JP4831728B2 - Webしおりを利用するマーケティングシステム - Google Patents
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Description
インターネットの広告媒体としての価値に着目して、インターネットや電子メールを活用したマーケティングの方法が、例えば、下記の特許文献1や特許文献2に記載の発明のように多数提案されている。
すなわち、個人情報保護への意識が高まりをみせるなか、ユーザ、すなわち、サイトの閲覧者に個人情報を登録してもらうことは容易ではない。個人情報の収集が不十分であれば、たとえ、個別の消費者の趣味等と広告とをマッチングする手法等がすぐれていても、ダイレクトマーケティング手段としての有用性において劣る。
このような問題点を考慮して、本発明は、ユーザによる個人情報の登録を不要としつつ、適切なダイレクトマーケティングを可能とするシステムの提供を目的とする。
以下、この明細書で「ブックマーク」というときは、普通名詞の「ブックマーク」ではなく、Netscape Navigatorの「ブックマーク」、あるいは、Internet Explorer(登録商標)の「お気に入り」の機能を意味する。
通常、ブックマークへは、気に入ったページが含まれるサイトの先頭ページのURLを保存することが多い。勿論、このブックマークには、同一サイト内の複数のページを入れることもできる。しかし、サイト先頭ページと、サイト内ページとが混在し、ブックマーク内の整理が煩雑となりがちである。また、気に入ったページをすべてブックマークに入れると、ブックマークのプルダウンリストの項目数が多くなり、見たいページを探すのが容易でなくなる。
したがって、本発明は、このようなブックマークの不便な点を解決することも目的とする。
ところで、Webしおりに対しマウス等を用いて特定する操作をすることは、システムに対し信号を送ることであり、本来は「WebしおりをONにする」といった表現が適切である。しかし、Webしおりは、紙で製本された本に挟む紙片(本物のしおり)と、イメージが共通することから、以下の説明では、「Webしおりを挟む」という表現を用いる。
たとえば、運営サイトの先頭ページは、通常どおりブックマークに入れておく。ブックマークに入れるということは、気にいった本だけを、すぐに手に取れるように、手許のブックスタンドに置くことに相当する。これに対し、本発明のWebしおりは、一冊の本の気に入ったページにしおりを挟むことに相当する。
大規模なサイトは膨大な数のWebページを扱っている。この中には、気に入ったページが多数あり得る。その場合、気に入った個々のページをブックマークに入れるのでは、煩雑である。また、ブックマークでは、サイトへのアクセスと無関係にプルダウンリスト中に含まれてしまうが、本発明のWebしおりは、当該サイトにアクセスしているときのみ、画面上に表示されるだけである。
つまり、ブックマークと本発明のWebしおりとは、似て非なるものである。
「記述ファイル」とは、WebページのコンテンツをHTMLなどで記述したデータファイルをいう。なお、Webページを記述する言語の種類は複数あるが、これらの言語の代名詞的に、以下、「HTML」と表現する。
「カテゴリ情報」とは、Webページを分類するための情報であり、大カテゴリ、中カテゴリ、小カテゴリのように、階層化されていてもよい。下記の実施形態では、カテゴリ、サブカテゴリ、属性がカテゴリ情報に該当する。
「広告記述ファイル」とは、上述した「記述ファイル」の特別のものであって、それ自身がWebページを記述したデータファイルであり、Webしおりを選択した閲覧者にマッチするWebページ(ホームページと広告ページのいずれも含む)のURLの一覧表等をコンテンツとする。
それにとどまらず、運営者側は閲覧者に関する登録情報をデータベースに持つ必要がないので、データベースの管理に伴うコストが軽減される。
また、個人情報をデータベースに登録する場合を考えると、頻繁に更新しない限り、データベースの情報は陳腐化し固定化しがちである。ダイレクトマーケティングを効果的に行うには、本質的に移り気な消費者(=閲覧者)が現在関心を持っている趣味や興味に柔軟に対応していくことが大事である。
これに対し、本発明では、たとえ閲覧しても、そのページに興味がなければWebしおりを挟むことはない。Webしおりを挟むという意思的な動作が介在することによって、Webしおりを挟んだページに閲覧者が興味を持っていることを、高い精度で推定できる。
以下、本発明の第1の実施形態のシステムについて説明する。
本システムの構成例を、図1に示す。
このシステムは、多数の店舗がテナントとして入っている大型商業ビルなどが、Webサイト運営者となって、そのテナントのためにサイトをインターネット上に開設し、各店舗の紹介をするホームページなどを掲載する場合を想定している。
サイト運営者が、ホームページや広告ページを作成し、Webサイトのサーバに対し、アップロードする際に使用するコンピュータを、サイト運営者端末1と呼ぶ。図1では、サイト運営者端末1は1台しか記載していないが、台数に制限は設けない。1人のサイト運営者が、複数の端末を所有することもあるし、サイト運営者が複数いることもありうるからである。
閲覧者端末4は、適宜、マウスやキーボードなどの入力部6、画面表示部7およびハードディスクなどの記憶部8を備える。なお、閲覧者端末4は、コンピュータに限らず、携帯電話やPDAなどでもよい。
ExplorerまたはNetscape Navigatorが代表的であるが、なんでもよい。
(登録商標)が代表的なので、以下の説明では、このようなスクリプト言語の代名詞としてJavaScriptと表現する。
したがって、以下に、本システムの運用にあたり必要となる事前準備について説明する。
サイト運営者端末1は、Webしおりサーバ3にHTTPリクエストを送信する(S1)。Webしおりサーバ3からログイン画面(図示せず)が送信(S2)されると,ユーザIDやパスワードなどの認証情報をWebしおりサーバ3に送信する(S3)。なお、認証情報として、生体情報等を用いてもよい。
もし、Webしおりサーバ3による認証に失敗したならば(S4でNo)、Webしおりサーバ3から受信したエラー画面を表示し(S5)、処理を終了するか、再度HTTPリクエストを送信する(S1)。
カテゴリを追加するときは、図3の画面のテキスト入力フィールドTxt1に、カテゴリ名を入力し、追加ボタンBtn1をクリックする。ボタンBtn1のクリックというイベントによって、サイト運営者端末1から追加情報がWebしおりサーバ3に送られ、Webしおりサーバ3側のCGIがステップS9の登録処理を行うことになる。このようなイベント発生を介した端末(クライアント)とサーバ間の処理は公知なので、詳細は省略し、以下の説明では、単に、ボタンをクリック等という表現をする。
なお、サブカテゴリや属性の追加・削除等も、上記のカテゴリの場合と同様なので、図示および説明は省略する。
ただし、これは例にすぎず、その運営サイトの目的や管理者の方針などによって自由に設定されるものである。
また、属性は、1つのカテゴリ、あるいはサブカテゴリに任意個数対応しうる。そのため、ビット列で表現するとよい。例えば、属性がN個ある場合、各属性に該当するか否かを1か0で表現すれば、N個のビット列で表現できる。このようにすれば、WebしおりDB5において、ページ毎に1個の属性欄を設ければ足り、N個の欄を設ける必要はない。
カテゴリ等の登録が済むと、次に、Webしおりの機能を利用する準備としてのWebしおり情報設定処理を行う。
サイト運営者端末1が、Webしおりサーバ3にWebしおり情報設定画面を要求する(S11)と、Webしおりサーバ3から、図6に示すような設定画面が送信されてくる(S12)。
このWebしおり情報設定画面上で、サイト運営者端末1は、Webページサーバ2にアップロードし、かつ、Webしおり機能を利用しようとするホームページについて、そのURLとカテゴリ、サブカテゴリ、属性を入力し、追加ボタンBtn5をクリックすることによって、入力内容をWebしおりサーバ3側に送信する(S13)。ここで、カテゴリ名などは、すでにWebしおりサーバ3によってWebしおりDB5に登録済みのものから選択する。Webしおりサーバ3は、受信した情報をWebしおりDB5に登録する(S14)。ここまでの処理によって、各店舗の紹介などを行うホームページとWebしおりとのリンクの準備ができたことになる。
広告ページの表示に条件を設けたいときは、図示しない画面を介して表示条件等を設定し、Webしおりサーバ3に送信する(S18)。Webしおりサーバ3は、受信した表示条件等を登録する(S19)。表示条件としては、例えば、この広告ページの表示有効期限などがある。
上記の一連の処理により、ホームページに組み込むしおり機能の実現のために必要なデータは、WebしおりDB5に登録される。なお、広告ページのデータ本体の格納場所は、WebしおりDB5でも、Webページサーバ2でも、各店舗のコンピュータでも、どこであってもよい。
行L1は、JavaScriptで書かれたファイルshiori_function.jsを参照すべきことを指示し、行L2は、このファイルに記述されているJavaScriptのファンクションshiori_write()を、ページIDである0001を入力引数として引用することを指示するものである。
行L3は、FlashのデータをInternetExplorerで再生することを指示する。L4からL7は、shiori.swfを再生し、ページID(pid=0001)とカレントのURLをパラメータとすることを指示するものである。行L8は、Netscape Navigatorの利用者が再生できるようにするものである。
つまり、行L4に記載されているファイルshiori.swfがWebしおりの実体であり、Webしおりの画像とこれにリンクするスクリプトを保持するものである。
なお、図7に例示する画面では、スクリプト欄の表示ボタンをクリックすれば、これらのスクリプトの内容を表示できる。
次に、閲覧者端末4を主体とする処理の流れを説明する。
まず、閲覧者端末4がこの運営サイトに最初に訪問した場合を図11のフローに従い説明する。
閲覧者端末4がWebページサーバ2に対し、ホームページ(通常は、サイトの先頭ページ)の閲覧を要求(S101)すると、Webページサーバ2がHTML形式のファイルを閲覧者端末4に送信する(S102)ので、閲覧者端末4のWebブラウザは、画面表示部7にこれを表示する。
Webしおり機能が組み込まれていなければ(S103でNo)、閲覧を終了する(S106でYes)か、同じサイトの別ページの閲覧を要求する(S106でNo,S101)。
もし、Webしおり機能が組み込まれていれば(S103でYes)、画面表示部7にWebしおりの画像が表示される。Webしおりを画面に表示する仕方はタブ形式、プルダウン形式など、いろいろ考えられるが、どのような形式でもよい。図12は、Webしおり表示の一例を示したものである。図12のブラウザ画面SCRN1の右端にある矩形領域AR1は、Flashで作成されたWebしおり画像のための領域である。このWebしおり画像には、閲覧者端末4の入力部6を介した各種のイベント(マウスのクリック、ダブルクリックなど)と予め対応させた処理(しおりを挟む、しおりをとる、しおりから好みのページにジャンプするなど)を記述したスクリプトがリンクしている。
なお、ページIDなどのパラメータの保存は、FlashではSharedObjectオブジェクトを利用する。SharedObjectに保存されるデータは、バイナリデータの形式をとり、Flashによってのみ値の読み出しができる。このように、機能が限定されている点は、個人情報保護の要請に合致する。
Webしおりが挟まれたページのURLは閲覧者端末4側に保存されているので、図15のように、他のページを表示中であっても、Webしおり表示領域AR1に表示されているWebしおりmk1をクリックするだけで、そのWebしおりに対応づけられたページへただちにジャンプできる。
また、選択中のWebしおりを削除する処理を記述したスクリプトをFlashによるしおり画像にリンクさせておくこともできる。所定のイベントによってこの削除のためのスクリプトを実行させれば、画面上のしおり表示が消えるとともに、記憶部8からも削除される。
このように、閲覧者端末4は、Webしおりを挟んだり、Webしおりを取り除いたりが簡単な操作によってできる。
なお、閲覧者は、すでに1以上のWebしおりを挟んでいることを前提に説明する。
受信したHTMLファイルに組み込まれているWebしおり機能により、ブラウザの画面の右端にはしおり画像が表示される(図15参照)とともに、この画像とリンクされている各種処理スクリプトが実行可能な状態になる。
前回のサイト訪問から所定の時間が経過しているとき(S203でNo)は、FlashはLoadVarsオブジェクト等のメソッドによってSharedObjectに保存しておいたページIDを取り出し、Webしおりサーバ3へ送信する(S204)。
なお、カテゴリなどの集計結果をもとに、どのような情報を発信するか、つまりダイレクトマーケティングの手法は、公知のものがあるので、ここでは説明を省略する。
このような新着情報を含む当該サイトのページを閲覧し、その閲覧したページがWebしおり機能を組み込まれたものであった場合(S215でYes)、Webしおりを挟むならば(S216でYes)、記憶部8の所定の場所にそのページのページIDとURLとが保存される(S217)。つまり、そのページにWebしおりを挟んだことになる。ユーザは、Webしおりを挟めば、次回から、このWebしおりをクリック等するだけで、見たいページに直ちにジャンプできる。
なお、“新着情報”表示は、ポップアップ形式に限らず、Flashが提供するフローティングウィンドウの機能などによってもよい。
つまり、本実施形態のように個人情報の登録が不要であるということは、閲覧者だけではなく、運営者にとってもメリットのあることである。
前記の第1の実施形態では、閲覧者にとって関心のあるカテゴリ等の集計処理を、Webしおりサーバ3が担当していた。
この第2の実施形態では、カテゴリ等の集計処理を、閲覧者端末4が担当する点で第1の実施形態と相違する。以下に、第1の実施形態と相違する点を中心に説明する。共通な点は、説明を省略するか、あるいは、ごく簡単な説明にとどめる。
第1の実施形態との相違は、次の2点である。まず、図19からわかるとおり、図2のステップS11からステップS14までのWebしおり情報を、WebしおりDB5に登録する処理が省略されている。また、ステップS17において、広告ページのURLを登録する際に、あわせて、対応するカテゴリ情報も登録する点が相違する。
なお、本実施形態では、Webしおり関連情報は、閲覧者端末4側に持たせることになる。この点は、後で説明する。
つまり、サイト運営者端末1は、カテゴリ等をWebしおりDB5に登録するかわりに、ページを記述したHTMLファイルに、カテゴリ等を関数の引数として記述することになる。
第1の実施形態では、Webしおり画像を再生する関数の引数は、ページID(図9の行L2を参照)だけであったが、本実施形態では、カテゴリID,サブカテゴリIDおよび属性を引数とする(図20の行L2‘)。これに対応して、JavaScriptの記述も一部相違する(図21の行L11〜L17を参照)。
以下、閲覧者端末4を主体とする処理の流れを説明する。
まず、閲覧者端末4がこの運営サイトに最初に訪問した場合を、図22に従い説明する。
閲覧者端末4がWebページサーバ2に対し、ホームページ(たいていサイトの先頭ページ)の閲覧を要求(S301)すると、Webページサーバ2がHTML形式のファイルを閲覧者端末4に送信する(S302)ので、閲覧者端末4のWebブラウザは、これを表示する。
もし、Webしおり機能が組み込まれていれば(S303でYes)、画面にWebしおりの画像が表示される。表示の仕方(例えば、図12参照)は、第1の実施形態と同様である。
第1の実施形態と同様に、Webしおりが挟まれたページのURLは閲覧者端末4側に保存されているので、Webしおりをクリックするだけで、そのURLで特定されるホームページへただちにジャンプできる。
なお、閲覧者端末4は、すでに1以上のWebしおりを挟んでいることを前提に説明する。
前回のサイト訪問から所定の時間が経過しているとき(S403でNo)の処理が、第1の実施形態と相違する。
すなわち、FlashのWebしおり画像とリンクされている処理スクリプトによって、SharedObjectに保存しておいたカテゴリ、サブカテゴリ及び属性が取り出され、この処理スクリプトによって、カテゴリなどが集計される。そして、集計結果が、Webしおりサーバ3へ送信される(S404)。
ただし、新着情報を含む当該サイトのページを閲覧し、その閲覧したページがWebしおり機能を組み込まれたものであった場合(S414でYes)、Webしおりを挟むならば(S415でYes)、記憶部8の所定の場所に、そのページのページIDの代わりにカテゴリIDなどが保存される点で、第1の実施形態とは異なる。
また、第1の実施形態とこの第2の実施形態とでは、閲覧者から運営者に送られてくる情報は、前者はページIDに対し、後者は集計したカテゴリ情報という相違はあるが、いずれも、サイト運営者及び各店舗等にとって、貴重なマーケティング情報となる。
さらに、前記実施形態のいずれのシステムも、既存のWebサイトに導入することは容易である。WebページサーバにアップロードされているHTML等で記述されたファイルに、Webしおりのためのスクリプト(図9の行L2,図20の行L2‘を参照)を追加し、Webしおりを実装するプログラムファイルを作成するとともに、新たにWebしおりサーバ3を追加することが、主たる改造点だからである。
2 Webページサーバ
3 システム管理サーバ(Webしおりサーバ)
4 閲覧者端末
6 (閲覧者端末4の)入力部
7 (閲覧者端末4の)画面表示部
8 (閲覧者端末4の)記憶部
Claims (3)
- 画像データと、この画像にリンクする処理スクリプトからなるWebしおりであって、
Webサイトを構成する各Webページ毎に、コンテンツ要素の一つとして組み込まれ、
選択状態あるいは非選択状態のいずれかの値をとり、非選択状態かつ前記画像が表示された状態において所定の操作がなされると、前記処理スクリプトは、値を選択状態に変えるとともに、該Webページが表示されている端末装置に接続する記憶装置の所定の場所に該WebページのURLを保存し、
選択状態かつ前記画像が表示された状態において所定の操作がなされると、前記処理スクリプトは、前記記憶装置の所定の場所から該WebページのURLを取得し、前記WebサイトのWebサーバに対し、該Webページデータの送信を要求することを特徴とするWebしおり。 - 請求項1に記載のWebしおりを利用するマーケティングシステムであって、
インターネット上に開設されたWebサイトのホームページを提供するサイト運営者端末と、該Webサイト内のホームページを管理するWebページサーバと、該Webサイトのホームページに組み込まれたWebしおりに関連する情報を管理するシステム管理サーバと、該Webサイトにアクセスする閲覧者端末とを備え、
前記サイト運営者端末は、
任意個数のホームページの記述ファイルを、前記Webページサーバへアップロードするとともに、
該ホームページにWebしおりがコンテンツ要素として組み込まれていれば、前記システム管理サーバに該ホームページを識別するページIDと、このページに付与されたカテゴリ情報並びにURLと、ダイレクトマーケティング用の広告ページのURLを送信し、
前記システム管理サーバは、
前記サイト運営者端末から受信したカテゴリ情報と該ホームページのURLと広告ページのURLを、ページIDに対応付けて記憶する一方、
前記閲覧者端末は、
入力部と画面表示部と記憶部を備え、
前記Webページサーバから、ホームページの記述ファイルを受信すると、前記画面表示部に対し、前記Webしおりを含む該ホームページを表示させ、
前記入力部を介して該Webしおりを選択・指示する所定の操作がなされると、前記処理スクリプトを実行させることにより、該ホームページのページIDとURLとを対にして前記記憶部に保存させるとともに、
前記記憶部に1以上のページIDがすでに保存されているときは、所定のタイミングのもと、前記システム管理サーバに対し、前記の保存されているページIDを送信し、
前記システム管理サーバは、
前記閲覧者端末から受信したページIDに対応づけられた前記カテゴリ情報と共通性を有するホームページ並びに広告ページのURLを抽出し、抽出したURLを含む広告記述ファイルを生成し、前記閲覧者端末に送信する
ことを特徴とするWebしおりを利用するマーケティングシステム。 - 請求項1に記載のWebしおりを利用するマーケティングシステムであって、
インターネット上に開設されたWebサイトのホームページを提供するサイト運営者端末と、該Webサイト内のホームページを管理するWebページサーバと、該Webサイトの広告ページに関連する情報を管理するシステム管理サーバと、該Webサイトにアクセスする閲覧者端末とを備え、
前記サイト運営者端末は、
任意個数のホームページの記述ファイルを、前記Webページサーバへアップロードするとともに、Webしおりを利用するホームページの記述ファイルには、Webしおりをコンテンツ要素として組み込み、かつ、カテゴリ情報を記述する一方、
前記閲覧者端末は、
入力部と画面表示部と記憶部を備え、
前記Webページサーバから、ホームページの記述ファイルを受信すると、前記画面表示部に対し、前記Webしおりを含む該ホームページを表示させ、
前記入力部によって該Webしおりを選択・指示する所定の操作がなされると、前記記憶部に対し、該ホームページの前記カテゴリ情報とURLとを対にして保存させるとともに、
前記記憶部に1以上のカテゴリ情報がすでに保存されているときは、所定のタイミングのもと、カテゴリ情報を集計し、前記システム管理サーバに対し、このカテゴリ集計結果を送信し、
前記システム管理サーバは、
前記閲覧者端末から集計結果を受信すると、集計されたカテゴリ情報と共通性を有するホームページ並びに広告ページを抽出し、抽出したページのURLを含む広告記述ファイルを生成し、前記閲覧者端末に送信する
ことを特徴とするWebしおりを利用するマーケティングシステム。
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