリンタ28で後述する標準カラーパッチ画像が書き込まれ、続いて測色器53と色調測定機54に順次送られて、あらかじめ選択された測定光源を用いて、要素色濃度と三刺激値がそれぞれ測定される。また、印刷物用の標準カラーパッチ画像が印刷された標準印刷物9が色調測定機54に送られて、同様に指定された測定光源を用いて三刺激値が測定される。
ここで、フレキシブル表示装置10としては、一部を拡大して図2に模式的に示したいわゆるツイスティングボール方式と呼ばれる構造を備えるものを例として用いる。この構造は、白と黒の2色の微小な帯電球が回転可能に多数配置されたものであり、各帯電球は、白の半球17等が正に、黒の半球18等が負にそれぞれ帯電しており、一つ一つが微小な電気双極子になっている。帯電球の背面には、正または負の電荷を帯びることで帯電球を回転させるTFT基板14等が設けられており、画素ごとに正に帯電するか負に帯電するかを切り替えることができる。また、画素ごとに帯電量を制御することで色調を多段階でほぼ連続的に調整することができる。帯電球の前面には、TFT基板に対応して透明電極11等が設けられおり、TFTの動作に応じて帯電球が回転することで、白の半球がカラーフィルタ側に向いたり、黒の半球がカラーフィルタ側に向いたりして画像を形成する。さらに、透明電極の外側は、カラー化のための要素色であるR(赤)、B(青)、G(緑)のカラーフィルタになっている。
このようなフレキシブル表示装置10に外部から光23が入射すると、帯電球の白半球がカラーフィルタ側を向いている場合だけ光が反射して、出射光24が生じる。そのため、図2に例示した帯電球の状態では、この部分を目視観察すると赤色に見えることになる。他の色に付いても同様に、帯電球の回転状態の組み合わせに応じて光の反射が生じる。これにより、各種の色調を表示することができる。
フレキシブル表示装置としては、印刷物のように表面の光反射により画像が可視化されるものであり、カラー表示可能で電気的に多段階でほぼ連続的に画像の色調が調整でき、かつフレキシブルで薄くて軽いものであれば良い。例えば、上記のツイスティングボール方式以外にも、色の異なる2種類の帯電粒子をマイクロカプセル内に封入し、電気泳動により移動させて画像を表示するマイクロカプセル型電気泳動方式、1種類の帯電粒子を表示面に水平に電気泳動させる水平移動型電気泳動方式、析出銀塩の遮蔽能を用いた電解析出・溶解方式、コレステリック液晶を用いた光書き込み方式、ロイコ染料を用いた感熱方式等のいずれでも用いることができる。
また、フレキシブル表示装置のカラー化方式は、上記のようなRBGのカラーフィルタを並列に配置するのでも良いし、写真感材のようにY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)を要素色として各層をそれぞれ積層して設けても良く、フレキシブル表示装置の方式に合わせて適宜選択すればよい。カラー化の色調調整は画素ごとに多段階に行っても良いし、特定色の画素数の組み合わせで行っても良いが、画素ごとに多段階で色調調整する場合は、ほぼ連続階調となる256段階以上で階調調整できることが望ましい。
フレキシブル表示装置10への画像の書き込みは、この例では専用プリンタ28により行う。専用プリンタ28では、図3に模式的に示したように、二つのロール25、26がフレキシブル表示装置10をはさんで送り出すようになっており、ロールに挟まれた際に、画像信号に基づいてロール表面に設けられた電極からTFT基板の画素ごとに通電がなされることで画像形成されるようになっている。なお、書き込み方式は、フレキシブル表示装置10の方式に応じて各種の書き込み方式を採用すれば良く、ここで示した例には限定されない。また、専用プリンタ28はフレキシブル表示装置10と別体型の例を示しているが、通常の液晶ディスプレイ等のような一体型であっても良いことはいうまでもない。
次に、図4は、LUT生成システムを制御面からみた概略構成図である。ここで記憶部40は、コンピュータ1内のハードディスクで構成されており、処理部30は記憶部40から適宜読み出されたプログラムとデータとにより、コンピュータ1のCPUにおいて随時構成される。まず、記憶部40から説明する。
記憶部40の標準カラーパッチ画像41は、フレキシブル表示装置において、その要素色を多段階に調整した場合に表示できる色をカラーパッチとして表示した画像である。例えば、要素色としてRBGを用い、各要素色を256段階に調整できるとすると理論的には256の3乗である約1678万色のカラーパッチ画像を含むことになる。しかし、これでは数が大きすぎるため、プルーフにおける印刷色の再現性に問題が生じない範囲内で、適宜間引いた標準カラーパッチ画像41をあらかじめ用意するのが省略化の観点から好ましい。
観察光源テーブル42は、印刷物を使用する際やプルーフを評価する際に用いられる可能性のある複数の観察光源を特定するためのテーブルであり、少なくとも昼日光と、広く用いられているが色に影響が出やすい三波長型蛍光灯とを特定できるのが望ましい。その他、白色蛍光灯、白熱灯等の各種の照明灯を大分類でテーブルに含めることは望ましく、さらには照明灯の製品ごとにテーブルに含めるのが望ましい。このテーブルの印刷物及びプルーフの観察光源の選択により、プルーフ形成の際に用いられるLUTが特定され、様々な観察光源下での印刷物の発色を、他の観察光源下でのプルーフで再現することが可能になる。
特性ファイル43は、印刷物の標準カラーパッチを、観察光源テーブル42から選択された印刷物の観察光源ごとに、観察光源を模した測定光源を用いて測定された印刷色のCIELAB色空間におけるL***座標値等の均等色空間における色彩値と、フレキシブル表示装置の観察光源ごとに、標準カラーパッチで表現可能な色に含まれるISOステータスT条件等で測定された要素色濃度および、標準カラーパッチで表現可能な色のCIELAB色空間等の均等色空間における色彩値とを、印刷物とフレキシブル表示装置の色の色彩値を介することで、互いに近似する色を関係づけて生成されたテーブルである。つまり、特性ファイル43は、印刷物の観察光源とプルーフの観察光源との組み合わせごとに生成される。なお、印刷物の観察光源としては、太陽光、三波長型蛍光灯、白色蛍光灯が多く用いられ、プルーフの観察光源としては、三波長型蛍光灯、白色蛍光灯が多く用いられる。
ここで、印刷物は、印刷のプロセスカラーと呼ばれるC、M、Y、K(黒)の各版と必要により用いられる特色版とを用い、あらかじめ定められた順序で印刷用紙上にそれぞれのインキを刷り重ねていくことで印刷される。印刷物では、インキの刷り重ねにより種々の色調が表現され、例えば、プロセスカラーだけの組み合わせでは、それぞれの単独の4色と、複数の版の順序を特定した重ね合わせによる11色と、白地を加えた合計16色が表現される。これが、印刷色の標準カラーパッチの数となる。
印刷版の組み合わせで表現される印刷色を図5に示す。図5は、色名の列に示された印刷物上の網点面積率が100%のベタ色が、同じ行の白丸で示された印刷版の刷り重ねで表現されることを意味している。ここで「+」は、色を刷り重ねている意味である。さらに必要により、特色と呼ばれるプロセスカラー以外のインキが任意で用いられる場合は、版の組み合わせによる印刷色が増加することになる。なお、以下の説明に使用する版の色の表示は、図5の表示に従うものとする。
つまり、特性ファイル43は、このように印刷条件ごとに特定される印刷用紙とインキとを用いた場合の印刷物で表現される色の全部について、印刷物とプルーフとで各々用いる測定光源を特定することにより、あらかじめ測定・格納された均等色空間座標を比較することにより、フレキシブル表示装置で対応する近似色の要素色濃度の組み合わせを関係づけるためのテーブルである。したがって、特性ファイル43は、印刷物の観察光源とプルーフの観察光源との組み合わせごとに用意する。ただし、プルーフを太陽光で観察するというような実際に使用される可能性が小さい組み合わせを排除してもよいのは言うまでもない。この特性ファイル43は、容量が大きいためLUT生成システムだけに格納し、後述する画像表示システムには、より簡易なルックアップテーブル43を代わって搭載するのがよい。
ルックアップテーブル44は、印刷物とプルーフの観察光源の組み合わせごとに特定された特性ファイル43から、目標印刷物の印刷色ごとに、フレキシブル表示装置の近似色の要素色濃度を読み出して格納したテーブルである。この例を図6に示す。ここでは、要素色がR、B、Gの場合のテーブル例を示した。このようなルックアップテーブルが観察光源の組み合わせごとに生成される。これが後述する画像表示システムに搭載される。
次に、基準濃度テーブル45は、フレキシブル表示装置における画像表示のための電圧や電流等の電気的な駆動力と、フレキシブル表示装置で表示される要素色の濃度との間に線形性が無い場合に、濃度に応じて必要な駆動力をかけるためのテーブルである。このテーブルは、フレキシブル表示装置においてあらかじめ要素色ごとに駆動力を多段階に変動させて、生じる要素色濃度を各種の観察光源を模した測定光源を用いて測定し、観察光源ごとに駆動力とそれに対応する要素色濃度とを関係づけて格納することで得られる。そのため、基準濃度テーブル45は要素色ごとのテーブルの組み合わせからなる。このようなテーブルの例を図7に示す。なお、記憶部40には、これらの他、LUT生成システムを動作させるプログラムや画面表示データ等も格納されているが図示していない。
次に、図4の処理部について、ルックアップテーブルを生成する処理の概略フローを示した図8に沿って説明する。処理がスタートすると、まず観察光源入力部31が、観察光源選択入力用画面をディスプレイ51に表示する。この画面にマウスやキーボード等の入力装置50を用いて、印刷物とプルーフでそれぞれ使用できる観察光源の選択入力がなされる(S10ステップ)と、その選択された観察光源を用いて可能な組み合わせに対応する特性ファイル43の生成が開始される。
続くS20ステップでは、カラーパッチ出力部32により、フレキシブル表示装置で表現できる色の全範囲にわたって可能な限り表示した標準カラーパッチ画像41を、記憶部40から読み出して、プリンタ28により画素ごとにフレキシブル表示装置に書き込んで出力する(S20ステップ)。
標準カラーパッチ画像を書き込まれたフレキシブル表示装置10は、続いて測色器53に送られ、測色値測定部33の指示により、例えばISOステータスT条件により各パッチの要素色濃度が測定される。測定値は特性ファイル43に格納される。測定にあたっては、フレキシブル表示装置10に関して選択された可能な観察光源に模した測定光源を用い、同じフレキシブル表示装置10の標準カラーパッチの要素色濃度を、測定光源を順次代えて繰り返し測定する。測定結果は一時テーブルに格納される。
次に、フレキシブル表示装置10は色調測定器54に送られ、色彩値読み込み演算部34により色覚の三刺激値である色彩値が測定される(S30ステップ)。その際、フレキシブル表示装置10に関して選択された可能な観察光源に模した測定光源を用い、同じフレキシブル表示装置10の標準カラーパッチの三刺激値を、測定光源を順次代えて繰り返し測定する。
なお、測定される三刺激値は特に限定されず、均等色空間座標であるかまたは均等色空間座標に変換可能なものであればよい。三刺激値が均等色空間座標でない場合は、例えば、CIELAB色空間におけるL***座標のごとき均等色空間座標に演算して色彩値とする。得られた色彩値は一時テーブルに格納される。これでフレキシブル表示装置で表現可能な色の要素色濃度が、観察光源の組み合わせごとに特定される。
次に、目標印刷物の印刷条件で作成された印刷用標準カラーパッチの印刷物9が別途用意され、これが色調測定器54に投入される。すると、やはり色彩値読み込み演算部34により、測定光源を順次同様に代えながら、各パッチの色覚の三刺激値が繰り返し測定され、均等色空間座標に変換されて一時テーブルに格納される(S40ステップ)。これで特定の印刷条件で表現される印刷色が特定される。
続いて、特定ファイル生成部35は、一時テーブルに格納された測定データを用いて、可能な観察光源の組み合わせごとに、各印刷色の均等色空間座標に近似する均等色空間座標を有するフレキシブル表示装置の色(要素色の組み合わせ)を特定し、印刷物の色とフレキシブル表示装置の色とを関係づける処理を行う(S50ステップ)。これで、特定の観察光源で観察される印刷色に対応して、特定の観察光源で観察される場合のフレキシブル表示装置で表現すべき要素色濃度が特定される。つまり、観察光源の組み合わせごとに特性ファイル43が生成される。例えば、印刷物の観察光源が3種類、プルーフの観察光源が2種類の場合、これらの組み合わせの全部が可能であれば、特性ファイル43は、2×3=6種類生成されることになる。
特性ファイル43は、フレキシブル表示装置で表現可能な実質的に全部の色のデータを含んでいるので容量が大きい。そのため、次に、ルックアップテーブル生成部36は、プルーフ画像生成のために最低限必要なデータだけをまとめたルックアップテーブル44を生成する(S60ステップ)。このテーブルは図6に例示したように、特定の観察光源で観察される印刷物の印刷色に対応して、特定の他の観察光源で観察されるフレキシブル表示装置で生ずべき要素色濃度を特定したテーブルである。このテーブルは印刷色×要素色の数の濃度データが格納されているだけであるから容量が小さく、取り扱いも簡易である。これを可能な観察光源の組み合わせに対して行い、必要なルックアップテーブル44が完成する。
なお、基準濃度テーブル生成部37は、ルックアップテーブルと類似の手順により別途生成されるが、要素色を組み合わせたカラーパッチがなく、要素色ごとに単独で、プリンタにおける電圧や電流などの出力条件を多段階に変えたカラーパッチを出力して、その要素色濃度を観察光源を代えて繰り返し測定することで、観察光源ごとに出力条件と関係づけて生成される。これでLUT生成システムにおける処理が完了する。
このようにして、比較的容量が小さいルックアップテーブルと基準濃度テーブルとが、印刷物の観察光源とプルーフの観察光源との可能な組み合わせごとに生成される。その際、要素色を実質的に連続階調となる程度の多段階で調整することが可能なので、印刷物に近似したプルーフ画像を適宜フレキシブル表示装置に簡易に表示することが可能になる。
このようなルックアップテーブルを使用してプルーフを形成するので、観察光源が印刷物とプルーフとで異なっていても、プルーフとして機能しうることになる。例えば、印刷物が屋外で使用されるポスター類である場合に、そのプルーフを室内の三波長型蛍光灯による照明下で見て評価したとしても、その室内におけるプルーフの色調は、ポスターを屋外で見た場合の色調を再現することが可能で、結果として観察光源の違いを克服して的確なプルーフ評価を行うことが可能になる。
次に、LUT生成システムで生成されたルックアップテーブルと、必要により基準濃度テーブルとを用いて、印刷物の発注者の前で、印刷物やプルーフの観察光源を代えた場合の印刷物のプルーフ画像を、適宜フレキシブル表示装置に表示させるための画像表示システムについて説明する。図9は、画像表示システムのハードウェア構成の例を示した図である。図9の画像表示システム例は、持ち運びが簡単なノート型パソコン60と、ノート型パソコン60と赤外線通信可能なフレキシブル表示装置10の専用プリンタ29と、電子ペーパーとしてのフレキシブル表示装置10とからなる。プリンタ29とフレキシブル表示装置10とが一体型であることが望ましいことは言うまでもないが、図9に示したように別体で用いるのでも良い。
図10は、画像表示システムを制御面からみた概略構成図である。プリンタ29とフレキシブル表示装置10以外はノート型パソコン60内に構成されている。まず、ハードディスク内の記憶部80から説明する。
印刷画像データテーブル81は、印刷物のPDF形式等のデジタルデータをベースに、プルーフ用にRIP処理されたものであり、その概念図を図11に示す。印刷画像データテーブル81は、画素の集合体として構成されており、画素ごとに「1」か「0」の2値データが、用いられる版の数だけ貼り付けられている。これら2値データは、印刷版がその画素において刷られる「1」か、刷られないか「0」を規定している。特色を用いる場合は、その特色版のデータ列が特色の数だけ増える。
観察光源テーブル82は、印刷物を使用する際やプルーフを評価する際に用いられる可能性のある複数の観察光源を特定するためのテーブルであり、LUT生成システムの説明における観察光源テーブル42と実質的に同じものである。このテーブルから印刷物やプルーフの観察光源を選択することにより必要なルックアップテーブルが特定され、的確なプルーフを随時得ることが可能になる。
ルックアップテーブル83は、LUT生成システムで生成されたルックアップテーブルと同じものであり、観察光源テーブル82で選択可能な印刷物の観察光源や、プルーフの観察光源の組み合わせごとに異なるものがあらかじめコピーされて格納されている。これにより、印刷物とプルーフの観察光源が異なっても、印刷物の画質や色調を、随時フレキシブル表示装置で的確に再現することが可能になる。
基準濃度テーブル84は、フレキシブル表示装置の表示方式の特性により必要な場合に用いられ、LUT生成システムで生成された基準濃度テーブルと同じものである。
表示用画像データテーブル85は、図11に示したごとき2値画像データが、後述のフローによりフレキシブル表示装置の画素ごとの要素色濃度の多値データに変換されたものであり、その例の概念図を図12に示す。この表示用画像データ85を専用プリンタ29に送ることにより、フレキシブル表示装置10にプルーフ画像が書き込まれる。
次に、処理部70について図13のフローチャートを用いながら説明する。図13は、フレキシブル表示装置にプルーフ画像を書き込んで出力する処理の概略フローを示した図である。まず、入力・選択部71によりディスプレイ91に表示された印刷物の複数の観察光源とプルーフの複数の観察光源とから、特定の観察光源をキーボードやマウスなどの入力装置を用いてそれぞれ選択入力する(S100ステップ)。すると、選択入力された観察光源の組み合わせに対応するルックアップテーブルが選択される(S110ステップ)。これで、選択された観察光源の組み合わせに対応して、フレキシブル表示装置を用いたプルーフの要素色濃度が特定される。
次に、画像濃度特定部72が、図11の2値画像データと特定されたルックアップテーブルとを用い図5の関係に基づいて、画素ごとに要素色濃度を特定していく(S120ステップ)。つまり、フレキシブル表示装置における画素ごと要素色ごとの発色量を特定する。特定された発色量は図12の表示用画像データテーブル84に格納される。フレキシブル表示装置の全部の画素に対して要素色濃度が特定されて、表示用画像データテーブル84が完成する。
次に、必要により画像表示部73が、表示用画像データと基準濃度テーブルとを用いて、要素色濃度をフレキシブル表示装置を駆動するための画素ごとの電圧値や電流値に変換する(S130ステップ)。これにより、電気的な駆動力とフレキシブル表示装置の発色濃度との間に線形性がない場合でも、目的とする色調をプルーフ画像に的確に再現することが可能となる。
最後に、画素ごとの駆動力のデータを専用プリンタ29に送信し、プリンタ29からフレキシブル表示装置10にプルーフ画像を書き込む。これで、S100ステップで選択された観察光源の組み合わせに対応するプルーフ画像を、フレキシブル表示装置に表示することができる。
このようにすることにより、いわゆる電子ペーパーとしてのフレキシブル表示装置を用いて、印刷物とプルーフとで観察光源が違う場合も、目標印刷物を正しい観察光源で見た場合に近似したプルーフを、容易に表示することができる。その際、プルーフ評価場所の観察光源に応じて、その場で直ちにプルーフ画像をフレキシブル表示装置に表示することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は以上に説明した発明の具体的態様に限定されるものではない。例えば、画像表示システムでは、プルーフ評価場所の観察光源を選択するようにしているが、これをあらかじめもっとも良く使用されている三波長型蛍光灯に固定し、印刷物の観察光源だけを選択するようにしても良い。また、画像表示システムは、プレゼンテーションの際の機器類の持ち運びが容易なようにLUT生成システムとは別のシステムとしているが、一つのシステムとして構成し、プレゼンテーションの際には測色器や色調色調測定器を取り外して、画像表示システムの部分だけを持ち運ぶようにしても良い。また、上記の例では、要素色としてRBGを用いたフレキシブル表示装置を例として説明したが、YMCやその他の要素色を用いる物であっても良い。
また、画像表示システムの説明では赤外線通信でプリンタと通信する例を示したが有線でも良いことは言うまでもない。また、フレキシブル表示装置画素ごとに要素色ごとに多段階(例えば256段階)に色調を調整する例を説明したが、画素が生じる色調の種類を3〜5種類程度に限定し、それぞれの色の画素が単位領域あたりに占める数により、全体の色調が決まるようにしても良い。または両者を混合して用いても良い。また、フレキシブル表示装置の駆動力を電圧や電流のような電気的なもので説明したが、磁気や光を駆動力としても良い。
また、上記の説明では、LUT生成システムや画像表示システムの処理部において、画像データの処理を行う機能はコンピュータプログラムにより実現されているが、専用ハードウェアを用いるものであっても良い。また、そのようなコンピュータプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納されても良い。プログラムを記録媒体に格納する際には、複数の部分に分割し、分割したものをそれぞれに記憶媒体に格納してあってもよい。ここで、記録媒体とは、フレキシブルディスク、光磁気ディクス、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等を言う。
LUT生成システムの概略ハードウェア構成例を示した模式図である。 フレキシブル表示装置の微細構造を示した模式図である。 フレキシブル表示装置に専用プリンタで書き込む仕組みを説明するための模式図である。 LUT生成システムを制御面から見た概略構成を示したブロック図である。 印刷色と、印刷版の組み合わせとの関係を示した表である。 ルックアップテーブルの例を示した概念図である。 基準濃度テーブルの例を示した概念図である。 LUT生成システムにおける概略フローを示したフローチャートである。 画像表示システムの概略ハードウェア構成例を示した模式図である。 画像表示システムを制御面から見た概略構成を示したブロック図である。 印刷物やプルーフの作成に使用されるデジタル画像データの例を示した概念図である。 表示用画像データテーブルの例を示した概念図である。 画像表示システムで行われる処理の概略フローチャートを示した図である。 蛍光灯の典型的な波長分布を示した図である。

Claims (5)

  1. 複数の要素色の組み合わせにより画像表示するフレキシブル表示装置を用いた画像表示システムであって、目標印刷物を観察する複数の観察光源条件を格納した観察光源テーブルと、前記複数の観察光源に対応する複数の測定光源を用いて測定された前記目標印刷物の各印刷色と前記フレキシブル表示装置の前記要素色とを関係づけた複数のルックアップテーブルとを備え、前記観察光源条件の選択に伴い色調が異なる複数の画像を前記フレキシブル表示装置に表示可能な画像表示システム。
  2. 前記の複数の観察光源に、太陽光及び三波長型蛍光灯を含むことを特徴とする請求項1に記載の画像表示システム。
  3. 前記観察光源条件の選択手段を備えると共に、前記フレキシブル表示装置を制御して画像信号を出力する制御装置と、前記画像信号を受信して前記フレキシブル表示装置に画像表示させるプリンタとからなる請求項1または2に記載の画像表示システム。
  4. 前記フレキシブル表示装置と前記画像表示システムとが一体化されていることを特徴とする請求項3に記載の画像表示システム。
  5. 複数の要素色の組み合わせにより印刷物に近似した画像を表示するフレキシブル表示装置のためのルックアップテーブルを生成するLUT生成システムであって、前記フレキシブル表示装置に書き込むプリンタと、複数の測定光源を切り替え可能に備えて前記フレキシブル表示装置の要素色濃度を測定する測色器と、複数の測定光源を切り替え可能に備えて前記印刷物と前記フレキシブル表示装置の色彩値を測定する色調測定器とを備え、前記印刷物の測定光源と前記フレキシブル表示装置の測定光源との組み合わせに応じて、前記色彩値を介して前記印刷物の印刷色ごとに前記要素色濃度を特定して前記ルックアップテーブルを生成することを特徴とするLUT生成システム。
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