JP4849924B2 - 燻蒸ガス濃度測定装置 - Google Patents

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Description

本発明は,燻蒸ガス濃度測定装置に関するものである。より詳しくは,燻蒸庫(燻蒸室)内に燻蒸対象物(例えば文化財,美術品等)を収納し,燻蒸ガスを燻蒸庫内に入れて燻蒸対象物を燻蒸する際に,燻蒸庫内における燻蒸ガスの濃度を経時的に測定するための燻蒸ガス濃度測定装置に関するものである。
従来,文化財等の燻蒸に使用される燻蒸ガスは臭化メチルと酸化エチレンとの混合ガス(商品名「エキボン」)が主流であった。この従来の燻蒸ガス(エキボン)は臭化メチル,酸化エチレン共に殺菌・殺虫能力を有しているため,従来は,燻蒸庫内に投入する「エキボン」の総量を測定することで滅菌(殺菌・殺虫)能力の程度を把握することができた。
このため,従来は,光干渉計式ガス濃度計を用いて前記混合ガス(商品名「エキボン」)の濃度を測定すれば,燻蒸庫内における滅菌(殺菌・殺虫)能力の程度を把握することができた。
ところが近年,オゾンホール対策として上記「エキボン」に含まれている臭化メチルの使用が制限されたことから,文化財等の燻蒸には,エキボン以外の数種類のガスが使用されるようになってきた。
酸化エチレンとHFC134a(R134a)との混合ガス(商品名「エキヒューム」)はそれら文化財燻蒸ガスの代表例であり,現在,多くの博物館や美術館で使用されている。
ところで,上述したように酸化エチレンは殺菌・殺虫能力を有しているが,上記「エキヒューム」に含まれているHFC134a(化学式:CH2FCF3)は殺菌・殺虫能力を有していない。
また,「エキヒューム」の酸化エチレンとHFC134aとの濃度比は1:2.5でHFC134aの方が多い。さらに,燻蒸時,酸化エチレンは燻蒸対象物に吸着されるがHFC134aは殆ど吸着されない。このため,燻蒸庫内においては,経時的かつ相対的に,殺菌・殺虫能力を有していないHFC134aの濃度が濃くなる。
したがって,光干渉計式ガス濃度計を用いて上記「エキヒューム」の濃度測定(総量測定)を行っても(仮に経時的に行ったとしても),燻蒸庫内の滅菌(殺菌・殺虫)能力の程度を把握することはできない。
このため,上記「エキヒューム」を用いて燻蒸を行う場合において燻蒸庫内の滅菌(殺菌・殺虫)能力の程度を把握するためには,燻蒸庫内空間における,HFC134a共存下での酸化エチレン濃度を測定する必要が生じる。
「エキヒューム」を用いて文化財等の燻蒸を行う上での酸化エチレン濃度は,燻蒸初期時で1.5〜2.0%,24時間後で1%以上が必要とされる。
一方,「エキヒューム」に含まれる酸化エチレンは可燃性ガスであるから,接触燃焼式(触媒燃焼式)センサで爆発下限界濃度(3%)迄の濃度測定が可能である。
そこで現在,接触燃焼式センサを有する検知部を用いて,燻蒸時における燻蒸庫内空間の酸化エチレン濃度を経時的に計測するということが行われている。
図4は,接触燃焼式センサを用いた検知部による濃度測定の原理を説明する原理図である。
同図に示すように,検知部10には,可燃性ガスの酸化反応に対して高い触媒活性を持つ白金やパラジウムからなり,定電流にて比較的低温度に熱せられるガス検知素子(接触燃焼式センサ)DSが組み込まれている。被検気体中の可燃性ガスは,このガス検知素子に触れると触媒作用によって燃焼(触媒燃焼)し,燃焼によって生じた熱がガス検知素子DSの電気抵抗を増大させる。電気抵抗の増大量は被検ガス中の可燃性ガスの濃度に比例するので,電気回路中のメーターMにより濃度を表示することができる(例えば特許文献1,0007〜0009段落参照)。
なお,電気回路中のCSは,ガスの接触燃焼以外の温度変化および圧力変動による測定誤差を補償するための,不感処理を施した温度補償素子であり,検知素子と同一構成の素子をガラスで被覆した構成となっている。
文化財等の燻蒸は,通常,燻蒸庫内を負圧に維持した状態で行われることから,上記のような圧力変動に対応した検知部を用いることが望ましい。
現在,燻蒸時における燻蒸庫内空間の酸化エチレン濃度の経時的計測は,以上のような検知部を用いて連続的に(例えば24時間燻蒸する場合には24時間連続して)行っている。
特開2005−321216号公報
現在,実用に供される上記検知部10のガス検知素子(接触燃焼式センサ)の主成分はパラジウムである。
一方,文化財等の燻蒸に用いられる「エキヒューム」に共存するHFC134aの化学式はCH2FCF3であることから,そのF成分(フッ素)が触媒毒として前記ガス検知素子の触媒(主成分パラジウム)の機能を低下させることが解った。
上述した現在の燻蒸庫内酸化エチレン濃度の測定では,燻蒸中,連続的に測定がなされるので,ガス検知素子が測定ガスである燻蒸ガスに連続して略常時接触する(暴露される)。このため,ガス検知素子の感度が経時的に低下し,正確な濃度測定を行うことができなくなるという問題が生じている。
上述したように,「エキヒューム」の酸化エチレンとHFC134aとの濃度比は1:2.5でHFC134aの方が多く,また,燻蒸時,酸化エチレンが燻蒸対象物に吸着されるのに対してHFC134aは殆ど吸着されないことで経時的かつ相対的にHFC134aの濃度が濃くなり,さらにまた,燻蒸中に追加投薬がなされることがあると,同様の理由でHFC134aの濃度が更に濃くなることから触媒毒作用が加速されて,酸化エチレン濃度の正確な測定がより一層困難になる。
この発明の目的は,以上のような問題を解決し,燻蒸庫内可燃性ガス(酸化エチレン)濃度の測定を経時的にかつ正確に行うことができる,燻蒸ガス濃度測定装置を提供することにある。
上記目的を達成するために,本発明の燻蒸ガス濃度測定装置は,燻蒸庫内に燻蒸対象物を収納し,殺菌・殺虫性および可燃性を有するガスと触媒毒として作用するガスとを含む燻蒸ガスを燻蒸庫内に入れて燻蒸対象物を燻蒸する際に,前記燻蒸庫内における燻蒸ガスの濃度を経時的に測定するためのガス濃度測定装置であって,
前記燻蒸ガス中の可燃性ガスと接触して触媒燃焼を生じさせる触媒を有し,触媒燃焼による燃焼熱で電気抵抗値が変動する接触燃焼式ガスセンサと,この接触燃焼式ガスセンサの電気抵抗値の変動量を電気量に変換する電気回路とを有する検知部と,
前記燻蒸庫内の燻蒸ガスをポンプにより前記接触燃焼式ガスセンサへ導入する燻蒸ガス導入管であって,該燻蒸ガス導入管による燻蒸ガス導入口が燻蒸庫内空間の上下方向において複数設けられている燻蒸ガス導入管と,
の燻蒸ガス導入管において,前記燻蒸ガス導入口毎に設けられた燻蒸ガス用電磁弁と,
前記接触燃焼式ガスセンサに接触した後の燻蒸ガスを前記燻蒸庫内へ戻す燻蒸ガス戻し管と,
前記接触燃焼式ガスセンサへ,前記燻蒸ガスを含ないエアを導入するエア導入管およびこのエア導入管に介装されたエア用電磁弁と,
前記ポンプおよび前記燻蒸ガス用電磁弁を間欠的に作動させて,前記複数の燻蒸ガス導入口から順次吸引した燻蒸ガスを前記燻蒸ガス戻し管を介して燻蒸庫内へ戻させる,という測定待機動作と,前記ポンプと燻蒸ガス用電磁弁とエア用電磁弁とを間欠的に作動させて,所定時間のみ前記接触燃焼式ガスセンサへ前記燻蒸ガスを導入させて当該燻蒸ガス中の可燃性ガスの濃度を測定させ,その後,前記接触燃焼式ガスセンサへ前記エアを導入させて当該センサ回りの燻蒸ガスを掃気させる,という測定動作を間欠的に繰り返し実行させる制御部と,
を備えていることを特徴とする。
このような構成によれば,制御部による前記燻蒸ガス用電磁弁とエア用電磁弁との間欠的な作動で,間欠的に所定時間のみ前記接触燃焼式センサへ前記燻蒸ガスが導入されて当該燻蒸ガス中の可燃性ガスの濃度が測定され,その後,前記接触燃焼式ガスセンサへ前記燻蒸ガスを含ないエアが導入されて当該センサ回りの燻蒸ガス(したがって触媒毒)が掃気されるので,接触燃焼式センサが燻蒸ガスに接触する(暴露される)時間を短くし,それによって接触燃焼式センサの感度低下を抑制して,燻蒸庫内可燃性ガス濃度の測定を経時的にかつ正確に行うことが可能となる。
また,前記接触燃焼式ガスセンサに接触した後の燻蒸ガスを前記燻蒸庫内へ戻す燻蒸ガス戻し管を設けたので,測定に供された燻蒸ガス(殺菌・殺虫性を有する可燃性ガス)を無駄にせずに再び燻蒸に用いることができるようになる。
また望ましくは,前記接触燃焼式ガスセンサ回りの燻蒸ガスを掃気したエアを前記燻蒸庫内空間以外の空間へ排気させるエア排気手段を設ける。
このように構成すれば,燻蒸庫内における燻蒸ガス濃度(殺菌・殺虫性を有する可燃性ガスの濃度)が,掃気に供されたエアの混入で低減されるのを防止することができる。
た,前記燻蒸ガス導入管による燻蒸ガス導入口は,燻蒸庫内空間の上下方向において複数設けたので,燻蒸庫内空間の燻蒸ガス濃度(殺菌・殺虫性を有する可燃性ガスの濃度)をより正確に把握できるようになる。
以下本発明の一実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は,本発明に係る燻蒸ガス濃度測定装置の一実施の形態を示す配管及び回路図である。
同図に示すように,この燻蒸ガス濃度測定装置1は,燻蒸庫C内に燻蒸対象物(例えば文化財や美術品(図示せず))を収納し,殺菌・殺虫性および可燃性を有するガスと触媒毒として作用するガスとを含む燻蒸ガスGを燻蒸庫C内に入れて燻蒸対象物を燻蒸する際に,燻蒸庫C内における燻蒸ガスGの濃度を経時的に測定するためのガス濃度測定装置であり,
燻蒸ガスG中の可燃性ガスと接触して触媒燃焼を生じさせる触媒を有し,触媒燃焼による燃焼熱で電気抵抗値が変動する接触燃焼式ガスセンサDSと,この接触燃焼式ガスセンサDSの電気抵抗値の変動量を電気量に変換する電気回路とを有する検知部10と,
燻蒸庫C内の燻蒸ガスGを接触燃焼式ガスセンサDSへ導入する燻蒸ガス導入管20およびこの燻蒸ガス導入管20に介装された燻蒸ガス用電磁弁(SV1〜SV3)と,
接触燃焼式ガスセンサDSへ,燻蒸ガスGを含ないエアAを導入するエア導入管30およびこのエア導入管30に介装されたエア用電磁弁(SV4−1)と,
燻蒸ガス用電磁弁(SV1〜SV3)とエア用電磁弁(SV4−1)とを間欠的に作動させて,所定時間のみ接触燃焼式ガスセンサDSへ前記燻蒸ガスGを導入させて当該燻蒸ガスG中の可燃性ガスの濃度を測定させ,その後,接触燃焼式ガスセンサDSへエアAを導入させて当該センサDS回りの燻蒸ガスGを掃気させる,という動作を間欠的に繰り返し実行させる制御部40とを備えている。
また,測定結果を表示するための表示ユニット60を備えている。
この実施の形態では,殺菌・殺虫性および可燃性を有するガスと触媒毒として作用するガスとを含む燻蒸ガスGとして前述した「エキヒューム」を用いており,燻蒸ガス濃度測定装置1は燻蒸ガス(エキヒューム)G中の酸化エチレン濃度を測定する装置である。
接触燃焼式センサDSは,図4を参照して先に説明したセンサ(パラジウムを主成分としたセンサ)で構成されている。また,検知部10は図4を参照して先に説明した原理に即した電気回路を有している。
11は検知部10からのセンサ出力を増幅するための増幅回路である。
図2に上記検知部10および増幅回路11の具体例を示す。
図2に示すように、この実施の形態では、ガスの接触燃焼以外の温度変化および圧力変動による測定誤差(すなわち燻蒸庫C内の温度変化および圧力変動による測定誤差)を補償すべく,温度補償素子CSに対しても,接触燃焼式ガスセンサDSに対してと同様に,燻蒸ガスGまたはエアAを導入する。
この実施の形態における文化財等の燻蒸は,燻蒸庫C内を負圧に維持した状態で行われることから,上記のような圧力変動に対応した検知部10を用いる。
図2において,DS1は接触燃焼式ガスセンサDSが収納され,燻蒸ガスGまたはエアAが導入されるガスチャンバ,CS1は温度補償素子CSが収納され,燻蒸ガスGまたはエアAが導入されるガスチャンバである。
これらチャンバDS1,CS1は連通路12で連通している。チャンバDS1の入り口に後述する燻蒸ガス導入管20(エア導入管30でもある)が接続され,チャンバCS1の出口に後述する排気管51が接続される。
図1に示すように,燻蒸ガス導入管20は,その一端が接触燃焼式センサDSに接続され,他端は,3本の導入管21,22,23に分岐されて燻蒸庫Cに接続されている。
導入管21は燻蒸庫Cの上部に接続されて燻蒸ガスの上部導入口21aを形成し,導入管22は燻蒸庫Cの中程に接続されて燻蒸ガスの中部導入口22aを形成し,導入管23は燻蒸庫Cの下部に接続されて燻蒸ガスの下部導入口23aを形成している。
導入管21,22,23には,ぞれぞれ,前述した燻蒸ガス用電磁弁SV1〜SV3と,エアフィルタ24と,手動操作バルブ25とが介装されている。3つの手動操作バルブ25は,燻蒸ガス濃度測定開始時に全て手動で開けられる。
エア導入管30は,その一部が上記燻蒸ガス導入管20と共通の管で構成されていて一端が接触燃焼式センサDSに接続され,他端は,エアフィルタ31を介して大気に開放されている。エア導入管30には前述したエア用電磁弁SV4−1が介装されている。
燻蒸ガス導入管20およびエア導入管30の共通管部分にはポンプPと第1切換弁(三方電磁弁)SV5とが介装されている。また,第1切換弁SV5にはバイパス管50が接続されている。第1切換弁SV5は,通常,バイパス管50側に切り替わっている(図中「NO」参照)。
接触燃焼式ガスセンサDSの他端には,排気管51が接続され,この排気管51と上記バイパス管50とが,合流部52で合流し,その合流管53の先端に第2切換弁(三方電磁弁)SV4−2が設けられている。
第2切換弁SV4−2には,接触燃焼式ガスセンサDSに接触した後の燻蒸ガスGを燻蒸庫C内へ戻すための燻蒸ガス戻し管54が接続されている。燻蒸ガス戻し管54には手動操作バルブ55が設けられている。この手動操作バルブ55は,燻蒸ガス濃度測定開始時に手動で開けられる。第2切換弁SV4−2は,通常,燻蒸ガス戻し管54側を閉じている(図中「NC」参照)。この第2切換弁SV4−2は,後述するように,エア排気手段を構成する。
なお,排気管51には,上記バイパス管50との合流部52と接触燃焼式ガスセンサDSの間において,逆止弁56が設けられている。
上記電磁弁SV1〜SV3,SV4−1,第1切換弁SV5,第2切換弁SV4−2,およびポンプPは,それぞれ制御部40に電気的に接続されており,その作動が制御部40によって後述するように制御される。
前述した増幅回路11は制御部40に接続されており,増幅回路11からの出力信号は,制御部40が備えるA/D変換器にてA/D変換され,濃度計算されて表示ユニット60の表示部(図示せず)に濃度測定結果としてデジタル表示される。なお,表示ユニット60はプリンタを備えており,測定結果をプリントアウトすることが可能である。
制御部40は,タイマ機能を備えており,このタイマ機構によって,この測定装置のユーザーが測定待機時間を設定することができるようになっている。制御部40は,ユーザーによって設定された上記測定待機時間に基づき,上記電磁弁SV1〜SV3,SV4−1,第1切換弁SV5,第2切換弁SV4−2,およびポンプPを以下のように作動させて燻蒸庫C内の酸化エチレン濃度を経時的に測定させる。なお,測定動作を行う際には,前述したように,手動操作バルブ25,55は予め開いておく。また,前述したように,第1切換弁SV5は,通常,バイパス管50側に切り替わっており,第2切換弁SV4−2は,通常,燻蒸ガス戻し管54側を閉じている。
図3は制御部40による測定シーケンスを示すフローチャートである。
図3に示すシーケンスは,制御部40が備えるタイマーにより,測定待機時間が60分に設定され,60分おきに燻蒸ガスGの測定動作を3分間行うように設定された場合を示している。なお,この実施の形態では,測定待機時間中もポンプPおよび上記電磁弁SV1〜SV3,SV4−1を間欠的に作動させるように構成した
制御部40による制御は以下の通りである。
(1)ステップST1で制御がスタートする。
(2)ステップST2で測定待機動作を開始し,ポンプPを作動させるとともに,導入管21(CH.1)の電磁弁SV1をON(開)し,かつ,第2切換弁SV4−2を燻蒸ガス戻し管54側に切り替えて,58秒間導入管21を通じて燻蒸庫C内の燻蒸ガスGを第1切換弁SV5まで吸引する。
この際,前述したように,第1切換弁SV5はバイパス管50側に切り替わっており,第2切換弁SV4−2は燻蒸ガス戻し管54側に切り替わっているので,導入管21を通じて吸引された燻蒸ガスGは,接触燃焼式ガスセンサDSへ導入されることなく,バイパス管50,第2切換弁SV4−2,および燻蒸ガス戻し管54を経て燻蒸庫C内へ戻される。
(3)ステップST3で,導入管21(CH.1)の電磁弁SV1をOFF(閉)するとともに,ポンプPを停止させる(これらの動作に2秒間かかる)。
(4)ステップST4で,ポンプPを作動させるとともに,導入管22(CH.2)の電磁弁SV2をON(開)し,58秒間導入管22を通じて燻蒸庫C内の燻蒸ガスGを第1切換弁SV5まで吸引する。
この際,前述したと同様,第1切換弁SV5はバイパス管50側に切り替わっており,第2切換弁SV4−2は燻蒸ガス戻し管54側に切り替わっているので,導入管22を通じて吸引された燻蒸ガスGは,接触燃焼式ガスセンサDSへ導入されることなく,バイパス管50,第2切換弁SV4−2,および燻蒸ガス戻し管54を経て燻蒸庫C内へ戻される。
(5)ステップST5で,導入管22(CH.2)の電磁弁SV2をOFF(閉)するとともに,ポンプPを停止させる(これらの動作に2秒間かかる)。
(6)ステップST6で,ポンプPを作動させるとともに,導入管23(CH.3)の電磁弁SV3をON(開)し,58秒間導入管23を通じて燻蒸庫C内の燻蒸ガスGを第1切換弁SV5まで吸引する。
この際,前述したと同様,第1切換弁SV5はバイパス管50側に切り替わっており,第2切換弁SV4−2は燻蒸ガス戻し管54側に切り替わっているので,導入管23を通じて吸引された燻蒸ガスGは,接触燃焼式ガスセンサDSへ導入されることなく,バイパス管50,第2切換弁SV4−2,および燻蒸ガス戻し管54を経て燻蒸庫C内へ戻される。
(7)ステップST7で,導入管23(CH.3)の電磁弁SV3をOFF(閉)するとともに,ポンプPを停止させる(これらの動作に2秒間かかる)。
以上のようなステップST2〜ステップST7の動作を待機時間が経過するまで(この場合60分であり,ステップST2〜ステップST7の動作20回)繰り返す。
したがって,この間(すなわち待機動作時),燻蒸ガスGは第1切換弁SV5までは導入されるが,接触燃焼式ガスセンサDSへ導入されることなく燻蒸庫C内へ戻されるので,燻蒸ガスG中の酸化エチレン濃度の測定も行われない。
上記待機動作後,ステップST8以下の測定動作を行わせる。
(8)ステップST8で,測定動作を開始するが,先ず,ゼロ調整を行う。すなわち,ポンプPを作動させるとともに,エア用電磁弁SV4−1をON(開)し,かつ,第1切換弁SV5を接触燃焼式ガスセンサDS側に,第2換弁SV4−2をエア排気側(図1中「NO」参照)に切り替えて,38秒間エアを接触燃焼式ガスセンサDSへ導入する。接触燃焼式ガスセンサDSへ導入されたエアは,接触燃焼式ガスセンサDSに接触した後,排気管51,合流管53,および第2切換弁SV4−2を経て大気中へ排出される。
ゼロ調整は,制御部40が,このエア導入中において,接触燃焼式ガスセンサDSの出力が安定した時点で,測定値をゼロに設定する(すなわち測定値をリセットする)ことにより行われる。
上記ゼロ調整後(すなわち38秒経過後)エア用電磁弁SV4−1を閉じる。
(9)上記エア用電磁弁SV4−1を閉じるとともに,ステップST9で,導入管21(CH.1)の電磁弁SV1をON(開)し,かつ,第2切換弁SV4−2を燻蒸ガス戻し管54側に切り替えて,20秒間導入管21を通じて燻蒸庫C内の燻蒸ガスGを接触燃焼式ガスセンサDSへ導入して燻蒸ガスG中の酸化エチレン濃度の測定を行う。
酸化エチレンの濃度測定は,制御部40が,この燻蒸ガスGの導入中において,接触燃焼式ガスセンサDSの出力が安定した時点で,ガス濃度計算を行い,その結果を表示ユニット60に表示させることにより行われる。これによって,燻蒸庫C内の上部における酸化エチレン濃度(すなわち殺菌・殺虫能力)を把握することができる。
なお,接触燃焼式ガスセンサDSへ導入された燻蒸ガスGは,接触燃焼式ガスセンサDSに接触した後,排気管51,合流管53,第2切換弁SV4−2,および燻蒸ガス戻し管54を経て燻蒸庫C内(燻蒸庫Cの上部)へ戻される。
上記濃度測定後(電磁弁SV1をONしてから20秒経過後),導入管21(CH.1)の電磁弁SV1を閉じる(OFFする)。
(10)上記電磁弁SV1を閉じるとともに,ステップST10で,ポンプPを2秒間停止させる。
(11)ステップST11でポンプPを作動させるとともに,ステップST8同様,エア用電磁弁SV4−1をON(開)し,かつ,第2換弁SV4−2をエア排気側(図1中「NO」参照)に切り替えて,38秒間エアを接触燃焼式ガスセンサDSへ導入し,ゼロ調整を行った後,エア用電磁弁SV4−1を閉じる。なお,接触燃焼式ガスセンサDSへ導入されたエアは,接触燃焼式ガスセンサDSに接触した後,排気管51,合流管53,および第2切換弁SV4−2を経て大気中へ排出される。
(12)上記エア用電磁弁SV4−1を閉じるとともに,ステップST12で,導入管22(CH.2)の電磁弁SV2をON(開)し,かつ,第2切換弁SV4−2を燻蒸ガス戻し管54側に切り替えて,20秒間導入管22を通じて燻蒸庫C内の燻蒸ガスGを接触燃焼式ガスセンサDSへ導入して燻蒸ガスG中の酸化エチレン濃度の測定を先と同様に行う。これによって,燻蒸庫C内の中程における酸化エチレン濃度(すなわち殺菌・殺虫能力)を把握することができる。
なお,接触燃焼式ガスセンサDSへ導入された燻蒸ガスGは,接触燃焼式ガスセンサDSに接触した後,先と同様燻蒸庫C内へ戻される。
上記濃度測定後(電磁弁SV2をONしてから20秒経過後),導入管22(CH.2)の電磁弁SV2を閉じる(OFFする)。
(13)上記電磁弁SV2を閉じるとともに,ステップST13で,ポンプPを2秒間停止させる。
(14)ステップST14でポンプPを作動させるとともに,ステップST8同様,エア用電磁弁SV4−1をON(開)し,かつ,第2換弁SV4−2をエア排気側(図1中「NO」参照)に切り替えて,38秒間エアを接触燃焼式ガスセンサDSへ導入し,ゼロ調整を行った後,エア用電磁弁SV4−1を閉じる。なお,接触燃焼式ガスセンサDSへ導入されたエアは,接触燃焼式ガスセンサDSに接触した後,排気管51,合流管53,および第2切換弁SV4−2を経て大気中へ排出される。
(15)上記エア用電磁弁SV4−1を閉じるとともに,ステップST15で,導入管23(CH.3)の電磁弁SV3をON(開)し,かつ,第2切換弁SV4−2を燻蒸ガス戻し管54側に切り替えて,20秒間導入管23を通じて燻蒸庫C内の燻蒸ガスGを接触燃焼式ガスセンサDSへ導入して燻蒸ガスG中の酸化エチレン濃度の測定を先と同様に行う。これによって,燻蒸庫C内の下部における酸化エチレン濃度(すなわち殺菌・殺虫能力)を把握することができる。
なお,接触燃焼式ガスセンサDSへ導入された燻蒸ガスGは,接触燃焼式ガスセンサDSに接触した後,先と同様燻蒸庫C内へ戻される。
上記濃度測定後(電磁弁SV3をONしてから20秒経過後),導入管23(CH.3)の電磁弁SV3を閉じる(OFFする)。
(16)上記電磁弁SV3を閉じるとともに,ステップST16で,ポンプPを2秒間停止させる。
以上のステップST8〜ステップST16で1回(1サイクル)の測定動作が終了するが,上記ステップ16が終了した時点では,接触燃焼式ガスセンサDSに燻蒸ガスGが導入されたままであるので,これを放置すると,接触燃焼式ガスセンサDSが燻蒸ガスGに含まれるHFC134a(触媒毒)との接触によって,感度低下を来す。
そこで,この実施の形態では,以下のステップST17で掃気動作を行う。すなわち,
(17)ステップST17で,ポンプPを作動させるとともに,エア用電磁弁SV4−1をON(開)し,かつ,第2換弁SV4−2をエア排気側(図1中「NO」参照)に切り替えて,38秒間エアを接触燃焼式ガスセンサDSへ導入して接触燃焼式ガスセンサDSのガスチャンバDS1内(図2参照)および温度補償素子CSのガスチャンバCS1内を掃気する。上記チャンバ内を掃気したエアは,排気管51,合流管53,および第2切換弁SV4−2を経て大気中へ排出される。
なお,上記掃気動作後,ポンプPを停止させるとともに,エア用電磁弁SV4−1を閉じる。
(18)その後,ステップST18で上記ステップST8〜ステップST16で得られた測定結果を表示ユニット60のプリンタでプリントアウトさせ,上記ステップST2からの制御を繰り返す。例えば,24時間の測定が必要な場合には,24時間経過するまで繰り返す。
以上のような燻蒸ガス濃度測定装置1によれば次のような作用効果が得られる。
(a)この燻蒸ガス濃度測定装置1は,燻蒸庫C内に燻蒸対象物(例えば文化財や美術品(図示せず))を収納し,殺菌・殺虫性および可燃性を有するガスと触媒毒として作用するガスとを含む燻蒸ガスGを燻蒸庫C内に入れて燻蒸対象物を燻蒸する際に,燻蒸庫C内における燻蒸ガスGの濃度を経時的に測定するためのガス濃度測定装置であり,
燻蒸ガスG中の可燃性ガスと接触して触媒燃焼を生じさせる触媒を有し,触媒燃焼による燃焼熱で電気抵抗値が変動する接触燃焼式ガスセンサDSと,この接触燃焼式ガスセンサDSの電気抵抗値の変動量を電気量に変換する電気回路とを有する検知部10と,
燻蒸庫C内の燻蒸ガスGを接触燃焼式ガスセンサDSへ導入する燻蒸ガス導入管20およびこの燻蒸ガス導入管20に介装された燻蒸ガス用電磁弁(SV1〜SV3)と,
接触燃焼式ガスセンサDSへ,燻蒸ガスGを含ないエアAを導入するエア導入管30およびこのエア導入管30に介装されたエア用電磁弁(SV4−1)と,
燻蒸ガス用電磁弁(SV1〜SV3)とエア用電磁弁(SV4−1)とを間欠的に作動させて,所定時間のみ接触燃焼式ガスセンサDSへ前記燻蒸ガスGを導入させて当該燻蒸ガスG中の可燃性ガスの濃度を測定させ,その後,接触燃焼式ガスセンサDSへエアAを導入させて当該センサDS回りの燻蒸ガスGを掃気させる,という動作を間欠的に繰り返し実行させる制御部40とを備えているので,制御部40による燻蒸ガス用電磁弁SV1〜3とエア用電磁弁SV4−1との間欠的な作動で,間欠的に(この実施の形態では60分おきに)所定時間(この実施の形態では3分であり,より正確には,20×3回=60秒)のみ接触燃焼式センサDSへ燻蒸ガスGが導入されて当該燻蒸ガスG中の可燃性ガス(酸化エチレン)の濃度が測定され(ステップST8〜16参照),その後,接触燃焼式ガスセンサDSへ燻蒸ガスを含ないエアAが導入されて当該センサDS回りの燻蒸ガス(したがって触媒毒)が掃気されるので(ステップST17参照),接触燃焼式センサDSが燻蒸ガスGに接触する(暴露される)時間を短くし,それによって接触燃焼式センサDSの感度低下を抑制して,燻蒸庫C内可燃性ガス濃度の測定を経時的にかつ正確に行うことが可能となる。
(b)接触燃焼式ガスセンサDSに接触した後の燻蒸ガスGを燻蒸庫C内へ戻す燻蒸ガス戻し管を設けてあるので,測定に供された燻蒸ガス(殺菌・殺虫性を有する可燃性ガス)Gを無駄にせずに再び燻蒸に供することができる。
(c)接触燃焼式ガスセンサDS回りの燻蒸ガスGを掃気したエアAを燻蒸庫内空間以外の空間へ排気させるエア排気手段SV4−2を設けてあるので,燻蒸庫内における燻蒸ガス濃度(殺菌・殺虫性を有する可燃性ガスの濃度)が,掃気に供されたエアの混入で低減されるのを防止することができる。
(d)燻蒸ガス導入管20による燻蒸ガス導入口は,燻蒸庫C内空間の上下方向において上中下の3箇所21a,22a,23aに設けてあるので,燻蒸庫内空間の燻蒸ガス濃度(殺菌・殺虫性を有する可燃性ガスの濃度)をより正確に把握できる。
(e)測定待機時間中は,ポンプPおよび上記電磁弁SV1〜SV3,SV4−1を作動させないように構成し,測定時にのみポンプPおよび上記電磁弁SV1〜SV3,SV4−1を作動させるように構成することによっても,燻蒸ガスGの間欠的な濃度測定は可能であるが,この実施の形態では,測定待機時間中(ステップST2〜7)も,ポンプPおよび上記電磁弁SV1〜SV3を間欠的に作動させて,上中下の燻蒸ガス導入口21a,22a,23aから順次吸引した燻蒸ガスGを燻蒸ガス戻し管54を介して燻蒸庫C内へ戻しているので,燻蒸庫C内の燻蒸ガスGがある程度攪拌されて,燻蒸庫C内における燻蒸効果が促進される。
そして,バイパス管50との合流部52と接触燃焼式ガスセンサDSの間において,逆止弁56が設けられているので,上記攪拌動作中に燻蒸ガスGが排気管51を通じて接触燃焼式ガスセンサDSへ侵入するのを防止することができる。
以上,本発明の実施の形態について説明したが,本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく,本発明の要旨の範囲内において適宜変形実施可能である。
例えば,使用する燻蒸ガスは「エキヒューム」に限らず,殺菌・殺虫性および可燃性を有するガスと触媒毒として作用するガスとを含む燻蒸ガスを使用する場合には,本発明を適用し得る。
本発明に係る燻蒸ガス濃度測定装置の一実施の形態を示す配管及び回路図。 検知部10および増幅回路11の具体例を示す図。 制御部40による測定シーケンスを示すフローチャート。 接触燃焼式センサを用いた検知部による濃度測定の原理を説明する原理図。
符号の説明
1 燻蒸ガス濃度測定装置
10 検知部
11 増幅回路
20 燻蒸ガス導入管
30 エア導入管
40 制御部
SV4−1 エア用電磁弁
SV1〜SV3 燻蒸ガス用電磁弁
A エア
C 燻蒸庫
DS 接触燃焼式ガスセンサ
G 燻蒸ガス

Claims (2)

  1. 燻蒸庫内に燻蒸対象物を収納し,殺菌・殺虫性および可燃性を有するガスと触媒毒として作用するガスとを含む燻蒸ガスを燻蒸庫内に入れて燻蒸対象物を燻蒸する際に,前記燻蒸庫内における燻蒸ガスの濃度を経時的に測定するためのガス濃度測定装置であって,
    前記燻蒸ガス中の可燃性ガスと接触して触媒燃焼を生じさせる触媒を有し,触媒燃焼による燃焼熱で電気抵抗値が変動する接触燃焼式ガスセンサと,この接触燃焼式ガスセンサの電気抵抗値の変動量を電気量に変換する電気回路とを有する検知部と,
    前記燻蒸庫内の燻蒸ガスをポンプにより前記接触燃焼式ガスセンサへ導入する燻蒸ガス導入管であって,該燻蒸ガス導入管による燻蒸ガス導入口が燻蒸庫内空間の上下方向において複数設けられている燻蒸ガス導入管と,
    の燻蒸ガス導入管において,前記燻蒸ガス導入口毎に設けられた燻蒸ガス用電磁弁と,
    前記接触燃焼式ガスセンサに接触した後の燻蒸ガスを前記燻蒸庫内へ戻す燻蒸ガス戻し管と,
    前記接触燃焼式ガスセンサへ,前記燻蒸ガスを含ないエアを導入するエア導入管およびこのエア導入管に介装されたエア用電磁弁と,
    前記ポンプおよび前記燻蒸ガス用電磁弁を間欠的に作動させて,前記複数の燻蒸ガス導入口から順次吸引した燻蒸ガスを前記燻蒸ガス戻し管を介して燻蒸庫内へ戻させる,という測定待機動作と,前記ポンプと燻蒸ガス用電磁弁とエア用電磁弁とを間欠的に作動させて,所定時間のみ前記接触燃焼式ガスセンサへ前記燻蒸ガスを導入させて当該燻蒸ガス中の可燃性ガスの濃度を測定させ,その後,前記接触燃焼式ガスセンサへ前記エアを導入させて当該センサ回りの燻蒸ガスを掃気させる,という測定動作を間欠的に繰り返し実行させる制御部と,
    を備えていることを特徴とする燻蒸ガス濃度測定装置。
  2. 前記接触燃焼式ガスセンサ回りの燻蒸ガスを掃気したエアを前記燻蒸庫内空間以外の空間へ排気させるエア排気手段を備えていることを特徴とする請求項記載の燻蒸ガス濃度測定装置。
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