JP4853396B2 - 煙感知器 - Google Patents

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Description

本発明は、煙に反応して火災を検知する煙感知器に関し、詳しくは感煙領域に流入してきた煙に発光部の光をあて、煙の粒子によって散乱された散乱光を受光部で受光させて、火災を検知するようにした光電式の煙感知器に関する。
従来より、この種の煙感知器としては、複数のラビリンス壁を周設した煙感知室内に、発光部を設けるとともに、この発光部から発せられた光を直接受光しない位置に受光部を設けて感煙領域を構成し、ラビリンス壁間の空隙に形成された煙流入口を通って感煙領域に流入して来た煙による散乱光を受光部で受光させ、これを受光信号として閾値を超えたときに火災発報信号を出力して火災警報を行うものが知られている。
下記特許文献1及び2には、この種の煙感知器が開示されており、図5は、特許文献1に記載の煙感知器における煙感知室の内部構造を示す平面図である。この煙感知器100では、発光部110は、LEDなどの発光素子が配設され、受光部120には、受光素子が配設され、発光部110と受光部120とは、それぞれの光軸L1,L2が同一水平面上でおよそ130度の角度θをもって交差しており、煙感知室の略中央部分にある感煙領域Sに侵入した煙粒子により散乱した散乱光を受光部120で受け取って、受け取った光の光量を受光信号に変換し、閾値を超えたときに火災発報信号を出力して火災警報を行う構成になっている。
130は遮光壁(遮光用支柱)であり、この遮光壁130は、発光部110からの投光の障害にならず、かつ発光部110から受光部120には直接入光しないように、その長さ寸法と位置が規定されている。また、煙感知室の周囲には、煙の侵入は許容し、外光の侵入を防止する複数の「く」の字形状に形成されたラビリンス壁140が形成されており、複数のラビリンス壁140間の空隙で煙流入口を形成している。
これによれば、遮光壁130によって煙による散乱光以外の光が受光部120へ入光することを効果的に防ぐことができるとされている。
また下記特許文献2には、受光部の光軸方向の前方にあるラビリンス壁の部位と発光部との間に遮光壁を設けたものが記載されており(特許文献2・図1参照)、これによれば、発光部から出射光がラビリンス壁で反射されて受光部に入射するのを防止することができ、受光部に対して光軸方向の前方に位置するラビリンス壁で反射された迷光による影響を無くすことができるとされている。
特開平9−231485号公報 特開2002−352346号公報
しかしながら、特許文献1及び特許文献2は、いずれも煙による散乱光以外の光が受光部に入光することを防いで、煙感知器の感知精度の向上を図ったものであるが、煙感知室内に流入してきた煙を感煙領域に誘導する工夫はされていないものであった。
煙感知器の感知精度を高めるためには、上述のように受光部で受光する光の制御だけでなく、煙感知に無関係な領域への煙の流動を防ぎ、煙感知室に流入してくる煙を感煙領域にスムーズに誘導して、煙の応答性を早める必要がある。特に発光部と受光部とで挟まれた部分は、煙の流入性が悪く、滞留しやすいため、流入してきた煙をスムーズに感煙領域に誘導する必要があった。
本発明は、上記実情に鑑みなされたものであり、煙をスムーズに感煙領域に誘導可能な煙感知器を提供することを目的としている。
上記課題を達成するために、請求項1の発明に係る煙感知器は、複数のラビリンス壁を周設した煙感知室内に、発光部を設けるとともに、この発光部から発せられた光を直接受光しない位置に受光部を設けて感煙領域を構成し、ラビリンス壁間の空隙に形成された煙流入口を通って感煙領域に流入して来た煙の散乱光を受光部で受光させて、火災を検知するようにしたものにおいて、上記煙感知室は、上記発光部と上記受光部とを内装した光学基台内に、上記発光部と上記受光部とを取り囲むようにして、上記ラビリンス壁を構成するとともに、上記煙感知室の中心近傍には、上記発光部から上記受光部に直行する光を遮る遮光壁を設けており、上記発光部と上記受光部とで挟まれた部分に設けられたいずれかの上記ラビリンス壁の感煙領域側に向いた端部と、上記遮光壁の対向端部とは仕切部材で連結され、該仕切部材で煙誘導壁を構成し、上記光学基台の底板には、煙が流入しない閉鎖空間を形成する上げ底が設けられており、上記上げ底は、上記発光部と上記受光部とで挟まれた部分及び上記発光部と上記受光部とで挟まれた部分とは反対側の上記発光部及び上記受光部に近接した部分に形成されていることを特徴とする。
本発明に係る煙感知器によれば、発光部と受光部とで挟まれた部分に設けられたいずれかのラビリンス壁の感煙領域側に向いた端部と、遮光壁の対向端部とは仕切部材で連結され、該仕切部材で煙誘導壁を構成しているので、ラビリンス壁間の煙流入口を通って流入してきた煙を仕切部材で構成された煙誘導壁によって、スムーズに感煙領域へと誘導することができる。特に煙の流入性が劣る発光部と受光部とで挟まれた部分に遮光壁と連結された仕切部材が設けられているので、煙が滞留してしまうことがない。よって、煙の応答性が早くなり、煙感知精度が高い煙感知器を構成することができる。
また、発光部と受光部とで挟まれた部分に、上げ底による煙の流入しない閉鎖空間が形成されているので、発光部と受光部とで挟まれた部分に滞留しようとする煙が行き場をなくして感煙領域へ一層流入しやすくなるとともに、上げ底が形成されることにより煙感知室の容積が小さくなるので、流入してきた煙の濃度が高くなる。よって仕切部材(煙誘導壁)との相乗効果でより煙の応答性が早くなり、煙感知精度の高い煙感知器を構成することができる。
さらに、上げ底は、発光部と受光部とで挟まれた部分とは反対側の発光部及び受光部に近接した部分に形成されているので、発光部及び受光部に近接した部分に滞留しようとする煙を感煙領域へと流入しやすいものとできる。
以下に本発明の最良の実施の形態について、図面に基づいて説明する。図1は、本発明の煙感知器における煙感知室の内部構造を示す平面図、図2(a)は、同煙感知器の他の実施形態を示す平面図、図2(b)は、図2(a)のX−X矢視断面図、図3は、同煙感知器の変形例を示す平面図、図4は、同煙感知器の分解斜視図である。
本発明の煙感知器Aは、図1に示すように、複数のラビリンス壁12を周設した煙感知室S内に、発光ユニット10(発光部)を設けるとともに、この発光ユニット10からの出射光を直接受光しない位置に受光ユニット11(受光部)を設けて感煙領域15を構成し、ラビリンス壁12の空隙から感煙領域15に流入してきた煙の散乱光を受光ユニット11で受光し、受光信号が閾値を超えたときに火災発報信号を出力して火災警報を行うよう構成されている。
図4に示すように煙感知器Aは、天井面等に取り付けられる感知器ボディ6と、発光ダイオードLやフォトダイオードPDの光学系素子や受光信号を監視して閾値を超えたときに火災発報信号を出力する投受光回路やマイコン(不図示)等の回路部品が実装される回路基板2と、煙感知室Sが設けられ、発光ユニット10、受光ユニット11等の光学系部品とラビリンス壁12を備えた光学基台1と、煙感知室Sの内部に虫等が侵入するのを防止する防虫カバー3と、火災を検知すると警報音を鳴動する板状スピーカ4と、保護カバー5とで構成される。尚、図4の分解斜視図は天地が逆になっており、紙面下方側が天井面等に取り付けられる側となる。
感知器ボディ6は、略円板状の主部60と、主部60の外周縁から上方に突出する側壁61と、ベース63とを備えており、主部60の下面略中央には円状の開口部62が形成されている。この感知器ボディ6内には、回路基板2が収容され、光学基台1、防虫カバー3、スピーカ4が収容された保護カバー5が、開口部62から突出した状態で組み付けられ、これらが一体に組み合わされて煙感知器Aとして天井面等に取り付けられる。回路基板2は光学基台1に固着されており、光学基台1は防虫カバー3、スピーカ4とともに、保護カバー5で一体に組み合わされるので、これらが収容可能なように、主部60は取り外し可能に構成されている。尚、主部60と側壁61が一体形成されているような場合は、ベース63から一体形成された主部60と側壁61とを取り外し可能にしたものであってもよい。
回路基板2の下面には、発光素子を構成する発光ダイオードLと、受光素子を構成し、フォトダイオードPDとが実装されている。
煙感知室Sが構成される光学基台1は、略円板状の底板13と、底板13の縁部に形成された周壁14とを備え、底板13の下面には、発光ユニット10と受光ユニット11とを取り囲むようにしてラビリンス壁12が複数設けられている。また光学基台1には、発光ダイオードL、フォトダイオードPDをそれぞれ収容し、外来ノイズからシールドされるよう収容部16,17が一体に形成されている。そして光学基台1を回路基板2に図4の矢印方向に取り付けると、収容部16,17にそれぞれ、発光ダイオードL、フォトダイオードPDが収容されるようその部分だけ底板13がない状態に形成されている。
防虫カバー3は、虫や埃等が煙感知室S内に入らないように防虫網31を有した構造としており、その上端部31が光学基台1の周壁14と嵌合されるよう構成されている。スピーカ4は、保護カバー5の底部51に載置され、取付状態においては、防虫カバーの丸穴32に嵌り込む形状になっている。保護カバー5は有底円筒状に形成され、その周壁52には周方向に沿って開口部52aが形成されており、該開口部52aから煙が流入するようになっている。尚、スピーカ4は防虫カバー3の丸穴32に嵌合された状態で、保護カバー5に収容されるものとしてもよいことは言うまでもない。
次に図1に基づいて煙感知室Sを備えた光学基台1の内部構造について説明する。尚、図1は回路基板2と固着される前の状態を示している。
光学基台1は、発光ユニット10、受光ユニット11、複数のラビリンス壁12、遮光壁19、仕切部材(煙誘導壁)18とを備えている。
発光ユニット10は、回路基板2に実装された発光ダイオードLよりなる発光素子等により構成され、収容部16に収容される。受光ユニット11は、回路基板2に実装されたフォトダイオードPDよりなる、受光素子等より構成され、収容部17に収容される。図中17bは受光素子を固定する突起部を示している。発光ユニット10と受光ユニット11とは、両者の光軸L1,L2が所定の角度θをもって交差するように、配置されており、発光ユニット10から出射光を直接受光しない位置に受光ユニット11が設けられている。ここでL1は発光ユニット10から発せられる光の軸を示しており、L2は受光ユニット11で受光される光の軸を示しており、光軸L1と光軸L2が交わる周辺が感煙領域15となる。発光ユニット10から出射光は光軸L1に示すように照射され、感煙領域15に侵入した煙粒子によって散乱した散乱光を受光ユニット11で受光し、煙が検知されるようになっている。
複数のラビリンス壁12は、光学基台1の底板13より立設されており、発光ユニット10と受光ユニットの光軸L1、L2が重なる部分周辺に存在する感煙領域15を取り囲むように形成され、周壁14より突出する高さを備えた板状のフィン(壁体)で構成されており、配置される箇所によってその形状を異ならせることによって、より外光の遮断効果を高めるとともに、煙の流入性が確保されるよう構成されている。図例のものは、大きく2パターンの形状を持つラビリンス壁12(12A、12B)が適所に設けられている。ラビリンス壁12とラビリンス壁12の間は、発光ユニット10及び受光ユニット11が設けられている場所以外に、略等間隔に構成され、ラビリンス壁12間の空隙は煙流入口1aが形成されている。
まず、受光ユニット11の光軸L2上及びその周辺は、特に外光の入射による煙感知への障害が大きい場所であるので、外光の遮断が強固なされるようラビリンス壁12Bの周壁側端部12bは、ラビリンス壁12Bの感煙領域側端部12aより幅広の厚みのある形状とし、外光の入射をブロックしている。そしてラビリンス壁12Bの感煙領域側端部12aは、2股に分かれた折曲形状の壁体で構成されており、その縁部は先細形状となっている。これにより、端部12aに光が当たっても光が散乱しないよう形成されている。
受光ユニット11の光軸L2上及びその周辺以外に設けられたラビリンス壁12Aは、周壁側端部12bの形状が幅広形状とはなっていない点でラビリンス壁12Bとは異なるものである。ラビリンス壁12Aは、感煙領域15に向かって煙が誘導されるよう折曲形状となっており、感煙領域側端部12aは、ラビリンス壁12Bと同様に2股に分かれた壁体となっている。そしてその縁部が先細形状となっている点もラビリンス壁12Bと同様である。
また受光ユニット11の近傍には、ラビリンス壁12(12A、12B)の他に外光を効果的に遮断するために遮断壁17aが設けられている。
更に煙感知室Sの中心近傍、即ち感煙領域15付近に遮光壁19を設けて、発光ユニット10からの出射光が直接受光ユニット11に入射するのを防いでいる。また発光ユニット10と受光ユニット11とで挟まれた部分に設けられたラビリンス壁12Aの感煙領域15側に向いた端部12cと、遮光壁19のラビリンス壁12Aと対向する対向端部19aとは仕切部材18で連結され、該仕切部材18で煙誘導壁を構成している。この仕切部材18によって、煙流入口1aから流入してきた煙は、発光ユニット10部と受光ユニット11とで挟まれた部分に滞留することなく、矢印dに示すように感煙領域15へと誘導される。
ここで遮光壁19の受光ユニット11と対向する面19bが、先端にいくほど、受光ユニット11側に傾いたものとすれば、発光ユニット10の出射光が反射して受光ユニット11に入射してしまうことを効果的に防ぐことができる。
また遮光壁19、仕切部材18、ラビリンス壁12Aはそれぞれが連結された図例のものに限定されず、一体に形成されたものであってもよい。
これによれば、発光ユニット10部と受光ユニット11とで挟まれ、且つ感煙領域15を含まない部分に設けられたラビリンス壁12Aの感煙領域15側に向いた端部12cと、遮光壁19の対向端部19aとは仕切部材18で連結され、該仕切部材18で煙誘導壁を構成しているので、遮光壁19及び仕切部材18によって煙の散乱光以外の光が受光ユニット11に入射するのを防ぐとともに、ラビリンス壁12間の煙流入口1aを通って流入してきた煙を仕切部材18で構成された煙誘導壁によって、スムーズに感煙領域15へと誘導することができる。特に煙の流入性が劣る発光ユニット10と受光ユニット11とで挟まれた部分に遮光壁19と連結された仕切部材18が設けられているので、煙が滞留してしまうことがない。よって、煙の応答性が早くなり、煙感知精度が高い煙感知器Aを構成することができる。
図2、図3は、煙感知器Aの他の実施形態を示す平面図であり、図2(b)は、図2(a)のX−X矢視断面図である。尚、この図も図1同様回路基板2と固着される前の状態を示しており、天井面等に取り付けられる状態とは天地が逆となっている。また上述の実施形態と共通する部分は同一の符号を付し、その説明は割愛する。
この実施形態は、図1に示すものとは、光学基台1内の煙の流入性が劣る周辺部分に上げ底13aが形成されている点が異なる。図では上げ底13aが形成されている箇所をクロスハッチングで示している。
図2(a)の例は、煙の流入性が劣る部分、即ち発光ユニット10と受光ユニット11とで挟まれた部分のうち、仕切部材18周辺部分に上げ底13aによる閉鎖空間が形成されている。図2(b)の図からわかるように上げ底13aが形成されている部分のラビリンス壁12Aは、上げ底13aよりも上方に突出形成されている。
図3の例は、煙の流入性が劣る部分、即ち発光ユニット10と受光ユニット11とで挟まれた部分の広範に上げ底13aによる閉鎖空間が形成されている。そしてここでは更に発光ユニット10と受光ユニット11とで挟まれた部分とは反対側の発光ユニット10及び受光ユニット11に近接した部分(10A、11A)にも上げ底13aによる閉鎖空間が形成されている。
ここで、煙感知室S内の全底面や広範にわたって底上げすると、煙感知室S内で発光ユニット10による出射光の反射が発生しやすくなり、受光ユニット11での受光に影響がでてしまう。よって、図2(a)や図3の実施形態のように、発光ユニット10の反射光が発生しにくい場所に上げ底13aを形成すれば、反射光の影響もなく効果的に煙を感煙領域15に誘導することできる。
また図2(a)及び図3の実施形態によれば、煙の流入性の劣る部分に滞留しようとする煙が行き場をなくして感煙領域15へ一層煙が流入しやすくなるとともに、上げ底13aが形成されることにより煙感知室Sの容積が小さくなるので、流入してきた煙の濃度が高くなる。よって上述した仕切部材18(煙誘導壁)と上げ底13aの相乗効果で、より煙の応答性が早くなり、煙感知精度の高い煙感知器Aを構成することができる。
ここで上げ底13aの高さは煙流入口1aが狭まらない程度とし、上げ底13aは図示するように中実に限定されるものではなく、中空であってもよく、要は上げ底13aが設けられた部分に煙が流入しない構造になっていればよい。中空のものとすれば、材料が少なく、軽量化を図ることができる。また上げ底13aの形成される箇所は図例のものに限定されず、例えば、発光ユニット10と受光ユニット11とで挟まれた部分とは反対側の発光ユニット10及び受光ユニット11に近接した部分(10A、11A)のみに設けたものとしてもよい。
尚、煙感知器Aの組み付け構成や内部構成等は、上述の例、図示した形状に限定されるものではない。またサーミスタ等の熱感知素子を備えたものとし、煙感知機能だけでなく、熱感知機能を備えた煙感知器Aにも適用可能であることは言うまでもない。
本発明の煙感知器における煙感知室(光学基台)の内部構造を示す平面図である。 (a)は、同煙感知器の他の実施形態を示す平面図、(b)は、図2(a)のX−X矢視断面図である。 同煙感知器の変形例を示す平面図である。 同煙感知器の分解斜視図である。 従来の煙感知器における煙感知室の内部構造を示す平面図である。
符号の説明
A 煙感知器
S 煙感知室
1 光学基台
1a 煙流入口
10 発光ユニット(発光部)
11 受光ユニット(受光部)
12(12A、12B) ラビリンス壁
15 感煙領域
18 仕切部材(煙誘導壁)
19 遮光壁

Claims (1)

  1. 複数のラビリンス壁を周設した煙感知室内に、発光部を設けるとともに、この発光部から発せられた光を直接受光しない位置に受光部を設けて感煙領域を構成し、ラビリンス壁間の空隙に形成された煙流入口を通って感煙領域に流入して来た煙の散乱光を受光部で受光させて、火災を検知するようにした煙感知器において、
    上記煙感知室は、上記発光部と上記受光部とを内装した光学基台内に、上記発光部と上記受光部とを取り囲むようにして、上記ラビリンス壁を構成するとともに、上記煙感知室の中心近傍には、上記発光部から上記受光部に直行する光を遮る遮光壁を設けており、
    上記発光部と上記受光部とで挟まれた部分に設けられたいずれかの上記ラビリンス壁の感煙領域側に向いた端部と、上記遮光壁の対向端部とは仕切部材で連結され、該仕切部材で煙誘導壁を構成し、
    上記光学基台の底板には、煙が流入しない閉鎖空間を形成する上げ底が設けられており、
    上記上げ底は、上記発光部と上記受光部とで挟まれた部分及び上記発光部と上記受光部とで挟まれた部分とは反対側の上記発光部及び上記受光部に近接した部分に形成されていることを特徴とする煙感知器。
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