JP4839756B2 - 情報表示制御装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報表示制御装置等に関する。
情報表示制御装置の一種として、複数の見出語と該見出語の意味内容を解説・説明する説明情報とを対応付けた各種の辞書データベース(Date Base:DB)を内蔵した電子辞書装置(以下、「電子辞書」という)が知られている。電子辞書では、入力された検索文字に対応する見出語を辞書DBから検索し、対応する説明情報を表示する。
また、電子辞書には、ユーザの利便性を向上させるため、絞り込み検索機能、例文検索機能、成句検索機能といった各種の機能が備えられている。
絞り込み検索機能とは、検索文字の入力と同時に、入力された検索文字に対応する見出語を一覧表示する機能であり、インクリメンタルサーチ或いはリアルタイムサーチとも呼ばれる。具体的には、文字の入力毎に、ここまでの入力文字に前方一致する、格納順で先頭の見出語が辞書DBから検索され、その検索された見出語以降の各見出語が格納順に一覧表示される。これにより、ユーザは、検索したい単語を最後まで入力せずとも、所望の見出語を得ることができる(例えば、特許文献1参照)。
例文検索機能とは、入力された1又は複数の検索文字を含む例文が検索されて表示される機能である。また、成句検索機能とは、入力された1又は複数の検索文字を含む成句が検索されて表示される機能である。具体的には、例えば英和辞書等の辞書DBでは、各見出語には、説明情報に加えて、当該見出語を用いた例文が対応付けられており、入力した1又は複数の検索文字を含む例文が検索されて一覧表示される(例えば、特許文献2参照)。
特開2002−358301号公報 特開2001−134567号公報
しかしながら、電子辞書における従来の辞書検索では、次のような不都合があった。先ず、例文検索及び成句検索では、上述した絞り込み検索ができない。つまり、ユーザは、検索文字のつづりを全て且つ正確に入力する必要がある。このため、例えば検索文字として英単語を入力する場合には日本語の読みを入力する場合と比較してつづりを間違え易く、該当する例文が検索されない等の検索失敗が多々発生し、使い勝手が良くなかった。
上記事情に鑑み、本発明の目的は、電子辞書等の情報表示制御装置における検索の利便性を向上させることであり、具体的には、例文/成句検索において、検索文字のつづりを全て入力する必要なく検索文字の入力を容易にすることである。
上記課題を解決するための請求項1に記載の発明の情報表示制御装置は、
複数の見出語を記憶する見出語記憶手段と、
前記複数の見出語それぞれに対応付けて例文又は成句を含む関連情報を記憶する関連情報記憶手段と、
ユーザ操作により文字を入力する文字入力手段と、
この文字入力手段により入力された文字を所定の入力エリアに追加して入力文字列として表示する文字列表示手段と、
前記文字入力手段により入力された文字が区切り文字であるか否かを判別する区切り文字判別手段と、
この文字判別手段により、入力された文字が前記区切り文字であると判別された場合に、前記入力エリアに表示された入力文字列を検索文字として追加する検索文字追加手段と、
この検索文字追加手段により検索文字が追加された後に入力された文字が、前記文字判別手段により前記区切り文字ではないと判別された場合に、前記入力エリアに表示された入力文字列のうちの前記区切り文字の後ろの入力文字列に前方一致する見出語を一覧表示する一覧表示手段と、
ユーザのカーソルキー操作に応じて、前記一覧表示手段に一覧表示された見出語のうちのいずれかの見出語を反転表示させて、ユーザの選択操作により反転表示された見出語を選択する見出語選択手段と、
前記見出語選択手段により選択された見出語と、前記検索文字追加手段により追加された検索文字と一致する見出語との双方に対応付けられた関連情報を前記関連情報記憶手段から読み出して表示する制御を行う関連情報表示制御手段と、
を備えることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、例えば、綴りを正確に理解している単語と、先頭文字しか理解していない単語とを含む例文/成句検索を行う際に、綴りを正確に理解している単語を入力した後に区切り文字を入力し、その後、綴りの先頭文字しか理解していない単語については、先頭文字を入力すれば、先頭一致する単語をユーザ選択するだけで、双方の単語を含む例文/成句検索を行うことができる。
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施形態を説明する。尚、以下では、本発明を電子辞書に適用した場合を説明するが、本発明の適用可能な実施形態がこれに限定されるものではない。
[第1実施形態]
先ず、第1実施形態を説明する。第1実施形態は、英和辞書を対象とした例文検索を行う電子辞書1Aについての実施形態である。
<外観>
図1(a)は、電子辞書1Aの外観例を示す図である。同図(a)によれば、電子辞書1Aは、2つの筐体がヒンジを介して折り畳むことができるように構成されており、入力部200と、表示部300とが設けられている。
入力部200は、それぞれに固有の機能が割り当てられた複数のキーから成り、同図(b)に示すように、電子辞書1Aの電源をON/OFFするための電源キー201と、辞書の種類を選択するための辞書キー202と、文字を入力するための文字キー203と、上/下/左/右方向を入力するためのカーソルキー204と、決定キー205とを含んでいる。
<内部構成>
図2は、電子辞書1Aの内部構成を示すブロック図であり、CPU(Central Processing Unit)100Aと、入力部200と、表示部300と、ROM(Read Only Memory)400Aと、RAM(Random Access Memory)500Aとを備えて構成される。
CPU100Aは、所定のタイミング或いは入力部200から入力される操作信号に応じてROM400Aに記憶されているプログラムを読み出してRAM500Aに展開し、該プログラムに従った処理を実行する。そして、該処理結果をRAM500Aに格納するとともに、該処理結果に応じた表示を行うための表示信号を表示部300に出力して対応する表示画面を表示させる。第1実施形態では、CPU100Aは、例文検索プログラム410に従った例文検索処理(図8参照)を実行する。
具体的には、例文検索処理では、CPU100Aは、文字キー203の操作によりアルファベットの文字が入力されると、入力文字を入力文字列に追加する。次いで、英和辞書DB420の英和辞書データ421から、この入力文字列に前方一致する見出語であって格納順が先頭の見出語を検索し、検索した見出語以降の各見出語をその格納順で表示部300に一覧表示させる。そして、一覧表示させた見出語のうちからユーザによって何れかの見出語が選択されると、その選択された見出語を入力文字列に置き換える。
ここで、英和辞書DB420は、英和辞書の辞書DBであり、英和辞書データ421と、例文テーブル422と、成句テーブル423とを含んでいる。
英和辞書データ421は、複数の見出語それぞれについて、該見出語の意味内容を説明・解説する説明情報を対応付けて格納したデータである。図3に、英和辞書データ421のデータ構成例を示す。同図によれば、英和辞書データ421には、見出語421aと、該見出語421aの説明情報421bと、例文番号421cと、成句番号421dとが対応付けて格納されている。これらのデータは、英語表記である見出語421aのアルファベット順に格納されている。
例文番号421cは、対応する見出語421aを用いた例文の識別番号である。例文そのものは、例文テーブル422に格納されている。成句番号421dは、対応する見出語421aを用いた成句の識別番号である。成句そのものは、成句テーブル423に格納されている。
例文テーブル422は、複数の例文を格納したデータテーブルである。図4に、例文テーブル422のデータ構成例を示す。同図によれば、例文テーブル422には、例文番号422aと、例文情報422bと、検索キーワード422eと、対応見出語422fとが対応付けて格納されている。例文情報422bには、英語の例文422cと、該例文422cの日本語訳422dとが含まれている。
検索キーワード422eは、例文検索の際のキーワードであり、対応する例文422cに含まれる1又は複数の単語が格納される。対応見出語422fは、対応する例文情報422bが英和辞書データ421において対応付けられている見出語である。
成句テーブル423は、複数の成句を格納したデータテーブルである。図5に、成句テーブル423のデータ構成例を示す。同図によれば、成句テーブル423には、成句番号423aと、成句情報423bと、検索キーワード423eと、対応見出語423fとが対応付けて格納されている。成句情報423bには、英文の成句423cと、該成句423cの日本語訳423dとが含まれている。
検索キーワード423eは、成句検索の際のキーワードであり、対応する成句423cに含まれる1又は複数の単語が格納される。対応見出語423fは、対応する成句情報423bが英和辞書データ421において対応付けられている見出語である。
また、CPU100Aは、入力文字として、検索文字の入力区切りを示す文字、例えば「&」が入力されると、現時点での入力文字列を1つの検索文字として検索文字群に追加し、その入力文字列をクリアする。
そして、決定キー205が操作されて例文検索実行指示が入力されると、現時点での入力文字列を1つの検索文字として検索文字群に追加する。次いで、英和辞書DB420の例文テーブル422から、検索文字群の全ての検索文字を含む例文を検索し、検索した例文を表示部300に一覧表示させる。具体的には、例文テーブル422において、対応する検索キーワード422eに全検索文字が含まれる例文情報422bを抽出し、抽出した各例文情報422bの例文422cを一覧表示させる。
その後、一覧表示させた例文のうちからユーザによって何れかの例文が選択されると、その選択された例文に対応する例文情報を例文テーブル422から検索し、表示部300に表示させる。
入力部200は、ユーザが文字や検索実行指示等の各種操作を入力するための入力装置であり、ユーザ操作に応じた操作信号をCPU100Aに出力する。
表示部300は、各種表示画面を表示する表示装置であり、CPU100Aから入力される表示信号に基づく表示画面を表示する。
ROM400Aは、電子辞書1Aにかかるシステムプログラムや各種アプリケーションプログラム、本実施形態を実現するためのプログラムやデータ等が記憶される。第1実施形態では、プログラムとして例文検索プログラム410を記憶し、データとして英和辞書DB420を記憶している。
RAM500Aは、CPU100Aの作業領域として用いられ、ROM400Aから読み出されたプログラムやデータ等を一時的に記憶する。第1実施形態では、入力文字列記憶領域511と、検索文字群記憶領域512とが形成される。
入力文字列記憶領域511には、文字キー203の操作によって入力された入力文字列が記憶される。具体的には、文字が入力される毎にその入力文字が追加される。そして、検索文字の入力区切りを示す文字、例えば「&」が入力されると、記憶されている文字列が検索文字として検索文字群に追加されるとともに、この入力文字列記憶領域511はクリアされる。図6に、入力文字列記憶領域511の構成例を示す。同図では、文字「b」、「e」、「a」、「u」が順に入力された場合を示している。
検索文字群記憶領域512には、検索文字群を構成する1又は複数の検索文字が記憶される。図7に、検索文字群記憶領域512の構成例を示す。同図では、検索文字群が2つの検索文字「beautiful」、「flower」で構成される場合を示している。
<処理の流れ>
図8は、第1実施形態における例文検索処理の流れを説明するためのフローチャートであり、図9〜図15は、例文検索処理における表示画面の遷移例を示す図である。また、この例文検索処理は、CPU100Aが例文検索プログラム410を実行することで実現される。
例文検索処理が開始されると、先ず、CPU100Aは、検索文字を入力するための入力画面を表示部300に表示させる。図9は、この時点での表示画面の一例を示す図である。表示画面として入力画面が表示され、この入力画面には、入力文字が表示される入力エリア11が形成されている。
文字キー203の操作により文字が入力されると(ステップA1)、CPU100Aは、入力文字を入力画面の入力エリア11に追加表示し(ステップA3)、この入力文字が検索文字の入力区切りを表す文字、例えば「&」であるか否かを判断する。入力区切りでないならば(ステップA5:NO)、入力文字を入力文字列に追加し(ステップA7)、次いで、英和辞書データ421から、入力文字列に前方一致する格納順で先頭の見出語を検索し、検索した見出語以降の各見出語をその格納順に表示部300に一覧表示させる(ステップA9)。
例えば、図9において、ユーザにより、文字「b」、「e」、「a」、「u」が順に入力されると、図10に示すように、入力エリア11に入力文字列「beau」が表示され、この入力文字列「beau」に前方一致する見出語が一覧表示21され、一覧表示21されている先頭の見出語「beau」が反転表示22される。この表示画面において、ユーザにより、カーソルキー204の例えば上/下方向の操作がされると、CPU100Aは、反転表示させている見出語を操作方向の見出語に変更する。
そして、ユーザにより、カーソルキー204が例えば右方向に操作されて反転表示している見出語が選択されると(ステップA11:YES)、CPU100Aは、入力文字列を選択された見出語に置き換え、入力画面の入力エリア11に表示させる(ステップA13)。
例えば、図10において、一覧表示された見出語のうちから見出語「beautiful」が選択されると、図11に示すように、入力エリア11に、文字列「beau」に置き換えてこの選択された見出語「beautiful」が表示される。
また、ステップA5において、入力文字が検索文字の入力区切りであるならば(ステップA5:YES)、CPU100Aは、入力文字列を検索文字として検索文字群に追加し(ステップA15)入力文字列をクリアする(ステップA17)。
次いで、CPU100Aは、決定キー205が操作されて例文検索実行指示が入力されたか否かを判断し、入力されていないならば(ステップA19:NO)、ステップA1に戻り、同様の処理を繰り返す。
例えば、図11において、ユーザにより、文字「&」が入力され、更に文字「f」、「l」、「o」、「w」が続けて入力されると、図12に示すように、文字「&」以降に入力した文字列「flow」に前方一致する見出語が一覧表示23され、先頭の見出語「flow」が反転表示24される。
そして、この一覧表示されている見出語のうちから、ユーザにより、例えば見出語「flower」が選択されると、図13に示すように、入力エリア11に、文字列「flow」に置き換えてこの選択された見出語「flower」が表示される。
一方、例文検索実行指示が入力されたならば(ステップA19:YES)、CPU100Aは、入力文字列を検索文字として検索文字群に追加する(ステップA21)。そして、例文テーブル422から検索文字群の全検索文字を含む例文を検索し、検索した例文を一覧表示させた例文一覧画面を表示部300に表示させる(ステップA23)。
例えば、図13において、ユーザにより決定キー205が操作されると、図14に示すように表示画面として例文一覧画面が表示され、この例文一覧画面に、2つの検索文字「beautiful」及び「flower」を含む例文が一覧表示25され、先頭の例文が反転表示26される。この表示画面において、ユーザによるカーソルキー204の上/下方向の操作に応じて、反転表示されている例文が変更される。
そして、ユーザにより決定キー205が操作されて反転表示している例文が選択されると(ステップA25)、CPU100Aは、選択された例文に対応する例文情報を例文テーブル422から読み出し、読み出した例文情報を表示した例文情報画面を表示部300に表示させる(ステップA27)。
図15は、この時点での表示画面の一例である。表示画面として例文情報画面が表示され、この例文情報画面には、選択された例文28a及びこの例文28aの日本語訳28bから成る例文情報28と、英和辞書データ421においてこの例文情報28が対応付けられている見出語27とが表示されている。
以上の処理を行うと、例文検索処理は終了となる。
<作用・効果>
以上、第1実施形態によれば、例文検索を行う際、検索文字を入力すると、この入力した検索文字に前方一致する見出語が一覧表示され、これらのうちから何れかの見出語を選択すると、その選択した見出語が検索文字に置き換えられる。そして、例文検索実行指示を入力すると、この検索文字を含む例文が一覧表示され、これらのうちから何れかの例文を選択すると、その選択した例文の日本語訳が表示される。
従って、検索したい単語の先頭の数文字を入力し、一覧表示される見出語のうちから何れかの見出語を選択することで、所望の見出語を検索文字として例文検索を行うことができる。これにより、例えば英単語のつづりを間違えて入力するといったことを極力回避し、正確且つ迅速な検索文字の入力が可能となる。
<変形例>
尚、第1実施形態では例文検索を行う場合について説明したが、成句検索についても同様に適用可能である。具体的には、例文テーブル422に替えて成句テーブル423を用い、同様の処理を行うことで実現される。
図16〜図21は、成句検索を行う場合の表示画面の遷移例を示す図である。即ち、先ず、図16に示すように、検索文字を入力するための入力画面が表示される。この入力画面には、検索文字が表示される入力エリア12が形成されている。
この表示画面において、ユーザが文字キー203を操作して検索文字を入力すると、例えば図17に示す表示画面が表示される。同図は、文字「l」、「o」、「o」を順に入力した場合を示している。入力エリア12に検索文字「loo」が表示され、英和辞書データ421から検索された、この検索文字「loo」に前方一致する見出語が一覧表示31され、先頭の見出語が反転表示32される。また、反転表示32されている見出語「look」の説明情報33の一部(先頭部分)が表示される。
そして、ユーザが、一覧表示されている何れかの見出語を選択すると、入力エリア12に表示されている検索文字が、この選択した見出語に置き換えて表示される。更に文字キー203を操作して検索文字を入力すると、例えば図18に示す表示画面が表示される。同図は、図17において、見出語「look」を選択した後、文字「&」を入力し、更に続けて文字「f」、「o」、「r」、「w」、「a」を順に入力した場合を示している。入力エリア12に、検索文字「loo」に置き換えて選択した見出語「look」が表示され、更に入力文字「&forwa」が追加表示されている。また、英和辞書データ421から検索された、文字「&」以降の検索文字「forwa」に前方一致する見出語が一覧表示34され、先頭の見出語が反転表示35され、この反転表示35されている見出語「forward」の説明情報36の一部(先頭部分)が表示される。
次いで、ユーザが、一覧表示されている見出語のうちから何れかの見出語を選択すると、例えば図19に示す表示画面が表示される。同図は、図18において見出語「forward」を選択した場合を示している。入力エリア12に、検索文字「forwa」に置き換えて選択した見出語「forward」が表示される。
そして、ユーザが決定キー205を操作して成句検索実行指示を入力すると、例えば図20に示す表示画面が表示される。同図は、図19において成句検索実行指示を入力した場合を示している。表示画面として成句一覧画面が表示され、この成句一覧画面には、成句テーブル423から検索された、検索文字「look」、「forward」の双方を含む成句が一覧表示37され、先頭の成句が反転表示38される。
このとき、CPU100Aは、成句テーブル423から、対応する検索キーワード423eに全ての検索文字が含まれる成句情報423bを抽出し、該抽出した各成句情報423bの成句423cを一覧表示させる。
続いて、ユーザが、一覧表示された成句のうちから何れかの成句を選択すると、例えば図21に示す表示画面が表示される。同図は、図20において成句「look forward」を選択した場合を示している。表示画面として成句情報画面が表示され、この成句情報画面には、選択した成句40a及びこの成句40aの日本語訳40bを含む成句情報40と、英和辞書データ421においてこの成句情報40が対応付けられている見出語39が表示される。
このとき、CPU100Aは、選択された成句に対応する成句情報423bを成句テーブル423から検索し、対応する対応見出語423fとともに表示させる。
また、第1実施形態において、検索文字に前方一致する見出語を一覧表示させる際、この一覧表示させている見出語のうち、反転表示されている見出語の説明情報の一部(先頭部分)を表示することとしても良い。
具体的には、例えば図10に示した表示画面において、反転表示22されている見出語「beau」の説明情報の一部を表示させる。また、図11に示した表示画面において、反転表示22されている見出語「beautiful」の説明情報の一部を表示させる。また、図12に示した表示画面において、反転表示24されている見出語「flow」の説明情報の一部を表示させる。また、図13に示した表示画面において、反転表示24されている見出語「flower」の説明情報を表示させる。これにより、ユーザは、表示される説明情報を見ることで、一覧表示される見出語のうちから適切な見出語を選択し、検索文字として入力することができる。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態を説明する。第2実施形態は、国語辞書を対象とした辞書検索を行う電子辞書1Bについての実施形態である。電子辞書1Bの外観構成は、第1実施形態における電子辞書1Aと同様である。以下、第1実施形態と同一の構成要素については同符号を付してその詳細な説明を省略し、第2実施形態の特徴部分を中心に説明する。
<内部構成>
図22は、電子辞書1Bの内部構成を示すブロック図である。同図によれば、電子辞書1Bは、CPU100Bと、入力部200と、表示部300と、ROM400Bと、RAM500Bとを備えて構成される。
CPU100Bは、国語辞書検索プログラム430に従った国語辞書検索処理(図26参照)を実行する。具体的には、国語辞書検索処理では、CPU100Bは、文字キー203の操作によりかなの検索読みが入力されると、国語辞書DB440から、読み見出語が入力された検索読みに前方一致する見出語のうち、格納順で先頭の見出語を検索し、検索した見出語以降の各見出語をその格納順に表示部300に一覧表示させる。
ここで、国語辞書DB440は、国語辞書の辞書DBである。図23に、国語辞書DB440のデータ構成例を示す。同図によれば、国語辞書DB440には、見出語441と、該見出語441の説明情報444とが対応付けて格納されている。また、見出語441は、かなで表された読み見出語442と、漢字で表された表記見出語443とを含んでいる。そして、これら各データは、読み見出語442の五十音順に格納されている。
一覧表示させた見出語のうちから何れかの見出語が選択されると、CPU100Bは、検索読みをその選択された見出語の読み見出語に置き換えるとともに、検索漢字をその見出語の表記見出語に置き換える。
次いで、決定キー205が操作されて国語辞書検索実行指示が入力されると、CPU100Bは、国語辞書DB440から、読み見出語が検索読みに前方一致し、且つ、表記見出語が検索漢字に前方一致する見出語を抽出して見出語候補リスト523を生成する。
ここで、見出語候補リスト523は、検索読み及び検索漢字がそれぞれ読み見出語及び表記見出語に前方一致する見出語を蓄積したリストデータである。図25に、見出語候補リスト523のデータ構成例を示す。同図によれば、見出語候補リスト523には、該当する複数の見出語523aについて、その読み見出語523b及び表記見出語523cが記憶される。
続いて、CPU100Bは、生成した見出語候補リスト523に格納されている各見出語を表示部300に一覧表示させる。その後、一覧表示させた見出語のうちから何れかの見出語が選択されると、その選択された見出語に対応する説明情報を国語辞書DB440から読み出し、表示部300に表示させる。
ROM400Bには、第2実施形態を実現するためのプログラムとして国語辞書検索プログラム430が記憶され、データとして国語辞書DB440が記憶されている。
RAM500Bには、検索文字記憶領域521と、見出語候補リスト記憶領域522とが形成される。
検索文字記憶領域521には、検索読み及び検索漢字が記憶される。図24に、検索文字記憶領域521の構成例を示す。同図によれば、検索文字記憶領域521には、かなで表された検索読み521aと、漢字で表された検索漢字521bとが記憶される。この検索文字記憶領域521には、文字キー203の操作により入力された文字列が検索読み521aとして記憶される。そして、一覧表示されている見出語のうちから見出語が選択されると、検索読み521aがその選択された見出語の読み見出語に置き換えられるとともに、表記見出語が検索漢字521bとして記憶される。
見出語候補リスト記憶領域522には、例えば図25に一例を示した見出語候補リスト523が記憶される。
<処理の流れ>
図26は、第2実施形態における国語辞書検索処理の流れを説明するためのフローチャートであり、図27〜図30は、国語辞書検索処理における表示画面例の遷移例を示す図である。また、この国語辞書検索処理は、CPU100Bが国語辞書検索プログラム430を実行することで実現される。
国語辞書検索処理が開始されると、先ず、CPU100Bは、検索読みを入力するための入力画面を表示部300に表示させる。図27は、この時点での表示画面の一例である。表示画面として入力画面が表示され、この入力画面には、検索読みが表示される読み入力エリア13と、検索漢字が表示される漢字入力エリア14とが形成されている。
文字キー203の操作により検索読みが入力されると(ステップB1)、CPU100Bは、入力された検索読みを入力画面の読み入力エリア13に表示する(ステップB3)。次いで、国語辞書DB440から、読み見出語が検索読みに前方一致する見出語のうち、格納順で先頭の見出語を検索し、検索した見出語以降の各見出語をその格納順に表示部300に一覧表示させる(ステップB5)。
例えば、図27において、ユーザにより検索読み「しゅく」が入力されると、図28に示すように、読み入力エリア13に検索読み「しゅく」が表示され、この検索読み「しゅく」に読み見出語が前方一致する見出語が一覧表示41され、一覧表示41されている先頭の見出語「しゅく[夙]」が反転表示42される。この表示画面において、ユーザにより、カーソルキー204の例えば上/下方向の操作がされると、CPU100Bは、反転表示させている見出語をその操作方向の見出語に変更する。
そして、ユーザにより、カーソルキー204が例えば右方向へ操作されて反転表示している見出語が選択されると(ステップB7)、CPU100Bは、選択された見出語の読み見出語を検索読みに置き換えて読み入力エリア13に表示させるとともに、表記見出語を検索漢字に置き換えて漢字入力エリア14に表示させる(ステップB9)。
続いて、CPU100Bは、決定キー205が操作されて国語辞書検索実行指示が入力されたか否かを判断し、入力されていないならば(ステップB11:NO)、ステップB1に戻り、同様の処理を行う。
一方、国語辞書検索実行指示が入力されたならば(ステップB11:YES)、CPU100Bは、国語辞書DB440を検索し、読み見出語が検索読みに前方一致する見出語のうち、格納順で先頭の見出語を取得する(ステップB13)。次いで、取得見出語の読み見出語の清音に検索読みの清音が前方一致するか否かを判断し、前方一致するならば(ステップB15:YES)、続いて、取得見出語の読み見出語が検索読みに前方一致するか否かを判断する。
取得見出語の読み見出語に検索読みが前方一致するならば(ステップB17:YES)、CPU100Bは、更に、取得見出語の表記見出語が検索漢字に前方一致するか否かを判断し、前方一致するならば(ステップB19:YES)、取得見出語を見出語候補リスト523に追加する(ステップB21)。そして、国語辞書DB440から、格納順で取得見出語の次の見出語を取得し(ステップB23)、その後、ステップB15に戻る。
ステップB15において、取得見出語の読み見出語の清音に検索読みの清音が前方一致しないならば(ステップB15:NO)、CPU100Bは、続いて、見出語候補リスト523に蓄積されている各見出語を表示部300に一覧表示させる(ステップB25)。
例えば、図28において、ユーザにより、一覧表示された見出語のうちから見出語「しゅく[祝]」が選択され、国語辞書検索実行指示が入力されると、図29に示すように、選択された見出語「しゅく[祝]」の読み見出語が読み入力エリア13に表示され、表記見出語「祝」が漢字入力エリア14に表示される。そして、読み見出語が検索読み「しゅく」に、表記見出語が検索漢字「祝」に、それぞれ前方一致する見出語が一覧表示43され、先頭の見出語「しゅく[祝]」が反転表示44される。この表示画面において、ユーザによるカーソルキー204の例えば上/下方向の操作に応じて、反転表示している見出語がその操作方向の見出語に変更される。
そして、ユーザにより決定キー205が操作されて反転表示されている見出語が選択されると(ステップB27)、CPU100Bは、選択された見出語に対応する説明情報を国語辞書DB440から読み出し、読み出した説明情報を表示した説明情報画面を表示部300に表示させる(ステップB29)。
図30は、この時点での表示画面の一例である。表示画面として説明情報画面が表示され、この説明情報画面には、選択された見出語45と、この見出語45の説明情報46とが表示される。
以上の処理を行うと、国語辞書検索処理は終了となる。
<作用・効果>
以上、第2実施形態によれば、国語辞書を対象とした辞書検索を行う際、かなの検索読みを入力すると、この入力した検索読みに前方一致する見出語が一覧表示され、これらのうちから何れかの見出語を選択すると、その選択した見出語の読み見出語が検索読みに置き換えられるとともに、漢字の表記見出語が検索漢字に置き換えられる。そして、辞書検索実行指示を入力すると読み見出語及び表記見出語が、それぞれ検索読み及び検索漢字に前方一致する見出語が一覧表示され、これらのうちから何れかの見出語を選択すると、その選択した見出語の説明情報が表示される。
即ち、検索したい単語の読みを入力し、一覧表示された見出語のうちから指定することで、指定した見出語の読み見出語及び表記見出語のそれぞれに前方一致する見出語の検索を行うことができる。これにより、例えば日本語のように同じ読みでも異なる複数の表記を持つ見出語を検索する際に、読み及び表記の双方に基づく検索を行うことができ、所望の見出語を迅速に得ることが可能となる。
[第3実施形態]
次に、第3実施形態を説明する。第3実施形態は、英和辞書を対象とした辞書検索を行う電子辞書1Cについての実施形態である。電子辞書1Cの外観構成は、第1実施形態における電子辞書1Aと同様である。以下、第1、第2実施形態と同一の構成要素については同符号を付してその詳細な説明を省略し、第3実施形態の特徴部分を中心に説明する。
<内部構成>
図31は、電子辞書1Cの内部構成を示すブロック図である。同図によれば、電子辞書1Cは、CPU100Cと、入力部200と、表示部300と、ROM400Cと、RAM500Cとを備えて構成される。
CPU100Cは、英和辞書検索プログラム450に従った英和辞書検索処理を実行する。具体的には、英和辞書検索処理では、CPU100Cは、文字キー203の操作によりアルファベットの検索文字が入力されると、入力された検索文字に前方一致する見出語を英和辞書DB460から抽出する。
ここで、英和辞書DB460は、英和辞書の辞書DBである。図32に、英和辞書DB460のデータ構成例を示す。同図によれば、英和辞書DB460には、見出語461と、該見出語461の説明情報462とが対応付けて格納されている。これらのデータは、英語表記である見出語461のアルファベット順に格納されている。
次に、CPU100Cは、抽出した各見出語を、先頭から(n+1)文字目が一致する見出語毎に纏め(グループ化)、見出語纏めリスト533を生成する。ここで、「n」は検索文字の文字数である。
ところで、英和辞書DB460では、見出語はそのアルファベット順に格納されている。図33は、英和辞書DB460に格納されている見出語の一部をその格納順に示した一覧表である。このため、その先頭(n+1)文字が一致する見出語として、格納順に連続する1又は複数の見出語が纏められる。詳細には、検索文字に前方一致する各見出語のうち、(n+1)文字目を纏めの判定基準の文字である纏め判定文字とし、この纏め判定文字が一致するか否かによって、各見出語が複数のグループに分類される。
例えば図33では、検索文字が「exp」であり、この検索文字「exp」に前方一致する見出語のうち、格納順で先頭の見出語「exp.」以降に格納されている各見出語をその格納順に示している。この場合、検索文字「exp」の文字数nは「3」であるので、各見出語の4文字目を纏め判定文字とし、この纏め判定文字が一致する見出語毎に纏めてグループ化される。即ち、同図では、見出語「exp.」が1つのグループとされ、次の見出語「expand」から連続する11個の見出語が纏めて1つのグループとされ、続く見出語「expect」から連続する26個の見出語が纏めて1つのグループとされている。また、以降の各見出語についても同様である。
そして、見出語纏めリスト533は、このような見出語のグループ化の結果を格納したリストデータである。図34に、見出語纏めリスト533のデータ構成例を示す。同図によれば、見出語纏めリスト533には、先頭見出語533aと、纏め見出語533bと、見出語数533cとが対応付けて格納されている。
先頭見出語533aは、纏め判定文字を基に1つのグループとして纏められた見出語のうち、格納順で先頭の見出語である。纏め見出語533bは、各グループの見出語を纏めた見出語であり、対応する先頭見出語533aの先頭(n+1)文字である。見出語数533cは、対応する纏め見出語533bとして纏められた見出語の数である。
見出語纏めリスト533を生成すると、CPU100Cは、続いて、この生成した見出語纏めリスト533に格納されている各纏め見出語を、対応する見出語数とともに、表示部300に一覧表示させる。
そして、一覧表示された纏め見出語のうちから何れかの纏め見出語が選択されると、選択された纏め見出語の見出語数に応じた表示を行う。即ち、選択纏め見出語の見出語数が「1」の場合には、該選択纏め見出語に対応する説明情報を英和辞書DB460から読み出して表示部300に表示させる。
また、選択纏め見出語の見出語数が「1」より大きく且つ所定数「N」以下の場合には、見出語纏めリスト533において、選択纏め見出語として纏めた各見出語を表示部300に一覧表示させる。即ち、選択纏め見出語に対応する先頭見出語から格納順に、対応する見出語数だけの見出語をその格納順に一覧表示させる。ここで、所定数Nは、表示画面に一度に表示可能な見出語数である。
また、選択纏め見出語の見出語数が所定数「N」より大きい場合には、選択纏め見出語を検索文字として上述した処理を同様に行う。即ち、選択纏め見出語として纏められた各見出語を、その先頭から(n+2)文字目が一致する見出語毎に纏めて見出語纏めリスト533を再生成する。そして、再生成した見出語纏めリスト533を基に、各纏め見出語を対応する見出語数とともに表示部300に一覧表示させる。
ROM400Cには、第3実施形態を実現するためのプログラムとして英和辞書検索プログラム450が記憶され、データとして英和辞書DB460が記憶されている。
RAM500Cには、検索文字記憶領域531と、見出語纏めリスト記憶領域532と、纏め判定文字記憶領域534とが形成される。
検索文字記憶領域531には、検索文字が記憶される。図35に、検索文字記憶領域531の構成例を示す。この検索文字記憶領域531には、文字キー203の操作によって入力された検索文字が記憶される。そして、一覧表示されている纏め見出語のうちから、対応する見出語数が「N」以上の纏め見出語が選択されると、この選択された纏め見出語が新たな検索文字として記憶される。同図では、検索文字として「exp」が記憶されている。
見出語纏めリスト記憶領域532には、例えば図34に示した見出語纏めリスト533が記憶される。
纏め判定文字記憶領域534には、1文字の纏め判定文字が記憶される。図36に、纏め判定文字記憶領域534の構成例を示す。同図では、纏め判定文字として文字「a」が記憶されている。
<処理の流れ>
図37は、第3実施形態における英和辞書検索処理の流れを説明するためのフローチャートであり、図39〜図43は、英和辞書検索処理における表示画面例の遷移例を示す図である。また、この英和辞書検索処理は、CPU100Cが英和辞書検索プログラム450を実行することで実現される。
英和辞書検索処理が開始されると、先ず、CPU100Cは、検索文字を入力するための入力画面を表示部300に表示させる。図39は、この時点での表示画面の一例を示す図である。表示画面として入力画面が表示され、この入力画面には、検索文字が表示される入力エリア15が形成されている。
文字キー203の操作により検索文字が入力されると(ステップC1)、CPU100Cは、入力された検索文字を入力画面の入力エリア15に表示するとともに(ステップC3)、その検索文字の文字数を文字数nに設定する(ステップC5)。次いで、英和辞書DB460を検索して、検索文字に前方一致する格納順で先頭の見出語を取得する(ステップC7)。
続いて、CPU100Cは、検索文字が取得見出語に前方一致するか否かを判断し、前方一致するならば(ステップC9:YES)、続いて、取得見出語の(n+1)文字目が纏め判定文字と一致するか否かを判断する。
一致しないならば(ステップC11:NO)、取得見出語を先頭見出語として見出語纏めリスト533に追加する。このとき、見出語数として「1」を、纏め見出語として取得見出語の先頭(n+1)文字を、それぞれ対応付けて追加する(ステップC13)。また、取得見出語の(n+1)文字目を纏め判定文字に設定する(ステップC15)。
一方、取得見出語の(n+1)文字目が纏め判定文字と一致するならば(ステップC11:YES)、見出語纏めリスト533の最後尾の先頭見出語に対応する見出語数を「1」加算した値に更新する(ステップC17)。
続いて、CPU100Cは、英和辞書DB460から、格納順で取得見出語の次の見出語を取得し(ステップC19)、その後、ステップC9に戻る。
ステップC9において、検索文字が取得見出語に前方一致しないならば(ステップC9:NO)、CPU100Cは、見出語纏めリスト533に基づく纏め見出語一覧表示処理を実行する(ステップC21)。
図38は、纏め見出語一覧表示処理の流れを説明するためのフローチャートである。同図によれば、CPU100Cは、先ず、見出語纏めリスト533から先頭の纏め見出語を取得する(ステップD1)。次に、取得した纏め見出語に対応する見出語数を判断し、見出語数が「1」ならば(ステップD3:YES)、その取得纏め見出語を一覧表示に追加して表示部300に表示させる(ステップD5)。また、取得纏め見出語の見出語数が「1」でないならば(ステップD3:NO)、その取得纏め見出語を対応する見出語数とともに一覧表示に追加して表示部300に表示させる(ステップD7)。
続いて、CPU100Cは、見出語纏めリスト533の全ての纏め見出語について上述した処理を終了したか否かを判断し、終了していないならば(ステップD9:NO)、見出語纏めリスト533から次の纏め見出語を取得し(ステップD11)、その後、ステップD3に戻る。一方、見出語纏めリスト533の全ての纏め見出語について終了したならば(ステップD9:YES)、見纏め出語一覧表示処理を終了する。
例えば、図39において、ユーザにより検索文字「exp」が入力されると、図40に示すように、入力エリア15に検索文字「exp」が表示され、この検索文字「exp」に前方一致する各見出語を、その4文字目の文字が一致する見出語毎に纏めた纏め見出語が一覧表示51され、先頭の纏め見出語「exp.」が反転表示52される。この表示画面において、ユーザによるカーソルキー204の例えば上/下方向の操作に応じて、反転表示している見出語がその操作方向の見出語に変更される。
そして、ユーザにより決定キー205が操作されて反転表示している纏め見出語が選択されると(ステップC23)、CPU100Cは、見出語纏めリスト533を参照して、選択された纏め見出語の見出語数を判断する。
選択纏め見出語の見出語数が「1」ならば(ステップC25:YES)、該選択纏め見出語に対応する先頭見出語の説明情報を英和辞書DB460から読み出し、読み出した説明情報を表示した説明情報画面を表示部300に表示させる(ステップC37)。
また、選択纏め見出語の見出語数が「1」より大きいならば(ステップC25:NO)、続いて、その見出語数を所定数「N」と比較する。選択纏め見出語の見出語数が「N」より大きいならば(ステップC27:YES)、その選択纏め見出語を検索文字に置き換え、入力エリア15に表示させる(ステップC29)。その後、ステップC3に戻り、同様の処理を行う。
例えば、図40において、ユーザにより纏め見出語「expe」が選択されると、図41に示すように、入力エリア15に、検索文字「exp」に置き換えてこの選択された纏め見出語「expe」が表示される。そして、この纏め見出語「expe」に前方一致する各見出語を、その先頭から5文字目の文字が一致する見出語毎に纏めた纏め見出語が一覧表示53され、先頭の纏め見出語「exepc」が反転表示54される。
また、選択纏め見出語の見出語数が「N」以下ならば(ステップC27:NO)、その選択纏め見出語を検索文字に置き換え、入力エリア15に表示させる(ステップC31)。次いで、英和辞書DB460から、選択纏め見出語に対応する先頭見出語から格納順に、該選択纏め見出語に対応する見出語数の見出語を抽出し、抽出した各見出語を一覧表示させる(ステップC33)。
例えば、図41において纏め見出語「exper」が選択されると、図42に示すように、入力エリア15に、検索文字「expe」に置き換えてこの選択された纏め見出語「exper」が表示される。そして、この纏め見出語「exper」として纏められた各見出語が一覧表示55され、先頭の見出語「experience」が反転表示56される。
そして、ユーザより、決定キー205が操作されて反転表示している見出語が選択されると(ステップC35)、CPU100Cは、選択された見出語に対応する説明情報を英和辞書DB460から読み出し、読み出した説明情報を表示した説明情報画面を表示部300に表示させる(ステップC37)。
図43は、この時点での表示画面の一例を示す図である。表示画面として説明情報画面が表示され、この説明情報画面には、選択された見出語57と、この見出語57の説明情報58とが表示されている。
以上の処理を行うと、英和辞書検索処理は終了となる。
<作用・効果>
以上、第3実施形態によれば、検索文字を入力すると、入力した検索文字に前方一致する各見出語を先頭(n+1)文字が一致する見出語毎に纏めた纏め見出語が一覧表示され、これらの纏め見出語のうちから何れかを選択すると、その選択した纏め見出語として纏められた見出語数に応じた表示が為される。即ち、纏められた見出語数が「1」である場合、その見出語の説明情報が表示される。また、纏められた見出語数が「1」より大きく且つ所定数「N」以下である場合、該纏められた各見出語が一覧表示され、これらの見出語のうちから何れかを選択すると、その選択した見出語の説明情報が表示される。また、纏められた見出語数が所定数「N」より大きい場合、更に、その纏められた各見出語を先頭(n+2)文字が一致する見出語毎に纏められた纏め見出語が一覧表示される。
即ち、検索したい単語の先頭数文字を入力し、一覧表示された纏め見出語のうちから何れかの纏め見出語を指定し、更に、一覧表示された各見出語のうちから何れかの見出語を指定することができる。これにより、従来のように、例えばカーソルキーを操作して所望の見出語まで表示画面をスクロールさせるといった操作を要することなく、表示される纏め見出語を指定し、続いて表示される見出語を指定するといった簡易な操作で、所望の見出語を迅速に得ることが可能となる。また、纏め見出語が表示画面内に収まるように見出語を適切に纏めることで、纏め見出語及び見出語の選択の際の操作性の向上が実現される。
[変形例]
尚、上述した各実施形態では、本発明を電子辞書に適用した場合を説明したが、辞書機能を有する電子機器(情報表示装置)であれば、例えば携帯電話機やパソコン、PDA(Personal Digital Assistants)等にも同様に適用可能である。
電子辞書の外観例。 第1実施形態における電子辞書の内部構成例。 英和辞書データのデータ構成例。 例文テーブルのデータ構成例。 成句テーブルのデータ構成例。 入力文字列記憶領域の構成例。 検索文字群記憶領域の構成例。 第1実施形態における例文検索処理の流れ図。 例文検索処理中の表示画面例。 例文検索処理中の表示画面例。 例文検索処理中の表示画面例。 例文検索処理中の表示画面例。 例文検索処理中の表示画面例。 例文検索処理中の表示画面例。 例文検索処理中の表示画面例。 成句検索の際の表示画面例。 成句検索の際の表示画面例。 成句検索の際の表示画面例。 成句検索の際の表示画面例。 成句検索の際の表示画面例。 成句検索の際の表示画面例。 第2実施形態における電子辞書の内部構成例。 国語辞書DBのデータ構成例。 検索文字記憶領域の構成例。 見出語候補リストのデータ構成例。 国語辞書検索処理の流れ図。 国語辞書検索処理中の表示画面例。 国語辞書検索処理中の表示画面例。 国語辞書検索処理中の表示画面例。 国語辞書検索処理中の表示画面例。 第3実施形態における電子辞書の内部構成例。 英和辞書DBのデータ構成例。 英和辞書DBに格納されている見出語の一部。 見出語纏めリストのデータ構成例。 検索文字記憶領域の構成例。 纏め判定文字記憶領域の構成例。 英和辞書検索処理の流れ図。 英和辞書検索処理中に実行される見出語一覧表示処理の流れ図。 英和辞書検索処理中の表示画面例。 英和辞書検索処理中の表示画面例。 英和辞書検索処理中の表示画面例。 英和辞書検索処理中の表示画面例。 英和辞書検索処理中の表示画面例。
符号の説明
1A,1b,1C 電子辞書
100A,100B,100C CPU
200 入力部
300 表示部
400A,400B,400C ROM
410 例文検索プログラム
420 英和辞書DB
421 英和辞書データ
422 例文テーブル
423 成句テーブル
430 国語辞書検索プログラム
440 国語辞書DB
450 英和辞書検索プログラム
460 英和辞書DB
500A,500B,500C RAM
511 入力文字列記憶領域
512 検索文字群記憶領域
521 検索文字記憶領域
522 見出語候補リスト記憶領域
523 見出語候補リスト
531 検索文字記憶領域
532 見出語纏めリスト記憶領域
533 見出語纏めリスト
534 纏め判定文字記憶領域

Claims (2)

  1. 複数の見出語を記憶する見出語記憶手段と、
    前記複数の見出語それぞれに対応付けて例文又は成句を含む関連情報を記憶する関連情報記憶手段と、
    ユーザ操作により文字を入力する文字入力手段と、
    この文字入力手段により入力された文字を所定の入力エリアに追加して入力文字列として表示する文字列表示手段と、
    前記文字入力手段により入力された文字が区切り文字であるか否かを判別する区切り文字判別手段と、
    この文字判別手段により、入力された文字が前記区切り文字であると判別された場合に、前記入力エリアに表示された入力文字列を検索文字として追加する検索文字追加手段と、
    この検索文字追加手段により検索文字が追加された後に入力された文字が、前記文字判別手段により前記区切り文字ではないと判別された場合に、前記入力エリアに表示された入力文字列のうちの前記区切り文字の後ろの入力文字列に前方一致する見出語を一覧表示する一覧表示手段と、
    ユーザのカーソルキー操作に応じて、前記一覧表示手段に一覧表示された見出語のうちのいずれかの見出語を反転表示させて、ユーザの選択操作により反転表示された見出語を選択する見出語選択手段と、
    前記見出語選択手段により選択された見出語と、前記検索文字追加手段により追加された検索文字と一致する見出語との双方に対応付けられた関連情報を前記関連情報記憶手段から読み出して表示する制御を行う関連情報表示制御手段と、
    を備える情報表示制御装置。
  2. 表示手段と、文字入力手段と、カーソルキー操作手段と、選択操作手段と、複数の見出語を記憶する見出語記憶手段と、前記複数の見出語それぞれに対応付けて例文又は成句を含む関連情報を記憶する関連情報記憶手段とを備えた電子機器のコンピュータを制御するための情報表示制御プログラムであって、
    前記文字入力手段により入力された文字を前記表示手段の所定の入力エリアに追加して入力文字列として表示する文字列表示機能と、
    前記文字入力機能により入力された文字が区切り文字であるか否かを判別する区切り文字判別機能と、
    この文字判別機能により、入力された文字が前記区切り文字であると判別された場合に、前記入力エリアに表示された入力文字列を検索文字として追加する検索文字追加機能と、
    この検索文字追加機能により検索文字が追加された後に入力された文字が、前記文字判別機能により前記区切り文字ではないと判別された場合に、前記入力エリアに表示された入力文字列のうちの前記区切り文字の後ろの入力文字列に前方一致する見出語を一覧表示する一覧表示機能と、
    前記カーソルキー操作手段によるカーソルキー操作に応じて、前記一覧表示手段に一覧表示された見出語のうちのいずれかの見出語を反転表示させて、前記選択操作手段による選択操作により反転表示された見出語を選択する見出語選択機能と、
    前記見出語選択手段により選択された見出語と、前記検索文字追加手段により追加された検索文字と一致する見出語との双方に対応付けられた関連情報を前記関連情報記憶手段から読み出して表示する制御を行う関連情報表示制御機能と、
    を前記コンピュータに実現させるためのプログラム。
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