JP4847485B2 - 速度センサ - Google Patents

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Description

この発明は、速度センサに関し、特に地震観測に好適な速度センサに関する。
従来、速度センサとしては、地震観測等で使用される速度センサにおいて、鋳造で製造された磁石と鉄のヨークで磁気回路が構成され、その磁気回路の途中に設けられたエアギャップに生じる磁界をコイルが横切る構造のものがある(例えば、米国特許第4285054号明細書(特許文献1)参照)。
図12Aにこのような従来型の速度センサの磁気回路と磁束分布のモデルを示している。また、図12Bに上記速度センサの磁気回路とコイル位置を示している。この速度センサの場合、ヨーク部分で磁気を誘導するために効率が悪くなり、大きな磁石を必要とする。また、上記速度センサでは、発生する磁界が放射状に拡がった状態になり、均一な磁界ではない。速度センサとして直線性を確保するには、拡散した磁界を捉える大きさのコイルを用いる必要があるため、小型化や軽量化ができないという問題がある。
米国特許第4285054号明細書
そこで、この発明の課題は、簡単な構成で小型化と軽量化が可能な速度センサを提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の速度センサは、
円筒形状の第1永久磁石と、
上記第1永久磁石の外側に配置され、上記第1永久磁石の外周面と内周面が対向する円筒形状の第2永久磁石と、
上記第1永久磁石の外周面と上記第2永久磁石の内周面との間に配置され、上記第1永久磁石の軸に対して周方向に巻回された円筒形状のコイルと、
上記円筒形状のコイルを軸方向に移動可能に支持すると共に、上記円筒形状のコイルを所定の位置から軸方向に移動するときに弾性変形するバネ部材と
を備え、
上記円筒形状の第1永久磁石は、ラジアル方向に着磁され、
上記円筒形状の第2永久磁石は、上記第1永久磁石とは磁極が逆になるようにラジアル方向に着磁されていることを特徴とする。
上記構成の速度センサによれば、円筒形状の第1永久磁石の外周面と、第1永久磁石の外側に配置され、第1永久磁石の外周面と内周面が対向する円筒形状の第2永久磁石の内周面との間に、バネ部材により軸方向に移動可能に支持された円筒形状のコイルを配置する。そして、上記円筒形状の第1永久磁石をラジアル方向に着磁すると共に、円筒形状の第2永久磁石を第1永久磁石とは磁極が逆になるようにラジアル方向に着磁することによって、第1永久磁石の外周面と第2永久磁石の内周面との間の空間にラジアル方向に磁界が略均一に形成される。そうして、地震等の振動により第1永久磁石の外周面と第2永久磁石の内周面との間の磁界に対してコイルが相対運動すると、コイルが第1永久磁石の軸に対して周方向に巻回されているので、そのコイルの相対運動速度に比例する電圧が得られる。このように、コイルが横切る磁界の磁束密度を高めることができ、同一出力ならより小さな永久磁石で可能となるため、簡単な構成で小型化と軽量化が図れる。
また、一実施形態の速度センサでは、
有底の円筒部とその円筒部の底中央から内側に向かって軸方向に延びる突出部とを有するヨークを備え、
上記ヨークの突出部に上記第1永久磁石が外嵌され、
上記ヨークの円筒部の内側に上記第2永久磁石が内嵌されている。
上記実施形態によれば、ヨークの有底の円筒部の底中央から内側に延びる突出部に第1永久磁石を外嵌すると共に、ヨークの円筒部の内側に第2永久磁石を内嵌することによって、第1永久磁石の内周側および第2永久磁石の外周側から出る磁力線を散らばらないように集めて漏れ磁束が少なくなり、第1永久磁石の外周面と第2永久磁石の内周面との間の磁束密度が大きくなる。したがって、限られた磁界空間の磁束密度をできるだけ大きくすることで、より大きな出力電圧を得ることができる。
また、一実施形態の速度センサでは、
上記第1永久磁石と上記第2永久磁石を有する磁気回路を2組有し、
上記2組の磁気回路が、所定の間隔をあけて互いの上記第1永久磁石の軸が略一致するように軸方向に沿って配置され、
上記磁気回路の夫々に配置された上記円筒形状のコイルを連結するコイル支持部を備え、
上記コイルは、上記コイル支持部を介して上記バネ部材により軸方向に移動可能に支持されている。
上記実施形態によれば、上記第1永久磁石と上記第2永久磁石を有する2組の磁気回路を、所定の間隔をあけて互いの第1,第2永久磁石の軸が略一致するように軸方向に沿って配置し、その磁気回路の夫々に配置された円筒形状のコイルを、バネ部材により軸方向に移動可能に支持されたコイル支持部により連結することによって、2組の磁気回路の各コイルにより2倍の大きな出力電圧を得ることができる。また、2組の磁気回路の各コイルを直列に接続することにより、正負の振幅特性が対称な出力電圧が容易に得られる。
また、一実施形態の速度センサでは、
上記コイル支持部は、上記磁気回路の夫々に配置された上記円筒形状のコイルが固定された基部と、上記基部から一方の磁気回路側に軸方向に延び、その磁気回路の上記第1永久磁石の内周に出没自在に挿通された第1軸部と、上記基部から他方の磁気回路側に軸方向に延び、その磁気回路の上記第1永久磁石の内周に出没自在に挿通された第2軸部とを有し、
上記第1,第2軸部の夫々の先端が上記バネ部材により軸方向に移動可能に支持されている。
上記実施形態によれば、上記コイル支持部の基部から各磁気回路側に軸方向に延び、第1永久磁石の内周に出没自在に挿通された第1,第2軸部の夫々の先端を、バネ部材により軸方向に移動可能に支持することによって、2組のコイルを連結するコイル支持部を両持ち支持しながら2組の磁気回路の間隔を狭くでき、高出力電圧が得られる2組の磁気回路を備えた構成において、さらなる小型化が図れる。
また、一実施形態の速度センサでは、
上記バネ部材は導電性を有し、
上記2組の磁気回路の上記円筒形状のコイルの引き出し線は、上記コイル支持部の上記基部と上記第1軸部または上記第2軸部の少なくとも一方に沿って引き出されて、上記バネ部材に電気的に接続されている。
上記実施形態によれば、上記2組の磁気回路の円筒形状のコイルの引き出し線を、コイル支持部の基部と第1軸部または第2軸部の少なくとも一方に沿って引き出して、導電性を有するバネ部材に電気的に接続することによって、2組のコイルを連結するコイル支持部の両持ち支持に影響を与えることなく、コイルの出力電圧をバネ部材を介して取り出すことができる。
また、一実施形態の速度センサでは、
上記コイル支持部は、上記基部と上記第1軸部または上記第2軸部の少なくとも一方に設けられた導電性部材を有し、
上記2組の磁気回路の上記円筒形状のコイルの引き出し線は、上記導電性部材を介して上記バネ部材に電気的に接続されている。
上記実施形態によれば、上記2組の磁気回路の円筒形状のコイルの引き出し線を、コイル支持部の基部と第1軸部または第2軸部の少なくとも一方に設けられた導電性部材を介してバネ部材に電気的に接続することによって、コイル支持部の両持ち支持に影響を与えるような配線の引き回しがなくなり、信頼性が向上する。
また、一実施形態の速度センサでは、上記コイル支持部の上記基部は、互いに連結された上記第1軸部側の部分と上記第2軸部側の部分とを有する。
上記実施形態によれば、上記コイル支持部の基部を、第1軸部側の部分と第2軸部側の部分とに分割した構造にして、組立時に第1軸部側の部分と第2軸部側の部分を互いに連結することによって、基部にコイルを固定するときなどの製作時の組立性が向上する。
また、一実施形態の速度センサでは、上記第1,第2永久磁石と上記コイルの軸方向が長手方向に沿うように上記第1,第2永久磁石と上記コイルが内側に配置されると共に、上記コイルを支持する上記バネ部材が固定された直方体形状のケーシングを備えた。
上記実施形態によれば、直方体形状のケーシング内に、第1,第2永久磁石とコイルの軸方向が長手方向に沿うように第1,第2永久磁石およびコイルを配置して、コイルを支持するバネ部材をケーシングに固定することによって、例えば水平面上の互いに直角な2方向と垂直方向の3方向の振動成分を捉える地震等の振動計測において、ケーシングの面を基準にして、3つ速度センサを配置することが容易にできると共に、3つの速度センサを互いに隣接させて配置することができ、設置スペースを小さくできる。
また、一実施形態の速度センサでは、上記第1,第2永久磁石は、粉末冶金製法によって成型されている。
上記実施形態によれば、金属粉を高圧で圧縮成型する粉末冶金製法によって成型された第1,第2永久磁石を用いることによって、円筒形状の第1,第2永久磁石を高精度で量産できる。この成型された円筒磁性体を、専用の着磁装置によりラジアル方向に着磁する。
また、一実施形態の速度センサでは、上記円筒形状のコイルは、ボビンレスである。
上記実施形態によれば、上記円筒形状のコイルをボビンレスにすることによって、限られた磁界空間にできるだけコイルの巻数を多くすることで、大きな出力電圧を得ることができる。
以上より明らかなように、この発明の速度センサによれば、簡単な構成で小型化と軽量化が可能な速度センサを実現することができる。
以下、この発明の速度センサを図示の実施の形態により詳細に説明する。
図1はこの発明の実施の一形態の速度センサの断面図を示している。
この実施の形態の速度センサは、図1に示すように、円筒形状の第1永久磁石11と、上記第1永久磁石11の外側に配置され、上記第1永久磁石11の外周面と内周面が対向する円筒形状の第2永久磁石12と、第1永久磁石11の外周面と第2永久磁石12の内周面との間に配置された円筒形状のボビンレスのコイル14とを備えている。
上記円筒形状の第1永久磁石11は、ラジアル方向に着磁され、円筒形状の第2永久磁石12は、上記第1永久磁石とは磁極が逆になるようにラジアル方向に着磁されている。この実施の形態では、第1永久磁石11の内周側をN極とし、外周側をS極とする共に、第1永久磁石11の内周側をS極とし、外周側をN極としている。なお、磁極の向きは逆であってもよい。
また、この速度センサは、有底の円筒部13aとその円筒部13aの底から内側に向かって軸方向に延びる円筒形状の突出部13bとを有するヨーク13を備えている。上記ヨーク13の突出部13bに第1永久磁石11を外嵌すると共に、ヨーク13の円筒部13aの内側に第2永久磁石12を内嵌している。上記第1永久磁石11と第2永久磁石13およびヨーク13で磁気回路10を形成している。上記磁気回路10は、樹脂製の磁石連結サポート21に設けられた円穴21a内に嵌め込まれている。
また、上記磁気回路10が内嵌された磁石連結サポート21を、第1永久磁石11と第2永久磁石12との間の空間の開口が互いに対向するように、かつ、所定の間隔をあけて互いの第1永久磁石11の軸が略一致するように軸方向に沿って2組配置している。上記磁気回路10,10間に、円筒形状のコイル14,14を連結するコイル支持部15を備えている。このコイル支持部15は、精密樹脂成型により形成されている。
上記コイル支持部15は、互いに接着された2つの円板状の基部15a,15aと、基部15a,15aのうちの一方の中央から軸方向外向に延び、対向する一方の磁気回路10のヨーク13の突出部13bに設けられた貫通孔13cに出没自在に夫々挿通された第1軸部の一例としての軸部15bと、基部15a,15aのうちの他方の中央から軸方向外向に延び、対向する他方の磁気回路10のヨーク13の突出部13bに設けられた貫通孔13cに出没自在に夫々挿通された第2軸部の一例としての軸部15bとを有する。上記コイル支持部15を構成する2組の基部15aと軸部15bは、同一形状をしている。上記コイル支持部15の基部15a,15aの外周側にコイル14を接着により固定している。
上記コイル支持部15の軸部15b,15bの先端を、バネ部材の一例としてのバネ外電極17,18,19により軸方向に移動可能に夫々支持している。このバネ外電極17,18,19は、コイル14,14を所定の位置から軸方向に移動するときに弾性変形する。
また、上記コイル支持部15は、基部15aから軸部15bに沿って嵌め込まれた導電性部材の一例としてのL字形状のコイル電極16を有している。このL字形状のコイル電極16を介してコイル14,14の引き出し線をバネ外電極17,18,19に電気的に接続している。
上記バネ外電極17,18,19は、5つバネ固定サポート23と4つバネ固定スペーサ24により軸方向に所定の間隔をあけて配置されている。そして、バネ外電極17,18,19と5つバネ固定サポート23および4つバネ固定スペーサ24を覆うように、5つバネ固定サポート23の外側にカップ状のセンサーカバー25を取り付けている。上記磁石連結サポート21とセンサーカバー25により直方体形状のケーシングを形成している。
速度センサとしては、コイルの引き出し線を何らかの方法で外部へ取り出す必要がある。配線の信頼性確保やセンサの微細な動きへの影響を考えて、バネを電極として使用することは公知であるが、この実施の形態では、バネまでの接続手段として、コイル14を支えるコイル支持部15を中央で分割して、バネ電極16を挿入し、回路として使用できる構造としている。
図2Aは図1のIIA−IIA線から見た断面図を示しており、図2Bは図1のIIB−IIB線から見た断面図を示している。図2A,図2Bにおいて、図1と同一の構成部には同一参照番号を付している。
図2Aに示すように、上記磁気回路10は、樹脂製の磁石連結サポート21に設けられた円穴21a内に嵌め込まれている。そして、一方の磁気回路10が内嵌された磁石連結サポート21の4つのコーナー部近傍に円形の凹部21bを設けている。また、他方の磁気回路10が内嵌された磁石連結サポート21の4つのコーナー部近傍に円形の凸部(図示せず)を設けている。そして、一方の磁気回路10が内嵌された磁石連結サポート21の凹部21bに、他方の磁気回路10が内嵌された磁石連結サポート21の凸部を嵌め合わせる。
また、図2Bに示す磁石連結サポート21の4つのコーナー部近傍に設けられた4つのネジ穴21cを用いて、5つバネ固定サポート23を磁石連結サポート21(図1に示す)に取り付ける。
また、図3は上記速度センサの磁気回路10の分解斜視図を示している。図3において、図1と同一の構成部には同一参照番号を付している。図3に示すように、ヨーク13の突出部13bに第1永久磁石11が外嵌され、ヨーク13の円筒部13aの内側に第2永久磁石12が内嵌されることによって、漏れ磁束が少なくして、第1永久磁石11の外周面と第2永久磁石12の内周面との間の磁束密度が大きくできる。したがって、限られた磁界空間において磁束密度をできるだけ大きくすることができ、より大きな出力電圧を得ることができる。この実施の形態では、ヨーク13を金型成型により一体に形成したが、別体に形成された円筒部と突出部を組み合わせて、ヨークを形成してもよい。
図4は上記速度センサのコイル14とコイル電極16およびコイル支持部15を組み合わせた状態の側面図を示している。
また、図5Aは上記速度センサのコイル支持部15の基部15aの正面図を示し、図5Bは図5AのVB−VB線から見た断面図を示し、図5Cは図5Aの要部拡大図を示し、図5Dはコイル支持部15の基部15aの裏面図を示し、図5Eは図5Cの要部拡大図を示している。
図5A,図5Bに示すように、軸部15bの外周に軸方向に沿って3つの溝30を、周方向に120°の間隔をあけて夫々形成している。この3つの溝30は、図5Aに示すように、基部15aを貫通している(図5C参照)。
また、図5Dに示すように、基部15aの裏面側に、半円弧状の凹部31と、円弧状の凸部32と、円弧状の凸部33とを設けている。また、この基部15aの裏面側に、中心近傍から半径方向外向に延びる3つの溝34を、周方向に120°の間隔をあけて夫々形成している。
そうして、基部15aの裏面側から図6に示すL字形状のコイル電極16の引き出し部16aの先端を、基部15aを挿通して、コイル電極30の屈曲部16bが基部15aの裏面側の溝34に嵌め込んでいる。この基部15aの溝34と軸部15bの溝30にコイル電極30が装着された状態で、一方の基部15aの裏面側と他方の基部15aの裏面側を向かい合わせて、一方の凹部31に他方の凸部32,33が嵌合する。そうすることによって、一方の基部15aの3つのコイル電極16の屈曲部16bに対して、他方の基部15aの3つのコイル電極16の屈曲部16bの位置は、周方向に60°ずれる。
したがって、コイル14とコイル電極16およびコイル支持部15を組み合わせた図4に示す状態では、一方の基部15a側のコイル電極16の接続端子16cと他方の基部15a側のコイル電極16の接続端子16cとが、周方向に60°毎に交互に並んで配置されている。
このように、図5A, 図5Bに示すコイル支持部15の基部15aと軸部15bは、精密樹脂成型により一体に形成されて、180度反転させた状態で背中合わせに接合できる構造にすることにより、一つの成型金型で生産可能となる。コイル支持部15のスリット部分にL字形状の銅製のコイル電極16を嵌め込んだ後に接合し、コイル14を実装(基部15aに接着固定)して配線する。このコイル電極16は、ベリリウム銅製のバネ外電極17,18,19に電気的に接続されて、出力電圧を外部に出力する回路の一部となる。
図7は上記速度センサのコイル14,14の接続図を示している。図7に示すように、各コイル14は、メインコイルMとサブコイルSからなり、コイル14,14の両方のメインコイルMを直列に接続すると共に、コイル14,14の両方のサブコイルSを直列に接続している。上記直列接続されたメインコイルMの両端から出力電圧が得られる。また、例えば一方のサブコイルSにダンパー用の抵抗Rを接続する。
次に、上記コイル支持部15の両端を支持するバネ構造について説明する。図8Aはバネ外電極17の平面図を示し、図8Bはバネ外電極18の平面図を示し、図8Cはバネ外電極19の平面図を示している。このバネ外電極17〜19は、銅とベリリウムの合金からなる薄板(厚さ100μm)をエッチングすることにより形成される。
図8Aに示すように、バネ外電極17は、略正方形状の基部17aと、その基部17aの内側に設けられた円板部17bと、上記基部17aと円板部17bとを接続する3つの円弧状の連結部17cと、基部17aの外縁の一辺から外方に延びる出力端子17dとを有している。
また、上記略正方形状の基部17aの4つのコーナー部近傍に円穴41を夫々設けている。上記円板部17bの中心に円穴42を設け、その円穴42の近傍に周方向120°毎に間隔をあけて3つの円穴43を設けている。上記円板部17bの中心の円穴42近傍から円穴42内に延びる接続端子44を設けている。
図8Bに示すように、バネ外電極18は、略正方形状の基部18aと、その基部18aの内側に設けられた円板部18bと、上記基部18aと円板部18bとを接続する3つの円弧状の連結部18cと、基部18aの外縁の一辺から外方に延びる出力端子18dとを有している。
また、上記略正方形状の基部18aの4つのコーナー部近傍に円穴51を夫々設けている。上記円板部18bの中心に円穴52を設け、その円穴52の近傍に周方向120°毎に間隔をあけて3つの円穴53を設けている。上記円板部18bの中心の円穴52近傍から円穴52内に延びる接続端子54を設けている。なお、バネ外電極18には、図8Aに示すバネ外電極17に設けられた接続端子54に対向する位置にスリット55を設けている。
図8Cに示すように、バネ外電極19は、略正方形状の基部19aと、その基部19aの内側に設けられた円板部19bと、上記基部19aと円板部19bとを接続する3つの円弧状の連結部19cと、基部19aの外縁の一辺から外方に延びる出力端子19dとを有している。
また、上記略正方形状の基部19aの4つのコーナー部近傍に円穴61を夫々設けている。上記円板部19bの中心に円穴62を設け、その円穴62の近傍に周方向120°毎に間隔をあけて3つの円穴63を設けている。上記円板部19bの中心の円穴62近傍から円穴62内に延びる接続端子64を設けている。なお、バネ外電極19には、図8Aに示すバネ外電極17に設けられた接続端子64に対向する位置にスリット65を設けると共に、図8Bに示すバネ外電極18に設けられた接続端子64に対向する位置にスリット66を設けている。
図8Aに示すバネ外電極17の接続端子44と、図8Bに示すバネ外電極18の接続端子54と、図8Cに示すバネ外電極19の接続端子64は、図6に示すL字形状のコイル電極16の引き出し部16aに半田付けなどにより電気的に接続される。
図8A,図8B,図8Cに示すバネ外電極17〜19は、平板状のものを示しているが、各円板部17b,18b,19bを図面から垂直方向に所定距離だけ引き上げた状態で熱処理することにより、各連結部17c,18c,19cは、らせん状となって非線形で弾性変形するバネの機能を発揮する。
図9Aはバネ固定サポート23の平面図を示し、図9Bはバネ固定スペーサ24の平面図を示し、図10は、バネ固定サポート23とバネ固定スペーサ24を用いてバネ外電極17〜19を組み合わせた状態の平面図を示している。
バネ固定サポート23は、図9Aに示すように、円穴23aが設けられた略正方形状をしており、4つのコーナー部近傍に円形状の凸部23bを夫々設け、その凸部23bの中心に穴23cを設けている。そして、凸部23bの裏側に、円形状の凹部(図示せず)を設けている。
また、バネ固定スペーサ24は、図9Bに示すように、Y字状の穴24aが設けられた円形状をしており、Y字状の穴24aの最外縁の間に、周方向に120°毎に間隔をあけて凸部24bを設けている。そして、凸部24bの裏側に、円形状の凹部(図示せず)を設けている。
ここで、4つのバネ固定サポート23が、一方の凸部23bが他方の凹部に嵌め込まれるようにして、重ね合わされる。このとき、隣接するバネ固定サポート23間にバネ外電極17〜19が順に挟み込まれる。また、バネ外電極17〜19の円板部17b,18b間と、円板部18b,19b間にバネ固定スペーサ24が夫々挟まれ、バネ固定スペーサ24の一方の凸部24bが他方の凹部に嵌め込まれる。さらに、バネ外電極17の円板部17bの外側側から、同様にしてバネ固定スペーサ24を嵌め込むと共に、バネ外電極19の円板部19bの外側側から、同様にしてバネ固定スペーサ24を嵌め込んでいる。このようにして、バネ固定サポート23を互いに接着すると共に、4つのバネ固定スペーサ24を互いに接着して、バネ外電極17〜19と共に一体化している。
図1に示す円筒形状のコイル14,14を連結するコイル支持部15の軸部15bを両側からバネ外電極17〜19の弾性変形により軸方向に移動可能に支持する。上記バネ外電極17〜19を用いて、コイル14,14とコイル支持部15からなる部分の固有周期を略2Hzにしている。
図11Aは上記速度センサの磁気回路10の磁束分布を説明する断面模式図を示している。この速度センサは、図11Aに示すように、2組の磁気回路10,10を、所定の間隔をあけて互いの第1永久磁石11の軸が略一致するように軸方向に沿って配置している。上記円筒形状の第1永久磁石11をラジアル方向に着磁して、内周側をN極、外周側をS極とすると共に、円筒形状の第2永久磁石12を第1永久磁石11とは磁極が逆になるようにラジアル方向に着磁して、内周側をS極、外周側をN極とすることによって、第1永久磁石11の外周面と第2永久磁石12の内周面との間の空間にラジアル方向に磁界が略均一に形成される。
そして、図11Bに示すように、第1永久磁石11の外周面と第2永久磁石12の内周面との間に配置された円筒形状のコイル14,14が、地震等の振動により第1永久磁石の外周面と第2永久磁石の内周面との間の磁界に対して相対運動すると、そのコイル14,14の相対運動速度に比例する電圧が得られる。
上記構成の速度センサによれば、簡単な構成で小型化と軽量化を図ることができる。
また、上記ヨーク13の有底の円筒部13aの底中央から内側に延びる突出部13bに第1永久磁石11を外嵌すると共に、ヨーク13の円筒部13aの内側に第2永久磁石12を内嵌することによって、第1永久磁石11の内周側および第2永久磁石12の外周側から出る磁力線を散らばらないように集めて漏れ磁束を少なくするので、第1永久磁石11の外周面と第2永久磁石12の内周面との間の磁束密度が大きくなる。したがって、限られた磁界の空間の磁束密度をできるだけ大きくすることで、より大きな出力電圧を得ることができる。
また、上記第1永久磁石11と第2永久磁石12を有する2組の磁気回路10,10を、所定の間隔をあけて互いの第1,第2永久磁石11,21の軸が略一致するように軸方向に沿って配置し、その磁気回路10の夫々に配置された円筒形状のコイル14を、バネ外電極17,18,19により軸方向に移動可能に支持されたコイル支持部15により連結することによって、2組の磁気回路10,10の各コイル14により2倍の大きな出力電圧を得ることができる。また、2組の磁気回路10,10の各コイル14を直列に接続することにより、正負の振幅特性が対称な出力電圧が容易に得られる。
また、上記コイル支持部15の基部15aから各磁気回路10側に軸方向に延び、第1永久磁石11の内周に出没自在に挿通された軸部15bの夫々の先端を、バネ外電極17,18,19により軸方向に移動可能に支持することによって、2組のコイル14を連結するコイル支持部15を両持ち支持しながら2組の磁気回路10,10の間隔を狭くでき、高出力電圧が得られる2組の磁気回路10,10を備えた構成において、さらなる小型化が図れる。
また、上記2組の磁気回路10,10の円筒形状のコイル14の引き出し線を、コイル支持部15の基部15aと軸部15bに沿って引き出して、導電性を有するバネ外電極17,18,19に電気的に接続することによって、2組のコイル14を連結するコイル支持部15の両持ち支持に影響を与えることなく、コイル14の出力電圧をバネ外電極17,18,19を介して取り出すことができる。
また、上記2組の磁気回路10,10の円筒形状のコイル14の引き出し線を、コイル支持部15の基部15aと軸部15bに設けられたコイル電極16を介してバネ外電極17,18,19に電気的に接続することによって、コイル支持部15の両持ち支持に影響を与えるような配線の引き回しがなくなり、信頼性が向上する。
また、上記コイル支持部15の基部15aを分割した構造にして、組立時に互いに連結することによって、基部15aにコイル14を固定するときなどの製作時の組立性が向上する。
また、磁石連結サポート21とセンサーカバー25により形成された直方体形状のケーシング内に、第1,第2永久磁石11,21とコイル14の軸方向が長手方向に沿うように第1,第2永久磁石11,21およびコイル14を配置して、コイル14を支持するバネ外電極17,18,19をケーシングに固定することによって、例えば水平面上の互いに直角な2方向と垂直方向の3方向の振動成分を捉える地震等の振動計測において、ケーシングの面を基準にして、3つ速度センサを配置することが容易にできると共に、3つの速度センサを互いに隣接させて配置することができ、設置スペースを小さくできる。
また、金属粉を高圧で圧縮成型する粉末冶金製法によって成型された第1,第2永久磁石11,21を用いることによって、円筒形状の第1,第2永久磁石11,21を高精度で量産できる。この成型された円筒磁性体を、専用の着磁装置によりラジアル方向に着磁する。
また、上記円筒形状のコイル14をボビンレスにすることによって、限られた磁界空間にできるだけ巻数を多くして、大きな出力電圧を得ることができる。
上記ボビンレスのコイル14は、速度センサとしての出力と測定できる範囲(ストローク範囲)によって大きさが決まる。また、速度センサの出力電圧は、磁界の強さとコイル14の巻数に比例する。コイルの細い電線を使用すれば、限られた大きさでコイルの巻数を多くすることができるが、センサとしてのインピーダンスが増加する。これらの諸条件を速度センサに対する要求仕様によって適切なコイルの仕様とする。
この実施の形態の速度センサによれば、小型軽量化、センサ出力増大化、大ストローク化の選択自由度を高くできる。この実施の形態では、センサ出力およびストロークを従来製品と同等として小型軽量化を図ることができる。例えば、従来の速度センサL−22D(マークプロダクツ製)の重量が約1.3Kgであるのに対して、この実施の形態の速度センサの重量は、約340g以下である。また、上記速度センサによれば、3成分の速度センサを立体的に組み合わせて使用した状態において小型化ができる。
また、この実施の形態では、センサ特性の安定化のため、ペアの磁気回路を使用したが、片方の磁気回路のみでも機能する。この場合、さらに小型軽量化が可能となる。
以上より、この発明の速度センサは、従来品と同等性能を維持しながら、小型軽量化が実現できると共に、量産実用化された手段で製造される部品で構成することにより、コストダウンも容易となる。
この発明の具体的な実施の形態について説明したが、この発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施することができる。
図1はこの発明の実施の一形態の速度センサの断面図である。 図2Aは図1のIIA−IIA線から見た断面図である。 図2Bは図1のIIB−IIB線から見た断面図である。 図3は上記速度センサの磁気回路の分解斜視図である。 図4は上記速度センサのコイルとコイル電極およびコイル支持部を組み合わせた状態の側面図である。 図5Aは上記速度センサのコイル支持部の正面図である。 図5Bは図5AのVB−VB線から見た断面図である。 図5Cは図5Aの要部拡大図である。 図5Dはコイル支持部の裏面図である。 図5Eは図5Cの要部拡大図である。 図6は上記速度センサのコイル電極の側面図である。 図7は上記速度センサのコイルの接続図である。 図8Aは上記速度センサのバネ外電極の平面図である。 図8Bは上記速度センサのバネ外電極の平面図である。 図8Cは上記速度センサのバネ外電極の平面図である。 図9Aはバネ固定サポートの平面図である。 図9Bはバネ固定スペーサの平面図である。 図10はバネ固定サポートとバネ固定スペーサを用いてバネ外電極を組み合わせた状態の平面図を示している。 図11Aは上記速度センサの磁気回路の磁束分布を説明する断面模式図である。 図11Bは上記速度センサの磁気回路の磁界を横切るコイルを説明する断面模式図である。 図12Aは従来の速度センサの磁気回路の磁束分布を説明する断面模式図である。 図12Bは上記磁気回路の磁界を横切るコイルを説明する断面模式図である。
符号の説明
10…磁気回路
11…第1永久磁石
12…第2永久磁石
13…ヨーク
13a…円筒部
13b…突出部
14…コイル
15…コイル支持部
15a…基部
15b…軸部
16…コイル電極
17,18,19…バネ外電極
21…磁石連結サポート
23…バネ固定サポート
24…バネ固定スペーサ
25…センサーカバー
30…溝

Claims (10)

  1. 円筒形状の第1永久磁石と、
    上記第1永久磁石の外側に配置され、上記第1永久磁石の外周面と内周面が対向する円筒形状の第2永久磁石と、
    上記第1永久磁石の外周面と上記第2永久磁石の内周面との間に配置され、上記第1永久磁石の軸に対して周方向に巻回された円筒形状のコイルと、
    上記円筒形状のコイルを軸方向に移動可能に支持すると共に、上記円筒形状のコイルを所定の位置から軸方向に移動するときに弾性変形するバネ部材と
    を備え、
    上記円筒形状の第1永久磁石は、ラジアル方向に着磁され、
    上記円筒形状の第2永久磁石は、上記第1永久磁石とは磁極が逆になるようにラジアル方向に着磁されていることを特徴とする速度センサ。
  2. 請求項1に記載の速度センサにおいて、
    有底の円筒部とその円筒部の底中央から内側に向かって軸方向に延びる突出部とを有するヨークを備え、
    上記ヨークの突出部に上記第1永久磁石が外嵌され、
    上記ヨークの円筒部の内側に上記第2永久磁石が内嵌されていることを特徴とする速度センサ。
  3. 請求項1または2に記載の速度センサにおいて、
    上記第1永久磁石と上記第2永久磁石を有する磁気回路を2組有し、
    上記2組の磁気回路が、所定の間隔をあけて互いの上記第1永久磁石の軸が略一致するように軸方向に沿って配置され、
    上記磁気回路の夫々に配置された上記円筒形状のコイルを連結するコイル支持部を備え、
    上記コイルは、上記コイル支持部を介して上記バネ部材により軸方向に移動可能に支持されていることを特徴とする速度センサ。
  4. 請求項3に記載の速度センサにおいて、
    上記コイル支持部は、上記磁気回路の夫々に配置された上記円筒形状のコイルが固定された基部と、上記基部から一方の磁気回路側に軸方向に延び、その磁気回路の上記第1永久磁石の内周に出没自在に挿通された第1軸部と、上記基部から他方の磁気回路側に軸方向に延び、その磁気回路の上記第1永久磁石の内周に出没自在に挿通された第2軸部とを有し、
    上記第1,第2軸部の夫々の先端が上記バネ部材により軸方向に移動可能に支持されていることを特徴とする速度センサ。
  5. 請求項4に記載の速度センサにおいて、
    上記バネ部材は導電性を有し、
    上記2組の磁気回路の上記円筒形状のコイルの引き出し線は、上記コイル支持部の上記基部と上記第1軸部または上記第2軸部の少なくとも一方に沿って引き出されて、上記バネ部材に電気的に接続されていることを特徴とする速度センサ。
  6. 請求項5に記載の速度センサにおいて、
    上記コイル支持部は、上記基部と上記第1軸部または上記第2軸部の少なくとも一方に設けられた導電性部材を有し、
    上記2組の磁気回路の上記円筒形状のコイルの引き出し線は、上記導電性部材を介して上記バネ部材に電気的に接続されていることを特徴とする速度センサ。
  7. 請求項4から6までのいずれか1つに記載の速度センサにおいて、
    上記コイル支持部の上記基部は、互いに連結された上記第1軸部側の部分と上記第2軸部側の部分とを有することを特徴とする速度センサ。
  8. 請求項1から7までのいずれか1つに記載の速度センサにおいて、
    上記第1,第2永久磁石と上記コイルの軸方向が長手方向に沿うように上記第1,第2永久磁石と上記コイルが内側に配置されると共に、上記コイルを支持する上記バネ部材が固定された直方体形状のケーシングを備えたことを特徴とする速度センサ。
  9. 請求項1から8までのいずれか1つに記載の速度センサにおいて、
    上記第1,第2永久磁石は、粉末冶金製法によって成型されていることを特徴とする速度センサ。
  10. 請求項1から9までのいずれか1つに記載の速度センサにおいて、
    上記円筒形状のコイルは、ボビンレスであることを特徴とする速度センサ。
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