JP4838167B2 - 照明装置及びこれを用いた帽子 - Google Patents

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本発明は、照明装置及びこれを用いた帽子に関するものである。
従来から、前方に照明光を照射するように照明灯が装着された帽子が提供されている(下記特許文献1,2)。
このような帽子によれば、当該帽子を被った人は、夜間などにおいて、ハンズフリーで自分が見る方向を照明することができ、非常に便利である。
特開2002−367402号公報 実用新案登録第3104825号公報
しかしながら、前記従来の帽子では、帽子を被った人がいずれの方向を見ても常に同じ状態の照明光が照射されるだけであった。
したがって、例えば、夜間において、当該帽子を被った人が対面者と対面しながら手帳にメモを取るような場合、筆記時に手元を見るときも対面者の方を向いて対面者の顔を見るときも、常に同じ照明光が照射されていた。このため、筆記に適した照明光を発する照明灯を用いると、帽子を被った人が対面者を見ると対面者にとっては照明光が非常に眩しくなってしまい、対面者に不快感を与えてしまう。一方、対面者がさほど眩しさを感じないようなソフトな照明光を照射する照明灯を用いると、筆記時には光量が不足するなどの事態を招いてしまう。
帽子を被った人がいずれの方向を見ても常に同じ状態の照明光が照射されることによる不都合は、前述したような例に限定されるものではない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、帽子を被った人がハンズフリーで自分が見る方向を照明することができ、しかも、帽子を被った人がいずれの方向を見ても常に同じ状態の照明光が照射されてしまうことによる不都合を解消することができる、照明装置及びこれを用いた帽子を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明の第1の態様による照明装置は、帽子に装着される照明装置であって、前記帽子の傾斜状態に応じた信号を得る検出手段と、発光部と、前記検出手段からの信号に基づいて、前記帽子を被った人が手元付近を見る際の前記帽子の第1の傾斜状態と前記帽子を被った人が前記第1の状態よりも上側の所定の方向を見る際の前記帽子の第2の傾斜状態とで、前記発光部から互いに異なる状態の照明光が照射されるように前記発光部を作動させる手段と、を備えたものである。
この第1の態様によれば、前記第1の傾斜状態と前記第2の傾斜状態とで異なる状態の照明光が発光部から発せられるので、照明光を照射する各方向に合わせてそれぞれ適切な照明を行うことができる。
本発明の第2の態様による照明装置は、前記第1の態様において、前記所定の方向は、前記帽子を被った人に対面する対面者を照射する方向であり、前記対面者が前記第2の傾斜状態での前記照明光の照射を受けて感じる眩しさが、前記対面者が前記第1の傾斜状態での前記照明光の照射を受けると仮定した場合に感じる眩しさに比べて、低減されるように、前記第1の傾斜状態での照明光の状態と前記第2の傾斜状態での照明光の状態とが異なるものである。
この第2の態様によれば、夜間において、当該帽子を被った人が対面者と対面しながら手帳にメモを取るような場合、筆記時に手元を見るときには筆記に適した照明を行う一方、当該帽子を被った人が顔を上げて対面者を見るときにはより眩しさを感じないソフトな照明光を照射することができる。このように、第2の態様によれば、筆記時に適切な照明を行いつつ、対面者を照明するときの当該対面者の不快感を低減することができる。
なお、前記第1の態様は、前記第2の態様に限定されるものではない。前記第1の態様では、例えば、釣り人が手元を見て針にエサを付ける場合と釣り竿を振り上げたときに竿先を見る場合とで、それぞれに適した互いに異なる照明光を照射することも可能である。
本発明の第3の態様による帽子は、前記第1又は第2の態様による照明装置が実質的に取り外し不能に又は着脱自在に装着されたものである。
帽子を被った人がハンズフリーで自分が見る方向を照明することができ、しかも、帽子を被った人がいずれの方向を見ても常に同じ状態の照明光が照射されてしまうことによる不都合を解消することができる、照明装置及びこれを用いた帽子を提供することができる。
以下、本発明による照明装置及びこれを用いた帽子について、図面を参照して説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態による帽子1を模式的に示す概略左側面図である。図2は、図1に示す帽子1における発光部2が取り付けられたひさし1bの先端側付近を示す図であり、図2(a)は発光部2の折り畳み状態を示し、図2(b)は発光部2の突出状態を示している。図3は、図2(b)中のA矢視図である。ただし、図3では、ブラケット11等の図示は省略している。図4は、図1に示す帽子1に装着された照明装置を示す電気回路図である。
本実施の形態による帽子1は、図1に示すように、本体1aとひさし1bとを有している。この帽子1には、照明装置が実質的に取り外し不能に装着されている。
この照明装置は、図4に示すように、2つのLED3,4を有する発光部2と、帽子1の傾斜状態に応じた信号を得る検出手段としての2つの水銀スイッチ5,6と、ボタン電池等の電池7と、電源スイッチとして作用するマイクロスイッチ8と、LED3,4に流れる電流をそれぞれ制限する抵抗9,10とを備え、これらが図4に示すように配線されて構成されている。
本実施の形態では、発光部2は、ひさし1bの先端側部分の下側に設けられている。発光部1bは、LED3,4の他に、ひさし1bに固定されたブラケット11と、LED3,4を支持するとともにブラケット11に軸支されて図2(a)に示す折り畳み状態と図2(b)に示す突出状態とにし得る支持体12と、を有している。図2及び図3には示していないが、支持体12には、図2(a)に示す折り畳み状態でオフするとともに図2(b)に示す突出状態でオンするマイクロスイッチ8が、設けられている。
本実施の形態では、LED3として、帽子1を被った人が筆記時に手元を見るのに適した照明光を発するものが選定されている。例えば、LED3として、筆記に必要な範囲のみを照射するように照射角度が狭く、かつ、光度が十分に大きい照明光を照射するLEDが、用いられている。一方、LED4としては、帽子1を被った人がその人に対面する対面者の顔を認識できるように前記対面者を照射するとともに、前記対面者がLED4の照明光を受けて感じる眩しさが、前記対面者がLED3の照明光を受けると仮定した場合に感じる眩しさに比べて、低減されるような照明光を照射するものが、選定されている。例えば、LED4として、LED3に比べて、照射角度が広くて光度が低く、ソフトな照明光を照射するものが用いられている。もっとも、LED2,3として同じ特性を持ったLEDを用いても、それら前部に、異なるレンズを設けたり、LED3の前部にのみ散光板等を設けてもよい。
電池7は、図1に示すように帽子1の本体1aの前部の内側に設けられた電池ボックス13内に収容されている。
水銀スイッチ5は、図面には示していないが、図1に示すように帽子1の本体1aの左側部に設けられた第1の角度調整部材14の内側に設けられ、第1の角度調整部材14を回動させることで、水銀スイッチ5の帽子1に対する図1中の紙面に垂直な軸回りの傾斜角度を調整し得るようになっている。同様に、水銀スイッチ6は、図面には示していないが、帽子1の本体1aの右側部に設けられた第2の角度調整部材(図示せず)の内側に設けられ、第2の角度調整部材を回動させることで、水銀スイッチ6の帽子1に対する図1中の紙面に垂直な軸回りの傾斜角度を調整し得るようになっている。もっとも、このような角度調整機構を採用せずに、帽子1に対する水銀スイッチ5,6の角度を固定しておいてもよい。
水銀スイッチ5は、第1の角度調整部材14で設定した基準角度に対して俯角側でオンする一方、当該基準角度に対して仰角側でオフするように、設置されている。これとは逆に、水銀スイッチ6は、第2の角度調整部材で設定した基準角度に対して仰角側でオンする一方、当該基準角度に対して俯角側でオフするように、設置されている。
そして、本実施の形態では、水銀スイッチ5,6の各基準角度が適宜設定されることで、帽子1を被った人が手元付近を見る際の帽子1の第1の傾斜状態では、水銀スイッチ5がオンするとともに水銀スイッチ6がオフする一方、帽子1が被った人が前記第1の状態よりも上側の所定の方向(本実施の形態では、帽子1が被った人に対面する対面者を照射する方向)を見る際の前記帽子の第2の傾斜状態では、水銀スイッチ5がオフするとともに水銀スイッチ6がオンするように、設定される。図4に示すように、水銀スイッチ5がオンするとLED3が点灯し、水銀スイッチ6がオンするとLED4が点灯するように、配線されている。なお、本実施の形態では、図4に示す電気的な接続関係を実現するための配線は、帽子1の内部に設けられているが、図1ではその図示は省略している。
本実施の形態によれば、照明を要しない場合は、図2(a)に示すように、発光部2を折り畳んでおく。この場合、マイクロスイッチ8がオフになるので、水銀スイッチ5,6のオン・オフ状態と無関係に、LED3,4が点灯することはない。
夜間等において照明を要する場合には、図2(b)に示すように、発光部2を下方に突出させる。この場合、マイクロスイッチ8がオンするので、LED3,4は点灯可能となり、それらの点灯状態は水銀スイッチ5,6のオン・オフ状態に依存する。そして、帽子1を被った人が筆記時に手元付近を見ると、水銀スイッチ5がオンする一方水銀スイッチ6がオフするので、LED3のみが点灯し、LED3によって筆記に適した照明がハンズフリーで行われる。これに対し、帽子1を被った人が対面者を見ると、水銀スイッチ5がオフする一方水銀スイッチ6がオンするので、LED4のみが点灯し、LED4によって対面者に眩しさをさほど感じさせないようなソフトな照明がハンズフリーで行われる。
したがって、帽子1を被った人が、対面者と話しをしながらメモを取る際などにおいて、手元を見るときと対面者を見るときとでそれぞれの状況に合わせた最適化された照明が、自動的にハンズフリーで行われる。このため、本実施の形態によれば、帽子を被った人がいずれの方向を見ても常に同じ状態の照明光が照射されてしまうことによる不都合を解消することができる。
本実施の形態では、帽子1の傾斜状態に応じた信号を得る検出手段として2つの水銀スイッチ5,6が用いられていたが、本発明では、検出手段としては任意の角度センサを用いることができる。
また、例えば、図5に示すように、リレー21を用いれば、前記検出手段として水銀スイッチ5のみを用い、水銀スイッチ6を除去してもよい。図5において、21aはリレー21のコイル部、21bはコイル部21aに通電されているときにのみ閉じるリレー21の常開接点、21cはコイル部21aに通電されているときにのみ開くリレー21の常閉接点である。図5は、前記第1の実施の形態を変形した変形例による照明装置を示す電気回路図である。図5において、図4中の要素と同一又は対応する要素には同一符号を付し、その重複する説明は省略する。
なお、本実施の形態では、前述した照明装置は実質的に取り外し不能に帽子1に設けられているが、発光部2、電池ボックス13及び水銀スイッチ5,6などを帽子1に対して着脱自在に設けてもよい。この場合、その着脱構造としては、周知の種々の構造を採用することができる。これらの点は、後述する第2の実施の形態についても同様である。
[第2の実施の形態]
図6は、本発明の第2の実施の形態による帽子1を模式的に示す概略左側面図であり、図6(a)に示す状態と図6(b)に示す状態とでは帽子1に対する発光部2の照射方向の設定が異なっている。図7は、図6(a)中のB矢視図である。図8は、図6に示す帽子1に装着された照明装置を示す電気回路図である。図6乃至図7において、図1乃至図4中の要素と同一又は対応する要素には同一符号を付し、その重複する説明は省略する。本実施の形態が前記第1の実施の形態と異なる所は、以下に説明する点のみである。
本実施の形態では、電池ボックス13は、帽子1の本体1aの後部に設けられている。電池ボックス13には、図4中のマイクロスイッチ8に代えて、手動の電源スイッチ31が設けられている。
本実施の形態では、発光部2は、図6に示すように、帽子1の本体1aの前部に設けられている。また、発光部2は、図7に示すように、1つの筆記時の手元照明用のLED3とその両側に配置された2つの対面者照明用のLED4を有し、これらが支持体32に設けられている。2つのLED4は、全体として、帽子1を被った人がその人に対面する対面者の顔を認識できるように前記対面者を照射するとともに、前記対面者がLED4の照明光を受けて感じる眩しさが、前記対面者がLED3の照明光を受けると仮定した場合に感じる眩しさに比べて、低減されるような照明光を照射するようになっている。
本実施の形態では、発光部2は、帽子1の本体1aに固定された固定板33と、固定板33に対して支持体32を複数段の停止位置で停止し得るように回動可能に支持するクリックストップ機構34と、を有している。本実施の形態では、このクリックストップ機構34によって、帽子1に対する発光部2の照射方向を調整し得るようになっている。もっとも、他の照射方向調整機構を採用してもよいし、照射方向調整機構は必ずしも採用しなくてもよい。
本実施の形態によっても、前記第1の実施の形態と同様の利点が得られる。また、本実施の形態によれば、クリックストップ機構34が採用されているので、使用者の帽子1の被り方に応じて、発光部2の照射方向を調整することができ、好ましい。
なお、発光部2の配置等は、前述した第1及び第2の実施の形態の例に限定されるものではない。例えば、ひさし1bの芯材としてポリカーボネートやアクリル等の導光板を用い、その上下の面に反射材を配置するか反射層を形成し、ひさし1bの根元部分にLED3,4をそれぞれ必要な数だけ設けて、LED3,4からの照明光が前記導光板にガイドされてひさし1bの先端部から外部へ出射するように構成してもよい。
[第3の実施の形態]
図9は、本発明の第3の実施の形態による帽子1及びこれに装着される照明装置40を模式的に示す図である。図9(a)は本実施の形態による帽子1を模式的に示す概略左側面図、図9(b)は図9(a)中の照明装置をに示す拡大概略斜視図である。図9において、図6乃至図8中の要素と同一又は対応する要素には同一符号を付し、その重複する説明は省略する。本実施の形態が前記第2の実施の形態と異なる所は、以下に説明する点のみである。
本実施の形態では、照明装置40の全ての構成要素が1つの筐体41に集約して設けられている。本実施の形態では、発光部は、2つの筆記時の手元照明用のLED3と2つの対面者照明用のLED4から構成されている。水銀スイッチ5,6は、筐体41の両側部に設けられ、その傾斜角度を調整し得るようになっている。この照明装置40の筐体41内には、デジタルスチルカメラ等のカメラが内蔵されている。図9(b)中の51はこのカメラの撮像レンズを示している。このカメラは、照明装置40の電源である電池7によって作動し、図示しない無線によるリモコンからのシャッター指示によって、シャッターが切れるようになっている。もっとも、本発明では、照明装置40にこのようなカメラを設けなくてもよいことは、言うまでもない。
筐体41の上面にはマジックファスナ42が設けられ、このマジックファスナ42を、帽子1のひさし1bの先端側の下面に設けられたマジックファスナ(図示せず)に係合させることで、照明装置40を帽子1に着脱自在に装着し得るようになっている。もっとも、照明装置40の帽子1への取り付け手段は、マジックファスナに限定されるものではない。
本実施の形態によれば、前記第1の実施の形態と同様の利点が得られる他、帽子1にはマジックファスナを設ければよいだけであるので、既存の帽子1にも極めて容易に照明装置40を装着することができるという利点も得られる。
[第4の実施の形態]
図10は、本発明の第4の実施の形態による帽子に装着された照明装置を示す電気回路図である。図10において、図8中の要素と同一又は対応する要素には同一符号を付し、その重複する説明は省略する。
本実施の形態による帽子が前記第2の実施の形態による帽子と異なる所は、以下に説明する点のみである。
図面には示していないが、本実施の形態では、発光部2の支持体32には、1つの筆記時の手元照明用のLED3及び2つの対面者照明用のLED4に代えて、両方の用途を兼用する単一のLED61が設けられている。このLED61としては、照射角度が比較的広いものが用いられている。そして、本実施の形態では、図8中の抵抗9,10に代えて抵抗62,63が設けられ、抵抗62,63が図10に示すように配線されている。抵抗62は、基準角度に対して俯角側でオンする水銀スイッチ5がオンしたときにLED61に流れる電流を制限する。抵抗63は、基準角度に対して仰角側でオンする水銀スイッチ6がオンしたときにLED61に流れる電流を制限する。抵抗62の抵抗値は、抵抗63の抵抗値よりも小さく設定され、それらの値を適切に設定することで、水銀スイッチ5がオンしたときに筆記に必要な光度が十分に大きい照明光がLED61から照射され、水銀スイッチ6がオンしたときに対面者の眩しさが低減されるような照射光がLED61から照射されるようになっている。なお、LED61の数は1つに限定されるものではなく、2つ以上でもよい。この場合、2つ以上のLED61は例えば直列接続しておけばよい。
本実施の形態によれば、夜間等において照明を要する場合には、電源スイッチ31をオンにする。その結果、当該帽子を被った人が筆記時に手元付近を見ると、水銀スイッチ5がオンする一方水銀スイッチ6がオフするので、LED61に比較的大きい電流が流れてLED61が明るく点灯し、LED61によって筆記に適した照明が、ハンズフリーで行われる。これに対し、当該帽子を被った人が対面者を見ると、水銀スイッチ5がオフする一方水銀スイッチ6がオンするので、LED61に比較的小さい電流が流れてLED61が光度を抑えて点灯し、LED61によって対面者に眩しさをさほど感じさせないようなソフトな照明がハンズフリーで行われる。
したがって、本実施の形態によれば、前記各実施の形態と同様に、帽子1を被った人が、対面者と話しをしながらメモを取る際などにおいて、手元を見るときと対面者を見るときとでそれぞれの状況に合わせた最適化された照明が、自動的にハンズフリーで行われる。このため、本実施の形態によっても、帽子を被った人がいずれの方向を見ても常に同じ状態の照明光が照射されてしまうことによる不都合を解消することができる。
また、本実施の形態によれば、LED61の数が1つですむので、コストダウンと小型化を図ることができる。
なお、前記第2の実施の形態を変形して照明装置の全ての構成要素を1つの筐体に集約して前記第3の実施の形態を得たのと同様に、本実施の形態を変形して照明装置の全ての構成要素を1つの筐体に集約してもよい。
以上、本発明の各実施の形態及び変形例について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではない。
例えば、前述した各実施の形態では発光部の光源としてLEDを用いられていたが、他の光源を用いてもよい。
また、前述した各実施の形態は、夜間等において当該帽子を被った人が対面者と対面しながら手帳にメモを取るのに適したものであったが、本発明による照明装置及び帽子はこのような用途に限定されるものではない。例えば、本発明では、釣り人が手元を見て針にエサを付ける場合と釣り竿を振り上げたときに竿先を見る場合とで、それぞれに適した互いに異なる照明光を照射するように構成してもよい。
さらに、前述した各実施の形態では、傾斜状態に応じて2段階に照明光の状態が切り替わるように構成されていたが、本発明では、用途によっては、傾斜城田いに応じて3段階以上に照明光の状態が切り替わるように構成してもよい。
本発明の第1の実施の形態による帽子を模式的に示す概略左側面図である。 図1に示す帽子における発光部が取り付けられたひさしの先端側付近を示す図である。 図2(b)中のA矢視図である。 図1に示す帽子に装着された照明装置を示す電気回路図である。 本発明の第1の実施の形態を変形した変形例による照明装置を示す電気回路図である。 本発明の第2の実施の形態による帽子を模式的に示す概略左側面図である。 図6(a)中のB矢視図である。 図6に示す帽子に装着された照明装置を示す電気回路図である。 本発明の第3の実施の形態による帽子及びこれに装着される照明装置を模式的に示す図である。 本発明の第4の実施の形態による帽子に装着された照明装置を示す電気回路図である。
符号の説明
1 帽子
2 発光部
3,4,61 LED
5,6 水銀スイッチ

Claims (2)

  1. 帽子に装着される照明装置であって、
    前記帽子の俯角側及び仰角側の傾斜角度を示す信号を得る検出手段と、
    発光部と、
    前記検出手段からの信号に基づいて、前記帽子を被った人が手元付近を見る際の前記帽子の第1の傾斜状態と前記帽子を被った人が前記第1の状態よりも上側の所定の方向を見る際の前記帽子の第2の傾斜状態とで、前記発光部から互いに異なる光度の照明光が照射されるように前記発光部を作動させる手段と、
    を備え
    前記所定の方向は、前記帽子を被った人に対面する対面者を照射する方向であり、
    前記発光部を作動させる前記手段は、前記対面者が前記第2の傾斜状態での前記照明光の照射を受けて感じる眩しさが、前記対面者が前記第1の傾斜状態での前記照明光の照射を受けると仮定した場合に感じる眩しさに比べて、低減されるよう、前記第2の傾斜状態での照明光の光度が前記第1の傾斜状態での照明光の光度よりも低くなるように、前記発光部を作動させる、
    とを特徴とする照明装置。
  2. 請求項1記載の照明装置が取り外し不能に又は着脱自在に装着されたことを特徴とする帽子。
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