JP4828911B2 - 液状態検知センサ - Google Patents

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Description

本発明は、タンク(液体収容容器)内に収容される液体の液位や濃度等の状態を検知(検出)する液状態検知センサ(以下、単にセンサともいう)に関する。
ディーゼル自動車から排出される排気ガスには、一酸化炭素(CO)および炭化水素(HC)以外に窒素酸化物(NOx)が含まれている。そこで、近年、この有害な窒素酸化物(NOx)を無害なガスに還元することが行われている。例えば、ディーゼル自動車の排気ガス排出用のマフラーの途中にNOx選択還元(SCR)触媒を設置し、別途車両に設けた液体収容容器(以下、タンクともいう)に還元剤溶液として尿素水を入れ、この尿素水を上記触媒へ噴射するようにして、NOxをN等の無害なガスに還元するシステムが提案されている。このシステムでは、尿素水自体が無くなった場合にはNOx還元反応を促すことができずにNOxの大量な排出を起こしてしまう。また、このシステムでは、NOxを酸化還元により分解する効果を高めるためには尿素水が特定の濃度範囲にあることが必要とされ、とくに濃度範囲32.5%が最適とされている。こうしたことから、尿素水を収容するタンク(以下、液体収容容器又は収容容器ともいう)には、収容される尿素水の液位(以下、水位ともいう)や濃度を測定するセンサを設け、尿素水の残量が規定量以下となった場合や規定濃度範囲外となった場合に警報を発する等の措置が講じられている。
この種の液状態検知センサでは、電極等からなる検知部(検出部)を測定対象である液(液体)を収容しているタンク内(液中)の所定位置に配置するため、センサ自体をタンクに取付ける(固定する)のが普通である(特許文献1)。この特許文献1に記載されたセンサでは、検知部を、管状に形成された支持部の先端又は先端側に設け、その支持部の基端部に設けられた矩形平板状の取付け部(ベース部)をタンクの天板又は蓋部に取り付ける構成とされている。なお、特許文献1に記載のものは、液状態検知センサの一例であり、尿素溶液の尿素濃度識別装置(センサ)である。
この特許文献1に記載されたセンサでは、これをタンク上部の開口部へ取付けるための平板状の取付け部の上に、検知回路用の回路基板が搭載(配置)されている。このセンサでは、回路基板や支持部(管)内に通されている配線等を保護するため、この回路基板等をカバーする直方体のボックス状の保護カバー(蓋部材)が取付けられる構造とされている。そして、その保護カバーは、センサをタンクに取付ける際に、センサ自体の取り付けと同時に固定される構造とされている。すなわち、このセンサにおいては、取付け部をなすベース部材の周囲に、複数のねじ部材挿通部として貫通孔(穴)が形成されている。一方、この取付け部をなすベース部材の上の回路基板に被せられる保護カバーには、その下側の開口の外周に沿ってフランジを備えており、このフランジには、取付け部のねじ部材挿通部である貫通孔と同様の貫通孔が同じ配置で設けられている。これにより、センサのタンクへの取り付けにおいては、その取付け部であるベース部材をタンクの開口部の周縁にあてがい、そのベース部材の回路基板の上に保護カバーを被せ、或いは、保護カバーを被せたベース部材をタンクの開口部の周縁にあてがい、両者のねじ部材挿通部(貫通孔)を一致させ、その状態の下で、ねじ部材をねじ部材挿通部に通してタンクにねじ込むこととされていた。このように、特許文献1に記載されたセンサでは、保護カバーは、センサをタンクに取付ける際において同時に固定する構成とされていた。
特開2005−84026号公報の図1〜図3
このような保護カバーの取付け構造を有するセンサは、その構造上、それが製品として出荷され、タンクに取付けられるまでの輸送、或いは保管等の過程においては、保護カバーがセンサ本体とは分離した状態にあった。このため、そのカバーが保護すべき回路基板等は、輸送等の過程においては保護がないことから、様々な外力や衝撃を受け易く、結果としてタンクへの取り付け前に、それらが損傷を受けることがあるといった問題があった。加えて、その輸送等の過程において、部品としての保護カバーが分離していることから、その紛失や変形を招きやすく、センサの取付けに際してトラブルの原因となることがあった。
こうした問題の対策としては、例えば、センサをタンクへ取付けるのとは別のねじ部材で、予め保護カバーをベース部材にねじ止め(固定)しておき、そのように組立てた状態で出荷することが考えられる。しかし、そのような組み立て構造では、別のねじ部材を要する分、部品点数が多くなる。また、ねじ込み工程を要することから著しいコストの増大を招くといった重大な欠点がある。他方、ねじ止めではなく、溶接によってカバーをベース部材に固定しておくことも考えられる。しかし、溶接による場合には、保護カバー及びベース部材の素材が制約を受けることになる上に、溶接によりそのベース部材が熱歪み(変形)を起こすことから、これをタンク(又はその蓋部材)の表面にあてがって取り付ける際にはその取付けの安定性ないしシール性が悪くなるといった重大な問題がある。さらに、溶接工程が増えることから、センサのコストの大幅な上昇を招いてしまう。
本発明のセンサは、こうした問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、ネジ部材等の別部品や溶接等の工程を要することなく、保護カバーをベース部材に簡易、迅速に取り付け得るようにし、もって、輸送等において回路基板が損傷を受けることのないセンサを、簡易、迅速に、低コストで得られるようにすることにある。
前記の目的を達成するために請求項1に記載の本発明は、タンク内に収容された液の状態を検知するための液状態検知センサであって、
検知部をタンク内に保持した状態でセンサ自身をタンクに取付けるためのベース部材と、該ベース部材上に搭載されると共に、前記検知部と電気的に接続された回路基板と、この回路基板を覆うようにして前記ベース部材に取付けられる保護カバーとを備えてなるものにおいて、
前記ベース部材は、その外周寄り部位に、センサ自身をタンクに取付けるためのネジ部材を挿通させるためのネジ部材挿通部を備えていると共に、該ベース部材の央部を包囲するようにこのネジ部材挿通部よりも内側において側壁を立設してなるケース状部位を備えており、しかも、この側壁の外壁面には凸部が設けられており、
さらに、前記回路基板は、前記ケース状部位の内側において前記ベース部材上に搭載されていると共に、該ケース状部位の内側に充填された樹脂で埋められている一方、
前記保護カバーは、バネ性を有する金属板から形成されると共に、前記ケース状部位に外嵌されるその開口の周縁に連なるスリットが設けられており、該保護カバーが、前記ケース状部位に外嵌して押込まれることによって前記凸部によって押し広げられるように弾性変形すると共に、前記凸部に対応する部位に該凸部が嵌合する貫通孔又は凹部を備えてなるものを使用したことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、前記保護カバーの前記貫通孔又は前記凹部に対する前記ケース状部位の前記凸部の嵌合が、該保護カバーがその嵌合のための押込み方向と逆方向に引かれた際に外れない抜け止め構造とされていることを特徴とする請求項1に記載の液状態検知センサである。
請求項3に記載の発明は、前記保護カバーは、前記ケース状部位に外嵌されるその開口の周縁の外側に対し、前記ベース部材の前記ネジ部材挿通部のいずれかに対応する部位にカバー側ネジ部材挿通部を備えたフランジを外向きに突出して備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の液状態検知センサである。
請求項4に記載の発明は、前記保護カバーの外側に、前記回路基板に配線コードを介して電気的に接続されてなる外部回路接続用のコネクタを取付けるためのコネクタ取付け部が、該保護カバーと一体で形成されてなることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに1項に記載の液状態検知センサである。
本発明のセンサにおいては、前記保護カバーを、前記ケース状部位に外嵌して押し込むことで、該保護カバーが弾性変形すると共に、前記貫通孔又は前記凹部に該ケース状部位の前記凸部が嵌合された状態で該保護カバーが該ケース状部位に取付けられる。したがって、このような保護カバー取付け構造を備えてなるセンサによれば、ネジ部材等の別部品や溶接等の工程を要することなく、保護カバーはベース部材のケース状部位に簡易、迅速に取り付けられる。すなわち、本発明のセンサによれば、保護カバーのベース部材への取付けにより輸送等において回路基板が損傷を受けることのないセンサが、簡易、迅速に、したがって低コストで得られる。なお、本発明のセンサのタンクへの取付けに当たっては、回路基板を搭載したベース部材に保護カバーを取付けてなる状態のものにおいて、そのベース部材をタンクの取付け部位にあてがうようにし、取付け用ネジ部材をベース部材のネジ部材挿通部に挿通してタンクにねじ込めばよい。
請求項2に記載のセンサのような抜け止め構造としたことで、保護カバーはケース状部位に安定して取付けられる。また、請求項3に記載のように、前記保護カバーに、カバー側ネジ部材挿通部を備えたフランジを設けておくことで、このフランジのネジ部材挿通部からネジ部材を挿通してベース部材と共にタンクにねじ込むことで、センサのタンクへの取付けと同時に、前記保護カバーを前記ベース部材に固定することができるため、その固定の確実性も図られる。さらに、請求項1に記載のように、保護カバーは弾性変形し易くなるため、ベース部材に対する取付けの容易化が図られる。
本発明を具体化した液状態検知センサの一実施の形態について、図面に基づいて詳細に説明する。ただし、本形態では静電容量式の液体レベル(液位)センサ1とした具体化したものについて説明する。
本実施の形態の液体レベルセンサ(以下、単にセンサともいう)1は、ディーゼル自動車の排気ガス中に含まれる窒素酸化物(NOx)の還元に使用される尿素水を収容したタンクTに取り付けられ、その内部の液体の状態の検知(尿素水の水位の測定)をするために使用されるものである。図1〜3に示したように、本形態のセンサ1は、下向きに延びる筒状電極10とその内側に配置された円柱状の内部電極20からなる検知部をタンクT内に垂下状に保持した状態で、センサ1自体をタンクTの天板(又は上方の蓋部)に、そのベース部材30を介して取付けられている。ただし、ベース部材30は、図4、5に示したように、略矩形状の基板部位31を備えるとともに、その外周縁から所定の幅を介して、その上面には、平面視、矩形状の側壁33a〜33dが一定高さで立設され、ケース状部位34をなしている。そして、詳しくは後述するが、図2,3に示したように、このケース状部位34内であって、ベース部材30の上には検知部より得られる静電容量情報から尿素水の水位を検出し、その検出結果を外部回路(例えばECU)に出力するための回路基板60が搭載(配置)されており、この回路基板60をカバーするように、ボックス状(凹状)の保護カバー70がケース状部位34に外嵌され、ベース部材30に取付けられている。
このようなベース部材30は、図2、3、5に示したように、絶縁材からなる環状(筒状)のホルダ50を介して、筒状電極10および内部電極20を互いに接触させずに固定(支持)するとともに、上方に設けられた直方体形状のケース状部位34内に回路基板60を搭載して、センサ1をタンクTに取付けるところであり、以下に詳述するように形成されている。すなわち、本形態のセンサ1において、ベース部材30は、ケース状部位34の底部34aをなす基板部位31の中央において開口する平面視、円形の開口部32から、ケース状部位34の底部の裏面において下向きに突出する円筒状の筒状部35を備えている。この筒状部35は、その外周面のうちの先端(図1下端)から所定の長さ範囲が、基端(図2上端)寄り部位(大径部)35aより小径の小径部35bとされている。また、ベース部材30のケース状部位34の外側には、基板部位31の外周寄り部位がフランジを呈しており、その適所には、上下に貫通する貫通孔36を備えている。この貫通孔36はセンサ自身をタンクTに取付けるためのネジ部材81を挿通させるためのネジ部材挿通部であり、本形態では、基板部位31の平面視、短辺寄り部位であってその四つのコーナー寄り部位と、基板部位31の平面視、長辺をなす部位の中間部位の6箇所に設けられている。なお、基板部位31の裏面は、筒状部35を除いて平面とされている。また、この基板部位31は、平面視、その四コーナーは円弧状に丸められており、短辺中央には切り欠き状凹部31bが設けられている(図4参照)。
また、ケース状部位34の側壁33a〜33dのうち、本形態では、平面視、長辺をなす側壁33c、33dの外壁面の基板部位31寄りの位置に凸部37が突出するように設けられている。この凸部37は、それ自体の正面視(図1)において矩形をなしている。ただし、この凸部37は、縦断面において側壁33c、33dの上端側から基板部位31に向かうにしたがってその突出量が増大する鋸刃状を呈している(図3参照)。これは、詳細は後述するが、保護カバー70の貫通孔75にこの凸部37が嵌合するのを容易とすると共に、その嵌合後においては、保護カバー70がその嵌合における押込み方向と逆方向に引かれた際にも外れない抜け止め構造となるようにしたものである。なお、この凸部37は本形態では側壁33c、33dのそれぞれに同一高さ部位で、左右に対称に2箇所設けられている。一方、ケース状部位34の内側には、平面視、短辺をなす対向する側壁33a、33bに沿う形で、平面視矩形状の棚(隆起部)38が、ケース状部位34内の底部34aの上に形成されており、各棚38の中央には、後述するようにして内部電極20を固定するためのねじ穴39が形成されている。さらに、ケース状部位34の側壁33a〜33dの内側の平面視、四隅には回路基板60を支持する支持部41が形成されており、その例えば対角に位置するものには回路基板60を固定するためのねじ穴42が形成されている。
本形態では、このようなベース部材30の筒状部35の小径部35bに筒状電極10の上端部を外嵌して溶接により固定し、そのベース部材30における開口部32、すなわち、筒状部35の内側に対し、円筒状部52の上端部に平面視矩形のフランジ51を備えた絶縁材からなるホルダ50を内挿し、そのフランジ51をケース状部位34内の底部34aの上面であって、開口部32の周縁に回転不能にして係合させている。そして、そのホルダ50の内周面には、内部電極20を内挿し、その基端部(図示上端)の外周に設けられたフランジ23をホルダ50の図示上の端面55に係合させ、絶縁板(樹脂板)56をそのフランジ23の上に配置すると共に、その絶縁板56の上に押え板57を載置し、ネジ部材58aを押え板57の貫通孔57aを通して、ケース状部位34内の棚38におけるねじ穴39にねじ込むことで、内部電極20を固定している。
なお、内部電極20の基端部のフランジ23の端面24には、本例では2本の端子28が回路基板60に向かって突出するように設けられており、図5に示すように、この端子28は、絶縁板56の貫通孔56b及び押え板57の貫通孔57bを通されて上方に延び、回路基板60の端子(スルーホール端子)60tを通され、ハンダ付けにより回路基板60に固定されている。そして、回路基板60は、その対角方向の角コーナーにネジ部材58bが通され、支持部41のねじ穴42にねじ込まれて固定されている。なお、回路基板60に接続された配線コード61は、次記するように保護カバー70をケース状部位34に外嵌する際に外部に引き出され、本形態では同配線コード61の先端に取り付けられた外部回路接続用のコネクタ62を保護カバー70に取り付けている。詳しくは、後述する。なお、回路基板60からはグランド側の電極が、図示はしないが、ベース部材30に接続されており、これによって筒状電極10がグランド側に電気的に接続されるように構成されている。なお、このようにして回路基板60を搭載した後、ケース状部位34の内側にはその上端位置まで図示はしないが樹脂が充填されている。
本形態では、図2に示すようにホルダ50の内外周面には、それぞれ周溝が形成されており、液密及び気密用のリングパッキング53,54が装填されて、筒状部35の内周面とホルダ50の外周面、そしてホルダ50の内周面と内部電極20の外周面との各隙間のシールを確保している。また、液体レベルセンサ1の先端側(図1における下端側)にあたる、筒状電極10の先端部内には、ブッシュ状の弾性体(本例ではゴム製弾性体)25が圧入され、内部電極20をその先端において弾性的に支持している。なお、その弾性体25は、外周面に設けられた抜け止め用凸部25aを、筒状電極10の周面に等角度間隔で、3箇所設けらた貫通孔(開口部)15に嵌り込ませて、抜け止めとされている。因みに、本形態において、内、外電極10、20及びベース部材30は、金属製(例えばSUS 304製)であるが、内部電極20の表面には、例えばフッ素系樹脂からなる絶縁膜(図示せず)が300μm程度の厚さでコーティングによって形成されている。また、筒状電極10の周面の適所(図示上端寄り部位)には空気抜き穴や縦長のスリット14,16が、それぞれ形成されており、内外に液体(尿素水)又はガス(空気)が自由に出入りできるようにされている。
さて次に、このようにケース状部位34の内側において回路基板60が搭載されたベース部材30には、次に説明するような保護カバー70が外嵌されて取付けられる。この保護カバー70について、図1〜図3、図5〜図8を参照しながら詳細に説明する。本形態における保護カバー70は、バネ性を有する金属板(例えば厚み0.5〜5mmのステンレス鋼板)から、図示下側が開口された直方体のボックス状にプレス成形によって形成されている。この保護カバー70は、その各側壁73a〜73dがケース状部位34の側壁33a〜33dに若干の隙間を保持し、或いは隙間なく外嵌され、回路基板60をカバーするように形成されている。本形態では保護カバー70は、各側壁73a〜73dの下端側の開口の周縁に外向きに突出するフランジ74a〜74dが形成されている。ただし、これらのフランジは、保護カバー70がベース部材30に取り付けられた際、その基板部位31の4コーナー寄り部位に設けられた貫通孔36を塞がないように、対応する部位が切除されている(図5〜図8参照)。また、平面視、長辺をなす各側壁73c、73dの下縁に設けられたフランジ74c、74dの長手方向の中央であって、保護カバー70をケース状部位34に外嵌した際においてベース部材30の基板部位31の長辺の中間部位に設けられた貫通孔36に対応する部位には、カバー側ネジ部材挿通部をなす貫通孔76が設けられている。ただし、この貫通孔76は、フランジ74c、74dの長手方向に対して直角方向に若干長い長孔とされている。
そして、この保護カバー70のうち、平面視においてコーナーをなす隣接する側壁の境界部には図示下側の開口の周縁に連なるスリット(切込み)Sが入れらており、各側壁73a〜73dはそれぞれがその下縁側から外方に開脚状に弾性変形できるように形成されている。すなわち、本形態の保護カバー70は、図9に示したように、ケース状部位34の図示上端側から外嵌して押込まれることによって、その取付けが行われるが、このようにスリットSを入れておくことで、開口の周縁をなす各側壁73c、73dの下端が、ケース状部位34の側壁33c、33dの外壁に形成された凸部37に当たって容易に押し広げられるように形成されている。そして、これが押込まれた際においては、そのフランジ74a〜74dが、ベース部材30の基板部位31の上面に当接状となり、その際において、凸部37に対応する各側壁73c、73d部位に、凸部37が嵌合する正面視矩形をなす貫通孔75が窓状に形成されている。
また、保護カバー70の平面視、短辺をなす一方の側壁73aには、回路基板60から引き出された配線コード61とつながるコネクタ62を取り付けるためのT字形状を呈するコネクタ取付け部78が形成されている。本形態では、コネクタ取付け部78は、打抜き形成により、その基端部を幅広部79として外方に押出すように屈曲させ、この幅広部79より先端側を一定の幅で細くした幅狭板片部80として、これを側壁73aに平行に設けている。しかして、本形態においてコネクタ62は、図10に示したように、この幅狭板片部80の両側をコネクタ62がその腹部の両側に沿って設けられたフック63にて挟むようにして、その板片部80の先端からスライドして取り付けられるようされており、その取付け後は、図7等に示されるように構成されている。なお、幅広部79は、そのスライドによる取付けにおけるストッパをなすところである。また、幅狭板片部80には矩形の貫通孔81が設けられているが、ここには、図10に示したように、スライドして取り付けられるコネクタ62の腹部に設けられた凸部65が嵌合して、その取付け後の分離防止が図られている。
また、平面視、短辺をなす他方の側壁73bには、図8,9に示したように、その側壁73bの幅方向の中央に、所定の幅をなす切り欠き部71が縦にフランジ74bを分割する形で設けられている。この切り欠き部71は、保護カバー70がケース状部位34に外嵌されて取り付けられた際、その切り欠き部71の奥所(図示上方)がケース状部位34の側壁33bの上端より上に位置して開口72が存在するように形成されており(図8参照)、回路基板60から引き出される配線コード61はこの開口72から引き出されるように形成されている。
しかして、本形態では図9に示したように、この保護カバー70を、回路基板60を搭載してなるケース状部位34に被せるように外嵌して押し込む。すると、保護カバー70は、その開口の周縁(フランジの内縁)がケース状部位34の側壁33c、33dの外壁に設けられた凸部37に当たって、外方に押し広げられるように弾性変形する。さらに押込むことで、保護カバー70の貫通孔75にその凸部37が嵌合し、保護カバー70は元の形状に戻り、ベース部材30に抜け止状に取り付けられる。かくして、保護カバー70は図1や図8に示したように、ケース状部位34に外嵌され、ベース部材30に取付けられる。なお、この取り付けに際しては、上記もしたように、配線コード61が保護カバー70の切り欠き部71に配置されるようにしておく。こうすることで、取付け後にはそれが開口72を通ることなる。したがって、その後は、保護カバー70の外側を引回し、図10に示したように、コネクタ62がその腹部の両側に沿って設けられたフック63を介して、コネクタ取付け部78の幅狭板片部80の両側を挟むようにして、その板片部80の先端からスライドさせ、その取り付けをする。図6はコネクタ62を取付ける前のコネクタ取付け部78側から見た保護カバー70の斜視図であり、図7はその取付け後のコネクタ62側から見た斜視図である。
上記したように本形態では、保護カバー70を、ケース状部位34に外嵌して押し込むことで、保護カバー70が弾性変形してその貫通孔75に、ケース状部位34の凸部37が嵌合することから、保護カバー70はケース状部位34に簡易迅速に取付けられる。すなわち、このような保護カバー取付け構造を備えてなる本形態のセンサによれば、ネジ部材等の別部品や溶接等の工程を要することなく、保護カバー70はベース部材30のケース状部位34に簡易、迅速に取り付けられる。なお、実際には、この保護カバー70はケース状部位34をカバーするように外嵌して一気に押し込むことで、瞬時にその嵌合ができる。かくして、輸送等において回路基板60及びケース状部位34内に充填された樹脂が損傷を受けることのないセンサが、簡易、迅速に、したがって低コストで得られる。
しかも、本形態では、保護カバー70の貫通孔75に対するケース状部位34の凸部37の嵌合が、保護カバー70がその嵌合のための押込み方向と逆方向に引かれた際に外れない抜け止め構造とされていることから、輸送等の過程で保護カバー70が分離することを確実に防止できるという効果もある。
なお、本形態のセンサは、これをタンクへの取付ける際には、所定のネジ部材81をベース部材30のネジ部材挿通部をなす貫通孔36に挿通してタンクTにねじ込めばよい。この場合、本形態では、保護カバー70のフランジ74c、74dのベース部材30の貫通孔36の位置にあわせて貫通孔76を設けてあるため、この貫通孔76からネジ部材81をねじ込むことで、センサのタンクへの取付けと同時に、保護カバー70をベース部材30に強固に固定することができる。なお、この取付けにおいては、要すれば、タンクTの天板、又は蓋の表面と、ベース部材30の基板部位31の間にパッキングPを介在させて取付けてもよい。このようにタンクに取り付けられた本形態のセンサ1は、タンク内に保持された検知部である電極10,20を尿素水に液没させ、その電極間の静電容量を測定することで、液位の検出がなされる。
上記の形態では保護カバー70の貫通孔75に対するケース状部位34の凸部37の嵌合を、保護カバー70がその嵌合のための押込み方向と逆方向に引かれた際に外れない抜け止め構造としたが、センサのタンクへの取付けと同時に、保護カバー70をベース部材30にネジ部材で固定するような場合には、センサをタンクへ取付ける迄の過程において保護カバーがベース部材から分離しない構造としてもよい。したがって、図11に示したように、前記形態の鋸刃状の凸部37に代えて、凸部37を例えば球面状(半球面)のものとしておいて、側壁73cの貫通孔75に嵌合し易くしておいてもよいなど、凸部37の形状は上記した形態のものに限定されるものではない。また、凸部37の数やその配置位置についても、適宜のものとすればよい。なお、凸部37の嵌合のみにより保護カバーを取り付ける場合には、フランジ74a〜74dやネジ部材挿通孔はなくともよい。
さらに、上記形態ではケース状部位34に設けられた凸部37が嵌合する保護カバー70における部位を貫通孔75としたが、この部位は貫通したものでなくともよい。すなわち、図12に示したように、保護カバー70の側壁73cにおいて貫通することなくその内面において凹となす凹部75bとしてもよい。また、上記したベース部材30及び保護カバー70におけるネジ部材挿通部は、独立した貫通孔36,76である場合を例示したが、ネジ部材81による締付けに支障がない限り、例えば、図4中に2点鎖線で示したようにベース部材30の基板部位31の外周縁から切り込んだ形の切り欠き(凹部)36bとしてもよい。
また、上記の形態では、保護カバー70の隣接する側壁の境界部にスリットSを入れたが、このスリットの設け方は、弾性変形により上記した嵌合構造が得られるものである限り、適宜の位置に設ければよい。また、上記においては直方体のボックス形状のものとしたが、これはケース状部位などにあわせて、適宜の形のボックス形状やドーム形状といった凹形状のものにおいて具体化できる。
また上記形態のセンサは、筒状電極10と内部電極20とで一対の電極をなす、静電容量式の液体レベルセンサにおいて液位を検知するものとして具体化したが、この他、液体の濃度、劣化度、品質或いは異物の混入度などを検知するセンサにおいても同様に具体化できる。さらに、本発明のセンサは、静電容量式のものに限られず、液体の各状態を検知することのできるセンサに広く適用できる。さらに、上記の形態では、検知部を上から下に垂下状に配置したものにおいて具体化したが、これとは逆にタンク等の液体収容容器の底において起立状に配置するセンサにおいても同様に具体化できる。
本発明の液状態検知センサの実施の形態(液体レベルセンサ)の一部破断正面図。 本発明の液状態検知センサの実施の形態の正面断面図。 図1において凸部の嵌合状態を説明する縦断面図及び要部拡大図。 ベース部材に内部電極を挿入した状態の平面図。 ベース部材内に組み付けられる部品と保護カバーを上から見た分解斜視図。 コネクタを取付ける前のコネクタ取付け部側から見た保護カバーの斜視図。 図6においてコネクタ取付後のコネクタ側から見た保護カバーの斜視図。 ベース部材に保護カバーを外嵌した状態の斜視図。 ベース部材に保護カバーを外嵌する状態の説明用断面図。 保護カバーのコネクタ取付け部にコネクタを取付けるときの説明用斜視図。 ベース部材の凸部の別例を説明する部分断面図。 ベース部材の凸部が嵌合する凹部を説明する部分断面図。
符号の説明
1 液状態検知センサ
10,20 電極(検知部)
30 ベース部材
33a、33b、33c、33d ケース状部位の側壁
34 ケース状部位
36 貫通孔(ネジ部材挿通部)
37 側壁の凸部
60 回路基板
61 配線コード
62 コネクタ
70 保護カバー
74a、74b、74c、74d 保護カバーのフランジ
75 保護カバーにおけるケース状部位の凸部が嵌合する貫通孔
75b 保護カバーにおけるケース状部位の凸部が嵌合する凹部
76 保護カバーのフランジの貫通孔(カバー側ネジ部材挿通部)
78 コネクタ取付け部
81 ネジ部材
S 保護カバーのスリット
T タンク(液体収容容器)
G 軸線

Claims (4)

  1. タンク内に収容された液の状態を検知するための液状態検知センサであって、
    検知部をタンク内に保持した状態でセンサ自身をタンクに取付けるためのベース部材と、該ベース部材上に搭載されると共に、前記検知部と電気的に接続された回路基板と、この回路基板を覆うようにして前記ベース部材に取付けられる保護カバーとを備えてなるものにおいて、
    前記ベース部材は、その外周寄り部位に、センサ自身をタンクに取付けるためのネジ部材を挿通させるためのネジ部材挿通部を備えていると共に、該ベース部材の央部を包囲するようにこのネジ部材挿通部よりも内側において側壁を立設してなるケース状部位を備えており、しかも、この側壁の外壁面には凸部が設けられており、
    さらに、前記回路基板は、前記ケース状部位の内側において前記ベース部材上に搭載されていると共に、該ケース状部位の内側に充填された樹脂で埋められている一方、
    前記保護カバーは、バネ性を有する金属板から形成されると共に、前記ケース状部位に外嵌されるその開口の周縁に連なるスリットが設けられており、該保護カバーが、前記ケース状部位に外嵌して押込まれることによって前記凸部によって押し広げられるように弾性変形すると共に、前記凸部に対応する部位に該凸部が嵌合する貫通孔又は凹部を備えてなるものを使用したことを特徴とする液状態検知センサ。
  2. 前記保護カバーの前記貫通孔又は前記凹部に対する前記ケース状部位の前記凸部の嵌合が、該保護カバーがその嵌合のための押込み方向と逆方向に引かれた際に外れない抜け止め構造とされていることを特徴とする請求項1に記載の液状態検知センサ。
  3. 前記保護カバーは、前記ケース状部位に外嵌されるその開口の周縁の外側に対し、前記ベース部材の前記ネジ部材挿通部のいずれかに対応する部位にカバー側ネジ部材挿通部を備えたフランジを外向きに突出して備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の液状態検知センサ。
  4. 前記保護カバーの外側に、前記回路基板に配線コードを介して電気的に接続されてなる外部回路接続用のコネクタを取付けるためのコネクタ取付け部が、該保護カバーと一体で形成されてなることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに1項に記載の液状態検知センサ。
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