JP4842455B2 - 半導体単結晶引上げ装置及びそのライン構成 - Google Patents

半導体単結晶引上げ装置及びそのライン構成 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体単結晶引上げ装置及びそのライン構成に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、例えばチョクラルスキー法によるシリコン半導体結晶引上げ装置により半導体単結晶を引き上げて製造しており、この半導体単結晶を薄くスライスして半導体集積回路等に使用するシリコンウエハを製作している。近年は集積回路の高集積化のために半導体単結晶の大型化(大径化、長尺化、高重量化)が求められて来ており、しかもこの大型化した単結晶の品質を高めることが非常に重要となって来ている。この問題を解決するために、従来より、坩堝を内蔵した真空室(所謂メインチャンバ)の外周部に設けたマグネットを使用した引上げ方法がある。そして、このようなメインチャンバの外周部にマグネットを設けた単結晶引上げ装置において、トップチャンバ、ファーネスチャンバの清掃、メンテナンス等の次の引上げ作業の為の段取り時の作業性を向上させたものが提案されている。
【0003】
例えば特開平10―182280号公報に開示された単結晶引上げ装置が良く知られており、図8及び図9はそれぞれ同公報に記載された一部断面正面図及びその平面図である。
これらの図において、上部チャンバ(以後、ファーネスチャンバと呼ぶ)56の後方に配置した支柱51の、前方を向いて右側前部には第1ロッド58が支持アーム52により固定されている。第1ロッド58には上下方向に離間して設けた複数の旋回アーム59,59,59を介してファーネスチャンバ56及び上蓋(以後、トップチャンバと呼ぶ)55が水平旋回自在に取付けられている。また、支柱51の左側前部には第2ロッド63が支持アーム62により固定されており、第2ロッド63には旋回アーム65を介して胴体(以後、メインチャンバと呼ぶ)54が水平旋回自在に取付けられている。
【0004】
図8に示すように、坩堝54aを内臓するメインチャンバ54の外周部には、ともに同じ極性を有する上下1対の環状のマグネット57,57が設けられており、このマグネット57,57は複数のスクリュウジャッキ68により昇降自在となっている。複数のスクリュウジャッキ68でマグネット57,57を下降させた後、メインチャンバ54を旋回するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特開平10―182280号公報に開示された引上げ装置は以下のような問題がある。
ファーネスチャンバ56、トップチャンバ55及びメインチャンバ54が、装置後部に配設したロッド58,63を中心にして旋回するため、旋回した後の段取位置やメンテナンス位置はメインチャンバ54の左右側方後部となっている。ところが、通常、建屋スペースの制約上から単結晶引上げ装置の左右側方には隣接装置との間に狭い空間しか設けていないので、段取り時やメンテナンス時の作業性が良くない。
さらに、メインチャンバ54を旋回させるときにマグネット57を下方に退避させるための手段(複数のスクリュウジャッキ68等)が必要なので、装置の小型化が困難であるという問題もある。
【0006】
本発明は、上記の問題点に着目してなされ、段取りやメンテナンス時の作業性を向上でき、装置の小型化ができる半導体単結晶引上げ装置及びそのライン構成を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】
上記の目的を達成するために、第1発明は、半導体の溶融液を溜める坩堝を内蔵する筒状のメインチャンバと、メインチャンバの上部に分離自在に載置される蓋状のトップチャンバと、トップチャンバの上部に分離自在に載置され、前記坩堝の溶融液で成長して引上げられた単結晶を収納するファーネスチャンバと、メインチャンバの外周部に設けた、平面視で略馬蹄形状をなすマグネットとを備え、各チャンバの昇降手段及び旋回手段を備えた半導体単結晶引上げ装置において、
前記略馬蹄形状のマグネットの開口部を有する前面部一側の側面に近接して、略上下方向に立設した第1のコラムを設けるとともに前記マグネットの開口部を有する前面部の他側の側面に近接して、略上下方向に立設した第2のコラムを設け、
前記第1のコラムに設けられた昇降手段及び旋回手段により、結晶引上げ位置で前記メインチャンバを前記マグネットの前記開口部内を上昇させた後旋回させて、前記第1のコラムの前方の段取位置に退避させ、
前記第2のコラムに設けられた昇降手段及び旋回手段により、結晶引上げ位置で前記ファーネスチャンバを上昇させた後旋回させて、前記第2のコラムの前方の結晶取出し位置に退避させるように構成されていることを特徴としている。
【0008】
第1発明によると、メインチャンバを結晶引上げ位置から退避させるときに、メインチャンバを支持する支持部材は略馬蹄形のマグネットの開口部内を通って上昇し、この後旋回軸回りに旋回するので、従来のようなマグネットを下降させる退避手段が不要となり、メインチャンバの昇降手段のみでマグネットとメインチャンバとの干渉を防止できる。これにより、単結晶引上げ装置を小型化できる。また、上記旋回軸を取付けた第1コラムをマグネットの開口部を有する前面部一側の側面に近接して設けたため、旋回後の退避位置(段取位置)を開口側側面部に設けることが可能となり、また、第2のコラムをマグネットの開口部を有する前面部の他側の側面に近接して設けたため、通常スペースの余裕がある装置前面部で段取り作業ができる。従って、段取り時の作業性を向上できると共に、複数の単結晶引上げ装置の結晶取出し位置を直線状に並べ易くなってラインの自動化に容易に対応できる。
【0013】
発明は、第発明に記載の半導体単結晶引上げ装置を複数並べて設置し、該複数の半導体単結晶引上げ装置の前記結晶取出し位置を直線状に並べて、前記マグネットの開口部を有する側面部を製品搬送ラインとした構成としている。
【0014】
発明によると、複数の単結晶引上げ装置の結晶取出し位置を直線状に並べて製品搬送ラインを構成しているため、作業性を向上できると共に結晶自動搬送等のライン自動化が容易にできる。
【0015】
発明は、半導体の溶融液を溜める坩堝(4a)を内蔵する筒状のメインチャンバと、メインチャンバの上部に分離自在に載置される蓋状のトップチャンバと、トップチャンバの上部に分離自在に載置され、前記坩堝の溶融液で成長して引上げられた単結晶を収納するファーネスチャンバと、メインチャンバの外周部に設けた、平面視で略馬蹄形状をなすマグネットとを備え、各チャンバの昇降手段及び旋回手段を備えた半導体単結晶引上げ装置において、
前記略馬蹄形状のマグネットの開口部を有する前面部一側の側面に近接して、略上下方向に立設した第1のコラムを設けるとともに前記マグネットの開口部を有する前面部と反対側の後面部に近接して、略上下方向に立設した第2のコラムを設け、
前記第1のコラムに設けられた昇降手段及び旋回手段により、結晶引上げ位置で前記メインチャンバを前記マグネットの前記開口部内を上昇させた後旋回させて、前記第1のコラムの前方の段取位置に退避させ、
前記第2のコラムに設けられた昇降手段及び旋回手段により、結晶引上げ位置で前記ファーネスチャンバを上昇させた後旋回させて、前記第2のコラムの側方の結晶取出し位置に退避させるように構成されていることを特徴としている。
【0016】
発明によると、メインチャンバの段取位置を、マグネットの開口部を有する前面部一側の側面に設けるため、通常スペースの余裕がある装置前面で段取り作業ができる。従って、メインチャンバの段取り時の作業性を向上できる。または、ファーネスチャンバの結晶取出し位置を、メインチャンバの旋回軸を設けた前記第1のコラムに対向するマグネットの前面部と反対側の後面部に設けるため、複数の単結晶引上げ装置の結晶取出し位置を直線状に並べて易くなり、ラインの自動化に容易に対応できる。
【0017】
発明は、第発明に記載の半導体単結晶引上げ装置を複数並べて設置し、該複数の半導体単結晶引上げ装置の前記結晶取出し位置を直線状に並べて、前記第1のコラムを有する側面部と反対側の側面部を製品搬送ラインとした構成としている。
【0018】
発明によると、複数の単結晶引上げ装置の結晶取出し位置を直線状に並べて製品搬送ラインを構成しているため、作業性を向上できると共に結晶自動搬送等のライン自動化が容易にできる。
【0019】
発明は、第1発明又は第3発明において、トップチャンバを結晶引上げ位置から退避させる昇降手段及び旋回手段を、前記第1のコラム、及びファーネスチャンバの旋回、昇降手段を設けた第2のコラムのいずれか一方に併設した構成としている。
【0020】
発明によると、トップチャンバの段取位置が、マグネットの開口部を有する側面部に、又は該開口部に対して左右側面部に設けられていても、トータルの段取り時の作業性を向上できる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の半導体単結晶引上げ装置を詳細に説明する。
先ず図1〜図5により、第1実施形態を説明する。
【0022】
図1及び図2はそれぞれ本実施形態の単結晶引上げ装置1の稼動時及び段取り時の側面図で、図3は段取り時の平面図である。図1〜図3により、構成を説明する。
床面FLよりも低い位置に設置されたベース10上に設けた架台2の上面に、上方に開口したボトムチャンバ3が載置されている。ボトムチャンバ3上には筒状のメインチャンバ4が分離自在に密閉して載置されており、メインチャンバ4上にはトップチャンバ5が分離自在に載置されている。これらのボトムチャンバ3、メインチャンバ4、トップチャンバ5及び後述のファーネスチャンバ6により真空室が形成されている。メインチャンバ4の内部には、シリコンなどの溶融液を溜める坩堝4aが昇降自在に設けられており、また坩堝4a内の溶融液を加熱するヒータ(図示せず)が設けられている。また、架台2の上面の、メインチャンバ4及びトップチャンバ5の外周部には、図3に示すように平面視で略馬蹄形状をなし、その開口空間に図示の左右方向に磁界を発生させるマグネット7が配設されている。マグネット7の略馬蹄形の開口部7aは、本半導体単結晶引上げ装置1の前面を向いている。また、トップチャンバ5及びメインチャンバ4はそれぞれ第2,第3支持部材35,37を介して第2、第3旋回手段33,36の旋回軸33aに旋回自在に支持されており、トップチャンバ5及びメインチャンバ4が結晶引上げ位置Aにあるときには、この第2,第3支持部材35,37は経由するように設けられている。
【0023】
トップチャンバ5の上部中央部に有する開口部には、筒状のファーネスチャンバ6の下端部が分離自在に接続されており、トップチャンバ5の上部にはファーネスチャンバ6を切り離す時に真空室内の真空度を保持するための分離バルブ5aが配設されている。ファーネスチャンバ6は略上下方向に設けられており、第1支持部材25を介して第1旋回手段23の旋回軸23aに水平旋回自在に支持されている。
【0024】
また、ファーネスチャンバ6の上部には、支持台11及び回転手段12を介して引上げ手段13が取り付けられている。引上げ手段13は、上部に開閉自在なカバー13aを設けた筐体13b内に、ワイヤやケーブル等よりなる索条9を巻き上げる図示しない巻き上げ機を備えている。この巻き上げ機より繰り出された索条9は回転手段12及び支持台11内を経由してファーネスチャンバ6内に垂下され、その先端部に結着された種結晶(図示せず)が取り付けられている。
【0025】
回転手段12は、支持台11に回転自在に支承され、かつ引上げ手段13を下方より支持する回転軸12aを備え、この回転軸12aにその外周部に巻かれた無端ベルト12bを介して接続された電動サーボモータ等からなる回転駆動源12cを有している。単結晶引上げ時には、回転駆動源12cをサーボ制御することにより引上げ手段13を所定速度で回転させるようになっている。
【0026】
第1旋回手段23の旋回軸23aは、下部が架台2の図示左の側面部に固着され、かつ略上下方向に立設されたコラム21の上部に設けた上下1対のブラケット22,22の間に取り付けられている。また、旋回軸23aには旋回筒23bが旋回自在及び昇降自在に支承されており、この旋回筒23bに前記第1支持部材25を介して前記ファーネスチャンバ6が取着されている。
【0027】
第1支持部材25には第1旋回手段23の旋回モータ(図示せず)が取り付けられており、該旋回モータの出力軸は図示しないベルトを介して中間軸24aの上端部に接続され、中間軸24aの下端部に取着されたギアは旋回軸23aに摺動自在に挿入されたギア23cに噛合っている。そして、ギア23cは旋回軸23aに摺動自在に挿入された第1昇降手段27の昇降部材27aの上面に固着されており、このギア23cの上端面に旋回筒23bの下端面が上方より当接している。上記旋回モータにより、図3に示すように、ファーネスチャンバ6は旋回筒23bを介して旋回軸23aの回りに結晶引上げ位置Aと結晶取出し位置Bとの間を旋回するようになっている。尚、上記旋回モータの代わりに手動又はアクチュエータにより旋回させても構わない。
【0028】
前記第1昇降手段27は、油圧シリンダ、又はモータとボールスクリュウとナット部材とからなる直動型アクチュエータ等よりなる第1昇降駆動部27bを備えており、本実施形態では油圧シリンダの例で示している。この第1昇降駆動部27bの駆動側(シリンダの場合ではチューブ)上端部は、旋回軸23aの下端部を固定する前記下側ブラケット22に取着されている。また、昇降自在に上方に突設された第1昇降駆動部27bの被駆動側即ち昇降部(シリンダの場合ではロッド27c)の上端部は、前記昇降部材27aの外周部に取付けられている。さらに昇降部材27aの外周面の一部が、コラム21に上下方向に布設された回り止めガイド(図示せず)に当接されていて、昇降部材27aは第1昇降駆動部27bにより旋回軸23aに沿って昇降される際に回転しないように回り止めがなされている。
【0029】
第2、第3旋回手段33,36の旋回軸33aは、下部が架台2の左側面の前部に固着され、かつ略鉛直方向に立設されたコラム31に設けた上下1対のブラケット32,32の間に取り付けられている。また、旋回軸33aには旋回筒33b,36bがそれぞれ旋回自在及び昇降自在に支承されており、この旋回筒33b,36bに前記第2,第3支持部材35,37を介して前記トップチャンバ5及びメインチャンバ4がそれぞれ取着されている。
【0030】
また、図3に示すように、それぞれトップチャンバ5及びメインチャンバ4は旋回筒33b,36bを介して旋回軸33aの回りに結晶引上げ位置Aと段取位置Cとの間を旋回するようになっている。
【0031】
旋回筒33bの上部には、第2昇降手段38の昇降部材38aが固着されている。第2昇降手段38は、油圧シリンダ、又はモータとボールスクリュウとナット部材とからなる直動型アクチュエータ等よりなる第2昇降駆動部38bを備えており、本実施形態では油圧シリンダの例で示している。この第2昇降駆動部38bの駆動側(シリンダの場合ではチューブ)下端部は、旋回筒36bの下部に取付けられた第3昇降手段39の昇降部材39aに取着されている。また、昇降自在に上方に突設された第2昇降駆動部38bの被駆動側即ち昇降部(シリンダの場合ではロッド38c)の上端部は、第2昇降手段38の昇降部材38aの外周部に取付けられている。
また、第3昇降手段39も同様に直動型アクチュエータ等よりなる第3昇降駆動部39bを備えており、本実施形態では同じく油圧シリンダの例で示している。第3昇降駆動部39bの駆動側上端部は、旋回軸33aの下端部を固定する前記下側ブラケット32に取着されている。昇降自在に上方に突設された第3昇降駆動部39bの被駆動側(シリンダの場合ではロッド39c)の上端部は、前記第3昇降手段39の昇降部材39aの外周部に取付けられている。
さらに前記昇降部材38a,39aのそれぞれの外周面の一部が、コラム31に上下方向に布設された回り止めガイド(図示せず)に当接されていて、昇降部材38a,39aはそれぞれ第2昇降駆動部38b及び第3昇降駆動部39bにより旋回軸33aに沿って昇降される際に回転しないように回り止めがなされている。
【0032】
図4は、単結晶引上げ装置の段取り時の側面図であり、図2のZ視図である。
図4において、ファーネスチャンバ6は結晶取出し位置Bに旋回している。単結晶取出しの際には、ファーネスチャンバ6内に引上げられた単結晶8の軸芯方向の下方に結晶収納装置40が設置される。結晶収納装置40は、基台42の下部に車輪41を有して床面FL上を移動自在とされており、基台42上には単結晶8の受け台(図示せず)を設けている。尚、単結晶8は引上げ手段13により下降されて結晶収納装置40内に収納されるようになっているが、本発明における結晶収納装置40内への単結晶収納方法はこのような方法に限定されない。
【0033】
次に、上記の構成による作動を説明する。
(1)結晶の引上げは、図1に示すように、ボトムチャンバ3、メインチャンバ4、トップチャンバ5及びファーネスチャンバ6を結合し、これらの内部を真空状態にして行われる。真空室内の坩堝4aのシリコン溶融液の表面で単結晶8を成長させながら、引上げ手段13により索条9を介して所定速度で引上げる。成長した単結晶8は、引上げ手段13によりファーネスチャンバ6の内部に引上げられる。
【0034】
(2)ファーネスチャンバ6の内部で冷却された単結晶8は、図1で本単結晶引上げ装置の左側のコラム21に設けられた第1昇降手段27及び第1旋回手段23により図2に示すようにファーネスチャンバ6と共に所定高さまで上昇し、旋回して図3に示す結晶引上げ位置Aから装置前面側の結晶取出し位置Bに退避する。
(3)次に、ファーネスチャンバ6内部の単結晶8は、図4に示すように結晶取出し位置Bでファーネスチャンバ6の下方に準備された結晶収納装置40内に引上げ手段13により下降されて収納され、この結晶収納装置40で搬送される。
【0035】
(4)一方、トップチャンバ5及びメインチャンバ4は次の生産稼動の準備のために、図1で本引上げ装置の右側面前部に立設されたコラム31に設けられたそれぞれの第2昇降手段38と第2旋回手段33、及び第3昇降手段39と第3旋回手段36により図2に示すように上昇し旋回して、図3に示す結晶引上げ位置Aから図示で装置右側の前部の段取位置Cに退避する。このとき、トップチャンバ5及びメインチャンバ4を支持する第2,第3支持部材35,37は、マグネット7の開口部7a内を上昇してマグネット7との干渉を回避する。そして、段取位置Cで次の生産稼動の為にトップチャンバ5及びメインチャンバ4の内部の清掃を行なう。
(5)また、この状態で、例えばクレーン等を用いて坩堝4aの清掃又は交換のための搬入出を行なったり、あるいは結晶素材の坩堝4a内への装填を行なう。
【0036】
(6)上記段取り作業が完了した後、第3旋回手段36及び第3昇降手段39により図1に示すようにメインチャンバ4を旋回し下降して、図3に示す結晶引上げ位置Aのボトムチャンバ3上に載置する。次に、第2旋回手段33及び第2昇降手段38により図1に示すようにトップチャンバ5を旋回し下降して、結晶引上げ位置Aのメインチャンバ4上に載置する。
(7)また、所定の段取作業(結晶取出し及び清掃等)が完了した後、ファーネスチャンバ6を第1旋回手段23及び第1昇降手段27により図1に示すように旋回し下降して、結晶引上げ位置Aのトップチャンバ5上に載置する。
(8)この後、上記(1)〜(7)を繰り返して生産を行なう。
【0037】
図5は、本実施形態で示した単結晶引上げ装置1を複数並べて設置したライン構成例である。図5に示すように、複数の単結晶引上げ装置1のマグネット7の開口部7aを有する側面を前面として前面の左右いずれか一側(ここでは右側)に設けた結晶取出し位置B(即ち、ファーネスチャンバ6の退避位置)が略直線状に並ぶように、複数の単結晶引上げ装置1が設置されている。複数の単結晶引上げ装置1の結晶取出し位置B間に亘って2本のレール43,43が布設されており、このレール43,43上を結晶収納装置40が移動して単結晶8を搬送するようにしている。
【0038】
以上説明したように、本実施形態によると、次のような効果が得られる。
(1)メインチャンバ4を結晶引上げ位置Aから段取位置Cに退避させるための旋回手段及び昇降手段を、メインチャンバ4の外周部に配設した略馬蹄形状をなすマグネット7の開口部7aの両側端部の内、一端側近傍に立設したコラム31に設けた。このため、メインチャンバ4の支持部材37は、昇降手段によりマグネット7の前記略馬蹄形の開口部7a内を上昇した後、旋回手段によりコラム31に略上下方向に設けた旋回軸33aを中心にマグネット7と干渉することなく旋回し、これによりメインチャンバ4はマグネット7の開口部7aを有する前面部に退避する。従って、段取位置Cはスペースの広い装置前面側となるので、段取り時の作業性を大幅に向上できる。また、マグネット7の開口部7aを有する前面部ではマグネット7の磁界の影響が小さいので、段取り時の作業環境を従来よりもさらに向上できる。さらに、従来技術で示したようなマグネット7を下降させる退避手段は不要となって、メインチャンバ4の昇降手段のみによりメインチャンバ4とマグネット7との干渉を回避できるので、装置構成を小型化できる。
【0039】
(2)成長させた単結晶を引上げて収納するファーネスチャンバ6を結晶引上げ位置Aから結晶取出し位置Bに退避させるための旋回手段及び昇降手段を、前記メインチャンバ4の退避のためのコラム31に対向するマグネット7の側面部に設けたコラム21に設け、このコラム21に略上下方向に設けた旋回軸23aを中心にファーネスチャンバ6を旋回させる。このため、結晶取出し位置Bを、マグネット7の開口部7aを有する装置前面部に設けることが可能となり、これにより結晶取出し作業時やファーネスチャンバ6の清掃等の段取り時の作業性を向上できる。また、マグネット7の開口部7aを有する前面部ではマグネット7の磁界の影響が小さいので、段取り時の作業環境を従来よりも向上できる。
【0040】
(3)トップチャンバ5を結晶引上げ位置Aから段取位置Cに退避させるための旋回手段及び昇降手段を、メインチャンバ4の場合と同様に前記コラム31に設けた。このため、トップチャンバ5は、コラム31に略上下方向に設けた旋回軸33aを中心に旋回して、マグネット7の開口部7aを有する装置前面部に退避することが可能となる。従って、トップチャンバ5の段取位置Cは装置前面側となるので、段取り時の作業性を大幅に向上できる。また、マグネット7の開口部7aを有する前面部ではマグネット7の磁界の影響が小さいので、段取り時の作業環境を従来よりも向上できる。
【0041】
(4)前記結晶取出し位置Bを装置前面側に設けたため、複数の単結晶引上げ装置を並べてラインを構成する場合に、結晶取出し位置Bが直線状に並ぶように複数の単結晶引上げ装置を横一列に設置することが容易となる。これにより、装置間の設置間隔を長くしなくとも段取り作業や結晶取出し作業等の作業スペースを充分に確保でき、建屋の設定スペースを有効に利用できる。また、各装置間の結晶取出し位置に亘って結晶収納装置40の移動用レール等を布設し、自動搬送装置等を設けるなどにより、結晶取出し位置からの結晶搬送の自動化が容易にでき、自動化ラインの構成に容易に対応できる。さらに、隣接する単結晶引上げ装置のマグネット7の磁界の影響を受けにくい作業環境が作れるので、作業環境を従来よりも向上できる。
【0042】
次に、図6及び図7により第2実施形態を説明する。図6は、本実施形態の単結晶引上げ装置1aの段取り時の平面図である。尚、同図において第1実施形態と同じ構成要素には同一符号を伏し、ここでの説明を省く。
コラム21は、マグネット7の開口部7aを有する側面と反対側の側面部に立設されており、コラム21の上下1対のブラケット22,22の間に旋回手段23の旋回軸23aが略上下方向に取付けられている。旋回軸23aには、支持部材25を介してファーネスチャンバ6が旋回自在に、かつ昇降自在に取付けられている。また、コラム21には、前記実施形態と同様の昇降手段27が設けられている。尚、メインチャンバ4及びトップチャンバ5の旋回手段及び昇降手段の構成は前記実施形態と同様である。本実施形態でおいて、マグネット7の開口部7aを有する側面部を装置前面として、ファーネスチャンバ6の段取り位置即ち結晶取出し位置Bは、前記メインチャンバ4の旋回手段及び昇降手段を設けたコラム31に対向するマグネット7の側面部に(図示の左側方に)設けられている。
【0043】
本実施形態の単結晶引上げ装置1aを複数並べてラインを構成する場合には、図7に示すように構成される。即ち、複数の単結晶引上げ装置1aのそれぞれの左右側方に設けた結晶取出し位置Bが直線状に並ぶように、各単結晶引上げ装置1aを縦一列に並べて設置している。それぞれの結晶取出し位置B間に亘って2本のレール43,43が布設されており、このレール43,43上を前実施形態と同様の結晶収納装置40が移動してファーネスチャンバ6から取出した単結晶8を搬送するライン構成としている。
【0044】
第2実施形態による作用及び効果を説明する。
(1)前実施形態と同様に、メインチャンバ4を結晶引上げ位置Aから段取位置Cに退避させるための旋回手段及び昇降手段を、略馬蹄形状をなすマグネット7の開口部7aの両側端部の内、一端側近傍に立設したコラム31に設けたため、メインチャンバ4の支持部材37はマグネット7と干渉することなく上昇そして旋回し、メインチャンバ4はマグネット7の開口部7aを有する装置前面部に退避する。従って、段取位置Cは装置前面側となるので、メインチャンバ4の段取り時の作業性を大幅に向上できる。また、装置間の設置間隔を長くしなくとも段取り作業の作業スペースを充分に確保できるので、建屋の設定スペースを有効に利用できる。また、段取位置Cではマグネット7の磁界の影響が小さいので、段取り時の作業環境を従来よりもさらに向上できる。さらに、メインチャンバ4の昇降手段によりマグネット7との干渉を回避できるので、装置構成を小型化できる。
【0045】
(2)ファーネスチャンバ6を結晶引上げ位置Aから結晶取出し位置Bに退避させるための旋回手段及び昇降手段を、マグネット7の開口部7aを有する装置前面部の反対側の後面部に設けたコラム21に設け、このコラム21に設けた旋回軸23aを中心にファーネスチャンバ6を旋回させるようにしたため、結晶取出し位置Bを、マグネット7の開口部7aを有する装置前面部に対して左右側面部に設けることが可能となる。これにより、複数の単結晶引上げ装置を並べてラインを構成する場合に、それぞれの結晶取出し位置Bが直線状に並ぶように複数の単結晶引上げ装置を縦一列に設置することが容易となる。従って、これらの結晶取出し位置B間に亘って自動搬送装置等を設けるなどにより、取出された単結晶の自動搬送等のライン自動化に容易に対応できる。
【0046】
(3)前実施形態同様に、トップチャンバ5を結晶引上げ位置Aから段取位置Cに退避させるための旋回手段及び昇降手段を前記コラム31に設けたため、トップチャンバ5の段取位置Cは装置前面側となるので、段取り時の作業性を大幅に向上できる。また、この段取位置Cではマグネット7の磁界の影響が小さいので、段取り時の作業環境を従来よりも向上できる。
【0047】
尚、これまでに説明した実施形態では、トップチャンバ5の旋回手段及び昇降手段をメインチャンバ4と同様にコラム31に設けた例を示したが、ファーネスチャンバ6と同様にコラム21に設けても構わない。この場合、このトップチャンバ5よりも大きくて清掃時等の段取り作業量が多いメインチャンバ4に関する段取り時の作業性は上記実施形態と変わらずに良いから、トータルの段取り作業性を向上できる効果は大きい。
また、2本のコラム21,31を備えた装置の構成例を説明したが、例えば3本等の複数本のコラムを備えていても構わないことは当然である。
【0048】
以上説明したように、本発明により以下のような効果を奏する。
(1)メインチャンバの旋回軸を、メインチャンバの外周部に設けた略馬蹄形状マグネットの開口部の両側端部の一側近傍に設けたため、メインチャンバを結晶引上げ位置から段取位置に退避させる際に、前記マグネットを下降させることなく、メインチャンバの上昇及び旋回によりマグネットと干渉させずに退避させることができる。従って、マグネット退避手段が不要で、装置を小型化できる。またメインチャンバの段取位置を装置前面(マグネットの開口部を有する側面部)に設けることができ、段取り作業性を向上できると共に、隣接する装置間の設置間隔を小さくして建屋の設置スペースを有効利用できる。さらに、作業環境を向上できる。
(2)ファーネスチャンバの旋回軸を、メインチャンバの旋回軸と対向するマグネットの側面部、又はマグネットの開口部を有する前面の反対側の側面部(後面)に設けたため、ファーネスチャンバの段取位置即ち結晶取出し位置を装置前面又は左右側面部に設けることができる。結晶取出し位置を装置前面に設けることにより、結晶取出し作業や段取り作業時の作業性を向上できると共に、作業環境を向上できる。また、結晶取出し位置を装置前面又は装置左右側面部に設けることにより、複数の単結晶引上げ装置を並設してライン構成する場合に、結晶取出し位置を直線状に並べ易くなり、取出された結晶の自動搬送などのライン自動化が容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の単結晶引上げ装置の稼動時の側面図である。
【図2】第1実施形態の単結晶引上げ装置の段取り時の側面図である。
【図3】第1実施形態の単結晶引上げ装置の段取り時の平面図である。
【図4】図2のZ視図である。
【図5】第1実施形態の単結晶引上げ装置のライン構成例である。
【図6】第2実施形態の単結晶引上げ装置の段取り時の平面図である。
【図7】第2実施形態の単結晶引上げ装置のライン構成例である。
【図8】従来の単結晶引上げ装置の一部断面正面図である。
【図9】従来の単結晶引上げ装置の平面図である。
【符号の説明】
1,1a…単結晶引上げ装置、2…架台、3…ボトムチャンバ、4…メインチャンバ、4a…坩堝、5…トップチャンバ、5a…分離バルブ、6…ファーネスチャンバ、7…マグネット、7a…開口部、8…単結晶、9…索条、10…ベース、11…支持台、12…回転手段、13…引上げ手段、21…コラム、22…ブラケット、23…第1旋回手段、23a…旋回軸、23b…旋回筒、25…第1支持部材、27…第1昇降手段、27a…昇降部材、27b…油圧シリンダ(第1昇降駆動部)、31…コラム、32…ブラケット、33…第2旋回手段、33a…旋回軸、33b…旋回筒、35…第2支持部材、36…第3旋回手段、36b…旋回筒、37…第3支持部材、38…第2昇降手段、38a…昇降部材、38b…油圧シリンダ(第2昇降駆動部)、39…第3昇降手段、39a…昇降部材、39b…油圧シリンダ(第3昇降駆動部)、40…結晶収納装置、41…車輪、42…基台、43…レール、A…結晶引上げ位置、B…結晶取出し位置、C…段取位置、FL…床面。

Claims (5)

  1. 半導体の溶融液を溜める坩堝(4a)を内蔵する筒状のメインチャンバ(4)と、メインチャンバ(4)の上部に分離自在に載置される蓋状のトップチャンバ(5)と、トップチャンバ(5)の上部に分離自在に載置され、前記坩堝(4a)の溶融液で成長して引上げられた単結晶を収納するファーネスチャンバ(6)と、メインチャンバ(4)の外周部に設けた、平面視で略馬蹄形状をなすマグネット(7)とを備え、各チャンバの昇降手段及び旋回手段を備えた半導体単結晶引上げ装置において、
    前記略馬蹄形状のマグネット(7)の開口部(7a)を有する前面部一側の側面に近接して、略上下方向に立設した第1のコラム(31)を設けるとともに前記マグネット(7)の開口部(7a)を有する前面部の他側の側面に近接して、略上下方向に立設した第2のコラム(21)を設け、
    前記第1のコラム(31)に設けられた昇降手段及び旋回手段により、結晶引上げ位置(A)で前記メインチャンバ(4)を前記マグネット(7)の前記開口部(7a)内を上昇させた後旋回させて、前記第1のコラム(31)の前方の段取位置(C)に退避させ、
    前記第2のコラム(21)に設けられた昇降手段及び旋回手段により、結晶引上げ位置(A)で前記ファーネスチャンバ(6)を上昇させた後旋回させて、前記第2のコラム(21)の前方の結晶取出し位置(B)に退避させるように構成されている
    ことを特徴とする半導体単結晶引上げ装置。
  2. 請求項記載の半導体単結晶引上げ装置を複数並べて設置し、該複数の半導体単結晶引上げ装置の前記結晶取出し位置(B)を直線状に並べて、前記マグネット(7)の開口部(7a)を有する前面部を製品搬送ラインとしたことを特徴とする半導体単結晶引上げ装置のライン構成。
  3. 半導体の溶融液を溜める坩堝(4a)を内蔵する筒状のメインチャンバ(4)と、メインチャンバ(4)の上部に分離自在に載置される蓋状のトップチャンバ(5)と、トップチャンバ(5)の上部に分離自在に載置され、前記坩堝(4a)の溶融液で成長して引上げられた単結晶を収納するファーネスチャンバ(6)と、メインチャンバ(4)の外周部に設けた、平面視で略馬蹄形状をなすマグネット(7)とを備え、各チャンバの昇降手段及び旋回手段を備えた半導体単結晶引上げ装置において、
    前記略馬蹄形状のマグネット(7)の開口部(7a)を有する前面部一側の側面に近接して、略上下方向に立設した第1のコラム(31)を設けるとともに前記マグネット(7)の開口部(7a)を有する前面部と反対側の後面部に近接して、略上下方向に立設した第2のコラム(21)を設け、
    前記第1のコラム(31)に設けられた昇降手段及び旋回手段により、結晶引上げ位置(A)で前記メインチャンバ(4)を前記マグネット(7)の前記開口部(7a)内を上昇させた後旋回させて、前記第1のコラム(31)の前方の段取位置(C)に退避させ、
    前記第2のコラム(21)に設けられた昇降手段及び旋回手段により、結晶引上げ位置(A)で前記ファーネスチャンバ(6)を上昇させた後旋回させて、前記第2のコラム(21)の側方の結晶取出し位置(B)に退避させるように構成されている
    ことを特徴とする半導体単結晶引上げ装置。
  4. 請求項記載の半導体単結晶引上げ装置を複数並べて設置し、該複数の半導体単結晶引上げ装置の前記結晶取出し位置(B)を直線状に並べて、前記第1のコラム(31)を有する側面部と反対側の側面部を製品搬送ラインとしたことを特徴とする半導体単結晶引上げ装置のライン構成。
  5. 請求項1又は3に記載の半導体単結晶引上げ装置において、トップチャンバ(5)を結晶引上げ位置(A)から退避させる昇降手段及び旋回手段を、前記第1のコラム(31)、及び前記第2のコラム(21)のいずれか一方に併設したことを特徴とする半導体単結晶引上げ装置。
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