JP4831386B2 - 作業機械用ツールホルダの装着状態検査装置 - Google Patents

作業機械用ツールホルダの装着状態検査装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スピンドルと、前記スピンドルに着脱可能なツールホルダとの装着状態を検査するための作業機械用ツールホルダの装着状態検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
通常、マシニングセンタ等において、自動工具交換機構(ATC)により種々の工具を自動的に交換する作業が行われている。この種の作業では、所謂、ATCシャンクを有するツールホルダが使用されており、このツールホルダをスピンドルに対して自動的に着脱する構成が一般的に採用されている。
【0003】
上記のツールホルダの形状として、BTシャンクやSKシャンク等の規格がある。これらは、ナショナルテーパーの形状を有するシャンク部が、工作機械の主軸(スピンドル)のテーパー穴部と結合して精度を保持するように構成されている。ところが、この種の形状を有するBTシャンク等においては、ATCシャンクのテーパーシャンク部だけが当接しているため、結合度や嵌合精度が低下し易くなるとともに、高速回転時の遠心力による影響で、スピンドル内にツールホルダが引き込まれる等の問題点が指摘されている。
【0004】
そこで、新たに2面拘束型のツールホルダが用いられるようになっている。この2面拘束型のツールホルダは、そのシャンク部と端面とが、対向するスピンドルのテーパー穴部と端面部とに対して同時に2面で結合することにより、結合度や嵌合精度を有効に維持するとともに、スピンドル内への引き込まれを阻止することができる。この2面拘束型のツールホルダの代表的なものとして、HSKホルダ(DIN規格)がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記の各種ツールホルダでは、ATCを行う際にツールホルダとスピンドルの間に切削粉等の微粉が進入する場合がある。このため、ツールホルダがスピンドルの軸方向に対してわずかに傾いて結合度が低くなり易く、ATCの工具交換精度に影響を及ぼすおそれがある。特に、スピンドル前端面とツールホルダ後端面の間に切削微粉が進入すると、結合度が著しく阻害されてしまい、工具交換の精度が大きく低下するという問題がある。
【0006】
本発明は、この種の問題を解決するものであり、ツールホルダがスピンドルに確実に装着されているか否かを、簡単な構成で、高精度かつ容易に検出することが可能な作業機械用ツールホルダの装着状態検査装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る作業機械用ツールホルダの装着状態検査装置では、スピンドルに着脱可能なツールホルダに、ツールの位置を前記スピンドルの径方向に位置調整可能な補正ヘッドが設けられるとともに、この補正ヘッドを外部のエア管路から送られる駆動用エアにより駆動するために、前記エア管路に連通する駆動用エア管路が、前記スピンドルから前記ツールホルダに連通して形成されている。
【0008】
さらに、駆動用エア管路から分岐する検査用エア管路が、スピンドルとツールホルダとの装着部位に開口するとともに、エア管路に対して開閉可能なエア回路には、前記検査用エア管路からの検査用エアの漏れが発生する際に、エアの流れが生じる。その際、エア回路には、エアの流れの有無を検出することにより、スピンドルとツールホルダとの装着状態の良否を判断する漏れ検査部が設けられている。
【0009】
この場合、駆動用エア管路から補正ヘッドに送られる駆動用エアを介して前記補正ヘッドの位置調整が行われると、該補正ヘッドで力のバランスがなされており、前記駆動用エアの流れが停止される。従って、スピンドルとツールホルダとの装着部位に隙間が存在すると、検査用エアがこの隙間から外部に導出され、エア回路にエアの流れが発生する。これにより、漏れ検査部がエアの流れを検出するだけで、スピンドルとツールホルダとの装着状態が不良であることを、容易かつ確実に検出することができる。
【0010】
また、エア回路には、漏れ検査部に並列されるリリーフ弁が備えられている。漏れ検査部は、極微量なエアの漏れを正確に検出するために検出範囲が限定されている場合が多い。従って、リリーフ弁を設けることにより、漏れ検査部に比較的高い圧力差が発生することを阻止し、前記漏れ検査部を有効に保護することが可能になる。
【0011】
さらに、漏れ検査部は、エアの流れによってエア圧が作用するダイヤフラムと、前記ダイヤフラムに作用するエア圧を検出する差圧検出手段とを備えている。このため、ダイヤフラムに設けられた歪みゲージ等により、このダイヤフラムに作用するエア圧を電気的に検出することができ、簡単な構成で、スピンドルとツールホルダとの装着状態を確実に検査することが可能になる。
【0012】
さらにまた、漏れ検査部は、エアの流れによって変位する板ばねと、この板ばねの変位を、直接、周波数の変化に変換する発振変調型センサと、この変換された周波数が、直接、デジタル信号として供給されるカウンタ回路と、前記カウンタ回路で得られる検出値を、予め設定されている設定値と比較して検査用エアの漏れが発生しているか否かを判断する比較判定回路とを備えている。
【0013】
板ばねは、僅かなエア圧が作用しても容易に変位し、この板ばねの変位が、直接、周波数の変化に変換された後、直接、デジタル信号としてカウンタ回路に供給される。さらに、カウンタ回路で計数処理が施されることにより、エア圧の変化が計数値として得られる。これにより、エア圧をアナログ値で検出する際のような増幅や変換時のエラーが回避され、漏れ検出用のエア圧の変化を高精度かつ確実に検出することが可能になる。
【0014】
また、発振変調型センサは、MHZ(メガヘルツ)帯の基準周波数を生成する高周波発振手段と、前記高周波発振手段に接続される巻線コイルと、前記巻線コイル内に進退可能に配置されるとともに、前記エアの流れにより変形する板ばねに係合して変位することにより、直接、前記基準周波数を変調させる移動子とを備えている。このため、エアの流れによるエア圧の変化が、直接、周波数の変化となり、前記エア圧を高精度に検出することができる。しかも、高周波が使用されるため、エア圧の変化を微少な変化まで確実かつ迅速に検出することが可能になる。
【0015】
さらに、漏れ検査部は、エアの流れによって気泡を発生する液体が所定の高さまで貯留された容器と、この気泡が液体面上で破裂する音を検出する音検出手段とを備えている。従って、簡単な構成で、エアの流れが発生しているか否かを確実に検出することができる。
【0016】
さらにまた、漏れ検査部は、エアの流れによって気泡を発生する液体が貯留された容器と、この気泡の有無を検出する光検出手段とを備えている。光検出手段は、液体内を気泡が移動することを、例えば、発光素子と受光素子とによる検出だけでよく、構成の簡素化を図るとともに、エアの流れを高精度に検出することが可能になる。
【0017】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の第1の実施形態に係る作業機械用ツールホルダの装着状態検査装置10を組み込む作業機械12の概略縦断面説明図である。
【0018】
この作業機械12は、工作機14と、前記工作機14のスピンドル16に着脱自在なツールホルダ18と、本発明の第1の実施形態に係る装着状態検査装置10と、前記装着状態検査装置10および補正ヘッド(後述する)を制御するコントローラ20とを備える。
【0019】
装着状態検査装置10は、ツールホルダ18に設けられ、バイト(道具)21の位置をスピンドル16の径方向(矢印A方向)に位置調整可能な補正ヘッド22と、前記補正ヘッド22を外部からの駆動用エアにより調整するための駆動力伝達部24と、前記駆動用エアを前記駆動力伝達部24に供給するために、前記スピンドル16から前記ツールホルダ18に連通して形成される駆動用エア管路26と、前記駆動用エア管路26から分岐して、前記スピンドル16と前記ツールホルダ18との装着部位27に開口する複数本の検査用エア管路28と、前記検査用エア管路28から検査用エアの漏れが発生する際に、エアの流れが生じるエア回路30と、前記エア回路30に配設され、前記エアの流れの有無を検出することにより、前記スピンドル16と前記ツールホルダ18との装着状態の良否を判断する漏れ検査部32とを備える。
【0020】
スピンドル16は、図示しない回転駆動源に連結されており、工作機14に対しベアリング34を介して回転可能に支持される。このスピンドル16の先端側には、テーパー穴部36が形成されるとともに、このテーパー穴部36には、ツールホルダ引き込み構造38が設けられる。
【0021】
図1および図2に示すように、ツールホルダ18は、一端部にスピンドル16のテーパー穴部36に嵌着されるテーパーシャンク部40を有し、他端部にバイト21が取着される。駆動力伝達部24は、ブースタ構造を採用しており、駆動用エア管路26に連通する空圧シリンダ部42と、この空圧シリンダ部42よりも少容量な第1油圧シリンダ部44とを直列的に備えている。空圧シリンダ部42には、ピストン46が摺動自在に配置されており、このピストン46から延在するロッド48は、第1油圧シリンダ部44内に突出している。
【0022】
第1油圧シリンダ部44は、油圧管路50を介してパワーユニット52に連通する。パワーユニット52は、ヘッドハウジング54内に収容されており、油圧管路50に連通する第2油圧シリンダ部56と、ピストン58とを備える。このピストン58は、スピンドル16の径方向(矢印A方向)に進退可能である。ヘッドハウジング54には、S字状のスリット60が形成されるとともに、このヘッドハウジング54は、パワーユニット52に補正の油圧が作用する際に、径方向外向に押圧されてS字状のスリット60を介して矢印A1方向に変位する。
【0023】
コントローラ20は、エア管路62を介して駆動用エア管路26に連通するとともに、スピンドル16には、前記エア管路62が接続されるエア漏れのない密閉構造の回転継手64が装着されている。エア管路62には、3ポート電磁切換弁66a、66bを介してエア回路30が開閉可能に連通するとともに、前記エア回路30に漏れ検査部32が配設される(図1および図3参照)。
【0024】
漏れ検査部32は、図4に示すように、エアの流れによってエア圧が作用するダイヤフラム68を設ける差圧検出器70を備え、前記差圧検出器70には、前記ダイヤフラム68に作用するエア圧を検出する差圧検出回路(差圧検出手段)72が接続されている。差圧検出器70は、ダイヤフラム68に作用するエア圧を検出するために、例えば、歪みゲージ74を備えており、差圧検出回路72は、前記歪みゲージ74からの電気信号によって該歪みゲージ74に作用する矢印Y方向の差圧を検出する。この差圧検出回路72は、コントローラ20に対して差圧信号(差圧アラーム信号を含む)を送る。
【0025】
このように構成される第1の実施形態に係る装着状態検査装置10を組み込む作業機械12の動作について、以下に説明する。
【0026】
ツールホルダ18は、スピンドル16に装着された状態で、工作機14の作用下に回転しながら図示しないワークに所定の加工(例えば、穴加工)を施す。そして、加工穴の径が測定され、その加工穴径が公差内にない場合等には、バイト21の補正が行われる。
【0027】
すなわち、ATC(自動工具交換)が終了して穴加工に入る前に、補正ヘッド22は、所定の位置調整の作動を行う。そのために、コントローラ20を介して制御された駆動用エアは、エア管路62から回転継手64に送られ、この回転継手64を通って外部に漏れることなく駆動用エア管路26に導入される。駆動用エアは、駆動用エア管路26に連通する空圧シリンダ部42に供給され、この空圧シリンダ部42に配置されているピストン46が矢印B方向に押圧される。
【0028】
ピストン46が矢印B方向に移動することにより、第1油圧シリンダ部44内が加圧され、加圧された油がこの第1油圧シリンダ部44から油圧管路50を介してパワーユニット52に供給される。このため、パワーユニット52を構成する第2油圧シリンダ部56内の油圧が高くなり、ピストン58がスピンドル16の径方向外方(矢印A1方向)に移動する。従って、パワーユニット52に補正の油圧が作用し、ヘッドハウジング54が直径外方向に押圧され、S字状のスリット60を介してバイト21が矢印A1方向に変位する。
【0029】
そして、駆動用エア管路26から補正ヘッド22に送られる駆動用エアを介して前記補正ヘッド22の位置調整が行われると、該補正ヘッド22の剛性反力と補正エアにより発生する力とが釣り合い、前記補正ヘッド22の移動量が静定される。このため、ピストン46には、補正エアの圧力が作用するだけで、駆動用エア管路26に新たなエアが流入することがない。そこで、3ポート電磁切換弁66a、66bが駆動され、エア回路30がエア管路62を介して駆動用エア管路26に連通する。
【0030】
一方、駆動用エア管路26に供給された駆動用エアの一部分は、この駆動用エア管路26から分岐された検査用エア管路28に検査用エアとして送られている。この検査用エア管路28は、スピンドル16とツールホルダ18との装着部位27に開口しており、検査用エアがこの装着部位27に送られている。その際、装着部位27に隙間が形成されていると、この隙間の量に略比例して検査用エアが前記装着部位27から外部に漏れ出る。
【0031】
検査用エアが装着部位27から外部に漏れ出ると、検査用エア管路28に駆動用エア管路26を介して連通するエア管路62にエアの流れが生じ、このエア管路62に連通するエア回路30に、差圧検出器70の前後でエアの差圧が発生する。差圧検出器70には、ダイヤフラム68が設けられており、前記ダイヤフラム68が矢印Y方向に押圧される。
【0032】
従って、第1の実施形態では、ダイヤフラム68に設けられている歪みゲージ74がダイヤフラム68に作用するエア圧を検出し、装着部位27にエア漏れが生じていること、すなわち、スピンドル16とツールホルダ18との装着状態が不良であることを、簡単な構成で、容易かつ確実に検出することができるという効果が得られる。
【0033】
図5は、本発明の第2の実施形態に係る作業機械用ツールホルダの装着状態検査装置80の概略構成説明図である。なお、第1の実施形態に係る装着状態検査装置10と同一の構成要素には同一の参照符号を付して、その詳細な説明は省略する。
【0034】
装着状態検査装置80は、エア管路62に開閉可能なエア回路82と、前記エア回路82に配置されるとともに、漏れ検査部32に並列されるリリーフ弁84とを備えている。
【0035】
漏れ検査部32は、極微少な圧力差を検出し得るように、相当高感度なものに設定されており、高い差圧に適用することが困難である。ところが、工具補正に使用される補正エア(駆動用エア)の圧力は、最大で4気圧(0.4MPa)となっている。そこで、漏れ検査部32に並列してリリーフ弁84が設けられている。
【0036】
このため、第2の実施形態では、漏れ検査部32の前後の差圧が一定圧以上になると、リリーフ弁84が開放されてエアが流れ、前記漏れ検査部32に必要以上の差圧が発生することがない。これにより、簡単な構成で、漏れ検査部32に損傷等を与えることを有効に阻止することが可能になる。
【0037】
図6は、本発明の第3の実施形態に係る作業機械用ツールホルダの装着状態検査装置を構成する漏れ検査部100の概略構成説明図である。
【0038】
漏れ検査部100はケーシング102を備え、このケーシング102には、エア回路104に連通する入口ポート106および出口ポート108が形成されるとともに、前記入口ポート106および前記出口ポート108が室110に連通可能である。室110には、エアの流れによって変位する板ばね112の一端側がねじ114により固定されており、前記板ばね112の揺動側他端が入口ポート106を覆って配置される。この板ばね112の揺動側他端と入口ポート106との間には、Oリング116が介装されている。
【0039】
図6および図7に示すように、板ばね112の揺動側他端には、前記板ばね112の変位を、直接、周波数の変化に変換する発振変調型センサ118が設けられる。この発振変調型センサ118は、板ばね112の揺動側他端に固着される移動子120を備え、前記移動子120が巻線コイル122内に進退自在に配設される。巻線コイル122は、発振変調回路124に接続されるとともに、この発振変調回路124には、MHZ(メガヘルツ)帯の基準周波数を生成する水晶発振回路126が接続される。
【0040】
発振変調回路124は、エア圧力の変化を高周波信号f1として取り出し、出力増幅回路127で増幅出力された検出信号f2を混合器回路128に送る。この混合器回路128は、ミキサ信号発振回路130から送られるミキサ信号f3と、増幅出力された検出信号f2とを混合周波数処理して、変調周波数信号f4を生成する。このミキサ信号f3は、検出信号f2と近い周波数を持っている。
【0041】
混合器回路128には、変調周波数信号f4を増幅して増幅変調周波数信号f5を生成する変調周波数増幅回路132が接続される。高周波のクロック信号f6を発生するクロック発振回路134は、変調周波数増幅回路132と共にカウンタ入力混合回路136に接続され、このカウンタ入力混合回路136では、増輻変調周波数信号f5とクロック信号f6を混合して計数信号f7が得られ、この計数信号f7がカウンタ回路138に送られる。
【0042】
カウンタ回路138は、検出値を表示するための表示回路140を備えるとともに、前記カウンタ回路138は、リセット値取込回路142および比較判定回路144に接続されている。リセット値取込回路142は、補正動作前のエアが全く流れない状態で、リセット測定信号がONされた際に発振変調型センサ118からの出力値を読み取って記憶する。比較判定回路144は、補正エア(駆動用エア)を送って補正動作が終了した際、再び取り出された検出信号とリセット値取込回路142に記憶されている出力値とを比較する。
【0043】
このように構成される第3の実施形態では、エア回路104にエアの流れが生ずると、板ばね112の揺動側他端が、入口ポート106から離間する方向に揺動する。この板ばね112には、移動子120が連結されており、前記板ばね112がエアの流れにより変位すると、前記移動子120が巻線コイル122内で変位する。
【0044】
その際、巻線コイル122には、水晶発振回路126からMHZ(メガヘルツ)帯の基準周波数が印加されており、この巻線コイル122内で移動子120が移動すると、前記巻線コイル122の負荷インダクタンスが変化する。このため、基準周波数が変調され、この変調周波数が、直接、高周波信号f1として取り出され、前記高周波信号f1が出力増幅回路127に送られる。この出力増幅回路127では、高周波信号f1を増幅して検出信号f2を出力する。
【0045】
次いで、検出信号f2の読み取りを容易にするために、混合周波数処理が施される。すなわち、ミキサ信号発振回路130では、送られてきた検出信号f2と近い周波数を持つミキサ信号f3を生成し、前記検出信号f2と前記ミキサ信号f3とが混合器回路128に送られる。混合器回路128では、検出信号f2から高周波キャリア成分を差し引いたKHZ(キロヘルツ)帯の変調周波数信号f4が生成される。
【0046】
さらに、変調周波数信号f4をカウンタ方式で読み取りを行うために、まず、変調周波数増幅回路132でこの変調周波数信号f4を増幅して増幅変調周波数信号f5を生成した後、この増幅変調周波数信号f5がカウンタ入力混合回路136に送られる。一方、計数カウンタのために、クロック発振回路134より非常に高精度な高周波の基準信号を発振してクロック信号f6が生成された後、このクロック信号f6が増幅変調周波数信号f5と混合して計数信号f7が得られる。
【0047】
次に、この計数信号f7がカウンタ回路138で計数読み取り処理されることにより、エア圧の変化が計数値として検出される。その際、カウンタ方式は、一定時間内に被測定信号がどれだけあるかを計数するものであり、この読み取り処理によって高周波信号f1として検出した圧力の変化を微細な1HZ(ヘルツ)、さらには1HZ(ヘルツ)以下の桁まで正確に読み取ることができる。なお、被カウント成分であるクロック信号f6の時間軸を短くする程、正確にカウントすることが可能になり、例えば、数十MHZ(メガヘルツ)〜200MHZ(メガヘルツ)の周波数が使用される。
【0048】
カウンタ回路138は、検出された計数値をリセット値取込回路142および比較判定回路144に送るとともに、このリセット値取込回路142には、補正動作前のエアが全く流れない状態での発振変調型センサ118からの出力値を読み取って記憶している。
【0049】
そこで、比較判定回路144では、補正エア(駆動用エア)を送って補正動作が終了した際、上記のように検出された計数値、すなわち、検出信号と、リセット値取込回路142に記憶されている出力値とが比較される。その際、検出信号と出力値との差が一定範囲内であれば、スピンドル16とツールホルダ18とが所望の密着状態であると判断される一方、前記差が一定値以上であれば、検査用エアが漏れており、密着状態が不良であると判断される。
【0050】
このように、第3の実施形態では、板ばね112と、前記板ばね112に係合して変位する移動子120と、内部に前記移動子120が進退自在に配設される巻線コイル122とを備えた発振変調型センサ118を使用し、エアの流れを、直接、周波数の変化に変更してエア漏れ検査を行っている。これにより、エア圧の検出をアナログ値ではなくデジタル値で行うことができ、デジタル信号である周波数信号をデジタル読み取り処理することによって、増幅エラーや変換エラー等のない高精度な読み取り処理、すなわち、高精度なエア漏れ検査が確実に遂行されるという効果が得られる。
【0051】
図8は、本発明の第4の実施形態に係る作業機械用ツールホルダの装着状態検査装置160の概略構成説明図である。なお、第1の実施形態に係る装着状態検査装置10と同一の構成要素には同一の参照符号を付して、その詳細な説明は省略する。
【0052】
装着状態検査装置160は、エア管路62に開閉可能なエア回路162と、前記エア回路162に配置される漏れ検査部164とを備える。漏れ検査部164は、エアの流れによって気泡166を発生する液体、例えば、水168が所定の高さまで貯留された容器170と、前記気泡166が液体面上で破裂する音を検出するマイクロフォン(音検出手段)172とを備える。
【0053】
容器170は、遮音構造を採用しており、底部にはエア回路162に連通するノズル174が液密に設けられるとともに、上部には、前記エア回路162に連通するエア取り出し口176が形成される。マイクロフォン172は、増幅回路178に接続されており、この増幅回路178が検出回路180に接続されて気泡166の破裂音を検知したか否か、すなわち、エアの流れが発生したか否かが検出される。エア回路162には、エアの逆流を阻止するために、チェック弁182a、182bが配設される。
【0054】
このように構成される第4の実施形態では、エア回路162にエアの流れが生じると、容器170の底部に設けられるノズル174から水168等の液体にエアが導入される。このため、水168中に気泡166が発生してこの気泡166が前記水168中を上昇する。そして、気泡166が水168と大気との境界部位(液体表面上)に至って破裂すると、マイクロフォン172がこの破裂音を検出し、増幅回路178を介して前記破裂音が増幅される。次いで、検出回路180により気泡166の破裂音を検知したか否か、すなわち、エアの流れが発生したか否かが検出される。
【0055】
図9は、本発明の第5の実施形態に係る作業機械用ツールホルダの装着状態検査装置200の概略構成説明図である。なお、第4の実施形態に係る装着状態検査装置160と同一の構成要素には同一の参照符号を付して、その詳細な説明は省略する。
【0056】
装着状態検査装置200は、漏れ検査部202を備えるとともに、この漏れ検査部202は、容器204内で発生する気泡166の有無を光線Lにより検出する光検出手段206を備える。容器204には、外部から不要な光が進入しないように遮光処理が施されている。容器204の高さ方向略中間部位には、透明な窓部208a、208bが設けられ、前記窓部208a、208bには、光検出手段206を構成する発光素子210と受光素子212とが配設される。
【0057】
発光素子210には、発信回路214が接続されるとともに、この発信回路214が発信パルス幅制御回路216に接続される。受光素子212には、信号受信回路218が接続されており、発信回路214および前記信号受信回路218が同期検出回路220を介して信号処理回路222に接続される。
【0058】
このように構成される第5の実施形態では、エア回路162にエアの流れが生じると、容器204の底部に設けられるノズル174から水168にエアが導入される。このため、水168中に気泡166が発生してこの気泡166が前記水168中を上昇する。
【0059】
一方、発信回路214では、パルス信号が生成されており、このパルス信号によって発光素子210がONおよびOFFされる。このパルス信号は、発信パルス信号として同期検出回路220に送られる。また、発光素子210から容器204内に照射される光線Lが受光素子212で受光されると、信号受信回路218は、受光されたパルス信号を受信信号として同期検出回路220に送る。信号受信回路218では、光線Lを気泡166が横切ることにより受光量が変化すると、この光線Lが届かない状態として検出する。
【0060】
そこで、容器204内で気泡166が発生しない際には、図10中、範囲Cに示すように、発信信号と受信信号とが同期している。これに対して、容器204内で気泡166が発生する際には、範囲Dに示すように、受信信号がONしないため、発信信号と受信信号とに相違が発生する。これにより、第5の実施形態では、気泡166の有無を容易かつ確実に検出することができるという効果が得られる。
【0061】
さらに、水168に濁り等が生じて透過率等に変化が現れた場合には、気泡166がない時に発光と受光の信号を互いに比較して光線回路の倍率調整を行っておけば、検出回路の経時変化を調整することが可能である。また、気泡166の大きさや量による信号の乱れを、受信信号の変化に確実に対応させるためには、発信回路214で生成されるパルス信号の信号間隔を、発信パルス幅制御回路216で調整すればよい。
【0062】
図11は、本発明の第6の実施形態に係る作業機械用ツールホルダの装着状態検査装置240の概略構成説明図である。なお、第1の実施形態に係る装着状態検査装置10と同一の構成要素には同一の参照符号を付して、その詳細な説明は省略する。
【0063】
装着状態検査装置240では、補正ヘッド22を駆動するための駆動用エア管路242が、スピンドル16の中心軸に設けられておらず、この中心軸から偏心した位置に設定されている。ツールホルダ18側には、スピンドル16との連結部位に対応してシール部材244が配設されており、駆動用エア管路242を気密に保持している。ツールホルダ18には、バイト21の先端側に開口するクーラントライン246が形成されている。
【0065】
【発明の効果】
本発明に係る作業機械用ツールホルダの装着状態検査装置では、駆動用エア管路から補正ヘッドに送られる駆動用エアを介して前記補正ヘッドの位置調整が行われると、該補正ヘッドで力のバランスがなされており、前記駆動用エアの流れが停止される。従って、スピンドルとツールホルダとの装着部位に隙間が存在すると、駆動用エア管路から分岐された検査用エア管路の検査用エアがこの隙間から外部に導出され、エア回路にエアの流れが発生する。これにより、漏れ検査部がエアの流れを検出するだけで、スピンドルとツールホルダとの装着状態が不良であることを、容易かつ確実に検出することができる。
【0066】
また、エア回路が、漏れ検査部に並列されるリリーフ弁を備えることにより、前記漏れ検査部に比較的高い圧力差が発生することを阻止し、前記漏れ検査部を有効に保護することが可能になる。
【0067】
さらに、漏れ検査部は、エアの流れによって気泡を発生する液体が所定の高さまで貯留された容器と、この気泡が液体面上で破裂する音を検出する音検出手段とを備えている。従って、簡単な構成で、エアの流れが発生しているか否かを確実に検出することができる。
【0068】
さらにまた、漏れ検査部は、エアの流れによって気泡を発生する液体が貯留された容器と、この気泡の有無を検出する光検出手段とを備えている。光検出手段は、液体内を気泡が移動することを検出するだけでよく、構成の簡素化を図るとともに、エアの流れを高精度に検出することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る作業機械用ツールホルダの装着状態検査装置を組み込む作業機械の概略縦断面説明図である。
【図2】前記ツールホルダの一部拡大縦断面図である。
【図3】前記装着状態検査装置の概略斜視図である。
【図4】前記装着状態検査装置の概略構成説明図である。
【図5】本発明の第2の実施形態に係る作業機械用ツールホルダの装着状態検査装置の概略構成説明図である。
【図6】本発明の第3の実施形態に係る作業機械用ツールホルダの装着状態検査装置を構成する漏れ検査部の概略構成説明図である。
【図7】前漏れ検査部の回路説明図である。
【図8】本発明の第4の実施形態に係る作業機械用ツールホルダの装着状態検査装置の概略構成説明図である。
【図9】本発明の第5の実施形態に係る作業機械用ツールホルダの装着状態検査装置の概略構成説明図である。
【図10】前記第5の実施形態における発信信号と受信信号との説明図である。
【図11】本発明の第6の実施形態に係る作業機械用ツールホルダの装着状態検査装置の要部概略説明図である。
【符号の説明】
10、80、160、200、240…装着状態検査装置
12…作業機械 14…工作機
16…スピンドル 18…ツールホルダ
22…補正ヘッド 24…駆動力伝達部
26、28、62、242…エア管路
30、82、104、162…エア回路
32、100、164、202…漏れ検査部
42…空圧シリンダ部 44、56…油圧シリンダ部
52…パワーユニット 54…ヘッドハウジング
68…ダイヤフラム 70…差圧検出器
72…差圧検出回路 74…歪みゲージ
84…リリーフ弁 102…ケーシング
112…板ばね 118…発振変調型センサ
120…移動子 122…巻線コイル
124…発振変調回路 128…混合器回路
138…カウンタ回路 144…比較判定回路
166…気泡 168…水
170、204…容器 172…マイクロフォン
180…検出回路 182a、182b…チェック弁
206…光検出手段 214…発信回路
218…信号受信回路 220…同期検出回路
222…信号処理回路

Claims (7)

  1. スピンドルに着脱可能であるとともに、前記スピンドルと一体的に回転するツールホルダに設けられ、ツールの位置を前記スピンドルの径方向に位置調整可能な補正ヘッドと、
    前記補正ヘッドを外部のエア管路から送られる駆動用エアにより調整するための駆動力伝達部と、
    前記駆動用エアを前記駆動力伝達部に供給するために、前記スピンドルから前記ツールホルダに連通して形成される駆動用エア管路と、
    前記駆動用エア管路から分岐して、前記スピンドルと前記ツールホルダとの装着部位に開口する検査用エア管路と、
    前記エア管路に対して開閉可能であるとともに、前記装着部位から検査用エアの漏れが発生する際に、エアの流れが生じるエア回路と、
    前記エア回路に配設され、前記エアの流れの有無を検出することにより、前記スピンドルと前記ツールホルダとの装着状態の良否を判断する漏れ検査部と、
    を備えることを特徴とする作業機械用ツールホルダの装着状態検査装置。
  2. 請求項1記載の装着状態検査装置において、前記エア回路は、前記漏れ検査部に並列されるリリーフ弁を備えることを特徴とする作業機械用ツールホルダの装着状態検査装置。
  3. 請求項1または2記載の装着状態検査装置において、前記漏れ検査部は、前記エアの流れによってエア圧が作用するダイヤフラムと、
    前記ダイヤフラムに作用するエア圧を検出する差圧検出手段と、
    を備えることを特徴とする作業機械用ツールホルダの装着状態検査装置。
  4. 請求項1または2記載の装着状態検査装置において、前記漏れ検査部は、前記エアの流れによって変位する板ばねと、
    前記板ばねの変位を、直接、周波数の変化に変換する発振変調型センサと、
    前記変換された周波数が、直接、デジタル信号として供給されるカウンタ回路と、
    前記カウンタ回路で得られる検出値を、予め設定されている設定値と比較して、前記検査用エアの漏れが発生しているか否かを判断する比較判定回路と、
    を備えることを特徴とする作業機械用ツールホルダの装着状態検査装置。
  5. 請求項4記載の装着状態装置において、前記発振変調型センサは、MHZ(メガヘルツ)帯の基準周波数を生成する高周波発振手段と、
    前記高周波発振手段に接続される巻線コイルと、
    前記巻線コイル内に進退可能に配置されるとともに、前記エアの流れにより変形する板ばねに係合して変位することにより、直接、前記基準周波数を変調させる移動子と、
    を備えることを特徴とする作業機械用ツールホルダの装着状態検査装置。
  6. 請求項1または2記載の装着状態検査装置において、前記漏れ検査部は、前記エアの流れによって気泡を発生する液体が所定の高さまで貯留された容器と、
    前記気泡が液体面上で破裂する音を検出する音検出手段と、
    を備えることを特徴とする作業機械用ツールホルダの装着状態検査装置。
  7. 請求項1または2記載の装着状態検査装置において、前記漏れ検査部は、前記エアの流れによって気泡を発生する液体が貯留された容器と、
    前記気泡の有無を光線により検出する光検出手段と、
    を備えることを特徴とする作業機械用ツールホルダの装着状態検査装置。
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