JP4836982B2 - 高周波加熱装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子レンジなどの高周波加熱装置に関し、特に、高周波発振器から発振される高周波を固定式のアンテナから加熱室へ伝播するようにして、被加熱物の加熱ムラを抑制するようにした高周波加熱装置に関する。
従来の高周波加熱装置においては、例えば、加熱室に収容した被加熱物に、マイクロ波(高周波)を照射する手段として、ラジアルスロットアンテナやダイポールアンテナが設けられ、該アンテナを駆動モータにより回転させ、加熱室内へマイクロ波を放射するという構造のものがあった(例えば、特許文献1、2参照)。
特開2004−327273号公報(第5−6頁、図1、図2) 特開2001−250672号公報(第5−6頁、図3、図4)
家庭用などに用いられる一般的な高周波加熱装置では、図11にその主要部を断面図で示すとおり、略直方体に設けられた加熱室1と、高周波を発振する高周波発器2と、高周波を伝播する導波管3と、導波管3内の高周波を加熱室内1に伝播させるアンテナ30と、アンテナ30を回転駆動させるアンテナ駆動モータ31とからなり、アンテナ30の上面には、アンテナ30の保護と被加熱物9の設置板を兼ねた高周波透過板8が設置されている。なお、図中、7は被加熱物9の載置位置および温度を検出する赤外線センサなどからなる温度検知装置である。
高周波を加熱室1および被加熱物9に伝播させる際に重要となるアンテナ30については、図12および図13に示すような従来技術がある。
図12は平板上にスロット301を渦巻状に配列してスロットアンテナ300を構成したもの、図13は平板上に複数の異なる孔303、304、305、306を設けてダイポールアンテナ302を構成したものであり、それぞれ円盤310の略中心に設けたアンテナシャフト(回転軸)308から高周波の給電を行い、アンテナ表面に設置されているスロット301またはダイポール307に局所的に強い高周波を発生させることで、被加熱物9の加熱を実現しているものである。
このような従来のアンテナの形状および構造では、一端を導波管3内に設置したアンテナ30のシャフト部分より高周波が給電され、円盤上で高周波電流となり、シャフト308を給電部として入射・反射を繰り返すのみとなるため、アンテナ上において、局所的に高電界を発生する部分とそうでない部分の分布ができることになる。
具体的には、スロット301を設置したアンテナ300においてはスロット301部分に、ダイポール307を設けたアンテナ302において、ダイポール先端部分309に高周波を強く伝播することで、被加熱物9を強く加熱する部分が存在することとなる。
この事象は逆説的かつ相対的に表現すると、アンテナ上に強く加熱されない部分が存在することを意味している。すなわち、被加熱物9に対する高周波の照射が強い部分と弱い部分が存在することを示し、被加熱物9はよく加熱される部分と加熱されない部分、すなわち加熱ムラが存在するという課題があった。
また、加熱ムラを緩和する目的で、アンテナ駆動モータ31により、アンテナ30を回転させて加熱を実施する例もあるが、結局は同心円状に強電界部分が移動するものであり、同心円状に加熱の強弱が発生する課題がある。
さらに、スロットアンテナやダイポールアンテナの寸法は発振する高周波の波長により決まるものであり、効率的に電波を放射しようとした場合、例えばスロットアンテナではスロット部が1/2波長、ダイポールアンテナではダイポール部が給電部であるシャフトから両側に1/4波長ずつ、合計1/2波長の長さが必要となる。
例えば、家庭用電子レンジに使われる高周波の波長である2.45GHzを参照すると、その波長は122.4mmとなり、1/2波長は61.2mmとなる。家庭用の電子レンジの底面の寸法は大型のものでもおおよそ幅400mm×奥行き300mm程度であり、周辺部品の配置をも勘案すると、アンテナ30の平板の大きさは大きくとも直径200mm程度となる。
このようなアンテナにおいて、例えば図12の従来例に示すような、ラジアル状に多数のスロットを配置することは、効率的に高周波を発生する略1/2波長のスロット寸法では配置不可能であるため、結果的に被加熱物への加熱効率が非常に悪いアンテナとなってしまう課題がある。
すなわち、被加熱物へ効率的な高周波の入射・吸収を促し、加熱を促進させるとともに、被加熱物内の加熱ムラを是正するためには、アンテナ上においてできるだけ広範な部分から均等な高周波を発生させることが重要となるが、従来の高周波加熱装置では局所的に強い電界を発生せざるを得ないアンテナ形状となるため、必ずしも十分な加熱効率化や加熱ムラ是正が行われてこなかったという課題がある。
本発明は、上記のような課題に鑑み、高周波発振器から発振される高周波を均等かつ広範囲に加熱室へ伝播可能にするアンテナの形状および構造とすることにより、加熱効率の向上と被加熱物の加熱ムラの抑制を実現するようにした高周波加熱装置を提供することを目的とする。
本発明に係る高周波加熱装置は、被加熱物を収容する加熱室と、被加熱物を加熱するための高周波を発振する高周波発振器と、前記加熱室に接続され、前記高周波発器から発振された高周波を前記加熱室に導く導波管と、前記導波管内を伝播する高周波を前記加熱室へ伝播するアンテナとを備え、
前記アンテナは、高周波を前記加熱室側へ放射するアンテナ平板と、前記アンテナ平板に2分岐されて接続されたループ状の導電径路部と、前記導波管内に位置し、前記導電径路部を介して前記アンテナ平板に給電する給電シャフトと、前記加熱室の底部に設けられたアンテナ室内に当該アンテナを固定するアンテナ固定手段とを備え、
前記ループ状の導電経路部は、前記アンテナ平板と同一平面上で、90゜ずれた位置に略直角に接続されているとともに、一方の導電経路部に対して、他方の導電経路部が、発振される高周波の1/4波長分だけ長くなっており、
さらに、前記アンテナは、前記アンテナ平板と前記ループ状の導電径路部とを1組とした複数組をアームを有する接続部材で前記ループ状の導電径路部と相互に接続し、前記接続部材の中心部に前記給電シャフトを結合したものである。
本発明の高周波加熱装置は、アンテナ形状を平板と、平板2箇所に接続されたループ状の導電経路部とで形成し、導波管からの高周波給電部である給電シャフトより2分岐させたループ状導電経路部を接続することにより、アンテナ平板上の強電界部分を高周波の位相ごとに移動させることを可能としたため、アンテナ平板上の広範な領域において強電界放出を実現することができ、アンテナを固定した際にも広範な領域を相対的にムラなく加熱することが可能となる効果がある。
ループ導電経路は平板を上から見た場合に直角に入射すべく経路をもち、かつ前記ループ導電経路は一つの経路がもう一つの経路に対して、平板放射部分に流入する高周波電流の位相が1/4波長ずれるように経路長を設けたことにより、平板に流れる電流の合成ベクトルが周期的に変化することで、アンテナ平板から加熱室内上方向に対して螺旋的に強い電波を放出する、いわゆる円偏波とすることで、食品の吸収範囲を広げることが可能となり、ひいては被加熱物に対して、効率的かつ均一な温度上昇効果を与える効果がある。
効率的かつ均一に広範な領域の加熱が可能となることから、アンテナを固定化しても被加熱物を均一に加熱することが可能となり、該アンテナを固定し、設置することで複雑な電界攪拌要素、例えばスタラーやアンテナモータを設ける必要がなくなり、部品点数や工程数を低減でき、さらに故障確率を低減できる。また、アンテナは導電経路と直径を波長の約1/2とした円形または方形の平板から成るため、従来のアンテナのより小型化が可能となり、付随して加熱室底面に複数のアンテナが設置可能となり、ひいては加熱室内全域を均等に加熱できる効果がある。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
実施の形態1.
本発明の実施の形態1を図1〜図5に示す。図1は本発明の実施の形態1に係る高周波加熱装置の断面図であり、図2はこの高周波加熱装置の開扉状態を示す外観斜視図である。図3は高周波伝播のために発明したアンテナの上面図である。図4はこのアンテナによる円偏波発生原理を説明するための表面電流遷移図である。図5は加熱室底面における加熱室内へ高周波を伝播させるための給電部の主要部を示す断面図(a)、(b)と上面図(c)である。
この高周波加熱装置は、アンテナ4とその給電部以外は、基本的に、図12に示した従来例と同じ構成である。すなわち、本体6の中には被加熱物9を収容する加熱室1が設けてあり、加熱室1にはドア11が開閉可能に設けられている。また、本体6内には被加熱物9を加熱するための高周波を発振する高周波発振器2と、加熱室1に接続されて高周波発器2から発振された高周波を加熱室1に導く導波管3が設けられている。本体6の上部には、加熱開始や加熱時間の設定、目標加熱温度の設定などの入力操作を行う操作パネル10が設けられている。加熱室1の上隅部には赤外センサなどの温度検知装置7が設置されており、加熱室1の幅方向および奥行き方向に赤外センサを移動可能にすることにより、あるいは、加熱室1の幅方向および奥行き方向に一定の視野範囲を有する赤外センサを固定して取り付けることにより、被加熱物9の載置位置および加熱温度などを検知可能としている。また、ドア11にはパンチングメタルと、該パンチングメタルをはさむ形で構成されるガラスなどで構成されるドア視認窓12が設けられており、加熱室1内の被加熱物9の調理状態を確認することができるようになっている。
加熱室1内の底面には高周波を透過し、被加熱物9を設置可能とするセラミックなどの高周波透過板8(被加熱物載置台とも呼ばれる)が設置されている。導波管3内を伝播する高周波を加熱室1内へ伝播するアンテナ4は、後述するアンテナ固定手段5により、高周波透過板8と加熱室底壁13との間に形成されるアンテナ室14内に固定設置されており、さらに導電性の給電シャフト(アンテナシャフト)23がアンテナ4のループ状導電径路部に垂直に結合されて、図1に示すシャフト穴15を通して導波管3内に挿入されている。
この高周波加熱装置で被加熱物9を加熱する際には、高周波発振器2(マグネトロン)から2.45GHzのマイクロ波が発振される。発振されたマイクロ波は、導波管3を介して給電シャフト23からアンテナ4に伝播され、高周波透過板8を透過して、加熱室1内の被加熱物9に照射され被加熱物9を加熱する。
アンテナ4は、図3に示すように、円形に形成されたアンテナ平板(または照射部もしくは照射板)20と、アンテナ平板20に2分岐されて接続されたループ状の導電径路部A21、導電径路部B22と、導電径路部A21および導電径路部B22の分岐位置(矢印で示す電流の流れが2つの径路に分岐する位置)に結合された給電シャフト23とから形成されており、アンテナ平板20をアンテナ室14内に固定するアンテナ固定手段5(図5参照)を備えている。導電径路部A21および導電径路部B22は、給電シャフト23の結合先端から2つに分岐され、それぞれアンテナ平板20に90゜ずれた位置に、アンテナ平板20と同一面内で略直角に接続されている。アンテナ平板20の直径は、発振される高周波の波長の略1/2の径とされ、径路長については、例えば一方の導電径路部A21に対して、他方の導電径路部B22が、発振される高周波の1/4波長分だけ長くされている。なお、図3中、24は給電シャフト23のシャフト結合部で、25は給電シャフト23を結合するためのビス穴である。
ここで、高周波発振器2からアンテナ4を介して被加熱物9へ照射されるに至る高周波の伝播の仕方について詳細に説明する。
高周波発振器2であるマグネトロンからは例えば電子レンジでは2.45GHzの高周波が発振される。家庭用の電子レンジでは出力約1000Wの高周波が発振されている。発振された高周波は、導電体で閉塞した形態に構成された導波管3内において、空間を伝播する。導波管3と加熱室底壁13はシャフト穴15で結合されており、導波管3内の空間を伝播している高周波は、シャフト穴15(図1、図5参照)を経由して加熱室1内へ伝播する仕組みである。
ただし、単に丸穴を開けただけでは、高周波は加熱室1内に効率よく流れこまないため、同軸結合で導電性の給電シャフト23、ならびに給電シャフト23の一端に結合され、加熱室1側に設置された平板により構成されたアンテナ4を経由して加熱室1内に高周波を伝播することで、伝送効率を向上させている。
アンテナ4のシャフト部には導波管3内に伝播する高周波が表面電流として変換される。変換された電流はアンテナ表面を流れ、高周波による電流の時間変化に伴い、該電流により磁界が励起され、励起された磁界により電界が発生する。磁界と電界の時間変化が高周波の位相に伴って増減することにより、電磁波が放射されることとなるのである。
すなわち、アンテナ4の表面には、電流が流れることとなり、高周波の時間変化(位相変化)における表面電流の流れ方により、アンテナ4の平板部分(アンテナ平板20)から加熱室1内に伝播する高周波のふるまいは変化することになる。したがって、アンテナ表面に流れる電流および電流の時間変化をより広範な領域で起こすことにより、平板上の広い領域から高周波を発生させることができると言える。
図3に示すとおり、本発明のアンテナ4の形状および構造は、その大きな特徴として、アンテナへの電流源となるシャフト部分から、電流経路を2分岐させている点が挙げられる。分岐した電流はそれぞれ導電経路部A21、導電経路部B22を介して、個別な電流として、図3中の円盤状に示すアンテナ平板20上にて合流する形をとる。
アンテナ平板20へ流入する電流をアンテナ上面から見たときに略直角に入射させることで、アンテナ平板20上に流れる電流をより多様化することが可能となる。
また、導電経路部A21と導電経路部B22は経路長を違えることで、同時に給電シャフト23上で励起された電流が、それぞれの位相を変化させた状態でアンテナ平板20に流入させることを可能とする。
かくして、導電経路部A21を経由して、紙面下側から来る高周波電流と、導電経路部B22を経由して紙面右から来る高周波電流がベクトル的に合成されて、アンテナ平板20上では多様な電流が流れることとなり、発生する電磁波を多様にすることが可能となる。
特に、分岐する導電経路部A21の長さをL、もう一方の導電経路部B22の長さをL+波長の1/4、とすることで、位相が90°ずれた電流をアンテナ平板20に流入させることが可能となる。経路を確保するには、図3のアンテナ4に示すように、円盤である平板に対して、迂回するように曲げを利用して経路を確保する。また、曲げ部分の角部には2mm程度のアール26をつけることで、高出力時に電界が集中してスパークを起こすおそれを低減することが可能となる。
なお、本発明のアンテナ4は、図3に示すとおり、重心はシャフト上になく偏心していることから、特に加熱室内が高温となった場合の剛性を確保するために、板厚は0.3mm以上、好ましくは0.5〜1mmにて構成する。
それぞれの電流経路をアンテナ平板20における電流源と見た場合、幾何学的な電流源の配置が90°ずれているのに加え、位相も90°ずれた電流を合成することとなる。この両者のずれを利用することで、アンテナ平板20において、円環状に高電界放射することが可能となる円偏波を発生することが可能となる。
円偏波発生の原理を、図4を用いて説明する。図4はアンテナ平板20上を流れる電流を模式図的に示したものであり、実線を、アンテナ平板20上を流れる電流、破線をそれぞれの導電経路部から入射する電流にて表したものである。また、破線の長さは電流の大きさを示している。
高周波によって励起された電流は位相90°ごとに流れる方向が逆転するよう振幅している。例えば位相0°における紙面下側から流入する導電経路部A21からの入射は下向きに大きく流れているが、位相22.5°、45°と位相が変わるにつれてその電流は小さくなっていき、その後電流の流れる方向は逆転しはじめ、位相90°においては位相0°と同じ大きさで逆方向に流れる電流となる。
これは紙面右側から流入する導電経路部B22においても同じ現象となるが、電流源である給電シャフト23から、アンテナ平板20への流入距離を違えているために、アンテナ平板20へ流入する多さは変化することとなる。
紙面下側からと右側から流れる電流の合成は、アンテナ平板20上に実線で示してあるとおり、合成電流として、位相ごとその流れる方向を順次変化させていくこととなる。結果として、位相が180°変化するうちにアンテナ平板20上に流れる電流の方向は1回転することとなる。
すなわち電流の動きに伴い発生する紙面鉛直方向に発生される電磁波は、強電界部分を円環状に位相に伴って移動していくこととなる。
本現象は家庭用電子レンジでは周波数2.45GHzで行われる事象であり、言い換えれば強電界部分が平板上を1回転してくる時間は24億5000万分の1秒で行われる。
被加熱物9を加熱する際にこの時間オーダーは通常数十秒〜数十分である加熱時間や通常5〜6rpm程度で回転するアンテナの回転速度と比較して、はるかに小さいオーダーであるため、被加熱物9に与えられる高周波は、事実上、平板において円環状に強い電界を与えているのと同様となる。
次に、アンテナ4の固定手段5について、図5を用いて説明する。図5(a)はアンテナ4の給電部の主要部の断面図、(b)は固定手段5によるアンテナ固定部の拡大断面図、(c)はそのアンテナ固定部の上面図である。
前述したように、アンテナ4は重心位置が給電シャフト23から偏心しているので、給電シャフト23を鉛直に、アンテナ4を水平に保持するために、給電シャフト23の周りのアンテナ室14底面上に、一定以上の径を有する、例えばセラミックなどからなる高周波透過性の円筒状の支持部材5aを給電シャフト23と同軸上に嵌合して設置する。より好ましくは、シリコーンなどの耐熱性接着剤を用いて、支持部材5aの上下面をループ状導電径路部A21とB22の下面およびアンテナ室底面(加熱室底壁13)に接着固定するとよい。
このような固定手段5でアンテナ4を固定することにより、アンテナ4は加熱室底壁13や導波管3に触れることなく設置が可能となる。また、従来のようにアンテナを回転させるアンテナ駆動モータを必要としないので、その分コスト低減が可能となる。
実施の形態2.
図6はアンテナ4のアンテナ平板20を方形形状とした変形例を示す上面図である。その他の構成は実施の形態1と同様であり、同一の構成部分には同一符号を付し、それについての説明は省略する。
方形状のアンテナ平板20は、少なくとも1辺(例えば、図6に示す横辺)の長さを発振される高周波の略1/2波長の長さとする。他方の辺(図6に示す縦辺)の長さは高周波の1/2波長以上の長さであればよい。また、導電径路部A21と導電径路部B22は、それぞれ辺の中央部に略直角に接続される。径路長については、前述したとおり、例えば一方の導電径路部A21に対して、他方の導電径路部B22を高周波の1/4波長分だけ長くする。また、アンテナ平板20の角部や導電径路部の直角曲げ部分の角部には2mm程度のアール26をつける。これにより、高出力時に電界が集中してスパークを起こすおそれを低減することができる。
この実施の形態2のアンテナ4を用いた場合でも、導電経路部A21と導電経路部B22は経路長を異ならせているため、同時に給電シャフト23上で励起された電流が、それぞれの位相を変化させた状態でアンテナ平板20に流入し、実施の形態1と同様に、方形状のアンテナ平板20から円環状に高電界放射することが可能となる円偏波を発生することが可能となる。
実施の形態3.
図7は本発明の実施の形態3に係る高周波加熱装置のアンテナの上面図で、前記円偏波発生原理を元に複数のアンテナ平板20とそれに対応する数のループ導電経路部を接続した2つの例を示すものである。
図7(a)に示す複合アンテナ4Aは、アンテナ平板20とループ状の導電径路部A21および導電径路部B22とを1組として4組を円周方向に配し、これらを十字状のアーム27aを有する接続部材27により相互に接続したものである。接続部材27の中心部には給電シャフト23を垂直に結合するためのシャフト結合部24が設けられている。
図7(b)に示す複合アンテナ4Bは、アンテナ平板20とループ状の導電径路部A21および導電径路部B22とを1組として6組を上下方向に配し、これらを短冊状のアーム27bを有する接続部材27により相互に接続したものである。接続部材27の中心部には上記と同様に、給電シャフト23を垂直に結合するためのシャフト結合部24が設けられている。複合アンテナ4A、4Bのいずれも、高周波加熱装置の大きさに対応して選ばれる。また、複合アンテナ4A、4Bは金属板のプレス加工により形成される。また、十字状のアーム27aおよび短冊状のアーム27bは、一方の導電径路部A21に対する他方の導電径路部B22の経路長が、発振される高周波の1/4波長分だけ長くなる位置に接続される。そして、中心部のシャフト結合部24には給電シャフト23が鉛直方向に接続されており、さらに図5にて説明したように、高周波透過性の円筒状の支持部材5aを給電シャフト23に同軸上に嵌合することにより、複合アンテナ4A、4Bを加熱室底壁13(アンテナ室14底面)上に固定設置する構成となっている。なお、複合アンテナ4A、4Bにおける単体のアンテナ4の形状は円形に限らず、図6に示した方形形状とすることもできる。
通常、円盤の中心に給電シャフトを設置した従来のスロットアンテナやダイポールアンテナでは、先述したようにスロット部やダイポール部が1/2波長の長さを持って電波を効率よく発生させるという特性を生かしたものであり、その寸法制約上からアンテナを大型化する必要があり、家庭用電子レンジの底面寸法(先述の幅400mm×奥行き300mm程度)から判断した場合、図7に示すような複数のアンテナを設置しようとすると、静置状態であってもアンテナどうしの干渉を起こしてしまう。対して、本実施の形態の複合アンテナ4Aまたは4Bでは、アンテナ平板20である平板放射部とループ状導電経路部で構成するアンテナ4単体の寸法は小さいために、複数のアンテナの設置が可能となる。本実施の形態の複合アンテナ4Aまたは4Bは、前記平板放射部とループ状導電経路部を1組として、アンテナを複数接続する場合に、各アンテナを接続する放射部間導電経路部と給電シャフトを接続し、ループ状導電経路部を用いることで円偏波の効果を用いたアンテナを複数接続し、1つの給電口から複数の平板放射部へ給電することが出来る。
前記複合アンテナ4Aまたは4Bは、加熱室底面や、導波管に触れないように設置することが必要であり、供給される高周波を吸収・発熱、言い換えれば損失とならないセラミックやマイカなどのような円筒状の高周波透過部材にてアンテナ固定部5を構成している。先述したように、前記アンテナを設置することにより、アンテナを回転駆動させる必要はなく加熱室内の全域に均等に電界放出が可能となったため、従来設置していたアンテナ駆動モータが必要なくなる。一方で、加熱室内壁面にアンテナ4が触れることはアンテナ4上を流れる電流が漏洩し効率を下げることや、スパークを発生させる原因となる。
そこで、本実施の形態のアンテナ固定方法は、セラミックなどで円筒状に構成した固定部5を設ける。該固定部5は中心に給電シャフト23を貫通することが出来る穴を設けてあり、給電シャフト23の軸と固定部の軸が同じ中心軸を持つように同軸上に設置する。
ここで、図7に示す本実施の形態の複合アンテナ4Aまたは4Bについて、高周波の伝播を説明する。給電シャフト23より励起された電流が放射部間導電経路部へ流入し、各アンテナ4のループ状導電経路部へ流入する。ループ状導電経路部へ流入した電流は放射部(アンテナ平板20)へと伝播されるまでに、2本に分岐した経路差が1/4波長分生じているため、前述したように各々のアンテナ平板20より、紙面鉛直方向に強電界部分が円環状の位相を伴って移動する電磁波が放射される。つまり各々のアンテナ平板部分より円偏波が放射され、加熱室1内の広範囲において均一加熱を行えることが可能となっている。
このような構成とすることにより、従来アンテナ自身を回転させ、強電界部分が集中しないよう駆動させていた駆動モータの設置を必要としなくなったが、前述したように導波管3内を伝播している高周波は同軸結合で導電性のシャフト、ならびにシャフトの一端に結合され、加熱室1側に設置された平板により構成されたアンテナ4により加熱室内に伝播することで、伝送効率を向上させることができる。また、導電性のシャフトを導波管3内へ挿入する必要があり、かつ、アンテナ4は導電体であるため、同じく導電体で構成される加熱室底壁との接触は避けなければならない。そのため、高周波透過性のセラミックなどからなる円筒状支持部材で構成されたアンテナ固定部5でシャフト上部を覆い、アンテナを固定することにより部品点数や工程数の低減、さらに故障確率を低減することが可能となり、さらに円偏波を発生する複数のアンテナ4を組み合せて複合アンテナ4Aまたは4Bを構成することで、加熱室全域にわたって加熱ムラを低減した均一な加熱を実現することが可能となる。
実施の形態4.
以下、本発明に係る高周波加熱装置のアンテナ固定方法の別例について説明する。
図8は実施の形態4におけるアンテナ固定部5の拡大断面図である。本実施の形態は、加熱室1底部より円筒状の高周波透過部材である積層マイカなどをアンテナ4や、複合アンテナ4A、4Bの形状に合わせ、水平方向に重心が安定するように積層する。該積層された高周波透過部材上面とループ状導電径路部の下面とを貼り合わせて、アンテナ4や複合アンテナ4A、4Bを前述したように加熱室底壁13や導波管3と接触することなく任意の高さに固定している。なお、円筒状の積層支持部材の厚みは全て同じであってもよく、異なっていてもよい。
実施の形態5.
図9は実施の形態5におけるアンテナ固定部5の拡大断面図である。本実施の形態は、加熱室1の底面(アンテナ室14の上面)に具備されている高周波透過板8の裏面にアンテナ平板20の上面部を接着し、アンテナ4や、複合アンテナ4A、4Bを固定するアンテナ固定方法である。
実施の形態6.
図10は実施の形態6におけるアンテナ固定部5の拡大断面図である。本実施の形態のアンテナ固定方法は、セラミックなどの高周波透過性の台座28と給電シャフト23をネジなどで結合し、該台座28底面を導波管3底面と接着し、アンテナ4や複合アンテナ4A、4Bを固定する方法である。アンテナ平板20の下面より台座28底面までの距離が長く、重心が上方に偏りやすい傾向があるため、外乱などにより台座28が倒れないよう、導波管3へ台座28を固定する絞り凹部29を設けている。
実施の形態7.
また、使用環境や経年劣化により、高周波透過性の支持部材が溶けたり、割れるなど劣化や不具合が生じ、アンテナ4や複合アンテナ4A、4Bを鉛直方向に支持することが出来なくなり、アンテナ4や複合アンテナ4A、4Bが傾いたり倒れたりする可能性がある。このような不具合が生じた場合には、アンテナが傾いたり倒れて、加熱室底部や導波管3へ接触してしまい、導波管3より高周波が効率よく伝送できなくなり効率が低下したり、局所集中を起こす可能性がある。このような場合には、加熱室1上部に設置された温度検知装置7により加熱室1内の温度検知を行い、単位時間当たりの温度上昇が一定の値以下すなわち加熱不足、もしくは局所集中加熱を検知した場合には、前記不具合が生じたと判断し、運転停止、もしくは故障を報告するメッセージを操作パネル10に設置された表示部に表示を行う故障報告機能を有するものとする。また、異常が生じた場合、放射した高周波が高周波発振器2に反射して戻り、自己発熱をする場合もあるため、高周波発振器2の温度も同時にモニタリングが出来るよう検知装置を設けることが望ましい。
また、本発明は、前述した実施の形態に限定されるものではない。例えば、図示しない加熱装置である輻射ヒータを加熱室天面に設けたり、背面に熱風ヒータを設けたり、蒸気生成装置を設けた上で、本発明である高周波加熱装置と組み合わせることも可能である。
本発明の実施の形態1に係る高周波加熱装置の断面図である。 本発明の実施の形態1に係る高周波加熱装置の開扉状態を示す外観斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る高周波加熱装置のアンテナの上面図である。 本発明の実施の形態1に係る高周波加熱装置のアンテナ上の表面電流の遷移図である。 本発明の実施の形態1に係る高周波加熱装置の加熱室底面における給電部の主要部を示す断面図(a)、(b)と上面図(c)である。 本発明の実施の形態2に係る高周波加熱装置のアンテナの上面図である。 本発明の実施の形態3に係る高周波加熱装置のアンテナの上面図である。 本発明の実施の形態4に係る高周波加熱装置のアンテナ固定部の拡大断面図である。 本発明の実施の形態5に係る高周波加熱装置のアンテナ固定部の拡大断面図である。 本発明の実施の形態6に係る高周波加熱装置のアンテナ固定部の拡大断面図である。 従来の高周波加熱装置の断面図である。 従来の高周波加熱装置のアンテナの上面図である。 従来の高周波加熱装置の別のアンテナの上面図である。
符号の説明
1 加熱室、2 高周波発振器、3 導波管、4 アンテナ、4A、4B 複合アンテナ、5 アンテナ固定手段(アンテナ固定部)、5a 円筒状支持部材、6 本体、7 温度検知装置、8 高周波透過板、9 被加熱物、10 操作パネル、11 ドア、12 ドア視認窓、13 加熱室底壁、14 アンテナ室、15 シャフト穴、16 、17 、18 検知領域、20 アンテナ平板、21 導電経路A、22 導電経路B、23 給電シャフト、24 シャフト結合部、26 アール、27 接続部材、27a、27b 接続部材のアーム、28 台座、29 絞り凹部。

Claims (11)

  1. 被加熱物を収容する加熱室と、被加熱物を加熱するための高周波を発振する高周波発振器と、前記加熱室に接続され、前記高周波発器から発振された高周波を前記加熱室に導く導波管と、前記導波管内を伝播する高周波を前記加熱室へ伝播するアンテナとを備え、
    前記アンテナは、高周波を前記加熱室側へ放射するアンテナ平板と、前記アンテナ平板に2分岐されて接続されたループ状の導電径路部と、前記導波管内に位置し、前記導電径路部を介して前記アンテナ平板に給電する給電シャフトと、前記加熱室の底部に設けられたアンテナ室内に当該アンテナを固定するアンテナ固定手段とを備え、
    前記ループ状の導電経路部は、前記アンテナ平板と同一平面上で、90゜ずれた位置に略直角に接続されているとともに、一方の導電経路部に対して、他方の導電経路部が、発振される高周波の1/4波長分だけ長くなっており、
    さらに、前記アンテナは、前記アンテナ平板と前記ループ状の導電径路部とを1組とした複数組をアームを有する接続部材で前記ループ状の導電径路部と相互に接続し、前記接続部材の中心部に前記給電シャフトを結合した
    ことを特徴とする高周波加熱装置。
  2. 前記アンテナ平板は、直径を、発振される高周波の略1/2波長とする円形状であることを特徴とする請求項記載の高周波加熱装置。
  3. 前記アンテナ平板は、少なくとも1辺の長さを、発振される高周波の略1/2波長とする方形形状であることを特徴とする請求項1または2記載の高周波加熱装置。
  4. 前記導電経路部の直角曲げ部分にはアールをつけることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の高周波加熱装置。
  5. 前記方形形状のアンテナ平板の角部にはアールをつけることを特徴とする請求項記載の高周波加熱装置。
  6. 前記アンテナ平板および前記導電経路部の厚みは0.3mm以上であることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の高周波加熱装置。
  7. 前記アンテナ固定手段は、高周波透過性の円筒状支持部材を前記給電シャフトと同軸上に前記アンテナ室底面上に設置して、前記円筒状支持部材により前記アンテナを支持する構成であることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の高周波加熱装置。
  8. 前記アンテナ固定手段は、前記アンテナ平板の上面部を前記アンテナ室上面の高周波透過板の裏面に接着する構成であることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の高周波加熱装置。
  9. 前記アンテナ固定手段は、前記給電シャフトの下部に高周波透過性の台座を設け、前記台座を前記導波管の底部にて支持する構成であることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の高周波加熱装置。
  10. 前記円筒状支持部材が複数積層されていることを特徴とする請求項記載の高周波加熱装置。
  11. 前記加熱室内に温度検知手段を設け、該温度検知手段により温度不足または局所加熱を検知したときには、運転停止または故障を告げる報知手段を設けたことを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載の高周波加熱装置。
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