JP4831917B2 - 鋳型を用いた金属の連続鋳造方法および装置 - Google Patents

鋳型を用いた金属の連続鋳造方法および装置 Download PDF

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Description

【0001】
発明の技術分野
本発明は、両端が鋳造方向に開口する鋳型を用いた、スチールなどの合金および金属を連続または半連続鋳造するための方法と装置に関する。
【0002】
発明の背景
スチールの連続鋳造作業において、外的に印加した低周波のA.C.電磁界により連続鋳造用の鋳型内の液体スチールを攪拌することは、よく知られた方法である。一般にEMSとして知られる電磁攪拌は、鋳造時の製品の質およびプロセス生産性を改善するために、スチールの連続鋳造で広く使用されている。一般にメニスカスと呼ばれる溶融自由表面に隣接する領域における攪拌運動の制御は、様々な鋳造方法の条件に適合していることが求められる。よって、表面および表面下の気孔率、表面下の異物および主にSi−Mn二酸化スチールから生成されるビレットとブルームにおけるその他欠陥を制御するため、メニスカス領域には特定の強度の攪拌運動が必要である。モールドパウダー下での浸漬鋳込みとして知られる別の鋳造方法は、メニスカスに安定性を必要とし、そのためメニスカスにおける攪拌運動に制限を強いることとなる。このような2つの矛盾する要件が鋳造方法に起因していたことに加え、メニスカス領域および鋳型バルクの両方において、ストランドの欠陥の特定のグループと攪拌強度との間に、直接的相関関係が確立された。そのため、鋳造鋳型のそれら領域において攪拌運動を制御する必要が生じたことにより、D.C.またはA.C.電磁界に基づく多くの技術が必要となっている。米国特許第4933005号には、水平D.C.磁場による鋳型のメニスカス領域における攪拌運動の制御が記載されている。該特許によると、外的に印加したD.C.磁場が、主要攪拌機がメニスカス領域に生成した攪拌流動と相互作用する。この相互作用の結果電磁力が発生し、この力が液化金属の運動と対向することにより該運動の流速が低下する。この攪拌速度制御法には限界がある。ビレットおよびブルームの連続鋳造に使用される設備に一般的な構造では、ブレーキコイルの大きさに制限があるため、該ブレーキにより生成されたD.C.磁場は、メニスカス領域のもとの攪拌速度を50から60%低下させるに過ぎない点である。
【0003】
従来技術による別のメニスカス領域における攪拌運動の制御法は、A.C.電流を使用する二重コイル式EMSシステムであり、米国特許第5699850号に開示されている。該特許によると、鋳型のメニスカス領域の上部に配設された誘導コイルには、鋳型の下部に配設された主要攪拌機の電源とは別の電源から電流を流す。よって、上部の誘導コイルにより生成された回転するA.C.磁場は、主要攪拌機の磁場とは別に制御される。上部および主要攪拌機により生成された2つの磁場の回転方向が一致するとき、メニスカス領域の攪拌速度は上昇する。この速度上昇は、上部コイルに電流を入力することにより制御することができる。回転方向が互いに対向するとき、上部攪拌機はメニスカス領域における攪拌流動に対する電磁ブレーキとなる。ブレーキの電流を調製することにより、メニスカス領域の攪拌速度を、ブレーキ動作を加えていないそのもとの値から、ブレーキの電磁トルクがメニスカス領域の攪拌流動の角運動量と均衡している状態の仮想的ゼロまでの範囲内に制御することができる。
【0004】
この方法の欠点は、ブレーキ動作の効果が、攪拌によりまたは鋳型に放出される鋳込み流動の影響により誘発される流体の流れの方位要素にしかない点である。これら流動の長さ要素は、上部誘導コイルが生成するA.C.磁場によって影響されることはない。これら流体の流れの長さは、その強度に応じてメニスカスおよびメニスカスに隣接する領域内の溶融物に重大な乱流を引き起こすので、鋳造方法の処理条件および製品の質に影響する。
【0005】
発明の概要
本発明の目的は、ビレットおよびブルームの等の製造に使用する連続鋳造の鋳型内の溶融物のメニスカス領域における、攪拌速度および溶融流動(つまり液化金属流動)の制御の柔軟性を向上させることである。
【0006】
本発明の目的は、請求項1に記載の特徴を有する装置、請求項7に記載の特徴を有する方法、および請求項11に記載の特徴を有する方法によって達成される。
【0007】
本発明によると、本明細書で「第2誘導コイル」と称する、二重コイル式攪拌システムの上部誘導コイルに、溶融物の上部自由表面に隣接する領域における溶融物の攪拌運動に与えたい効果に応じてD.C.またはA.C.電流を流す。一方、本明細書で「第1誘導コイル」と称する主要誘導コイルは、常にA.C.電流による攪拌機として機能しており、従ってA.C.磁場を生成している。
【0008】
好ましくは、第2誘導コイルには主要攪拌機(つまり第1誘導コイル)とは別の電源からA.C.電流を流す。攪拌システムを計測ノズルを利用した鋳造に使用する場合でメニスカス領域の攪拌運動を促進する必要がある場合、上部誘導コイルは主要攪拌機の補助モードで機能する。また、浸漬鋳込み式鋳造方法に、メニスカスにおける完全な、またはほぼ完全な攪拌速度の低下が必要なときも、上部誘導コイルにはA.C.電流を流す。
【0009】
水平D.C.磁場を印加することにより、メニスカスにおける攪拌速度の低下を部分的に行うことができる。そのような部分的ブレーキ動作は、計量ノズルまたは浸漬ノズルを利用する鋳造に必要とされ、メニスカスにおける攪拌速度をもとの速度の60から50%の範囲で制御する必要がある。この場合、上部誘導コイルにはD.C.電流を使用する。経験により、そのようなブレーキの強度は、浸漬鋳込み式鋳造方法および計量ノズルによる鋳造について、多くの場合十分であることが分かっている。攪拌速度が高レベルである場合、A.C.磁場を印加することでさらに攪拌速度を低下させることができる。A.C.からD.C.またはその逆への電流の切り換えは、システム電源の一部を構成する電子的プログラミング手段によって行うのが好ましい。主要攪拌機が生成する攪拌から生じるメニスカス領域における流体の流れと、液化金属の放出流と、および/または鋳型の運動は、上部誘導コイルが生成する水平D.C.磁場と相互作用する。水平D.C.磁場と、0以外のあらゆる角度で該磁場と交差する流体の流れとの間の相互作用の結果、磁力が生じてこれら流動の運動を妨げる。磁場と流体の流れの角度が90度のとき、相互作用は最大となる。その結果、攪拌運動速度および、鋳込み流の真下への放出を含めた縦流がともに低減する。よってメニスカス領域の乱流が低減し、その結果メニスカスの安定性、プロセス処理条件および鋳造製品の質が向上する。
【0010】
従って、単一の攪拌システムによって提供され、鋳造鋳型のメニスカス領域に配設された同一の誘導コイルにより行われる、A.C.およびD.C.磁場の互換性を考慮することにより、本発明は、メニスカスにおける攪拌速度と乱流の制御の柔軟性を大きく向上させ、その結果冶金学的性能の効果および攪拌システムの有効性を向上させる。
【0011】
本発明はさらに二重コイル式攪拌システムの方法と装置を向上させるものである。本発明は、電磁的に攪拌可能であるすべての導電性物質、つまり金属および合金に広く利用可能であり、液化金属コラムの他の領域の攪拌運動が少しでも阻害されたときに、いずれかの領域または最小限の領域で攪拌運動の制御が必要になる場合に利用可能である。本発明は、鋳造鋳型の様々な特殊な志向に利用可能である。鋳型は垂直、水平に、または傾斜して配設することができる。
【0012】
本発明の実施形態
添付図面を参照する複数の例示的実施形態により、本発明を詳細に説明する。
【0013】
図1は、本発明の1実施形態による金属の連続または半連続鋳造のための装置を示す。該装置は、両端が鋳造方向に開口した鋳造鋳型1と、鋳型に高温の溶融物を供給する手段2を具備する。該装置は二重コイル式電磁攪拌(EMS)システムを備え、第1誘導コイル4および第2誘導コイル3を含む。第2誘導コイル3は、第1誘導コイル4の上流で、鋳型の上端部に配設されている。つまり、第1誘導コイル4は第2誘導コイル3の下流に配設されている。第1誘導コイル4は攪拌機として機能し、A.C.磁場を生成するA.C.電流が流れている。第1誘導コイル4はA.C.電磁攪拌機を構成し、電源を入れると、鋳型1内で溶融金属7に鋳型1の縦軸を中心とした回転運動を生じさせるように設計されている。図1では、溶融物は溶融物の上部表面下、つまりメニスカス5、に開口する鋳造チューブ2によって供給される。当然ながら、鋳型1への溶融物の供給に他のタイプの手段を利用することも可能である。
【0014】
本発明によると、第2誘導コイル3には、溶解物の上部自由表面5に隣接する領域における溶解物の攪拌運動に与えたい効果に応じてD.C.またはA.C.電流を相互に切り換えて流すことが可能である。第2誘導コイル3に供給する電流の種類を制御するために、好適には、装置には、図2に概略を図解した、第2誘導コイル3に流す電流をA.C.からD.C.へおよびその逆へ切り替える手段12を設けることが好ましい。A.C.電流からD.C.電流へ、およびその逆への切り替えは、好適には、システムの電源の一部を構成する電子的プログラム手段12により行う。
【0015】
第2誘導コイル3には、好適には、第1誘導コイル4とは別の電源からA.C.電流を流す。本発明の好適な実施例では、第1誘導コイル4にA.C.電流を供給するために第1電源10を設け、第2誘導コイル3にA.C.電流とD.C.電流を切り換え可能に供給するために第2電源11を設ける。前記第1および第2電源の概略を図2に示す。A.C.電流からD.C.電流へ、およびその逆へ切り替える手段を図2の12に概略的に示す。よって、第2コイル3にはA.C.またはD.C.電流を選択的に供給することができる。この構成により、第1誘導コイル4により生成された攪拌の方向性のパターンに関係なく、第1または第2誘導コイルの攪拌動作をそれぞれ独立して制御することができる。
【0016】
本発明の好適な実施例では、第1誘導コイル4は鋳造鋳型1の周縁部に配設された一連のコイル8を有する。これらコイル8は、好適には、多相および多極の構成である。また、好適には、第2誘導コイル3は鋳造鋳型1の周縁部に配設された一連のコイル9を有する。これらコイル9も、多相および多極の構成であることが望ましい。
【0017】
本発明の1つの特徴によると、第2誘導コイル3は、少なくとも3つの異なる操作モード、すなわち
− 第2誘導コイル3にはA.C.電流が供給されて、第2誘導コイル3が生成する磁場の回転方向が、第1誘導コイル4が生成する磁場の回転方向と一致し、よって第2誘導コイル3が生成する磁場は、第1誘導コイル4による溶解物の上部自由表面5に隣接する溶解物領域に誘発された攪拌運動の速度を促進し、該領域の溶解物の攪拌速度は、第2誘導コイル3に供給するA.C.電流の値を調整することにより制御される、第1モード、
− 第2誘導コイル3にはA.C.電流が供給されて、第2誘導コイル3が生成する磁場の回転方向が、第1誘導コイル4が生成する磁場の回転方向と対向し、よって第2誘導コイル3が生成する磁場は、第1誘導コイル4による溶解物の上部自由表面5に隣接する溶解物領域に誘発された攪拌運動の速度を低減し、該領域の溶解物の攪拌速度は、第2誘導コイル3に供給するA.C.電流の値を調整することにより制御される、第2モード、
− 第2誘導コイル3にはD.C.電流が供給されて水平方向のD.C.磁場が生成され、該磁場は、溶解物の上部自由表面5に隣接する溶解物領域において、鋳型1の空間の水平および垂直平面上に、平面溶解物7に流体の流れの方向に対向する電磁力を誘発し、よって第2誘導コイル3が生成する磁場は、第1誘導コイル4による溶解物の上部自由表面5に隣接する溶解物領域に誘発された攪拌運動の速度と、第1誘導コイル4の攪拌動作により溶解物7に生成された縦流の速度と、鋳型1への溶解物の連続放出により生成された縦流の速度とを低減する、第3モード
を供することができる。
【0018】
操作に望ましいモードは、使用する鋳造方法に応じて上記モードから選択される。メニスカス5に隣接する領域の溶解物の攪拌運動に対し、第2誘導コイル3により与えたい効果は、使用する鋳造方法によって異なる。
【0019】
本発明によれば、攪拌運動制御改善を目的に鋳型のメニスカス領域にブレーキ作用を生じさせるために、第2誘導コイル3にはD.C.電流またはA.C.電流を供給する。また、EMSシステムの冶金学的有効性が達成される。A.C.磁場によるブレーキ作用は、仮想的ゼロの速度を含む広い範囲でメニスカスにおける攪拌速度を制御することができる。ブレーキが鋳型バルクの攪拌運動にもたらすマイナスの影響は、この領域における攪拌速度が20%も低減できるということである。水平D.C.磁場によりブレーキ作用を加えることにより、鋳型バルクの攪拌運動に影響することなく、メニスカス領域の攪拌速度をもとの攪拌速度の50%の範囲まで制御できる。これは、浸漬鋳込みを使用するスチール連続鋳造方法の殆ど全てに十分である。
【0020】
第2誘導コイル3により生成される水平D.C.磁場とメニスカス領域の回転性攪拌流との間の相互作用から生じるブレーキ作用の大部分は、メニスカスと磁気ブレーキの下端部との間の境界内に制限される。主要攪拌機(つまり第1誘導コイル4)が生成する鋳型バルク内の攪拌運動は、水平D.C.磁場によりメニスカス領域に生成されたブレーキ作用に殆ど影響されない。
【0021】
溶解物7内の回転流動の強度は、磁気トルクのパラメータと溶解物内のその空間的分布に応じたその回転(角)速度Uと、鋳型断面の大きさおよびジオメトリーとを特徴とする。比較的小型の軸対象ジオメトリーシステム、例えば円筒形状または四角形状の断面については、磁気トルクは次の式で定義可能である:
T=0.5πfσB
ここで:
Tは2相または3相のA.C.磁場により生成された磁気トルクであり、
fは電流周波数であり、
σは液化金属の導電性であり、
Bは磁束密度であり、
Rは攪拌プールの半径であり、および
Lは攪拌機の鉄ヨークの長さである。
【0022】
第2誘導コイル3にA.C.またはD.C.電流を切り換え可能に供給できることで、メニスカス5における攪拌動作を独立して制御することができるため、攪拌プロセス制御の柔軟性および精度が大きく向上し、同様に、第1誘導コイル4により生成される流体の縦流、図1の参照番号18に示される鋳込み流、および鋳型1の振動により生じる、メニスカス領域における乱流の制御についても柔軟性および精度が向上する。
【0023】
D.C.電流を供給した場合、D.C.ブレーキ、つまり第2誘導コイル4により、横断面および縦断面内の流体の流動が低減する。これは、D.C.磁場と、以下の式による運動する導電性流体の流れとが相互作用する結果生じる電磁力、つまりローレンツ力によるものである:
F=BxJ
J=σ(E+UB)
ここで:
Jは溶解物内に誘発された電流密度であり、
Uは溶解物の流速であり、および
Eは電位である。
【0024】
電磁力Fは磁束密度Bと流体の流速U両方の大きさに依存するので、流体の流速をゼロに近いレベルまで低下させるためには電流を大きく増大させなければならないことが明らかである。連続鋳造方法では、多くの場合、そのような速度低減は不要である。図3に示すように、水銀プールのメニスカス領域における攪拌速度は、もとの7.3ラド/秒から、250AのD.C.電流を加えた場合の2.7ラド/秒まで低下した。速度低下の直線補外により、攪拌速度を仮想的ゼロレベルに低下させるには335Aが必要と推定される。
【0025】
D.C.ブレーキによるメニスカス領域における攪拌速度の低下は、主要EMSの中央平面(つまり第1誘導コイル4)における攪拌速度に、A.C.ブレーキにより生じる効果に類似したブレーキ効果を及ぼす。図3および4は、メニスカスにおける攪拌速度がD.C.ブレーキにより2.7ラド/秒に低下したとき、EMSの中央平面における攪拌速度が約11.7ラド/秒、つまりもとの13.6ラド/秒の86%であることを示す。
【0026】
本発明は、鋳型のメニスカス領域における、液化金属の水平および垂直両方向の運動の制御法を改善する。主要EMS、および液化金属を鋳型へ放出する際の鋳込み流などその他手段により生じる液化金属の運動の垂直要素は、溶解物のメニスカス領域周縁部に配設され、D.C.電流を供給した攪拌機変更要素の形態の誘導コイル(つまり第2誘導コイル)を使用することで最小化される。一方、攪拌機変更要素により生成されたA.C.磁場を使用することにより、攪拌速度(つまりその方位要素)はもっと完全に近い形で制御される。
【0027】
本詳細な説明および請求の範囲で使用する「誘導コイル」という表現は、図2に示すように、複数の個別コイルを含む誘導コイルを包含する。
【0028】
当然ながら、本発明は上述の好適な実施例に限定されるものではなく、当業者には、請求の範囲に定義された本発明の基本概念から逸脱することなく、それら実施例の多くの変形例が可能であることは明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の1実施形態による、鋳造鋳型に関する二重コイル式攪拌システムの概略図である。
【図2】 本発明の1実施形態による装置の誘導コイルに可能な電気接続の単線図である。
【図3】 DC磁気ブレーキと、水銀コラム内の電磁攪拌機のメニスカスおよび中央平面における攪拌速度との関係を示すグラフである。
【図4】 A.C.およびD.C.磁場ブレーキを加えた場合と加えない場合の二重コイル式EMSシステムにおいて、四角形の断面を有する水銀プール内で測定された攪拌速度の軸平面歯形を示すグラフである。

Claims (10)

  1. 両端が鋳造方向に開口した鋳造鋳型(1)と、該鋳型(1)に溶解物を供給する手段(2)と、鋳型(1)内の溶解物(7)に攪拌運動を誘発するために使用される、A.C.電流が流れる第1電磁誘導コイル(4)と、第1誘導コイル(4)の上流に配設されて溶解物の上部自由表面(5)に隣接する領域内での溶解物の攪拌運動を制御するために使用される第2電磁誘導コイル(3)とを有する金属の連続または半連続鋳造のための装置であって、
    第1誘導コイル(4)にA.C.電流を供給するために第1電源(10)が設けられ、第2誘導コイル(3)にA.C.電流とD.C.電流を切り換え可能に供給するために第2電源(11)が設けられていることと、
    第2誘導コイル(3)はD.C.またはA.C.電流を切り換え可能に流すことができるように配設されることを特徴とする装置。
  2. 前記装置は、第2誘導コイル(3)に供給される電流をA.C.からD.C.へ、およびその逆へ切り換える手段(12)を含むことを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  3. 第2電源(11)は、それをA.C.電源からD.C.電源へ、およびその逆へ切り換えるための電子的プログラム手段(12)を備えていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の装置。
  4. 第2誘導コイル(3)は、鋳型(1)の周縁部に間隔をあけて配設された多相および多極のコイルを含むことを特徴とする、請求項1ないしのいずれか1項に記載の装置。
  5. 第1誘導コイル(4)は、鋳型(1)の周縁部に間隔をあけて配設された多相および多極のコイルを含むことを特徴とする、請求項1ないしのいずれか1項に記載の装置。
  6. 金属の連続または半連続鋳造のための鋳造鋳型(1)内の攪拌運動の制御方法であって、鋳型(1)の両端は鋳造方向に開口して溶解物を該鋳型(1)に供給し、A.C.電流を流した第1電磁誘導コイル(4)により鋳型(1)内の溶解物(7)に攪拌運動を誘発し、第1誘導コイル(4)の上流に配設した第2電磁誘導コイル(3)により、溶解物の上部自由表面(5)に隣接する領域内での溶解物の攪拌運動を制御する方法であり、第1誘導コイル(4)にA.C.電流を供給するために第1電源(10)が設けられ、第2誘導コイル(3)にA.C.電流とD.C.電流を切り換え可能に供給するために第2電源(11)が設けられていることと、第2誘導コイル(3)にはD.C.またはA.C.電流を切り換え可能に流すことができることを特徴とする方法。
  7. 切り換え手段(12)により、第2誘導コイル(3)に供給する電流をA.C.からD.C.へ、およびその逆へ切り換えることを特徴とする、請求項に記載の方法。
  8. 第2電源(11)は、A.C.電源からD.C.電源へ、およびその逆へ、電子的プログラム手段(12)により切り換えることを特徴とする、請求項6又は7に記載の方法。
  9. 金属の連続または半連続鋳造のための鋳造鋳型(1)内の攪拌運動の制御方法であって、鋳型(1)の両端は鋳造方向に開口して溶解物を該鋳型(1)に供給し、A.C.電流を流した第1電磁誘導コイル(4)により鋳型(1)内の溶解物(7)に攪拌運動を誘発し、第1誘導コイル(4)の上流に配設した第2電磁誘導コイル(3)により、溶解物の上部自由表面(5)に隣接する領域内に誘発された溶解物の攪拌運動を制御する方法であり、第1誘導コイル(4)にA.C.電流を供給するために第1電源(10)が設けられ、第2誘導コイル(3)にA.C.電流とD.C.電流を切り換え可能に供給するために第2電源(11)が設けられていることと、第2誘導コイル(3)は、少なくとも3つの異なる操作モード、すなわち
    − 第2誘導コイル(3)にはA.C.電流が供給されて、第2誘導コイル(3)が生成する磁場の回転方向が、第1誘導コイル(4)が生成する磁場の回転方向と一致し、よって第2誘導コイル(3)が生成する磁場は、第1誘導コイル(4)による溶解物の上部自由表面(5)に隣接する溶解物領域に誘発された攪拌運動の速度を促進し、該領域の溶解物の攪拌速度は、第2誘導コイル(3)に供給するA.C.電流の値を調整することにより制御される、第1モード、
    − 第2誘導コイル(3)にはA.C.電流が供給されて、第2誘導コイル(3)が生成する磁場の回転方向が、第1誘導コイル(4)が生成する磁場の回転方向と対向し、よって第2誘導コイル(3)が生成する磁場は、第1誘導コイル(4)による溶解物の上部自由表面(5)に隣接する溶解物領域に誘発された攪拌運動の速度を低減し、該領域の溶解物の攪拌速度は、第2誘導コイル(3)に供給するA.C.電流の値を調整することにより制御される、第2モード、
    − 第2誘導コイル(3)にはD.C.電流が供給されて水平方向のD.C.磁場が生成され、該磁場は、溶解物の上部自由表面(5)に隣接する溶解物領域において、鋳型(1)の空間の水平および垂直平面上に、溶解物(7)に流体の流れの方向に対向する電磁力を誘発し、よって第2誘導コイル(3)が生成する磁場は、第1誘導コイル(4)による溶解物の上部自由表面(5)に隣接する溶解物領域に誘発された攪拌運動の速度と、第1誘導コイル(4)の攪拌動作により溶解物(7)に生成された縦流の速度と、鋳型(1)への溶解物の連続放出により生成された縦流の速度とを低減する、第3モード
    を供することができ、使用する鋳造方法に応じて操作モードを選択することを特徴とする方法。
  10. 第2電源(11)は、A.C.電源からD.C.電源へ、およびその逆へ、電子的プログラム手段(12)により切り換えることを特徴とする、請求項に記載の方法。
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