JP4832836B2 - アイドラの広帯域化の無い複数ポンプパラメトリック装置 - Google Patents

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Description

本発明は、概して、複数ポンプパラメトリック装置に関し、より詳細には、アイドラ信号の広帯域化の無い複数ポンプパラメトリック装置に関する。
高非線形性ファイバ(HNLF)におけるパラメトリックプロセスは、パラメトリック増幅、波長変換、超高速光サンプリング、および複数チャネルペナルティ緩和において使用される。HNLFにおける2−ポンプパラメトリック相互作用の独特の特性は、従来の1ポンプデバイスによって得ることができないマルチスペクトルスイッチングを可能にする。パラメトリック設計の技術を進める上でかなりの進歩が今までにあったが、多くの実際上の問題がいまだ解決される必要がある。ブリルアン(Brillouin)散乱の発生は、使用可能なポンプ出力を制限し、その結果、利用可能なパラメトリック利得/効率を制限するため、高いパラメトリック性能に対する主要な障害を意味する。高い連続波(cw)光出力を必要とするパラメトリックファイバ応用では、SBS(誘導ブリルアン散乱)が抑制されなければならない。これは、搬送波成分を抑制し、ポンプスペクトルを広帯域化するために、cw光の、周波数変調、デジタル位相変調、またはアナログ位相変調によって一般に達成される。ポンプ光の周波数変調は通常、ソースレーザの周波数を反復してディザリングすることによって達成される。デジタル位相変調は、通常、かなり高いデータレート(>1Gb/s)の、PRBS(擬似ランダムビットストリーム)などの電子信号によって反復して駆動される外部の(別個のデバイスの)位相変調器によって達成される。アナログ位相変調は、複数の調波からなる電子信号によって反復して駆動される外部位相変調器によって達成される。高いcw光出力を必要とする応用は、ブリルアン閾値を増加させるために、ポンプスペクトルの広帯域化を使用するが、1ポンプアーキテクチャでは、これによって、根本的な悪化を引き起こすアイドラスペクトルの過剰な広帯域化が生ずる。この基本的な制限は、原理上、PRBSまたは複数調波ポンプ位相変調または周波数変調を使用する時に、ポンプの変調を逆相同期させることによる、2−ポンプアーキテクチャで完全に除去される可能性がある。こうした配置構成では、1つのポンプの位相が増加すると、他のポンプの位相が減少し、または、その逆であり、それによって、一定の平均ポンプ光周波数、アイドラの広帯域化をなくす条件が維持される。デジタル位相変調の場合、2つのポンプは、それぞれ、PRBSシーケンスとその相補的シーケンス、PRBSバーによって、または、別の適当なシーケンスとその相補的なシーケンスによって同期して駆動される別個の位相変調器によって位相変調される。
ファイバパラメトリック増幅器は、高出力ポンプ増幅器が入力信号(複数可)を増幅し、新しい波長で1つまたは複数のアイドラを作成する、高cw出力を必要とする応用の例である。しかし、SBSを抑制するためにポンプスペクトルを広帯域化するのに位相変調を採用することによって、アイドラが広帯域化を受けるという望ましくない結果を生ずる。これは、種々の伝送およびフィルタリング環境においてアイドラを悪化させる可能性がある。米国特許5,386,314号では、ファイバパラメトリック増幅器においてアイドラの広帯域化を防止する技法が開示された。この特許は、SBS閾値を上げるのに使用されるポンプ変調から生ずる歪作用が、2つのポンプ信号に対して、符号が反対であるが、同じ変調を使用することによって、なくなる可能性があることを開示した。結果として、入力信号と2つの変調されたポンプビームとの位相共役混合積は、したがって、ポンプ変調によるSBS抑制を普通は伴う低周波歪を有さないであろう。
つい最近、S.Radic,C.J.McKinstrie,R.M.Jopson,J.C.Centanni,A.R.Chraplyvy,C.G.Jorgensen,K.BrarおよびC.Headleyによる論文「Selective Suppression of Idler Spectral Broadening in Two−Pump Parametric Architectures」IEEE Photon.Technol.Lett,V.15,p673,May 1,2003は、同相同期したポンプ変調は単一位相変調器の使用を可能にするが、ポンプの逆相同期は、本質的に、2つの同期した位相変調を必要とすることを開示している。しかし、名目上は同じ電子増幅器によって駆動される2つの名目上は同じ高速位相変調器の電気光学的応答は、正確には同じでない。電子的応答および電気光学的応答のこれらの差は、ポンプが完全に逆相同期していないために、アイドラ(複数可)の悪化につながる可能性がある。
米国特許5,386,314号 S.Radic,C.J.McKinstrie,R.M.Jopson,J.C.Centanni,A.R.Chraplyvy,C.G.Jorgensen,K.BrarおよびC.Headleyによる論文「Selective Suppression of Idler Spectral Broadening in Two−Pump Parametric Architectures」IEEE Photon.Technol.Lett,V.15,p673,May 1,2003 P.B.Hansen,L.Eskilden,S.G.Grubb,A.M.Vengsarkar,S.K.Korotky,T.A.Strasser,J.E.J Alphonsus,J.J.Veselka,D.J.DiGiovanni,D.W.Peckham,E.C.Beck,D.Truxal,W.Y.Cheung,S.G.Kosinski,D.Gasper,P.F.Wysocki,V.L.da Silvia,J.B.Simpsonによる「529 km unrepeated transmission at 2.488 GBit/s using dispersion compensation,forward error correction,and remote post−and pre−amplifiers pumped by diode−pumped Raman lasers」Electronics Letters,Vol.31,Iss.17,17 Aug 1995 pp1460−1461
したがって、アイドラ(複数可)を悪化させることなくSBSをなくすために、ファイバパラメトリック応用において、SBSを減らすか、または、なくすという継続した必要性が存在する。
本発明の装置および動作方法によれば、アイドラ(複数可)を悪化させることなくSBSをなくすために、1つの位相変調器のみを使用する複数ポンプ位相変調器装置が開示される。1つの位相変調器のみが使用されるため、ポンプに対して得られる変調は、符号が正確に反対であるようにより容易にさせられ、そのため、SBS閾値を上げるのに使用される位相変調から生ずる位相歪作用は、より容易になくされる。より具体的には、本発明の実施形態では、複数ポンプ位相変調器装置は、
複数の光波長ポンプ信号を受信する手段と、
上記複数のポンプ信号を位相変調して、所定の変調期間を有する変調信号を使用して位相変調された複数のポンプ信号を形成する単一位相変調器と、
上記位相変調された複数のポンプ信号を少なくとも2つの波長群に分ける波長選択性信号分割器と、
他の波長群に対して上記所定の変調期間だけ第1波長群を遅延させる遅延装置と、
上記遅延した第1波長群を上記他の波長群と合成して、合成され変調された複数のポンプ信号を形成する合成器とを備える。
別の実施形態では、複数ポンプパラメトリック装置は、
複数の光波長ポンプ信号を受信する手段と、
上記複数のポンプ信号を位相変調して、所定の変調期間を有する変調信号を使用して位相変調された複数のポンプ信号を形成する単一位相変調器と、
上記位相変調された複数のポンプ信号を少なくとも2つの波長群に分ける波長選択性信号分割器と、
他の波長群に対して上記所定の変調期間だけ第1波長群を遅延させる遅延装置と、
上記遅延した第1波長群を上記他の波長群と合成して、合成され変調された複数のポンプ信号を形成する合成器と、
パラメトリック装置とを備え、前記パラメトリック装置は、上記合成され変調された複数のポンプ信号を受信し、入力信号Sを増幅し、上記パラメトリック装置によって生成された増幅された入力信号および1つまたは複数のアイドラを含む群から選択された信号を出力する。
他の実施形態は、光スイッチ、サンプラー、従属抽出機、および再生器の部品としての、複数ポンプ位相パラメトリック装置の使用を含む。
本発明の1つの特徴は、パラメトリック装置を動作させる方法を対象としており、方法は、
複数の光波長ポンプ信号を受信する工程と、
単一位相変調器を使用する工程であって、それによって、上記複数のポンプ信号を位相変調して、所定の変調期間を有する変調信号を使用して複数の位相変調されたポンプ波長信号を形成する、単一位相変調器を使用する工程と、
上記変調された複数のポンプ信号を少なくとも2つの波長群に分ける工程と、
他の波長群に対して上記所定の変調期間だけ第1波長群を遅延させる工程と、
上記遅延した第1波長群を上記他の波長群と合成する工程であって、それによって、合成され変調された複数のポンプ信号を形成する、合成する工程とを含む。
本発明は、添付図面に照らして読まれるべきである以下の詳細な説明を考慮することによってより完全に理解されるであろう。
以下の説明では、同じ要素は、異なる図において同じ要素を指定する。さらに、要素の指定において、最初の数字は、その要素が最初に位置する(locate)図を指す(たとえば、112は、図1に最初に位置する)。
本発明は、1つの位相変調器を使用した複数ポンプ位相変調装置を対象とする。複数のポンプパラメトリック装置は、複数ポンプ位相変調装置をパラメトリック増幅器装置と組み合わせることによって形成される。本発明者等の複数ポンプ共役器装置は、2つ以上のポンプと共に使用されてもよい。しかし、例示の都合上、2−ポンプおよび3−ポンプの実施形態のみが述べられる。4つ以上のポンプを使用した実施形態は、述べられる2−ポンプおよび3−ポンプの実施形態の簡単な拡張であることが理解されるべきである。
2−ポンプの実施形態
最初に、2−ポンプ位相変調器および2−ポンプパラメトリック装置のみが述べられる。そのため、図1〜8の以下の説明では、ポンプ信号P(λ)およびP(λ)ならびに関連する回路が述べられる。この説明では、「ポンプ信号」という成句は、「ポンプ」という用語と交換可能に使用される。第3ポンプ信号P(λ)、および、図3〜6に示す3−ポンプの実施形態に必要とされる追加回路の使用は、応用の3−ポンプの実施形態の章で説明されるであろう。
図1には、4つの主帯域1−、1+、2−、2+を有する2−ポンプパラメトリック装置の出力である。図100は、ポンプP1およびP2がオフの間の、入力信号Sに応答して2−ポンプパラメトリック装置の得られる出力信号102を示す。こうした場合、ポンプP1およびP2はオフであるため、2−ポンプパラメトリック装置による増幅は存在せず、出力信号102は、2−ポンプパラメトリック装置の損失だけ減衰した入力信号Sである。図101は、ポンプの両方がオンである時の出力112を示す。示すように、ポンプP1とP2の両方がオンである時、入力信号S(1つまたは複数のf1〜f9)は、増幅され、付加的なアイドラ信号帯域I1〜I3が生成される。この例では、入力信号Sは、1+として指定した帯域内に位置し、異なる大きさの複数の周波数f1〜f9を含むと仮定する。
示すように、2−ポンプパラメトリック装置の出力は、内部帯域(1+および2−)および外部帯域(1−および2+)を含む4つの主帯域を有する。内部帯域は、2つのポンプ波長間に位置する帯域(1+および2−)であり、外部帯域(1−および2+)は、2つのポンプ波長PおよびPの間ではなく、その外側に位置する帯域である。入力信号Sの信号増幅は、2つの共役アイドラおよび1つの非共役アイドラを伴う。110で示すように、信号Sが内部帯域1+にある時、信号Sは、それぞれ、外部帯域1−および2+にアイドラI1および1つの非共役アイドラI3を、内部帯域2−に1つの共役アイドラI2を生成する。120で示すように、信号Sが外部帯域1−にある時、信号Sは、それぞれ、内部帯域1+および2−に共役アイドラI1および1つの非共役アイドラI2を、外部帯域2+に1つの共役アイドラI3を生成する。信号Sは、複数の波長f1〜f9を含むとして示されるが、信号Sは、より一般的には、1つまたは複数の波長を含む。入力信号Sが、他の帯域2−および2+に提供されると、入力信号Sは、ポンプPおよびPがオンである時に同様な出力信号を生成することになることに留意されたい。
述べるように、2−ポンプパラメトリック装置は、入力信号の位相共役複製または入力信号の非共役複製を生成する。110および120で示すように、入力信号Sがどの帯域に位置するかに応じて、アイドラI1、I2、I3のうちの異なる1つが、入力信号Sに対して共役になるか、非共役になるであろう。その結果、2−ポンプパラメトリック装置からの出力は、信号Sまたはアイドラ信号I1、I2、I3のうちの1つであるように選択される可能性があり、したがって、出力信号は、信号スペクトルSのミラーリングしたもの(波長シフトし、かつ、共役な)または変換したもの(位相シフトし、かつ、非共役な)である可能性がある。
以下の表は、異なる帯域の入力信号Sについての異なる出力帯域におけるアイドラ位相同期を要約する。示すように、第1欄は入力帯域を示し、第2欄は出力信号帯域を示し、第3欄はアイドラ位相同期を示す。第1行は、入力信号Sがポンプ信号P1の周波数未満の周波数を有する時に入力帯域1−を示す。入力帯域1+は、入力信号Sが、ポンプ信号P1の周波数を超えるが、ポンプ信号P1およびP2の周波数の平均未満の周波数を有する時である。入力帯域2−は、入力信号Sが、ポンプ信号P1およびP2の周波数の平均を超え、かつ、ポンプ信号P2の周波数未満の周波数を有する時である。最後に、入力帯域2+は、入力信号Sが、ポンプ信号P2の周波数を超える周波数を有する時である。以下の表の異なる行エントリは、所与の入力信号Sについて示し、その出力帯域は、入力信号Sに対して非共役か、共役のいずれかである出力信号を得るのに使用されるべきである。
入力S帯域 出力帯域 アイドラ位相同期
1− 1+ 共役
1− 2− 非共役
1− 2+ 共役
1+ 1− 共役
1+ 2− 共役
1+ 2+ 非共役
および、同様に、
2− 2+ 共役
2− 1+ 共役
2− 1− 非共役
2+ 2− 共役
2+ 1+ 非共役
2+ 1− 共役
例110を参照すると、入力信号Sが帯域1+にある場合、得られる3つのアイドラ帯域はI1、I2、およびI3である。示すように、アイドラI3は、帯域2+内の非共役信号111であり、アイドラI1およびI2は、それぞれ、帯域1−および2−で得られる共役信号である。そのため、非共役アイドラ111は、入力信号Sと同じ相対波長振幅分布f1’〜f9’を有する信号f1’〜f9’を有するが、共役アイドラI1およびI2は、入力信号Sとして、それぞれ、逆のスペクトル分布f1’’〜f9’’およびf1’’’〜f9’’’を有する。そのため、110を参照すると、帯域1+内の入力信号Sの場合、非共役出力信号が望まれる場合、帯域2+内のアイドラ信号I3は、出力信号として選択され、共役出力信号が望まれる場合、それぞれ、帯域1−および2−内のアイドラ信号I1かI3のいずれかが選択される。示すように、出力信号、たとえば、I3が入力信号Sの非共役複製である時、入力信号Sの波長振幅分布112(f1〜f9)、および、出力信号I3のスペクトル分布111(f1’〜f9’)は、同じように変わる。出力信号、たとえば、I2は入力信号Sの共役複製である時、入力信号Sのスペクトル分布112(f1〜f9)、および、出力信号I2、すなわち、113は、逆の方法で変わる。
例120を参照すると、入力信号Sが帯域1−内にある時、得られる3つのアイドラ帯域I1、I2、およびI3は、それぞれ、帯域1+、2−、および2+に位置する。そのため、入力信号Sが帯域1−内にある時、非共役出力信号113は、帯域2−内のアイドラI2を使用して得られ、共役出力信号は、それぞれ、帯域1+および2+内のアイドラI1またはアイドラI3を使用して得られる可能性がある。
図1の例110および120で示す理想的な条件下で、アイドラスペクトルI1、I2、I3は、信号スペクトルSの、ミラーリングされた複製、または、変換された複製である。しかし、実際に、ブリルアン閾値を増加させるのに必要とされるポンプ位相変調は必ず、アイドラスペクトルを広帯域化する。非同期ポンプ位相変調は、3つ全てのアイドラ波の過剰なスペクトル広帯域化を生ずる。逆位相同期したポンプ変調は、悪化しない(impaired)アイドラ波を生成するのに使用される可能性がある、すなわち、内部帯域信号は悪化しない内部帯域アイドラを生成するが、外部帯域信号は悪化しない外部帯域アイドラを生成することが米国特許5,386,314号で示された。同位相同期したポンプ変調は、信号が内部(外部)帯域を占有する時の外部(内部)帯域における悪化しないアイドラの発生を実証するために、先に参照したRadic等の論文で使用された。
図2は、同位相同期したポンプ変調と逆位相同期したポンプ変調の両方を可能にする、先に参照したRadic等の論文に記載される従来技術の一般化された2−ポンプパラメトリック装置の図である。示すように、入力信号帯域201は、合成された位相変調されたポンプ信号202と共に、カプラC1を介して位相変調回路203からパラメトリック装置250に結合される。パラメトリック装置250は、カプラC1、高非線形性ファイバ(HNLF)から形成されるパラメトリック増幅器、帯域分割器カプラC2、および任意選択の波長選択性フィルタFを含む。HNLFからの信号は、カプラC2によって、出力信号204(任意選択で、フィルタFによってフィルタリングされる)およびモニタ信号205に分割される。制御信号FSは、出力信号OUT204の所望の波長帯域(1−、1+、2−、または、2+)を選択するように、フィルタFを制御するのに使用される。
位相変調回路203は、ほぼ同じ応答を有する2つの位相変調源210および220を含み、その出力信号は、カプラC230において合成され、逆位相同期し変調されたポンプ信号202になる。位相変調源210は、波形Dによって変調される、偏光コントローラPCを介して位相変調器PM1に結合するポンプ信号λを含む。位相変調器PM1の出力は、遅延回路τで遅延され、偏光コントローラPCを介してカプラ230に結合される。位相変調源220は、位相変調器210と同じであり、波形Dによって変調される、偏光コントローラPCを介して位相変調器PMに結合するポンプ信号λを含む。理想的には、位相変調器PMは、PMと同じである。ポンプλおよびλの偏光は直交するように維持されることに留意されたい。
波形Dは、波形Dと同じか、相補的かのいずれかである。位相変調器PMの出力は、遅延回路τで遅延され、偏光コントローラPCを介してカプラ230に結合される。そのため、図2の2−ポンプパラメトリック装置は、同じか、相補的かのいずれかの波形DおよびDによって駆動される2つの位相変調器210および220を使用して、任意の、悪化しないアイドラ生成を可能にする。遅延回路τおよびτは、位相変調器210および220の動作を同期させるように調整される。
好ましくないことに、図2の同期式ポンプ変調技法は、的確な経路釣り合いを必要とし、210および220内の2つの位相変調器は、ほぼ同じ応答を有するべきである。後者の要件は、原理上、1つの位相変調器のみを使用してポンピングすることによって、同相同期した動作について回避されるが、種々の部品の波長分散は、正確に同相同期した動作を妨げる場合がある。残念ながら、逆相同期した動作は、ほぼ同じ応答を有する2つの別個の変調器デバイスをやはり必要とする。
図3は、単一位相変調器を用いて実施された、遅延および一致(match)ポンプ−位相変調技法を使用する、本発明者等の新規な複数ポンプパラメトリック装置(本発明者等の新規な2−ポンプ位相変調器装置を含む)を示す。1つの位相変調器のみが使用されるため、SBS閾値を上げるのに使用される位相変調から生ずる位相歪効果は、2つのポンプ信号λおよびλに対して、符号が逆だが同じ変調を使用することによってより容易になくなる。示すように、2−ポンプ位相変調器装置は、位相変調源340、遅延および一致ユニット330、およびパラメトリック装置(増幅器)250を含む。単一位相変調器302の使用は、同相同期したポンプ変調と逆相同期したポンプ変調の両方について別個の位相変調器を必要とする、図2に示す従来技術の配置構成によって必要とされる的確な経路釣り合いを克服する。単一位相変調器302はまた、ほぼ同じ応答を有する2つの位相変調器を有するという要件をなくす。示すように、2つのポンプ信号λおよびλは、偏光コントローラPCおよびPCを介して結合され、合成器カプラ(CP1)301内で加算される。偏光維持ファイバは、偏光コントローラPCおよびPCと置き換えられてもよいことが留意されるべきである。さらに、本発明者等の新規な複数ポンプパラメトリック装置(本発明者等の新規な2−ポンプ位相変調器装置を含む)の動作は、直交して偏光する、2つのポンプ信号、たとえば、λおよびλを必要としない。2つの信号は、同方向に偏光するか、または、ランダムなどの一部の他の偏光関係を有する場合がある。
合成したポンプ信号は、両方のポンプ信号(λおよびλ)に加えられる所定の位相パターンに対応する周期的電気波形D1D2を使用して駆動される、位相変調器(PM)302によって変調される。例示的に、BERT(ビットエラーレート試験セット)310は、擬似ランダムビットシーケンス(PRBS)である場合がある所定の位相パターンD1およびD2を生成するのに使用される。BERT310は、シフトレジスタを使用してよく知られた方法で実施されることができる。こうしたBERTは、種々の2−1ビットサイズで利用可能であり、ここで、Nは7、10、15、23などである。遅延要素306は通常、ファイバ長Nを使用して実施されるため、Nは、被変調ポンプ信号の所望のスペクトル特性を同様に考慮して、遅延要素306を実施するのに必要とされる実用的なファイバ長を決定することによって選択される。本発明者等の2−ポンプ位相共役器装置は好ましくは、デジタルPRBS信号を使用する所定の位相パターンD1およびD2を使用するが、他の実施形態では、非PRBSデジタル信号またはアナログ信号が使用されてもよいことが留意されるべきである。
周期的電気波形サブパターン(D1、D2)は、継続時間(τD1=τD2=τD1D2/2)と同じである。位相変調器302の変調されたポンプ信号出力は、帯域分割要素(CP2)303によって、変調されたλ信号および変調されたλ信号にデマルチプレクスされる。
変調されたλ信号は、変調されたλとλの間の所望の偏光関係を達成するのに使用される可能性がある偏光コントローラPC3A、305を通過する。変調されたλ信号は、信号を時間τだけ遅延させる遅延要素306を通過する。後のパラグラフで説明されるように、τ遅延要素306は、変調サブパターンの継続時間τD1=τD2=τD1D2/2に一致するように選択される。τ遅延要素306は、単一モードファイバ(SMF)の長さを使用して実施されてもよい。
遅延して変調されたλおよびλポンプ信号は、合成信号を増幅する増幅器308に挿入する前に、合成器カプラ(CP3)307によって変調された複数ポンプ信号に合成される。増幅器308の出力は、パラメトリック装置250に結合する。図2で先に説明したように、パラメトリック装置250は通常、高非線形性ファイバ(HNLF)を含むが、任意の非線形光学要素を使用して実施されてもよい。パラメトリック装置250はまた、合成して変調されたλとλポンプ信号と共に入力信号Sを受信し、出力信号OUTを生成する。ポンプλとλがいずれも存在しない時に入力信号Sがパラメトリック装置250に印加される時、出力信号OUTは、アイドラI1〜I3がない状態で、入力信号Sの減衰したもの102であることになる(図1の100に示す)。しかし、図1を参照すると、ポンプλとλの両方が存在し、110、入力信号Sがパラメトリック装置250に印加される時、その出力フィルタFは、入力信号S、または、114、113、および111として例示的に示されるアイドラI1〜I3の任意のものの増幅したもの112であるように、出力信号OUTの波長帯域を選択するのに使用される可能性がある。図1を参照して先に説明したように、波形帯域(1−、1+、2−、2+)からの特定の出力信号OUTの選択は、出力信号OUTが、入力信号スペクトルSの、ミラーリングされたものであるか、または、変換されたものであるかによって決まる。この例では、パラメトリック装置250からの選択された出力信号OUTは、アイドラ信号I1〜I3を悪化することなく、SBSをなくした出力信号OUTである。
図3で使用される、同相同期したポンプ方式または逆相同期したポンプ方式は、パターンの簡単な選択、すなわち、312で示すD1=D2(同相同期)、または、311で示す
Figure 0004832836
(逆相同期)を使用することによって実現される。例示的に、変調サブパターンは、所定のビット数のワードD1およびD2に形成されるPRBSシーケンスであってよい。D1ワードはPRBSシーケンスであり、D2ワードは相補的PRBSバー
Figure 0004832836
シーケンスである。交互ワードD1およびD2のシーケンス(
Figure 0004832836
の時に311およびD1=D2の時に312)は、位相変調器302に入力される。
要素CP2、303によってデマルチプレクスされた後の、変調されたλポンプ信号に導入されるτ光遅延306は、理想的には、厳密に、D1またはD2シーケンスの時間長(変調期間とも呼ばれる)である。そのため、要素306のτ遅延は、τ遅延を実施するのに使用されるファイバセクションの長さLに対応し、理想的には、変調サブパターンの継続時間(τD1=τD2)に等しい飛行時間または移動時間(nL/c)である。ここで、c/nは、波長λを有する信号のファイバの群速度である。同相同期したポンプ変調および逆相同期したポンプ変調は、相補的な
Figure 0004832836
波形および連結した(D1=D2)波形に対応する。具体的に、両方の方式は、パターン発生器によって生成される2−1ビット長PRBSワードを使用する。すなわち、相補的方式はPRBSワードおよびその相補物を反復し、一方、連結方式は単に、PRBSワードを反復する。ファイバ遅延(τ)の物理的長さLは、PRBSワードの継続時間、すなわち、
L=(2−1)×c/nf
によって求められ、ここで、NはPRBS次数であり、c/nは遅延したポンプ(λ)の群速度であり、fは位相変調周波数である。本発明の一態様によれば、パターン長およびポンプ群速度に一致するようにτ光遅延306で使用されるファイバ長を精密に調整するのではなく、必要とされる光遅延306は、約1cm(約50ps遅延に等しい)以内に調整されるか、または、プリセットされる。その後、正確な遅延は、BERTパターン発生器310の位相変調周波数f(ビットレート)を同調させる(または、調整する)ことによって達成される。この手順は、τ光遅延306に使用されるファイバ長の大きな長さエラー(〜cm)が、短いPRBS長(N=7)についてさえも、少しの周波数脱同調によって補償されることを可能にする。すなわち、10GHzポンプ変調は、ファイバ遅延不一致の各1センチメートルについて+/−40MHzの調整を必要とする。より重要なことには、この方法は、遅延したポンプ群速度の正確な知識を必要としない。
逆相同期したポンプ方式が利用される時
Figure 0004832836
、τ光遅延306は、D2変調したλ信号に、D1変調したλ信号と同時に合成器307に到達させるように設定される(利用される場合、BERTパターン発生器310が調整されてもよい)。そのため、λ信号の変調は、λ信号の変調の相補的なものである。正味の結果は、2つの変調したλおよびλポンプ信号が、正確に逆相同期した(すなわち、λがD1によって変調され、λがD2によって変調され、また、その逆)パラメトリック増幅器309に入いることであり、変調したλおよびλポンプ信号が共に、同じ変調器/駆動電子部品302によって変調されたため、図3の装置の電子/電気光学要素の異なる周波数応答による、変調したλおよびλポンプ信号間の不一致が存在しない。λおよびλポンプ信号の相補的な変調
Figure 0004832836
のために、結果は、変調したλポンプの位相が増加すると、他の変調したλポンプの位相が減少し、また、その逆であることであり、それによって、一定の平均ポンプ光周波数、アイドラの広帯域化をなくす条件が維持される。その結果、出力信号OUTに対するSBSの影響が、なくされるか、減ってしまい、アイドラ信号の悪化は存在しない。
本発明は、ポンプ信号の変調について、デジタル信号パターンD1、D2を使用するとして述べられたが、アナログ信号を変調信号として使用されてもよいことが理解されるべきである。4つの周波数を含む1つのこうしたアナログ変調信号は、P.B.Hansen,L.Eskilden,S.G.Grubb,A.M.Vengsarkar,S.K.Korotky,T.A.Strasser,J.E.J Alphonsus,J.J.Veselka,D.J.DiGiovanni,D.W.Peckham,E.C.Beck,D.Truxal,W.Y.Cheung,S.G.Kosinski,D.Gasper,P.F.Wysocki,V.L.da Silvia,J.B.Simpsonによる「529 km unrepeated transmission at 2.488 GBit/s using dispersion compensation,forward error correction,and remote post− and pre−amplifiers pumped by diode−pumped Raman lasers」Electronics Letters,Vol.31,Iss.17,17 Aug 1995 pp1460−1461という名称の論文に記載された。一実施形態では、これらの周波数は、およそ3倍だけ、たとえば、50MHz、150MHz、450MHz、および1350MHz、間隔を空け、振幅は、搬送波に最も近い2つの位相変調光側波帯のそれぞれにおいて、位相変調後の光出力が搬送波の出力に等しいように調整される。一実施形態では、正確な周波数は、必要な場合に、逆相同期したポンプ変調または同相同期したポンプ変調を提供するように選択されるであろう。
アイドラの広帯域化をなくすことは、パラメトリック増幅器内のある点、通常、HNLFにおいて、ポンプ変調アライメントに依存する。一部の実施形態の場合、このアライメントは、先のパラグラフで説明した、ポンプ変調を合成器カプラ(CP3)、307において位置合わせすることと異なる場合がある。こうした差は、特に、ポンプが増幅される場合の波長分散の存在、または、ポンプの経路の付加的な分割から生ずる場合がある。こうした差が存在する場合、τ光遅延306で使用されるファイバ長、および、BERTパターン発生器310の位相変調周波数f(ビットレート)の適した選択によって、任意所望の点で位置合わせされる可能性がある。
しかし、ポンプ波長を変更することは、ポンプ変調が位置合わせされる点をシフトさせるであろう。これは、その点と位相変調器302の間の波長分散によって引き起こされる。たとえば、装置が、16ps/nmの波長分散を有する50メートルの標準単一モードファイバを含む場合、ポンプ変調アライメントは、ポンプλまたはλの1つの波長がナノメートル変化するごとに0.8psだけ変化するであろう。この分散はまた、ポンプに加えられる位相変調の歪を引き起こす。両方の問題は、分散補償によって緩和される可能性がある。分散補償は、分散補償フィルタによって最も都合よく提供されるが、分散を保障する他の手段がよく知られている。波長分散によって引き起こされる歪を完全になくすために、各ポンプは、変調器と所望のアライメント点の間で正味のゼロ分散を提供するように補償されるべきである。これは、他のポンプからデマルチプレクスされる、帯域分割要素303と合成器カプラ307の間の経路の各ポンプを個別に補償することによって達成される可能性がある。しかし、一般に、ポンプが結合される、合成器307と増幅器308の間などの場所において分散補償のほとんどを提供することがより経済的であろう。この補償が十分でない場合、帯域分割要素303と合成器カプラ307の間の経路、または、ポンプがデマルチプレクスされる他の経路の各ポンプについて、補償に対する少しの付加的な調整が個別に行われる可能性がある。非常に短いポンプ変調パターン長の場合、作動遅延自体が、分散補償によって提供される可能性があり、ポンプを個別にデマルチプレクスし、再マルチプレクスする必要がなくなる。
図4は、各ポンプ信号について別個の増幅器を使用する本発明の第2の実施形態を示す。そのため、2つのポンプ信号配置構成について、2つの増幅器401および402が、図3で使用される1つの共通増幅器308を置き換える。単一増幅器が両方のポンプ周波数をカバーすることができない時か、または、1つの増幅器が不十分な光出力を提供する時に、2つの増幅器配置構成が望ましい。総ポンプ出力は、合成器307が周波数選択性を持つ場合、2つの増幅器が使用されると、2倍になる可能性がある。
増幅器401は変調したλポンプ信号を増幅し、増幅器402は変調したλポンプ信号を増幅する。この配置構成では、遅延306は、使用される位相変調パターン、ファイバ波長分散、およびセクション430の経路長差(増幅器401と402の間の遅延差を含む)によって引き起こされる、(λとλの間の)相対ポンプ位相同期などの作動遅延を補正するように設定される。図4では、合成器307の出力は、パラメトリック装置250に結合される。
図3について述べたように、遅延要素306は、装置のある点、しばしば、HNLFへの入力などの、パラメトリック増幅器内の点において、変調サブパターンの継続時間、τ=τD1=τD2=τD1D2/2、または、その奇数倍に一致するように設定される。図4はまた、簡単なパターンの選択、312で示されるD1=D2(同相同期)または311で示される
Figure 0004832836
(逆相同期)によって、同相ポンプ方式か、逆相ポンプ方式のいずれかについて、使用される可能性がある。
図5は、分散補償モジュール(DCM)501を利用する複数ポンプ位相共役器の第3の実施形態を示す。図5では、波長分散は、分散補償フィルタを使用して実施される場合があるDCM501を使用することによって補正される。こうした位相共役器は、複数ポンプ位相共役器における波長分散の効果及び/又は非線形光学効果の一部又は全てを逆にするのに使用されてもよい。DCM501は、波長λ及びλが進む経路の両方において利用される分散補償ファイバのコイルに加えて、図3の330に示す要素の全てを含むであろう。そのため、図3及び図4では、DCM501の能力は、PM302と分割器303の間の経路内、分割器C、303からの各経路内、増幅器308、401、及び402への各経路内、又は、合成器307からの経路内などの、1つ又は複数の場所に分散補償ファイバを付加することによって提供される。DCM501は、ポンプ波長λ及びλの変更を可能にするのに使用される可能性があることに留意されたい。より具体的には、DCM501は、必要とされる遅延が、ポンプ波長の同じでかつ反対の変化によって影響を受けないように、図3及び図4の実施形態に付加される可能性がある。ポンプ波長の同じでかつ反対の変化は、パラメトリック装置309がファイバで構成される時にポンプ波長λ及びλを同調するのにほぼまさしく必要とされるものである。ポンプ同調が、正確に同じでなくかつ反対でないポンプ波長λ及びλの変化を必要とする時に、DCM501が位相同期を補正するように設計される可能性があることを、当業者は理解するであろう。DCM501について実際の分散補償を提供するファイバは、変調器302及びパラメトリック装置308の間のどこにでも設置される可能性があることも理解されるであろう。
図6は、本発明者等によって実施される可能性がある他の動作機能を説明する時に役立つ、複数ポンプ変調装置600の一般化した実施形態を示す。示すように、2−ポンプ変調装置600は、単一位相変調器ユニット340、分散補償ユニット601、および強度または振幅変調器602を含む。2−ポンプ変調装置600に対するパラメトリック装置250の付加によって、2−ポンプパラメトリック装置が形成される。単一位相変調器ユニット340およびパラメトリック装置250は、先に説明したように動作する。分散補償ユニット601は、先に説明した装置330、430、および501を使用して実施されてもよい。
図6に示す2−ポンプ位相共役器装置600は、ポンプP1およびP2をオンまたはオフするポンプ振幅制御回路を使用することによって(たとえば、スイッチ621および622)、あるいは別法として、ポンプ強度変調信号612をオンまたはオフすることによって、スイッチとして利用されてもよい。そのため、波長選択性フィルタFの制御信号FSは、出力信号OUTの出力帯域(1−、1+、2−、または、2+)を選択するのに使用される。100に示すように、両方のポンプP1およびP2がオフで、出力帯域が入力信号帯域と同じ波長帯域に設定される場合、出力OUTは、図1の減衰した入力信号か、または、残留入力信号102である。しかし、100に示すように、ポンプP1とP2の両方がオフで、出力帯域が入力信号帯域と異なる波長帯域に設定される場合、出力OUT信号はゼロになるであろう。101に示すように、ポンプP1とP2の両方がオンで、出力帯域が入力信号帯域と同じ波長帯域に設定される場合、出力OUTは、図1の増幅した入力信号112である。また、ポンプP1とP2の両方がオンで、出力帯域が入力信号帯域と異なる波長帯域に設定される場合、出力OUTは、入力信号112の、増幅され、波長シフトした複製(たとえば、111)、または、波長シフトした共役バージョン(たとえば、114または113)である。
図6に示す2−ポンプ位相共役器装置600はまた、ポンプP1とP2の両方がオンの状態のサンプラー回路として利用されてもよい。こうした配置構成では、図2のパラメトリック装置250のカプラC2は、サンプル(モニタ)信号として使用される信号帯域を選択するように使用される帯域分割器である。モニタ信号は、出力信号OUTの波長シフトした複製である。サンプルまたはモニタ信号は、選択される波長帯域に応じて、出力信号OUTの非共役バージョンまたは共役バージョンであるように選択されてもよい。いずれの場合も、モニタ信号は、パラメトリック装置250を通過する信号のサンプルを提供する。
別の実施形態では、2−ポンプ位相共役器装置600はまた、ポンプP1とP2の両方がオンの状態の従属抽出機として利用されてもよい。従属抽出機は、2値入力信号Sの全てのn番目のビットを出力信号OUTとして抽出するのに使用される。従属抽出機は、分散補償ユニット601からの、合成され変調された2−ポンプ信号の強度を変調するために、ポンプ強度変調信号612を使用するポンプ強度変調器602を含む。ビットサンプラー回路611は、nビットごとに1パルスを有するポンプ強度変調信号612を生成するために、入力信号Sのクロックを回復するように入力信号Sをサンプリングするのに使用される。ビットサンプラー回路611は、従属抽出機によってどのビットが抽出されるかを選択するために、制御信号613によって制御される。ビットサンプラー回路611は、光電子工学回路として実施されてもよい。この従属抽出機では、所望の場合、カプラC2は、抽出される出力信号OUTをモニタ信号としてサンプリングするのに使用される。
例示的に、n=4の場合、図7に示すように、ポンプ強度変調信号612は、入力信号Sの4番目のビットごとにオンする。ポンプ強度変調信号612は、出力信号OUTになる入力信号Sの全ての4番目のビットを増幅するように、パラメトリック装置250がポンプP1およびP2を使用することを可能にする。再び、出力信号OUTの帯域は、フィルタFによって選択される。入力信号Sが入力信号波長f1〜f9(図1の112で示す)の多数を含む場合、信号波長は、全ての波長、たとえば、f1〜f9の同時従属抽出を可能にするために、同じクロック位相を有さなければならないことに留意されたい。
さらに別の実施形態では、図6に示す2−ポンプ位相共役器装置はまた、再生器として利用されてもよい。再生器は一般に、入力信号Sとして単一波長(たとえば、図1の112のf9)を使用する。再生器の出力信号OUTは、図1に示されない付加的な波長801および802を有する。付加的な波長は、たとえば、2乗した信号(signal squared)とポンプ間の高次混合から生ずる可能性がある。例の出力信号OUTスペクトルは、図8に示され、1+および2−帯域のみが示される。出力フィルタFは、f2+またはf3+などの再生に役立つ信号を流すように同調される。f2+の振幅は、f2+の振幅は、出力信号スペクトルが入力信号Sのスペクトルの再生であるように、良好な信号対雑音比を提供するのに十分に大きくなければならないことに留意されたい。出力信号スペクトル対入力信号スペクトルの理想的な伝達関数は、ゼロと1の中間の階段(stair step halfway)である。この場合、出力信号は、0と1/2の間の入力についてゼロであり、出力信号は、1/2より大きい入力パワーについて1である。
3−ポンプ実施形態
図3〜6を参照すると、第3ポンプ信号P(λ)および3−ポンプ実施形態に必要とされる付加的な回路の使用が説明される。3−ポンプ実施形態についての種々の利得帯域の出力波形は、出力スペクトルが図1に示すものより複雑になるため、図1には示されていないことに留意されたい。3以上のポンプの使用は、所与の入力信号周波数について、出力周波数の選択におけるさらなる柔軟性を提供する可能性がある。たとえば、図1を参照すると、110において信号Sに作用するP1およびP2はI3を生成するであろう。図2に示すHNLFの適した分散曲線および適した偏光によって、I3に作用する同時の第3ポンプP3は、図1に示す範囲以外の周波数でアイドラI3に対する共役を生成するであろう。得られる共役の過剰に広帯域化を回避するために、P1、P2、およびP3の位相変調は、適切に選択されなければならず、この場合、P3およびP2の変調は、同相同期すべきであり、P1の変調は、P2およびP3に対して逆相同期すべきである。図3を参照すると、3−ポンプ位相共役装置は単一位相変調器ユニット340(付加的な第3ポンプ信号P(λ)を有する)、偏光コントローラPC、および遅延および一致ユニット330(付加的な回路321を有する)を含む。3つの波長λ〜λおよび単に2つの位相状態(同相同期および逆相同期)によって、少なくとも2つの波長が常に、同相同期するか、または、逆相同期しなければならないことが留意されるべきである。もちろん、3つ全ての波長が同相同期する可能性がある。付加的な回路321は、λおよびλが同相信号であり、λが逆相信号である場合、PCの遅延と同じ遅延を含んでもよい。そのため、波長λについての3−ポンプ位相共役装置の動作は、波長λについて先に述べた動作と同じである。
あるいは、付加的な回路321は、λおよびλが同相信号であり、λが逆相信号である場合に遅延がτに等しい回路であってよい。この場合、λについての3−ポンプ位相共役装置の動作は、波長λについて先に述べた動作と同じであることになる。λおよびλが同相同期する時、λのみを以前に処理した、320の同じ回路によって、λとλの両方が処理されるように、帯域分割器カプラCPは、λからλとλの両方を分割するように作られる可能性がある。こうして、付加的な別個のλ回路321は、付加される必要がなくなるであろう。同様に、λおよびλが同相同期する場合、λのみを以前に処理した、320の回路306によって、λとλの両方が処理されるように、帯域分割器カプラCPは、λからλとλの両方を分割するように作られる可能性がある。これらの2つの場合のいずれにおいても、付加的な別個のλ回路321は、付加される必要がなくなるであろう。
図4に示す3−ポンプ位相共役装置は、ユニット430がユニット330に取って代わる以外は、図3に示す3−ポンプ位相共役装置と基本的に同じである。図4のユニット430では、波長λ経路はまた、増幅器401および402と同じ方法で増幅する増幅器403を有する。再び、図4の3−ポンプ位相共役装置は、波長λの場合に図3の3−ポンプ位相共役装置について上述したのと実質的に同じ方法でλについて動作する。そのため、動作は、λが、それぞれ、λおよびλに対して同相同期するか、逆相同期するかによって決まるであろう。
図5に示す3−ポンプ位相共役装置はまた、付加的な第3ポンプ信号P(λ)および偏光コントローラPCを含む。DCM501は、ここで、図3の330に示す要素の全てを含むことになり、分散補償は、波長λ、λ、およびλが進む経路の全てで利用される。再び、波長λの場合の図5の3−ポンプ位相共役装置の動作は、波長λの場合に図3の3−ポンプ位相共役装置について上述したのと実質的に同じである。そのため、動作は、λが、それぞれ、λおよびλに対して同相同期するか、逆相同期するかによって決まるであろう。
図6に示す、一般化した3−ポンプ位相共役装置はまた、付加的な第3ポンプ信号P(λ)および偏光コントローラPCを含む。再び、波長λの場合の図6の3−ポンプ位相共役装置の動作は、波長λの場合に図3の3−ポンプ位相共役装置について上述したのと実質的に同じである。
本発明の本発明者等の複数ポンプ位相共役器装置は、2つまたは3つの波長を使用するとして説明されたが、装置が3つ以上の波長を使用してもよいことが理解されるべきである。そのため、述べられたものは本発明の例示である。本発明の種々の変更を当業者が思いつくであろう。それでも、本原理およびその等価物に基本的に依存する本明細書の具体的な教示からの全ての逸脱は、述べられ、請求される本発明の範囲内であると、当然のことながら考えられる。
ポンプがオンおよびオフの状態の、複数ポンプパラメトリック装置の種々の利得帯域の出力波形を示す図である。 同相同期したポンプ変調および逆相同期したポンプ変調を含む従来技術の一般化した2−ポンプパラメトリック装置を示す図である。 1つの位相変調器を使用した遅延および一致ポンプ−位相変調装置を含む本発明者等の複数ポンプパラメトリック装置の第1の実施形態を示す図である。 各ポンプ信号について別個の増幅器を有する複数ポンプパラメトリック装置の第2の実施形態を示す図である。 分散補償モジュールを使用する複数ポンプパラメトリック装置の第3の実施形態を示す図である。 本発明の光スイッチ、サンプラー、従属抽出機、および再生器に使用されることができる複数ポンプパラメトリック装置の一般化した実施形態を示す図である。 従属抽出機で使用される例示的なポンプ変調信号を示す図である。 単一波長入力信号を有する再生器用の出力スペクトルの例を示す図である。

Claims (10)

  1. 1つのパラメトリック装置を備えた複数ポンプパラメトリック装置において使用される複数ポンプ位相変調装置であって、
    複数の光波長ポンプ信号を受信する手段と、
    該複数の光波長ポンプ信号を位相変調して、変調期間を有する変調信号を使用して位相変調された複数のポンプ信号を形成する単一位相変調器と、
    該位相変調された複数のポンプ信号を少なくとも2つの波長群に分ける波長選択性信号分割器と、
    他の波長群に対して該変調期間だけ第1波長群を遅延させる遅延装置と、
    該遅延した第1波長群を該他の波長群と合成して、合成され変調された複数のポンプ信号を形成する合成器とを備え
    該パラメトリック装置は、該合成され変調された複数のポンプ信号を受信し、入力信号Sを増幅し、該パラメトリック装置によって生成された増幅された入力信号及び1つ又は複数のアイドラを含む群から選択された信号を出力する複数ポンプ位相変調装置。
  2. 複数ポンプパラメトリック装置であって、
    複数の光波長ポンプ信号を受信する手段と、
    該複数のポンプ信号を位相変調して、所定の変調期間を有する変調信号を使用して位相変調された複数のポンプ信号を形成する単一位相変調器と、
    該位相変調された複数のポンプ信号を少なくとも2つの波長群に分ける波長選択性信号分割器と、
    他の波長群に対して該所定の変調期間だけ第1波長群を遅延させる遅延装置と、
    該遅延した第1波長群を該他の波長群と合成して、合成され変調された複数のポンプ信号を形成する合成器と、
    パラメトリック装置とを備え、該パラメトリック装置は、該合成され変調された複数のポンプ信号を受信し、入力信号Sを増幅し、該パラメトリック装置によって生成された増幅された入力信号及び1つ又は複数のアイドラを含む群から選択された信号を出力する複数ポンプパラメトリック装置。
  3. 請求項2に記載の複数ポンプパラメトリック装置において、
    連続した変調期間における該変調信号は、交互相補的か同じかのいずれかである複数ポンプパラメトリック装置。
  4. 請求項1に記載の複数ポンプ位相変調装置において、
    該位相変調器は、ワードに形成された、ビットシーケンスを含む変調信号を使用し、
    該遅延装置は、該ワード長の整数倍にほぼ等しい該変調期間だけ、他の波長群に対して該第1波長群を遅延させる複数ポンプ位相変調装置。
  5. 請求項1に記載の複数ポンプ位相変調装置において、
    該位相変調器は、ワードに形成された、ビットシーケンスを含む変調信号を使用し、
    該遅延装置は、該ワード長の整数倍に等しい該変調期間だけ、他の波長群に対して該第1波長群を遅延させ、装置は、
    ワード長の整数倍が、該遅延装置の該遅延に等しいように該ビットレートが変わる、該ビットシーケンスを生成する可変ビットレート発生器を備える複数ポンプ位相変調装置。
  6. 1つのパラメトリック装置を備えた複数ポンプパラメトリック装置において使用される複数ポンプ位相変調装置であって、
    複数のポンプ波長信号を受信する手段と、
    該複数のポンプ波長信号を位相変調して、所定の変調期間を有する変調信号を使用して複数の位相変調されたポンプ波長信号を形成する単一位相変調器と、
    該複数の位相変調されたポンプ波長信号を受信し、該受信された複数のポンプ波長信号における、波長分散及び非線形光学効果を補償する分散補償モジュール、DCMとを備え
    該パラメトリック装置は、該補償され位相変調された複数のポンプ信号を受信し、入力信号Sを増幅し、該パラメトリック装置によって生成された増幅された入力信号及び1つ又は複数のアイドラを含む群から選択された信号を出力する複数ポンプ位相変調装置。
  7. 請求項6に記載の複数ポンプ位相変調装置において、
    該DCMは、
    該変調された複数のポンプ波長信号を少なくとも2つの波長群に分ける波長選択性信号分割器と、
    他の波長群に対して該所定の変調期間だけ第1波長群を遅延させる遅延装置とを備え、
    該DCMは、該波長群のうちの少なくとも1つに生ずる波長分散及び非線形光学効果を補償し、
    該遅延した第1波長群を該他の波長群と合成して、合成され変調された複数のポンプ波長信号を形成する合成器を備える複数ポンプ位相変調装置。
  8. 請求項6に記載の複数ポンプ位相変調装置において、
    該変調された複数のポンプ波長信号を少なくとも2つの波長群に分ける波長選択性信号分割器と、
    他の波長群に対して該所定の変調期間だけ第1波長群を遅延させる遅延装置と、
    該遅延した第1波長群を該他の波長群と合成して、合成され変調された複数のポンプ波長信号を形成する合成器とをさらに備え、
    該DCMは、該合成され変調された複数のポンプ波長信号に生ずる波長分散及び非線形光学効果を補償する複数ポンプ位相変調装置。
  9. パラメトリック装置を動作させる方法であって、
    複数の光波長ポンプ信号を受信するステップと、
    単一位相変調器を使用するステップであって、それによって、該複数のポンプ信号を位相変調して、変調期間を有する変調信号を使用して複数の位相変調されたポンプ波長信号を形成する、単一位相変調器を使用するステップと、
    該変調された複数のポンプ信号を少なくとも2つの波長群に分けるステップと、
    他の波長群に対して該所定の変調期間だけ第1波長群を遅延させるステップと、
    該遅延した第1波長群を該他の波長群と合成するステップであって、それによって、合成され変調された複数のポンプ信号を形成する、合成するステップと、
    パラメトリック装置において、該合成され変調された複数のポンプ信号を受信し、入力信号Sを増幅し、該パラメトリック装置によって生成された増幅された入力信号及び1つ又は複数のアイドラ(idler)を含む群から選択された信号を出力するステップとを含む方法。
  10. 1つのパラメトリック装置を備えた複数ポンプパラメトリック装置において使用される複数ポンプ位相変調装置を動作させる方法であって、
    複数の光波長ポンプ信号を受信するステップと、
    単一位相変調器を使用するステップであって、それによって、該複数の光波長ポンプ信号を位相変調して、変調期間を有する変調信号を使用して複数の位相変調されたポンプ波長信号を形成する、単一位相変調器を使用するステップと、
    該変調された複数のポンプ信号を少なくとも2つの波長群に分けるステップと、
    他の波長群に対して該所定の変調期間だけ第1波長群を遅延させるステップと、
    該遅延した第1波長群を該他の波長群と合成するステップであって、それによって、合成され変調された複数のポンプ信号を形成する、合成するステップとを含み、
    該パラメトリック装置は、該合成され変調された複数のポンプ信号を受信し、入力信号Sを増幅し、該パラメトリック装置によって生成された増幅された入力信号及び1つ又は複数のアイドラを含む群から選択された信号を出力する方法。
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