JP4839919B2 - 表示装置 - Google Patents

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本発明は、表示装置に関するものである。
近年、車両の高機能化が進み、表示する必要のある情報が増加している。これに対して、車両用表示装置は、一般に、これらの情報を車両用表示装置において二次元的に表示するように構成されている。
一方、ハーフミラーを含むミラーを使った虚像により、このミラーの背後側に表示するものが提案または実用化されている。
例えば、指針による実像表示手段と、指針の前方に傾斜して設けられたハーフミラーと、ハーフミラーの上部に設けられた指針の指標部を表示する背景表示手段とを備えた表示装置が開示されている(特許文献1を参照)。
これは、背景表示手段の表示像の光を、ハーフミラーで反射させ、このハーフミラーの反射光を、運転者に対して、背景表示手段の表示像の虚像としてハーフミラーの背後側で視認させる。これにより、運転者は、指針による実像と背景表示手段の指標部の虚像とを、ハーフミラーを通して重ねて視認することができる。
また、車両用ヘッドアップディスプレイ装置においては、フロントガラス内面にハーフミラー状のコンバイナを形成し、ダッシュボード内に配置された表示手段が発する表示像の光を、コンバイナで反射させる。このコンバイナの反射光を、運転者に対して、表示手段の表示像の虚像としてコンバイナの背後側(遠方側)で視認させる。
これにより、遠方情景を見ている運転者は、表示手段の表示像を虚像として遠方側で見ることができるため、焦点合わせが容易となる。
特開2002−104012号公報
ここで、車両用表示装置において二次元的に表示されている多くの情報の中から、特定の情報を強調して表示できれば便利である。この特定の情報は、運転状況によって必要であったり不要であったりする。このため、この特定の情報を、必要な際に強調して表示し、不要な際に強調しないで表示できることが望ましい。即ち、情報を強調度合いを変えて表示できれば、車両用表示装置を視認する負担を軽減できる。
尚、情報を表示する際の強調度合いを、その情報の必要度合いとの連動に限らないで、その情報の内容と連動させることができれば、運転者に対して、その情報の内容をより認識し易くさせることが可能となる。ここで、情報の内容は、その情報の必要度合いを包含する内容である。
本発明者は、情報を強調度合いを変えて表示する方法として、上述したミラーを使った虚像表示の利用を検討した。しかし、この虚像表示は、ミラーの背後側に限定されるため、情報を強調して表示するには限界があるという難点がある。背後側の表示は、運転者に対して大きな注意を喚起することが困難だからである。
本発明は、上記点に鑑みてなされたものであり、情報を、その強調度合いを変えて表示できる表示装置を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するため、以下の技術的手段を採用する。
請求項1に記載の表示装置は、第1レンズ手段と、第1レンズ手段の背後側に配置され且つ第1情報を第1表示像として表示する第1表示手段と、第1レンズ手段を第1表示手段に対して方向へ移動させる第1移動手段と、第2レンズ手段と、第2レンズ手段の背後側に配置され且つ第2情報を第2表示像として表示する第2表示手段と、第2レンズ手段を第2表示手段に対して前後方向へ移動させる第2移動手段とを備え、第1レンズ手段が、第1表示手段の第1表示像を第1レンズ手段より目視側に集光して空中に第1の実像として結像させるように構成され、且つ、第1表示像と第1レンズ手段の第1レンズ距離の増減に対応して第1表示像と第1の実像の第1実像距離が増減するように構成され、第1の実像を目視させるように構成されており、第2レンズ手段が、第2表示手段の第2表示像を第2レンズ手段より目視側に集光して空中に第2の実像として結像させるように構成され、且つ、第2表示像と第2レンズ手段の第2レンズ距離の増減に対応して第2表示像と第2の実像の第2実像距離が増減するように構成され、第2の実像を目視させるように構成されていることを特徴とする。
この構成では、第1レンズ手段が、第1表示手段に対して前後方向へ移動可能であり、第1表示手段の第1表示像を第1レンズ手段の目視側に第1の実像として結像させ、且つ、第1レンズ距離の増減に対応して第1実像距離が増減するように構成されている。これにより、第1レンズ手段を第1表示手段に対して前後方向へ移動させることによって、第1情報を表現する第1表示像の第1の実像を目視側へ近づけた状態にしたり目視側から遠ざけた状態にしたりすることができる。即ち、第1の実像を目視側へ近づけた状態にすることによって、第1情報を強調して表示できると共に、第1の実像を目視側から遠ざけた状態にすることによって、第1情報を強調しないで表示できる。この結果、情報を、その強調度合いを変えて表示できる表示装置を提供することができる。
さらに、請求項1に記載の表示装置の構成では、第2レンズ手段が、第2表示手段に対して前後方向へ移動可能であり、第2表示手段の第2表示像を第2レンズ手段の目視側に第2の実像として結像させ、且つ、第2レンズ距離の増減に対応して第2実像距離が増減するように構成されている。これにより、第2レンズ手段を第2表示手段に対して前後方向へ移動させることによって、第2情報を表現する第2表示像の第2の実像を目視側へ近づけた状態にしたり目視側から遠ざけた状態にしたりすることができる。即ち、第1情報と第2情報を、それぞれ、第1の実像と第2の実像として、それらの強調度合いを互いに独立して変えた状態で表示できる。また、これらの情報を、前後方向に配置して効率的に表示することができる。
請求項2に記載の表示装置は、第1レンズ手段が、複数のマイクロレンズが配列されたマイクロレンズアレイとして構成されていることを特徴とする。
この構成では、第1レンズ手段をマイクロレンズアレイとして構成するため、簡易な構成で上述の効果を得ることができる。
請求項3に記載の表示装置は、第1情報の第1内容に基づいて第1移動手段の作動を制御する制御手段を備えることを特徴とする。
この構成では、第1内容に基づいて第1レンズ距離が制御され、第1実像距離が制御される。これにより、第1情報の強調度合いを、その第1内容と連動させることができるため、第1情報の第1内容をより認識し易くさせることが可能となる。
請求項4に記載の表示装置は、第1内容が、第1情報の第1重要度合いであり、制御手段が、第1重要度合いが高くなるにしたがって第1レンズ距離が増加するように第1移動手段の作動を制御するように構成され、且つ、第1重要度合いが低くなるにしたがって第1レンズ距離が減少するように第1移動手段の作動を制御するように構成されていることを特徴とする。
この構成では、第1重要度合いが高くなるにしたがって第1レンズ距離を増加し、第1重要度合いが低くなるにしたがって第1レンズ距離を減少させる。これにより、第1重要度合いが高くなるにしたがって第1情報をより強調して表示することができ、第1重要度合いが低くなるにしたがって第1情報をより強調しないで表示することができる。
請求項に記載の表示装置は、第2レンズ手段が、複数のマイクロレンズが配列されたマイクロレンズアレイとして構成されていることを特徴とする。
この構成では、第2レンズ手段をマイクロレンズアレイとして構成するため、簡易な構成で上述の効果を得ることができる。
請求項に記載の表示装置は、第1表示手段と第2表示手段が、一個の第4表示手段として構成されていることを特徴とする。
この構成でも、上述の効果を得ることができる。
請求項に記載の表示装置は、制御手段が、第2情報の第2内容に基づいて第2移動手段の作動を制御するように構成されていることを特徴とする。
この構成では、第2内容に基づいて第2レンズ距離が制御され、第2実像距離が制御される。これにより、第2情報の強調度合いを、その第2内容と連動させることができるため、第2情報の第2内容をより認識し易くさせることが可能となる。
請求項に記載の表示装置は、第2内容が、第2情報の第2重要度合いであり、制御手段が、第2重要度合いが高くなるにしたがって第2レンズ距離が増加するように第2移動手段の作動を制御するように構成され、且つ、第2重要度合いが低くなるにしたがって第2レンズ距離が減少するように第2移動手段の作動を制御するように構成されていることを特徴とする。
この構成では、第2重要度合いが高くなるにしたがって第2レンズ距離を増加し、第2重要度合いが低くなるにしたがって第2レンズ距離を減少させる。これにより、第2重要度合いが高くなるにしたがって第2情報を強調して表示することができ、第2重要度合いが低くなるにしたがって第2情報を強調しないで表示することができる。
請求項に記載の表示装置は、第3情報を第3表示像として表示する第3表示手段を備え、第3表示手段の第3表示像を、目視させるように構成されていることを特徴とする。
この構成では、第3情報を表現する第3表示像を目視させるため、第3情報を、その強調度合いを変えないで表示する。即ち、強調度合いを変えないで表示する第3情報を基準として、第1情報と第2情報を、それぞれ、第1の実像と第2の実像として、それらの強調度合いを互いに変えて表示できる。また、これらの情報を、前後方向に配置して効率的に表示することができる。
以下、本発明による表示装置を、図面に基づいて説明する。
(構成)
図1は、本発明の一実施形態による表示装置であるコンビネーションメータ1の正面図である。
図2は、図1中のII−II線断面図である。
図3は、図2中のマイクロレンズアレイ4による実像4Aを結像させるメカニズムを説明する模式的斜視図である。
図4は、マイクロレンズアレイ4移動と実像4Aの移動の関係を説明する断面図である。
図5は、図1に示すコンビネーションメータ1の電気回路構成を説明する回路構成図である。
表示装置であるコンビネーションメータ1は、自動車の運転席前方に配置されて当該自動車に関する各種情報を表示する。本実施形態におけるコンビネーションメータ1は、図1において、第3表示手段である速度計2と、後述する第1表示手段である液晶表示器3等を有する回転数表示部31とシフトポジション表示部32とを備える。速度計2は、第3情報である走行速度を表示し、回転数表示部31は、第1情報であるエンジン回転数を表示し、シフトポジション表示部32は、第1情報であるシフトポジション(当該自動車のトランスミッションのシフトポジション、即ち、シフトポジションの何速であるか)を表示する。
速度計2は、文字21a(数字を含む)や目盛21bが形成された文字盤21と、文字盤21の目視側前面(図2において右側の面)に沿って回動する指針22とを備える。文字盤21は、透光性材料、例えば無色透明のポリカーボネート樹脂等の薄板から形成される。文字21aと目盛21bは、文字21aと目盛21bを除いて遮光性皮膜(または、透光性の低い皮膜)を、文字盤21の表面または裏面に印刷等を施して形成される。
即ち、文字盤21と指針22等からなる第3表示像が、第3情報である車速を表現しているといえる。
文字盤21の背後側(図2において左側)には、ムーブメント23、文字盤21を透過照明する発光ダイオード24、および、プリント基板25が配設される。プリント基板25は、コンビネーションメータ1の電気回路部を形成するものであり、ムーブメント23と発光ダイオード24は、プリント基板25に実装される。
ムーブメント23は、例えば交差コイル式アクチュエータ、あるいはステッピングモータ等から構成され、外部からの電気信号(本実施形態においては車速信号)に対応した角度だけ指針22を回動させるものである。
発光ダイオード24の点燈・消燈制御とムーブメント23の駆動制御は、図5において、マイクロコンピュータ等から構成された制御手段である制御装置6によって行われる。
一方、回転数表示部31とシフトポジション表示部32は、第1レンズ手段であるマイクロレンズアレイ4と、マイクロレンズアレイ4の背後側(図2において左側)に配置された第1表示手段である液晶表示器3と、マイクロレンズアレイ4を液晶表示器3に対して前後方向(図2において左右方向)へ移動させる第1移動手段であるシャフトモータ5とを備える。
液晶表示器3は、第1情報であるエンジン回転数とシフトポジションとを、これらを表現する第1表示像である表示像3Aとして表示する。
マイクロレンズアレイ4は、図3に示すように、複数の凸状のマイクロレンズ41が配列されたマイクロレンズアレイとして光学系樹脂等から形成される。各マイクロレンズ41は、それぞれに対応する表示像3Aの微小部分を、マイクロレンズアレイ4より目視側(図3において右側)に集光して空中に微小な実像として結像させる。即ち、マイクロレンズアレイ4は、表示像3Aを、微小な実像が集合した第1の実像である実像4Aとして結像させる。
マイクロレンズアレイ4は、表示像3Aとマイクロレンズアレイ4の第1レンズ距離である距離L1の増減に対応して、表示像3Aと実像4Aの第1実像距離である距離(L1+L2)を増減するように構成される。即ち、マイクロレンズアレイ4は、図3において、距離L1を増加すると距離(L1+L2)が増加し、距離L1を減少させると距離(L1+L2)が減少するように構成される。
一例として、マイクロレンズアレイ4は、距離L1と距離L2が等しくなるように、即ち、表示像3Aと実像4Aの大きさが同じになるように等倍結像レンズとして光学設計される。具体例として、マイクロレンズアレイ4の外形寸法は、100×150ミリメートル(mm)で、厚さtが3mmであり、レンズ径DとピッチPが共に300マイクロメートル(μm)である。また、マイクロレンズアレイ4は、実像4Aを距離L1が20mmから80mmの範囲で意匠上で問題ない程度に結像させることができるように形成される。
マイクロレンズアレイ4は、図4に示すように、距離L1がL11において表示像3Aを実像4A1の位置に実像4A1として結像させ、距離L1がL12において表示像3Aを実像4A2の位置に実像4A2として結像させる。
これにより、マイクロレンズアレイ4を液晶表示器3に対して図4において左右方向へ移動させることによって、表示像3Aの実像4Aを、実像4A2として目視側へ近づけた状態にしたり実像4A1として目視側から遠ざけた状態にしたりすることができる。即ち、実像4Aを、実像4A2として目視側へ近づけた状態にすることによって情報を強調して表示できると共に、実像4A1として目視側から遠ざけた状態にすることによって、情報を強調しないで表示できる。この結果、情報を、その強調度合いを変えて表示できる。
尚、コンビネーションメータ1は、図2と図4に示すように、開口21cを文字盤21に形成し、開口25aをプリント基板25に形成することによって、実像4Aを目視させるように構成される。これによって、実像4Aは、図1において回転数表示部31とシフトポジション表示部32として目視され、速度計2の文字盤21や指針22等からなる第3表示像を基準として、これより遠ざけた状態(図4において実像4A1)またはこれより近づけた状態(図4において実像4A2)で目視される。
この結果、回転数表示部31とシフトポジション表示部32を、速度計2を基準として、これらの強調度合いを変えて表示できる。また、回転数表示部31とシフトポジション表示部32と速度計2の各情報を、前後方向(図2と図4において左右方向)に配置して、つまり、奥行き方向の空間を利用して効率的に表示することができる。
シャフトモータ5は、永久磁石を長手方向へ積層して内蔵させたシャフト51とコイルを内蔵したスライダ52を備える。これは、スライダ52のコイルに電流を流すことによって、スライダ52のコイルの電磁石とシャフト51の永久磁石との相互作用を利用するものであり、図2と図4においてシャフと51に対してスライダ52を左右方向へ移動させる制御を行うリニアサーボモータである。
マイクロレンズアレイ4は、支持部53によってスライダ52に固定され、スライダ52をシャフと51に対して左右方向へ移動させることによって、マイクロレンズアレイ4を液晶表示器3に対して左右方向へ移動させることができる。
シャフトモータ5の作動は、制御装置6によって制御され、シフトポジション表示部32の第1情報であるシフトポジションの第1内容であるシフトポジションの数字(シフトポジションの何速であるかの数字、図1において数字「5」)に基づいて距離L1が制御される。
具体的には、シフトポジションの数字が大きくなるに従って(例えば、3速から4速にシフトチェンジするに従って)、距離L1が短くなるように制御され、シフトポジションの数字が小さくなるに従って(例えば、4速から3速にシフトチェンジするに従って)、距離L1が長くなるように制御される。
これにより、シフトポジションの数字が大きくなるに従って、実像4Aは、速度計2の文字盤21や指針22を基準として、これより遠ざけた状態(情報をより強調しない状態、図4において実像4A1側の状態)で目視される。
ここで、シフトポジションの数字が大きくなるに従って、当該自動車の車速が上昇するため、運転者は遠方情景を見ることになる。この際、シフトポジションの数字を示す実像4Aを目視側からより遠ざけた状態(情報をより強調しない状態)で目視させるため、シフトポジションの数字が大きくなっていることを、直感的により認識し易くさせることが可能となる。
一方、シフトポジションの数字が小さくなるに従って、実像4Aは、より近づけた状態(情報をより強調する状態、図4において実像4A2側の状態)で目視される。
シフトポジションの数字が小さくなるに従って、当該自動車の車速が減少するため、運転者は近い情景を見る。この際、シフトポジションの数字を示す実像4Aを目視側から近づけた状態(情報を強調する状態)で目視させるため、シフトポジションの数字が小さくなっていることを、直感的により認識し易くさせることが可能となる。
即ち、シャフトモータ5の作動を制御することによって、シフトポジションの数字と距離L1を連動させ、これにより、シフトポジションの数字を直感的により認識し易くさせることが可能となる。
制御装置6は、図5において、シフトポジションの数字の信号(シフトポジションセンサ83からの信号)を入力して距離L1を算出する算出手段61と、算出手段61が算出した距離L1にマイクロレンズアレイ4を移動させるようにシャフトモータ5を駆動する駆動手段62とを備える。
算出手段61は、シフトポジションの数字を距離L1に変換するための変換データをマップとして記憶する電気的に書き換え可能な不揮発性メモリもしくはバックアップRAM(ランダムアクセスメモリ)等を含むメモリ61aを内蔵する。
駆動手段62は、エンコーダ54の信号をフィードバックさせて、マイクロレンズアレイ4を距離L1の位置に移動させるようにシャフトモータ5をサーボ制御する。
また、図示しない3個のリミッタセンサを設ける。2個のリミッタセンサは、マイクロレンズアレイ4の図4における左右方向の移動可能範囲を検出するセンサであり、残りの1個のリミッタセンサは、マイクロレンズアレイ4の図2に示す位置(実像4Aが文字盤21の位置と重なる位置)を検出するセンサである。
駆動手段62は、マイクロレンズアレイ4の図4における左右方向の移動範囲を、2個のリミッタセンサによって制限するようにシャフトモータ5を制御する。また、駆動手段62は、イグニッションスイッチ11のオン時に、マイクロレンズアレイ4を、残りの1個のリミッタセンサによって図2に示す位置、即ち、実像4Aが文字盤21と重なる位置に移動するようにシャフトモータ5を制御する。
以上説明した本実施形態によるコンビネーションメータ1の電気回路構成について、図5に基づいて説明する。
制御装置6には、常時バッテリ11から電力が供給され、イグニッションスイッチ11がその操作ポジション(オフポジション、オンポジション)を検出可能に接続される。また、制御装置6には、当該自動車の車速を検出する速度センサ81、当該自動車のエンジン回転数を検出する回転センサ82、当該自動車のシフトポジションを検出するシフトポジションセンサ83、および、一般走行モードからスポーツ走行モードへ切り替える切替スイッチ91が、それらの信号を入力可能に接続される。
切替スイッチ91は、例えば、ステアリング10のスポーク位置に配置され、スポーツ走行モードにおいて当該自動車のトランスミッションのシフトチェンジを行うパドルスイッチ92a、92bが、ステアリング10のハンドルコラムに配置される。
また、これらの速度センサ81や回転センサ82やシフトポジションセンサ83や切替スイッチ91からの出力信号に応じて制御装置6により駆動されるデバイスが接続される。即ち、ムーブメント23、発光ダイオード24、液晶表示器3、シャフトモータ5、エンコーダ54等が、制御装置6に接続される。
自動変速機(AT)車である自車両において、切替スイッチ91を操作して一般走行モードからスポーツ走行モードへ切り替えると、シフトポジションが自動操作からマニュアル操作に切り替わる。このマニュアル操作を、パドルスイッチ92a、92bにより行う。
例えば、一般走行からスポーツ走行へ切り替えた際にシフトポジションが3速(シフトポジションの数字が「3」に対応する)である場合、シフトポジションセンサ83は、シフトポジションが3速である信号を制御装置6に入力させる。
パドルスイッチ92aを操作すれば3速から2速にシフトチェンジし、シフトポジションセンサ83は、シフトポジションが2速である信号を制御装置6に入力させる。パドルスイッチ92bを操作すれば3速から4速にシフトチェンジし、シフトポジションセンサ83は、シフトポジションが4速である信号を制御装置6に入力させる。
尚、制御装置6は、切替スイッチ91からスポーツ走行モードの信号を入力している状態でのみ、シフトポジションセンサ83からの信号に基づいて、シャフトモータ5の作動を制御し、液晶表示器3におけるシフトポジション表示部32の表示を制御するように構成される。切替スイッチ91から一般走行モードの信号を入力している状態では、制御装置6は、シフトポジションセンサ83からの信号とは無関係に、マイクロレンズアレイ4が図2に示す位置に移動するようにシャフトモータ5を制御し、液晶表示器3におけるシフトポジション表示部32を表示させないように構成される。
尚、イグニッションスイッチ11がオンされた際は、切替スイッチ91が一般走行モードに設定され、マイクロレンズアレイ4が図2に示す位置、即ち、実像4Aが文字盤21と重なる位置に移動するようにシャフトモータ5を制御するように構成される。
(作動)
上述したように構成された、本発明の一実施形態による表示装置であるコンビネーションメータ1の作動について説明する。
イグニッションスイッチ11がオンされると、図5において、制御装置6は、それを検出して作動を開始する。この時、切替スイッチ91は一般走行モードに設定され、制御装置6は、これに応じて、発光ダイオード24点燈し、ムーブメント23の回動と液晶表示器3の作動とシャフト5の作動を制御する。
即ち、制御装置6は、速度センサ81からの出力信号に基づき、当該自動車の車速を算出し、これに対応した角度だけ指針22を回動させるように、ムーブメント23を回動する。
また、制御装置6は、回転センサ82からの出力信号に基づき、当該自動車のエンジンの回転数を算出し、この内容を表示像3Aとして表示させるように液晶表示器3の作動を制御する。
一般走行モードでは、制御装置6は、シフトポジションセンサ83からの信号とは無関係に、液晶表示器3がシフトポジション表示部32を表示しないようにする。また、制御装置6は、シフトポジションセンサ83からの信号とは無関係に、マイクロレンズアレイ4を図2に示す位置に移動するようにシャフトモータ5の作動を制御する。これにより、表示像3Aは、マイクロレンズアレイ4によって右側に集光されて空中に実像4Aとして、実像4Aが文字盤21の位置と重なる位置に結像する。実像4Aが、文字盤21の開口21cに回転数表示部31として目視される。
以下、シフトポジション表示部32について説明する。
切替スイッチ91を操作して一般走行モードからスポーツ走行モードへ切り替えると、シフトポジションが自動操作からマニュアル操作に切り替わる。制御装置6は、図5において、切替スイッチ91からスポーツ走行モードの信号を入力し、シフトポジションセンサ83からの信号に基づいて、液晶表示器3とシャフトモータ5の作動を制御する。
スポーツ走行モードへ切り替えた際にシフトポジションが例えば4速である場合、制御装置6は、シフトポジションセンサ83から信号を入力し、シフトポジションの数字「4」を表示像3Aとして表示させるように液晶表示器3の作動を制御する。
また、制御装置6の算出手段61は、メモリ61aに記憶されている変換データを使用することによって、距離L1をシフトポジションの数字「4」から算出する。駆動手段62は、エンコーダ54の信号をフィードバックさせて、マイクロレンズアレイ4を、算出手段61が算出した距離L1の位置に移動させるようにシャフトモータ5をサーボ制御する。
これにより、表示像3Aは、マイクロレンズアレイ4によって右側に集光されて空中に実像4Aとして結像する。実像4Aが、文字盤21の開口21cに回転数表示部31と共にシフトポジション回転数表示部32として目視される。この際、回転数表示部32は、図1において数字「4」を表示する。
パドルスイッチ92bを2回操作してシフトポジションが4速から6速にシフトチェンジすると、制御装置6は、シフトポジションセンサ83からシフトポジションが6速である信号を入力し、シフトポジションの数字「6」を表示像3Aとして表示させるように液晶表示器3の作動を制御する。
また、制御装置6の算出手段61は、メモリ61aに記憶されている変換データを使用することによって、距離L1をシフトポジションの数字「6」から4速の場合より短い距離(図4において距離L11側)として算出する。駆動手段62は、エンコーダ54の信号をフィードバックさせて、マイクロレンズアレイ4を、算出手段61が算出した距離L11側の位置に移動させるようにシャフトモータ5をサーボ制御する。即ち、マイクロレンズアレイ4は、4速の場合より図4において左側へ移動する。
これにより、実像4Aを実像4A1側として結像する。実像4A1側が、文字盤21の開口21cにシフトポジション回転数表示部32として目視される。この際、回転数表示部32は、図1において数字「6」を表示する。
ここで、シフトポジションが4速から6速へ上昇すると当該自動車の車速が上昇するため、運転者は遠方情景を見る。また、上述したように、シフトポジションの数字「6」を示す実像4Aを、シフトポジションの数字「4」を示す実像4Aより目視側から遠ざけた状態(図4において実像4A1側、情報を強調しない状態)で目視させる。このため、シフトポジションの数字「4」から「6」へ大きくなっていることを、直感的により認識し易くさせることが可能となる。
反対に、パドルスイッチ92aを2回操作してシフトポジションが4速から2速にシフトチェンジすると、制御装置6は、シフトポジションセンサ83からシフトポジションが2速である信号を入力し、シフトポジションの数字「2」を表示像3Aとして表示させるように液晶表示器3の作動を制御する。
また、制御装置6の算出手段61は、メモリ61aに記憶されている変換データを使用することによって、距離L1をシフトポジションの数字「2」から4速の場合より長い距離(図4において距離L12側)として算出する。駆動手段62は、エンコーダ54の信号をフィードバックさせて、マイクロレンズアレイ4を、算出手段61が算出した距離L12側の位置に移動させるようにシャフトモータ5をサーボ制御する。即ち、マイクロレンズアレイ4は、4速の場合より図4において右側へ移動する。
これにより、実像4Aを実像4A2側として結像する。実像4A1側が、文字盤21の開口21cにシフトポジション回転数表示部32として目視される。この際、回転数表示部32は、図1において数字「2」を表示する。
ここで、シフトポジションが4速から2速へ減少すると当該自動車の車速が減少するため、運転者は近い情景を見る。また、上述したように、シフトポジションの数字「2」を示す実像4Aを、シフトポジションの数字「4」を示す実像4Aより目視側へ近づけた状態(図4において実像4A2側、情報を強調する状態)で目視させる。このため、シフトポジションの数字「4」から「2」へ小さくなっていることを、直感的により認識し易くさせることが可能となる。
また、回転数表示部31とシフトポジション表示部32と速度計2の各情報を、前後方向(図2と図4において左右方向)に配置している。このため、これらの情報を、前後方向(奥行き方向)の空間を利用して限られたスペースにおいて効率的に表示することができる。
尚、表示像3Aとしてシフトポジションの数字に限る必要はなく、運転状況に応じて重要度の高いウォーニング情報等を目視側に近づけて表示することによって(運転者側へ飛び出させるように表示することによって)、その強調度合いを高めることができる。即ち、表示像3Aが表現する情報の重要度合いに連動させて、実像4Aを前後方向へ移動させて表示できる。
本発明では、情報を前後方向(奥行き方向)へ移動させて表示することによって、情報の強調度合いを変えて表示する。したがって、車速に応じて移動する目線に合わせるように、情報を前後方向(奥行き方向)へ移動させて表示することができるため、この情報を視認する負担を軽減できる。
前後方向(奥行き方向)に表現することが可能な情報、例えば、オートクルーズコントロール(設定した車速で高速道路等において走行させる制御)における車間距離設定等の情報を、前後方向(奥行き方向)へ移動させて表示することができる。例えば、車間距離設定情報を、車間距離と連動させ、前後方向へ移動させて表示することができる。
(変形例)
図6は、図2の第1変形例を示す断面図である。
第1変形例によるコンビネーションメータ1は、図6に示すように、液晶表示器3とマイクロレンズアレイ4とシャフトモータ5を、それぞれ、2個備える。即ち、第1表示手段である第1液晶表示器33と、第2表示手段である第2液晶表示器34と、第1レンズ手段である第1マイクロレンズアレイ42と、第2レンズ手段である第2マイクロレンズアレイ43と、第1マイクロレンズアレイ42を第1液晶表示器33に対して前後方向(図6において左右方向)へ移動させる第1移動手段である第1シャフトモータ55と、第2マイクロレンズアレイ43を第2液晶表示器34に対して前後方向へ移動させる第2移動手段である第2シャフトモータ56とを備える。
第1液晶表示器33は、第1情報として第1表示像3Bを表示し、第2液晶表示器34は、第4情報として第4表示像3Cを表示する。
第1マイクロレンズアレイ42は、第1液晶表示器33の第1表示像3Bを第1の実像4Bとして結像させ、第2マイクロレンズアレイ43は、第2液晶表示器34の第2表示像3Cを第2の実像4Cとして結像させる。また、第1マイクロレンズアレイ42の移動と第2マイクロレンズアレイ43の移動は、それぞれ、第1シャフトモータ55と第2シャフトモータ56によって独立に制御されるように構成される。
これにより、第1の実像4Bと第2の実像4Cを、それぞれ独立に、目視側(図6において右側)へ近づけた状態にしたり目視側から遠ざけた状態にしたりすることができる。即ち、第1情報と第2情報を、それぞれ、第1の実像4Bと第2の実像4Cとして、それらの強調度合いを互いに独立して変えた状態で表示できる。また、これらの情報を、前後方向に配置して効率的に表示することができる。
図7は、図2の第2変形例を示す断面図である。
第2変形例によるコンビネーションメータ1は、図7に示すように、マイクロレンズアレイ4とシャフトモータ5を、それぞれ、2個備える。即ち、第4表示手段である液晶表示器3と、第1レンズ手段である第1マイクロレンズアレイ42と、第2レンズ手段である第2マイクロレンズアレイ43と、第1マイクロレンズアレイ42を液晶表示器3に対して前後方向(図7において左右方向)へ移動させる第1移動手段である第1シャフトモータ55と、第2マイクロレンズアレイ43を液晶表示器3に対して前後方向へ移動させる第2移動手段である第2シャフトモータ56とを備える。
液晶表示器3は、第1情報として第1表示像3Bを表示し、第2情報として第2表示像3Cを表示する。
第1マイクロレンズアレイ42は、液晶表示器3の第1表示像3Bを第1の実像4Bとして結像させ、第2マイクロレンズアレイ43は、液晶表示器3の第2表示像3Cを第2の実像4Cとして結像させる。また、第1マイクロレンズアレイ42の移動と第2マイクロレンズアレイ43の移動は、それぞれ、第1シャフトモータ55と第2シャフトモータ56によって独立に制御されるように構成される。
これにより、第1の実像4Bと第2の実像4Cを、それぞれ独立に、目視側(図7において右側)へ近づけた状態にしたり目視側から遠ざけた状態にしたりすることができる。即ち、第1情報と第2情報を、それぞれ、第1の実像4Bと第2の実像4Cとして、それらの強調度合いを互いに独立して変えた状態で表示できる。また、これらの情報を、前後方向に配置して効率的に表示することができる。
尚、図1に示す速度計2を、液晶表示器として構成することが可能である。
また、図2において、液晶表示器3を、図1に示す速度計2と同様に指針計器として構成することが可能である。
以上説明した、本発明による表示装置であるコンビネーションメータ1は、第1レンズ手段であるマイクロレンズアレイ4と、マイクロレンズアレイ4の背後側に配置され且つ第1情報であるエンジン回転数とシフトポジションを第1表示像である表示像3Aとして表示する第1表示手段である液晶表示器3と、マイクロレンズアレイ4を液晶表示器3に対して前後方向へ移動させる第1移動手段であるシャフトモータ5とを備え、マイクロレンズアレイ4が、液晶表示器3の表示像3Aをマイクロレンズアレイ4より目視側に集光して空中に第1の実像である実像4Aとして結像させるように構成され、且つ、表示像3Aとマイクロレンズアレイ4の第1レンズ距離である距離L1の増減に対応して表示像3Aと実像4Aの第1実像距離である距離(L1+L2)が増減するように構成され、実像4Aを目視させるように構成されている。
これにより、情報を、その強調度合いを変えて表示できる表示装置を提供することができる。
尚、上述した例に限らないで、これらの組み合わせや、他の種々の変形例が考えられる。
図1は、本発明の一実施形態による表示装置であるコンビネーションメータ1の正面図である。 図2は、図1中のII−II線断面図である。 図3は、図2中のマイクロレンズアレイ4による実像4Aを結像させるメカニズムを説明する模式的斜視図である。 図4は、マイクロレンズアレイ4移動と実像4Aの移動の関係を説明する断面図である。 図5は、図1に示すコンビネーションメータ1の電気回路構成を説明する回路構成図である。 図6は、図2の第1変形例を示す断面図である。 図7は、図2の第2変形例を示す断面図である。
符号の説明
1 コンビネーションメータ(表示装置)
2 速度計(第1表示手段)
21 文字盤、21a 文字、21b 目盛、21c 開口
25 プリント板、25a 開口
3 液晶表示器(第1表示手段)
3A 表示像(第1表示像)、3B 第1表示像、3C 第2表示像
31 回転数表示部、32 シフトポジション表示部
33 第1液晶表示器(第1表示手段)、34 第2液晶表示器(第2表示手段)
4 マイクロレンズアレイ(第1レンズ手段)
4A、4A1、4A2 実像(第1の実像)、4B 第1の実像、4C 第2の実像
41 マイクロレンズ
42 第1マイクロレンズアレイ(第1レンズ手段)
43 第2マイクロレンズアレイ(第2レンズ手段)
5 シャフトモータ(第1移動手段)、51 シャフト、52 スライダ
53 支持部、54 エンコーダ
55 第1シャフトモータ(第1移動手段)、56 第2シャフトモータ(第2移動手段)
6 制御装置(制御手段)、61 算出手段、61a メモリ、62 駆動手段
81 速度センサ、82 回転センサ、83 シフトポジションセンサ

Claims (9)

  1. 第1レンズ手段と、
    前記第1レンズ手段の背後側に配置され、且つ、第1情報を第1表示像として表示する第1表示手段と、
    前記第1レンズ手段を前記第1表示手段に対して前後方向へ移動させる第1移動手段と
    第2レンズ手段と、
    前記第2レンズ手段の背後側に配置され、且つ、第2情報を第2表示像として表示する第2表示手段と、
    前記第2レンズ手段を前記第2表示手段に対して前後方向へ移動させる第2移動手段とを備え、
    前記第1レンズ手段は、前記第1表示手段の前記第1表示像を該第1レンズ手段より目視側に集光して空中に第1の実像として結像させるように構成され、且つ、該第1表示像と該第1レンズ手段の第1レンズ距離の増減に対応して該第1表示像と該第1の実像の第1実像距離が増減するように構成され、
    前記第1の実像を目視させるように構成されており、
    前記第2レンズ手段は、前記第2表示手段の前記第2表示像を該第2レンズ手段より目視側に集光して空中に第2の実像として結像させるように構成され、且つ、該第2表示像と該第2レンズ手段の第2レンズ距離の増減に対応して該第2表示像と該第2の実像の第2実像距離が増減するように構成され、
    前記第2の実像を目視させるように構成されていることを特徴とする表示装置。
  2. 前記第1レンズ手段は、複数のマイクロレンズが配列されたマイクロレンズアレイとして構成されていることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記第1情報の第1内容に基づいて前記第1移動手段の作動を制御する制御手段を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記第1内容は、前記第1情報の第1重要度合いであり、
    前記制御手段は、前記第1重要度合いが高くなるにしたがって前記第1レンズ距離が増加するように前記第1移動手段の作動を制御するように構成され、且つ、該第1重要度合いが低くなるにしたがって該第1レンズ距離が減少するように該第1移動手段の作動を制御するように構成されていることを特徴とする請求項3に記載の表示装置。
  5. 前記第2レンズ手段は、複数のマイクロレンズが配列されたマイクロレンズアレイとして構成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の表示装置。
  6. 前記第1表示手段と前記第2表示手段は、一個の第4表示手段として構成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の表示装置。
  7. 前記制御手段は、前記第2情報の第2内容に基づいて前記第2移動手段の作動を制御するように構成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載の表示装置。
  8. 前記第2内容は、前記第2情報の第2重要度合いであり、
    前記制御手段は、前記第2重要度合いが高くなるにしたがって前記第2レンズ距離が増加するように前記第2移動手段の作動を制御するように構成され、且つ、該第2重要度合いが低くなるにしたがって該第2レンズ距離が減少するように該第2移動手段の作動を制御するように構成されていることを特徴とする請求項に記載の表示装置。
  9. 第3情報を第3表示像として表示する第3表示手段を備え、
    前記第3表示手段の前記第3表示像を、目視させるように構成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項のいずれか一項に記載の表示装置。
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