JP4838938B2 - モジュール式固相抽出プレートアセンブリ - Google Patents
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Description
【技術分野】
本発明は溶液から溶質を抽出するシステム及び方法、特に、固相抽出(SPE)の構成部材及び方法に関する。
【0002】
【発明の背景】
従来の固相抽出方法では、対象となる溶質を溶液から分離する場合、溶液を被覆シリカ粒子のような固相抽出媒体(吸着剤)内へ流すことにより行われていた。96-容器型固相抽出プレートは通常、真空マニフォルド上に載置される。真空マニフォルドは、プレート容器内の吸着剤に対して圧力勾配を形成し、これにより、容器内に液体を流動させる。対象となる溶質は抽出媒体に結合し、他方、残りの溶液は回収容器に流される。ついで、対象となる溶質は、適切な溶剤を抽出媒体に流すことにより回収することができる。
【0003】
典型的な抽出プレートとして、すべての容器に同一の吸着剤を有する一体式の96-容器型プレートがある。この種のプレートの説明については、たとえば、米国特許第5,417,923号, 第5,047,215号, 第5,679,310号及びヨーロッパ特許公報0576602B1を参照されたい。従来の一体式プレートのユーザは、プレートの異なる容器内の吸着剤をカスタマイズすることが実質的にはできなかった。このため、特定の用途に対して種々異なる分析手順や吸着剤を使用して調査しようとするユーザは、単に数個の容器しか必要でない場合でも各テスト条件に対して新しい96-容器型抽出プレートが必要になる場合があった。
【0004】
【発明の概要】
本発明は、回収空間を形成する、真空源に接続された真空マニフォルドと; 回収空間に設けられた複数の回収容器と; マニフォルドに装着され且つ回収空間を被う抽出プレートアセンブリとを含む固相抽出装置を提供する。抽出プレートアセンブリは、マニフォルドに装着されたベースプレートと、該ベースプレートに装着された複数の固相抽出カートリッジとを含む。
【0005】
ベースプレートは上面と底面とを有する。ベースプレート全体に、この上面から底面に亘って複数の開口部が設けられている。各抽出カートリッジは入口と出口とを有する。各カートリッジは、ベースプレートに関してその入口を出口とは反対側に位置させた状態で、ベースプレートの対応する開口部内へ取り外し可能にかみ合わせて動かなくされる。ベースプレートへ抽出カートリッジをかみ合わせて動かなくすることにより、ユーザが、ベースプレートを再利用し、使用済み抽出カートリッジを取り替え、且つ、抽出プレートアセンブリの抽出媒体をカスタマイズすることが可能になる。ベースプレートを再利用することにより、ユーザが使用毎に処分する材料の量を低減させることが可能となる。
【0006】
各カートリッジは、その入口と出口との間に設けられて、入口を介してカートリッジ内へ挿入された液体サンプルから対象となる溶質を抽出するための固相抽出媒体を含む。抽出プレートアセンブリの各カートリッジの抽出媒体はぞれぞれ異なっていてもよい。抽出プレートアセンブリをマニフォルドへ装着したとき、各ベースプレート開口部と各カートリッジ出口は対応する回収容器に面しており、これにより回収容器がカートリッジ出口から液体を受容するよう構成されている。
【0007】
各カートリッジは、嵌め込み(スナップイン)取付けによりベースプレートに対してかみ合わせて動かなくされるのが好ましい。嵌め込み取付けにより、カートリッジのベースプレートへの脱着が比較的容易になるとともに、多数結合したカートリッジをワンタッチで同時にベースプレートへ脱着することが出来る。ベースプレートは各開口部の側壁に形成された窪み孔(counteraperture)を有すると共に各抽出カートリッジは、対応する窪み孔に係合してカートリッジをベースプレート内へ嵌め込むための嵌め込み用隆起部を有するか、或いはまた、各開口部は側壁に隆起部を有すると共に各カートリッジはこの隆起部に係合する対応凹部を有する。
【0008】
前記窪み孔はベースプレートの底面に沿って且つ対応する開口部の底面に設けられて、カートリッジをベースプレートにかみ合わせて動かなくされたときに嵌め込み用隆起部が底面に沿って位置決めされるよう構成するのが好ましい。また、窪み孔を対応する開口部内部に設けて、抽出カートリッジをベースプレートにかみ合わせて動かなくされたとき嵌め込み用隆起部が開口部内部に於いて包囲されるように構成してもよい。ベースプレート縁部に窪み孔を設けると、ベースプレートの機械的安定性の観点から最小窪み孔相互間隔に対する条件が緩和されるので、隣接する開口部間の間隔を比較的小さく出来る。隣接する開口部の間隔を小さくすると、抽出プレートアセンブリの全体寸法によって決められる全体容量の一部としてのカートリッジ流体保持容量を増大させることが出来る。
【0009】
別の実施形態に於いて、各カートリッジはねじ締め方式によってベースプレートにかみ合わせて動かなくされる。この場合、ベースプレートは各開口部内部に螺旋溝を有し、各カートリッジは、この溝に係合してカートリッジをベースプレート内部へねじ締めする、該溝に対応する螺旋ねじ山を有している。
前記抽出プレートアセンブリに於いて、抽出媒体を介する以外には実質的な空気通路は存在しない。取付け接触面によるシール状態が不十分な場合、ガスケットを使用して、各カートリッジとベースプレートとの間の接触面に沿って真空シールを形成することが出来る。ガスケットは好ましくは、ベースプレートの上面とカートリッジのリップ部との間に設けられる。ガスケットは気体がカートリッジの外部、対応するベースプレート開口部へ流出するのを防止する。
本発明は更に、本発明の固相抽出プレートアセンブリ及び抽出装置を製造する方法を提供する。ベースプレート及び抽出カートリッジは、注入成型、押し出し、その他周知の技法により個々に製造される。その後、抽出プレートはベースプレート内にかみ合わせて動かなくされる。この方法により製造された抽出プレートアセンブリはマニフォルドに装着されると共に、流体処理装置の下に設けられる。
【0010】
【詳細な説明】
下記説明に於いて、“真空”という用語は部分真空圧力をも包含するものと理解されたい。“上部”及び“底部”という用語は、ベースプレートの主平面に関する空間的な関係を特徴づける相対的な用語であり、必ずしも重力方向について言及しているわけではない。
以下、本発明の実施形態について説明するが、これは単に例示の目的でなされるものであり、本発明は必ずしもこれらの実施形態に限定されるものではない。
【0011】
図1-Aは本発明の好ましい抽出装置20の斜視図である。図1-B、図1-Cはそれぞれ、抽出装置20の側面断面図と上面図である。抽出装置20は、真空マニフォルド22と、該真空マニフォルド22に装着された抽出プレートアセンブリ26とを含む。抽出プレートアセンブリ26は、真空マニフォルド22に装着されたベースプレート30と、該ベースプレート30に装着された複数の抽出カートリッジ(容器、管)32とを含む。カートリッジ32はベースプレート30にかみ合わせて動かなくされ、これによりユーザが、抽出カートリッジ32を選択的に交換するとともにベースプレート30を再利用することを可能にしている。図1-Bと図1-Cに於いてベースプレート30は、明確に表示するためにハッチングを付されている。抽出プレートアセンブリ26は96個の抽出カートリッジ32を含み、各抽出カートリッジ32はベースプレート30の開口部を貫通しているのが好ましい。
【0012】
図1-Bに示すように、各抽出カートリッジ32は入口31と出口33とを有している。各カートリッジ32は更に、入口31と出口33との間の流体流路内に位置する従来抽出式の固相抽出媒体(図示せず)を含む。抽出カートリッジ32をベースプレート30に装着すると、その入口31と出口33とは、ベースプレート30の両側に位置する。入口31は、ベースプレート30より上部に、カートリッジ32の頂部開口により形成されている。出口33は、ベースプレート30より下部に、カートリッジ32の底部のノズルにより形成されている。従来のロボット式サンプル処理装置(図示せず)が、入口31へサンプルを挿入するように位置決めされる。サンプル処理装置は抽出装置20とカートリッジ32の高さに制約を課する場合がある。
【0013】
マニフォルド22は96-容器型回収プレートを保持する従来式の真空マニフォルドである。マニフォルド22はマニフォルドベース24aと、該マニフォルドベース24aに装着された支持部24bとを含む。空気導管36をマニフォルドベース24aの側壁のひとつに設けて、マニフォルド22内部を、真空ポンプ(図示せず)のような従来式の真空源へ接続するよう構成されている。空気導管36を通る空気流れの方向を矢印38で示している。
【0014】
支持部24bはベースプレート30を受容する矩形の頂部開口を有している。ベースプレート30は支持部24bに装着されている。マニフォルド22と抽出プレートアセンブリ26とで密封空間34を形成しており、この密封空間34は空気導管36と抽出カートリッジ32とを介してのみ外部と接続されている。これについては後で詳述する。空間34を密封するために、マニフォルドベース24aと支持部24bとの間の接触面および、支持部24bとベースプレート30との間の接触面にそれぞれガスケット(図示せず)を設けてもよい。
【0015】
マニフォルド22内の空間34内部に回収プレート40が設けられている。回収プレート40は標準96-容器型回収プレートであってもよい。回収プレート40は複数の回収容器44を含み、各回収容器44はベースプレート30の対応する開口と対応する出口33とに面して位置決めされている。また、各回収容器44は、対応する抽出カートリッジ32を通過してきた液体を受容するように位置決めされている。
【0016】
空気導管36に接続された真空ポンプは、空間34内に部分真空を発生させる。各々が複数の溶質を含む液体サンプルを従来式の自動ピペット(図示せず)により入口31内へ挿入する。カートリッジ32に亘る圧力勾配により、サンプルをカートリッジ32を通して吸引する。カートリッジ32内部の抽出媒体がサンプルから対象となる溶質を捕捉する一方、残りの溶質と溶媒は出口33を介して回収容器44へ移送される。ついで、対象となる溶質を抽出カートリッジ32から溶出することができる。
【0017】
図2-Aは抽出プレートアセンブリ26の要部詳細側面断面図であり、二つの抽出カートリッジ32a、32bとベースプレート30の要部を示している。図2-Bは抽出カートリッジ32aの上面図である。抽出カートリッジ32bは抽出カートリッジ32aと同様の構成である。図2-Aに示すように、カートリッジ32aは全体的に円筒形の流体保持体46aと、該流体保持体46aから下方に延設された先細り出口ノズル60aとを含む。ディスク状あるいは円筒状の固相抽出媒体50aが流体保持体46aの底部のカートリッジ32aの流体流路内に設けられている。抽出媒体50aは従来タイプの固相抽出(SPE)用シリカあるいはポリマーをベースとする吸着剤である。吸着剤用の適切な表面官能基としてシアノ、C1、C2,C4,C8,C18,シクロヘキシル、フェニール等が挙げられる。抽出媒体50aは二つの従来タイプのフリットディスク52a、54aに挟持されている。抽出媒体50aは、カートリッジ32bの抽出媒体50bと異なっていてもよい。
【0018】
フリットディスク52a、54aと抽出媒体50aとにより形成されるフリット吸着複合材はカートリッジ32の内部側壁に対して押圧される。抽出媒体50aとフリットディスク52a、54aは、図2-Bに示すように、カートリッジ32aの流体流路内部へ延設された支持構造体58aにより支持されている。支持構造体58aの水平方向断面はなるべくは十字状であるのが望ましい。支持構造体58aは、液体がカートリッジ32aを通過する際、フリット吸着複合材が出口ノズル60a内部へ垂れ下がるのを防止するよう構成されている。
【0019】
図2-Aに示すように、カートリッジ32aは開口部62aを介してベースプレート30に摺動可能に装着されている。開口部62aはベースプレート30の上面37から底面39へベースプレート30全体を貫通して設けられている。上面37及び底面39は実質的に平面であり、相互に平行な面であるのが好ましいが、全体的に、凹部あるいは突起部を含んでいてもよい。開口部62aは円筒状の穴であり、この穴の内径は、開口部62a内部のカートリッジ32a部分の外径と実質的に等しいことが好ましい。開口部62aは全体的に、正方形、長方形、楕円等の非円形断面であってもよい。
【0020】
開口部62aは、ベースプレート30の底面39に沿って、開口部62aの側壁の底部端部に形成された環状窪み孔(陥没部、凹部)66aを有している。窪み孔66aは開口部62aの縦軸芯に直交する平面内に形成されている。カートリッジ32aはその側壁から突出する嵌め込み用隆起部64aを有する。隆起部64aは窪み孔66aに対応するものである。隆起部64aの表面の少なくとも一部は窪み孔66aに係合して、カートリッジ32aをベースプレート30内へ嵌め込む。隆起部64aの縦方向断面は三角形であるのが好ましい。隆起部64aの上部平面は窪み孔66aに当接して、カートリッジ32aの着脱を容易にしている。隆起部64aの底部平面により、開口部62a内へのカートリッジ32aの挿入を容易にしている。対応する抽出カートリッジを設けていない状態に於いて、開口62cに対するフリー窪み孔66cを示している。
【0021】
PTFE(テフロン)あるいはゴム製のガスケット72aを上面37とカートリッジ32aのリップ部74aとの間に設けている。ガスケット72aはベースプレート30の一部として設けてもよいし、接着剤でベースプレート30に取り付けてもよい。また、ガスケット72aはカートリッジ32aの一部として設けてもよい。ガスケット72aは、気体がカートリッジ32aの外部の開口部62aへ、カートリッジ32aと開口部62aとの側壁の間へ流れ出るのを防止する。ガスケット72aはカートリッジ32aとベースプレート30との接触面に沿って真空シールを形成するので、ベースプレート30に亘る圧力勾配によりカートリッジ32aを通る流体流れを効率よく駆動することができる。リップ部74aは流体保持体46aの上部76aと下部78aの接触面により形成されるのが好ましい。上部76aの左右方向寸法は下部78aより大きい。
【0022】
抽出カートリッジ32aはポリプロピレンのようなプラスティックで形成するのが好ましい。カートリッジ32a用のその他適切な材料としてポリエチレンやPTFEが挙げられる。カートリッジ32aは注入成型にて形成するのが好ましい。その他のカートリッジ32a形成の適切な方法としては押し出し、機械加工などが挙げられる。
96-容器型抽出プレートアセンブリの場合、カートリッジ32aの流体保持容量は数ml程度であり、通常1〜5ml、好ましくは2ml程度である。ベースプレート30の隣接するカートリッジ32の中心間距離はmm〜cmのオーダであり、好ましくは9mm程度である。カートリッジ32aの側壁の一定厚みは数十分の一mmから1mmの程度であり、好ましくは0.5mm程度である。流体保持体46aの上部76aの長さは数cm程度であり、好ましくは38mm程度である。流体保持体46aの外径はmmのオーダであり、好ましくは9mm程度である。その内径はmmのオーダであり、好ましくは8mm程度である。流体保持体46aの下部78aの長さはcmのオーダであり、好ましくは17mm程度である。その外径はmmのオーダであり、好ましくは8mm程度である。その内径はmmのオーダであり、好ましくは7mm程度である。開口部62aの直径は下部78aの外径と等しい。
【0023】
リップ部74aと隆起部64aの中心との間の間隔はmm〜cmのオーダであり、好ましくは6.5mm程度である。隆起部64aの縦方向長さは1mm程度である。ガスケット72aの厚みと、ベースプレート30の上面37から底面39までの間隔との合計は、隆起部64aの中心とリップ部74aとの間隔にほぼ等しい。隆起部64aは、カートリッジ32aの側壁から0.25mm程度突出している。窪み孔66aの深さは好ましくは0.35mm程度である。なお、窪み孔66aは、開口部62aの側壁とベースプレート30の底面39とのそれぞれに対して45°程度の角度をなしている。カートリッジ32aと32bとの間のベースプレート30の幅は好ましくは、開口部62aに沿って1mm程度であり、窪み孔66aの底部では少なくとも0.3mmである。
【0024】
ベースプレート30に対して各カートリッジ32を嵌め込み式に取り付けるので、異なる抽出媒体を有するカートリッジからなる異質の抽出プレートアセンブリ26の組付けを簡単に行える。ユーザは、ベースプレート30とは独立して抽出カートリッジ32を得て抽出プレートアセンブリ26に使用する抽出媒体の配分を選択することができる。異質の抽出プレートアセンブリにより、複数の抽出媒体のテストを同時に簡単に行うことができ、これにより、方法の開発、最適化の研究、異なる抽出媒体の比較を容易に行うことができる。更に、ユーザは、新しいカートリッジ32でベースプレート30を再使用することができるし、或いは、使用しない開口部に詰め物をして利用可能なカートリッジ32の組のみでベースプレート30を使用することもできる。それに反して、従来の一体式抽出プレートを使用しなければならない場合、ユーザは、異なる抽出媒体をテストするためには多数の異なる抽出プレートが必要となる。また、ユーザは、一体式プレートに於ける使用済容器を同定する手段が必要になるであろうし、或いは、特定のテスト方法に対して各一体式プレート内に多数の容器を必要としない場合でも各使用後に一体式プレート全体を処分しなければならない場合もある。
【0025】
ベースプレート30の外表面に沿って窪み孔66aを設けると、隣接するカートリッジ32間の間隔を減少させることが出来る。即ち、隣接する窪み孔間のベースプレート内部側壁はベースプレートに対して十分な機械的安定性を提供する必要があるので、ベースプレート内部に窪み孔を設ける場合、隣接するカートリッジ間の間隔を相対的に大きくしなければならないことがある。つまり、機械的安定性の問題に関しては、内部窪み孔の場合、窪み孔相互間隔を、外部窪み孔の場合よりも大きくする必要があるかもしれない。
【0026】
底面39に沿って窪み孔66aを設けるとともに上面37に沿ってガスケット72aを設けると、ベースプレート30の頂部からのカートリッジ32aの挿入が容易に行える。また、カートリッジ32a及びベースプレート30の製造を容易にするとともにベースプレート30へのカートリッジ32aの挿入を容易にするため、カートリッジ32a,開口部62a,窪み孔66aの横方向横断面は円形であるのが好ましい。更に、カートリッジ32aとベースプレート30の製造を容易にするため、隆起部64aと窪み孔66aとの当接面は平坦な接触面とするのが好ましい。また、ベースプレート30に窪み孔66aを設け且つカートリッジ32に隆起部64aを設けるほうが、ベースプレートに隆起部を設けかつカートリッジに対応する窪みを設ける場合より、カートリッジ32の製造中に使用する型部材の数が少なくてすむ。
【0027】
図3-Aは本発明の別の実施形態に係る抽出カートリッジ132と、対応するベースプレート130の要部側面断面図である。ベースプレート130は、その開口部162の内部に環状窪み孔166を有している。窪み孔166は縦方向断面(図3-Aの平面)に於いて湾曲形状である。カートリッジ132は、窪み孔166に対応する環状隆起部164を有している。隆起部164と窪み孔166の湾曲接触面により、カートリッジ132とベースプレート130との間の嵌合状態を向上させることが出来る。
【0028】
図3-Bは本発明の更に別の実施形態に係る抽出カートリッジ232と、ベースプレート230の要部側面断面図である。ベースプレート230は、ベースプレート230を貫通して延設された開口部262を含む。開口部262は上部262aと下部262bとを含む。上部262aの直径は下部262bよりも大きく設定されている。下部262bに窪み孔266が設けられている。ベースプレート230は、凹部237’を含む上面237を有している。
【0029】
カートリッジ232は流体保持体246と、流体保持体246から下方に伸張する出口ノズル260とを含む。流体保持体246は、出口ノズル260との接触面にリップ部274を形成している。カートリッジ232は更に、出口ノズル260から突起する隆起部264を含む。この隆起部264は窪み孔266に対応するものであり、この窪み孔266と係合してカートリッジ232をベースプレート230にかみ合わせて動かなくする。ガスケット272がリップ部274と凹部237’とに挟持されて、開口部262を密封するとともに、空気がカートリッジ232の外部に流出するのを防止する。
【0030】
カートリッジ232は、接続プレート235により接続された一体式カートリッジ群の一部である。カートリッジ群は同一抽出媒体を有する例えば8ケ〜12ケのカートリッジ組であってもよい。カートリッジ群はベースプレート230に一括して着脱出来るようにしてもよい。カートリッジ群と接続プレート235は個々の成型物により形成してもよい。
図3-Cは本発明の更に別の実施形態に係る抽出カートリッジ332と、対応するベースプレート330の要部側面断面図である。ベースプレート330は、ベースプレート330を貫通して延設された開口部362を含む。開口部362内に螺旋溝366が形成されている。螺旋溝366は開口部362全体に設けられている。カートリッジ332は、その側壁から突出する螺旋ねじ山364を有している。螺旋ねじ山364は螺旋溝366に対応し、この螺旋溝366と係合してカートリッジ332をベースプレート330にねじ締めする。
【0031】
図3-Dは本発明の更に別の実施形態に係る抽出カートリッジ432と、対応するベースプレート430の要部側面断面図である。カートリッジ432は、出口ノズル460から突出する螺旋ねじ山464を有している。螺旋ねじ山464は、開口部462の下部462bに設けた対応螺旋溝466と係合する。出口ノズル460は下部462b全体に設けられている。カートリッジ432の流体保持体446は開口部462の上部462a全体に設けられている。ガスケット472が上部462aの上端部にてベースプレート430上に設けられている。カートリッジ432のリップ部474がガスケット472上に押圧されている。
【0032】
図3-Eは本発明の更に別の実施形態に係る抽出カートリッジ532と、対応するベースプレート530の要部側面断面図である。ベースプレート530はカートリッジ532を受容する開口部562を有している。開口部562の側壁から隆起部564が突出している。カートリッジ532はその側壁に形成された環状窪み部(凹部、ノッチ)566を有し、この窪み部566は隆起部564と係合してカートリッジ532をベースプレート530内に嵌合させる。
【0033】
上記各実施形態は本発明の範囲から逸脱することなく種々に改変され得ることは当業熟練者には明白であろう。例えば、ベースプレートは必ずしも一体構造の成型部材である必要はなく、2個以上の挟まれた平坦な部分を含んでいてもよい。2個以上の窪み孔を使用してもよい。抽出カートリッジをベースプレートへ取り付けるとともにカートリッジとベースプレートとの間に真空シールを設けるために種々の適切な方法があり、例えば、各カートリッジを、ベースプレート内の対応する先細り開口部内へ圧入する方法が挙げられる。各抽出カートリッジを個々の管を介して陽圧力源へ接続することにより、陽圧力を使用してサンプルを抽出カートリッジを通過させることもできる。このように、本発明の範囲は、特許請求範囲及びその法的均相当物により定められるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1-Aは本発明の好ましい抽出装置の斜視図である。
【図2】 図1-Bは図1-Aの装置の側面断面図である。図1-Cは図1-Aの装置の上面図である。
【図3】 図2-Aは本発明の上記好ましい実施形態の、ベースプレートにかみ合わせて動かなくされた二つの抽出容器の側面断面図である。図2-Bは、図2-Aの抽出容器のうちのひとつの上面図である。
【図4】 図3-Aおよび図3-Bは、本発明の他の好ましい実施形態の各々の、ベースプレートに取付けられた抽出容器の側面断面図である。
【図5】 図3-Cおよび図3-Dは、本発明の他の好ましい実施形態の各々の、ベースプレートに取付けられた抽出容器の側面断面図である。
【図6】 図3-Eは、本発明の他の好ましい実施形態の各々の、ベースプレートにかみ合わせて動かなくされた抽出容器の側面断面図である。
Claims (16)
- 液体サンプルから溶質を抽出する固相抽出プレートアセンブリであって、
上面と底面とを有するベースプレートであって、複数の開口部が前記ベースプレートを貫いて、前記上面から前記底面に亘って延び、前記開口部の各々はその内部に窪み孔が設けられているベースプレートと、
各々が入口と出口とを有する複数の嵌め込み式抽出カートリッジであって、各々が、前記ベースプレートに関して前記入口が前記出口と反対側に位置する状態で、前記ベースプレートの対応する開口部に摺動可能に装着される複数の抽出カートリッジとを含み、
前記抽出カートリッジの各々は
対応する窪み孔と係合して前記カートリッジの各々を前記ベースプレート内へ嵌め込ませる嵌め込み用隆起部と、
前記入口と前記出口との間に介装されて、前記入口を介して前記カートリッジの各々の内部へ挿入された液体サンプルから溶質を抽出するための固相抽出媒体とを有する、プレートアセンブリ。 - 前記対応する窪み孔は実質的に、前記ベースプレートの前記底面に沿って、前記対応する開口部の底部端部に設けられており、前記カートリッジの各々が前記ベースプレートにかみ合わせて動かなくされると前記嵌め込み用隆起部が前記ベースプレートの前記底面に沿って位置決めされる、請求項1記載のプレートアセンブリ。
- 前記対応する窪み孔は前記対応する開口部内に設けられており、前記抽出カートリッジの各々が前記ベースプレートにかみ合わせて動かなくされると前記嵌め込み用隆起部が前記対応する開口部内に包囲される請求項1記載のプレートアセンブリ。
- 前記上面と前記カートリッジの各々のリップ部との間に設けられ、前記カートリッジの各々の外部へ、前記対応する開口部を通って気体が流れ出るのを防止するためのガスケットを更に含む請求項1記載のプレートアセンブリ。
- 前記複数の抽出カートリッジは、第一固相抽出媒体を有する第一カートリッジと、前記第一固相抽出媒体とは異なる第二固相抽出媒体有する第二カートリッジとを含む請求項1記載のプレートアセンブリ。
- 液体サンプルから溶質を抽出する固相抽出プレートアセンブリであって、
上面と底面とを有するベースプレートであって、複数の開口部が前記ベースプレートを貫いて、前記上面から前記底面に亘って延びたベースプレートと、
各々が入口と出口とを有する複数の固相抽出カートリッジであって、各々が、前記ベースプレートに関して前記入口が前記出口と反対側に位置する状態で、前記ベースプレートの対応する開口部に脱着可能にかみ合わせて動かなくされる複数の抽出カートリッジとを含み、
前記抽出カートリッジの各々は、前記入口と前記出口との間に介装されて、前記入口を介して前記カートリッジの各々の内部へ挿入された液体サンプルから溶質を抽出するための固相抽出媒体を有し、
前記対応する開口部はその内部に窪み孔を有し、
前記カートリッジの各々は、前記窪み孔に係合して前記カートリッジの各々を前記ベースプレートに嵌め込むための嵌め込み用隆起部を有する、プレートアセンブリ。 - 液体サンプルから溶質を抽出する固相抽出プレートアセンブリであって、
上面と底面とを有するベースプレートであって、複数の開口部が前記ベースプレートを貫いて、前記上面から前記底面に亘って延びたベースプレートと、
各々が入口と出口とを有する複数の固相抽出カートリッジであって、各々が、前記ベースプレートに関して前記入口が前記出口と反対側に位置する状態で、前記ベースプレートの対応する開口部に脱着可能にかみ合わせて動かなくされる複数の抽出カートリッジとを含み、
前記抽出カートリッジの各々は、前記入口と前記出口との間に介装されて、前記入口を介して前記カートリッジの各々の内部へ挿入された液体サンプルから溶質を抽出するための固相抽出媒体を有し、
前記対応する開口部はその内部に螺旋溝を有し、
前記カートリッジの各々は、前記螺旋溝と係合して前記カートリッジの各々を前記ベースプレートにねじ締めする螺旋ねじ山を有する、プレートアセンブリ。 - 液体サンプルから溶質を抽出する固相抽出プレートアセンブリであって、
上面と底面とを有するベースプレートであって、複数の開口部が前記ベースプレートを貫いて、前記上面から前記底面に亘って延びたベースプレートと、
各々が入口と出口とを有する複数の固相抽出カートリッジであって、各々が、前記ベースプレートに関して前記入口が前記出口と反対側に位置する状態で、前記ベースプレートの対応する開口部に脱着可能にかみ合わせて動かなくされる複数の抽出カートリッジとを含み、
前記抽出カートリッジの各々は、前記入口と前記出口との間に介装されて、前記入口を介して前記カートリッジの各々の内部へ挿入された液体サンプルから溶質を抽出するための固相抽出媒体を有し、
前記対応する開口部は突出する隆起部を有し、
前記カートリッジの各々は、前記隆起部と係合して前記カートリッジの各々を前記ベースプレートに嵌め込む凹部を有する、プレートアセンブリ。 - 前記上面と前記カートリッジの各々のリップ部との間に設けられて、気体が前記カートリッジの各々の外部へ、前記対応する開口部を通って流出することを防止するガスケットを更に有する、請求項6記載のプレートアセンブリ。
- 液体サンプルから溶質を抽出する固相抽出装置であって、
真空源に接続され回収空間を形成する真空マニフォルドと、
前記回収空間内部に設けられた複数の回収容器と、
前記真空マニフォルドに装着されるとともに前記回収空間を被うベースプレートであって、前記ベースプレートは上面と底面と複数の開口部とを有し、前記開口部は前記上面から前記底面まで前記ベースプレートを貫いて設けられ、前記開口部の各々は実質的に、前記回収容器の一つと対向して設けられているベースプレートと、
それぞれ入口と出口とを有する複数の固相抽出カートリッジであって、各々が、前記ベースプレートに関して前記入口が前記出口と反対側に位置した状態で且つ前記出口が対応する回収容器に面した状態で、前記ベースプレートの対応する開口部内部へ取り外し可能にかみ合わせて動かなくされるカートリッジであって、前記入口と前記出口との間に設けられて前記入口を介して前記各カートリッジ内部へ挿入された液体サンプルから溶質を抽出する固相抽出媒体を含むよう構成された複数の抽出カートリッジとを有し、
前記対応する開口部はその内部に窪み孔を有し、
前記カートリッジの各々は、前記窪み孔に係合して前記カートリッジの各々を前記ベースプレートに嵌め込むための嵌め込み用隆起部を有する、抽出装置。 - 前記窪み孔は実質的に、前記ベースプレートの前記底面に沿って、前記対応する開口部の底部端部に設けられて、前記カートリッジの各々が前記ベースプレートにかみ合わせて動かなくされると前記嵌め込み用隆起部が前記ベースプレートの前記底面に沿って位置決めされる請求項10記載の装置。
- 前記窪み孔は前記対応する開口部内部に設けられて、前記抽出カートリッジの各々が前記ベースプレートにかみ合わせて動かなくされると前記嵌め込み用隆起部が前記対応する開口部内部に包囲される請求項10記載の装置。
- 前記上面と前記カートリッジの各々のリップ部との間に設けられ、前記カートリッジの各々の外部へ、前記対応する開口部を通って気体が流出すのを防止するためのガスケットを更に含む請求項10記載の装置。
- 前記複数のカートリッジは、第一固相抽出媒体を有する第一カートリッジと、前記第一固相抽出媒体とは異なる第二固相抽出媒体を有する第二カートリッジとを含む、請求項10記載の装置。
- 液体サンプルから溶質を抽出する固相抽出プレートアセンブリの製造方法であって、
上面と底面と有し、複数の開口部が前記上面から前記底面へ亘って貫通して設けられたベースプレートであって、前記開口部の内部に窪み孔を有するベースプレートを設けることと、
各々が入口と出口とを有する複数の固相抽出カートリッジであって、前記入口と前記出口との間に介装されて、前記入口を介して前記カートリッジの各々内部へ挿入された液体サンプルから溶質を抽出するための固相抽出媒体を有し、各抽出カートリッジが、前記窪み孔に係合して各カートリッジを前記ベースプレートに嵌め込むための嵌め込み用隆起部を有する、複数の抽出カートリッジを設けることと、
前記ベースプレートに関して前記入口を前記出口と反対側に位置させた状態で、前記ベースプレートの対応する開口部内に前記カートリッジの各々をかみ合わせて動かなくすることとを含む方法。 - 前記カートリッジの各々をかみ合わせて動かなくすることは、前記カートリッジの各々を前記対応する開口部内部へ嵌め込むことを含む請求項15記載の方法。
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