JP4852508B2 - 光ファイバの補強スリーブ加熱装置 - Google Patents

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Description

この発明は、光ファイバの素線を突合せて接続した融着接続部の補強を確実に良好な状態で行う光ファイバの補強スリーブ加熱装置に関する。
一般に光ファイバは素線とその素線を被覆する被覆層からなり、光ファイバ同士を接続する場合には、例えば、各光ファイバの端未部の被覆層を所定長さで剥ぎ取って素線を露出させ、前記素線同士を突合せて放電加熱により融着接続するものである。
しかし、融着接続された融着接続部は、融着接続時の熱の影響によって他の部分に比べて機械的強度が低くなっている。そこで、融着接続部の領域の補強を図るために、例えば、補強スリーブを融着接続部の領域全体にわたって被せ、その補強スリーブを加熱して融着接続部に嵌着する手段が採られており、上記の補強スリーブの加熱は補強スリーブ加熱装置で行なわれている。
この補強スリーブ加熱装置において上記の融着接続部に被せた補強スリーブをヒータ等の加熱部で加熱して補強する際に、補強スリーブの収縮時に光ファイバにテンションをかけて融着接続部の捩れや弛みをなくす必要がある。
従来の補強スリーブ加熱装置としては、例えば、特許文献1に示されているように磁力の反発力を利用する方法や、特許文献2に示されているように付勢ばねを介して光ファイバの引張方向に押圧するソレノイドを使用する方法がある。
特開平9−21926号公報 特開2005−321644号公報
ところで、上述した従来の補強スリーブ加熱装置においては、光ファイバにテンションを掛けた時に、光ファイバを把持する把持部が光ファイバとの間で滑ってしまうことがある。この現象は、特に裸光ファイバを把持部で直接把持する場合に起こりやすいものである。このように光ファイバにテンションが掛からない状態になっていても、これを検知する機能が無いために、光ファイバにテンションが掛かっていない状態で、そのまま加熱収縮をしてしまうという問題点があった。光ファイバに捩れや弛みが起きて補強スリーブの内部で曲がった状態のまま加熱収縮されてしまうと、光ファイバの伝送損失の増加につながる問題がある。
この発明は、光ファイバの融着接続部の補強を行う際に光ファイバに確実に張力を掛けて前記補強を良好な状態で行うことを目的とする。
上記の課題を解決するために、この発明の光ファイバの補強スリーブ加熱装置は、光ファイバ同士を接続した融着接続部の外方から補強する補強スリーブを被せた状態で、前記補強スリーブを加熱する加熱部を備えた加熱体と、この加熱体の一方側に配置されて前記光ファイバを第1把持部で把持する固定された第1クランプ体と、前記加熱体の他方側に配置されて前記光ファイバを第2把持部で把持して張力を掛けるべく前記光ファイバの光軸方向に往復動自在に設けた第2クランプ体を備えてなる光ファイバの補強スリーブ加熱装置において、前記第2クランプ体で光ファイバに張力を掛けた時に、前記第1、第2クランプ体の第1、第2把持部の少なくとも一方が前記光ファイバを滑ったために移動した第2クランプ体の予め設定した滑り位置を検出する滑り位置検出装置と、前記第2クランプ体で光ファイバに張力を掛けた時から予め設定した所定の時間経過後に、前記滑り位置検出装置がOFFのときは前記第1、第2把持部が前記光ファイバを確実に把持している状態を判断し、前記滑り位置検出装置がOFFからONに変化したときは前記第1、第2把持部の少なくとも一方が前記光ファイバを滑っている状態を判断し、前記滑り位置検出装置がONのままのときは光ファイバが無い状態であることを判断する比較判断装置と、この比較判断装置の判断に基づいて、前記第1、第2把持部が前記光ファイバを確実に把持しているときは前記加熱部に加熱を開始する指令を与え、その逆に前記第1、第2把持部の少なくとも一方が前記光ファイバを滑っているとき、あるいは光ファイバが無いときは前記加熱部に加熱を開始しない指令を与える指令部を有する制御装置を設けたことを特徴とするものである。
以上のごとき課題を解決するための手段から理解されるように、この発明によれば、滑り位置検出装置を設けたので、第1、第2クランプ体の第1、第2把持部の少なくとも一方が光ファイバを滑ったために移動した第2クランプ体の滑り位置を検出することができる。したがって、滑り位置検出装置で第2クランプ体を検出しない時は、光ファイバに確実に張力を付与しているので補強スリーブを加熱部で加熱することができる。その結果、確実に良好な状態で補強スリーブを融着接続部に嵌着することができる。その逆に、滑り位置検出装置で第2クランプ体を検出したときは、第2把持部が光ファイバを滑っているので、補強スリーブを加熱しないようにできる。その結果、融着接続部の不良発生を防止することができる。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1ないしは図3を参照するに、この実施の形態に係る光ファイバの補強スリーブ加熱装置1は、光ファイバ3同士を接続した融着接続部5の外方から補強する補強スリーブ7を被せた状態で、前記補強スリーブ7を加熱する加熱部9を備えた加熱体11と、この加熱体11の一方側に配置されて前記光ファイバ3を第1把持部13で把持する固定された第1クランプ体15と、前記加熱体11の他方側に配置されて前記光ファイバ3を第2把持部17で把持して張力(テンション)を掛けるべく前記光ファイバ3の光軸方向に往復動自在に設けた第2クランプ体19を備えている。
なお、補強スリーブ7は、図2に示されているように、熱融着性樹脂製の内部管21とそれに添わせたガラス製又は鋼製の補強棒23と熱収縮性樹脂製の外部管25とで構成され、加熱時に内部管21が光ファイバ3の素線27及び一部被覆層29にわたって嵌着する構成である。
例えば、図3に示されているように、上記の補強スリーブ7を光ファイバ3同士の融着接続部5の領域全体にわたって被せ、前記補強スリーブ7を加熱して融着接続部5に嵌着させることで、前記融着接続部5の領域の補強を図るものである。このとき、すなわち、上記の補強スリーブ7を加熱部9で加熱して補強スリーブ7が収縮する際には、融着接続部5の捩れや弛みをなくすために第2クランプ体19が移動して光ファイバ3に確実に適度なテンションを与える必要がある。
上記の補強スリーブ加熱装置1について、より詳しく説明する。
加熱体11は、融着接続部5を有する光ファイバ3と前記融着接続部5を外方から補強するために被せた補強スリーブ7を載置する図1において左右方向に沿って図示しない断面U字状のセット溝を備えた加熱用台31と、この加熱用台31に対して閉じた時に、前記融着接続部5に被せた補強スリーブ7を把持する開閉可能な加熱用上蓋33と、前記補強スリーブ7を加熱用台31と加熱用上蓋33との間に把持した状態で加熱する電熱ヒータ等の加熱部9とから成っている。
加熱部9は、制御装置35に接続されており、この制御装置35からの指令信号に基づき所定の温度に制御管理されるように構成されている。なお、加熱部9は加熱用台31に特定されることなく加熱用上蓋33の側に設けることができる。
第1クランプ体15は、第1クランプ台37と開閉可能な第1クランプ上蓋39とで第1把持部13を構成しており、前記第1クランプ台37は前記加熱用台31に固定支持されている。第1クランプ上蓋39は閉じた時に前記第1クランプ台37とで光ファイバ3を把持することから、第1クランプ上蓋39の裏面と前記第1クランプ台37の上面に光ファイバ把持用のゴムからなる弾性体41、43が設けられている。
第2クランプ体19は、第2クランプ台45と開閉可能な第2クランプ上蓋47とで第2把持部17を構成しており、後述する駆動手段49によって前記加熱体11に対して図1において左右方向(光ファイバ3の光軸方向)に往復動可能である。すなわち、第2クランプ体19の第2クランプ台45は前記加熱用台31から延長されたガイドレール51にスライド自在に支持されている。
一方、第2クランプ上蓋47は閉じた時に前記第2クランプ台45とで光ファイバ3を把持することから、第2クランプ上蓋47の裏面と第2クランプ台45の上面とに光ファイバ把持用のゴムからなる弾性体53、55が設けられている。
なお、第2クランプ上蓋47は、前記加熱用上蓋33を含め前記第1クランプ体15の第1クランプ上蓋39と一緒に開閉可能で、かつ、加熱用上蓋33に対して図1において左右方向に移動自在に支持されている。
例えば、図4に示されているように、図1において左右に長い同一のヒンジ軸線Xとなるヒンジ57を介して第2クランプ体19の第2クランプ上蓋47にあっては第2クランプ台45に開閉自在に支持されている。同様に図示していないが前記ヒンジ57を介して加熱用上蓋33にあっては加熱用台31に、第1クランプ体15の第1クランプ上蓋39にあっては第1クランプ台37に対してそれぞれ開閉自在に支持されている。また、図5に示されているように、第2クランプ体19の第2クランプ上蓋47は、その上端部において前記加熱用上蓋33から延長された連結ロッド59に対して係合孔61がスライド自在に嵌合し、第2クランプ上蓋47が図1において左右方向へスライド可能となっている。
また、前記各上蓋33,39,47が閉じたことを検知するクランプ検知センサ63が、例えば、第1クランプ体15の第1クランプ台37に設けられており、このクランプ検知センサ63は制御装置35に接続されている。
図6及び図7を参照するに、駆動手段49は、前記各上蓋33,39,47の閉扉時にONとなり、かつ、前記第2クランプ体19を付勢ばね65を介して光ファイバ引張り方向(図7矢印)へ押圧するソレノイド67と、このソレノイド67のOFFの時に前記第2クランプ体19を原位置へ復帰させる復帰用ばね69とから成っている。
ソレノイド67、付勢ばね65及び復帰用ばね69は、同一軸線上Yに配置され、前記加熱用台31の底部収容スペース71内にコンパクトに配置された構造となっている。
復帰用ばね69は、第2クランプ体19の第2クランプ台45から延長された支持ロッド73のフランジ部73Aと加熱用台31の台壁面75との間に介装され、第2クランプ体19を常に原位置(図1の実線)に付勢している。
付勢ばね65は、前記復帰用ばね69のばね圧より小さく設定され、前記支持ロッド73のばね収容凹部77内にセットされている。
ソレノイド67は、加熱用台31の底壁面に固定支持され、作動ロッド79の先端部79Aが前記付勢ばね65のばね端末部に接触作用しており、制御装置35に接続されている。
図8を併せて参照するに、上記の第2クランプ体19の近傍には、第2クランプ体19の滑り位置SPを検出する滑り位置検出装置としての例えばフォトセンサや接触センサ、マグネットセンサなどの滑り位置センサ81が設けられている。この滑り位置センサ81は制御装置35に接続されている。
なお、上記の滑り位置SPとは、駆動手段49にて第2クランプ体19を移動せしめて光ファイバ3に張力を掛けた時に、前記第1、第2クランプ体15,19の第1、第2把持部13,17の少なくとも一方が前記光ファイバ3を滑ったために移動した第2クランプ体19の位置で、この滑り位置SPは予め設定した所定の位置である。
図9を参照するに、制御装置35は、中央処理装置としてのCPU83が備えられており、このCPU83には、種々のデータやプログラム等を入力するキーボードやタッチパネルなどの入力装置85と、CRTや液晶などの表示装置87と、入力装置85から入力されたプログラムや種々の検知データなどを記憶するメモリ89とが備えられている。
さらに、前記CPU83には、各上蓋33,39,47が閉じたことを検知したクランプ検知センサ63による検知信号に基づいてソレノイド67をONする指令を与える第1指令部91が接続されている。なお、前記ソレノイド67は、通常はOFFの状態にある。
さらに、前記CPU83には、上記のソレノイド67がONしてから予め設定した所定の時間経過後に、前記滑り位置センサ81がOFFのときは前記第1、第2クランプ体15,19の第1、第2把持部13,17が光ファイバ3を確実に把持している状態であることを判断し、あるいは前記滑り位置センサ81がOFFからONに変化したときは前記第1、第2把持部13,17の少なくとも一方が前記光ファイバ3を滑っている状態であることを判断し、あるいは前記滑り位置センサ81がONのままのときは光ファイバ3が無い状態であることを判断する比較判断装置93が接続されている。
さらに、前記CPU83には、上記の比較判断装置93の判断に基づいて、第1、第2把持部13,17が光ファイバ3を確実に把持しているときは前記加熱体部9に加熱を開始する指令を与え、その逆に前記第1、第2把持部13,17の少なくとも一方が光ファイバ3を滑っているとき、あるいは光ファイバ3が無いときは前記加熱体部9に加熱を開始しない指令を与える第2指令部95が接続されている。
上記構成により、光ファイバ3同士の融着接続部5の領域全体にわたって被せた補強スリーブ7と前記光ファイバ3が、加熱用台31の図示しないセット溝と第1クランプ台37と第2クランプ台45に載置される。加熱用上蓋33と第1クランプ上蓋39と第2クランプ上蓋47が一緒に閉じられると、前記補強スリーブ7が加熱用台31と加熱用上蓋33で把持され、前記光ファイバ3が加熱体11の両側で、つまり第1クランプ体15の第1把持部13と第2クランプ体19の第2把持部17で把持される。
このとき、第1クランプ体15に設けられたクランプ検知センサ63が前記各上蓋33,39,47が閉じたことを検知し、この検知信号が制御装置35に送られる。制御装置35では第1指令部91から前記検知信号に基づいてソレノイド67をONする指令信号が出力される。
ソレノイド67は、通常はOFFの状態にあって、上記の制御装置35からの指令信号に基づいてONとなる。このソレノイド67のONにより、図7に示されているように、作動ロッド79が伸長して付勢ばね65を押圧し、次いで復帰用ばね69のばね圧に抗して光ファイバ3を把持した第2クランプ体19の第2クランプ台45を矢印方向へ押圧することで、光ファイバ3には引張り方向(光軸方向)の張力が与えられる。
制御装置35の比較判断装置93では、上記のソレノイド67がONしてから予め設定した所定の時間経過後に、滑り位置センサ81がOFFのときは第1、第2クランプ体15,19の第1、第2把持部13,17が光ファイバ3を確実に把持している状態であることを判断し、第2指令部95では加熱体11の加熱部9に加熱を開始する指令信号を出力する。このように、加熱部9に加熱を自動的に開始させるオートスタート機能として利用することができる。
これにより、融着接続部5の捩れや弛みが無くなっている状態で補強スリーブ7を加熱部9で加熱し、補強スリーブ7が収縮して融着接続部5に確実に良好な状態で嵌着することとなる。
一方、比較判断装置93では、上記のソレノイド67がONしてから予め設定した所定の時間経過後に、滑り位置センサ81がOFFからONに変化したときは前記第1、第2把持部13,17の少なくとも一方が前記光ファイバ3を滑っている状態であることを判断し、第2指令部95では加熱体11の加熱部9に加熱を開始しない指令を与える。
より詳しく説明すると、例えば、第1把持部13が光ファイバ3を確実に把持しているが、第2把持部17と光ファイバ3との間で滑ってしまうと、光ファイバ3を残したまま第2クランプ体19だけが図1において右側の滑り位置SPの位置まで移動することになる。あるいは、第2把持部17が光ファイバ3を確実に把持しているが、第1把持部13と光ファイバ3との間で滑ってしまうと、第2クランプ体19が光ファイバ3を把持した状態で前記滑り位置SPの位置まで移動することになる。あるいは、第1把持部13と光ファイバ3との間で滑り、かつ、第1把持部13と光ファイバ3との間で滑ってしまうと、光ファイバ3を残したまま、あるいは光ファイバ3も一緒に第2クランプ体19が前記滑り位置SPの位置まで移動することになる。なお、このように第1、第2把持部13,17と光ファイバ3との間で滑ってしまう現象は、光ファイバ3が裸光ファイバであるときに特に起こりやすいものである。
その結果、光ファイバ3に張力を掛けられず、融着接続部5の捩れや弛みが起きているのに補強スリーブ7を加熱部9で加熱するという融着接続部5の不良発生を防止することができる。
なお、比較判断装置93では、上記のソレノイド67がONしてから予め設定した所定の時間経過後に、滑り位置センサ81がONのままのときは光ファイバ3が無しの状態であることを判断できる。その理由は、補強スリーブ加熱装置1に光ファイバ3が無い場合は、ソレノイド67がONすると、第2クランプ体19が直ぐに移動して滑り位置センサ81がONとなり、所定の時間経過後にも滑り位置センサ81がONのままとなるからである。この場合は、第2指令部95では加熱体11の加熱部9に加熱を開始しない指令を与えるので、無駄な電力消費を避けることができる。
この発明の実施の形態に係る光ファイバの補強スリーブ加熱装置の概略を説明する正面図である。 補強スリーブの概要を示す斜視図である。 補強スリーブ加熱装置による加熱状態を示す概略的な説明図である。 第2クランプ体の第2クランプ上蓋を開閉するときの状態を示す側面図である。 第2クランプ上蓋の連結ロッド付近を示す要部断面図である。 通常時の駆動手段の概要説明図である。 動作時の駆動手段の概要説明図である。 第2クランプ体の第2把持部が光ファイバを滑ったときの状態説明図である。 制御装置の構成ブロック図である。
符号の説明
1 補強スリーブ加熱装置
3 光ファイバ
5 融着接続部
7 補強スリーブ
9 加熱部
11 加熱体
13 第1把持部
15 第1クランプ体
17 第2把持部
19 第2クランプ体
31 加熱用台
33 加熱用上蓋
35 制御装置
37 第1クランプ台
39 第1クランプ上蓋
45 第2クランプ台
47 第2クランプ上蓋
49 駆動手段
51 ガイドレール
81 滑り位置センサ(滑り位置検出装置)
91 第1指令部
93 比較判断装置
95 第2指令部
SP 滑り位置

Claims (1)

  1. 光ファイバ同士を接続した融着接続部の外方から補強する補強スリーブを被せた状態で、前記補強スリーブを加熱する加熱部を備えた加熱体と、この加熱体の一方側に配置されて前記光ファイバを第1把持部で把持する固定された第1クランプ体と、前記加熱体の他方側に配置されて前記光ファイバを第2把持部で把持して張力を掛けるべく前記光ファイバの光軸方向に往復動自在に設けた第2クランプ体を備えてなる光ファイバの補強スリーブ加熱装置において、
    前記第2クランプ体で光ファイバに張力を掛けた時に、前記第1、第2クランプ体の第1、第2把持部の少なくとも一方が前記光ファイバを滑ったために移動した第2クランプ体の予め設定した滑り位置を検出する滑り位置検出装置と、
    前記第2クランプ体で光ファイバに張力を掛けた時から予め設定した所定の時間経過後に、前記滑り位置検出装置がOFFのときは前記第1、第2把持部が前記光ファイバを確実に把持している状態を判断し、前記滑り位置検出装置がOFFからONに変化したときは前記第1、第2把持部の少なくとも一方が前記光ファイバを滑っている状態を判断し、前記滑り位置検出装置がONのままのときは光ファイバが無い状態であることを判断する比較判断装置と、この比較判断装置の判断に基づいて、前記第1、第2把持部が前記光ファイバを確実に把持しているときは前記加熱部に加熱を開始する指令を与え、その逆に前記第1、第2把持部の少なくとも一方が前記光ファイバを滑っているとき、あるいは光ファイバが無いときは前記加熱部に加熱を開始しない指令を与える指令部を有する制御装置を設けたことを特徴とする光ファイバの補強スリーブ加熱装置。
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