JP4853355B2 - カラオケネットワークシステム - Google Patents
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Description
このうち曲別ベクトル生成手段が、文字別ベクトル生成手段が生成したカラオケ曲の歌詞を示す文字ごとの文字別ベクトルを、それぞれの始点が共通の始点である共通始点に一致するように配置し、文字別ベクトルそれぞれの方向を比較して方向が一致している場合には、一致している文字別ベクトルそれぞれを加算して合計した文字別ベクトルを、その始点が前記共通始点に一致するように配置した曲別ベクトルをカラオケ曲ごとに生成する。また、曲別ベクトル図形生成手段が、曲別ベクトル生成手段によって生成されたカラオケ曲ごとの曲別ベクトルの文字別ベクトルそれぞれにおける終点を周方向に順次結んで形成された曲別ベクトル図形をカラオケ曲ごとに生成する。
複数のカラオケ装置それぞれの装置側制御手段は、ジャンル別ベクトル図形生成手段によってジャンルごとのジャンル別ベクトル図形が生成されたか否かを判断し、ジャンル別ベクトル図形が生成されたと判断した場合には、受付手段によって受け付けられたユーザ識別データ、及びジャンル別ベクトル図形を示すジャンル別ベクトル図形データを含む第三のベクトルデータを装置側送受信手段を制御してサーバへ送信させる。
[カラオケネットワークシステム1の構成の説明]
まず、カラオケネットワークシステム1の構成について説明する。図1は、カラオケネットワークシステム1の全体構成を示すブロック図である。
次に、ホストサーバ2の構成について図1及び図2を参照して説明する。図2(a)はデータベース2bに設けられたメモリ領域を示す説明図であり、図2(b)は文字別ベクトルデータ及び曲別ベクトル図形データメモリ領域71を示す説明図であり、図2(c)はジャンル別ベクトル図形データメモリ領域73を示す説明図である。
文字別ベクトルデータ及び曲別ベクトル図形データとは、登録ユーザを識別するためのユーザID、登録ユーザが選曲したカラオケ曲の番号を示す楽曲番号、カラオケ曲の歌詞を示す文字ごとに採点データとの誤差を示す文字別ベクトルデータ、カラオケ曲としての採点データとの誤差を示す曲別ベクトル図形データ、及び登録ユーザが選曲したカラオケ曲のジャンルを示すジャンル番号を関連付けたデータである。
ジャンル別ベクトル図形データとは、登録ユーザを識別するためのユーザID、登録ユーザが選曲したカラオケ曲のジャンルを示すジャンル番号、及びカラオケ曲のジャンルごとに採点データとの誤差を示すジャンル別ベクトル図形データを関連付けたデータである。このジャンル別ベクトル図形データは、図2(c)に示すように、ユーザIDの番号(1〜n)の数値「1〜n」、ジャンル番号(S1〜Sn)、及びジャンル別ベクトル図形データ(T1〜Tn)が関連付けられてジャンル別ベクトル図形データメモリ領域73に記憶されている。一例を挙げると、ユーザIDの番号(1)に対応するジャンル別ベクトル図形データは、ジャンル番号(S1)、及びジャンル別ベクトル図形データ(T1)が関連付けられてジャンル別ベクトル図形データメモリ領域73(1)に記憶されている。
また、カラオケ装置4の構成について図1及び図3を参照して説明する。図3(a)はHDD16に設けられたメモリ領域を示す説明図であり、図3(b)は演奏データがMIDIデータの場合の楽曲データのデータ構造を示す説明図であり、図3(c)は演奏データがMPEGデータの場合の楽曲データのデータ構造を示す説明図であり、図3(d)は文字別ベクトルデータ及び曲別ベクトル図形データメモリ領域52を示す説明図であり、図3(e)はジャンル別ベクトル図形データメモリ領域54を示す説明図である。
楽曲データとは、演奏楽曲の伴奏内容及び歌詞などを示すデータである。この楽曲データは、図3(b)に示すように、演奏データがMIDIデータの場合には、曲名及び曲番号を示すデータ、演奏データ(MIDIデータ)、演奏データに含まれる歌唱を採点するための採点データ、カラオケ曲の歌詞を示す文字データを含む歌詞テロップを示す歌詞テロップデータ、歌詞の文字データがモニタ36に表示された際にその表示色を、カラオケ曲の進行に応じて歌唱すべき歌詞の文字色を変更するための色変えタイミングクロックデータ、及びカラオケ曲のジャンルを示すジャンル番号を有している。なお、採点データは、カラオケ曲の歌詞を示す文字ごとに対応した歌唱旋律の音高データ及び歌詞を示す文字ごとに対応した歌詞タイミングを示す歌詞タイミングデータを有している。また、図3(c)に示すように、演奏データがMPEGデータの場合における楽曲データは、歌唱を採点するための採点データが演奏データ(MPEGデータ)に含まれていない点が、演奏データがMIDIデータの場合における楽曲データと相違する相違点である。この相違点を除いた楽曲データの構造は、演奏データがMIDIデータの場合の楽曲データの構造と同一である。また、MIDIデータ(演奏データ)及びMPEGデータ(演奏データ)の構造については公知技術にしたがっているのでここではその詳細な説明は省略する。
文字別ベクトルデータ及び曲別ベクトル図形データとは、ユーザID、楽曲番号、文字別ベクトルデータ、曲別ベクトル図形データ、及びジャンル番号を関連付けたデータである。この文字別ベクトルデータ及び曲別ベクトル図形データは、図3(d)に示すように、ユーザIDの番号(1〜n)の数値「1〜n」、楽曲番号の番号(J1〜Jn)、文字別ベクトルデータ(K1〜Kn)、曲別ベクトル図形データ(L1〜Ln)、及びジャンル番号(N1〜Nn)が関連付けられて文字別ベクトルデータ及び曲別ベクトル図形データメモリ領域52に記憶されている。
座標図形データは、図10(e)に示すように、曲別ベクトルを表示する際にモニタ36に表示するための座標図形を示すデータである。この座標図形は、水平方向に歌唱タイミングの誤差を示し、垂直方向に音高の誤差を示す。また、座標の中心から右方向への距離が、歌唱タイミングの遅過ぎの大きさを示し、座標の中心から右方向への距離が大きくなると、歌唱タイミングの遅過ぎが大きくなる。一方、座標の中心から左方向への距離が、歌唱タイミングの早過ぎの大きさを示し、座標の中心から左方向への距離が大きくなると、歌唱タイミングの早過ぎが大きくなる。さらに、座標の中心から上方向への距離が、歌唱音高の高過ぎの大きさを示し、座標の中心から上方向への距離が大きくなると、歌唱音高の高過ぎが大きくなる。一方、座標の中心から下方向への距離が、歌唱音高の低過ぎの大きさを示し、座標の中心から下方向への距離が大きくなると、歌唱音高の低過ぎが大きくなる。例えば座標図形の中心の位置は、歌唱タイミングの誤差がなく、歌唱音高の誤差もないことを示す。
ジャンル別ベクトル図形データとは、ユーザID、ジャンル番号、及びジャンル別ベクトル図形データを関連付けたデータである。このジャンル別ベクトル図形データは、図3(e)に示すように、ユーザIDの番号(1〜n)の数値「1〜n」、ジャンル番号(S1〜Sn)、及びジャンル別ベクトル図形データ(T1〜Tn)が関連付けられてジャンル別ベクトル図形データメモリ領域54に記憶されている。
次に、文字別ベクトルデータの生成について図1及び図10を参照して説明する。図10(a)はモニタ36に表示された歌詞を示す文字の上側に文字別ベクトルを表示させた画像を示す説明図であり、図10(g)は文字別ベクトルデータのデータ構造を示す説明図である。
また、曲別ベクトル図形データの生成について図1及び図10を参照して説明する。図10(b)は歌詞を示す文字ごとの文字別ベクトルを、それぞれの始点を一致するように配置した曲別ベクトルを示す説明図であり、図10(c)は図10(b)で示す曲別ベクトルの拡大図であり、図10(d)はその曲別ベクトルの文字別ベクトルそれぞれにおける終点を結んだ曲別ベクトル図形を示す説明図であり、図10(f)は座標図形と曲別ベクトル図形とを重ね合わせた画像を示す説明図である。
さらに、ジャンル別ベクトル図形データの生成について説明する。
まず、カラオケ装置4の制御部12が、ジャンル番号が示すカラオケ曲のジャンルごとにカラオケ曲それぞれの曲別ベクトルにおける文字別ベクトルを、それぞれの始点が共通始点に一致するように配置し、文字別ベクトルそれぞれの方向を比較して方向が一致している場合には、一致している文字別ベクトルそれぞれを加算して合計した文字別ベクトルを、その始点が共通始点に一致するように配置したジャンル別ベクトルをジャンルごとに生成する。また、制御部12が、ジャンルごとのジャンル別ベクトルの文字別ベクトルそれぞれにおける終点を周方向に順次結んで形成されたジャンル別ベクトル図形をジャンルごとに生成する。
以上、実施形態のカラオケネットワークシステム1の構成について説明したが、本実施形態におけるカラオケネットワークシステム1の構成と、特許請求の範囲に記載した構成との対応は次のとおりである。
以下に、カラオケネットワークシステム1の全体処理の概要を図4のシグナルフロー図に基づいて説明する。図4は、カラオケネットワークシステム1の全体処理の概要を示すシグナルフロー図である。なお、図4においては、ホストサーバ2とカラオケ装置4との間の矢印は、インタフェース部2cと、LAN100と、インタフェース部14とを介した通信を示す。また、通信時にお互いを特定する情報(例えば、LANや無線LANであればIPアドレスなど)は、予め、各装置の記憶手段(データベース2b、HDD16)に記憶されており、各装置の制御手段(制御部2a、制御部12)が通信相手に応じて前記特定する情報を読み出すことで通信相手を特定できる。さらに、装置間を接続しない矢印は、各装置内部での情報処理を示す。なお、カラオケサービス利用時の人を介した処理(ログイン指示、ログアウト指示、曲リクエスト指示など)については、図示していない。
以下に、カラオケ装置4の制御部12により実行されるログイン処理の手順を図5(a)のフローチャートに基づいて説明する。本処理は、カラオケ装置4が起動されている場合に実行される。
以下に、ホストサーバ2の制御部2aにより実行されるログイン処理の手順を図5(b)のフローチャートに基づいて説明する。本処理は、ホストサーバ2が起動されている場合に実行される。
[カラオケ装置4のカラオケ演奏処理の説明]
以下に、カラオケ装置4の制御部12により実行されるカラオケ演奏処理の手順を図6のフローチャート、図7のフローチャート、図10(a)〜図10(g)に基づいて説明する。本処理は、カラオケ装置4が起動されている場合に実行される。
以下に、ホストサーバ2の制御部2aにより実行されるカラオケ演奏処理の手順を図8のフローチャートに基づいて説明する。本処理は、ホストサーバ2が起動されている場合に実行される。
以下に、カラオケ装置4の制御部12により実行されるログアウト処理の手順を図9(a)のフローチャートに基づいて説明する。本処理は、カラオケ装置4が起動されている場合に実行される。
S170の処理においては、ユーザID及びログアウト情報をホストサーバ2の制御部2aから受信したか否かを判断する。そして、ユーザID及びログアウト情報を受信していると判断した場合には(S170:YES)、S180の処理へ移行する。一方、ユーザID及びログイン情報を受け付けていないと判断した場合には(S170:NO)、S150の処理へ戻る。
以下に、ホストサーバ2の制御部2aにより実行されるログアウト処理の手順を図9(b)のフローチャートに基づいて説明する。本処理は、ホストサーバ2が起動されている場合に実行される。
S970の処理においては、ユーザID及びログアウト情報をログアウトを要求したカラオケ装置4へ送信する。S970の処理が終了したら、S950の処理へ戻る。
本実施形態のカラオケネットワークシステム1によれば、次のような作用効果を奏する。すなわち、従来のカラオケ装置においては、カラオケ演奏の音高と歌唱者の音高の差である音高の誤差を表示していたが、カラオケ演奏の発音タイミングと歌唱者の発音タイミングの差である発音タイミンングの誤差を表示しないため、カラオケ歌唱中に歌唱者がカラオケ演奏のリズムと合わずに歌唱しても、カラオケ演奏のリズムと合わずに歌唱したことを歌唱者に知らせないおそれがあった。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、以下のような様々な態様にて実施することが可能である。
このように構成された実施形態においては、歌唱者が支援を受けたいときに、歌唱者にカラオケ曲のどの箇所で音高及び発音タイミングを直せばよいかを直感的に知らせることができるので、上記実施形態と同様の作用効果を奏する。
Claims (3)
- 楽曲データに基づいてカラオケ演奏する複数のカラオケ装置と、サーバと、前記複数のカラオケ装置と前記サーバとを接続するネットワークと、を備え、前記複数のカラオケ装置と前記サーバとの間で前記ネットワークを介して各種データを送受信可能に構成されたカラオケネットワークシステムであって、
前記複数のカラオケ装置それぞれは、
ユーザを識別するためのユーザ識別データと、カラオケ曲を識別するためのカラオケ曲識別データとを受け付ける受付手段と、
カラオケ曲の歌詞を示す文字データを表示可能な表示手段と、
カラオケ曲を演奏するためのカラオケ演奏データと、前記カラオケ曲の歌詞を示す文字ごとに対応した歌唱旋律の音高データ及び歌詞を示す文字ごとに対応した歌詞タイミングを示す歌詞タイミングデータを含む採点基準データと、前記カラオケ曲の歌詞を示す文字データ及び前記文字データが前記表示手段に表示された際にその表示色を一方から他方へ所定幅ずつ変更するための指示データを含む歌詞データと、前記カラオケ曲識別データと、を含む楽曲データを記憶する楽曲データ記憶手段と、
前記受付手段によって受け付けされたカラオケ曲識別データに基づき、前記楽曲データ記憶手段から楽曲データを読み出してカラオケ演奏するカラオケ演奏手段と、
前記読み出された楽曲データに含まれた歌詞データからカラオケ曲の歌詞を示す文字データを抽出し、前記カラオケ演奏に同期して歌詞を示す文字として前記表示手段に表示させる文字表示処理を実行し、その際に前記読み出された楽曲データに含まれた歌詞データ中の指示データに基づいて、前記表示手段に表示させた前記歌詞を示す文字の表示色を一方から他方へ所定幅ずつ変更させる変更処理を実行する表示制御手段と、
カラオケ歌唱の音声信号を入力するための音声信号入力手段と、
前記音声信号入力手段を介して入力された音声信号をサンプリングしてカラオケ歌唱の音高データである歌唱音高データを抽出する音高抽出手段と、
前記カラオケ演奏の歌詞を示す文字に同期して前記読み出された楽曲データに含まれた採点基準データから前記歌詞を示す文字に対応する音高データである基準音高データを抽出し、その抽出した基準音高データと前記歌唱音高データとから歌詞を示す文字ごとの間隔で音高差と、前記基準音高データと前記歌唱音高データとの高低関係を示す符号である音高差の正号及び音高差の負号と、を算出する音高差算出手段と、
前記間隔において、前記音声信号入力手段を介して入力された音声信号から音量レベルの最大値が検出されたタイミングである検出時刻を抽出する検出時刻抽出手段と、
前記読み出された楽曲データに含まれた採点基準データから前記歌詞を示す文字に対応する歌唱位置を示す歌唱タイミングである立上時刻を抽出し、その抽出した立上時刻と前記検出時刻との時間差と、前記立上時刻と前記検出時刻との前後関係を示す符号である時間差の正号及び時間差の負号と、を算出する時間差算出手段と、
前記音高差算出手段によって算出された文字ごとの音高差と音高差の正号及び音高差の負号と、前記時間差算出手段によって算出された文字ごとの時間差と時間差の正号及び時間差の負号と、に基づいてカラオケ曲の歌詞を示す文字ごとに文字別ベクトルを生成する文字別ベクトル生成手段と、
前記文字別ベクトル生成手段が生成したカラオケ曲の歌詞を示す文字ごとの文字別ベクトルを、それぞれの始点が共通の始点である共通始点に一致するように配置し、前記文字別ベクトルそれぞれの方向を比較して方向が一致している場合には、一致している文字別ベクトルそれぞれを加算して合計した文字別ベクトルを、その始点が前記共通始点に一致するように配置した曲別ベクトルをカラオケ曲ごとに生成する曲別ベクトル生成手段と、
前記曲別ベクトル生成手段によって生成されたカラオケ曲ごとの曲別ベクトルの文字別ベクトルそれぞれにおける終点を周方向に順次結んで形成された曲別ベクトル図形をカラオケ曲ごとに生成する曲別ベクトル図形生成手段と、
前記サーバとの間で各種データを送受信可能な装置側送受信手段と、
前記文字別ベクトル生成手段によって前記カラオケ曲の歌詞を示す文字ごとに文字別ベクトルが生成されたか否かを判断し、前記文字別ベクトルが生成されたと判断した場合には、前記受付手段によって受け付けられたユーザ識別データ及びカラオケ曲識別データ、並びに前記文字別ベクトルを示す文字別ベクトルデータを含む第一のベクトルデータを前記装置側送受信手段を制御して前記サーバへ送信させ、前記曲別ベクトル図形生成手段によって前記カラオケ曲ごとに曲別ベクトル図形が生成されたか否かを判断し、前記曲別ベクトル図形が生成されたと判断した場合には、前記受付手段によって受け付けられたユーザ識別データ及びカラオケ曲識別データ、並びに前記曲別ベクトル図形を示す曲別ベクトル図形データを含む第二のベクトルデータを前記装置側送受信手段を制御して前記サーバへ送信させる装置側制御手段と、
を備え、
前記サーバは、
前記カラオケ装置との間で各種データを送受信可能なサーバ側送受信手段と、
前記第一のベクトルデータと、前記第二のベクトルデータとを記憶する記憶手段と、
前記サーバ側送受信手段によって受信された前記第一のベクトルデータ及び前記第二のベクトルデータを前記記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、
を備え、
前記装置側制御手段は、前記受付手段によって受け付けられたユーザ識別データ及びカラオケ曲識別データを前記装置側送受信手段を制御して前記サーバへ送信させ、
前記サーバは、さらに
前記サーバ側送受信手段によってユーザ識別データ及びカラオケ曲識別データが受信された場合に、前記ユーザ識別データ及び前記カラオケ曲識別データを含む第一のベクトルデータ並びに前記ユーザ識別データ及び前記カラオケ曲識別データを含む第二のベクトルデータが前記記憶手段に記憶されているか否かを判断し、記憶されていると判断した場合には、前記第一のベクトルデータ及び前記第二のベクトルデータを前記サーバ側送受信手段を制御して前記カラオケ装置へ送信させるサーバ側制御手段を備え、
前記表示制御手段は、前記表示手段に表示させた前記カラオケ曲の歌詞を示す文字ごとに対応する前記装置側送受信手段によって受信された第一のベクトルデータのうちの文字別ベクトルデータが示す文字別ベクトルに基づいて、前記文字ごとに、それらの表示位置の近傍に前記文字別ベクトルを前記表示手段を制御して表示させ、前記装置側送受信手段によって受信された第二のベクトルデータのうちの曲別ベクトル図形データが示す曲別ベクトル図形に基づいて、カラオケ曲ごとに前記曲別ベクトル図形を前記表示手段を制御して表示させることを特徴とするカラオケネットワークシステム。 - 楽曲データに基づいてカラオケ演奏する複数のカラオケ装置と、サーバと、前記複数のカラオケ装置と前記サーバとを接続するネットワークと、を備え、前記複数のカラオケ装置と前記サーバとの間で前記ネットワークを介して各種データを送受信可能に構成されたカラオケネットワークシステムであって、
前記複数のカラオケ装置それぞれは、
ユーザを識別するためのユーザ識別データと、カラオケ曲を識別するためのカラオケ曲識別データとを受け付ける受付手段と、
カラオケ曲の歌詞を示す文字データを表示可能な表示手段と、
カラオケ曲を演奏するためのカラオケ演奏データと、前記カラオケ曲の歌詞を示す文字ごとに対応した歌唱旋律の音高データ及び歌詞を示す文字ごとに対応した歌詞タイミングを示す歌詞タイミングデータを含む採点基準データと、前記カラオケ曲の歌詞を示す文字データ及び前記文字データが前記表示手段に表示された際にその表示色を一方から他方へ所定幅ずつ変更するための指示データを含む歌詞データと、前記カラオケ曲識別データと、カラオケ曲のジャンルを識別するためのジャンル識別データと、を含む楽曲データを記憶する楽曲データ記憶手段と、
前記受付手段によって受け付けされたカラオケ曲識別データに基づき、前記楽曲データ記憶手段から楽曲データを読み出してカラオケ演奏するカラオケ演奏手段と、
前記読み出された楽曲データに含まれた歌詞データからカラオケ曲の歌詞を示す文字データを抽出し、前記カラオケ演奏に同期して歌詞を示す文字として前記表示手段に表示させる文字表示処理を実行し、その際に前記読み出された楽曲データに含まれた歌詞データ中の指示データに基づいて、前記表示手段に表示させた前記歌詞を示す文字の表示色を一方から他方へ所定幅ずつ変更させる変更処理を実行する表示制御手段と、
カラオケ歌唱の音声信号を入力するための音声信号入力手段と、
前記音声信号入力手段を介して入力された音声信号をサンプリングしてカラオケ歌唱の音高データである歌唱音高データを抽出する音高抽出手段と、
前記カラオケ演奏の歌詞を示す文字に同期して前記読み出された楽曲データに含まれた採点基準データから前記歌詞を示す文字に対応する音高データである基準音高データを抽出し、その抽出した基準音高データと前記歌唱音高データとから歌詞を示す文字ごとの間隔で音高差と、前記基準音高データと前記歌唱音高データとの高低関係を示す符号である音高差の正号及び音高差の負号と、を算出する音高差算出手段と、
前記間隔において、前記音声信号入力手段を介して入力された音声信号から音量レベルの最大値が検出されたタイミングである検出時刻を抽出する検出時刻抽出手段と、
前記読み出された楽曲データに含まれた採点基準データから前記歌詞を示す文字に対応する歌唱位置を示す歌唱タイミングである立上時刻を抽出し、その抽出した立上時刻と前記検出時刻との時間差と、前記立上時刻と前記検出時刻との前後関係を示す符号である時間差の正号及び時間差の負号と、を算出する時間差算出手段と、
前記音高差算出手段によって算出された文字ごとの音高差と音高差の正号及び音高差の負号と、前記時間差算出手段によって算出された文字ごとの時間差と時間差の正号及び時間差の負号と、に基づいてカラオケ曲の歌詞を示す文字ごとに文字別ベクトルを生成する文字別ベクトル生成手段と、
前記ジャンル識別情報が示すカラオケ曲のジャンルごとに前記文字別ベクトル生成手段が生成したカラオケ曲それぞれの歌詞を示す文字ごとの文字別ベクトルを、それぞれの始点が前記共通始点に一致するように配置し、前記文字別ベクトルそれぞれの方向を比較して方向が一致している場合には、一致している文字別ベクトルそれぞれを加算して合計した文字別ベクトルを、その始点が前記共通始点に一致するように配置したジャンル別ベクトルをジャンルごとに生成するジャンル別ベクトル生成手段と、
前記ジャンル別ベクトル生成手段によって生成されたジャンルごとのジャンル別ベクトルの文字別ベクトルそれぞれにおける終点を周方向に順次結んで形成されたジャンル別ベクトル図形をジャンルごとに生成するジャンル別ベクトル図形生成手段と、
前記サーバとの間で各種データを送受信可能な装置側送受信手段と、
前記文字別ベクトル生成手段によって前記カラオケ曲の歌詞を示す文字ごとに文字別ベクトルが生成されたか否かを判断し、前記文字別ベクトルが生成されたと判断した場合には、前記受付手段によって受け付けられたユーザ識別データ及びカラオケ曲識別データ、並びに前記文字別ベクトルを示す文字別ベクトルデータを含む第一のベクトルデータを前記装置側送受信手段を制御して前記サーバへ送信させ、前記ジャンル別ベクトル図形生成手段によって前記ジャンルごとのジャンル別ベクトル図形が生成されたか否かを判断し、前記ジャンル別ベクトル図形が生成されたと判断した場合には、前記受付手段によって受け付けられたユーザ識別データ、及び前記ジャンル別ベクトル図形を示すジャンル別ベクトル図形データを含む第三のベクトルデータを前記装置側送受信手段を制御して前記サーバへ送信させる装置側制御手段と、
を備え、
前記サーバは、
前記カラオケ装置との間で各種データを送受信可能なサーバ側送受信手段と、
前記第一のベクトルデータと、前記第三のベクトルデータとを記憶する記憶手段と、
前記サーバ側送受信手段によって受信された前記第一のベクトルデータ及び前記第三のベクトルデータを前記記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、
を備え、
前記装置側制御手段は、前記受付手段によって受け付けられたユーザ識別データ及びカラオケ曲識別データを前記装置側送受信手段を制御して前記サーバへ送信させ、
前記サーバは、さらに
前記サーバ側送受信手段によってユーザ識別データ及びカラオケ曲識別データが受信された場合に、前記ユーザ識別データ及び前記カラオケ曲識別データを含む第一のベクトルデータ並びに前記ユーザ識別データを含む第三のベクトルデータが前記記憶手段に記憶されているか否かを判断し、記憶されていると判断した場合には、前記第一のベクトルデータ及び前記第三のベクトルデータを前記サーバ側送受信手段を制御して前記カラオケ装置へ送信させるサーバ側制御手段を備え、
前記表示制御手段は、前記表示手段に表示させた前記カラオケ曲の歌詞を示す文字ごとに対応する前記装置側送受信手段によって受信された第一のベクトルデータのうちの文字別ベクトルデータが示す文字別ベクトルに基づいて、前記文字ごとに、それらの表示位置の近傍に前記文字別ベクトルを前記表示手段を制御して表示させ、前記装置側送受信手段によって受信された第三のベクトルデータのうちのジャンル別ベクトル図形データが示すジャンル別ベクトル図形に基づいて、ジャンルごとにジャンル別ベクトル図形を前記表示手段を制御して表示させることを特徴とするカラオケネットワークシステム。 - 請求項1に記載のカラオケネットワークシステムにおいて、
前記楽曲データは、カラオケ曲のジャンルを識別するためのジャンル識別データを含み、
前記複数のカラオケ装置それぞれは、さらに
前記ジャンル識別情報が示すカラオケ曲のジャンルごとに前記文字別ベクトル生成手段が生成したカラオケ曲それぞれの歌詞を示す文字ごとの文字別ベクトルを、それぞれの始点が前記共通始点に一致するように配置し、前記文字別ベクトルそれぞれの方向を比較して方向が一致している場合には、一致している文字別ベクトルそれぞれを加算して合計した文字別ベクトルを、その始点が前記共通始点に一致するように配置したジャンル別ベクトルをジャンルごとに生成するジャンル別ベクトル生成手段と、
前記ジャンル別ベクトル生成手段によって生成されたジャンルごとのジャンル別ベクトルの文字別ベクトルそれぞれにおける終点を周方向に順次結んで形成されたジャンル別ベクトル図形をジャンルごとに生成するジャンル別ベクトル図形生成手段と、
を備え、
前記装置側制御手段は、前記ジャンル別ベクトル図形生成手段によって前記ジャンルごとのジャンル別ベクトル図形が生成されたか否かを判断し、前記ジャンル別ベクトル図形が生成されたと判断した場合には、前記受付手段によって受け付けられたユーザ識別データ、及び前記ジャンル別ベクトル図形を示すジャンル別ベクトル図形データを含む第三のベクトルデータを前記装置側送受信手段を制御して前記サーバへ送信させ、
前記記憶手段は、前記第三のベクトルデータを記憶し、
前記記憶制御手段は、前記サーバ側送受信手段によって受信された前記第三のベクトルデータを前記記憶手段に記憶させ、
前記サーバ側制御手段は、前記サーバ側送受信手段によってユーザ識別データ及びカラオケ曲識別データが受信された場合に、前記ユーザ識別データを含む第三のベクトルデータが前記記憶手段に記憶されているか否かを判断し、記憶されていると判断した場合には、前記ユーザ識別データを含む第三のベクトルデータを前記サーバ側送受信手段を制御して前記カラオケ装置へ送信させ、
前記表示制御手段は、前記装置側送受信手段によって受信された第三のベクトルデータのうちのジャンル別ベクトル図形データが示すジャンル別ベクトル図形に基づいて、ジャンルごとにジャンル別ベクトル図形を前記表示手段を制御して表示させることを特徴とするカラオケネットワークシステム。
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