JP4849871B2 - 地上デジタル放送受信機 - Google Patents

地上デジタル放送受信機 Download PDF

Info

Publication number
JP4849871B2
JP4849871B2 JP2005320615A JP2005320615A JP4849871B2 JP 4849871 B2 JP4849871 B2 JP 4849871B2 JP 2005320615 A JP2005320615 A JP 2005320615A JP 2005320615 A JP2005320615 A JP 2005320615A JP 4849871 B2 JP4849871 B2 JP 4849871B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
block
signal
image
terrestrial digital
digital broadcast
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2005320615A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007129529A (ja
Inventor
実 岡田
Original Assignee
株式会社シンセシス
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社シンセシス filed Critical 株式会社シンセシス
Priority to JP2005320615A priority Critical patent/JP4849871B2/ja
Publication of JP2007129529A publication Critical patent/JP2007129529A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4849871B2 publication Critical patent/JP4849871B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Description

この発明は地上デジタル放送受信機に関し、特に、エラー耐性の強化を図った地上デジタル放送受信機に関する。
図11は地上波デジタル放送受信機の基本構成を示すブロック図である。この基本構成は、「デジタル変調とデータ圧縮2005」第18頁から第26頁(2004年10月4日、日経BP社発行:非特許文献1)に記載されているものである。
図11において、アンテナ1を介してチューナ2により地上波デジタル放送信号であるRF(Radio Frequency)のOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing:直交周波数分割多重)変調信号が受信され、ベースバンド周波数に変換される。このチューナ2の出力は、A/Dコンバータ3によりデジタル信号に変換された後、チャネルデコーダ4によってデコードされ、MPEGー2のトランスポート・ストリーム・パケットが出力されてソースデコーダ5に与えられる。ソースデコーダ5は、トランスポート・ストリーム・パケット出力からオーディオ信号とビデオ信号とデータ信号とを分離して出力する。
なお、地上デジタル放送信号には、13個のセグメントが含まれており、12セグメントで家庭向けの放送を行い、残りの1セグメントでモバイル受信端末向けに、いわゆる簡易動画放送を行う。簡易動画放送は、家庭向け放送画像のフレーム数とフレームサイズを小さくして所要伝送レートを抑えたものである。12セグメント放送はQAM変調されてMPEGー2で圧縮されているのに対して、1セグメント放送はQPSK変調されてH.264で圧縮されている。このため、前述のソースデコーダ5は、MPEGー2のデコード機能あるいはH.264のデコード機能を有している。
デジタル変調とデータ圧縮2005、第18頁から第26頁(2004年10月4日日経BP社発行)
図11に示したソースデコーダ5としてのMPEGー2やH.264のデコード機能は、高精細映像に適したコーデックであり、特に、H.264は、MPEGー2の半分以下のファイル容量で同等の画質が得られるという特徴がある。これらのコーデックは、シンタックスエラーとなることは少ないため誤ったデータとしてデコードされることになり
、異常な値を持った画素データが表示されてしまい画質が劣化するという問題がある。
そこで、この発明の目的は、通信状態の悪い環境において、画質の向上を図れる地上波デジタル放送受信機を提供することである。
この発明は、地上デジタル放送信号を受信する地上デジタル放送受信機であって、地上デジタル放送信号を受信するチューナと、チューナで受信された地上デジタル放送信号から少なくともビデオ信号を復調する復調手段と、復調手段から出力されたビデオ信号を画像ブロックにデコードするデコード手段と、チューナの受信出力に基づいて、伝搬路による受信信号の変動を推定し、復調手段で復調されたビデオ信号の信頼性を示す信頼性情報を出力する推定手段と、推定手段から出力された信頼性情報によりデコード手段によってデコードされた画像ブロックが信頼性の低いことを示していることに応じて、対応する画像ブロックを他の画像ブロックに置き換える画像置き換え手段とを備える。
一実施形態では、デコード手段は、信頼性情報に基づいて最も正しそうな画像ブロックと、次に正しそうな画像ブロックを出力し、次に正しそうな画像ブロックのデータを記憶する記憶手段を含み、画像置き換え手段は、信頼性情報が最も正しそうな画像ブロックの信頼性が低いことを示していることに応じて、記憶手段から次に正しそうな画像ブロックのデータを読み出し、当該画像ブロックのデータを出力する。
他の実施形態では、デコード手段は、信頼性情報に基づいて最も正しそうな画像ブロックと、次に正しそうな画像ブロックを出力し、次に正しそうな画像ブロックのデータを記憶する記憶手段と、復調されたビデオ信号を複数ビット単位で誤り訂正を行い、誤り訂正ができないことに応じて、記憶手段から次に正しそうなビットデータの再送を要求し、当該次に正しそうな画像ブロックの誤り訂正を行う誤り訂正手段を含む。
さらに、他の実施形態では、復調手段によって復調された信号を信頼性情報に基づいて、複数ビット単位で誤り訂正復号を行う第1の誤り訂正復号手段と、誤り訂正復号された信号を再符号化する符号化手段と、再符号化された信号を信頼性情報に基づいて、複数ビット単位で誤り訂正復号を行って、画像置き換え手段に出力する第2の誤り訂正復号手段とを含む。
他の実施形態では、地上デジタル放送信号は、複数セグメントからなる複数セグメント放送信号と、1セグメントからなる1セグメント放送信号とを含んでおり、復調手段から出力されたビデオ信号から、複数セグメント放送信号と、1セグメント放送信号とを抽出する信号抽出手段を含み、デコード手段は、信号抽出手段から抽出された複数セグメント放送信号をデコードする第1のデコード手段と、1セグメント放送信号をデコードする第2のデコード手段と、第2のデコード手段でデコードされた1セグメント放送信号の解像度を1セグメント放送信号の解像度に変換する解像度変換手段を含み、画像置き換え手段は、信頼性検出手段によって信頼性の低いことが検出されたことに応じて、複数セグメント放送信号の対応する画像ブロックを1セグメント放送信号の画像ブロックに置き換える。
好ましくは、画像置き換え手段は、デコードされたブロック信号から、当該ブロック画像と、周辺の隣接するブロック画像との相関性を、信頼性情報をしきい値として信頼性が低いか否かを判断する。
他の例では、画像置き換え手段は、前記デコードされたブロック信号から、当該ブロック内の画素と、隣接するブロック内の画素との相関性を、信頼性情報をしきい値として判断する。
より好ましくは、当該ブロック画像と、周辺の隣接するブロック画像との相関性により信頼性が高いと判断されたことに応じて、当該ブロック内の画素と、隣接するブロック内の画素との相関性を、信頼性情報をしきい値として判断する。
この発明によれば、チューナで受信された地上デジタル放送信号から少なくともビデオ信号を復調するとともに、チューナの受信出力に基づいて、伝搬路による受信信号の変動を推定し、復調されたビデオ信号の信頼性を示す信頼性情報を出力し、ビデオ信号をデコードし、信頼性情報によりデコードされた画像ブロックが信頼性の低いことを示していることに応じて、対応する画像ブロックを他の画像ブロックに置き換えることにより、通信状態の悪い環境において、画質の向上を図ることができる。
図1はこの発明の一実施形態における地上デジタル放送受信機のブロック図である。
まず、図1を参照して、地上デジタル放送受信機の構成について説明する。アンテナ1を介してチューナ2により地上波デジタル放送信号であるOFDM変調信号が受信される。OFDM変調信号には、同相成分のI信号と、直交成分のQ信号とが含まれており、AGC(Automatic Gain Contorol)回路6によりOFDM復調器18からのAGC信号により自動利得調整が行われる。
OFDM変調信号は、A/Dコンバータ3によってパラレルなデジタル信号に変換され、復調手段としてのOFDM復調部18でOFDM変調信号がOFDM復調信号に復調される。
OFDM復調部18について詳細に説明すると、A/Dコンバータ3から出力されたパラレルなOFDM変調信号は、コーデック7によって周波数のずれが補正され、インターポレータ8によってサンプリング周波数のずれが補正される。FFT(Fast Fourier Transform)9でフーリエ変換処理により、OFDM復調信号がサブチャネルに分解される。サブチャネルに分解後の信号は、推定手段としてのCSI(Channel State Information estimator)推定器10に入力されて、各サブチャネルのデータ・シンボルがフェージングなどによる伝搬路により受けている振幅および位相変動が推定される。CSI推定器10からはAGC信号が出力されて、AGC回路6に与えられている。
続いて、QAM/QPSK(Quadrature Amplitude Modulation/Quadrature Phase Shift Keying)デ・モジュレータ11により、複数ビットのI軸データとQ軸データの復調が行われる。その後、タイムインタリーブ12およびビットインタリーブ13によりデータの順序が元に戻される。デ・パンクチャ14は次段のビタビデコーダ15により畳み込み誤り訂正のための畳み込み符号の符号化率を変化させ、ビタビデコーダ15により畳み込み誤り訂正符号の復号が行われる。
ビタビデコーダ15の出力は、さらにバイトデ・インタリーブ16で畳み込みバイトデ・インタリーブを行って、誤りが連続して起こらないように処理され、誤り訂正手段としてのリード・ソロモンデコーダ17により誤り訂正符号の復号が行われてMPEG−2のトランスポート・ストリーム・パケットが復元される。MPEGデ・マルチプレクサ19は、OFDM復調信号からビデオ信号と、オーディオ信号と、データ信号とを分離して出力する。ビデオ信号は、デコード手段としてのMPEG.2/H.264デコーダ20に与えられてデコードされる。
以上が地上デジタル放送受信機の主たる構成であるが、この発明の一実施形態では、CSI推定器10により図1の点線で示す信頼性情報が生成され、OFDM復調信号のサブチャネルに分解後の信号に付加されて伝送される。
すなわち、例えば、フェージングにより電界強度が下がっているときは信号成分の信頼性が低下している。平均的にレベルが高いが周波数特性が落ち込んでいるときは信頼性が低いものとし、これを2,3ビットの信頼性情報に含める。この信頼性情報は、QAM/QPSKデ・モジュレータ11,タイムインタリーブ12,ビットインタリーブ13,デ・パンクチャ14を介して、ビタビデコーダ15により畳み込み誤り訂正符号の復号が行われる。
例えば、本来はデータが「0」であるけれども「0」であるのか「1」であるのかが不明の場合は、パケット単位で「0」,「1」,「不明」の3値がイレーシャビットの1ビットと、データビットの1ビットの計2ビットでビタビデコーダ15から出力される。この情報はバイトデ・インタリーブ16を介して、リード・ソロモンデコーダ17に与えられ、パケット単位の1〜2ビットの信頼性情報に圧縮されて誤り訂正され、MPEGデ・マルチプレクサ19を介してMPEG.2/H.264デコーダ20に与えられてデコードされる。
MPEG.2/H.264デコーダ20はパケット単位の信頼性情報およびデコード結果を用いてエラーの推定を行い、サブチャネルに分解後の信号が信頼性の低いことを信頼性情報が示している場合は、そのパケット全体の信頼性も低いので、画像のデコードを行わず、例えば信頼性が低いと判定されたブロックを、周辺のデコード済みブロックあるいは前フレームのブロックにより置き換えて表示し、信頼性が回復すれば画像のデコードを行って動画を表示する。
上述のごとくこの実施形態によれば、CSI推定器10により伝搬路の通信状態を推定して信頼性情報を生成し、その信頼性情報に基づいて信頼性が低いブロックであるかの推定を行い、該当するブロックを他のブロックに置き換えるようにしたので、通信状態の悪い環境において、画質の向上を図ることができる。
図2はこの発明の他の実施形態の地上デジタル放送受信機のブロック図である。この実施形態では、OFDM復調部18aとして、メモリ21と、セレクタ22とを設けた以外は、図1に示したOFDM復調部18と同様にして構成されている。そして、CSI推定器10で生成された2,3ビットの信頼性情報に基づいて、ビタビデコーダ15により軟判定処理を行い、誤り訂正で最も正しそうなブロック単位のデータを抽出するとともに、2番目に正しそうなブロック単位のデータをセカンドベストデータとして出力する。このセカンドベストデータは、バイトデ・インタリーブ16を介してメモリ21に記憶される。
メモリ21に記憶されたセカンドベストデータは、セレクタ22を介してリード・ソロモンデコーダ17に出力可能に構成されている。MPEG−2/H.264デコーダ20は、信頼性の低いブロックであるかの推定・検出を行い、データをデコードできなかったときに、メモリ21に対してセカンドベストデータの再送要求信号を出力する。メモリ21は再送要求信号が与えられると、記憶しているセカンドベストデータを出力する。出力されたセカンドベストデータは、セレクタ22を介してリード・ソロモンデコーダ17,MPEGデ・マルチプレクサ19を介してMPEG−2/H.264デコーダ20に与えられ、セカンドベストデータがデコードされる。
この実施形態では、データの信頼性が低い場合は、メモリ21に記憶されているブロック単位のセカンドベストデータを用いて動画を表示できるので、通信状態の悪い環境においても、画質の向上を図ることができる。
図3は、この発明のさらに他の実施形態における地上デジタル放送受信機のブロック図である。この実施形態は、OFDM復調部18bとして、図2と同様にしてメモリ21とセレクタ22とが設けられる。この実施形態は、CSI推定器10で生成された2,3ビットの信頼性情報に基づいて、ビタビデコーダ15により軟判定処理を行い、誤り訂正で最も正しそうなブロックのデータを抽出するとともに、2番目に正しそうなブロックのデータをセカンドベストデータとして抽出してメモリ21に記憶する。
リード・ソロモンデコーダ17で信頼性情報に基づいて、誤り訂正した結果の信頼性情報があるしきい値を下回った場合は、リード・ソロモンデコーダ17から再送要求信号がメモリ21に与えられ、メモリ21に記憶されているセカンドベストデータが読み出され、セレクタ22を介してバイトデ・インタリーブ16を介してリード・ソロモンデコーダ17に与えられる。リード・ソロモンデコーダ17は与えられたセカンドベストデコード結果で信頼性が低いと判定されたブロックを置き換える。
この実施形態では、ビタビデコーダ15により軟判定処理を行い、リード・ソロモンデコーダ17でエラーが検出されて誤り訂正ができない場合は、メモリ21に記憶されているブロック単位のセカンドベストデータを用いて動画を表示できるので、通信状態の悪い環境においても、画質の向上を図ることができる。
図4は、この発明のさらに他の実施形態における地上デジタル放送受信機のブロック図である。この実施形態は、信頼性情報を含めて再エンコードするものである。図4において、アンテナ1〜MPEG−2/H.264デコーダ20は、図1と同様にして構成されており、OFDM復調部18cは、再エンコードするために、新たに遅延素子24と、リード・ソロモンエンコーダ25と、バイトインタリーブ26と、コンバータコード27と、ビタビデコーダ28と、バイトデ・インタリーブ29と、リード・ソロモンデコーダ30とが設けられている。
デ・パンクチャ14により誤り訂正が行われた結果が遅延素子24で遅延されてビタビデコーダ28に与えられる。遅延素子24は、デ・パンクチャ14により誤り訂正が行われた結果が、ビタビデコーダ15〜コンバータコード27を介してビタビデコーダ28に入力されるまでの時間だけ信頼性情報を遅延する。第1の誤り訂正手段としてのリード・ソロモンデコーダ17は、本来「1」であるべきビットか、「0」であるべきビットかを限定する。リード・ソロモンデコーダ17のデコード出力は、信頼性情報とともに符号化手段としてのリード・ソロモンエンコーダ25に入力されて再エンコードされ、バイトインタリーブ26,コンバータコード27を介してビタビデコーダ28に与えられる。
ビタビデコーダ28は、信頼性情報の信頼性を高めるために、遅延素子24の出力の信頼性情報に基づいて信頼性情報を更新する。ビタビデコーダ28のデコード出力はバイトデ・インタリーブ29に与えられて誤りが連続して起こらないように処理され、第2の誤り訂正手段としてのリード・ソロモンデコーダ30により誤り訂正符号の復号が行われてMPEG−2のトランスポート・ストリーム・パケットが復元される。
上述のごとく、この実施形態によれば、信頼性情報をビタビデコーダ15,バイトデ・インタリーブ16,リードソロモンでコーダ17,リードソロモンエンコーダ25,バイトインタリーブ26,コンバータコード27に基づいて更新することにより、誤りが連続して起こらないように処理することで動画を表示できるので、通信状態の悪い環境においても、画質の向上を図ることができる。
図5は、この発明のさらに他の実施形態における地上デジタル放送受信機のブロック図である。地上波テレビジョン放送信号には、13個のセグメントが含まれている。12セグメント(T1〜T6及びT8〜T13)で家庭向けの放送を行い、残りの1セグメント(T7)でモバイル受信端末向けの放送(いわゆる簡易動画放送)を行うものとされている。簡易動画放送とは、元画像(家庭向け放送画像)のフレーム数とフレームサイズを小さくして所要伝送レートを抑えたものである。ここで、一般的に、家庭向けの放送のことを「12セグメント放送」といい、モバイル受信端末向けの放送のことを「1セグメント放送」という。
図5に示した実施形態は、複数セグメント信号としての12セグメント放送信号を受信してデータの誤りがあったときに、そのブロック単位のデータを1セグメント放送信号のブロック単位のデータで補間する。アンテナ1〜CSI推定器10までは図1と同様にして構成されており、CSI推定器10の出力は周波数インタリーブ11に入力されて周波数インタリーブを行い、セグメント分割回路31により、12セグメント放送データと、1セグメント放送データとに分割される。
1セグメント放送データは、QPSK変調されているため、QPSKデ・モジュレータ32で復調された後、ビタビデコーダ33,バイトデ・インタリーブ34,リード・ソロモンデコーダ35に与えられて、トランスポート・ストリーム・パケットが復元される。MPEGデ・マルチプレクサ36は、トランスポート・ストリーム・パケットから1セグメント放送のビデオ信号とオーディオ信号とデータ信号とを出力する。
12セグメント放送データは、QAM変調されているため、QAMデ・モジュレータ39で復調された後、ビタビデコーダ40,バイトデ・インタリーブ41,リード・ソロモンデコーダ42に与えられて、トランスポート・ストリーム・パケットが復元される。MPEGデ・マルチプレクサ43は、トランスポート・ストリーム・パケットから12セグメント放送のビデオ信号とオーディオ信号とデータ信号とを出力する。
1セグメント放送のビデオ信号は第2のデコード手段としてのH.264デコーダ37に入力され、12セグメント放送のビデオ信号は、第1のデコード手段としてのMPEGー2デコーダ44に入力される。H.264デコーダ37とMPEGー2デコーダ44とは同期がとられている。すなわち、H.264デコーダ37は圧縮されている1セグメント放送のビデオ信号をバッファに入力し、MPEGー2デコーダ44は、展開した画像データをバッファに入力し、時間のずれを吸収するために同期をとる。
H.264デコーダ37から出力された画像データは、解像度変換手段としての解像度変換回路38に入力され、1セグメント放送のビデオ信号の解像度が12セグメント放送のビデオ信号の解像度に変換される。エラーブロック置き換え回路45は、MPEGー2デコーダ44から出力されるエラー情報に基づいて、12セグメント放送のビデオ信号のうち、誤りのあった画像ブロックを1セグメント放送のビデオ信号に基づく画像ブロックに置き換える。
上述のごとく、この実施形態によれば、12セグメント放送のビデオ信号のうち、誤りのあった画像ブロックを1セグメント放送のビデオ信号に基づく画像ブロックに置き換えることで、通信状態の悪い環境においても、画質の向上を図ることができる。
図6は、動画像復号化処理部の一例を示すブロック図である。この図6に示す動画像復号化処理部は図1から図4に示したMPEGー2/H.264デコーダに内蔵されている。動画像復号化処理部50は、ハフマン・算術復号化処理回路51と、逆量子化回路52と、空間領域変換回路53と、動き補償回路54と、フレームメモリ55とを含む。
ハフマン・算術復号化処理回路51は情報の出現頻度に応じて伝達するシンボルの符号を決めるエントロピー符号化の一種であり、信頼性情報に基づいてエラー判定を行う。逆量子化回路52は伸張処理のために逆量子化処理を行う。動き補償回路は、参照画像と現画像との間の動き補償を行う。
図7は動画像復号化処理部の他の例を示すブロック図である。この図7に示した動画像復号化処理部は、図6と同様にして、ハフマン・算術復号化処理回路51と、逆量子化回路52と、空間領域変換回路53と、動き補償回路54と、フレームメモリ55とを含み、動き補償回路54に信頼性情報を与えて、この信頼性情報に基づいてエラー判定を行う。
図8は図6あるいは図7に示した動画像復号化処理部によるエラー判定動作を説明するための図である。図8において、Cは現画像である復号化処理中のブロックあるいはマクロブロックであり、R1,R2,R3,R4はブロックCを復号化処理をする際に参照するブロックあるいはマクロブロックである。各ブロックは16×16の画素から成っている。
ブロックCは、パラメータとして動きベクトルと、DC成分と、AC成分と、係数の数と、マクロブロックタイプの情報を有している。DC成分は直流成分であり、AC成分は周波数成分である。
この実施形態では、ブロックCと参照ブロックR1〜R4との相関性を下記の評価式で判別することで、正常なマクロブロックであるかあるいはエラーマクロブロックであるかを判別する。評価式は次式による。
alue1=α×fmv(mv,mvr1,mvr2,mvr3,mvr4)+
β×fdc(dc,dcr1,dcr2,dcr3,dcr4)+
γ×fac(ac,acr1,acr2,acr3,acr4)+
δ×fncoe(ncoe,ncoer1,ncoer2,ncoer3,ncoer4)+…
上記評価式において、Value1は評価値、fmvは動きベクトルの相関性を示す関数、fdcはDC成分の相関性を示す関数、facはAC成分の相関性を示す関数、fncoeは非ゼロ係数の数の相関性を示す関数である。mvは当該(マクロ)ブロックの動きベクトル、dcは当該(マクロ)ブロックのDC成分、acは当該(マクロ)ブロックのAC成分、ncoeは当該(マクロ)ブロックの非ゼロ係数の数、α〜δは係数である。上記評価式において、しきい値を決めるための信頼性情報テーブルをfth1,2とすると、fth1(r)>Value1であれば正常なマクロブロックであり、fth2(r)<Value1であればエラーマクロブロックであると判別する。それ以外は動き補償の処理を行う。
関数fmv,fdc,fac,fncoeは、ブロックCと参照ブロックR1〜R4とがどれだけ似ているかを示しており、似ているほど値が小さくなる。評価値Value1を評価するために固定されたしきい値を使うと、信頼性が高いにもかかわらずエラーとなってしまうことがあるので、この発明の実施形態では、しきい値として信頼性情報を用いている。
図9はエラー判定の他の例を説明するための図である。
上述の図8に示したエラー判定は、復号化処理中のブロックあるいはマクロブロックと参照ブロックあるいはマクロブロックとの類似度を判別することで、復号化処理中のブロックあるいはマクロブロックがエラーブロックであるかを判定するようにした。これに対して、図9に示した例は、復号化処理中のブロックあるいはマクロブロックCと参照ブロックあるいはマクロブロックR1,R2,R3,R4との水平,垂直方向における境界部分の画素の連続性を判別することでエラー判定を行う。
すなわち、図9に示すブロックCとブロックR1との垂直方向の境界における画素Pr1(i,0)、Pr1(i,1)、Pr1(i,2)…Pr1(i,k)と、ブロックCとブロックR2との水平方向の境界における画素Pr2(0,i)、Pr2(1,i)、Pr2(2,i)…Pr2(m,i)と、ブロックCとブロックR3との水平方向の境界における画素Pr3(0,i)、Pr3(1,i)、Pr3(2,i)…Pr3(m,i)と、ブロックCとブロックR4との垂直方向の境界における画素Pr4(i,0)、Pr4(i,1)、Pr4(i,2)…Pr4(i,k)のそれぞれの滑らかさについて、以下の評価式に基づいて判別する。
alue2=Σ(Pr1(i,0)、Pr1(i,1)、Pr1(i,2)…Pr1(i,k))+
Σ(Pr2(0,i)、Pr2(1,i)、Pr2(2,i)…Pr2(m,i))+
Σ(Pr3(0,i)、Pr3(1,i)、Pr3(2,i)…Pr3(m,i))+
Σ(Pr4(i,0)、Pr4(i,1)、Pr4(i,2)…Pr4(i,k))
上記評価式において、fは水平方向の画素の相関性を示す関数であり、fは垂直方向の画素の相関性を示す関数である。
上記評価式において、信頼性情報テーブルをfth3とすると、画素の変化が滑らかであれば評価値Value2がfth3(r)よりも小さくなり、復号処理中のブロックCは正常なマクロブロックであると判定する。逆に、画素の変化が荒ければ、評価値Value2がfth3(r)よりも大きくなり、復号処理中のブロックCはエラーであると判定する。
図8および図9に示したエラー判定方法を併用することにより、エラー検出の処理量を減らすことができる。すなわち、図9に示した画素単位の処理では処理量が多くなってしまうが、図8に示したブロック単位の処理により、ある程度信頼性の低いブロックを弾いておけば、画素単位で処理するブロックの数を減らすことができるので、全体の処理量を削減できる。
図10はそのようなエラー判定動作を説明するためのフローチャートである。まず、図8に示したブロック単位のエラー判定処理を行い、評価値が得られると、図10に示すステップ(図示ではSPと略称する)SP1において、評価値Value1が図8で説明したしきい値としての信頼性情報fth1よりも小さいか否かを判別する。評価値Value1がしきい値fth1よりも小さければ、ステップSP2において正常と判別し、評価値Value1がしきい値fth1よりも大きければ、ステップSP3において、評価値Value1が図8で説明したしきい値fth2よりも大きいか否かを判別する。評価値Value1がしきい値fth2よりも大きいことを判別すれば、ステップSP4において、エラーと判別する。エラーと判定したブロックは弾きだされ、ステップSP6による画素単位の処理は行われない。
ステップSP3において、評価値Value1がしきい値fth2よりも小さいことを判別すれば、ステップSP5において動き補償を行った後、図9に示した画素単位のエラー判定処理を行う。そして、得られた評価値Value2がしきい値fth3以下であるか否かをステップSP6において判別する。評価値Value2がしきい値fth3よりも大きければ、ステップSP4においてエラーであると判別する。ステップSP6において、評価値Value2がしきい値fth3よりも小さければ、ステップSP2において正常であると判別する。
このように復号処理中のブロックCの信頼性を周辺のブロックとの相関を取ることにより信頼性の低いブロックを弾いておくことで、周辺ブロックの画素単位でエラー処理するブロックを減らすことができるので処理量を削減できる。
以上、図面を参照してこの発明の実施形態を説明したが、この発明は、図示した実施形態のものに限定されない。図示された実施形態に対して、この発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。
この発明の地上デジタル放送受信機は、地上デジタル放送を受信するのに利用される。
この発明の一実施形態における地上デジタル放送受信機のブロック図である。 この発明の他の実施形態における地上デジタル放送受信機のブロック図である。 この発明のさらに他の実施形態における地上デジタル放送受信機のブロック図である。 この発明のさらに他の実施形態における地上デジタル放送受信機のブロック図である。 この発明のさらに他の実施形態における地上デジタル放送受信機のブロック図である。 動画像復号化処理部の一例を示すブロック図である。 動画像復号化処理部の他の例を示すブロック図である。 図6に示した動画像復号化処理部によるエラー判定動作を説明するための図である。 エラー判定動作の他の実施形態を説明するための図である。 エラー判定動作を説明するためのフローチャートである。 地上波デジタル放送受信機の基本構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 アンテナ、2 チューナ、3 A/Dコンバータ、6 AGC回路、7 コーデック、8 インターポレータ、9 FFT、10 CSI推定器、11 QAM/QPSKデ・モジュレータ、12 タイムインタリーブ、13 ビットインタリーブ、14 デ・パンクャ、15,28,33,40 ビタビデコーダ、16,29,34,41 バイトデ・インタリーブ、17,30,35,42 リード・ソロモンデコーダ、18,18a,18b,18c,18d OFDM復調部、19,36,43 MPEGデ・マルチプレクサ、20 MPEG−2/H.264デコーダ、21 メモリ、22 セレクタ、23 再送要求回路、24 遅延素子、25 リード・ソロモンエンコーダ、26 バイトインタリーブ、27 コンバータコード、31 セグメント分割回路、32 QPSKデ・モジュレータ、37 H.264デコーダ、38 解像度変換回路、39 QAMデ・モジュレータ、44 MPEG−2デコーダ、45 エラーブロック置き変え回路、51 ハフマン・算術復号化処理回路、52 逆量子化回路、53 空間領域変換回路、54 動き補償回路、55 フレームメモリ。

Claims (7)

  1. 地上デジタル放送信号を受信する地上デジタル放送受信機であって、
    前記地上デジタル放送信号を受信するチューナと、
    前記チューナで受信された地上デジタル放送信号から少なくともビデオ信号を復調する復調手段と、
    記チューナの受信出力に基づいて、伝搬路による受信信号の変動を推定し、前記復調手段で復調されたビデオ信号の信頼性を示す信頼性情報を出力する推定手段と、
    前記復調手段出力のビデオ信号から前記推定手段によって出力された信頼性情報に基づいて最も正しそうな画像ブロックと、次に正しそうな画像ブロックを出力するデコード手段と、
    前記次に正しそうな画像ブロックのデータを記憶する記憶手段と、
    前記推定手段から出力された信頼性情報により前記デコード手段によってデコードされた最も正しそうな画像ブロックが信頼性の低いことを示していることに応じて、対応する画像ブロックを前記記憶手段から読み出した次に正しそうな画像ブロックに置き換える画像置き換え手段とを備える、地上デジタル放送受信機。
  2. 記復調されたビデオ信号を複数ビット単位で誤り訂正を行い、誤り訂正ができないことに応じて、前記記憶手段から前記次に正しそうな画像ブロックのデータを読み出し、当該次に正しそうな画像ブロックの誤り訂正を行う誤り訂正手段を含む、請求項1に記載の地上デジタル放送受信機。
  3. 前記復調手段によって復調された信号を前記信頼性情報に基づいて、複数ビット単位で誤り訂正復号を行う第1の誤り訂正復号手段と、
    前記誤り訂正復号された信号を再符号化する符号化手段と、
    前記再符号化された信号を前記信頼性情報に基づいて、複数ビット単位で誤り訂正復号を行って、前記画像置き換え手段に出力する第2の誤り訂正復号手段とを含む、請求項1に記載の地上デジタル放送受信機。
  4. 前記地上デジタル放送信号は、複数セグメントからなる複数セグメント放送信号と、1セグメントからなる1セグメント放送信号とを含んでおり、
    前記復調手段から出力されたビデオ信号から、前記複数セグメント放送信号と、前記1セグメント放送信号とを抽出する信号抽出手段を含み、
    前記デコード手段は、
    前記信号抽出手段によって抽出された前記複数セグメント放送信号をデコードする第1のデコード手段と、
    前記1セグメント放送信号をデコードする第2のデコード手段と、
    前記第2のデコード手段でデコードされた前記1セグメント放送信号の解像度を前記複数セグメント放送信号の解像度に変換する解像度変換手段を含み、
    前記画像置き換え手段は、前記信頼性情報が信頼性の低いことを示していることに応じて、前記最も正しそうな画像ブロックとしての前記複数セグメント放送信号の対応する画像ブロックを前記次に正しそうな画像ブロックとして前記1セグメント放送信号の画像ブロックに置き換える、請求項1に記載の地上デジタル放送受信機。
  5. 前記画像置き換え手段は、前記デコードされたブロック信号から、当該ブロック画像と、前記次に正しそうな画像ブロックとして周辺の隣接するブロック画像との相関性を、前記信頼性情報をしきい値として信頼性が低いか否かを判断する、請求項1に記載の地上デジタル放送受信機。
  6. 前記画像置き換え手段は、前記デコードされたブロック信号から、当該ブロック内の画素と、前記次に正しそうな画像ブロックとして隣接するブロック内の画素との相関性を、前記信頼性情報をしきい値として判断する、請求項1に記載の地上デジタル放送受信機。
  7. 当該ブロック画像と、周辺の隣接するブロック画像との相関性により信頼性が高いと判断されたことに応じて、当該ブロック内の画素と、前記次に正しそうな画像ブロックとして隣接するブロック内の画素との相関性を、前記信頼性情報をしきい値として判断する、請求項またはに記載の地上デジタル放送受信機。
JP2005320615A 2005-11-04 2005-11-04 地上デジタル放送受信機 Active JP4849871B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005320615A JP4849871B2 (ja) 2005-11-04 2005-11-04 地上デジタル放送受信機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005320615A JP4849871B2 (ja) 2005-11-04 2005-11-04 地上デジタル放送受信機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007129529A JP2007129529A (ja) 2007-05-24
JP4849871B2 true JP4849871B2 (ja) 2012-01-11

Family

ID=38151819

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005320615A Active JP4849871B2 (ja) 2005-11-04 2005-11-04 地上デジタル放送受信機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4849871B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112702142A (zh) * 2019-10-07 2021-04-23 英特尔公司 用于确保最大数据速率传输的可解码性的装置和方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3942392B2 (ja) * 2001-09-21 2007-07-11 三洋電機株式会社 デジタル信号受信装置
JP2003299034A (ja) * 2002-03-29 2003-10-17 Pioneer Electronic Corp 受信機における画像データ処理回路
JP2005286362A (ja) * 2004-03-26 2005-10-13 Sanyo Electric Co Ltd デジタル受信機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007129529A (ja) 2007-05-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
USRE47507E1 (en) Enhanced VSB viterbi decoder
US7474703B2 (en) Digital television system
US8594245B2 (en) Digital broadcasting receiving system and method
US6980603B2 (en) Digital VSB transmission system
JP4245602B2 (ja) デジタル復調装置、デジタル受信装置、デジタル復調装置の制御方法、デジタル復調装置の制御プログラム、及び、この制御プログラムを記録した記録媒体
US8503583B2 (en) Receiver, receiving method, program and receiving system
JP4886142B2 (ja) Atsc−hdtvトレリス復号器におけるntsc干渉排除のための切り詰め距離
US8509328B2 (en) Reception apparatus, reception method, program, and reception system
US20090022249A1 (en) Digital broadcast receiving device
JP4849871B2 (ja) 地上デジタル放送受信機
JP7168002B2 (ja) 放送用送信システム、放送用送受信システム、放送用送信方法および放送用送信プログラム
JP2010258732A (ja) 映像処理装置、映像処理方法および映像処理プログラム
JP7168001B2 (ja) 放送用送信システム、放送用送受信システム、放送用送信方法および放送用送信プログラム
JP2007166585A (ja) 受信性能を改善したデジタルマルチメディア放送受信装置及びそのチャンネル推定方法
JP4780048B2 (ja) 受信装置および方法
JP2004236040A (ja) 受信方法および装置
KR20060047533A (ko) 수신 성능이 향상된 디지털 방송 송수신 시스템 및 그의신호처리방법
EP1333607A2 (en) Apparatus for correcting error of data using channel state information
JP2007165953A (ja) デジタル復調装置、デジタル受信装置、デジタル復調装置の制御方法、デジタル復調装置の制御プログラム、及び、この制御プログラムを記録した記録媒体
JP2004336190A (ja) 受信装置および受信方法
KR20070071459A (ko) 피드백을 갖는 트렐리스 디코더 구조의 dtv 수신기 및디코딩 방법
JP2006005490A (ja) 復号処理装置、および当該復号処理装置を備えたデジタル信号受信装置
JP2002118608A (ja) ディジタル無線送信装置およびディジタル無線受信装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081031

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110729

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110802

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110922

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111011

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111018

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4849871

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141028

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250