JP4844888B2 - 鋳造品の砂落とし用治具部材 - Google Patents

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本発明は鋳造品の砂落とし用治具部材に関する。さらに詳しくは、砂付き鋳造品、たとえば中子砂付き鋳造品をハンマーで打撃し、該鋳造品に振動を与えて砂を落とす砂落とし装置に用いられる治具部材に関する。
従来より、砂の付着している鋳造品をハンマー打撃(ノックアウト方式)により砂を落とす装置として、特許文献1、2記載の砂落とし装置がある。この種の装置において、一般的な鋳造品では、鋳造品に打撃による傷をつけないように鋳造品の湯口や堰などの方案部分を打撃している。また、鋳造品受け側のテーブルには鋳造品がズレないための位置決め部材が設けられている。
実開昭62−10950号公報 実公平7−41562号公報
しかしながら、一つの砂落とし装置において、鋳造品の形状が異なる鋳造品の砂落としをする場合、この鋳造品の形状の異なる鋳造品毎に打撃位置が異なり、また鋳造品毎に位置決め部材が必要となるため、ハンマーの本数を増やして打撃位置を調整する方法(方法1)や各種の鋳造品を受ける治具を有するインデックステーブルを用いて設備内で機械的に各種の鋳造品を受けるように治具を換える方法(方法2)を用いなければならない。このため、前記方法1、2のようにハンマーの本数を増やしたり、インデックステーブルを用いる方法では、装置が複雑となり、設備がコストアップになったり、故障の要因の増加によるメンテナンスが増えるという問題がある。
そこで、本発明は、叙上の事情に鑑み、形状が異なる砂付き鋳造品の砂落としに対して、設備費の高騰を招かないとともにメンテナンスの回数を削減することができる鋳造品の砂落とし用治具部材を提供することを目的とする。
本発明の鋳造品の砂落とし用治具部材は、砂付き鋳造品にハンマー手段の打撃による振動を与えて砂を落とすときに、前記鋳造品に取り付けられる治具部材であって、前記鋳造品を打撃する面側および該鋳造品を受ける面側のうち、少なくとも鋳造品を打撃する面側に取り付けられる、前記鋳造品の所定の押え位置および寸法に合わせて設けられた部材を有する鋳造品用治具プレートからなり、前記鋳造品を打撃する面側に取り付けられる鋳造品用治具プレートが、ベース部材と、振動を鋳造品の所定の押え位置に伝える鋳造品伝達部材と、鋳造品が押え位置から外れないようにするとともに、鋳造品の位置決めのために設けられた鋳造品用位置決め部材とから構成されていることを特徴としている。
また、本発明の鋳造品の砂落とし用治具部材は、砂付き鋳造品に振動発生装置の加振による振動を与えて砂を落とすときに、前記鋳造品に取り付けられる治具部材であって、前記鋳造品を加振する面側および該鋳造品をクランプする面側のうち、少なくとも鋳造品をクランプする面側に取り付けられる、前記鋳造品の所定の押え位置および寸法に合わせて設けられた部材を有する鋳造品用治具プレートからなり、前記鋳造品をクランプする面側に取り付けられる鋳造品用治具プレートが、ベース部材と、振動を鋳造品の所定の押え位置に伝える鋳造品伝達部材と、鋳造品が押え位置から外れないようにするとともに、鋳造品の位置決めのために設けられた鋳造品用位置決め部材とから構成されていることを特徴としている。
本発明によれば、砂付き鋳造品にハンマー手段の打撃による振動を与えて砂を落とす場合、鋳造品を打撃する面側の異なる形状の鋳造品の砂落としを行う際、装置の大きさに適応した鋳造品であれば打撃面側の治具プレートを交換するだけで装置を複雑にすることなく、形状が異なる鋳造品の砂落としをすることができる。とくに、鋳造品を打撃する面側と鋳造品を受ける面側の両方に治具プレートを用いることにより、一つの砂落とし装置で異なる形状の鋳造品の砂落としを行う際、装置の大きさに適応した鋳造品であれば鋳造品上面側の治具プレートと鋳造品受け面側の治具プレートを交換するだけで装置を複雑にすることなく、形状が異なる鋳造品の砂落としをすることができる。このため、設備費の高騰を招かない。
また、振動発生装置の加振による振動を与えて砂を落とすときも同様に形状が異なる鋳造品の砂落としをすることができる。
また、装置自体は複雑でないので、メンテナンスの回数が少なくて済み、治具プレートの鋳造品受け部の摩耗などに対しては、該鋳造品受け部の治具プレートを修理ないし取り替えすることができるため、装置自体を改造する必要がない。さらに、押え位置を変更する際には伝達部材の取付け位置を変更するのみであるため、押え位置も比較的簡単に変更できる。
本発明は、砂型鋳造または金型鋳造後の鋳造品の砂落とし作業のときにハンマーで反復打撃し、該鋳造品に振動を与え、またはハンマーを用いず、直接該鋳造品に振動を与えて、鋳物砂や中子砂を落とすときに適用することができる。以下、添付図面に基づいて本発明の鋳造品の砂落とし用治具部材を説明する。図1は本発明の一実施の形態にかかわる鋳造品の砂落とし装置であって、一般的な形状の鋳造品Aに治具部材を取り付けて砂落とし装置内にセットした状態であり、図2および図3は鋳造品A用とB用の鋳造品上面側と鋳造品受け面側の治具プレートを示したものである。
本実施の形態では、図1に示されるように、砂落とし装置1は、装置ベース2のベースフレーム3上に打撃による振動を吸収する防振手段として四方に配置される防振ゴム4を介して設けられる装置テーブル5と、該装置テーブル5に後述する治具部材Pを構成する治具プレート11、21のうち、鋳造品受け面側の治具プレート(下治具プレート)21を所定の位置に固定するために設けられる複数の治具プレート固定手段として4方向または3方向を囲む部材6と、前記装置ベース2上を防音対策のために囲む外部フレーム7と、前記装置テーブル5に対向して上方位置に支持される打撃用ハンマー手段としてのエアハンマー8とを備えている。なお、図1において、符号5aは鋳造品受け面側の治具プレート21の下面を支持する部材である。また、図1〜2に示されるように、前記治具部材Pは、鋳造品Aの上に取り付けられる鋳造品上面側の治具プレート(以下、単に上治具プレートという)11と鋳造品Aの下に取り付けられる前記鋳造品受け面側の治具プレート(以下、単に下治具プレートという)21とから構成されている。前記砂落とし装置1には、上治具プレート11と下治具プレート21に取り付けられた鋳造品Aがセットされている。
前記鋳造品Aの上に取り付けられる上治具プレート11は、図2に示されるように、該鋳造品Aに接触する所定の押え位置(打撃面位置)および寸法に合わせて設けられた部材を有しており、後述する各部材を組み付けるための鋳造品上面側のベース部材11aと、前記エアハンマー8の打撃による振動を鋳造品Aの所定の押え位置、たとえば鋳造品固有の湯口や堰などに伝える鋳造品伝達部材11bと、鋳造品Aが押え位置から外れないようにするとともに、鋳造品Aの位置決めのために設けられた上面側の鋳造品用位置決め部材11cと、エアハンマー8の打撃による振動を上面側のベース部材11aに伝えるプレート伝達部材11dとから構成されている。前記鋳造品伝達部材11b、鋳造品用位置決め部材11cおよびプレート伝達部材11dの形状や位置は鋳造品Aの上面側の形態により適宜設定することができる。たとえば鋳造品Aの上面側の形状により伝達面を円形、四角形または曲面形など鋳造品Aの所定の形状に適した形にし、鋳造品Aの所定の押え位置に対応した上面側のベース部材の所定の位置に取り付けることができる。なお、本実施の形態におけるプレート伝達部材11dは、打撃により上面側のベース部材11aに及ぼす損傷を少なくするために設けられているとともに、損傷した部分だけを取り替えられるように設けられている。このため、プレート伝達部材11dを設けるのが好ましいが、省くこともできる。
また、前記鋳造品Aの下に取り付けられる下治具プレート21は、図2に示されるように、該鋳造品Aに接触する所定の押え位置(受け面位置)および寸法に合わせて設けられた部材を有しており、鋳造品受け面側のベース部材21a、鋳造品Aの打撃による振動を、その鋳造品Aに傷のつかない受け面側から押える所定の押え位置で支持する鋳造品受け部材21bと、鋳造品が所定の押え位置から外れないようにするとともに、鋳造品Aの位置決めのために設けられた受け面側の鋳造品用位置決め部材21cとから構成されている。前記鋳造品受け部材21bおよび鋳造品用位置決め部材21cの形状や位置は鋳造品Aの受け面側の形態により適宜設定することができるが、たとえば鋳造品Aの受け面側の形態により鋳造品受け部材や位置決め部材を円形、四角形または曲面形など鋳造品Aの所定の形状に適した形にし、鋳造品Aの所定の受け面側のベース部材の所定の位置に取り付けることができる。
図1に示されるように、鋳造品Aの上下を挟むように組み付けた上下治具プレート11、21を砂落とし装置1の装置テーブル5にセットしたのち、砂落とし操作を行う。まず、エアハンマー8が打撃によりプレート伝達部材11dを振動させる。その振動は上面側のベース部11aおよび鋳造品伝達部材11bを通して鋳造品Aの所定の押え位置に伝達される。また、鋳造品Aの振動は鋳造品受け面側の鋳造品受け部材21bおよび鋳造品受け面側のベース21aで受け止める。振動中の鋳造品Aは、上下治具プレート11、21の位置決め部材11c、21cにより固定されている。また、下治具プレート21から装置テーブル5に伝達される振動は防振ゴム4により吸収される。そして、砂落としされた砂は、下治具プレート21および装置テーブル5に形成される開口部(図示せず)を通して装置ベース2の排出路2aから下に落ち、設備下部を通して砂処理設備へ排出される。
なお、本実施の形態では、鋳造品を打撃する面側と鋳造品を受ける面側の両方に治具プレートを用いているが、鋳造品を打撃する面側の異なる形状の鋳造品の砂落としを行う際には、鋳造品を打撃する面側のみに取り付けることができる。
また、本実施の形態では、前記防振手段として防振ゴムが用いられているが、本発明においては、これに限定されるものではなく、バネやダンパーなども適宜用いることができる。また、本実施の形態では、振動を吸収するために防振手段が設けられているが、本発明においては、かかる防振手段を省くことができる。また、本実施の形態では、ハンマー手段としてエアハンマーが用いられているが、本発明においては、これに限定されるものではなく、電磁式ハンマーなども適宜用いることができる。また、本実施の形態では、治具プレート固定手段として4辺または3辺を囲む部材が用いられているが、本発明においては、これに限定されるものではなく、ピンとブッシュの嵌め合いによる構造なども適宜用いることができる。
つぎに、砂落とし対象鋳造品を鋳造品Aから鋳造品Bに変更した場合について説明する。図3に示される鋳造品Bは、鋳造品Aと比較すると、湯口や堰などの所定の押え位置が異なっている。このため、鋳造品Bを組み付ける上治具プレート31の鋳造品伝達部材31bと下治具プレート41の鋳造品受け部材41bの配置が異なっている。また、鋳造品Bの下部幅(紙面左右方向の幅)は、鋳造品Aの下部幅より大きくなっている。図2と図3に示される鋳造品Aを組み付ける上下治具プレート11、21と鋳造品Bを組み付ける上下治具プレート31、41を比較すると、鋳造品Bの下治具プレート41における鋳造品受け部材41bと位置決め部材41cは、その位置が鋳造品Aの下治具プレート21における鋳造品受け部材21bと鋳造品の位置決め部材21cの位置に比べて幅方向(紙面左右方向)に大きく変更されている。また、下治具プレート41における鋳造品受け面側のベース部材41aは、砂落とし装置1内の装置テーブル5に設けられる治具プレート固定手段6に取り付けることができるように、前記下治具プレート21における鋳造品受け面側のベース部材21aと共有化された形状となっている。
したがって、鋳造品Bに鋳造品B用の上面側の上治具プレート31と鋳造品受け面側の下治具プレート41を取付け、図3の状態で砂落とし装置1にセットすれば、同一装置で鋳造品Bの砂落としを行うことができる。
これまでの実施の形態における治具部材は、前記打撃ハンマーを用いて打撃により鋳造品に振動を与えて砂を落とす砂落とし装置に用いられているが、本発明においては、これに限定されるものではなく、前記打撃ハンマーを用いずに鋳造品に直接振動を与えて砂を落とす砂落とし装置に用いることもできる。かかる砂落とし装置として、たとえば図4に示されるように、装置ベース51側への振動を減衰させるための防振手段としての空気バネ52により支持される装置テーブル53に振動発生装置54が設けられる装置を用いることができる。この装置では、鋳造品Wは前記装置テーブル53上に、鋳造品上面側のベース部材61a、振動を鋳造品Wの所定の押え位置に伝える鋳造品伝達部材61b、および鋳造品Wが押え位置から外れないようにするとともに、鋳造品Wの位置決めのために設けられた鋳造品用位置決め部材61cからなる、鋳造品Wをクランプする面側の上治具プレート61と、鋳造品受け面側のベース部材71a、鋳造品Wに接触する所定の押え位置(受け面位置)で支持する鋳造品受け部材71b、および振動中鋳造品Wが所定の押え位置から外れないようにするとともに、鋳造品Wの位置決めのために設けられた受け面側の鋳造品用位置決め部材71cからなる下治具プレート71とにより挟んで載置されている。この鋳造品Wを挟んでいる上下治具プレート61、71は、装置テーブル53上に配置される4方向または3方向を囲む部材55と、たとえばシリンダ56aとクランプ部材56bからなる昇降式クランプ手段56とにより固定されている。
なお、前記振動発生装置54としては、振動を発生する機構であれば、とくに限定されるものではないが、たとえば、モータを正回転させたときに可動部材(アンバランスウエイト)が固定部材と重なった状態で回転し、その遠心力を振動力として発生させる電動回転式のバイブレータなどを用いることができる。
また、本実施の形態では、鋳造品を加振する面側および該鋳造品をクランプする面側の両方に治具プレートを用いているが、たとえば鋳造品のクランプする面側のみ形状が異なり、鋳造品のクランプ位置が共有できない場合などにおいては、鋳造品Wをクランプする面側のみに取り付けることができる。このとき使用される砂落とし装置としては、図5に示されるように、治具プレート61が取り付けられた鋳造品Wを、たとえばロボットハンドにより搬送して装置テーブル53に設けられた、押え位置の鋳造品受け部材81aと位置決め部材81bを有する固定部81にセットしたのち、該治具プレート61の上面側からクランプ部材56bによりクランプする構造にされている。
本発明の一実施の形態にかかわる砂落とし装置の概略構成図である。 図1の鋳造品Aとそれに対応した鋳造品上面側と鋳造品受け面側の治具プレートの拡大図である。 本発明の他の例としての鋳造品Bとそれに対応した鋳造品上面側と鋳造品受け面側の治具プレートの拡大図である。 本発明の他の実施の形態にかかわる砂落とし装置の概略構成図である。 本発明のさらに他の実施の形態にかかわる砂落とし装置の概略構成図である。
符号の説明
1 砂落とし装置、2、51 装置ベース、3 ベースフレーム、4 防振ゴム、5、53 装置テーブル、6、55 4方向または3方向を囲む部材、7 外部フレーム、8 エアハンマー、11、31、61 鋳造品上面側の治具プレート(上治具プレート)、11a、61a 鋳造品上面側のベース部材、11b、31b、61b 鋳造品伝達部材、11c、61c 上面側の鋳造品用位置決め部材、11d プレート伝達部材、21、41、71 鋳造品受け側の治具プレート(下治具プレート)、21a、41a、71a 鋳造品受け面側のベース部材、21b、41b、71b、81a 鋳造品受け部材、21c、41c、71c、81b 受け面側の鋳造品用位置決め部材、52 空気バネ、54 振動発生装置、56 昇降式クランプ手段、56a シリンダ、56b クランプ部材、81 固定部、A、B、W 鋳造品

Claims (4)

  1. 砂付き鋳造品にハンマー手段の打撃による振動を与えて砂を落とすときに、前記鋳造品に取り付けられる治具部材であって、
    前記鋳造品を打撃する面側および該鋳造品を受ける面側のうち、少なくとも鋳造品を打撃する面側に取り付けられる、前記鋳造品の所定の押え位置および寸法に合わせて設けられた部材を有する鋳造品用治具プレートからなり、
    前記鋳造品を打撃する面側に取り付けられる鋳造品用治具プレートが、ベース部材と、振動を鋳造品の所定の押え位置に伝える鋳造品伝達部材と、鋳造品が押え位置から外れないようにするとともに、鋳造品の位置決めのために設けられた鋳造品用位置決め部材とから構成されている鋳造品の砂落とし用治具部材。
  2. 前記鋳造品を受ける面側に取り付けられる鋳造品用治具プレートが、ベース部材と、鋳造品の所定の押え位置で支持する鋳造品受け部材と、振動中鋳造品が所定の押え位置から外れないようにするとともに、鋳造品の位置決めのために設けられた受け面側の鋳造品用位置決め部材とから構成されている請求項記載の鋳造品の砂落とし用治具部材。
  3. 砂付き鋳造品に振動発生装置の加振による振動を与えて砂を落とすときに、前記鋳造品に取り付けられる治具部材であって、
    前記鋳造品を加振する面側および該鋳造品をクランプする面側のうち、少なくとも鋳造品をクランプする面側に取り付けられる、前記鋳造品の所定の押え位置および寸法に合わせて設けられた部材を有する鋳造品用治具プレートからなり、
    前記鋳造品をクランプする面側に取り付けられる鋳造品用治具プレートが、ベース部材と、振動を鋳造品の所定の押え位置に伝える鋳造品伝達部材と、鋳造品が押え位置から外れないようにするとともに、鋳造品の位置決めのために設けられた鋳造品用位置決め部材とから構成されている鋳造品の砂落とし用治具部材。
  4. 前記鋳造品を加振する面側に取り付けられる鋳造品用治具プレートが、ベース部材と、鋳造品の所定の押え位置で支持する鋳造品受け部材と、振動中鋳造品が所定の押え位置から外れないようにするとともに、鋳造品の位置決めのために設けられた受け面側の鋳造品用位置決め部材とから構成されている請求項記載の鋳造品の砂落とし用治具部材。
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