JP4828977B2 - X線診断装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えばX線画像データを演算処理して記憶するハードウエアにおける故障を検知するX線診断装置に関する。
例えば循環器用X線システム等のX線診断装置は、患者等の被検体をX線撮影し、このX線撮影により取得したX線画像データを演算処理し、ディスク等の記憶装置に記憶する。この記憶装置は、例えば複数のディスクから成るディスクアレイ装置(RAID)であり、例えばX線撮影により取得した重要なX線画像データ等を記憶する。又、X線診断装置は、X線撮影に関する制御を行う制御基板等から成るハードウエアを備えている。このハードウエアは、X線撮影に関する制御情報を記憶する不揮発性メモリを備える。この不揮発性メモリは、例えばバッテリ(以下、不揮発性メモリ用バッテリと称する)から電力の供給を受けている。
このようなX線診断装置では、稼動中に、ディスクアレイ装置における複数のディスクに修復不可能な障害が発生したり、不揮発性メモリ用バッテリの容量が無くなるなどの障害が発生することがある。ディスクアレイ装置における複数のディスクに修復不可能な障害が発生すると、ディスクアレイ装置の冗長性が無くなり、ディスクアレイ装置が継続して動作ができなくなる。又、不揮発性メモリ用バッテリの容量が無くなると、不揮発性メモリに記憶されているX線撮影に関する制御情報が消去されてしまう場合がある。
X線診断装置には、かかる障害発生に対する対策が行われている。例えばX線診断装置は、ディスクアレイ装置に障害が発生したり、不揮発性メモリ用バッテリの容量が無くなるなどの障害が発生すると、この障害発生の後、当該X線診断装置自体の稼動を停止し、この障害発生の旨を例えばサービスセンタに通知する。
サービスセンタは、X線診断装置を使用するユーザに対してサービス等を提供するメーカ側で設置する。サービスセンタでは、障害が発生した部品等をパーツセンタにオーダし、修理を行うサービスマン等の手配を行う。この後、サービスマンは、障害の発生したX線診断装置が設置されている現地に赴き、障害の発生した部品等の交換等の修理作業を行う。これにより、障害の発生したX線診断装置は、稼動を再開できる。
しかしながら、障害発生の後に、障害発生の旨を例えばサービスセンタに通知するために、障害の修理作業が終了するまで、X線診断装置は、稼動を停止しなければならない。このため、X線診断装置の稼動停止期間が長くなる可能性がある。
本発明の目的は、障害の発生を未然に防止して稼動停止期間を短縮できるX線診断装置を提供することにある。
本発明の主要な局面に係るX線診断装置は、X線撮影に関する制御情報に従ってX線撮影を行い、このX線撮影により取得したX線画像データを演算処理し記憶するシステム本体を有するX線診断装置において、システム本体に有し、少なくともX線画像データを記憶する複数のディスクから成り、複数のディスクのうち1つのディスクが壊れても他の各ディスクからX線画像データの再生が可能であるディスクアレイ装置を有する記憶部と、システム本体内における各ディスクを所定の期間毎に巡回してディスクに発生する障害を事前に予知する障害事前予知部とを具備し、障害事前予知部は、システム本体内における各ディスクを所定の期間毎に巡回してディスクに発生する障害として少なくともX線画像データの記憶時における応答時間の遅れの情報をチェックし、このチェックの結果を受けて、システム本体内の障害予知情報を外部の障害情報収集センタに通知する
本発明によれば、ディスクアレイ装置に本障害が発生する前に、各ディスクの障害予知情報を事前にサービスセンタに通知でき、障害の発生を未然に防止して稼動停止期間を短縮できるX線診断装置を提供できる。
以下、本発明の一実施の形態について図面を参照して説明する。
図1はX線診断装置の構成図を示す。支持台1上には、寝台2が設けられている。この寝台2上には、患者等の被検体3が載置される。機構制御部4には、Cアーム5が回転可能に設けられている。この機構制御部4は、Cアーム5を回転制御する。このCアーム5の各端部には、それぞれX線発生部6とX線検出部7とが設けられている。これにより、Cアーム5の回転によりX線発生部6とX線検出部7とは、被検体3を中心に回転移動する。高電圧発生部8は、高電圧を発生してX線発生部6に供給する。高電圧制御部9は、X線条件に従って高電圧発生部8により発生する高電圧値及び電流値を制御する。X線発生部6は、高電圧発生部8からの高電圧の供給によりX線を発生する。X線検出部7は、被検体3を透過したX線を検出し、X線の検出量に応じた検出信号を出力する。
システム本体10は、X線撮影に関する制御情報に従って機構制御部4及び高電圧制御部9などを制御してX線撮影を行い、このX線撮影時にX線検出部7から出力される検出信号を入力し、この検出信号を演算処理してX線画像データを取得して記憶する。このシステム本体10は、画像演算・記憶部11とシステム制御部12とを有する。このシステム本体10には、X線画像用表示部13とユーザインタフェース用表示部14とハンドスイッチ15とが接続されている。ハンドスイッチ15は、スイッチホルダ16に保持されている。又、システム本体10は、ネットワーク17を介して外部の障害情報収集センタとしてのサービスセンタ18のサービス端末19に接続されている。
画像演算・記憶部11は、図2に示すようなディスクアレイ装置20を備える。画像演算・記憶部11は、X線検出部7から出力される検出信号を入力し、この検出信号を演算処理してX線画像データを取得してディスクアレイ装置20に記憶する。
このディスクアレイ装置20は、複数のディスク21−1〜21−nから成る。このディスクアレイ装置20は、例えばX線画像データをストライピングという方法で複数のディスク21−1〜21−nに書き込む。これにより、各ディスク21−1〜21−nのうち例えば1つのディスク21−1が壊れても他の各ディスク21−2〜21−nからX線画像データの再生が可能になる。
このディスクアレイ装置20は、第1の障害事前予知部22を有する。この第1の障害事前予知部22は、一定の期間毎に各ディスク21−2〜21−nを巡回して障害の発生をチェックする。この第1の障害事前予知部22は、各ディスク21−2〜21−nを巡回して、例えば各ディスク21−2〜21−n内へのX線画像データの記憶時における応答時間の遅れの情報、障害を自動的に修復した回数の情報、又は各ディスク21−2〜21−nに発生するエラーの履歴情報のうち少なくとも1つの情報をチェックする。この第1の障害事前予知部22は、各ディスク21−2〜21−nを巡回して障害の発生をチェックし、このチェック結果を受けて各ディスク21−2〜21−nに発生した障害が修復可能であるか否かを判断し、修復不可能であれば、各ディスク21−2〜21−nの障害予知情報を事前にサービスセンタ18のサービス端末19に通知する。
システム制御部12は、X線撮影に関する制御情報に従って機構制御部4及び高電圧制御部9などを制御する。このシステム制御部12は、図3に示すようにX線撮影に関する制御を行う制御基板23を備える。この制御基板23には、X線撮影に関する制御情報を記憶する不揮発性メモリ24が実装されている。X線撮影に関する制御情報は、例えばシステム本体10内の構成情報と、高電圧制御部9の制御情報と、機構制御部4の制御情報と、X線検出部7の構成情報とを有する。この不揮発性メモリ24は、不揮発性メモリ用バッテリ25から電力の供給を受ける。
システム制御部12は、第2の障害事前予知部26を有する。この第2の障害事前予知部26は、不揮発性メモリ用バッテリ25の電圧値を所定の期間毎に巡回してチェックし、バッテリ電圧値が異常であれば、障害予知情報として事前にサービスセンタ18のサービス端末19に通知する。
第1及び第2の障害事前予知部22、26は、それぞれメンテナンス情報として障害発生を予知した箇所、例えばディスクアレイ装置20又は不揮発性メモリ用バッテリ25をメンテナンスするスケジュール、X線診断装置のユーザに対するメッセージ、例えばディスクアレイ装置20又は不揮発性メモリ用バッテリ25に対する障害発生の発生率、例えばディスクアレイ装置20又は不揮発性メモリ用バッテリ25のメンテナンスの緊急度、例えばディスクアレイ装置20又は不揮発性メモリ用バッテリ25のメンテナンスに必要な部品のオーダ情報のうち少なくとも1つの情報をサービスセンタ18のサービス端末19に通知する。又、第1及び第2の障害事前予知部22、26は、メンテナンス情報としてディスクアレイ装置20の部品を交換するに要する料金又は不揮発性メモリ用バッテリ25を交換する料金が有償又は無償であるかの情報もサービスセンタ18のサービス端末19に通知する。
サービスセンタ18は、本X線診断装置が設置されている場所とは異なる場所に設置されている。本X線診断装置は、例えば病院等の施設に設置される。サービスセンタ18は、病院等が施設されている敷地とは別の敷地に設置される。サービス端末19は、CPUから成る処理装置27と、キーボード等の操作部28と、ディスプレイ29とを有する。このサービス端末19は、X線診断装置の第1又は第2の障害事前予知部22、26から通知されるディスクアレイ装置20における各ディスク21−2〜21−nの事前の障害予知情報、又はバッテリ電圧値が異常である事前の障害予知情報を受信すると、これら事前の障害予知情報をディスプレイ29に表示する。なお、サービスセンタ18のサービス端末19には、各病院等の施設に設置されている複数のX線診断装置からの事前の障害予知情報を受信する。
次に、上記の如く構成された装置における障害発生の事前予知の動作について説明する。
システム制御部12は、X線撮影に関する制御情報に従って機構制御部4及び高電圧制御部9などを制御する。これにより、機構制御部4は、Cアーム5を回転制御する。このCアーム5の回転によりX線発生部6とX線検出部7とは、被検体3を中心に回転移動する。高電圧制御部9は、X線条件に従って高電圧発生部8により発生する高電圧値及び電流値を制御する。高電圧発生部8は、高電圧を発生してX線発生部6に供給する。このX線発生部6は、高電圧発生部8からの高電圧の供給によりX線を発生する。このX線は、被検体3を透過してX線検出部7に入射する。このX線検出部7は、被検体3を透過したX線を検出し、X線の検出量に応じた検出信号を出力する。
画像演算・記憶部11は、X線検出部7から出力される検出信号を入力し、この検出信号を演算処理してX線画像データを取得してディスクアレイ装置20に記憶する。このディスクアレイ装置20に記憶されたX線画像データは、システム制御部12によってX線画像用表示部13に表示される。
このようなX線撮影の稼動中、第1の障害事前予知部22は、図4に示す第1の障害事前予知フローチャートに従ってディスクアレイ装置20に発生する障害の事前予知を行う。第1の障害事前予知部22は、ステップ#1において、一定の期間毎に、図2に示すように各ディスク21−2〜21−nを巡回して障害の発生をチェックする。このチェックは、例えば各ディスク21−2〜21−n内へのX線画像データの記憶時における応答時間の遅れの情報、障害を自動的に修復した回数の情報、又は各ディスク21−2〜21−nに発生するエラーの履歴情報のうち少なくとも1つの情報をチェックする。なお、X線画像データの記憶時における応答時間の遅れは、例えば各ディスク21−2〜21−nに付いた傷等の影響による。
次に、第1の障害事前予知部22は、ステップ#2において、各ディスク21−2〜21−nを巡回して障害の発生のチェック結果を受け、各ディスク21−2〜21−nに発生した障害が自動修復可能であるか否かを判断する。ここで、応答時間の遅れが許容時間内であり、又自動的に修復した回数が許容回数内であれば、ディスクアレイ装置20の各ディスク21−2〜21−n個体、及びディスクアレイ装置20内のパリティドライブによる即時訂正する自動修復が可能である。この場合、第1の障害事前予知部22は、各ディスク21−2〜21−nに発生した障害が自動修復可能であると判断し、ステップ#1に戻り、一定の期間毎に各ディスク21−2〜21−nを巡回して障害の発生をチェックする。なお、ディスクアレイ装置20は、各ディスク21−2〜21−n個体、及びディスクアレイ装置20内のパリティドライブによる即時訂正する自動修復を行う。
一方、応答時間の遅れが許容時間よりも長くなった場合、自動的に修復した回数が許容回数以上となった場合、又はディスクアレイ装置20内のパリティドライブによる即時訂正する回数が増加して許容訂正回数以上になった場合の少なくとも1つの場合であれば、ディスクアレイ装置20の性能の劣化、或いはディスクアレイ装置20の冗長性が無くなり、ディスクアレイ装置20が継続して動作ができなくなるような本障害が発生する場合がある。このため、第1の障害事前予知部22は、ステップ#2において、各ディスク21−2〜21−nに発生した障害が自動修復不可能であると判断する。
この判断の結果、第1の障害事前予知部22は、ステップ#3に移り、ディスクアレイ装置20に本障害が発生する前に、各ディスク21−2〜21−nの障害予知情報を事前にサービスセンタ18のサービス端末19に通知する。
これと共に、第1の障害事前予知部22は、ステップ#4において、ユーザ情報からディスクアレイ装置20のメンテナンスに必要な部品の交換までに必要なメンテナンス情報をサービスセンタ18のサービス端末19に通知する。例えば、第1の障害事前予知部22は、メンテナンス情報として障害発生を予知した箇所、ここではディスクアレイ装置20をメンテナンスするスケジュール、X線診断装置のユーザに対するメッセージ、ディスクアレイ装置20に対する障害発生の発生率、ディスクアレイ装置20のメンテナンスの緊急度、ディスクアレイ装置20のメンテナンスに必要な部品のオーダ情報のうち少なくとも1つの情報をサービスセンタ18のサービス端末19に通知する。
このうちメンテナンスするスケジュールを決定する場合、保守を行うサービスマンのアサインを機能させてサービスマンの保守可能な日時を検索し、かつ病院情報システム(Hospital Information System:HIS)及び放射線部門情報管理システム(Radiology Information System:RIS)から本X線診断装置の稼動しない日時を検索し、これら日時からメンテナンスするスケジュールを決定する。なお、本X線診断装置は、例えば病院内のローカルエリアネットワーク(LAN)を介してHIS又はRISに接続されている。又、第1の障害事前予知部22は、メンテナンス情報としてディスクアレイ装置20の部品を交換するに要する料金が有償又は無償であるかの情報もサービスセンタ18のサービス端末19に通知する。有償又は無償は、例えば本X線診断装置の保証有効期限等に基づいて判断される。
サービス端末19は、X線診断装置の第1の障害事前予知部22から通知されるディスクアレイ装置20における各ディスク21−2〜21−nの事前の障害予知情報を受信すると、この事前の障害予知情報をディスプレイ29に表示する。このサービス端末19は、ステップ#5において、各ディスク21−2〜21−nの事前の障害予知情報に基づいてディスクアレイ装置20における交換部品をパーツセンタにオーダする。この後、ステップ#6において、スケジュールされた保守の日時に、ディスクアレイ装置20における部品がサービスマンによって交換される。
この結果、ディスクアレイ装置20の性能の劣化、或いはディスクアレイ装置20の冗長性が無くなり、ディスクアレイ装置20が継続して動作ができなくなるような本障害が発生する前に、事前にディスクアレイ装置20における部品が交換される。
なお、本X線診断装置は、ステップ#1〜#5における一定の期間毎に各ディスク21−2〜21−nを巡回して障害の発生をチェックし、交換部品をパーツセンタにオーダするまでの期間、X線撮影の稼動を継続している。
これと共にX線撮影の稼動中、第2の障害事前予知部26は、図5に示す第2の障害事前予知フローチャートに従って不揮発性メモリ用バッテリ25の電圧値の低下による障害の事前予知を行う。すなわち、第2の障害事前予知部26は、ステップ#10において、不揮発性メモリ用バッテリ25の電圧値を所定の期間毎に巡回してチェックする。このチェックは、不揮発性メモリ用バッテリ25の電圧値が例えば予め設定された仕様電圧値よりも所定電圧だけ高いチェック電圧値まで下降したか否かを監視する。不揮発性メモリ用バッテリ25の電圧値が例えば予め設定された仕様電圧値以下に下降すると、不揮発性メモリ24に対するX線撮影に関する制御情報、例えばシステム本体10内の構成情報、高電圧制御部9の制御情報、機構制御部4の制御情報、X線検出部7の構成情報等の記憶及び読み出しができなくなる。
従って、第2の障害事前予知部26は、ステップ#11において、不揮発性メモリ用バッテリ25の電圧値のチェックの結果、不揮発性メモリ用バッテリ25の電圧値が仕様電圧値よりも所定電圧だけ高いチェック電圧値まで下降していなければ、正常と判断し、ステップ#10に戻り、不揮発性メモリ用バッテリ25の電圧値を所定の期間毎に巡回してチェックする。
一方、不揮発性メモリ用バッテリ25の電圧値のチェックの結果、不揮発性メモリ用バッテリ25の電圧値が仕様電圧値よりも所定電圧だけ高いチェック電圧値まで下降していると、第2の障害事前予知部26は、ステップ#11において、不揮発性メモリ用バッテリ25の電圧値が異常であると判断し、ステップ#12に移って障害予知情報として不揮発性メモリ用バッテリ25の交換の必要のある制御基板23の情報を事前にサービスセンタ18のサービス端末19に通知する。
サービス端末19は、X線診断装置の第2の障害事前予知部26から通知される不揮発性メモリ用バッテリ25の電圧値の異常の事前の障害予知情報を受信すると、この事前の障害予知情報をディスプレイ29に表示する。このサービス端末19は、不揮発性メモリ用バッテリ25の電圧値の異常の事前の障害予知情報に基づいて不揮発性メモリ用バッテリ25の交換の必要のある制御基板23をパーツセンタにオーダする。
なお、第2の障害事前予知部26は、上記同様に、メンテナンス情報として障害発生を予知した箇所、ここでは不揮発性メモリ用バッテリ25の交換の必要のある制御基板23をメンテナンスするスケジュール、X線診断装置のユーザに対するメッセージ、不揮発性メモリ用バッテリ25の障害発生の発生率、不揮発性メモリ用バッテリ25のメンテナンスの緊急度、不揮発性メモリ用バッテリ25の交換の必要のある制御基板23のオーダ情報などをサービスセンタ18のサービス端末19に通知してもよい。
この後、スケジュールされた保守の日時に、不揮発性メモリ用バッテリ25の交換の必要のある制御基板23の不揮発性メモリ用バッテリ25がサービスマンによって交換される。
この結果、不揮発性メモリ用バッテリ25の電圧値が例えば予め設定された仕様電圧値以下に下降し、不揮発性メモリ24に対するX線撮影に関する制御情報の記憶及び読み出しができなくなる前に、事前に不揮発性メモリ用バッテリ25の交換の必要のある制御基板23の不揮発性メモリ用バッテリ25が交換される。
このように上記一実施の形態によれば、一定の期間毎にディスクアレイ装置20の各ディスク21−2〜21−nを巡回して障害の発生をチェックし、各ディスク21−2〜21−nに発生した障害が自動修復不可能であると判断すると、ディスクアレイ装置20に本障害が発生する前に、各ディスク21−2〜21−nの障害予知情報を事前にサービスセンタ18のサービス端末19に通知する。これにより、ディスクアレイ装置20の性能の劣化、或いはディスクアレイ装置20の冗長性が無くなり、ディスクアレイ装置20が継続して動作ができなくなるような本障害が発生する前に、事前にディスクアレイ装置20における部品が交換でき、本障害の発生を未然に防止できる。
又、本X線診断装置は、一定の期間毎に各ディスク21−2〜21−nを巡回して障害の発生をチェックし、交換部品をパーツセンタにオーダするまでの期間、X線撮影の稼動を継続できる。これにより、本X線診断装置の稼動停止期間を短縮できる。
これと共に、不揮発性メモリ用バッテリ25の電圧値を所定の期間毎に巡回してチェックし、バッテリ電圧値が異常であれば、障害予知情報として事前にサービスセンタ18のサービス端末19に通知する。これにより、不揮発性メモリ24に対するX線撮影に関する制御情報、例えばシステム本体10内の構成情報、高電圧制御部9の制御情報、機構制御部4の制御情報、X線検出部7の構成情報等の記憶及び読み出しができなくなる前に、事前に不揮発性メモリ用バッテリ25の交換の必要のある制御基板23の不揮発性メモリ用バッテリ25の交換ができる。これにより、本X線診断装置の稼動停止期間を短縮できる。
不揮発性メモリ用バッテリ25は、例えばリチウム電池が用いられる。このような不揮発性メモリ用バッテリ25は、例えば寒冷地又は温暖地等の環境の違いによって電圧値の低下の速度が異なる。このため、不揮発性メモリ用バッテリ25の交換時期が環境の違いによって異なる。このように不揮発性メモリ用バッテリ25の交換時期が異なっても、この交換時期を確実にサービスセンタ18に通知できる。
サービスマンによりメンテナンスするスケジュールは、サービスマンの保守可能な日時とHIS及びRISから取得される本X線診断装置の稼動しない日時とにより決定できるので、メンテナンスする日時が変更されることが殆ど無く、サービスマンの負担を軽減できる。
なお、本発明は、上記一実施の形態に限定されるものではなく、次のように変形してもよい。例えばX線診断装置のようにディスクアレイ装置20及び不揮発性メモリ用バッテリ25を使用する装置に適用可能である。
本発明に係るX線診断装置の一実施の形態を示す構成図。 同装置におけるディスクアレイ装置の構成図。 同装置における制御基板に接続された不揮発性メモリ用バッテリを示す図。 同装置における第1の障害事前予知フローチャート。 同装置における第2の障害事前予知フローチャート。
符号の説明
1:支持台、2:寝台、3:被検体、4:機構制御部、5:Cアーム、6:X線発生部、7:X線検出部、8:高電圧発生部、9:高電圧制御部、10:システム本体、11:画像演算・記憶部、12:システム制御部、13:X線画像用表示部、14:ユーザインタフェース用表示部、15:ハンドスイッチ、16:スイッチホルダ、17:ネットワーク、18:サービスセンタ、19:サービス端末、20:ディスクアレイ装置、21−1〜21−n:ディスク、22:第1の障害事前予知部、23:制御基板、24:不揮発性メモリ、25:不揮発性メモリ用バッテリ、26:第2の障害事前予知部、27:処理装置、28:操作部、29:ディスプレイ。

Claims (7)

  1. X線撮影に関する制御情報に従ってX線撮影を行い、このX線撮影により取得したX線画像データを演算処理し記憶するシステム本体を有するX線診断装置において、
    前記システム本体に有し、少なくとも前記X線画像データを記憶する複数のディスクから成り、前記複数のディスクのうち1つの前記ディスクが壊れても他の前記各ディスクから前記X線画像データの再生が可能であるディスクアレイ装置を有する記憶部と、
    前記システム本体内における前記各ディスクを所定の期間毎に巡回して前記ディスクに発生する障害を事前に予知する障害事前予知部と、
    を具備し、
    前記障害事前予知部は、前記システム本体内における前記各ディスクを所定の期間毎に巡回して前記ディスクに発生する障害として少なくとも前記X線画像データの記憶時における応答時間の遅れの情報をチェックし、このチェックの結果を受けて、前記システム本体内の障害予知情報を外部の障害情報収集センタに通知する、
    ことを特徴とするX線診断装置。
  2. 前記障害事前予知部は、前記障害が前記修復不可能であれば、事前に、前記ディスクの前記障害予知情報を外部の前記障害情報収集センタに通知することを特徴とする請求項1記載のX線診断装置。
  3. 記障害事前予知部は、前記各ディスクを巡回して、前記障害を自動的に修復した回数の情報、又は前記各ディスクに発生するエラーの履歴情報をチェックすることを特徴とする請求項記載のX線診断装置。
  4. 前記システム本体は、当該システム本体内に電力を供給するバッテリを有し、
    前記障害事前予知部は、前記バッテリの電圧値を所定の期間毎に巡回してチェックし、前記バッテリ電圧値が異常であれば、前記障害予知情報として事前に外部の前記障害情報収集センタに通知する、
    ことを特徴とする請求項記載のX線診断装置。
  5. 前記システム本体は、前記X線撮影に関する前記制御情報を記憶する不揮発性メモリを有し、
    前記バッテリは、前記不揮発性メモリに電力を供給する、
    ことを特徴とする請求項4記載のX線診断装置。
  6. 記障害事前予知部は、前記障害予知情報の通知と共に、前記ディスクに発生した前記障害が修復不可能である場合、前記障害が発生した箇所に関するメンテナンス情報を前記障害情報収集センタに通知することを特徴とする請求項1記載のX線診断装置。
  7. 前記障害事前予知部は、前記メンテナンス情報として前記障害を予知した前記箇所をメンテナンスするスケジュール、当該X線診断装置のユーザに対するメッセージ、前記障害発生の発生率、前記メンテナンスの緊急度、又は前記メンテナンスに必要な部品のオーダ情報のうち少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項6記載のX線診断装置。
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