JP4833293B2 - 蒸気タービン発電所並びに蒸気タービン発電所の増設方法 - Google Patents

蒸気タービン発電所並びに蒸気タービン発電所の増設方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4833293B2
JP4833293B2 JP2008534998A JP2008534998A JP4833293B2 JP 4833293 B2 JP4833293 B2 JP 4833293B2 JP 2008534998 A JP2008534998 A JP 2008534998A JP 2008534998 A JP2008534998 A JP 2008534998A JP 4833293 B2 JP4833293 B2 JP 4833293B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
turbine
steam
auxiliary
power plant
main
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008534998A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009511810A (ja
Inventor
ヴィークハルト、カイ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Siemens AG
Original Assignee
Siemens AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Siemens AG filed Critical Siemens AG
Publication of JP2009511810A publication Critical patent/JP2009511810A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4833293B2 publication Critical patent/JP4833293B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01KSTEAM ENGINE PLANTS; STEAM ACCUMULATORS; ENGINE PLANTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; ENGINES USING SPECIAL WORKING FLUIDS OR CYCLES
    • F01K7/00Steam engine plants characterised by the use of specific types of engine; Plants or engines characterised by their use of special steam systems, cycles or processes; Control means specially adapted for such systems, cycles or processes; Use of withdrawn or exhaust steam for feed-water heating
    • F01K7/16Steam engine plants characterised by the use of specific types of engine; Plants or engines characterised by their use of special steam systems, cycles or processes; Control means specially adapted for such systems, cycles or processes; Use of withdrawn or exhaust steam for feed-water heating the engines being only of turbine type

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Control Of Turbines (AREA)
  • Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
  • Control Of Eletrric Generators (AREA)

Description

本発明は、圧縮蒸気を供給するための少なくとも1個の過熱器と、この過熱器に後置接続され主駆動軸上に配置され且つ高圧蒸気および/又は中圧蒸気による運転に対して設計された主タービンと、過熱器と主タービンとの間に挿入接続され補助駆動軸上に配置された補助タービンとを有する蒸気タービン発電所に関する。また本発明は、圧縮蒸気を供給するための少なくとも1個の過熱器と、この過熱器に後置接続され主駆動軸上に配置され且つ高圧蒸気および/又は中圧蒸気による運転に対して設計された主タービンとを有する蒸気タービン発電所の増設方法に関する。この増設方法は補助駆動軸上に配置された補助タービンを増設する工程を有する。
高圧蒸気および/又は中圧蒸気による運転に対して設計された上述の主タービンは、個別高圧タービンとして、個別中圧タービンとして、あるいは高圧・中圧複合タービンとして形成される。高圧タービンは、一般に、温度520〜600℃、圧力120〜300バールに設計されている。これに対して、中圧タービンは、一般に、圧力30〜60バールで温度520〜620℃の高温蒸気を受けるために構成されている。蒸気タービン発電所の蒸気発生器は、蒸気を発生するために種々の熱源を利用でき、特にガスタービンの排気ガスも利用できる。その限りにおいて特に蒸気タービン発電所は他の発電所の一部でもある。
蒸気タービン発電所における出力増大を達成するために、従来においてしばしば、蒸気タービンのタービン翼が内部効率を高めるために交換される。また、出力増大はしばしば安全性の切り下げによっても、即ち、一般に、圧力および/又は質量流量の増大によって達成される。従来公知の蒸気タービン発電所の増設方法において、補助駆動軸上における補助タービンが蒸気過熱器と主タービンとの間に接続されている。この場合には一般に、主駆動軸は1台の発電機を駆動するために補助駆動軸に機械的に連結されている。
本発明の課題は、冒頭に述べた形式の蒸気タービン発電所並びに冒頭に述べた形式の蒸気タービン発電所の増設方法を、蒸気タービン発電所の出力および効率が一層向上されるように改良することにある。
この課題は、本発明に基づいて、冒頭に述べた形式の蒸気タービン発電所において、補助タービンが、主タービンの定格回転数に比べて少なくとも50%高い運転回転数に設計されていることによって解決される。また冒頭に述べた形式の増設方法についての課題は、補助タービンが、主タービンの定格回転数に比べて少なくとも50%高い運転回転数に設計される、ことによって解決される。
本発明に基づく解決策によって、特に高圧タービンあるいは中圧タービンとして設計された補助タービンに対する蒸気状態がかなり高められる。主タービンの定格回転数に比べて少なくとも50%高い補助タービンの運転回転数は、高められた温度および高められた圧力の蒸気状態による補助タービンの高い効率の運転を可能とする。この高められた蒸気状態の機械動力への転換は、相応した高い運転回転数において高められた効率をもたらす。これによって、補助タービンの発生出力が高められる。蒸気は、補助タービンの貫流後、有利なことに主タービンが通常目指して設計している蒸気状態を有する。即ち、補助タービンで発生された出力は、補助タービンの増設前に蒸気タービン発電所で発生される出力に加えて利用される。
補助タービンが補助駆動軸上に配置されているので、既存の蒸気タービン発電所への補助タービンの増設は大きな経費を要せずにできる。既存の蒸気タービン発電所の主駆動軸はそのために変更する必要がない。補助駆動軸上に配置された補助タービンに対して、蒸気タービン発電所に適当な構造空間が見出され、過熱器から出た蒸気質量流量が、配管の相応した適合によって、補助タービンを通して主タービンに導かれるだけで済む。
本発明に基づく蒸気タービン発電所の有利な実施態様において、補助タービンの運転回転数は、主タービンの定格回転数の2倍の値である。特に補助タービンの運転回転数は80〜120Hz、好適には100Hzである。主タービンの定格回転数が補助タービンの運転回転数の半分の大きさであるので、この場合、主タービンの定格回転数は40〜60Hz、好適には50Hzである。
補助タービンが700〜760℃の蒸気温度に設計されていることが有利である。即ち過熱器も700〜760℃の蒸気温度を発生するように設計されている。蒸気は補助タービンにおいて膨張しながら有利に520℃〜620℃の温度まで冷え、この温度で主タービンに継続して導かれる。上述の蒸気温度は蒸気タービン発電所の効率を向上させ、出力を増大させる。
目的に適った実施態様において、補助駆動軸は高速回転発電機に連結されている。また、この蒸気タービン発電所は高速回転発電機で発生された交流電圧の周波数を低減するための電気式回転数変換器を有している。主発電機が主駆動軸に設けられていることが有利である。電気式回転数変換器は、補助駆動軸に連結された高速回転発電機で発生された交流電圧の周波数を、主駆動軸で発生された交流電圧の周波数に低減する。これは、好適には、通常50Hzの系統周波数を有する。従って、補助タービンで発生された交流電流は、他の変換経費を要することなく、主発電機で発生された交流電流と共に電流系統に給電できる。
他の実施態様において、補助駆動軸は機械式回転数変換器を介して主駆動軸に連結することができる。機械式回転数変換器は特に、補助駆動軸の周波数を主駆動軸の周波数に低減する。これにより、補助タービンで発生された機械エネルギは主駆動軸の軸系に伝達される。これによって、主駆動軸に結合された主発電機は、補助タービンで発生された機械エネルギも電気エネルギに変換する。従って、補助発電機を用意する必要はない。
過熱器が特に蒸気ボイラを有する生蒸気発生器として設計されていることが有利である。上述の高い蒸気状態が生蒸気発生器において効果的に発生される。あるいはまた、過熱器は再熱器として設計されている。既に第1主タービンを貫流し終えた蒸気は、再熱器により、本発明に基づく補助タービンへの供給に対して供給される。過熱器特に生蒸気発生器あるいは再熱器が、通常の過熱器ないし再熱器に対して追加的な過熱伝熱面を有することが有利である。
かかる生蒸気発生器と再熱器との組合せ採用が特に有利である。
補助タービンに蒸気をできるだけ高温で供給できるようにするために、補助タービンが過熱器の近くに、特に過熱器の蒸気ボイラ上に配置されていることが有利である。この配置構造は特に補助タービンに超臨界蒸気を供給するために目的に適っている。さらに、生蒸気発生器および再熱器の配管長が最小寸法に減少されると有利である。残りの配管は普通に形成すればよい。
さらに目的に適った実施態様において、第1主タービンの後に順々に、再熱器と、第2補助タービンと、特に中圧タービンとして設計された第2主タービンが後置接続され、前記第2補助タービンが補助駆動軸上に配置され、第2主タービンが主駆動軸上に配置されている。この配置構造によれば、蒸気タービン発電所の一層の効率向上および出力向上が達成される。第1主タービンから出る膨張済み蒸気は、再熱器によって再び、好適には温度約720℃の高い蒸気状態にされる。第2補助タービンの貫流の際、補助駆動軸に追加動力が導入され、これはそれに連結された発電機の発生電力を高める。主駆動軸上に低圧タービンも存在すると有利である。
本発明に基づく方法の有利な実施態様において、過熱器に追加の過熱伝熱面が増設されている。この追加の過熱伝熱面の増設は特に、過熱器として形成された蒸気発生器において行われる。従って、そのように増設された過熱器はより高い蒸気状態を発生する。これはまた、補助タービンが増設された蒸気タービン発電所の向上された運転を可能とする。
本発明に基づく方法の他の有利な実施態様において、補助タービンの定格回転数は、主タービンの定格回転数の2倍の値であり、特に80〜120Hz、好適には100Hzである。また補助タービンは目的に適うべく700〜760℃の蒸気温度に設計されている。さらに有利に、蒸気タービン発電所に高速回転発電機並びに電気式回転数変換器が増設され、高速回転発電機が補助駆動軸に連結され、並びに電気式回転数変換器が高速回転発電機で発生された交流電圧の周波数を低減するために高速回転発電機に連結される。さらに目的に適って、蒸気タービン発電所に機械式回転数変換器が増設され、補助駆動軸が機械式回転数変換器を介して主駆動軸に連結される。他の有利な実施態様において、補助タービンは過熱器の近くに、特に過熱器の蒸気ボイラ上に配置されている。さらに目的に適った他の実施態様において、蒸気タービン発電所の再熱器に第2補助タービンが後置接続され、この第2補助タービンに第2主タービンが後置接続されている。その第2主タービンおよび第2補助タービンはそれぞれ中圧タービンとして形成され、その第2補助タービンは補助駆動軸上に配置され、第2主タービンは主駆動軸上に配置されている。本発明に基づく蒸気タービン発電所の有利な実施例について上述した利点は、本発明に基づく蒸気タービン発電所の増設方法の相応した有利な実施態様にも適用される。
以下図を参照して、本発明に基づく蒸気タービン発電所の実施例並びに本発明に基づく蒸気タービン発電所の増設方法の実施例を詳細に説明する。
図1は本発明に基づく増設前における在来の蒸気タービン発電所10を示し、図2は本発明に基づく増設後の蒸気タービン発電所12ないしこれに相応して新設された蒸気タービン発電所12を示している。図1における蒸気タービン発電所10には過熱器として使用する生蒸気発生器14が装備されている。生蒸気発生器14に低温蒸気あるいは液体が供給され、生蒸気発生器14において高温高圧の蒸気に、従って、高い蒸気状態の蒸気に転換される。その生蒸気は、高圧タービンとして設計された第1主タービン18に蒸気管16を介して供給され、そこで第1主タービン18に結合された主駆動軸20を駆動しながら膨張する。
膨張しそれに伴って冷えた蒸気は、それから再熱器22に供給され、そこで蒸気の再熱が行われる。その蒸気は中圧タービンとして設計された第2主タービン24に他の蒸気管16を介して供給される。その蒸気は再度膨張し、追加トルクを主駆動軸20に伝達する。その蒸気は第2主タービン24から出た後、低圧タービン26に供給され、そこでトルクを主駆動軸20に伝達しながらさらに膨張する。主駆動軸20に主発電機28が結合され、この主発電機28によって、主駆動軸20の機械エネルギが電気エネルギに変換される。
図1における蒸気タービン発電所10で利用されている高圧タービン、中圧タービン並びに低圧タービンは、かかるタービンにとって通常の蒸気状態に対して設計されている。高圧タービンは一般に温度520〜600℃、圧力120〜300バールに設計されている。中圧タービンは一般に圧力30〜60バールで温度520〜620℃の同様に過熱蒸気を受けるために構成されている。低圧タービンは一般に圧力4〜10バールに設計されている。
図2に蒸気タービン発電所の出力および効率を高めるために本発明に基づいて増設された後の蒸気タービン発電所12が示されている。図1に示された蒸気タービン発電所10の構成要素と一致する蒸気タービン発電所12における構成要素には図1と同じ符号が付されている。従ってそれらの機能については図1の説明を参照されたい。蒸気タービン発電所12は、蒸気タービン発電所10と異なり、まず生蒸気を約700℃まで追加加熱するために、生蒸気発生器14に後置接続された追加蒸気過熱器14′が装備されている。その追加蒸気過熱器14′の機能は蒸気発生器14に組み入れることもできる。即ち、生蒸気発生器14には例えばより高い蒸気状態に対する追加の再熱伝熱面が装備され、ないしは、図2に示された蒸気タービン発電所を新設する際にはじめからより高い蒸気状態に設計される。
また、蒸気タービン発電所12には補助駆動軸32上に配置された第1補助タービン30が装備ないし増設されている。この第1補助タービン30は700℃の過熱蒸気を受けるために設計された高圧タービンとして構成されている。約700℃の温度で供給された生蒸気は、第1補助タービン30で膨張し、560℃〜620℃まで温度低下する。そこで、第1補助タービン30は補助駆動軸32を介して補助発電機36を駆動する。その膨張済み蒸気は蒸気管16を介して第1主タービン18に導かれる。第1主タービン18における相応した膨張後、その蒸気は再熱器22並びにそれに後置接続された追加再熱器22′に供給される。既に生蒸気発生器14および追加過熱器14′について説明したように、追加再熱器22′も機能的に再熱器22に組み入れることができる。これはここでも、再熱器22における追加の再熱伝熱面で実現できる。
蒸気は、追加再熱器22′の貫流後、約720℃の温度を有し、そして、中圧タービンとして構成され720℃以上の蒸気温度に設計された第2補助タービン34に導入される。この第2補助タービン34も同様に補助駆動軸32上に配置されている。主駆動軸20と補助駆動軸32とを備えた蒸気タービン発電所12における複数の駆動軸の配置は多軸配置とも呼ばれる。第2補助タービン34は補助駆動軸32に追加トルクを与える。
第1補助タービン30および第2補助タービン34は、主タービン18、24、26の定格回転数より2倍高い回転数に対して設計されている。好適には、補助駆動軸32は、主駆動軸20の50Hzの駆動周波数とは異なり、100Hzの周波数で駆動される。図2に示された蒸気タービン発電所12の実施例の場合、補助発電機36は主発電機28に電気式回転数変換器(図示せず)を介して連結されている。図示されていない他の実施例において、補助駆動軸32および主駆動軸20は機械式回転数変換器(歯車装置)によって連結することもできる。この場合には、機械エネルギを電流に変換する1台の発電機しか必要とされない。
本発明に基づく増設前の蒸気タービン発電所の概略図。 本発明に基づいて増設された蒸気タービン発電所の概略図。
符号の説明
10 蒸気タービン発電所
12 蒸気タービン発電所
14 過熱器
14′ 追加過熱器
18 第1主タービン(高圧タービン)
20 主駆動軸
22 再熱器
22′ 追加再熱器
24 第2主タービン(中圧タービン)
28 主発電機
30 第1補助タービン
32 補助駆動軸
34 第2補助タービン
36 補助発電機

Claims (14)

  1. 圧縮蒸気を供給するための少なくとも1個の過熱器(14、14′、22、22′)と、該過熱器に後置接続され主駆動軸(20)上に配置され且つ高圧蒸気および/又は中圧蒸気による運転に対して設計された主タービン(18、24)と、過熱器(14、14′、22、22′)と主タービン(18、24)との間に挿入接続され補助駆動軸(32)上に配置された補助タービン(30、34)とを有する蒸気タービン発電所(12)において、
    前記補助タービン(30、34)が、主タービン(18、24)の定格回転数に比べて少なくとも50%高い運転回転数に設計されており、かつ、700〜760℃の蒸気温度に設計されていることを特徴とする蒸気タービン発電所。
  2. 補助タービン(30、34)の運転回転数が、主タービン(18、24)の定格回転数の2倍の値であり、80〜120Hzである、ことを特徴とする請求項1に記載の蒸気タービン発電所。
  3. 補助駆動軸(32)が高速回転発電機(36)に連結され、蒸気タービン発電所(12)が、高速回転発電機(36)で発生された交流電圧の周波数を低減するための電気式回転数変換器を有していることを特徴とする請求項1又は2に記載の蒸気タービン発電所。
  4. 補助駆動軸(32)が機械式回転数変換器を介して主駆動軸(20)に連結されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の蒸気タービン発電所。
  5. 過熱器(14、14′、22、22′)が、蒸気ボイラを有する生蒸気発生器(14、14′)として設計されていることを特徴とする請求項1ないしのいずれか1つに記載の蒸気タービン発電所。
  6. 補助タービン(30、34)が過熱器(14、14′、22、22′)の近くであって、過熱器(14、14′、22、22′)の蒸気ボイラ上に配置されていることを特徴とする請求項1ないしのいずれか1つに記載の蒸気タービン発電所。
  7. 第1主タービン(18)の後に順々に、再熱器(22、22′)と、第2補助タービン(34)と、中圧タービンとして設計された第2主タービン(24)が後置接続され、前記第2補助タービン(34)が補助駆動軸(32)上に配置され、第2主タービン(24)が主駆動軸(20)上に配置されていることを特徴とする請求項1ないしのいずれか1つに記載の蒸気タービン発電所。
  8. 圧縮蒸気を供給するための少なくとも1個の過熱器(14、22)と、該過熱器(14、22)に後置接続され主駆動軸(20)上に配置され且つ高圧蒸気および/又は中圧蒸気による運転に対して設計された主タービン(18、24)とを有する蒸気タービン発電所(10)に、補助駆動軸(32)上に配置された補助タービン(30、34)を増設する工程を有し、その補助タービン(30、34)が、過熱器(14、22)と主タービン(18、24)との間に挿入接続される蒸気タービン発電所(10)の増設方法において、
    前記補助タービン(30、34)が、主タービン(18、24)の定格回転数に比べて少なくとも50%高い運転回転数に設計されており、前記過熱器(14、22)に追加の過熱伝熱面(14′、22′)を増設する工程を有していることを特徴とする蒸気タービン発電所の増設方法。
  9. 補助タービン(30、34)の運転回転数が、主タービン(18、24)の定格回転数の2倍の値であり、80〜120Hzである、ことを特徴とする請求項に記載の方法。
  10. 補助タービン(30、34)が700〜760℃の蒸気温度に設計されていることを特徴とする請求項8又は9に記載の方法。
  11. 蒸気タービン発電所(10)に高速回転発電機(36)並びに電気式回転数変換器を増設し、高速回転発電機(36)を補助駆動軸(32)に連結し、高速回転発電機(36)で発生された交流電圧の周波数を低減するために高速回転発電機(36)を電気式回転数変換器に連結する、ことを特徴とする請求項ないし10のいずれか1つに記載の方法。
  12. 蒸気タービン発電所(10)に機械式回転数変換器を増設し、補助駆動軸(32)を機械式回転数変換器を介して主駆動軸(20)に連結する、ことを特徴とする請求項ないし11のいずれか1つに記載の方法。
  13. 補助タービン(30、34)が過熱器(14、22)の近くであって、過熱器(14、22)の蒸気ボイラ上に配置される、ことを特徴とする請求項ないし12のいずれか1つに記載の方法。
  14. 蒸気タービン発電所の再熱器(22)に第2補助タービン(34)が後置接続され、該第2補助タービン(34)に中圧タービンとして設計された第2主タービン(24)が後置接続され、前記第2補助タービン(24)が補助駆動軸(32)上に配置され、第2主タービン(24)が主駆動軸(20)上に配置される、ことを特徴とする請求項ないし13のいずれか1つに記載の方法。
JP2008534998A 2005-10-17 2006-10-05 蒸気タービン発電所並びに蒸気タービン発電所の増設方法 Expired - Fee Related JP4833293B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP05022606.7 2005-10-17
EP05022606A EP1775430A1 (de) 2005-10-17 2005-10-17 Dampfkraftwerk sowie Verfahren zum Nachrüsten eines Dampfkraftwerks
PCT/EP2006/067096 WO2007045563A2 (de) 2005-10-17 2006-10-05 Dampfkraftwerk sowie verfahren zum nachrüsten eines dampfkraftwerks

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009511810A JP2009511810A (ja) 2009-03-19
JP4833293B2 true JP4833293B2 (ja) 2011-12-07

Family

ID=36513498

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008534998A Expired - Fee Related JP4833293B2 (ja) 2005-10-17 2006-10-05 蒸気タービン発電所並びに蒸気タービン発電所の増設方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US7975483B2 (ja)
EP (2) EP1775430A1 (ja)
JP (1) JP4833293B2 (ja)
CN (1) CN101292075B (ja)
PL (1) PL1937942T3 (ja)
WO (1) WO2007045563A2 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101042058B (zh) * 2007-04-27 2011-12-07 冯伟忠 一种高低位分轴布置的汽轮发电机组
ES2304118B1 (es) * 2008-02-25 2009-07-29 Sener Grupo De Ingenieria, S.A Procedimiento para generar energia mediante ciclos termicos con vapor de presion elevada y temperatura moderada.
CN105587351B (zh) 2008-03-25 2018-12-21 通用电器技术有限公司 发电站设备及其运行方法
EP2147896A1 (en) * 2008-07-22 2010-01-27 Uhde GmbH Low energy process for the production of ammonia or methanol
CN101809252B (zh) 2008-08-11 2014-11-05 三菱重工业株式会社 蒸气轮机设备
CN101802349B (zh) * 2008-08-11 2014-11-05 三菱重工业株式会社 蒸气轮机设备
EP2685055A1 (de) * 2012-07-12 2014-01-15 Siemens Aktiengesellschaft Verfahren zur Stützung einer Netzfrequenz
JP2014239604A (ja) * 2013-06-07 2014-12-18 株式会社神戸製鋼所 発電装置
EP3262284B1 (en) * 2015-02-24 2019-01-02 Siemens Aktiengesellschaft Combined cycle power plant having supercritical steam turbine

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04171202A (ja) * 1990-11-06 1992-06-18 Toshiba Corp 蒸気タービン発電プラント
JP2000274208A (ja) * 1999-03-25 2000-10-03 Toshiba Corp 蒸気タービン発電設備
JP2001082109A (ja) * 1999-09-09 2001-03-27 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 超高温発電システム
JP2002221007A (ja) * 2001-01-23 2002-08-09 Toshiba Corp 火力発電プラント
JP2002247759A (ja) * 2001-02-21 2002-08-30 Toshiba Eng Co Ltd 電源装置および高周波電源装置

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1971818A (en) * 1931-09-11 1934-08-28 Gen Electric Frequency and load control of alternating current systems
US2467092A (en) * 1944-12-16 1949-04-12 Comb Eng Superheater Inc Steam power plant
US2504640A (en) * 1948-07-03 1950-04-18 Westinghouse Electric Corp Reheat turbine control
US2540691A (en) * 1948-08-19 1951-02-06 Westinghouse Electric Corp Valve control of reheat turbine installation
DE820600C (de) * 1950-05-21 1951-11-12 Grosskraftwerk Mannheim A G Dampfkraftanlage, deren Kessel seine Verbrennungsluft aus einer Luftturbine erhaelt
FR1511106A (fr) * 1966-12-15 1968-01-26 Steinmueller Gmbh L & C Procédé de réglage des températures de vapeur dans les processus de fonctionnement de machines à vapeur comportant un ou plusieurs surchauffages intermédiaires
US4007596A (en) * 1975-04-24 1977-02-15 Westinghouse Electric Corporation Dual turbine power plant and method of operating such plant, especially one having an HTGR steam supply
JPH03189333A (ja) * 1989-12-18 1991-08-19 Jinichi Nishiwaki 水冷却式ガスタービン装置
JP3279740B2 (ja) * 1993-07-23 2002-04-30 株式会社日立製作所 発電プラントの給水装置
JP3315800B2 (ja) * 1994-02-22 2002-08-19 株式会社日立製作所 蒸気タービン発電プラント及び蒸気タービン
EP1445429A1 (en) * 2003-02-07 2004-08-11 Elsam Engineering A/S A steam turbine system

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04171202A (ja) * 1990-11-06 1992-06-18 Toshiba Corp 蒸気タービン発電プラント
JP2000274208A (ja) * 1999-03-25 2000-10-03 Toshiba Corp 蒸気タービン発電設備
JP2001082109A (ja) * 1999-09-09 2001-03-27 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 超高温発電システム
JP2002221007A (ja) * 2001-01-23 2002-08-09 Toshiba Corp 火力発電プラント
JP2002247759A (ja) * 2001-02-21 2002-08-30 Toshiba Eng Co Ltd 電源装置および高周波電源装置

Also Published As

Publication number Publication date
WO2007045563A3 (de) 2007-09-13
US20090229267A1 (en) 2009-09-17
CN101292075A (zh) 2008-10-22
CN101292075B (zh) 2011-09-28
US7975483B2 (en) 2011-07-12
JP2009511810A (ja) 2009-03-19
EP1937942A2 (de) 2008-07-02
PL1937942T3 (pl) 2017-04-28
EP1937942B1 (de) 2016-09-14
EP1775430A1 (de) 2007-04-18
WO2007045563A2 (de) 2007-04-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4833293B2 (ja) 蒸気タービン発電所並びに蒸気タービン発電所の増設方法
EP3284920B1 (en) Hybrid generation system using supercritical carbon dioxide cycle
JP3681434B2 (ja) コージェネレーション装置およびコンバインドサイクル発電装置
US5649416A (en) Combined cycle power plant
EP2857641B1 (en) Gas turbine engine system equipped with rankine cycle engine
JP5575381B2 (ja) 蒸気タービン構成要素の冷却を可能にする方法及び装置
JP2010166805A (ja) 複合電力増強システム及び方法
JP5241719B2 (ja) 圧縮設備
JP7014661B2 (ja) ボイラープラント、及びその運転方法
US20150192039A1 (en) Auxillary steam generation arrangement for a combined cycle power plant
JP2017503105A (ja) ロータ空気冷却に適用するための圧力選択式ケトル型ボイラ
JP5983213B2 (ja) 超臨界蒸気複合サイクル
JP4509759B2 (ja) 蒸気タービンの過負荷運転装置および蒸気タービンの過負荷運転方法
JP4028070B2 (ja) コンバインドサイクル発電プラント
KR20100127755A (ko) 공기 분리 장치와 스팀 재가열 사이클의 통합
JP2007187047A (ja) 蒸気タービンプラントと組み合わせて用いられるガスタービンコンバインドサイクルプラント
WO1999037889A1 (en) Combined cycle power plant
JP2002038907A (ja) コンバインドサイクル発電プラント
JPH11117712A (ja) ガスタービンコンバインドプラント
CN114517717A (zh) 钢铁厂超超临界余能余热协同发电系统及其工作方法
RU2391517C2 (ru) Парогазовая установка
EP3056695B1 (en) Single shaft combined cycle power plant shaft arrangement
JPH04171202A (ja) 蒸気タービン発電プラント
CN212079400U (zh) 一种基于f5燃机的350mwa级蒸汽轮机系统
JPH11148315A (ja) コンバインドサイクル発電プラント

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101130

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110223

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20110223

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110823

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110921

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4833293

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140930

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees