JP4850735B2 - 無線通信端末及びフレーム同期方法 - Google Patents

無線通信端末及びフレーム同期方法 Download PDF

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Description

本発明は、下りリンクの通信と上りリンクの通信とが時分割で行われる無線通信システムに用いられる無線通信端末、及び当該無線通信端末に適用されるフレーム同期方法に関する。
TDD(Time Division Duplex)方式及びOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)方式を用いる無線通信方式として、IEEE802.16が知られている。TDD方式では、下りリンク(DL)の通信と上りリンク(UL)の通信とが1フレーム期間内に時分割で行われる。
各フレームは、DLの通信期間で用いるDLサブフレームと、ULの通信期間で用いるULサブフレームとを有する。DLサブフレームはフレーム前半に配置され、ULサブフレームはフレーム後半に配置される。DLサブフレームとULサブフレームとの間には、ガードタイムと呼ばれる無信号期間が挿入される。
OFDMA方式は、伝送する情報を互いに直交する多数の搬送波(以下、「サブキャリア」)に分散し、各サブキャリアを変調する方式である。無線基地局と無線通信端末との間の通信は、複数のサブキャリアからなるサブチャネル単位で行われる。
具体的には、送信側にて、各サブキャリアを多相PSK変調又は多値QAM変調等した後、各サブキャリアを逆高速フーリエ変換(IFFT)することでシンボルを生成する。さらに、送信側は、サイクリック・プリフィックス(CP)が付加されたシンボルを複数含むフレーム構造の無線信号を送信する。
CPは、シンボルの最後の一定期間をコピーして、コピーした部分を当該シンボルの先頭に付加したものである。CPを用いることにより、反射経路の異なる複数の電波、すなわちマルチパス波に起因する到着遅延時間の差を吸収することができる。
受信側では、各シンボル内でFFTを行い、シンボルを復調するが、電源投入時や待ち受け処理等の要因による通信初期時には、受信側(無線通信端末)は、送信側(無線基地局)と同期がとれていない。よって、受信側(無線通信端末)は、シンボルの開始位置及び終了位置を特定できず、シンボルを復調することができない。
このため、無線通信端末は、電源投入時などの通信初期時において、シンボル単位で無線基地局と同期をとるための「シンボル同期処理」を行う。無線通信端末は、上述したCPを利用した相関演算により各シンボルの境界を検出することで、シンボル同期処理を行う。
また、無線通信端末は、フレーム単位で無線基地局と同期をとるための「フレーム同期処理」も行う。IEEE802.16では、DLサブフレームの先頭、すなわちフレームの先頭に配置されるため、プリアンブルシンボルを検出することで、フレームの先頭が検出され、フレーム同期が確立される。
従来、無線通信端末は、シンボル同期の確立後に、各シンボルをFFTにより復調し、復調結果から当該シンボルがプリアンブルシンボルであるか否かを判定することでプリアンブルを検出していた。
従来の方法では、プリアンブルシンボルが確実に検出されるが、シンボルの復調開始時点が実際のプリアンブルシンボルの位置と大幅に異なっている場合、プリアンブルシンボルが検出されるまでに長時間を要する。
そこで、プリアンブルシンボルの検出に要する時間を削減するために、プリアンブルシンボルの構造を利用した相関演算により、プリアンブルシンボルの位置を検出する手法が提案されている(特許文献1参照。)。
特許文献1では、プリアンブルシンボルが反復パターンを有していることを利用して、当該反復パターンを相関演算によって検出し、フレーム同期処理を行う。また、フレーム同期処理と同時に、シンボル同期処理も行われる。
特開2006−157928号公報(第8−10頁、第6図)
しかしながら、特許文献1の手法では、プリアンブルシンボルが反復パターンを有しない場合には適用できず、汎用性が低いという問題がある。また、当該手法では、各シンボルを検出するための相関演算と、プリアンブルシンボルを検出するための相関演算の両方を実行する必要がある。このため、相関演算に要する演算量が増加するので、消費電力や演算時間が増大するという問題もある。
上記問題点に鑑み、本発明は、シンボル同期処理の結果からフレーム構造を推定してプリアンブルシンボルを検出することにより、汎用性が高く、かつ消費電力や演算時間を削減可能なフレーム同期処理を可能とする無線通信端末及びフレーム同期方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の第1の特徴は、下りリンクの通信と上りリンクの通信とが時分割で行われる無線通信システムに用いられる無線通信端末(無線通信端末100A)であって、受信信号に対してシンボル同期処理を施すことで前記受信信号中の各シンボルを検出するシンボル検出部(シンボル同期処理部140)と、前記シンボル同期処理によって各シンボルが検出されたタイミングを測定するタイミング測定部(フレームカウンタ180)と、前記測定されたシンボルのタイミングを少なくとも1フレーム期間(例えば、1フレーム期間)において記録したリストを生成するリスト生成部(シンボルタイミング記憶部170)と、前記リストに基づいて、前記下りリンクの通信期間(DLサブフレーム)を特定する特定部(制御部190)と、前記受信信号のうち、前記下りリンクの通信期間における特定の位置に配されたシンボルをプリアンブルシンボルとして検出するプリアンブル検出部(プリアンブル検出部160)とを備えることを要旨とする。
このような特徴によれば、無線通信端末は、シンボルのタイミングを所定期間において記録したリストを解析することで、下りリンクの通信期間、例えばDLサブフレームを特定し、DLサブフレームの特定位置(例えば、DLサブフレーム先頭)に配されたプリアンブルシンボルを検出する。
つまり、上記の特徴によれば、シンボル同期処理の結果からフレーム構造が推定され、推定結果よりプリアンブルシンボルが検出される。したがって、プリアンブルシンボルのシンボル構造に依存しない汎用性の高いフレーム同期処理が実現される。さらに、フレーム同期処理に要する消費電力や演算時間が削減される。
本発明の第2の特徴は、本発明の第1の特徴に係り、前記特定部は、前記リストに基づき、前記タイミングの周期が一定である期間を前記下りリンクの通信期間として特定することを要旨とする。
本発明の第3の特徴は、本発明の第2の特徴に係り、前記特定部は、前記タイミングの周期が一定である期間が複数存在する場合、各期間の時間幅に応じて前記下りリンクの通信期間を特定することを要旨とする。
本発明の第4の特徴は、本発明の第1〜第3のいずれかの特徴に係り、前記シンボル検出部は、前記受信信号を相関演算することで相関演算結果のピーク値をシンボル毎に出力し、前記リスト作成部は、前記タイミングと前記ピーク値とを対応付けた前記リストを作成し、前記特定部は、前記リストにおいて、予め設定された閾値を下回る前記ピーク値に対応する前記タイミングを除外することを要旨とする。
本発明の第5の特徴は、本発明の第1〜第4のいずれかの特徴に係り、前記プリアンブル検出部は、前記受信信号のうち、前記下りリンクの通信期間の先頭に位置するシンボルをプリアンブルシンボルとして検出することを要旨とする。
本発明の第6の特徴は、下りリンクの通信と上りリンクの通信とが時分割で行われる無線通信システムに用いられる無線通信端末に適用されるフレーム同期方法であって、受信信号に対してシンボル同期処理を施すことで前記受信信号中の各シンボルを検出するステップと、前記シンボル同期処理によって各シンボルが検出されたタイミングを測定するステップと、少なくとも1フレーム期間において前記測定されたタイミングのタイミングに基づいて、前記下りリンクの通信期間を特定するステップと、前記受信信号のうち、前記下りリンクの通信期間における特定の位置に配されたシンボルをプリアンブルシンボルとして検出するステップとを備えることを要旨とする。
本発明によれば、シンボル同期処理の結果からフレーム構造を推定してプリアンブルシンボルを検出することにより、汎用性が高く、かつ消費電力や演算時間を削減可能なフレーム同期処理を可能とする無線通信端末及びフレーム同期方法を提供できる。
次に、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。以下の実施形態における図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。
(1)無線通信システム
(1.1)無線通信システムの概略構成
まず、本実施形態に係る無線通信システムの概略構成について説明する。図1は、本実施形態に係る無線通信システムの概略構成図である。
図1に示すように、無線通信システムは、無線通信端末100A〜100E及び無線基地局200を備える。本実施形態では、無線通信端末100A〜100E及び無線基地局200は、IEEE 802.16 Wireless MAN−OFDMA TDDモードをサポートしている。
無線通信端末100A〜100Eは、無線基地局200の制御エリア内に在圏しており、無線基地局200と通信可能である。無線通信端末100A〜100Eは、無線基地局200と一旦同期が確立すれば、前回の同期条件を基に精度の高い同期処理を継続して行える。しかし、通信初期時には、前回の同期条件が不明であるため、無線基地局200と同期をとるための初期同期を行う。
具体的には、無線通信端末100A〜100Eは、電源投入時などの通信初期時において、シンボル単位で無線基地局200と同期をとるためのシンボル同期処理と、フレーム単位で無線基地局200と同期をとるためのフレーム同期処理とを実行する。
無線通信端末100A〜100Eは、シンボル同期処理としてCPを利用した相関演算や期待値を利用した相関演算等の既存技術を用いてシンボル同期処理を行い、シンボル同期処理の結果を用いてフレーム同期処理を行う。
(1.2)フレーム構造
次に、IEEE 802.16 Wireless MAN−OFDMA TDDモードのフレーム構造について説明する。図2は、当該フレーム構造を示す図である。
図2に示すように、フレームは、DLサブフレーム、TTG(Transmit/Receive Transition Gap)、ULサブフレーム、及びRTG(Receive/Transmit Transition Gap)から構成される。
DLサブフレームは、1フレーム期間の前半に配置される。ULサブフレームは、1フレーム期間の後半に配置される。DLサブフレーム及びULサブフレームは、それぞれ複数のシンボルから構成される。
DLサブフレームの先頭(特定の位置(領域))には、プリアンブルシンボルが配置される。プリアンブルシンボルは既知のシンボルであり、無線通信端末100A〜100Eは、プリアンブルシンボルを基にフレーム同期処理を行う。なお、本実施形態では、プリアンブルシンボルがDLサブフレームの先頭に配置された構成について説明するが、他の通信システムでは、当該DLサブフレームの先頭以外にプリアンブルシンボルが配置される場合もあるため、通信システムに応じたフレーム同期処理を行うようにすることが望ましい。
TTGは、DLサブフレームからULサブフレームへの遷移期間である。RTGは、ULサブフレームからDLサブフレームへの遷移期間である。TTG及びRTGには、シンボルが存在しない。なお、無線基地局200と無線通信端末100A〜100Eとの距離などの要因によってTTG及びRTGは変化する。
なお、DLサブフレームのフレームヘッダには、DLサブフレーム及びULサブフレームにおけるデータ・バーストの割り当て情報を含むDL−MAP及びUL−MAPが配置される。
無線通信端末100A〜100Eは、DL−MAP及びUL−MAPに基づき、DLサブフレームのデータ・バースト(DLバースト)や、ULサブフレームのデータ・バースト(ULバースト)を用いて無線基地局200と通信する。
(1.3)シンボル構造
次に、IEEE 802.16 Wireless MAN−OFDMA TDDモードのシンボル構造について説明する。図3は、当該シンボル構造を示す図である。
図3に示すように、シンボルは、サイクリック・プリフィックス(CP)と、有効シンボルとを有する。CPは、有効シンボルの最後の一定期間をコピーして、コピーした部分を有効シンボルの先頭に付加したものである。
以下においては、1シンボル期間Tsのうち、CPの期間を「CP期間Tg」と呼び、有効シンボルの期間を「有効シンボル期間Ts」と呼ぶ。
(2)無線通信端末
(2.1)無線通信端末の構成
次に、本実施形態に係る無線通信端末100Aの構成について説明する。無線通信端末100B〜100Eの構成は、無線通信端末100Aと同様であるため説明を省略する。図4は、無線通信端末100Aの受信系統の構成を示すブロック構成図である。
図4に示すように、無線通信端末100Aは、アンテナ110、RF部120、ADC130、シンボル同期処理部(シンボル検出部)140、FFT処理部150、プリアンブル検出部160、シンボルタイミング記憶部(リスト生成部)170、フレームカウンタ(タイミング測定部)180及び制御部(特定部)190を備える。
アンテナ110は、OFDMA信号を受信する。アンテナ110は、無線基地局200からの下り方向のOFDMA信号(DLサブフレーム)だけでなく、無線通信端末100B〜100Eからの上り方向のOFDMA信号(ULサブフレーム)も受信する。
RF部120は、アンテナ110によって受信されたOFDMA信号を受信処理する。ADC130は、受信処理後のOFDMA信号をアナログ/デジタル変換する。
シンボル同期処理部140は、デジタル変換されたOFDMA信号に対してシンボル同期処理を行う。本実施形態では、シンボル同期処理部140は、CPを利用した相関演算により、各シンボルの境界(先頭)を検出する。
また、シンボル同期処理部140は、制御部190により制御され、フレームカウンタ180のカウンタ値を基にシンボルタイミングの結果をシンボルタイミング記憶部170に保持する。すなわち、フレームカウンタ180は、シンボル同期処理によって各シンボルが検出されたタイミングをシンボルタイミングとして測定する。
シンボルタイミング記憶部170は、シンボルタイミングを1フレーム期間において記録したタイミングリストを生成する。
制御部190は、シンボルタイミングを解析することで、フレーム構造を推定して、OFDMA信号中のDLサブフレーム期間を特定する。DLサブフレーム期間の特定方法の詳細については後述する。また、制御部190は、特定したDLサブフレームの先頭シンボル(プリアンブルシンボル)をFFT処理部150に入力する。
FFT処理部150は、シンボル同期したOFDMA信号をシンボル毎にFFT処理する。
プリアンブル検出部160は、FFT処理されたシンボルがプリアンブルシンボルであるか否かを判定して、プリアンブルシンボルを検出する。
フレームカウンタ180は、フレーム周期でカウントを行うカウンタである。無線通信端末100Aでは、フレームカウンタ180のカウンタ値に応じて種々の処理が行われる。
(2.2)フレームカウンタの機能
次に、フレームカウンタ180の機能について説明する。図5は、フレームカウンタ180の機能を説明するための図である。図5(b)〜(d)では、横軸が時間を、縦軸がカウンタ値を示している。
図5の例では、フレームカウンタ180は、0からCfまでカウンタ値がカウントアップすることで、予め決められた1フレーム期間を計測するように構成されている。ここでは、各フレームの先頭でフレームカウンタ180がリセットされる一例を示している。
図5(b)及び(c)の初期状態A及び初期状態Bに示すように、通信初期時には、図5(a)の無線基地局200のフレームタイミングと、無線通信端末100Aのフレームカウンタ値が非同期状態である。このため、フレーム同期処理によって、図5(d)に示すように、フレームカウンタ180を無線基地局200のフレームタイミングに同期させる。
(2.3)フレーム同期処理
無線通信端末100Aは、シンボル同期処理部140によるシンボル同期処理の結果を利用してDLサブフレームを検出し、DLサブフレームの先頭シンボルからプリアンブル検出処理を行う。
(2.3.1)DLサブフレーム検出処理
図6は、プリアンブル検出処理を説明するための図である。図6(a)に示すように、無線通信端末100Aが受信するOFDMA信号には、無線基地局200が送信するDLサブフレームだけでなく、無線通信端末100B〜100Eが送信するULサブフレームが含まれる。
図6(b)に示すように、DLサブフレーム期間では、シンボル同期処理における相関演算の結果が一定間隔でピーク値を示す。これは、シンボル同期処理部140がCPを利用した相関演算によりシンボル境界を検出する際、DLサブフレーム期間ではOFDMA信号の受信レベルが高く、各シンボルが精度良く検出されるためである。
一方で、DLサブフレーム期間以外の期間ではピークタイミング間隔が不定となる。具体的には、TTG及びRTG期間では、シンボルが存在しないために、ピークタイミングが不定となる。ULサブフレーム期間では、無線通信端末100B〜100Eの送信電波間の干渉や、無線通信端末100B〜100Eの位置が異なることによる受信レベルの変動等により、各シンボルの検出精度が低くなる。
したがって、シンボル同期処理によって検出された各シンボル(ピーク値)のタイミングが一定である期間をDLサブフレーム期間とみなすことができる。DLサブフレーム期間が特定されると、DLサブフレーム期間の先頭シンボルからFFTを行うことで、プリアンブルシンボルが検出される。なお、DLサブフレームのシンボル数が固定値である場合、各シンボル(ピーク値)のタイミングが、当該固定値において連続して一定である期間をDLサブフレーム期間とみなすことができる。
さらに、以下の2つのDLサブフレーム判別方法によって、DLサブフレーム検出精度を向上させることができる。
(2.3.2)DLサブフレーム判別方法(パターン1)
1フレーム期間中でDLサブフレーム期間以外の期間では、シンボルタイミング(ピークタイミング)が不定となるだけでなく、ピーク値も低いものとなる。
このため、図6(b)に示すように、予め設定された閾値と各ピーク値とを比較し、閾値を下回るピーク値はノイズとみなされる。すなわち、閾値を下回るピーク値のシンボルタイミングをDLサブフレーム期間の検出対象から除外することで、より高精度にDLサブフレームを検出可能となる。
(2.3.3)DLサブフレーム判別方法(パターン2)
或いは、各シンボル(ピーク値)のタイミングが一定である期間が、1フレーム期間中で複数検出された場合には、各期間の時間幅に応じてDLサブフレームを判別可能である。
一般的に、DLサブフレームはULサブフレームよりも時間幅が広い。したがって、各シンボル(ピーク値)のタイミングが一定である期間が複数検出された場合には、時間幅が広い方をDLサブフレームとして検出する。
システム構成によっては、DLサブフレームの時間幅がULサブフレームの時間幅よりも狭い場合も想定されるが、その場合には時間幅が狭い方をDLサブフレームとして検出する。
なお、上述したDLサブフレーム判別方法のパターン1及びパターン2は、いずれか一方のみを実行してもよく、両方を実行してもよい。
(3)無線通信端末の動作フロー
次に、上述した無線通信端末100Aの動作フローについて説明する。図7は、無線通信端末100Aの動作フローを示すフローチャートである。図7に示す動作フローは、シンボル境界の検出処理(ステップS101〜ステップS106)と、1フレーム間のシンボル境界のタイミングリスト作成・解析処理(ステップS107〜ステップS109)と、プリアンブル検出処理(ステップS110〜ステップS113)と、フレームカウンタ設定処理(ステップS114)とを含む。
まず、ステップS101において、シンボル同期処理部140は、仮保持ピーク値Vcを0に初期化し、シンボルカウント値CNTsを図3に示す有効シンボル期間Tbに相当する値に設定する。
ステップS102において、シンボル同期処理部140は、相関演算を行うことで、相関演算結果Rcを算出する。相関演算は、有効シンボル期間Tbにおいて、CP期間Tg毎に行い、相関値の合計を演算結果Rcとする。
ステップS103において、シンボル同期処理部140は、仮保持ピーク値VcがステップS102で算出された相関演算結果Rc以上であるか否かを判定する。仮保持ピーク値Vcが相関演算結果Rc以上である場合、ステップS105の処理に進む。一方、相関演算結果Rcが仮保持ピーク値Vcを上回る場合、ステップS104の処理に進む。
ステップS104において、シンボル同期処理部140は、仮保持ピーク値Vc値をステップS102で算出された相関演算結果Rcの値に更新し、シンボルカウント値CNTsを有効シンボル期間Tbに相当する値に再設定する。
ステップS105において、シンボル同期処理部140は、シンボルカウント値CNTsをデクリメントする。
ステップS106において、シンボル同期処理部140は、シンボルカウント値CNTsが0になったか否かを判定する。シンボルカウント値CNTsが0になった場合、ステップS107の処理に進む。一方、シンボルカウント値CNTsが0になっていない場合、ステップS102の処理に戻る。
ステップS107において、シンボルタイミング記憶部170は、シンボル境界タイミング(フレームカウンタ180のカウンタ値)とその時の仮保持ピーク値Vc値とを記録する。
このようにして、相関演算結果Rcが有効シンボル期間Tbにわたって仮保持ピーク値Vcを超えない場合、仮保持ピーク値Vcの得られたタイミングがシンボル境界タイミングとして記録される。
ステップS108において、シンボル同期処理部140は、フレームカウンタ180のカウンタ値に基づき、1フレーム期間が経過したか否かを判定する。1フレーム期間が経過した場合、ステップS109の処理に進む。一方、1フレーム期間が経過していない場合、ステップS101の処理に戻る。
このようにして、1フレーム期間において、シンボル境界タイミングとその時の仮保持ピーク値Vc値を記録したタイミングリストが得られる(「タイミングリストの生成」)。得られたタイミングリストの一例を図8に示す。なお、「タイミングリストの生成」とは、1フレーム期間において、シンボル境界タイミングとその時の(仮保持)ピーク値Vcを記録することを意味する。
ステップS109において、制御部190は、作成されたタイミングリストの解析を行う。具体的には、制御部190は、DLサブフレームを推定するために隣り合うピークタイミングの差分を計算し、誤差分を除去したシンボル間隔でピーク値が検出された場合、連続したシンボル構造(DLサブフレーム)であるとみなす。また、ステップS109では、上述したDLサブフレーム判別方法(パターン1,2)が実行される。そして、制御部190は、タイミングリストに基づき、プリアンブルシンボルである確率が高い順にタイミング値(フレームカウンタ180のカウンタ値)を記録した推定リストを作成する。
ステップS110において、制御部190は、フレームカウンタ180のカウンタ値が、推定リストに記録されているタイミング(カウンタ値)になったか否かを判定する。フレームカウンタ180のカウンタ値が、推定リストに記録されているタイミング(カウンタ値)になった場合、ステップS111の処理に進む。
ステップS111及びステップS112において、FFT処理部150及びプリアンブル検出部110は、上記推定リストとフレームカウンタ180を基にプリアンブル検出判定を行う。具体的には、FFT処理と、FFT処理されたシンボルがプリアンブルシンボルであるか否かの判定処理とが行われる。プリアンブルシンボルが検出されたと判定された場合、ステップS114の処理に進む。プリアンブルシンボルが検出されないと判定された場合、ステップS113の処理に進む。
ステップS113において、次の推定プリアンブルタイミングが設定され、ステップS110の処理に戻る。
ステップS114において、制御部190は、そのタイミングを基にフレームカウンタ180のカウンタ値を再設定することでフレーム同期処理が完了する。
(4)作用・効果
無線通信端末100Aは、シンボルタイミングを記録したタイミングリストを解析する。本実施形態では、IEEE 802.16 Wireless MAN−OFDMA TDDモードのフレーム構造の特徴から、DLサブフレームが推測される。推測された連続シンボルの最初のシンボルがプリアンブルシンボルと推定できる。そして、プリアンブルシンボルである確率が高いシンボルからプリアンブル検出処理を行うことにより、不要なプリアンブル検出処理を行う可能性が低くなるので、初期同期に要する処理時間が短縮され、かつ消費電力が抑制される。
(5)その他の実施形態
上記のように、本発明は実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。
上述した実施形態では、IEEE802.16 Wireless MAN−OFDMA TDDモードでの適用例を説明したが、一定のシンボル間隔でサブフレームを構成し、ガードタイムの挿入などにより特定のシンボルが推定できるシステムであれば応用可能である。
上述した実施形態では、CPを利用した相関演算によってシンボル同期処理を行うとして説明したが、CPを利用した相関演算に限らず、シンボル単位で検出可能な相関演算であれば他の相関演算方法を用いてもよい。
上述した実施形態では、フレームカウンタ180やシンボルカウント値CNTsを上記のように説明したが、アップカウンタをダウンカウンタに、ダウンカウンタをアップカウンタに変更しても効果は変わりない。
上述した実施形態では、シンボル境界及びフレーム境界を上記のように説明したが、相関演算によってシンボル構造の相対的なタイミングが検知できれば本発明の効果は変わりない。
なお、無線基地局200がアダプティブ・アレイ・アンテナを用いた指向性ビームによって無線通信端末100Aと通信可能であってもよい。この場合、DLサブフレームの受信レベルが良好に保たれるので、DLサブフレーム期間におけるシンボル境界は、より高精度に検出可能である。
このように本発明は、ここでは記載していない様々な実施形態等を包含するということを理解すべきである。したがって、本発明はこの開示から妥当な特許請求の範囲の発明特定事項によってのみ限定されるものである。
本発明の実施形態に係る無線通信システムの概略構成図である。 IEEE 802.16 Wireless MAN−OFDMA TDDモードのフレーム構造を示す図である。 IEEE 802.16 Wireless MAN−OFDMA TDDモードのシンボル構造を示す図である。 本発明の実施形態に係る無線通信端末の受信系統の構成を示すブロック構成図である 本発明の実施形態に係るフレームカウンタの機能を説明するための図である。 本発明の実施形態に係るプリアンブル検出処理を説明するための図である。 本発明の実施形態に係る無線通信端末の動作フローを示すフローチャートである 本発明の実施形態に係るタイミングリストの一例を示す図である。
符号の説明
100A〜100E…無線通信端末
110…アンテナ
120…RF部
130…ADC
140…シンボル同期処理部
150…FFT処理部
160…プリアンブル検出部
170…シンボルタイミング記憶部
180…フレームカウンタ
190…制御部
200…無線基地局

Claims (6)

  1. 下りリンクの通信と上りリンクの通信とが時分割で行われる無線通信システムに用いられる無線通信端末であって、
    受信信号に対してシンボル同期処理を施すことで前記受信信号中の各シンボルを検出するシンボル検出部と、
    前記シンボル同期処理によって各シンボルが検出されたタイミングを測定するタイミング測定部と、
    前記測定されたシンボルのタイミングを少なくとも1フレーム期間において記録したリストを生成するリスト生成部と、
    前記リストに基づいて、前記下りリンクの通信期間を特定する特定部と、
    前記受信信号のうち、前記下りリンクの通信期間における特定の位置に配されたシンボルをプリアンブルシンボルとして検出するプリアンブル検出部と
    を備えることを特徴とする無線通信端末。
  2. 前記特定部は、前記リストに基づき、前記タイミングの周期が一定である期間を前記下りリンクの通信期間として特定することを特徴とする請求項1に記載の無線通信端末。
  3. 記特定部は、前記タイミングの周期が一定である期間が複数存在する場合、各期間の時間幅に応じて前記下りリンクの通信期間を特定することを特徴とする請求項2に記載の無線通信端末。
  4. 前記シンボル検出部は、前記受信信号を相関演算することで相関演算結果のピーク値をシンボル毎に出力し、
    前記リスト作成部は、前記タイミングと前記ピーク値とを対応付けた前記リストを作成し、
    前記特定部は、前記リストにおいて、予め設定された閾値を下回る前記ピーク値に対応する前記タイミングを除外することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の無線通信端末。
  5. 前記プリアンブル検出部は、前記受信信号のうち、前記下りリンクの通信期間の先頭に位置するシンボルをプリアンブルシンボルとして検出することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の無線通信端末。
  6. 下りリンクの通信と上りリンクの通信とが時分割で行われる無線通信システムに用いられる無線通信端末に適用されるフレーム同期方法であって、
    受信信号に対してシンボル同期処理を施すことで前記受信信号中の各シンボルを検出するステップと、
    前記シンボル同期処理によって各シンボルが検出されたタイミングを測定するステップと、
    少なくとも1フレーム期間において前記測定されたシンボルのタイミングに基づいて、前記下りリンクの通信期間を特定するステップと、
    前記受信信号のうち、前記下りリンクの通信期間における特定の位置に配されたシンボルをプリアンブルシンボルとして検出するステップと
    を備えることを特徴とするフレーム同期方法。
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