JP4851372B2 - 長尺柔構造物のシミュレーションシステム、シミュレーション方法、プログラム及び情報記録媒体 - Google Patents
長尺柔構造物のシミュレーションシステム、シミュレーション方法、プログラム及び情報記録媒体 Download PDFInfo
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Description
11 初期形状算出部
12 剛性設定部
13 境界条件設定部
14 モデル解析部
15 解析結果出力部
16 顧客設計用3次元情報記憶部
17 2次元製造用情報記憶部
18 解析用記憶部
Claims (6)
- 2次元空間上に展開された、長尺柔構造部材及び複数本の前記長尺柔構造部材の組合せ部材である長尺柔構造物を、使用空間である3次元空間上に復元する長尺柔構造物のシミュレーションシステムであって、
前記長尺柔構造物の固定点における固定条件情報を取得し、取得した前記固定条件情報に基づいて、初期形状を算出する初期形状算出手段と、
前記長尺柔構造物の剛性値を取得し、取得した前記剛性値を所定の記憶部に設定する剛性設定手段と、
3次元空間上に復元されたときの前記長尺柔構造物の境界条件情報を取得し、取得した前記境界条件情報を所定の前記記憶部に設定する境界条件設定手段と、
前記初期形状算出手段により算出された前記初期形状、前記剛性設定手段により設定された前記剛性値、及び、前記境界条件設定手段により設定された前記境界条件情報に基づいて、複数の節点と前記節点の一部を構成する固定点とを用いて解析を行う絶対節点座標法を利用した解析モデルにより、前記3次元空間上の前記長尺柔構造物を両端点が前記節点となる複数のセグメントに分割したときの前記セグメントにかかる応力の総計が最小となる形状を算出するとともに、算出された形状の応力分布、トルク、ねじれ状況、及び前記固定点における反力値を算出するモデル解析手段と、
前記モデル解析手段によって算出された3次元空間上の前記長尺柔構造物の前記形状、前記応力分布、前記トルク、前記ねじれ状況、及び前記反力値を出力する出力手段と、
を備え、
前記初期形状手段は、絶対座標で表された前記固定条件情報を満足するように、連続的な曲線を形成することで前記初期形状を規定し、
前記モデル解析手段は、2個の前記節点間に形成される前記セグメント及びどちらか一方の前記節点を、前記剛性値に基づいて複数個のグループに分類し、前記節点の座標値の近似値を算出する収束計算において、前記長尺柔構造物の形状の算出に用いられる収束計算は、前記剛性値のより高い前記グループに属する前記節点の座標の収束条件を優先して近似値を算出する計算を、前回算出した近似値を次回の初期値として複数回実行することによって、全ての前記グループに属する前記節点の座標の収束条件を満足する近似値を算出することを特徴とする長尺柔構造物のシミュレーションシステム。 - 前記モデル解析手段は、前記長尺柔構造物を複数個のばねの集合体であると定義するばねモデルに基づいて、前記ばねを前記セグメントとし、前記ばねの両端を前記節点とし、複数本の前記長尺柔構造部材の接合部を分岐点とするとともに、前記節点を、前記分岐点、前記長尺柔構造物の前記剛性値の変化点、及び前記長尺柔構造物における所定の間隔点であるとしたとき、
前記セグメントの張力、曲げモーメント力、ねじりモーメント力、及び当該セグメントにかかる外荷重の関係式と、
前記分岐点にかかる曲げモーメント力及びねじりモーメント力の関係式と、
に基づいて、前記節点の近似値を算出することを特徴とする請求項1に記載の長尺柔構造物のシミュレーションシステム。 - コンピュータを使用して、2次元空間上に展開された、長尺柔構造部材及び複数本の前記長尺柔構造部材の組合せ部材である長尺柔構造物を、使用空間である3次元空間上に復元する長尺柔構造物のシミュレーション方法であって、 前記コンピュータが、
(a)前記長尺柔構造物の固定点における固定条件情報を取得し、取得した前記固定条件情報に基づいて、初期形状を算出する初期形状算出工程と、
(b)前記長尺柔構造物の剛性値を取得し、取得した前記剛性値を所定の記憶部に設定する剛性設定工程と、
(c)3次元空間上に復元されたときの前記長尺柔構造物の境界条件情報を取得し、取得した前記境界条件情報を所定の前記記憶部に設定する境界条件設定工程と、
(d)前記初期形状算出工程(a)により算出された前記初期形状、前記剛性設定工程(b)により設定された前記剛性値、及び、前記境界条件設定工程(c)により設定された前記境界条件情報に基づいて、複数の節点と前記節点の一部を構成する固定点とを用いて解析を行う絶対節点座標法を利用した解析モデルにより、前記3次元空間上の前記長尺柔構造物を両端点が前記節点となる複数のセグメントに分割したときの前記セグメントにかかる応力の総計が最小となる形状を算出するとともに、算出された形状の応力分布、トルク、ねじれ状況、及び前記固定点における反力値を算出するモデル解析工程と、
(e)前記モデル解析工程(d)によって算出された3次元空間上の前記長尺柔構造物の前記形状、前記応力分布、前記トルク、前記ねじれ状況、及び前記反力値を出力する出力工程と、
を備え、
前記初期形状工程(a)は、絶対座標で表された前記固定条件情報を満足するように、連続的な曲線を形成することで前記初期形状を規定し、
前記モデル解析工程(d)は、2個の前記節点間に形成される前記セグメント及びどちらか一方の前記節点を、前記剛性値に基づいて複数個のグループに分類し、前記節点の座標値の近似値を算出する収束計算において、前記剛性値のより高い前記グループに属する前記節点の座標の収束条件を優先して近似値を算出する計算を、前回算出した近似値を次回の初期値として複数回実行することによって、全ての前記グループに属する前記節点の座標の収束条件を満足する近似値を算出することを特徴とする長尺柔構造物のシミュレーション方法。 - 前記モデル解析工程(d)は、前記長尺柔構造物を複数個のばねの集合体であると定義するばねモデルに基づいて、前記ばねを前記セグメントとし、前記ばねの両端を前記節点とし、複数本の前記長尺柔構造部材の接合部を分岐点とするとともに、前記節点を、前記分岐点、前記長尺柔構造物の前記剛性値の変化点、及び前記長尺柔構造物における所定の間隔点であるとしたとき、
前記セグメントの張力、曲げモーメント力、ねじりモーメント力、及び当該セグメントにかかる外荷重の関係式と、
前記分岐点にかかる曲げモーメント力及びねじりモーメント力の関係式と、
に基づいて、前記節点の近似値を算出することを特徴とする請求項3に記載の長尺柔構造物のシミュレーション方法。 - 2次元空間上に展開された、長尺柔構造部材及び複数本の前記長尺柔構造部材の組合せ部材である長尺柔構造物を、使用空間である3次元空間上に復元する長尺柔構造物のシミュレーション処理を、コンピュータに実行させるプログラムであって、
請求項1または2に記載の長尺柔構造物のシミュレーションシステムの各手段を実現させる処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。 - 2次元空間上に展開された、長尺柔構造部材及び複数本の前記長尺柔構造部材の組合せ部材である長尺柔構造物を、使用空間である3次元空間上に復元する長尺柔構造物のシミュレーション処理を、コンピュータに実行させるプログラムを記録した情報記録媒体であって、
請求項1または2に記載の長尺柔構造物のシミュレーションシステムの各手段を実現させる処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とするプログラムを記録した情報記録媒体。
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JP2007069283A JP4851372B2 (ja) | 2007-03-16 | 2007-03-16 | 長尺柔構造物のシミュレーションシステム、シミュレーション方法、プログラム及び情報記録媒体 |
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JP2007069283A JP4851372B2 (ja) | 2007-03-16 | 2007-03-16 | 長尺柔構造物のシミュレーションシステム、シミュレーション方法、プログラム及び情報記録媒体 |
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JP2008234039A JP2008234039A (ja) | 2008-10-02 |
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