JP4830542B2 - ネットワークavシステム及びコントローラ - Google Patents

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Description

本発明は、ネットワークAVシステム及びコントローラに関し、さらに詳しくは、データ圧縮されたコンテンツファイルに基づいてコンテンツを再生する再生装置と、再生装置を監視するコントローラとを備えたネットワークAVシステム及びコントローラに関する。
家庭内のパーソナルコンピュータや周辺機器、家電製品等をネットワークを介して相互に接続し、互いの機能を提供しあうためのプロトコルとしてUPnP(Universal Plug and Play:ユニバーサルプラグアンドプレイ)がある。UPnPは、AV機器の制御に関するデバイス及びサービスの定義仕様であるUPnPAVを含む。
UPnPAVを利用すれば、AV機器を遠隔で操作できる。UPnPでは、コントロールポイントと呼ばれるコントローラが、映像や音楽といったコンテンツを蓄積するソースデバイスであるメディアサーバと、コンテンツを再生する再生装置(シンクデバイス)であるメディアレンダラとを制御する。コントロールポイントは、メディアサーバが蓄積する複数のコンテンツに関する情報を取得し、所望のコンテンツを再生するようメディアレンダラに指示する。メディアレンダラは、メディアサーバに所望のコンテンツを要求する。メディアサーバは、要求に応じて所望のコンテンツをストリーミング配信し、メディアレンダラは、ストリーミング配信されたコンテンツを再生する。メディアレンダラは、通常再生、早送り再生、巻き戻し再生等の現在の再生状態(以下、ステータスという)をコントロールポイントに通知し、これによりコントロールポイントはメディアレンダラのステータスを監視する。UPnPAVでは、コントロールポイントは複数のメディアレンダラのステータスを監視できる。
メディアレンダラが早送り再生や巻き戻し再生といった特殊再生を行う場合、コントロールポイントが、メディアレンダラで特殊再生中のコンテンツの現在の再生位置を正確に表示するのは困難である。コントロールポイントで表示される再生位置と、実際の再生位置との間にずれが生じるためである。以下、この点について詳述する。
メディアサーバに蓄積される映像や音声等のコンテンツファイルは、MPEG方式等によりデータ圧縮されたものである。データ圧縮されたコンテンツが特殊再生される場合、ファイルを構成する複数のフレームの中から特定のフレームを時系列に順次抽出して再生する。たとえば、メディアレンダラが3倍速の早送り再生を指示された場合、メディアレンダラはMPEGファイル内の複数のフレーム(Iピクチャ、Bピクチャ、Pピクチャ)のうち、単独で再生可能なIピクチャを順次抽出して再生する。このとき、メディアレンダラは、再生速度が3倍速になるようにIピクチャを適宜抽出する。しかしながら、3倍速に相当する配列位置にIピクチャが常に配置されているとは限らない。なぜなら、データ圧縮時の圧縮率によりIピクチャの配列位置及び数が異なるからである。したがって、メディアレンダラは指示された3倍速になるようにIピクチャを抽出して再生するものの、再生速度を正確に3倍速とすることはできず、実際には3倍速からずれた再生速度、たとえば3.1倍速で再生する。要するに、データ圧縮ファイルを特殊再生する場合、実際の再生速度は、指示された再生速度からずれる。コンテンツファイルの圧縮率は、コンテンツを圧縮する機器(トランスコーディングするデバイス)によりそれぞれ異なるため、実際の再生速度と指示された再生速度とのずれは、各コンテンツファイルにより異なる。
このように、実際の再生速度が指示された再生速度とずれた場合であっても、メディアレンダラがフレームを再生するごとにその再生位置をコントロールポイントに通知すれば、コントロールポイントで正確な再生位置を表示できる。しかしながら、メディアレンダラとコントロールポイントとの間の通信頻度が増大し、メディアレンダラ及びコントロールポイントの負荷が増大する。
国際公開WO03/102919号パンフレット
本発明の目的は、再生装置とコントローラとの間の通信頻度を抑えつつ、再生装置での実際の再生位置とコントローラで表示される再生位置とのずれを抑えることができるネットワークAVシステムを提供することである。
課題を解決するための手段及び発明の効果
本発明によるネットワークAVシステムは、コンテンツを再生する再生装置と、再生装置に接続されるコントローラとを備える。再生装置は、再生手段と、特定手段とを備える。再生手段は、データ圧縮されたコンテンツファイルに基づいてコンテンツを指定された再生速度で再生する。特定手段は、再生中のコンテンツの再生位置を特定する。コントローラは、記憶手段と、演算手段と、登録手段と、取得手段と、同期手段と、表示手段とを備える。記憶手段は、再生装置が指定された再生速度と、再生中のコンテンツの予想再生位置とを記憶する。演算手段は、記憶手段に記憶された再生速度と予想再生位置とに基づいて、再生中のコンテンツの予想再生位置を時系列に演算する。登録手段は、演算するごとに、記憶手段に記憶された予想再生位置を演算された予想再生位置に更新する。取得手段は、再生装置から特定された再生位置を随時取得する。同期手段は、特定された再生位置を取得するごとに、記憶手段に記憶された予想再生位置を特定された再生位置と同期する。表示手段は、記憶手段に記憶された予想再生位置を表示する。
本発明によるネットワークAVシステムでは、コントローラは、再生装置が指示された再生速度に基づいて、再生装置が再生中のコンテンツの再生位置を時系列に演算し、予想再生位置として記憶する。さらに、コントローラは再生装置から特定された再生位置を随時取得し、予想再生位置を取得された再生位置と同期する。予想再生位置の演算を繰り返すうちに、予想再生位置と再生装置での実際の再生位置との間にずれが生じる場合があるが、予想再生位置を再生装置から取得した再生位置と同期することにより、ズレを随時補正できる。そのため、コントローラと再生装置との通信頻度を抑えつつ、実際の再生位置とコントローラで表示される再生位置とのずれを抑えることができる。
好ましくは、取得手段は、再生速度が通常再生時の再生速度と異なる場合、再生位置を随時取得する。
再生装置が指示された再生速度が、通常再生時の再生速度と異なる場合、つまり、たとえば早送り再生や巻き戻し再生といった特殊再生の場合に、予想再生位置と再生装置での実際の再生位置との間にずれが生じる。したがって、特殊再生の場合に再生位置を随時取得し、同期することによりそのずれを補正できる。
好ましくは、再生装置はさらに、通知手段を備える。通知手段は、外部からの指示により再生速度を変更するとき、変更された再生速度をコントローラに通知する。登録手段はさらに、通知手段による通知を受けたとき、記憶手段に記憶された再生速度を変更された再生速度に更新する。
これにより、再生装置が指示された再生速度が変更された場合であっても、コントローラは変更された再生速度を取得でき、変更された再生速度に基づいて予想再生位置を求めることができる。
好ましくは、コントローラはさらに、判断手段を備える。判断手段は、通知手段による通知を受けたとき、変更された再生速度が通常再生時の再生速度と同じか否かを判断する。取得手段はさらに、変更された再生速度が通常再生時の再生速度と同じであるとき、再生装置から特定された再生位置を取得し、取得した後、判断手段が、変更された再生速度が通常再生時の再生速度と異なると判断するまで再生位置の取得を停止する。
再生速度が通常再生時の再生速度である場合、予想再生位置は実際の再生位置とずれない。したがって、通常再生時、通常再生を開始したときの再生位置を再生装置から取得すれば、その後は演算により再生位置を正確に求めることができる。
本発明によるコントローラは、上述のネットワークAVシステムに利用されるコントローラであり、本発明によるコントローラプログラムは、上述のコントローラの手段をコンピュータに実現させるためのプログラムである。
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態を詳しく説明する。図中同一又は相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
[全体構成]
図1を参照して、本実施の形態によるネットワークAVシステムは、コントローラとして機能するコントロールポイント1と、メディアサーバ2と、再生装置として機能するメディアレンダラ3とを備える。これらは、UPnPにより相互に接続される。図1では、1つのコントロールポイントに対して1つのメディアサーバ及び1つのメディアレンダラを示したが、コントローラ、メディアサーバ及びメディアレンダラは各々複数であってもよい。
メディアサーバ2は、データ圧縮された複数のコンテンツ(ファイル)を格納し、要求に応じてコンテンツをメディアレンダラ3にストリーミング配信する。メディアレンダラ3は、ストリーミング配信されたコンテンツを受け、コンテンツを再生する。
コントロールポイント1は、メディアサーバ2及びメディアレンダラ3を制御する。コントロールポイント1は、メディアサーバ2が蓄積する複数のコンテンツの中から所望のコンテンツを選択し、選択されたコンテンツの再生をメディアレンダラ3に指示する。コントロールポイント1はまた、メディアレンダラ3が再生中のコンテンツの再生位置を監視し、自身のディスプレイ上に表示する。以下、メディアサーバ2、メディアレンダラ3、コントロールポイント1の構成をそれぞれ説明する。
[メディアサーバ]
メディアサーバ2は、コンテントディレクトリサービス21と、コネクションマネージャサービス22と、データ圧縮された複数のコンテンツファイルを格納したコンテンツデータベース23と、複数のコンテンツ情報を格納したコンテンツ情報データベース24とを備える。データ圧縮されたコンテンツファイルはたとえばMPEGファイルである。コンテンツ情報はコンテンツデータベース23に格納された各コンテンツファイルに関する情報であり、各コンテンツファイルの所在を示す情報であるURIと、各コンテンツのメタデータとを含む。
コンテントディレクトリサービス21は、コンテンツデータベース23を管理し、コンテンツファイルをメディアレンダラ3にストリーミング配信する。コンテントディレクトリサービス21はまた、コンテンツ情報をコントロールポイント1に送信する。
コネクションマネージャサービス22は、メディアサーバ2からメディアレンダラ3にコンテンツをストリーミング配信するためのコネクションを確立し、管理する。
メディアサーバ2は、たとえばコンピュータ装置である。また、DVDプレーヤ、HDDプレイヤー、テレビチューナ、ラジオチューナであってもよく、CDプレイヤやMP3プレイヤ等のオーディオプレイヤであってもよい。
[メディアレンダラ]
メディアレンダラ3は、コネクションマネージャサービス31と、AVトランスポートサービス32とを含む。コネクションマネージャサービス31は、メディアサーバ2からコンテンツをダウンロードするためのコネクションを確立し、管理する。
AVトランスポートサービス32は、所望のコンテンツをストリーミング配信するようメディアサーバ2に要求する。AVトランスポートサービス32はまた、ストリーミング配信されたコンテンツの再生を制御する。具体的には、コントロールポイント1により指示された再生速度に応じて、コンテンツを再生する。また、再生中のコンテンツの再生位置を特定する。
メディアレンダラ3は、たとえばコンピュータ装置である。また、テレビ、ステレオ、スピーカ、オーディオプレイヤであってもよい。
[コントロールポイント]
図2を参照して、コントロールポイント1は、CPU11と、メモリ12と、キーボードやマウス等の入力部13と、コントローラプログラムを格納するハードディスクドライブ(HDD)14と、外部と通信するための通信部(I/F)15と、ディスプレイ16とを備える。これらはバスで相互に接続される。コントローラプログラムをメモリ12にロードしてCPU11で実行することにより、コントロールポイント1は、以下の動作を実行する。
コントロールポイント1は、ネットワーク上のメディアサーバ2及びメディアレンダラ3を捜しだし、図3に示すように、ディスプレイ16の画面100内のメディアレンダラリスト表示ウィンドウ101に表示する。図3では、2つのメディアレンダラ(MR1及びMR2)が表示されており、ネットワークAVシステム上に2つのメディアレンダラ3が存在することを示している。
コントロールポイント1はまた、メディアサーバ2からコンテンツ情報を取得する。コントロールポイント1は、取得されたコンテンツ情報に基づいて、コンテナツリー表示ウィンドウ102に「アーティスト」、「アルバム」、「ジャンル」といった複数のコンテナをツリー状に表示する。コントロールポイント1はまた、選択されたコンテナ内のメタデータ(図3では曲名)のリストをコンテンツリスト表示ウィンドウ103に表示する。
ユーザ操作に基づいてメディアレンダラリスト表示ウィンドウ101内の複数のメディアレンダラ3の中から所望のメディアレンダラ3(たとえば「MR1」)が選択されると、選択されたメディアレンダラ3のステータスを監視ウィンドウ104に表示する。ここでいうステータスとはメディアレンダラ3の再生状態であり、たとえば、「停止」106や、「通常再生」105、「一時停止」107、「早送り」109や「巻き戻し」108である。たとえば、メディアレンダラ3が通常再生中のとき、コントロールポイント1は通常再生ボタン105を強調して表示する。メディアレンダラ3が早送り再生中のとき、コントロールポイント1は通常再生ボタン105と早送りボタン109とを強調して表示する。コントロールポイント1はまた、再生中、コンテンツの予想再生位置を再生位置表示部110に表示する。予想再生位置は、たとえば、コンテンツファイルの頭からの再生時間で表示される。
ユーザ操作に基づいてコンテンツリスト表示ウィンドウ103内の所望の曲名が選択され、かつ、選択された曲名のコンテンツの通常再生が選択されたとき、コントロールポイント1は、選択されたコンテンツを通常再生するようメディアレンダラ3に指示する。このとき、コントロールポイント1は、選択されたコンテンツの所在地を示すAVTransportURIと再生コマンドであるPlayActionと、再生速度(通常再生の場合、再生速度=1倍)とを選択されたメディアレンダラ3に送信する。
コントロールポイント1は、選択されたメディアレンダラ3に関する情報を図4に示すステータスデータベースに登録する。
図4を参照して、ステータスデータベース内のPlayStateフィールドには、再生(PLAYING)、停止(STOPPED)、一時停止(PAUSED_PLAYBACK)といったステータスが登録される。PlaySpeedフィールドには、メディアレンダラ3が指示された再生速度が登録される。この再生速度は上述したとおり、コントロールポイント1によりメディアレンダラ3に指示される。URIフィールドには、選択されたコンテンツの所在場所を示すAVTransportURIが登録される。URIMetaDataフィールドには、選択されたコンテンツのメタデータが登録される。ステータスデータベースに登録されるステータス、再生速度、コンテンツの所在場所及びメタデータは、メディアレンダラ3から通知される。
TimeElapsedフィールドにはメディアレンダラ3で再生中のコンテンツの再生位置に関連した情報が登録される。TimeElapsed内のDispTimeフィールドには、メディアレンダラ3が再生中のコンテンツの予想再生位置が登録される。SysTimeフィールドには、DispTimeフィールドに登録された予想再生位置をディスプレイ16に表示した時刻が登録される。ReqTimeフィールドには、コントロールポイント1がメディアレンダラ3に実際の再生位置を問い合わせた時刻が登録される。ステータスデータベースはメモリ12に格納されている。
[動作]
上述のネットワークAVシステムの動作の概要について説明する。
図5を参照して、メディアレンダラ3は、メディアサーバ2からストリーミング配信されたコンテンツを受信し、通常再生(再生速度=1倍)していると仮定する。コントロールポイント1がメディアレンダラ3に早送り再生(たとえば再生速度=3倍)を指示したとき、メディアレンダラ3は早送り再生の指示を受け、再生速度が3倍となるように、バッファリングされた複数のフレームの中からIピクチャ(フレーム)を順次抽出し、再生する。早送り再生を開始したとき、メディアレンダラ3はLastChange Stateをコントロールポイント1に送信する(図中(1))。LastChange Stateとは、メディアレンダラ3のステータスが変更したときに送信される変数(StateVariable)であり、再生速度(3倍)を含む。コントロールポイントはこれらの情報をステータスデータベースに登録する。
メディアレンダラ3がコンテンツを再生中、コントロールポイント1はステータスデータベースに登録された再生位置及び再生速度に基づいて、再生中のコンテンツの予想再生位置を時系列に演算し、演算するごとに予想再生位置を再生位置表示部110に表示する(図中(2))。これにより、再生位置表示部110に表示される予想再生位置は順次更新される。
データ圧縮されたコンテンツファイルを早送り再生する場合、上述のとおり、指示された再生速度どおりに早送り再生することができない。コンテンツファイル中のIピクチャが必ずしも指示された再生速度に相当する位置に配列されているとは限らないためである。そのため、予想再生位置の演算を繰り返すほど、演算された予想再生位置は、メディアレンダラ3での実際の再生位置からずれる。
コントロールポイント1は、このような予想再生位置と実際の再生位置とのずれを補正するため、所定期間ごとにメディアレンダラ3に実際の再生位置を要求し、取得する(図中(3)及び(4))。そして、コントロールポイント1は、予想再生位置を取得した実際の再生位置と同期して、予想再生位置を補正する(図中(5))。
このように、コントロールポイント1は、予想再生位置を演算により求めて表示するが、メディアレンダラ3から実際の再生位置を随時取得して、予想再生位置を実際の再生位置と同期する。これにより、通信頻度を抑えつつ、コントロールポイント1で表示される再生位置と実際の再生位置とのずれを抑制できる。
上述の動作概要の詳細についてフロー図を用いて以下に説明する。
[監視処理]
コントロールポイント1は図6に示す監視処理を実行する。コントロールポイント1は、メディアレンダラ3のステータスが変化したか否かを監視し(S1)、メディアレンダラが現在再生中か否かを監視する(S3)。メディアレンダラ3のステータスが変化したとき、つまり、メディアレンダラ3からLastChangeを受信したとき(S1でYES)、コントロールポイントはLastChange受信処理を実行する(S2)。LastChange受信処理では、メディアレンダラ3のステータスの変化をステータスデータベースに登録する。
一方、メディアレンダラ3が現在再生中のとき、つまり、ステータスデータベース内の"PlayState"フィールドが"Playing:再生"であるとき(S3)、コントロールポイント1は、再生位置更新処理を実行する(S4)。再生位置更新処理では、予想再生位置を順次演算し、再生位置表示部110に表示する。
以下、LastChange受信処理(S2)、再生位置更新処理(S4)について詳述する。
[LastChange受信処理]
図7を参照して、メディアレンダラ3からLastChangeを受信したとき、コントロールポイント1はまず、ステータスデータベースに登録されている情報(ステータス、再生速度、コンテンツ、メタデータ)のうち、どの情報が変更されたのかを判断する(S201〜S204)。変更された情報は、LastChange内のStateVariableに記述されている。
[メディアレンダラがステータスを変更した場合]
StateVariableが"TransportState"である場合(S201でYES)、メディアレンダラ3のステータスが変更されたことを示す。そこで、コントロールポイント1はTransportStateの値を調べ(S206〜S208)、どのステータス(再生、停止、一時停止)に変更されたのかを判断する。
TransportStateの値が"PLAYING"である場合(S206でYES)、コントロールポイント1は、メディアレンダラ3のステータスが再生に変更されたと判断する。このとき、コントロールポイント1は、再生に変更される直前のメディアレンダラ3のステータスを確認する。具体的には、コントロールポイント1はステータスデータベースのPlayStateの値が"PAUSED_PLAYBACK"であるか否かを判断する(S210)。"PAUSED_PLAYBACK"である場合(S210でYES)、コントロールポイント1は、メディアレンダラ3が直前まで一時停止していたが、一時停止を解除して再生を再開したと判断する。このとき、コントロールポイント1は、監視ウィンドウ104内の再生ボタン105を強調して表示する(S213)。コントロールポイント1のユーザは、監視ウィンドウ104を見れば、メディアレンダラ3が再生を再開したことを一見して把握できる。表示後、ステータスデータベース内のPlayStateフィールドに"PLAYING(再生)"を登録する(S209)。
一方、ステップS210の判断の結果、ステータスデータベースのPlayStateの値が"PAUSED_PLAYBACK"でない場合(S210でNO)、コントロールポイント1は、メディアレンダラ3がコンテンツを最初から再生すると判断する。そのため、コントロールポイント1は、TimeElapsed内の予想再生位置(DispTime)をリセットし、SysTime及びReqTimeに現在の時刻(LastChange受信処理を実施した時刻)を登録する(S214)。これらのTimeElapsed情報は、後述する再生位置更新処理(S4)で予想再生位置を演算するときに利用される。登録後、コントロールポイント1は再生ボタン105を強調して表示し(S213)、ステータスデータベース内のPlayStateフィールドに"PLAYING"を登録する(S209)。
ステップS206での判断の結果、TransportStateの値が"STOPPED"である場合(S206でNO、S207でYES)、コントロールポイント1は、メディアレンダラ3がコンテンツの再生を停止したと判断する。そのため、コントロールポイント1は、停止ボタン106を強調して表示し(S211)、ステータスデータベース内のPlayStateフィールドに"STOPPED(停止)"を登録する(S209)。
TransportStateの値が"PAUSED_PLAYBACK"である場合(S206及びS207でNO、S208でYES)、コントロールポイント1は、メディアレンダラ3がコンテンツの再生を一時停止したと判断する。そのため、コントロールポイント1は、一時停止ボタン107を強調して表示し(S212)、ステータスデータベース内のPlayStateフィールドに"PAUSED_PLAYBACK(一時停止)"を登録する(S209)。
[メディアレンダラが再生速度を変更した場合]
StateVariableが"TransportPlaySpeed"である場合(S201でNO、S202でYES)、メディアレンダラ3の再生速度が変更されたことを示す。このとき、コントロールポイント1はTransportPlaySpeedの値を調べる(S215)。TransportPlaySpeedの値が"1"でない場合(S206でNO)、コントロールポイント1は、メディアレンダラ3が早送り再生、巻き戻し再生等の特殊再生を開始したと判断する。そのため、コントロールポイント1は、TransportPlaySpeedの値(たとえば、3倍速であれば"3")をステータスデータベース内のPlaySpeedに登録する(S219)。再生位置更新処理(S4)において、PlaySpeedを用いて予想再生位置を演算するためである。なお、コントロールポイント1は、早送り再生時には監視ウィンドウ104内の再生ボタン105と早送りボタン109とを強調して表示し、巻き戻し再生時には再生ボタン105と巻き戻しボタン108とを強調して表示する。
一方、TransportStateの値が「1」である場合(S215でYES)、コントロールポイント1は、メディアレンダラ3が特殊再生を終了し通常再生を開始したと判断する。このとき、コントロールポイント1は、メディアレンダラ3が再生中のコンテンツの現在の再生位置を要求し、取得する(S216)。具体的には、コントロールポイント1はGetPositionInfoアクションをメディアレンダラ3に送信する。メディアレンダラ3は、GetPositionInfoアクションを受信し、再生中のコンテンツの現在の再生位置を特定する。メディアレンダラ3は特定された再生位置を示すRelTimeをコントロールポイント1に送信する。
RelTimeを受信したコントロールポイント1は、ステータスデータベース内のTimeElapsedを更新する(S218)。コントロールポイント1は、DispTime内の予想再生位置をステップS216で受信したRelTimeに更新する。要するに、予想再生位置を実際の再生位置と同期する。また、SysTime及びReqTimeに、現在の時刻(つまり、LastChange受信処理を実施した時刻)を登録する。この動作により、特殊再生中の予想再生位置がメディアレンダラ3での実際の再生位置とずれていても、通常再生時に、そのずれを補正できる。通常再生の場合、後述する再生位置更新処理により演算された予想再生位置は実際の再生位置からずれない。なぜなら、通常再生ではMPEGファイル内の全てのフレーム(I、B、Pピクチャ)を再生するため、指示された再生速度(=1倍)と実際の再生速度とがずれないためである。そのため、通常再生開示時の再生位置をメディアレンダラ3から取得すれば、取得された再生位置に基づいて演算された予想再生位置は、実際の再生位置からずれることなく、コントロールポイント1は、正確な再生位置を表示できる。
ステップS218でTimeElapsedを更新後、コントロールポイント1は、ステータスデータベース内のPlaySpeedにTransportPlaySpeedの値(つまり「1」)を登録する(S219)。再生位置更新処理(S4)において、予想再生位置を演算するためである。
[メディアレンダラが再生するコンテンツを変更した場合]
State VariableがAVTransportURIである場合(S201及びS202でNO、S203でYES)、コントロールポイント1は、メディアレンダラ3が新たなコンテンツを再生の対象にしたと判断する。そのため、コントロールポイント1は、ステータスデータベース内のURIフィールドに受信したAVTransportURIを登録する(S217)。これにより、コントロールポイント1はメディアレンダラ3が再生するコンテンツを特定できる。
State VariableがAVTransportURIMetaDataである場合(S201〜S203でNO、S204でYES)、コントロールポイント1は、ステータスデータベース内のURIMetaDataフィールドに受信したAVTransportURIMetaDataの値を登録する(S205)。これにより、コントロールポイント1はメディアレンダラ3が再生するコンテンツのメタデータを記憶する。
[再生位置更新処理]
図6中のS3において、ステータスデータベース内のPlayStateがPlaying(再生)である場合、メディアレンダラ3は通常再生中又は特殊再生中である。このとき、コントロールポイント1は再生位置表示部110に表示された予想再生位置を順次更新して表示するため、再生位置更新処理を所定期間ごとに実行する(S4)。
図8を参照して、コントロールポイント1はまず、ステータスデータベース内のPlaySpeedの値が「1」であるか否かを判断する(S401)。つまり、メディアレンダラ3が現在通常再生中か特殊再生中かを判断する。
[メディアレンダラが通常再生中である場合]
PlaySpeedの値が「1」のとき、つまりメディアレンダラ3が通常再生中である場合、コントロールポイント1は演算処理(S420)を実行し、予想再生位置を演算して表示する。
演算処理ではまず、以下の式(1)に基づいて予想再生位置(DispTime)を演算する(S421)。
DispTime=DispTime+PlaySpeed×(SystemTime-SysTime) (1)
ここで、右辺の"DispTime"は、ステータスデータベース内のDispTimeに登録されている予想再生位置である。"PlaySpeed"はステータスデータベース内のPlaySpeedに登録されている値である。"SysTime"はステータスデータベース内のSysTimeに登録されている値である。また、"SystemTime"は、ステップ421の実行時の時刻である。
演算後、コントロールポイント1は、演算により求めた予想再生位置を、ステータスデータベース内のDispTimeフィールドに登録する(S422)。また、S421で利用したSystemTimeをステータスデータベース内のSysTimeフィールドに登録する(S423)。登録後、コントロールポイント1はS422で登録された予想再生位置を再生位置表示部110に表示する(S424)。
要するに、メディアレンダラ3が通常再生中の場合、コントロールポイント1は、演算により予想再生位置を求め、表示する。通常再生中は、メディアサーバ2はコンテンツファイル内の全てのフレームを再生する。そのため、演算された予想再生位置は、メディアレンダラ3で実際に再生中のコンテンツの再生位置と一致し、ずれない。
[メディアレンダラが特殊再生中である場合]
ステップS401の判断の結果、PlaySpeedの値が「1」以外の場合、つまり、メディアレンダラ3が早送り再生や巻き戻し再生といった特殊再生中である場合、コントロールポイント1は、演算処理を実行するとともに(S420)、同期処理も実行する(S410)。
演算処理(S420)は、PlaySpeedが「1」の場合と同様である。しかしながら、メディアレンダラ3が特殊再生中の場合、演算処理により演算された予想再生位置と、メディアレンダラ3で実際に特殊再生中のコンテンツの再生位置とがずれる場合が生じる。同期処理(S410)は、このようなずれを補正し、コントロールポイント1が記憶する予想再生位置を実際の再生位置と同期する(S410)。
同期処理ではまず、以下の式(2)を満たすか否かを判断する(S411)。
ReqTime<SystemTime−しきい値 (2)
ここで、ReqTimeはステータスデータベース内のReqTimeの値である。要するに、S411では、ReqTimeから所定期間(しきい値)が経過したか否かを判断する。
式(2)を満足しなかったとき、つまり、所定期間を経過していないとき(S411でNO)、コントロールポイント1は同期処理を終了し、演算処理(S420)を実行する。
一方、S411で式(2)を満足したとき、つまり、ReqTimeから所定期間が経過したとき(S411でYES)、コントロールポイント1は、ステータスデータベース内のDispTimeの値、つまり、予想再生位置を、メディアレンダラ3での実際の再生位置と同期する(S412及びS413)。コントロールポイント1は、GetPositionInfoアクションをメディアレンダラ3に送信する。メディアレンダラ3はGetPositionInfoアクションに応じて現在の再生位置を特定し、特定された再生位置を示すRelTimeを送信する。以上の動作により、コントロールポイント1はRelTimeを取得する(S412)。
コントロールポイント1は、取得したRelTimeの値をステータスデータベース内のDispTimeフィールドに登録する。つまり、予想再生位置を実際の再生位置と同期する。コントロールポイント1はまた、SysTime及びReqTimeの値を現在時刻(SystemTime)に更新する(S413)。所定期間経過後に再びRelTimeを取得するためである。
以上の動作により、メディアレンダラ3が特殊再生中の場合、ステータスデータベース内の予想再生位置を定期的に実際の再生位置に更新する。そのため、演算された予想再生位置が実際の再生位置からずれても、所定期間ごとに実際の再生位置に同期される。そのため、メディアレンダラ3及びコントロールポイント1に通信負荷をかけることなくコントロールポイント1に表示される再生位置の精度を上げることができる。
以上、本実施の形態では、特殊再生の一例として早送り再生時の再生位置更新処理について説明したが、巻き戻し再生時の再生位置更新処理も早送り再生時の場合と同様である。また、特殊再生の一例として、メディアレンダラ3がバッファリングされた複数のフレームの中からIピクチャを抽出して再生するとしたが、特殊再生時にメディアサーバがIピクチャを抽出し、抽出されたIピクチャをメディアレンダラ3に順次ストリーミング配信してもよい。この場合、メディアレンダラ3が受信したフレームを順次再生すれば、特殊再生が実行される。
本実施の形態では、コントロールポイント1がメディアレンダラ3に対して再生速度を指示するとしたが、たとえば、ユーザ操作に基づいてメディアレンダラ3に直接再生速度指示が入力されてもよい。この場合、メディアレンダラ3は、入力された再生速度をLastChangeに含めてコントロールポイント1に送信する。
また、メディアレンダラ3がメディアサーバ2からコンテンツのストリーミング配信を受け、コンテンツを再生するとしたが、メディアレンダラ3がデータ圧縮ファイルを蓄積しており、蓄積されたファイルを再生してもよい。
本実施の形態では、コントロールポイント1と、メディアサーバ2と、メディアレンダラ3とを互いに独立したデバイスとしたが、1つのデバイスがコントロールポイント1とメディアサーバ2とを備えていてもよいし、1つのデバイスがコントロールポイント1とメディアレンダラ3とを備えていてもよい。
また、本実施の形態では、データ圧縮方式をMPEG方式としたが、他の方式であってもよい。たとえば、AVI(Audio Video Interleaved)ファイル、MP3ファイル等であってもよい。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上述した実施の形態は本発明を実施するための例示に過ぎない。よって、本発明は上述した実施の形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で上述した実施の形態を適宜変形して実施することが可能である。
本発明の実施の形態によるネットワークAVシステムの構成を示す機能ブロック図である。 図1中のコントロールポイントの構成の詳細を示す機能ブロック図である。 図2中のディスプレイに表示される画面の一例を示す模式図である。 図2中のメモリに格納されるステータスデータベースのデータ構造を示す図である。 図1に示したネットワークAVシステムの動作の概要を示す模式図である。 図1中のコントロールポイントの監視処理の詳細を示すフロー図である。 図6中のステップS2の動作の詳細を示すフロー図である。 図6中のステップS4の動作の詳細を示すフロー図である。
符号の説明
1 コントロールポイント
2 メディアサーバ
3 メディアレンダラ
16 ディスプレイ
21 コンテントディレクトリサービス
23 コンテンツデータベース
24 コンテンツ情報データベース
32 AVトランスポートサービス

Claims (9)

  1. コンテンツを再生する再生装置と、前記再生装置に接続されるコントローラとを備えたネットワークAVシステムであって、
    前記再生装置は、
    データ圧縮されたコンテンツファイルに基づいて前記コンテンツを指定された再生速度で再生する再生手段と、
    再生中のコンテンツの再生位置を特定する特定手段とを備え、
    前記コントローラは、
    前記再生装置が指定された再生速度と、前記再生中のコンテンツの予想再生位置とを記憶するための記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された前記再生速度と前記予想再生位置とに基づいて、前記再生中のコンテンツの予想再生位置を時系列に演算する演算手段と、
    前記演算するごとに、前記記憶手段に記憶された予想再生位置を前記演算された予想再生位置に更新する登録手段と、
    前記再生装置から前記特定された再生位置を随時取得する取得手段と、
    前記特定された再生位置を取得するごとに、前記記憶手段に記憶された予想再生位置を前記特定された再生位置と同期する同期手段と、
    前記記憶手段に記憶された予想再生位置を表示する表示手段とを備えることを特徴とするネットワークAVシステム。
  2. 請求項1に記載のネットワークAVシステムであって、
    前記取得手段は、前記再生速度が通常再生時の再生速度と異なる場合、前記再生位置を随時取得することを特徴とするネットワークAVシステム。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のネットワークAVシステムであって、
    前記再生装置はさらに、
    外部からの指示により前記再生速度を変更するとき、変更された再生速度を前記コントローラに通知する通知手段を備え、
    前記登録手段はさらに、
    前記通知手段による通知を受けたとき、前記記憶手段に記憶された再生速度を前記変更された再生速度に更新することを特徴とするネットワークAVシステム。
  4. 請求項3に記載のネットワークAVシステムであって、
    前記コントローラはさらに、
    前記通知手段による通知を受けたとき、前記変更された再生速度が通常再生時の再生速度と同じか否かを判断する判断手段を備え、
    前記取得手段はさらに、
    前記変更された再生速度が通常再生時の再生速度と同じであるとき、前記再生装置から前記特定された再生位置を取得し、前記取得した後、前記判断手段が前記変更された再生速度が通常再生時の再生速度と異なると判断するまで前記再生位置の取得を停止することを特徴とするネットワークAVシステム。
  5. データ圧縮されたコンテンツファイルに基づいてコンテンツを指定された再生速度で再生し、かつ、再生中のコンテンツの再生位置を特定できる再生装置に接続可能なコントローラであって、
    前記再生装置が指定された再生速度と、前記再生中のコンテンツの予想再生位置とを記憶するための記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された前記再生速度と前記予想再生位置とに基づいて、前記再生中のコンテンツの予想再生位置を時系列に演算するする演算手段と、
    前記演算するごとに、前記記憶手段に記憶された予想再生位置を前記演算された予想再生位置に更新する登録手段と、
    前記再生装置により特定された再生位置を随時取得する取得手段と、
    前記特定された再生位置を取得するごとに、前記記憶手段に記憶された予想再生位置を前記特定された再生位置と同期する同期手段と、
    前記記憶手段に記憶された予想再生位置を表示する表示手段とを備えることを特徴とするコントローラ。
  6. 請求項5に記載のコントローラであって、
    前記取得手段は、前記再生速度が通常再生時の再生速度と異なる場合、前記再生位置を随時取得することを特徴とするコントローラ。
  7. 請求項5又は請求項6に記載のコントローラであってさらに、
    外部からの指示に応じて前記再生装置が再生速度を変更するときに前記再生装置が送信する前記変更された再生速度の通知を受信する受信手段を備え、
    前記登録手段はさらに、
    前記通知手段による通知を受けたとき、前記記憶手段に記憶された再生速度を前記変更された再生速度に更新することを特徴とするコントローラ。
  8. 請求項7に記載のコントローラであってさらに、
    前記受信手段が前記通知を受けたとき、前記変更された再生速度が通常再生時の再生速度と同じか否かを判断する判断手段を備え、
    前記取得手段はさらに、
    前記変更された再生速度が通常再生時の再生速度と同じであるとき、前記再生装置から前記特定された再生位置を取得し、前記取得した後、前記判断手段が前記変更された再生速度が通常再生時の再生速度と異なると判断するまで前記再生位置の取得を停止することを特徴とするコントローラ。
  9. 請求項5〜請求項8のいずれか1項に記載の手段をコンピュータに実現させるコントローラプログラム。
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