JP4850219B2 - チェーン動力伝達装置および汚泥掻寄機 - Google Patents

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Description

本発明は、モータ等の動力源の駆動力をチェーンおよびスプロケットにより伝達するチェーン動力伝達装置の技術分野およびこのチェーン動力伝達装置を用いた汚泥掻寄機の技術分野に関するものである。
従来、下水処理場や浄水場においては、泥土や土砂が混入している流入水を一旦沈澱槽に導入し、この沈澱槽において流入水内の泥土や土砂を沈澱させて水と分離している。そして、沈殿した汚泥は、沈澱槽底部に設置した汚泥掻寄機によって沈澱槽底部の一側部に設けた汚泥ピット内に集泥した後、沈澱槽外へ排出し処理するようにしている。
従来の汚泥掻寄機として、リンクを無端状に連結して構成されたチェーンとスプロケットからなるチェーン動力伝達装置を用いたチェーン駆動式汚泥掻寄機が知られている。従来のチェーン駆動式汚泥掻寄機においては、チェーン動力伝達装置の一部が水中で使用されることから、チェーン動力伝達装置のチェーンおよびスプロケットの錆の発生を防止する必要がある。そこで、従来はスプロケットに超高分子量ポリエチレン等のプラスチックを用いるとともに、チェーンに、ポリエステル等のプラスチックを用いたチェーン動力伝達装置を備える汚泥掻寄機が種々提案されている。
ところで、チェーンおよびスプロケットに前述のようなプラスチックを用いた場合、プラスチック材は金属材料に比べて強度が低い。しかし、チェーンおよびスプロケットはモータの駆動力および汚泥による抵抗力が加えられるため、強度部材として構成する必要がる。このため、チェーンを構成するリンクの幅および肉厚を大きくするとともにスプロケットの歯形構造を構成するうえで歯幅および歯の肉厚をともに大きくすることで、これらのチェーンおよびスプロケットの強度をそれぞれ高めなければならない。しかし、チェーンおよびスプロケットをプラスチックで構成した場合、それらの強度には限度がある。
このようなことから、従来の汚泥掻寄機に用いられるチェーン動力伝達装置のスプロケットに、歯に代えてローラを用いたスプロケットが提案されている。しかし、このようなローラを用いたスプロケットでもプラスチックを用いることから、ある程度の期間にわたる汚泥掻寄機の使用後には、ローラおよびこのローラを支持するスプロケット本体のローラ支持孔が摩耗することが余儀なくされる。
そこで、1つのローラを着脱可能に支持するローラ支持孔をスプロケット本体に複数設けて、1つのローラ支持孔が摩耗しても他の1つのローラ支持孔を用いることで、より長期にわたる使用を可能にしたスプロケットおよびこれを備えることで耐久性を向上した汚泥掻寄機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許第3589162号公報。
しかしながら、前述の特許文献1に記載のチェーン動力伝達装置では、1つのローラ支持孔は使用不能状態に摩耗してこのローラ支持孔を対応する他のローラ支持孔に変更する必要があるが他のローラ支持孔はまだ使用可能な状態にある場合でも、すべてのローラに対してローラ支持孔を変更しなければならない。このため、ローラ支持孔の変更が煩雑となり、変更作業に多大な時間を要するという問題がある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、スプロケット側係合部の摩耗を抑制して、より長期にわたって使用可能にしてスプロケットの交換頻度を低減することのできるチェーン動力伝達装置およびこれを用いて耐久性をより向上することのできる汚泥掻寄機を提供することである。
前述の課題を解決するために、本発明のチェーン動力伝達装置は、回転可能に設けられるとともにその回転中心と同一円周上に全周にわたって等間隔に配設された複数のスプロケット側係合部を有するスプロケットと、前記複数のスプロケット側係合部の一部に係脱可能に係合する無端状のチェーンとを少なくとも備え、前記スプロケットと前記チェーンとの間で動力伝達が行われるチェーン動力伝達装置において、前記チェーンが、前記複数のスプロケット側係合部のうち、スプロケット側係合部のn個飛びに前記スプロケット側係合部に係合するようになっており、前記n個がn個≧1個であるとともに、前記スプロケット側係合部の数は、スプロケット側係合部の数≠(n+1)×m個でかつm≧1であり、前記スプロケットが回転可能な円板状または略円板状のスプロケット本体を有し、前記スプロケット側係合部は前記スプロケット本体の外周縁部に設けられたチェーン係合用ローラであり、前記チェーンが、複数のリンクが互いに相対回転可能にかつ無端状に連結されて形成されており、前記リンクが、前記スプロケットが一方向に回転するとき前記チェーン係合用ローラに係合する第1リンク側係合部および前記スプロケットが前記一方向と逆方向に回転するとき前記チェーン係合用ローラに係合する第2リンク側係合部を有するとともに、飛ばされる前記n個のチェーン係合用ローラの少なくとも1個を収容するチェーン係合用ローラ収容部を有し、前記チェーン係合用ローラが前記リンクの第1リンク側係合部および第2リンク側係合部のいずれか一方に係合して前記チェーンを回転するとき、このチェーン係合用ローラに前記スプロケットの回転方向上流側に隣接するチェーン係合用ローラが、前記第2リンク側係合部から離間した状態で前記リンクのローラ収容部に収容されることを特徴としている。
また、本発明のチェーン動力伝達装置は、少なくとも前記n個が1個であることを特徴としている。
更に、本発明のチェーン動力伝達装置は、前記スプロケット本体は外周縁部に互いに所定間隔を置いて設けられた一対の環状フランジ部を有し、前記一対の環状フランジ部が、前記スプロケット本体と単一部材でまたは前記スプロケット本体と別部材で前記スプロケット本体に一体に設けられており、前記複数のチェーン係合用ローラが前記一対の環状フランジ部間に架設されていることを特徴としている。
更に、本発明のチェーン動力伝達装置は、前記チェーン係合用ローラにその円周方向に延設された所定数のローラ側溝および前記リンクの前記チェーン係合用ローラの係合部との係合位置を含む所定領域に、前記リンクの長手方向に延設された所定数のリンク側溝の少なくとも一方を有することを特徴としている。
更に、本発明の汚泥掻寄機は、スプロケットと前記スプロケットに係合可能な無端状のチェーンとを備えるチェーン動力伝達装置と、前記チェーンに設けられた所定数の複数の掻寄部材とを少なくとも備え、前記チェーン動力伝達装置が本発明のチェーン動力伝達装置のいずれか1つのチェーン動力伝達装置であることを特徴としている。
このように構成された本発明に係るチェーン動力伝達装置によれば、スプロケットとチェーンとの間で動力伝達が行われるチェーン動力伝達装置において、チェーンを、複数のスプロケット側係合部のうち、スプロケット側係合部のn個飛びにスプロケット側係合部に係合させるとともに、n個がn個≧1個に設定し、更に、スプロケット側係合部の数をスプロケット側係合部の数≠(n+1)×m個でかつm≧1に設定している。したがって、スプロケットの(n+1)回転で、はじめてすべてのスプロケット側係合部がチェーンに係合終了する。これにより、特許文献1に記載されている、スプロケットの1回転毎にリンクの係合部とスプロケットのチェーン係合用ローラが係合する従来のチェーン動力伝達装置に比べて、1つのスプロケット側係合部におけるチェーン側係合部との係合頻度を大幅に少なくすることができる。このように係合頻度が少なくなることから、チェーン側係合部から1つのスプロケット側係合部に加えられる荷重の繰り返し回数を低減することができる。更に、チェーン係合用ローラがリンクの第1リンク側係合部および第2リンク側係合部のいずれか一方に係合してチェーンを回転するとき、このチェーン係合用ローラにスプロケットの回転方向上流側に隣接するチェーン係合用ローラが、第1リンク側係合部および第2リンク側係合部のいずれか他方から離間した状態でリンクのローラ収容部に収容される。これにより、スプロケットのチェーン係合用ローラとリンク側係合部との係合頻度を更に一層大幅に少なくすることができる。したがって、スプロケット側係合部の摩耗を効率よく抑制でき、スプロケットの耐久性を向上することができる。その結果、スプロケットの交換頻度を低減でき、チェーン動力伝達装置をより長期にわたって使用可能になる。
また、汚泥処理という悪条件で使用される汚泥掻寄機に本発明のチェーン動力伝達装置を用いることで、汚泥掻寄機の耐久性を向上でき、長期にわたってスプロケットをほとんど交換することなく、汚泥掻寄機による汚泥処理を良好に行うことが可能となる。
更に、スプロケット側係合部をチェーン係合用ローラで構成するとともに、チェーンを互いに相対回転可能に連結された複数のリンクで構成し、チェーン係合用ローラにその円周方向に延設された所定数のローラ側溝およびチェーン係合用ローラと係合するリンクの係合部を含む所定領域に長手方向に延設された所定数のリンク側溝の少なくとも一方を有するようにする。これにより、本発明のチェーン動力伝達装置を汚泥掻寄機に用いた場合に、チェーン係合用ローラとリンクとの当接部に汚水に含まれる微細な砂等の微小異物が介在したとき、この微小異物をローラ側溝およびリンク側溝の少なくとも一方に逃がすことができる。したがって、この微小異物によるチェーン係合用ローラおよびリンクの摩耗を効果的に抑制することができる。その結果、チェーン係合用ローラおよびリンクの耐久性を更に一層向上させることができる。
以下、図面を用いて、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1は、本発明に係るチェーン動力伝達装置の実施の形態の一例を示す図である。
図1に示すように、この例のチェーン動力伝達装置1は、例えば3個のスプロケット2,3,4と、これらのスプロケット2,3,4に掛け渡された無端状のチェーン5とを備えている。3個のスプロケット2,3,4は、いずれも前述と同じプラスチックから形成されており、1つのスプロケット2は図示しないモータ等の動力源からの動力が伝達される駆動スプロケットとして構成されている。また、他の2つのスプロケット3,4は、いずれもスプロケット2の回転駆動力をチェーン5により伝達されて回転される従動スプロケットとして構成されている
図2は駆動スプロケットを示し、(a)は正面図、(b)は(a)におけるIIB−IIB線に沿う断面図、(c)は(b)の部分拡大断面図である。
図2(a)ないし(c)に示すように駆動スプロケット2は、プラスチックにより略円板状に形成されたスプロケット本体6と、スプロケット本体6の外周縁部にこのスプロケット本体6の回転中心と同心円上に等間隔(一定ピッチ)を置いて配設された21個のチェーン係合用ローラ7(本発明のスプロケット側係合部に相当)とを有している。
スプロケット本体6は所定間隔を置いて径方向外方に突設された一対の円環状のローラ支持フランジ6a,6bを有している。これらのローラ支持フランジ6a,6bはスプロケット本体6と単一部材で一体に成形されている。一対のローラ支持フランジ6a,6bの貫通孔に、それぞれフランジを有するスリーブ8,9が嵌合されている。また、支持ボルト10がこれらのスリーブ8,9を貫通してローラ支持フランジ6a,6b間に架設されてナット11によって固定されている。その場合、支持ボルト10の頭部とスリーブ8との
間およびナット11とスリーブ9との間にそれぞれワッシャー12,13が介在されている。支持ボルト10は、スプロケット本体6の回転中心と同心円上に等間隔(一定ピッチ)を置いてチェーン係合用ローラ7と同数配設されている。そして、これらの支持ボルト10に、それぞれチェーン係合用ローラ7が一対のローラ支持フランジ6a,6b間に位置して回転不能にまたは回転可能に支持されている。
各チェーン係合用ローラ7はプラスチックにより形成され、パイプ部7aとその両端にそれぞれ形成されたフランジ7b,7cとを有している。パイプ部7aの長さは、後述する図3(a)ないし(c)に示すチェーン7のリンク14の幅より若干長くなるように設定されている。また、両フランジ7b,7cの対向面は、ともにそれらの内周部から外周部にかけてフランジ7b,7cの厚さが薄くなるように軸方向と直交する方向に対して傾斜したテーパ状に形成されている。これにより、両フランジ7b,7cの対向面の内周部が、パイプ部7aに係合するチェーン7の蛇行を抑制するようにされているとともに、両フランジ7b,7cの対向面の外周部がリンク14との摩擦を生じないようにされている。
なお、チェーン係合用ローラ7はそのフランジ7b,7cを省略して一対のローラ支持フランジ6a,6b間の間隔のほぼ全体にわたってパイプ部7aが形成されるようにすることもできる。このように構成することで、リンク14の幅が一対のローラ支持フランジ6a,6b間の間隔のほぼ全体にまで大きくすることができる。これにより、チェーン係合用ローラ7とリンク14の相互の接触部分がより一層大きくすることができるようになり、チェーン係合用ローラ7とリンク14との摩擦力が小さくなる。その結果、チェーン係合用ローラ7とリンク14の各摩耗量が低減されるようになる。
他の2個のスプロケット3,4も、前述のスプロケット2とまったく同一に形成されていおり、したがってそれらの詳細な説明は省略する。
図3はチェーンを部分的に示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)はチェーンを構成するリンクの正面図、(d)はリンクどうしを連結するリンク連結部材の分解図である。
図1および図3(a)および(b)に示すように。チェーン5は複数のリンク14をリンク連結部材15で相対回転可能にかつ無端状に連結されて構成されている。各リンク14はすべて同じ構成を有しており、その一端部側に二股部14aを有する平面視Y字状に形成されている。そして、互いに隣接する2つのリンク14,14において、一方のリンク14の二股部14aに他方のリンク14の他端部14bが相対回転可能にかつ着脱可能に嵌合されている。
図3(c)に示すように、各リンク14の二股部14a側および他端部14b側に、それぞれ、リンク14の長手方向と直交する方向(つまり、リンク14の幅方向)に貫通孔14c,14dが設けられている。また、各リンク14の二股部14a側および他端部14b側には、それぞれ、各スプロケット2,3,4の各チェーン係合用ローラ7のパイプ部7aに係脱可能に係合する一対の第1および第2係合部14e,14f(本発明のリンク側係合部に相当)等が設けられている。更に、これらの第1および第2係合部14e,14fは1つの凹部によって形成されているとともに、この凹部はチェーン係合用ローラ7を収容するローラ収容部として構成されている。もちろん、一対の第1および第2係合部14e,14fは別々に独立して設けることもできる。
図3(d)に示すように、各リンク連結部材15は、連結ピン15aと、ワッシャ15bと、止めリング(スプリングワッシャ)15cとを有している。連結ピン15aは、一端側に頭部15a1を有するとともに、他端側に縮径部15a2を有している。そして、前述のように一方のリンク14の二股部14aに、このリンク14に隣接する他方のリンク
14の他端部14bが嵌合されるとともに、一方のリンク14の貫通孔14cと他方のリンク14の貫通孔14dとが整列される。この状態で、連結ピン15aが二股部14aの一側からこれらの貫通孔14c,14dを貫通されて、その縮径部15a2の一部が二股部14aの他側から突出される。この突出した縮径部15a2にワッシャ15bを嵌合させるとともに、縮径部15a2に形成された係止溝15a3に止めリング15cを取り外し可能に嵌合する。こうして、互いに隣接する2つのリンク14,14がリンク連結部材15によって相対回転可能にかつ着脱可能に連結される。同様にして、他のリンク14も順次リンク連結部材15によって連結され、無端状のチェーン5が形成される。
図4は、スプロケットとチェーンとの係合を説明する部分図である。
図4に示すように、チェーン5は駆動スプロケットとして構成されるスプロケット2の外周側に部分的に巻き掛けられる。そして、モータ等の動力源によってスプロケット2が矢印で示す図4において反時計回りに回転駆動されると、スプロケット2のチェーン係合用ローラ7が1つのリンク14の第1係合部14eに係合してこの第1係合部14eを押圧する。これにより、チェーン5がスプロケット2と同方向に回転開始される。続いて、スプロケット2の回転により、他のチェーン係合用ローラ7がこのリンク14に隣接するリンク14の第1係合部14eに係合し、同様にしてこの第1係合部14eを押圧する。こうして、スプロケット2の回転により、他のチェーン係合用ローラ7が順次、スプロケット2に続いて到達するリンク14の第1係合部14eに係合する。こうして、スプロケット2の回転により、チェーン5が連続して回転するようになっている。
ところで、このチェーン動力伝達装置1では、チェーン5の連続するリンク14の第1係合部14eがスプロケットの連続するとチェーン係合用ローラ7に、順次係合しないようにされている。すなわち、図1および図4に示すように、第1のリンク14の第1係合部14eが1つのチェーン係合用ローラ7であるローラa1に係合すると、第1のリンク14に隣接する第2のリンク14の第1係合部14eはローラa1に隣接するチェーン係合用ローラ7であるローラa12に係合しなく、このローラa12に隣接するローラa2に係合するようにされている。つまり、連続してスプロケット2に到達するリンク14の第1係合部14eは、チェーン係合用ローラ7の1つ飛び(1つ置き)にチェーン係合用ローラ7に係合するようになっている。
したがって、1つのリンク14の第1係合部14eがローラa1に係合すると、順次スプロケット2に到達するリンク14の第1係合部14eは、ローラa2,a3,………,a20,a21,a1の順にチェーン係合用ローラ7に当接するようになる。その結果、リンク14の第1係合部14eが最初に係合したローラa1が再び第1係合部14eに係合するときは、スプロケット2が2回転したときとなる。換言すると、スプロケット2が2回転したときに、はじめてすべてのチェーン係合用ローラ7がリンク14の第1係合部14eに係合完了するとともに、すべてのチェーン係合用ローラ7がリンク14の第1係合部14eに係合完了しないうちに、既に第1係合部14eに係合したチェーン係合用ローラ7が、再び第1係合部14eに係合することはない。
また、チェーン係合用ローラ7がリンク14の第1係合部14eに係合してチェーン5を回転しているとき、このチェーン係合用ローラ7に隣接しかつチェーン係合用ローラ7の1つ飛びにより第1係合部14eに係合しないチェーン係合用ローラ7はリンク14のローラ収容部に収容される。このとき、このローラ収容部に収容されたチェーン係合用ローラ7は、リンク14の第2係合部14fから離間してこの第2係合部14fに係合しないかあるいは第2係合部14fに係合しても、チェーン係合用ローラ7と第2係合部14fとの間で力の伝達はない。
一方、従動スプロケットであるスプロケット3,4は、チェーン5から回転駆動力が伝
達されるため、前述のスプロケット2の場合と逆に、リンク14の第2係合部14fがチェーン係合用ローラ7に係合してこのチェーン係合用ローラ7を押圧するようになる。この第2係合部14fによるチェーン係合用ローラ7の押圧で各スプロケット3,4が回転するようになる。これらのスプロケット3,4においても、スプロケット3,4が2回転したときに、はじめてすべてのチェーン係合用ローラ7がリンク14の第2係合部14fによって係合完了されるとともに、すべてのチェーン係合用ローラ7がリンク14の第2係合部14fに係合完了されないうちに、既に第2係合部14fに係合されたチェーン係合用ローラ7が、再び第2係合部14fに係合されることはない。
また、前述のスプロケット2の場合と同様に、リンク14の第2係合部14eがチェーン係合用ローラ7に係合してスプロケット3,4を回転しているとき、このチェーン係合用ローラ7に隣接しかつチェーン係合用ローラ7の1つ飛びにより第2係合部14fに係合しないチェーン係合用ローラ7はリンク14のローラ収容部に収容される。このとき、このローラ収容部に収容されたチェーン係合用ローラ7は、リンク14の第1係合部14eから離間してこの第1係合部14eに係合しないかあるいは第1係合部14eに係合しても、チェーン係合用ローラ7と第1係合部14eとの間で力の伝達はない。
このように、この例のチェーン動力伝達装置1によれば、スプロケット2,3,4とチェーン5との間で動力伝達が行われるチェーン動力伝達装置において、チェーン5を、複数のチェーン係合用ローラ7のうち、チェーン係合用ローラ7の1個飛びにチェーン係合用ローラ7に係合させるとともに、チェーン係合用ローラ7の数を、チェーン係合用ローラ7の1個飛びであることから偶数ではない、奇数の21個に設定している。したがって、各スプロケット2,3,4の2回転で、はじめてすべてのチェーン係合用ローラ7がチェーン5に係合を終了する。
したがって、特許文献1に記載されている、スプロケットの1回転毎にリンクの係合部とスプロケットのローラが係合する従来のチェーン動力伝達装置1に比べて、リンク14の第1および第2係合部14e,14fとスプロケット2のチェーン係合用ローラ7との係合頻度を大幅に少なくすることができる。すなわち、リンク14の第1および第2係合部14e,14fとスプロケット2,3,4とに加えられる荷重の繰り返し回数を低減することができる。したがって、チェーン係合用ローラ7およびスプロケット2,3,4のローラ支持孔6a1,6b1の摩耗を抑制でき、リンク14およびスプロケット2,3,4の耐久性を向上することができる。その結果、リンク14、スプロケット2,3,4およびそれらのチェーン係合用ローラ7の交換頻度を低減でき、チェーン動力伝達装置1をより長期にわたって使用可能になる。
特に、この例のチェーン動力伝達装置1を後述する汚泥掻寄機に用いた場合、汚泥水に含まれる微粒子の砂等によって摩耗しやすいが、チェーン5およびチェーン係合用ローラ7を樹脂で形成してもチェーン係合用ローラ7およびスプロケット2,3,4のローラ支持孔6a1,6b1の摩耗を抑制できるので、高価な耐摩耗性の材料を用いることなく、チェーン動力伝達装置1をコストの増加を抑制しつつ、長期に使用可能となる。
しかも、チェーン5を、1個飛びにチェーン係合用ローラ7に係合させているので、チェーン5のチェーン係合用ローラ7への係合位置(当接位置)を変化させることができ、チェーン係合用ローラ7の偏摩耗を抑制できるとともに、チェーン係合用ローラ7の耐久性をより一層向上することができる。
また、ローラ支持フランジ6a,6bをスプロケット本体6と単一部材で一体に成形しているので、前述の特許文献1に記載のスプロケットのようにスプロケット本体に別体の側板を取り付けた場合に比べて、側板の倒れのおそれがないとともに、部品点数を低減で
きてコストを低下することができる。しかも、ローラ支持フランジ6a,6bにおけるローラ支持孔6a1,6b1の位置ずれを抑制できる。
本発明のチェーン動力伝達装置は、前述の例に限定されることなく、種々設計変更が可能である。すなわち、前述の例では、21個のチェーン係合用ローラ7を設けるとともにチェーン係合用ローラ7を1つ飛びにリンク14の第1および第2係合部14e,14fに係合するようにしているが、例えば、チェーン係合用ローラ7を2つ飛びにリンク14の第1および第2係合部14e,14fに係合するようにすることもできる。この場合には、チェーン係合用ローラ7の個数は3の倍数でない数に設定する。これにより、スプロケット2,3,4の3回転で、はじめてすべてのチェーン係合用ローラ7が第1および第2係合部14e,14fに係合完了する。
更に、これを一般化すると、リンク14の第1または第2係合部14e,14fがローラのn個飛びにチェーン係合用ローラ7に係合させるとした場合、n個をn個≧1個に設定するとともに、チェーン係合用ローラ7の個数を、チェーン係合用ローラ7の個数≠(n+1)×m個で、かつm≧1の整数(自然数)に設定すればよいことになる。このようにすることで、スプロケット2,3,4の(n+1)回転で、はじめてすべてのチェーン係合用ローラ7が第1または第2係合部14e,14fに係合完了する。
後述するように本発明のチェーン動力伝達装置1を汚泥掻寄機に用いる場合には、この汚泥掻寄機の能力、スプロケットの大きさ、およびチェーン5の大きさを考慮して、前述の図1に示す例、すなわちチェーン係合用ローラ7の1個飛びでチェーンに係合させるとともに、チェーン係合用ローラ7の個数を21個に設定することが好ましい。
また、この例のチェーン動力伝達装置1の他の構成および他の作用効果は、いずれも前述の特許文献1に記載のチェーン動力伝達装置と同じである。
なお、本発明のチェーン動力伝達装置は、前述の例のように複数のローラを有するスプロケットを備えるチェーン動力伝達装置に限定されることはなく、複数の歯を有するスプロケットを備えるチェーン動力伝達装置にも適用することができる。
また、前述の例のチェーン動力伝達装置1では従動側の2つのスプロケット3,4を用いているが、本発明のチェーン動力伝達装置は、従動側のスプロケットに代えて、図5に示すようにチェーン係合用ローラ7を有さない単なる大きなローラ3′,4′を用いることもできる。この場合には、チェーン5はこのローラ3′,4′のローラ面3a′,4a′に巻き掛けられる。
更に、これらの従動側のスプロケット3,4あるいはローラ3′,4′は2個に限定されることはなく、1個以上任意の数設けることができる。
図6は、本発明のチェーン動力伝達装置を用いた汚泥掻寄機の一例を示す斜視図である。
図6に示すように、本発明のチェーン動力伝達装置1を用いたこの例の汚泥掻寄機16は、チェーン動力伝達装置1以外は特許文献1に記載の汚泥掻寄機と同じである。図中、17は駆動装置、18は駆動チェーン、19は駆動スプロケット、20は駆動軸、21は従動軸、22は複数の掻寄板(フライト)、23は汚泥ピットである。の汚泥掻寄機16は下水処理場や浄水場の沈殿池に設置される。
この汚泥掻寄機16では、本発明のチェーン動力伝達装置1が2機使用されており、これらのチェーン動力伝達装置1は所定間隔を互いに平行に配設されている。そして、一方のチェーン動力伝達装置1のスプロケット2と他方のチェーン動力伝達装置1のスプロケット2とが駆動軸20で一体回転可能に連結されている。また、一方のチェーン動力伝達装置1のスプロケット3と他方のチェーン動力伝達装置1のスプロケット3とが従動軸21で一体回転可能に連結されている。なお、この例のチェーン動力伝達装置1のスプロケ
ット2,3と図1に示すチェーン動力伝達装置1のスプロケット2,3とはぎゃくの配置関係になっている。一方のチェーン動力伝達装置1のスプロケット2は駆動スプロケット19と同心にかつ一体回転可能に連結されている。また、同様に一方のチェーン動力伝達装置1のスプロケット3,4と他方のチェーン動力伝達装置1のスプロケット3,4とが、それぞれ駆動軸(符号なし)で一体回転可能に連結されている。その場合、スプロケット2が特許文献1に記載の汚泥掻寄機の主務スプロケットに相当し、またスプロケット3が特許文献1に記載の汚泥掻寄機の従動スプロケットに相当し、スプロケット4が特許文献1に記載の汚泥掻寄機のテールスプロケットに相当する。
また、一対のチェーン動力伝達装置1のチェーン5間に、複数の掻寄板22がチェーン5の全周にわたって所定間隔を置いて架設されている。これらのチェーン5は、特許文献1に記載の汚泥掻寄機の主務チェーンに相当する。
そして、駆動装置17の回転力が駆動チェーン18を介して駆動スプロケット19に伝達されることで、駆動スプロケット19が回転する。この駆動スプロケット19の回転により、一対のスプロケット2,2が図6において反時計回りに回転する。また、一対のスプロケット2,2の回転により、一対のチェーン5,5が同方向に回転するとともに、各一対のスプロケット3,4;4,4が、それぞれ同方向に回転する。
一対のチェーン5,5の回転により、各フライト22がチェーン5,5に送られて移動する。沈殿池の池底に進入した各フライト22は、この池底に沿って移動して池底に沈殿した汚泥を掻き寄せつつ搬送して汚泥ピット23に送り込む。汚泥の搬送が終了した各フライト22は池底から離間した後、再び沈殿池の池底に進入し、同様にして汚泥を掻き寄せつつ搬送して汚泥ピット23に送り込む。こうして、汚泥掻寄機16の作動時、各フライト22はエンドレスに回転して、沈殿池の池底に沈殿している汚泥の掻き寄せおよび汚泥ピット23への搬送を繰り返す。
この例の汚泥掻寄機16の他の構成および他の作用効果は、特許文献1に記載の汚泥掻寄機と同じであり、かつ特許文献1に記載を参照すれば容易に理解できるので、それらの説明は省略する。なお、本発明の汚泥掻寄機に、従動側のスプロケット3,4に代えて、図5に示すローラ3′,4′を用いることができることは言うまでもない。
図7は、本発明のチェーン動力伝達装置の他の変形例を部分的に示し、(a)はリンクとローラとの係合部を示す図、(b)は(a)におけるVIIB−VIIB線に沿う断面図である。
図7(a)および(b)に示すように、この例のチェーン動力伝達装置1では、チェーン係合用ローラ7のパイプ部7aに複数(図示例では、5個)の環状溝7d(本発明のローラ側溝に相当)がパイプ部7aの全周にわたりかつ軸方向に所定間隔を置いて設けられている。また、チェーン係合用ローラ7が係合するリンク14の第1係合部14eを含むリンク長手方向の所定領域に、複数(図示例では、3個)の長手方向溝14g(本発明のリンク側溝に相当)がリンク14の幅方向に所定間隔を置いて設けられている。
このようにチェーン係合用ローラ7およびリンク14に、それぞれ環状溝7dおよび長手方向溝14gを設けることで、例えばチェーン動力伝達装置1を汚泥掻寄機16に用いた場合に、チェーン係合用ローラ7とリンク14の第1係合部14eとの当接部に汚水に含まれる微細な砂等の微小異物が介在したとき、この微小異物を環状溝7dおよび長手方向溝14gに逃がすことができる。したがって、この微小異物によるチェーン係合用ローラ7およびリンク14の第1係合部14eの摩耗を効果的に抑制することができる。これにより、チェーン係合用ローラ7およびリンク14の耐久性を更に一層向上することができる。また、図示しないが、チェーン係合用ローラ7が係合するリンク14の第2係合部
14fを含むリンク長手方向の所定領域にも、複数の長手方向溝14gがリンク14の幅方向に所定間隔を置いて設けられている。もちろん、これらの環状溝7dおよび長手方向溝14gは少なくとも一方が設けられていさえすればよい。
なお、本発明のチェーン動力伝達装置および汚泥掻寄機は、前述の例に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された事項の範囲内で種々設計変更が可能である。
本発明に係るチェーン動力伝達装置は、モータ等の動力源の駆動力をチェーンおよびスプロケットにより伝達するチェーン動力伝達装置に好適に利用することができる。
また、本発明に係る汚泥掻寄機は、チェーン動力伝達装置を備えるどのような汚泥掻寄機にも好適に利用することができる。
本発明に係るチェーン動力伝達装置の実施の形態の一例を示す図である。 駆動スプロケットを示し、(a)は正面図、(b)は(a)におけるIIB−IIB線に沿う断面図、(c)は(b)の部分拡大断面図である。 チェーンを部分的に示し、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)はチェーンを構成するリンクの正面図、(d)はリンクどうしを連結するリンク連結部材の分解図である。 スプロケットとチェーンとの係合を説明する部分図である。 本発明のチェーン動力伝達装置の変形例を部分的に示す図である。 本発明のチェーン動力伝達装置を用いた汚泥掻寄機の一例を示す斜視図である。 本発明のチェーン動力伝達装置の他の変形例を部分的に示し、(a)はリンクとローラとの係合部を示す図、(b)は(a)におけるVIIB−VIIB線に沿う断面図である。
符号の説明
1…チェーン動力伝達装置、2,3,4…スプロケット、3′,4′…ローラ、5…チェーン、6…スプロケット本体、6a,6b…ローラ支持フランジ、7…チェーン係合用ローラ、7a…パイプ部、7d…環状溝、14…リンク、14e…第1係合部、14f…第2係合部、14g…長手方向溝、15…リンク連結部材、15a…連結ピン、16…汚泥掻寄機、17…駆動装置、18…駆動チェーン、19…駆動スプロケット、20…駆動軸、22…複数の掻寄板(フライト)、23…汚泥ピット

Claims (5)

  1. 回転可能に設けられるとともにその回転中心と同一円周上に全周にわたって等間隔に配設された複数のスプロケット側係合部を有するスプロケットと、前記複数のスプロケット側係合部の一部に係脱可能に係合する無端状のチェーンとを少なくとも備え、前記スプロケットと前記チェーンとの間で動力伝達が行われるチェーン動力伝達装置において、
    前記チェーンが、前記複数のスプロケット側係合部のうち、スプロケット側係合部のn個飛びに前記スプロケット側係合部に係合するようになっており、
    前記n個はn個≧1個であるとともに、前記スプロケット側係合部の数は、スプロケット側係合部の数≠(n+1)×m個でかつm≧1であり、
    前記スプロケットは回転可能な円板状または略円板状のスプロケット本体を有し、前記スプロケット側係合部は前記スプロケット本体の外周縁部に設けられたチェーン係合用ローラであり、
    前記チェーンは、複数のリンクが互いに相対回転可能にかつ無端状に連結されて形成されており、
    前記リンクは、前記スプロケットが一方向に回転するとき前記チェーン係合用ローラに係合する第1リンク側係合部および前記スプロケットが前記一方向と逆方向に回転するとき前記チェーン係合用ローラに係合する第2リンク側係合部を有するとともに、飛ばされる前記n個のチェーン係合用ローラの少なくとも1個を収容するチェーン係合用ローラ収容部を有し、
    前記チェーン係合用ローラが前記リンクの第1リンク側係合部および第2リンク側係合部のいずれか一方に係合して前記チェーンを回転するとき、このチェーン係合用ローラに前記スプロケットの回転方向上流側に隣接するチェーン係合用ローラが、前記第2リンク側係合部から離間した状態で前記リンクのローラ収容部に収容されることを特徴とするチェーン動力伝達装置。
  2. 少なくとも前記n個は1個であることを特徴とする請求項1に記載のチェーン動力伝達装置。
  3. 前記スプロケット本体外周縁部に互いに所定間隔を置いて設けられた一対の環状フランジ部を有し、
    前記一対の環状フランジ部は、前記スプロケット本体と単一部材でまたは前記スプロケット本体と別部材で前記スプロケット本体に一体に設けられており、
    前記複数のチェーン係合用ローラは前記一対の環状フランジ部間に架設されていることを特徴とする請求項1または2に記載のチェーン動力伝達装置。
  4. 記チェーン係合用ローラにその円周方向に延設された所定数のローラ側溝および前記リンクの前記チェーン係合用ローラの係合部との係合位置を含む所定領域に、前記リンクの長手方向に延設された所定数のリンク側溝の少なくとも一方を有することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1に記載のチェーン動力伝達装置。
  5. スプロケットと前記スプロケットに係合可能な無端状のチェーンとを備えるチェーン動力伝達装置と、前記チェーンに設けられた所定数の複数の掻寄部材とを少なくとも備え、
    前記チェーン動力伝達装置は請求項1ないし4のいずれか1に記載のチェーン動力伝達装置であることを特徴とする汚泥掻寄機。
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