JP4850589B2 - 表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、表示装置に関し、特に、液晶表示装置に適用して有効な技術に関するものである。
従来、映像や画像を表示する表示装置として、液晶表示パネルを用いた液晶表示装置が知られている。
前記液晶表示パネルは、一対の基板の間に液晶材料を封入した表示パネルであり、前記一対の基板のうちの一方の基板は、主にTFT基板と呼ばれ、たとえば、複数本の走査信号線と、絶縁層を介して前記複数本の走査信号線と立体的に交差する映像信号線とが設けられている。また、前記TFT基板には、2本の隣接する走査信号線と2本の隣接する映像信号線で囲まれた画素領域に対してTFT素子や画素電極が配置されている。
前記TFT基板を製造するときには、たとえば、マザーガラスと呼ばれるガラス基板を用いて製造される。このとき、マザーガラスには、1箇所から数カ所のTFT基板として切り出す領域があり、その領域に前記走査信号線など形成した後、マザーガラスを切断して所望の大きさのTFT基板を切り出している。
また、前記TFT基板を製造するときには、たとえば、製造過程における帯電によるTFT素子の静電破壊を防ぐことや、完成したTFT基板の検査を容易にすることを目的として、前記切り出す領域に形成される複数本の走査信号線を前記切り出す領域の外側で短絡させている。このとき、前記切り出す領域を外側で短絡している複数本の走査信号線は、前記マザーガラスを切断する際に、ガラス基板などとともに切断され、電気的に独立する。
またこのとき、前記ガラス基板の端部には、前記走査信号線などの導体層の他に、たとえば、前記静電破壊を防ぐためのダミーのメタル層を設けることもある(たとえば、特許文献1を参照。)。
特開2005−49738号公報
しかしながら、前記従来のTFT基板の製造方法では、マザーガラスを切断する際に、前記切り出す領域の内側から外側にかけて延在する複数本の走査信号線も同時に切断される。そのため、切断時の衝撃などで、走査信号線が、ガラス基板から剥がれてしまうことがある。
また、TFT基板の表示領域に形成する画素の構成によっては、走査信号線とガラス基板の間に、ITO膜などの透明導電膜が介在していることがある。この透明導電膜は、たとえば、ガラス基板との密着性が低く、マザーガラスを切断する際に、ITO膜とガラス基板の界面で剥がれが生じやすい。
このように、マザーガラスを切断する際に、走査信号線がガラス基板から剥がれてしまうと、その剥がれが、たとえば、ドライバICやドライバICが実装されたTCPなどとの接続端子部まで進行してしまい、接続不良などの原因になるという問題があった。
本発明の目的は、基板の端部に到達する配線を有する表示パネルにおける、前記配線の剥がれの進行を防ぐことが可能な技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面によって明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概略を説明すれば、以下の通りである。
(1)基板の表面に、端子よりも外側に延在する第1の導電層と、前記第1の導電層と対をなし、かつ、前記第1の導電層と前記基板の端部の間に配置された第2の導電層と、前記第1の導電層および前記第2の導電層の上に絶縁層を介して設けられた第3の導電層とを有し、前記第3の導電層は、前記対をなす前記第1の導電層および前記第2の導電層のそれぞれと、スルーホールで接続されている表示パネルを有する表示装置。
(2)前記(1)の表示装置において、第2の導電層は、前記基板の端面に到達している表示装置。
(3)前記(1)または(2)の表示装置において、前記第3の導電層は、透明導電膜からなる表示装置。
(4)前記(1)乃至(3)のいずれかの表示装置において、前記第1の導電層および前記第2の導電層は、2種類以上の異なる導電膜が積層されている表示装置。
(5)前記(4)の表示装置において、前記第1の導電層および前記第2の導電層は、前記基板と接する面が透明導電膜からなる表示装置。
(6)前記(5)の表示装置において、前記第1の導電層および前記第2の導電層は、前記基板と接する面の透明導電膜で電気的に接続されている表示装置。
(7)基板の表面に、端子よりも外側に延在する第1の導電層と、前記端子よりも外側で、絶縁層を介して前記第1の導電層と立体的に交差する第2の導電層とが設けられた表示パネルを有する表示装置。
(8)前記(7)の表示装置において、前記第2の導電層は、前記第1の導電層毎に独立して設けられており、対をなす前記第1の導電層と前記第2の導電層は、電気的に接続されている表示装置。
(9)前記(8)の表示装置において、前記基板は、前記第1の導電層および前記第2の導電層の上に、絶縁層を介して設けられた第3の導電層を有し、前記第3の導電層は、前記対をなす前記第1の導電層および前記第2の導電層のそれぞれとスルーホールで接続されている表示装置。
(10)前記(9)の表示装置において、前記第3の導電層は、透明導電膜からなる表示装置。
(11)前記(7)乃至(10)のいずれかの表示装置において、前記第1の導電層は、2種類以上の異なる導電膜が積層されている表示装置。
(12)前記(11)の表示装置において、前記第1の導電層は、前記基板と接する面が透明導電膜からなる表示装置。
(13)前記(1)乃至(12)のいずれかの表示装置において、前記表示パネルは、液晶表示パネルである表示装置。
本発明の表示装置は、表示パネル(基板)に設けられた端子よりも外側に延在する第1の導電層のさらに外側に第2の導電層が設けられている。このとき、たとえば、基板の端部において第2の導電層がガラス基板から剥がれても、その剥がれは、第2の導電層のみで終わる。そのため、第1の導電膜がガラス基板から剥がれるのを防ぎ、端子の剥がれによるドライバICやTCPとの接続不良を低減することができる。
また、第1の導電層と第2の導電層を、第3の導電層で電気的に接続しておけば、たとえば、マザーガラスを切断する前の状態のときに、切り出す領域の外側で第2の導電層を短絡させておくことで、第1の導電層を短絡させることができ、たとえば、TFT素子などの静電破壊を防ぐことができる。この場合、マザーガラスから切り出した後、第2の導電層が基板の端部に到達している。
また、前記表示パネルが、たとえば、液晶表示パネルの場合、前記第3の導電層は、たとえば、ITOなどの透明導電膜で形成する。
また、第1の導電層および第2の導電層は、たとえば、単一の金属材料からなる導電層でもよいし、2種類以上の導電膜が積層されていてもよい。また、前記表示パネルが液晶表示パネルの場合、たとえば、前記第1の導電層および前記第2の導電層は、前記基板と接する面が透明導電膜であってもよい。またこのとき、前記第1の導電層および前記第2の導電層は、前記基板と接する面の透明導電膜で電気的に接続されていてもよい。
また、本発明の表示パネルは、表示パネル(基板)に設けられた端子よりも外側に延在する第1の導電層のさらに外側に第2の導電層を設ける代わりに、前記端子よりも外側に、絶縁層を介して前記第1の導電層と立体的に交差する第2の導電層を設けてもよい。このようにすると、たとえば、基板の端部側から前記第1の導電層に剥がれが生じたときに、その剥がれの進行が第2の導電層が立体的に交差している位置で食い止められる。
なお、第1の導電層と立体的に交差する第2の導電層を設ける場合、前記第2の導電層は、前記第1の導電層毎に独立して設けることが望ましい。またこのとき、対をなす前記第1の導電層と前記第2の導電層は、電気的に接続することが望ましい。このとき、前記基板には、たとえば、前記第1の導電層および前記第2の導電層の上に、絶縁層を介して第3の導電層を設け、前記第3の導電層を、前記対をなす前記第1の導電層および前記第2の導電層のそれぞれとスルーホールで接続すればよい。
またこのときも、前記第3の導電層は、たとえば、ITO膜などの透明導電膜で形成する。また、前記第1の導電層は、2種類以上の異なる導電膜が積層されていてもよい。このとき、前記第1の導電層は、前記基板と接する面が透明導電膜であってもよい。
以下、本発明について、図面を参照して実施の形態(実施例)とともに詳細に説明する。
なお、実施例を説明するための全図において、同一機能を有するものは、同一符号を付け、その繰り返しの説明は省略する。
図1乃至図5は、本発明による実施例1の表示パネルの概略構成を示す模式図である。
図1は、液晶表示パネルを観察者側からみたときの概略構成を示す模式平面図である。図2は、図1のA−A’線における模式断面図である。図3は、図1に示した領域AR1を拡大した模式平面図である。図4は、実施例1の表示パネルの端子部分の概略構成を示す模式平面図である。図5は、図4のB−B’線における模式断面図である。
実施例1の表示パネルは、たとえば、図1および図2に示すように、一対の基板1,2の間に液晶材料3を封入した液晶表示パネルである。このとき、一対の基板1,2は、表示領域DAの外側に環状に配置されたシール材4で接着されており、液晶材料3は、一対の基板1,2およびシール材4で囲まれた空間に封入されている。
一対の基板1,2のうち、観察者側からみた外形寸法が大きい方の基板1は、一般に、TFT基板と呼ばれる。図1および図2では省略しているが、TFT基板1は、ガラス基板などの透明な基板の表面の上に、複数本の走査信号線と、絶縁層を介して前記複数本の走査信号線と立体的に交差する複数本の映像信号線が形成されている。そして、2本の隣接する走査信号線と2本の隣接する映像信号線で囲まれた領域が1つの画素領域に相当し、各画素領域に対してTFT素子や画素電極などが配置されている。また、TFT基板1と対をなす他方の基板2は、一般に、対向基板と呼ばれる。
また、図1に示した領域AR1におけるTFT基板1の構成は、たとえば、図3に示すようになっている。つまり、表示領域DAを通る複数本の走査信号線GLは、基板の端部1Aの近傍に集線されており、ドライバICや、ドライバICが実装されたTCPなどのアウターリードと接続される端子GPが設けられている。また、各走査信号線GLは、端子GPの外側に延在する部分を有する。
実施例1の表示パネルにおいて、走査信号線の端子GPおよびその外側の構成は、たとえば、図4および図5に示すようになっている。つまり、走査信号線GLの端部は、ガラス基板SUBの端面よりも内側にあり、走査信号線GLの端部とガラス基板SUBの端部の間には、走査信号線GLと対になる導電層5が設けられている。また、走査信号線GLおよび導電層5の上には、たとえば、第1の絶縁層PAS1および第2の絶縁層PAS2を介して透明導電膜6が設けられている。この透明導電膜6は、たとえば、ITO膜からなる。また、透明導電膜6は、たとえば、スルーホールTH1により走査信号線GLに接続され、スルーホールTH2により導電層5に接続されている。すなわち、走査信号線GLと導電層5は、透明導電膜6により電気的に接続されている。
図6および図7は、実施例1の表示パネルの作用効果を説明するための模式図である。
図6は、TFT基板の製造方法の概要を説明するための模式平面図である。図7は、図6に示した領域AR2を拡大した模式平面図である。
実施例1の液晶表示パネルで用いられるTFT基板1を製造するときには、たとえば、図6に示すように、1枚の大きなマザーガラス7の4つの領域701〜704のそれぞれにTFT基板1が形成される。そして、TFT基板1が完成した後、各領域701〜704をマザーガラス7から切り出して個別のTFT基板1にする。
このとき、たとえば、図5に示した領域AR2を拡大すると、その構成は、たとえば、図7に示すようになっている。すなわち、マザーガラス7にある1つのTFT基板1として切り出す領域701の内側にある導電層5は、切り出す領域701の外側において短絡している。そのため、領域701を切り出すときには、ガラス基板SUBとともに、導電層5も切断する必要がある。
しかしながら、ガラス基板SUBとともに導電層5を切断すると、切断時の衝撃などにより、導電層5がガラス基板SUBから剥がれることがある。このとき、導電層5の剥がれは、ガラス基板の内側、すなわち走査信号線GLの端子GPがある方向に進行するが、導電層5と走査信号線GLは、それぞれ独立したパターンであるため、導電層5の剥がれの進行は、導電層5の端部で終わり、走査信号線GLの端子GPまで進行することはない。
このように、実施例1の表示パネルでは、走査信号線GLとガラス基板の端部の間に走査信号線GLとは独立した導電層5を設けることにより、走査信号線GLの端子GPがガラス基板から剥がれるのを防ぐことができる。そのため、端子GPの剥がれによるドライバICやTCPのアウターリードの接続不良を低減することができる。
また、実施例1の表示パネルのように、走査信号線GLとガラス基板SUBの端部の間に走査信号線GLとは独立した導電層5を設けた場合、たとえば、導電層5が、TFT基板1の切断端面に露出しており、水分により腐食や酸化が起こる。このときも、腐食や酸化はガラス基板SUBの端面から内側に進行するが、それらの進行を導電層5で終わらせることができる。そのため、実施例1の表示パネルでは、走査信号線GLの端子GPの腐食や酸化も防ぐことができる。
図8は、実施例1の表示パネルの変形例を説明するための模式平面図である。図9は、図8のC−C’線における模式断面図である。
実施例1では、液晶表示パネルを例に挙げ、TFT基板1の走査信号線GLの端子GPの近傍の構成について説明している。液晶表示パネルのTFT基板1の場合、一般的には、図5に示すように、ガラス基板SUBの表面に直接、走査信号線GLが形成されている。
しかしながら、液晶表示パネルの種類によっては、たとえば、図8および図9に示すように、ガラス基板SUBの表面と走査信号線GLや導電層5の間に、ITO膜などの透明導電膜8が介在することがある。この場合、たとえば、前記透明導電膜8は、図8および図9に示すように、走査信号線GLと導電層5を電気的に接続するように介在していてもよいし、走査信号線GLの下層と導電層5の下層に、それぞれ独立したパターンで介在していてもよい。
図10は、前記変形例を適用できるTFT基板の1画素の構成例を示す模式平面図である。図11は、図10のD−D’線における模式断面図である。図12は、図10のE−E’線における模式断面図である。
実施例1の液晶表示パネルにおいて、前記変形例を適用できるのは、たとえば、IPS(In−Plane Switching)方式のような横電界駆動方式であり、画素電極と対向電極が絶縁層を介して異なる層に配置されており、かつ、画素電極または対向電極がガラス基板の表面に設けられている表示パネルである。このとき、TFT基板1は、たとえば、図10乃至図12に示すように、ガラス基板SUBの表面に、x方向に延在する複数本の走査信号線GLが設けられており、走査信号線GLの上には、第1の絶縁層PAS1を介してy方向に延在し、複数本の走査信号線GLと立体的に交差する複数本の映像信号線DLが設けられている。そして、2本の隣接する走査信号線GLと2本の隣接する映像信号線DLによって囲まれた領域が1つの画素領域に相当する。
また、ガラス基板SUBの表面には、たとえば、画素領域毎に、平板状の対向電極CTが設けられている。このとき、x方向に並んだ各画素領域の対向電極CTは、走査信号線GLと並行した共通信号線CLによって電気的に接続されている。また、走査信号線GLからみて、共通信号線CLが設けられている方向と反対側には、対向電極CTと電気的に接続されている共通接続パッドCPが設けられている。このとき、たとえば、ITO膜とアルミニウムなどの金属膜を続けて成膜した後、金属膜およびITO膜を一括してパターニングして対向電極CTと、走査信号線GLや共通信号線CLなどを形成すると、走査信号線GLとガラス基板SUBの間に、たとえば、対向電極CTの形成に用いられるITO膜などの透明導電膜8が残る。またこのとき、ガラス基板SUBの端部では、走査信号線GLと対をなす導電層5も形成されているので、図9に示すように、走査信号線GLおよび導電層5の下層に透明導電膜8を介在させることができる。
また、第1の絶縁層PAS1の上には、映像信号線DLの他に、半導体層、ドレイン電極SD1、およびソース電極SD2が設けられている。このとき、半導体層は、たとえば、アモルファスシリコン(a−Si)を用いて形成されており、各画素領域に対して配置されるTFT素子のチャネル層SCとしての機能を持つものの他に、たとえば、走査信号線GLと映像信号線DLが立体的に交差する領域における走査信号線GLと映像信号線DLの短絡を防ぐもの(図示しない)がある。このとき、TFT素子のチャネル層SCとしての機能を持つ半導体層は、映像信号線DLに接続しているドレイン電極SD1とソース電極SD2の両方が接続されている。
また、映像信号線DLなどが形成された面(層)の上には、第2の絶縁層PAS2を介して画素電極PXが設けられている。画素電極PXは、画素領域毎に独立した電極であり、第2の絶縁層PASに設けられた開口部(スルーホール)TH3においてソース電極SD2と電気的に接続されている。また、対向電極CTと画素電極PXが、図3乃至図5に示したように、第1の絶縁層PAS1および第2の絶縁層PAS2を介して積層配置されている場合、画素電極PXは、スリットSLが設けられたくし歯形状の電極になっている。
また、第2の絶縁層PAS2の上には、画素電極PXの他に、たとえば、走査信号線GLを挟んで上下に配置された2つの対向電極CTを電気的に接続するためのブリッジ配線BRが設けられている。このとき、ブリッジ配線BRは、走査信号線GLを挟んで配置された共通信号線CLおよび共通接続パッドCPとスルーホールTH4,TH5によって接続される。
また、第2の絶縁層PAS2の上には、画素電極PXおよびブリッジ配線BRを覆うように配向膜ORIが設けられている。なお、図示は省略するが、対向基板2は、TFT基板1の配向膜ORIが設けられた面に対向するように配置される。
なお、図10乃至図12に示した構成は、第1の変形例が適用できる構成の一例であり、これに限らず、別の構成であっても適用できることはもちろんである。
図13は、本発明による実施例2の表示パネルの端子部分の概略構成を示す模式平面図である。図14は、図13のF−F’線における模式断面図である。
実施例2の表示パネルは、たとえば、実施例1と同様の構成の液晶表示パネルであるため、全体的な構成の説明は省略する。
実施例2において、実施例1と異なる点は、走査信号線GLの端子GPとガラス基板SUBの端面の間に導電層5を設ける代わりに、たとえば、図13および図14に示すように、走査信号線GLの端子GPとガラス基板SUBの間に、第1の絶縁層PAS1を介して走査信号線GLと立体的に交差する導電層9を設ける点である。このとき、導電層9は、たとえば、映像信号線DL、TFT素子のドレイン電極SD1およびソース電極SD2を形成する工程で同時に形成する。
またこのとき、導電層9は、たとえば、図13に示すように、走査信号線GL毎に独立したパターンで設けることが望ましい。またさらに、対になる走査信号線GLと導電層9は、電気的に接続されていることが望ましく、たとえば、図14に示すように、導電層9の上にある第2の絶縁膜PAS2にスルーホールTH6を設け、走査信号線GLの端子GPに設けられる透明導電膜6で電気的に接続する。
このようにすると、たとえば、導電層9を設けた位置では、導電層9の存在により走査信号線GLなどが変形しにくくなる。そのため、たとえば、マザーガラス7から切り出す際に、基板の端面1Aにおいて走査信号線GLがガラス基板SUBから剥がれても、その剥がれの進行を、導電層9を設けた位置で食い止めることができる。
また、図を示しての説明は省略するが、実施例2の表示パネルにおいても、走査信号線GLとガラス基板の間に、ITO膜などの透明導電膜8が介在していてもよいことはもちろんである。
以上、本発明を、前記実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々変更可能であることはもちろんである。
たとえば、前記実施例では、液晶表示パネルのTFT基板を例に挙げたが、これに限らず、液晶表示パネルのTFT基板と同様の構成の基板を有する表示パネルであれば、本発明を適用可能であることはもちろんである。液晶表示パネル以外で本発明を適用可能な表示パネル(表示装置)としては、たとえば、PDP(Plasma Display Panel)や、有機EL(ElectroLuminescence)を用いたディスプレイがある。
液晶表示パネルを観察者側からみたときの概略構成を示す模式平面図である。 図1のA−A’線における模式断面図である。 図1に示した領域AR1を拡大した模式平面図である。 実施例1の表示パネルの端子部分の概略構成を示す模式平面図である。 図4のB−B’線における模式断面図である。 TFT基板の製造方法の概要を説明するための模式平面図である。 図6に示した領域AR2を拡大した模式平面図である。 実施例1の表示パネルの変形例を説明するための模式平面図である。 図8のC−C’線における模式断面図である。 前記変形例を適用できるTFT基板の1画素の構成例を示す模式平面図である。 図10のD−D’線における模式断面図である。 図10のE−E’線における模式断面図である。 本発明による実施例2の表示パネルの端子部分の概略構成を示す模式平面図である。 図13のF−F’線における模式断面図である。
符号の説明
1…TFT基板
2…対向基板
3…液晶材料
4…シール材
5,9…導電層
6,8…透明導電膜
7…マザーガラス
SUB…ガラス基板
GL…走査信号線
CL…共通信号線
CP…共通接続パッド
CT…対向電極(共通電極)
PAS1…第1の絶縁層
DL…映像信号線
SC…TFT素子のチャネル層(半導体層)
SD1…ドレイン電極
SD2…ソース電極
PAS2…第2の絶縁層
PX…画素電極
SL…スリット
BR…ブリッジ配線
ORI…配向膜
TH1,TH2,TH3,TH4,TH5…スルーホール

Claims (7)

  1. 基板の表面に、端子よりも外側に延在する第1の導電層と、
    前記第1の導電層と対をなし、かつ、前記第1の導電層と前記基板の端部の間に配置された第2の導電層と、
    前記第1の導電層および前記第2の導電層の上に絶縁層を介して設けられた第3の導電層とを有し、
    前記第3の導電層は、前記対をなす前記第1の導電層および前記第2の導電層のそれぞれと、スルーホールで接続されている表示パネルを有することを特徴とする表示装置。
  2. 第2の導電層は、前記基板の端面に到達していることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記第3の導電層は、透明導電膜からなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記第1の導電層および前記第2の導電層は、2種類以上の異なる導電膜が積層されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の表示装置。
  5. 前記第1の導電層および前記第2の導電層は、前記基板と接する面が透明導電膜からなることを特徴とする請求項4に記載の表示装置。
  6. 前記第1の導電層および前記第2の導電層は、前記基板と接する面の透明導電膜で電気的に接続されていることを特徴とする請求項5に記載の表示装置。
  7. 前記表示パネルは、液晶表示パネルであることを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載の表示装置。
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