JP4839586B2 - 燃料電池システム - Google Patents

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Description

本発明は、燃料電池システムに関する。
燃料電池と2次電池(バッテリー)を有するシステムにおいて、特開平9−231991号公報には、燃料電池の暖機が終了するまでは2次電池からモータに電力を供給し、暖機終了後は燃料電池と2次電池の双方からモータに電力を供給する技術が開示されている。
特開平9−231991号公報
特開平9−231991号公報に開示された技術では、燃料電池の暖機終了後は、燃料電池と2次電池の双方から電力を供給している。しかしながら、2次電池は充放電に起因してその温度が上昇する性質を有しており、温度上昇によって寿命が低下するという問題が発生する。同公報に開示された技術では、2次電池の温度に関しては何ら考慮されていないため、2次電池の温度の上昇を抑えるために2次電池を冷却する手段を設けた場合は、冷却媒体を循環させるためのポンプ、冷却風を送るファン等を駆動するための電力が必要となり、消費電力が増大する虞がある。
この発明は、上述のような問題を解決するためになされたものであり、燃料電池と2次電池とを備えたシステムにおいて、2次電池を冷却する手段の消費電力を増加させることなく、2次電池の温度上昇を抑制することを目的とする。
第1の発明は、上記の目的を達成するため、燃料電池と2次電池の少なくとも一方の電力によって駆動負荷を駆動する燃料電池システムであって、前記2次電池を冷却する冷却手段と、前記2次電池のバッテリー温度を検出する温度検出手段と、前記2次電池のバッテリー温度が所定の第1判定値以上の場合に前記冷却手段により前記2次電池の冷却を行うように、前記冷却手段を制御する冷却制御手段と、前記2次電池のバッテリー温度が前記第1判定値より低い所定の第2判定値以上の場合に、前記2次電池の充放電量を制限する充放電量制御手段と、を備えたことを特徴とする
第2の発明は、第1の発明において、前記2次電池の雰囲気温度を検出する手段を備え、前記充放電量制御手段は、前記2次電池の雰囲気温度が所定の判定値以上の場合に、前記2次電池の充放電量が0となるように制御を行うことを特徴とする。
前記2次電池の雰囲気温度を検出する手段としては、2次電池の温度を直接検出する2次電池温度検出手段、2次電池の温度に影響を与える外気温を検出する外気温検出手段、又は2次電池の充放電状態の履歴等に基づいて2次電池の温度を推定する2次電池温度推定手段であっても良い。
第1の発明によれば、2次電池のバッテリー温度が所定の判定値以上の場合は、2次電池の充放電量を制限するようにしたため、2次電池の内部抵抗による発熱を抑えることができる。これにより、2次電池の温度上昇を抑えることができ、2次電池の長寿命化を達成することができる。また、2次電池を冷却する冷却手段の駆動量を低減できるため、冷却手段の消費電力を最小限に抑えることが可能となる。さらに、充放電制御にかかる第2判定値を冷却制御にかかる第1判定値よりも低い値に設定しておくことで、冷却手段を駆動する以前に2次電池からの電力供給を制限させる制御が可能となり、オーバーシュートを確実に防止することができる。
第2の発明によれば、2次電池の雰囲気温度が所定の判定値以上の場合は、2次電池の充放電量が0となるように制御を行うことで、2次電池の温度上昇を確実に抑えることができる。
以下、図面に基づいてこの発明のいくつかの実施の形態について説明する。尚、各図において共通する要素には、同一の符号を付して重複する説明を省略する。なお、以下の実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る燃料電池システム10を示す模式図である。本実施形態の燃料電池システム10は燃料電池自動車に搭載されるものであって、燃料電池12とバッテリー14を備えている。燃料電池システム10は、燃料電池12とバッテリー14の一方又は双方から電力を供給することで燃料電池自動車を駆動する。
燃料電池12は、例えば固体高分子電解質膜を備えた燃料電池(PEMFC)から成り、電解質膜、アノード、カソード、およびセパレータとから構成されるセルを複数積層して構成される。
燃料電池12は駆動負荷16と接続されている。駆動負荷16は燃料電池自動車を駆動するためのモータを含み、また、燃料電池12にガスを供給するためのコンプレッサー、ランプなどの補機類を含むものである。
また、燃料電池システム10はDC/DCコンバータ18を備えており、バッテリー14はDC/DCコンバータ18を介して燃料電池12および駆動負荷14と接続されている。DC/DCコンバータ18は、バッテリー14からの放電、バッテリー14への充電を制御する機能を有している。
バッテリー14の近傍には、バッテリー14を冷却するための冷却装置20と、バッテリー14の温度を検出するバッテリー温度センサ22が設けられている。冷却装置20は、外気を取り込んでバッテリー14へ送風するファン、外気を取り込んで設定温度以下に冷却してバッテリー14へ送るエアーコンディショナー等から構成されている。バッテリー温度センサ22はバッテリー14の温度を直接検出するものであるが、バッテリー温度センサ22の代わりに、バッテリー14の温度に影響を与える外気温を検出する外気温センサ、又はバッテリー14の充放電状態の履歴等に基づいてバッテリー14の温度を推定するバッテリー温度推定手段を設け、外気温センサ、バッテリー温度推定手段によってバッテリー14の温度を間接的に求めても良い。
図1に示すように、本実施形態の燃料電池システム10は制御装置24を備えている。制御装置24には、燃料電池12、駆動負荷16、DC/DCコンバータ18、冷却装置20、バッテリー温度センサ22の他、大気温度(外気温度)を検出する大気温度センサ26などが接続されている。
燃料電池システム10において、駆動負荷16が必要とする電力(必要電力)が比較的大きい場合に、燃料電池12のみから駆動負荷16へ電力を供給すると、燃料電池12へガスを供給するためのコンプレッサーの駆動量が増大するなどの要因からシステム全体としての効率が低下する場合がある。
このため、本実施形態の燃料電池システム10では、駆動負荷16の必要電力が所定値以下の場合は燃料電池12のみから駆動負荷16へ電力を供給し、駆動負荷16の必要電力が所定値を超えた場合は燃料電池12とバッテリー14の双方から駆動負荷16へ電力を供給するようにしている。これにより、駆動負荷16の必要電力が大きい場合に燃料電池12の発電量を抑えることができ、システムの効率が低下してしまうことを抑止できる。
ところで、燃料電池12とバッテリー14を併用して電力を供給する場合に、バッテリー14から供給する電力量が多くなると、バッテリー16を流れる電流が増大し、バッテリー16の内部抵抗によって発熱が生じる場合がある。そして、バッテリー16の温度上昇によってバッテリー18の寿命が低下してしまう場合がある。
このため、本実施形態の燃料電池システム10では、バッテリー温度センサ22から検出したバッテリー14の温度が所定値を超えている場合は、冷却装置20を作動させてバッテリー16を冷却するようにしている。
また、本実施形態の燃料電池システム10では、バッテリー14の温度上昇を抑えるため、所定の場合に、バッテリー14による駆動負荷16への電力供給を制限し、又はバッテリー14による駆動負荷16への電力供給を停止する制御を行う。具体的には、バッテリー温度センサ22から検出したバッテリー14の温度が所定値を超えている場合は、バッテリー14から駆動負荷16への電力供給を制限し、又は電力供給を停止する。また、大気温度センサ26から検出した大気温度が所定値を超えている場合は、バッテリー14の温度が上昇し易い環境下であると判断できるため、やはりバッテリー16から駆動負荷14への電力供給を制限又は停止する。
このように、バッテリー14の温度又は大気温度に応じてバッテリー14からの電力供給を制限又は停止することで、バッテリー14の内部抵抗による発熱を抑えることができ、バッテリー14の温度上昇を最小限に抑えることができる。これにより、冷却装置20の駆動量、駆動時間を低減することができ、冷却装置20の電力消費を低減することが可能となる。そして、バッテリー14の温度上昇を抑えることで、バッテリー14の寿命が低下してしまうことを確実に抑止できる。
なお、冷却装置20が送風用のファンとエアーコンディショナーの双方を備えている場合、大気温度が比較的低くエアーコンディショナーを使用する必要がない場合(冬場など)は、冷却用のファンのみで冷却を行うことが好適である。これにより、消費電力を抑えることができる。そして、大気温度が比較的高い場合にエアーコンディショナーによる冷却を行うことが好適である。
次に、図2のフローチャートに基づいて、本実施形態の燃料電池システム10における処理の手順を説明する。先ず。ステップS1では、駆動負荷16の必要電力を算出する。駆動負荷の必要電力は、燃料電池自動車のアクセル開度、補機類の使用状況などから算出される。
次のステップS2では、大気温度センサ26から検出した大気温度が第1の判定値以下であるか否かを判定する。大気温度が第1の判定値以下の場合は、バッテリー14の温度が比較的上昇し難い状況であると判断できる。従って、この場合はバッテリー14から電力供給を行う通常の制御が可能であるため、ステップS3へ進む。一方、大気温度が第1の判定値を越えている場合は、バッテリー14の温度が上昇し易い状況にあり、冷却装置20を作動させたとしても冷却装置20の消費電力が大きくなることが想定される。従って、この場合はステップS6へ進み、バッテリー14から駆動負荷16へ供給する電力を0に設定する。
ステップS3では、バッテリー14の温度が第2の判定値以下であるか否かを判定する。バッテリー14の温度が第2の判定値以下の場合はステップS4へ進む。この場合、バッテリー16から電力を供給する通常の制御が可能であるため、ステップS4ヘ進み。一方、バッテリー14の温度が第2の判定値を超えている場合は、バッテリー14からの電力供給を継続すると、温度が更に上昇してバッテリー14の寿命が低下することが想定されるため、ステップS5以降でバッテリーの温度を低下させる処理を行う。
すなわち、ステップS5では、冷却装置20を作動してバッテリー14を冷却する。ステップS5の後はステップS6へ進み、バッテリー14から駆動負荷16へ供給する電力を0に設定する。これにより、バッテリー18の温度上昇を確実に抑えることができる。また、バッテリー14からの電力供給を停止することで、冷却装置20の駆動量を最小限に抑えることができ、冷却装置20の消費電力を最小限に抑えることができる。
ステップS3からステップS4へ進んだ場合は、大気温度が第1の判定値以下であり、且つバッテリー14の温度も第2の判定値以下であるため、バッテリー14から電力を供給する通常の制御を行うことができる。従って、ステップS4では、バッテリー14から駆動負荷16へ供給する電力を算出する。
図3は、ステップS4でバッテリー14からの供給電力を求める際に用いるマップを示している。図3において、横軸は駆動負荷16の必要電力を、縦軸は駆動負荷16の必要電力のうちバッテリー14から供給する電力量を示している。ステップS4でバッテリー14の供給電力を求める際には、ステップS1で算出した必要電力を図3のマップの横軸に当てはめて、マップ特性30から供給電力を算出する。
ここで、必要電力が図3中のP1以下の場合はバッテリー供給電力=0となり、燃料電池12のみから電力を供給する制御が行われる。また、P1<必要電力<P2の場合は、マップ特性30に基づいてバッテリー供給電力が決定される。そして、P2≦必要電力の場合はバッテリー電力が一定値P3に設定され、必要電力が更に増加した場合は燃料電池12からの供給電力が増加される。
このように、P1<必要電力の場合は、必要電力の増加に応じてバッテリー14からの供給電力を増加させるようにしているため、燃料電池12の負担を低減することができ、システム効率の低下を抑えることができる。なお、図3のマップにおけるP3の値は、バッテリー14の充電量又は温度等に応じて可変させることが好適である。
次のステップS7では、燃料電池12から駆動負荷14へ供給する電力量(燃料電池12の発電量)を算出する。ここで、燃料電池12の発電量は、駆動負荷16の必要電力からステップS4で求めたバッテリー14の供給電力を減算した値となる。
次のステップS8では、ステップS7で求めた燃料電池12の発電量に基づいて燃料電池12の運転を制御する。具体的には、ステップS7で求めた発電量に基づいて、燃料電池12への燃料ガス、酸化ガス(空気)の供給量を制御する。
次のステップS9では、ステップS4で求めたバッテリー14の電力が駆動負荷16へ供給されるようにDC/DCコンバータ18を制御する。ステップS9の後は処理を終了する(RETURN)。
なお、図2の処理では、ステップS3で規定される1つの判定値(第2の判定値)に基づいて、ステップS5とステップS6の処理の双方を行うようにしているが、ステップS6の処理を行うための判定値とステップS5の処理を行うための判定値を個別に設定しても良い。この場合、ステップS6の処理を行うための判定値をステップS5の処理を行うための判定値よりも低い値に設定しておくことで、冷却装置20を駆動する以前にバッテリー14からの電力供給を停止させる制御が可能となり、オーバーシュートを確実に防止することができる。
また、ステップS6でバッテリー14から駆動負荷16へ供給する電力を0に設定した場合であっても、過渡運転時等には一時的にバッテリー14から電力を供給する必要が生じる場合がある。この場合は、ステップS9でDC/DCコンバータ18を適宜制御することで、バッテリー14から駆動負荷16へ電力を供給するようにする。これにより、過渡運転時における燃料電池12からの供給電力不足をバッテリー14によって補うことができ、加速のもたつき等の発生を抑止できる。
また、ステップS6では、バッテリー14から駆動負荷16への供給電力を0に設定しているが、供給電力を制限する処理を行っても良い。
以上説明したように実施の形態1によれば、大気温度又はバッテリー14の温度が所定の判定値を超えた場合は、バッテリー14から駆動負荷16への電力の供給を停止するようにしたため、バッテリー14の温度上昇を確実に抑えることができる。これにより、温度上昇に起因してバッテリー14の寿命が低下してしまうことを抑止することができる。また、バッテリー14から駆動負荷16への電力の供給を停止することで、バッテリー14を冷却する冷却装置20の駆動量、駆動時間を最小限に抑えることができ、冷却装置20の消費電力を最小限に抑えることが可能となる。
実施の形態2.
次に、本発明の実施の形態2について説明する。実施の形態2に係る燃料電池システム10の構成は、図1に示した実施の形態1の構成と同様である。実施の形態2は、バッテリー14の温度Tに応じてバッテリー14の作動量を可変するものであり、外気温が高い場合であってもバッテリー14の充放電量が0とならない態様を示している。
図4は、実施の形態2の燃料電池システム10における処理の手順を示すフローチャートである。先ず。ステップS11では、駆動負荷16の必要電力を算出する。駆動負荷の必要電力は、燃料電池自動車のアクセル開度、補機類の使用状況などから算出される。
次のステップS12では、バッテリー14から駆動負荷16へ供給する電力を算出する。ここでは、図3のマップに基づいて、バッテリー14から駆動負荷16へ供給する電力を算出する。
次のステップS13では、バッテリー14の温度Tが低温側判定値(Tα)以下であるか否かを判定する。バッテリー14の温度Tが低温側判定値(Tα)以下の場合は、ステップS14へ進み、係数K=1に設定する。一方、バッテリー14の温度Tが低温側判定値(Tα)を越えている場合は、ステップS15へ進む。
ステップS15では、バッテリー14の温度Tが高温側判定値(Tβ)以上であるか否かを判定する。バッテリー14の温度Tが高温側判定値(Tβ)以上の場合は、ステップS16へ進み、係数K=0に設定する。一方、バッテリー14の温度Tが高温側判定値(Tβ)未満の場合は、ステップS17へ進む。ステップS17では下式から係数Kを算出する。
K=(Tβ−T)/(Tβ−Tα)
ステップS14,S16,S17の後はステップS18へ進む。ステップS18では、燃料電池12から駆動負荷14へ供給する電力量(燃料電池12の発電量)を算出する。ここで、燃料電池12の発電量は、下式から算出される。
(燃料電池発電量)=(必要電力)−(バッテリー供給電力)*K
次のステップS19では、ステップS18で求めた燃料電池12の発電量に基づいて燃料電池12の運転を制御する。具体的には、ステップS18で求めた発電量に基づいて、燃料電池12への燃料ガス、酸化ガス(空気)の供給量を制御する。
次のステップS20では、ステップS12で求めたバッテリー14の電力に係数Kを乗算して得られる電力がバッテリー14から駆動負荷16へ供給されるように、DC/DCコンバータ18を制御する。ステップS20の後は処理を終了する(RETURN)。
図4の処理によれば、バッテリー14の温度Tに応じて係数Kの値が決定される。図5は、図4の処理によって決定される係数Kの値と、バッテリー14の温度Tとの関係を示す特性図である。そして、ステップS12で求めた電力に係数Kを乗算した値がバッテリー14からの供給電力とされる。このように、図4の処理では、バッテリー14の温度Tが低温の場合(T≦Tα)にはK=1として通常にバッテリー14を作動させ、高温の場合(T≧Tβ)にはK=0としてバッテリー14の作動を停止し、中温の場合(Tα<T<Tβ)には温度Tに応じてバッテリー14の作動量を可変する。従って、バッテリー14の温度Tが高いほどバッテリー14の作動量を低下させることができる。これにより、温度上昇によってバッテリーの寿命が低下してしまうことを抑止できる。
以上説明したように実施の形態2によれば、バッテリー14の温度が高い場合ほどバッテリー14の作動量を低下させるため、温度上昇に起因するバッテリー14の寿命低下を抑止することが可能となる。また、バッテリー14の温度が低い場合は、バッテリー14の作動量を増加させるため、必要電力に対して燃料電池12が負担する割合を低減することができる。
本発明の実施の形態1に係る燃料電池システムを示す模式図である。 本発明の実施の形態1に係る燃料電池システムの処理手順を示すフローチャートである。 バッテリーからの供給電力を求める際に用いるマップを示す模式図である。 本発明の実施の形態2に係る燃料電池システムの処理手順を示すフローチャートである。 係数Kの値と、バッテリーの温度Tとの関係を示す特性図である。
符号の説明
10 燃料電池システム
12 燃料電池
14 バッテリー
16 駆動負荷
20 冷却装置
22 バッテリー温度センサ
26 大気温度センサ
24 制御装置

Claims (2)

  1. 燃料電池と2次電池の少なくとも一方の電力によって駆動負荷を駆動する燃料電池システムであって、
    前記2次電池を冷却する冷却手段と、
    前記2次電池のバッテリー温度を検出する温度検出手段と、
    前記2次電池のバッテリー温度が所定の第1判定値以上の場合に前記冷却手段により前記2次電池の冷却を行うように、前記冷却手段を制御する冷却制御手段と、
    前記2次電池のバッテリー温度が前記第1判定値より低い所定の第2判定値以上の場合に、前記2次電池の充放電量を制限する充放電量制御手段と、
    を備えたことを特徴とする燃料電池システム。
  2. 前記2次電池の雰囲気温度を検出する手段を備え、
    前記充放電量制御手段は、前記2次電池の雰囲気温度が所定の判定値以上の場合に、前記2次電池の充放電量が0となるように制御を行うことを特徴とする請求項1記載の燃料電池システム。
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