JP4836984B2 - レンズ、レンズ装着基材、および照明装置 - Google Patents

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Description

本発明は、脚体を備えるレンズ、このようなレンズが装着されるレンズ装着基材、およびレンズとレンズ装着基材とを備える照明装置に関する。
レンズと光源とを組み合わせた照明装置が提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2参照。)。このような従来の照明装置では、所望の配光特性を実現するための技術が提案されている。
例えば特許文献1では、光源に対するレンズの曲率半径を必要に応じて異ならせることによって所望の配光特性を実現すること提案されている。また、特許文献2では、レンズの曲率半径を一定とし、光源とレンズとの間にスペーサを介在させることによって所望の配光特性を実現することが提案されている。
特許文献1に開示された技術では、異なる配光特性を得るために曲率半径を調整して異なる曲率半径を有する複数のレンズを準備する必要があることから、部品点数の増加、製造コストの増加が生じ、生産性の良い安価な照明装置を実現することはできないという問題があった。
また、特許文献2に開示された技術では、スペーサを介在させることから、曲率半径が異なる複数のレンズを準備する必要はなくなるが、スペーサを必要とすることから、部品点数が増加するという問題が残り、また、スペーサの位置合わせ作業が必要になるという問題があった。
実公平7−44029号公報 特開2007−258114号公報
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、脚体を備えるレンズであって、脚体にレンズ装着基材に係合する段差部を設けることにより、レンズ装着基材に対する脚体の係合位置を光軸方向で変更して、レンズ装着基材に対するレンズの位置を光軸方向で異ならせ、異なる配光特性を容易に得ることができるレンズを提供することを目的とする。
また、本発明は、段差部が形成された脚体を備えるレンズが装着されるレンズ装着基材であって、段差部に対応させた複数種類の形状とした係合部を設けることにより、レンズ装着基材に係合されるレンズの脚体の係合位置を光軸方向で変更して同一のレンズで異なる配光特性を実現することが可能なレンズ装着基材を提供することを他の目的とする。
また、本発明は、照明装置であって、本発明に係るレンズおよびレンズ装着基材とを備えることにより、レンズ装着基材に対するレンズの位置を光軸方向で異ならせて異なる配光特性を容易かつ高精度に実現できる安価な照明装置を提供することを他の目的とする。
本発明に係るレンズは、光源から入射した光の配光を画定するレンズ部と、該レンズ部から延長されレンズ装着基材に係合されて前記レンズ部を支持する脚体とを備えるレンズであって、前記脚体は、レンズ装着基材が有する係合部の形状に対応させた段差部を備え、正三角形の頂点を構成するように3個配置されていることを特徴とする。
この構成により、レンズ装着基材に対する脚体の係合位置を変更することが可能となり、レンズ装着基材に対する脚体の係合位置を光軸方向で変更して光源に対するレンズ部の位置を光軸方向で異ならせることが可能となるので、同一のレンズで異なる配光特性を容易に得ることができる。
本発明に係るレンズでは、前記レンズ部は、複数設けてあることを特徴とする。
この構成により、配光範囲を拡大して大型の照明装置を構成することが可能なレンズとすることができる。
本発明に係るレンズ装着基材は、光源から入射した光の配光を画定するレンズ部と該レンズ部から延長され前記レンズ部を支持する脚体とを備え、正三角形の頂点を構成するように前記脚体が3個配置されたレンズが装着されるレンズ装着基材であって、前記脚体が係合される係合部を備え、該係合部は、前記脚体が有する段差部に対応させた複数種類の形状を備えることを特徴とする。
この構成により、レンズ装着基材に係合されるレンズの脚体の係合位置を光軸方向で変更することが可能となり、同一のレンズに対して異なる配光特性を持たせることができる。
本発明に係る照明装置は、光源と該光源に対向して配置されたレンズとが装着されたレンズ装着基材を備える照明装置であって、前記レンズは、本発明に係るレンズであり、前記レンズ装着基材は、本発明に係るレンズ装着基材であることを特徴とする。
この構成により、レンズ装着基材に対するレンズの脚体の係合位置を変更して光源に対するレンズ部の位置を光軸方向で異ならせることが可能となるので、異なる配光特性を容易かつ高精度に実現できる安価な照明装置とすることができる。
本発明に係るレンズによれば、光源から入射した光の配光を画定するレンズ部と、レンズ部から延長されレンズ装着基材に係合されてレンズ部を支持する脚体とを備え、脚体は、レンズ装着基材が有する係合部の形状に対応させた段差部を備える構成とすることから、レンズ装着基材に対する脚体の係合位置を変更し、レンズ装着基材に対する脚体の係合位置を光軸方向で変更して光源に対するレンズ部(レンズ)の位置を光軸方向で異ならせることが可能となるので、同一のレンズで異なる配光特性を容易に得ることができるという効果を奏する。
また、本発明に係るレンズ装着基材によれば、光源から入射した光の配光を画定するレンズ部とレンズ部から延長されレンズ部を支持する脚体とを備えるレンズが装着され、脚体が係合される係合部を備え、係合部は、脚体が有する段差部に対応させた複数種類の形状を備えることから、レンズ装着基材に係合されるレンズの脚体の係合位置を光軸方向で変更することが可能となり、同一のレンズに対して異なる配光特性を持たせることができるという効果を奏する。
また、本発明に係る照明装置によれば、光源と該光源に対向して配置されたレンズとが装着されたレンズ装着基材を備える照明装置であって、レンズは、本発明に係るレンズであり、レンズ装着基材は、本発明に係るレンズ装着基材とすることから、レンズ装着基材に対するレンズの脚体の係合位置を変更して光源に対するレンズ部(レンズ)の位置を光軸方向で異ならせることが可能となるので、異なる配光特性を容易かつ高精度に実現できる安価な照明装置とすることができるという効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
<実施の形態1>
図1および図2に基づいて、本実施の形態に係るレンズ、レンズ装着基材、および照明装置について説明する。
図1は、本発明の実施の形態1に係るレンズを説明する説明図であり、(A)は光が放射される側を見た平面図、(B)は底面図、(C)は(A)の矢符C方向から透視的に見た側面図である。
本実施の形態に係るレンズ1は、光源3(図2参照)から入射した光の配光を画定するレンズ部11と、レンズ部11から延長されレンズ装着基材2(図2参照)に係合されてレンズ部11を支持する脚体12とを備えるレンズ1である。なお、光源3は、例えば発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)で構成することが可能である。
また、脚体12は、レンズ装着基材2が有する係合部21(図2参照)の形状に対応させた段差部13を備える。
したがって、レンズ装着基材2に対する脚体12の係合位置を変更することが可能となり、レンズ装着基材2に対する脚体12の係合位置を光軸Lax(図2参照)方向で変更して光源3に対するレンズ部11(レンズ1)の位置を光軸Lax方向で異ならせることが可能となるので、同一のレンズ1で異なる配光特性Lc(図2参照)を容易に得ることができる。
つまり、従来技術で必要とされたスペーサのような追加の部材が不要となり、部品を低減して組立の容易化、安定化、低コスト化を図ることが可能となる。
レンズ1は、例えば合成樹脂で形成され、レンズ部11と脚体12とは一体成形してある。したがって、所望するレンズ部11、脚体12の形状を容易に形成することができる。
レンズ1の形状は、図上ではコリメータレンズとして示したが、どのような形状のものであっても適用することが可能であり、例えば、凸レンズ、凹レンズなどとすることが可能である。
脚体12は、例えば円柱状としてあり、根元部(レンズ部11側)の径を大きくし、先端部の径を小さくすることによって、段差部13を形成してある。段差部13の形成は、その他種々の形態によって実現することが可能である。
例えば、円柱状ではなく、角柱状とした場合には、辺の大きさを大小の組み合わせとすることによって段差部13を形成することができる。また、同種の形状の組み合わせに限らず、例えば、根元部から順に、円柱、四角柱、三角柱とすることによっても段差部13を形成することが可能である。なお、その他の多角形、楕円形などを適用することが可能である。
なお、脚体12は、レンズ1に対して3個以上配置することが安定性の面からは望ましいが、少なくとも1個あれば光軸Lax方向での位置決めをすることは可能である。また、脚体12を3個以上とする場合は、正多角形の頂点位置に配置されるようにすることが望ましい。正多角形の頂点に対応させて配置することによって、係合部21に対する脚体12の位置決めを容易にすることが可能となる。
例えば、脚体12を3個配置する場合は、脚体12が正三角形の頂点を構成するように配置することによって、光源3に対するレンズ1の位置を中心に固定した状態でレンズ1を光源3の周囲で回転させるだけで、係合部21に対する光軸Lax方向での位置を変更することが可能となる(図5参照)。
図2は、本発明の実施の形態1に係る照明装置およびレンズ装着基材の構成概要を透視的に示す透視側面図であり、(A)は光源が光源収容部に収容された状態となるようにレンズがレンズ装着基材に装着された場合であり、(B)は光源が光源収容部から離れた状態となるようにレンズがレンズ装着基材に装着された場合である。
本実施の形態に係る照明装置4は、光源3と、光源3に対向して配置されたレンズ1と、レンズ1が装着されたレンズ装着基材2とを備える。また、本実施の形態に係るレンズ装着基材2は、光源3が装着された状態としてある。なお、レンズ1は、図1に示したとおりのものである。
また、本実施の形態に係るレンズ装着基材2は、光源3から入射した光の配光を画定するレンズ部11とレンズ部11から延長されレンズ部11を支持する脚体12とを備えるレンズ1が装着されている。また、レンズ装着基材2は、脚体12が係合される係合部21を備え、係合部21は、脚体12が有する段差部13に対応させた複数種類の形状を備える。
したがって、レンズ装着基材2に係合されるレンズの脚体12の係合位置を光軸Lax方向で変更することが可能となり、同一のレンズに対して異なる配光特性Lcを持たせることができる。
例えば、図2(A)の場合では、脚体12の段差部13は、レンズ装着基材2が有する第1係合部21fで係合され、光源3を光源収容部11sに収容した状態としてある。また、図2(B)の場合では、脚体12の段差部13は、レンズ装着基材2が有する第2係合部21sで係合され、光源3を光源収容部11sから離した状態としてある。つまり、係合部21は、第1係合部21fおよび第2係合部21sという複数種類の形状を備える。
第1係合部21fは、段差部13をレンズ装着基材2の板厚方向の中間で係合させる形状(例えば段差部13に対応する2段階の径を有する円管状の穴)としてあり、また、第2係合部21sは、段差部13をレンズ装着基材2の表面で係合させる形状(例えば円管状の貫通穴)としてある。なお、第1係合部21fおよび第2係合部21sを特に区別する必要が無い場合は、以下、単に係合部21とすることがある。
本実施の形態では、脚体12は、図1で示したとおり円柱状としてあることから、係合部21は、上述したとおり、円柱状に対応する形状(円管状)の開口によって構成してある。係合部21の形状はこれに限るものではなく、段差部13を係合させることが可能な形状であればどのような形状であっても良い。
段差部13を係合部21で変更することが可能となることから、光源3とレンズ1の間隔を変更することが可能となる。したがって、光源3からレンズ1に入射した光は、レンズ部11の作用を受けて所定の方向に配光された光線Ldとなる。
レンズ1と光源3(レンズ装着基材2)との間隔を短い間隔Dsとした場合(例えば図3(A))は、配光角は大きい配光角θwとなり、レンズ1と光源3(レンズ装着基材2)との間隔を長い間隔Dfとした場合(例えば図3(B))は、配光角は小さい配光角θnとなる。
したがって、レンズ装着基材2に対するレンズ1の脚体12の係合位置を変更して光源3に対するレンズ部11(レンズ1)の位置を光軸Lax方向で異ならせることが可能となるので、異なる配光特性Lcを容易かつ高精度に実現できる安価な照明装置4とすることができる。
また、光源3は、レンズ装着基材2に装着した状態としてある。したがって、レンズ1と光源3との位置関係を高精度に維持することが可能となることから、高精度で信頼性の高い配光特性Lcを実現することができる。なお、光源3をレンズ装着基材2とは別に配置することも可能である。
また、第1係合部21f、第2係合部21sは、レンズ装着基材2の平面上で適宜レイアウトすることが可能である。具体的なレイアウト例については、図5でさらに説明する。
<実施の形態2>
図3に基づいて、本実施の形態に係るレンズ、レンズ装着基材、および照明装置について説明する。
図3は、本発明の実施の形態2に係るレンズ、レンズ装着基材、照明装置の構成概要を一部透視的に示す部分透視側面図であり、(A)は光源とレンズ部との間隔が短くなるようにレンズがレンズ装着基材に装着された場合であり、(B)は光源とレンズ部との間隔が長くなるようにレンズがレンズ装着基材に装着された場合である。
本実施の形態に係るレンズ1、レンズ装着基材2、照明装置4の基本構成は、実施の形態1の場合と同様であるので主に異なる事項について説明する。
本実施の形態に係るレンズ1が有する脚体12は、第1段差部13fおよび第2段差部13sの2つ(複数)の段差部13を有する。以下、第1段差部13fおよび第2段差部13sを区別する必要が無い場合は、単に段差部13とすることがある。第1段差部13fは、段差部13の根元部に近く径が大きい位置に配置され、第1段差部13sは、段差部13の先端部に近く径が小さい位置に配置されている。
また、レンズ装着基材2が有する係合部21は、段差部13に対応させて形成してある。つまり、第1段差部13fに対応する第1係合部21f、第2段差部13sに対応する第2係合部21sを備える。係合部21を例えば円柱状とした場合は、係合部21は、円管状として構成することができる。
第1段差部13fと第1係合部21fとを係合させた場合は、レンズ1と光源3との間隔は、短い間隔Dsとなり(図3(A))、また、第2段差部13sと第2係合部21sとを係合させた場合は、レンズ1と光源3との間隔は、短い間隔Dsに比較して長い間隔Dfとなる(図3(B))。
したがって、同一の光源3からレンズ1に入射した光がレンズ部11によって配光される場合、間隔Dsに設定された照明装置4では、大きい配光角θwの配光特性Lcを実現することが可能となる(図3(A))。また、間隔Dfに設定された照明装置4では、小さい配光角θnの配光特性Lcを実現することが可能となる(図3(B))。
段差部13を2個として説明したが、さらに個数を増やすことも可能である。個数を増やすことによってより配光特性をより精細に調整することができる。
<実施の形態3>
図4に基づいて、本実施の形態に係るレンズについて説明する。
図4は、本発明の実施の形態3に係るレンズの構成概要を斜め上方から見て示す斜視図である。
本実施の形態に係るレンズ1の基本構成は、実施の形態1、実施の形態2で示したレンズ1と同様であるので、主に異なる事項について説明する。
本実施の形態に係るレンズ1では、レンズ部11を複数設けてある。したがって、配光範囲を拡大して大型の照明装置4を構成することが可能なレンズとすることができる。
つまり、レンズ部11の配置状態に関係なく、レンズ1のレンズ装着基材2に対する位置を調整することが可能となり、段差部13に応じた配光特性Lcを実現することが可能となる。
なお、レンズ1に対するレンズ装着基材2、光源3、照明装置4の関係は実施の形態1、実施の形態2の場合と同様とすることが可能であるので説明は省略する。
<実施の形態4>
図5に基づいて、本実施の形態に係るレンズ、レンズ装着基材、および照明装置について説明する。
図5は、本発明の実施の形態4に係るレンズ装着基材の構成概要を説明する説明図であり、(A)は平面図、(B)は(A)の矢符B−B方向での断面図、(C)はレンズを光源から離してレンズ装着基材に装着したときの(A)の矢符B−B方向での断面図、(D)はレンズに光源を収容させてレンズ装着基材に装着したときの(A)の矢符B−B方向での断面図である。
本実施の形態に係るレンズ1、レンズ装着基材2、照明装置4の基本構成は、実施の形態1ないし実施の形態3の場合と同様であるので、主に異なる事項について説明する。なお、レンズ1の内部構造は適宜省略する。
本実施の形態に係るレンズ装着基材2では、例えばLEDで構成された光源3が予め装着してある。また、光源3の周囲には、2種類の係合部21(第1係合部21fおよび第2係合部21s)が配置位置DPに対応させて配置、形成してある。
レンズ1の脚体12は、図1で示したとおり、正三角形の頂点を構成するように配置してある。また、配置位置DPは、円に対応させてあり、第1係合部21fおよび第2係合部21sは、正三角形の頂点に対応させて配置位置DPに重畳させてある。したがって、第1係合部21fに対してレンズ1を係合させた場合と、第2係合部21sに対してレンズ1を係合させた場合とで、光源3に対するレンズ1の位置関係を同一とすることが可能となる。
図5(C)の場合は、段差部13を第2係合部21sで係合させた状態としてある。また、図5(D)の場合は、段差部13ではなく、脚体12の根元部を第1係合部21fで係合させた状態としてある。
したがって、図5(C)の場合は、小さい配光角θnとして狭い配光特性Lc(図2、図3参照)とすることが可能となり、また、図5(D)の場合は、大きい配光角θwとして広い配光特性Lc(図2、図3参照)とすることが可能となる。
なお、段差部13は、脚体12の途中に形成することが望ましいが、本実施の形態の場合のように、レンズ部11に対する脚体12の突出状態を段差部として利用することも可能である。したがって、段差部13は、脚体12に対して少なくとも途中に1箇所配置してあれば良い。
第1係合部21fに対する第2係合部21sのシフト角度は、対称性を考慮して60度としたが、例えば90度など適宜設定することが可能である。
<実施の形態5>
図6、図7に基づいて、本実施の形態に係るレンズ、レンズ装着基材、および照明装置について説明する。
図6は、本発明の実施の形態5に係るレンズ装着基材での係合部のレイアウト例を説明する平面図である。
図7は、図6のレンズ装着基材にレンズを装着した場合の配光特性の例を示す説明図であり、(A)はレンズ装着基材に対して中央のレンズを他のレンズに比較して離して装着した状態を示し、(B)は(A)の場合に得られる配光特性を示し、(C)はレンズ装着基材に対して中央のレンズを他のレンズに比較して近づけて装着した場合に得られる配光特性を示す。なお、図7では、図面を見やすくするために脚体12は省略してある。
本実施の形態に係るレンズ1、レンズ装着基材2、照明装置4の基本構成は、実施の形態1ないし実施の形態4の場合と同様であるので、主に異なる事項について説明する。
本実施の形態に係るレンズ装着基材2は、例えば3個のレンズ1を直線上に並べて装着することが可能なように係合部21を形成してある(図6)。それぞれの係合部21は、実施の形態4で説明したとおりであるので説明は省略する。
3個並置したレンズ1の内で両端に配置されたレンズ1は、レンズ装着基材2に対する間隔を短い間隔Dsとし、中央に配置されたレンズ1は、レンズ装着基材2に対する間隔を長い間隔Dfとしてある(図7(A))。したがって、両端に配置されたレンズ1は、大きい配光角θwとなって広い配光特性Lcを実現し、中央に配置されたレンズ1は、小さい配光角θnとなって狭い配光特性Lcを実現する(図7(B))。
また、図7(A)の場合とは逆に、両端に配置されたレンズ1を、レンズ装着基材2に対する間隔を長い間隔Dfとし、中央に配置されたレンズ1は、レンズ装着基材2に対する間隔を短い間隔Dsとした場合は、図7(B)とは逆のパターンの配光特性Lcが得られる(図7(C))。
つまり、係合部21に対する脚体12(段差部13)の位置を調整することによって、各レンズ1のレンズ装着基材2に対する間隔を極めて容易に変更することが可能となり、単一特性のレンズ1を用いて異なる配光特性Lcを有する照明装置4を実現することができる。
本発明の実施の形態1に係るレンズを説明する説明図であり、(A)は光が放射される側を見た平面図、(B)は底面図、(C)は(A)の矢符C方向から透視的に見た側面図である。 本発明の実施の形態1に係る照明装置およびレンズ装着基材の構成概要を透視的に示す透視側面図であり、(A)は光源が光源収容部に収容された状態となるようにレンズがレンズ装着基材に装着された場合であり、(B)は光源が光源収容部から離れた状態となるようにレンズがレンズ装着基材に装着された場合である。 本発明の実施の形態2に係るレンズ、レンズ装着基材、照明装置の構成概要を一部透視的に示す部分透視側面図であり、(A)は光源とレンズ部との間隔が短くなるようにレンズがレンズ装着基材に装着された場合であり、(B)は光源とレンズ部との間隔が長くなるようにレンズがレンズ装着基材に装着された場合である。 本発明の実施の形態3に係るレンズの構成概要を斜め上方から見て示す斜視図である。 本発明の実施の形態4に係るレンズ装着基材の構成概要を説明する説明図であり、(A)は平面図、(B)は(A)の矢符B−B方向での断面図、(C)はレンズを光源から離してレンズ装着基材に装着したときの(A)の矢符B−B方向での断面図、(D)はレンズに光源を収容させてレンズ装着基材に装着したときの(A)の矢符B−B方向での断面図である。 本発明の実施の形態5に係るレンズ装着基材での係合部のレイアウト例を説明する平面図である。 図6のレンズ装着基材にレンズを装着した場合の配光特性の例を示す説明図であり、(A)はレンズ装着基材に対して中央のレンズを他のレンズに比較して離して装着した状態を示し、(B)は(A)の場合に得られる配光特性を示し、(C)はレンズ装着基材に対して中央のレンズを他のレンズに比較して近づけて装着した場合に得られる配光特性を示す。
符号の説明
1 レンズ
2 レンズ装着基材
3 光源
4 照明装置
11 レンズ部
11s 光源収容部
12 脚体
13 段差部
13f 第1段差部
13s 第2段差部
21 係合部
21f 第1係合部
21s 第2係合部
Df 間隔
Ds 間隔
DP 配置位置
Lax 光軸
Lc 配光特性
Ld 光線
θn 配光角
θw 配光角

Claims (4)

  1. 光源から入射した光の配光を画定するレンズ部と、該レンズ部から延長されレンズ装着基材に係合されて前記レンズ部を支持する脚体とを備えるレンズであって、
    前記脚体は、レンズ装着基材が有する係合部の形状に対応させた段差部を備え、正三角形の頂点を構成するように3個配置されていること
    を特徴とするレンズ。
  2. 請求項1に記載のレンズであって、
    前記レンズ部は、複数設けてあること
    を特徴とするレンズ。
  3. 光源から入射した光の配光を画定するレンズ部と該レンズ部から延長され前記レンズ部を支持する脚体とを備え、正三角形の頂点を構成するように前記脚体が3個配置されたレンズが装着されるレンズ装着基材であって、
    前記脚体が係合される係合部を備え、
    該係合部は、前記脚体が有する段差部に対応させた複数種類の形状を備えること
    を特徴とするレンズ装着基材。
  4. 光源と該光源に対向して配置されたレンズとが装着されたレンズ装着基材を備える照明装置であって、
    前記レンズは、請求項1または請求項2に記載のレンズであり、
    前記レンズ装着基材は、請求項3に記載のレンズ装着基材であること
    を特徴とする照明装置。
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