JP4827633B2 - 温度センサ保持部材 - Google Patents

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Description

この発明は、調理の際に、調理物の温度を測定する温度センサを、鍋等の取付対象物に取付け保持するための温度センサ保持部材に関するものである。
鍋に温度センサを取付け、鍋内の調理物の温度を温度センサにより直接的に測定することで、調理の補助が図られている(例えば、特許文献1参照)。この温度センサは、係合爪を備えた取付具により鍋の開口縁と取手とに跨って載架した取付板に温度センサの本体部分を取付けると共に、温度検知素子を収納した金属管(感温部)を鍋の内部に臨ませている。また、電磁調理器では、鍋内の調理物の温度を温度センサで測定し、測定温度に応じて調理器の出力を調節することで、調理物の温度を適宜調節することが行なわれている。
実開平2−140430号公報
ところで、温度センサの取付対象物となる鍋は、調理方法や調理物に応じて異なる深さのものが選択され、鍋で調理される調理物の量も変化する。例えば、煮込み料理においては、鍋の底部近傍で温度を測るのに対し、天ぷらでは天ぷら油の油面近傍で温度が測られるように、調理物の種類によっても的確に温度を測定するために感温部の位置を変更する必要がある。しかし、前述した特許文献1の取付具では、温度センサが取付板に固定される構成であるから、温度センサにおける感温部の位置を変えることができない。すなわち、異なる長さの感温部を備えた温度センサを複数用意する必要があり、調理物に応じて温度センサの取替えの手間がかかると共に、コストの増加を招いていた。
すなわち本発明は、従来の技術に係る温度センサ保持部材に内在する前記問題に鑑み、これらを好適に解決するべく提案されたものであって、温度センサの取付け位置を簡単に変更できる温度センサ保持部材を提供することを目的とする。
前記課題を克服し、所期の目的を達成するため、本願の請求項1に係る発明の温度センサ保持部材は、
棒状の感温部を有する温度センサを保持する保持部と、取付対象物に取付ける取付部とを備えた温度センサ保持部材において、
前記保持部は、
所定間隔離間して対面すると共に、互いに接離する方向に撓曲可能な一対の板バネと、
前記一対の板バネを、その弾力に抗して互いに近接または離間する方向へ撓曲した撓曲姿勢において、両板バネにおける一直線上に整列する位置に夫々開設されて前記感温部が挿通可能な挿通孔とを有し、
前記撓曲姿勢で両挿通孔に挿通した前記感温部を、弾力により互いに離間または近接する両板バネにおける挿通孔の開口縁で係止保持するよう構成し
前記取付部は、
外面に前記保持部が設けられ、上下方向に延在する第1片部およびこの第1片部の上端縁に連設すると共に水平方向に延在する第2片部を有する本体片と、
当接部および操作部からなる略L字状に屈曲形成され、該L字状の開放側を下方に向けた状態で屈曲部分が前記第2片部の下方に揺動可能に配設され、当接部と第1片部の内面との間で取付対象物を挟持可能な挟持片と、
常に前記挟持片を前記本体片における第1片部の内面に向けて付勢する付勢手段とから構成され、
前記取付対象物の上縁に第2片部の下面を当接させると共に、前記当接部と第1片部の内面との間で取付対象物を挟持して、取付対象物に取付けられることを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、一対の板バネを互いに接離する方向に撓曲させるだけで、保持部に対する感温部の着脱および取付けた後の位置調節を簡単に行なうことができる。すなわち、異なる長さの感温部を有する温度センサを複数用意する必要はなく、1つの温度センサにより、例えば鍋の深さや調理物の違い等に簡単に対応することができる。また、感温部の着脱および位置調節に際して、ドライバ等の工具を別段必要とせず、指先操作のみで実施可能であって作業性がよく手間がかからない。更に保持部は、一対の板バネと各板バネに開設した挿通孔とから基本的に構成される簡易なものであるから、製造コストが低廉であり、また清掃が容易であるので衛生状態を維持し易い利点がある。また、挟持片を揺動操作するだけで取付対象物に対し簡単に着脱することができ、取付けた際には、付勢手段の弾力により取付対象物を本体片と挟持片とで挟持し得るから、温度センサを安定的に保持することができる。また、取付対象物に応じて本体片と挟持片との間隔を挟持片の揺動によって変更し得るので、取付対象物の板厚や形状等を問わず取付けることができ、汎用性が高い。更に取付部は、本体片と挟持片と付勢手段とから基本的に構成される簡易なものであるから、製造コストが低廉であり、また清掃が容易であるので衛生状態を維持し易い利点がある。
本発明に係る温度センサ保持部材によれば、温度センサを簡単に着脱し得ると共に、取付けた温度センサの位置調節も簡単に行ない得る。
次に、本発明に係る温度センサ保持部材につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照して以下に説明する。なお、実施例では、温度センサ保持部材の方向について、取付対象物への取付状態を基準として指称する。
図1〜図5に示すように、実施例に係る温度センサ保持部材20は、温度センサ16の感温部18を保持するための保持部22と、取付対象物としての鍋10の開口縁10aに取付けるための取付部30とから構成されている。なお、温度センサ16としては、棒状の感温部18を備えたものを対象とし、この感温部18を温度センサ保持部材20で保持して、当該感温部18を鍋10の内部に臨ませて調理物の温度検出が行なわれる。
前記保持部22は、取付部30の後述する本体片32の第1片部32aに固定した連結片24と、この連結片24の上端縁および下端縁から夫々延出して、上下方向に離間して対面する一対の板バネ26,26とから構成され、板材を折曲して側面視において略コ字状に一体形成した部材である。一対の板バネ26,26は、連結片24との連設部分側(一端部側)を支点として、互いに接離する方向(上下方向)に撓曲可能に構成され、弾力に抗して相互に近接する方向に指先操作により撓曲した撓曲姿勢(図2または図4参照)と、付勢状態を解除した自由姿勢(図1参照)との間で変位し得るようになっている。また、一対の板バネ26,26は、その自由姿勢において、一端部側から他端部側(自由端側)へ向かうにつれて互いに離間する方向に夫々傾斜するよう構成される。
各板バネ26には、その略中央部に、温度センサ16の感温部18の外径より大きく設定した挿通孔28が夫々開設されている。各挿通孔28は、一対の板バネ26,26の撓曲姿勢において、上下一直線上に整列するように各板バネ26に配置されると共に、このとき上下方向に臨む挿通孔28の平面寸法が、少なくとも感温部18の外径寸法より大きくなるように設定され、感温部18の両挿通孔28,28に対する共通的な挿通が許容される(図4参照)。一方、各挿通孔28は、自由姿勢にある各板バネ26が上下方向に対し傾斜した状態において、上下方向に臨む挿通孔28の平面寸法が、感温部18の外径寸法より小さくなっている。すなわち、相互に離間した撓曲姿勢の両板バネ26,26が自身の弾力によって傾斜した自由姿勢に復帰する途中で、両挿通孔28,28に共通的に挿通した感温部18を、各板バネ26における挿通孔28の開口縁で係止保持するよう構成される(図3参照)。
図6に示すように、前記取付部30は、本体片32と、この本体片32に揺動自在に配設した挟持片38と、この挟持片38を常に本体片32に向けて付勢する捩りバネ(付勢手段)40とから構成され、捩りバネ40の弾力付勢下に、本体片32と挟持片38との間で鍋10の開口縁10aを挟持するようになっている。この本体片32は、上下方向に延在する第1片部32aと、この第1片部32aの上端縁に連設すると共に水平方向に延在する第2片部32bとを備え、板材を略L字状に屈曲形成した部材である。また、第2片部32bの左右の各側縁には、下方(第1片部32aに臨む内側)に向けて延出する支持片34が夫々一体形成され、各支持片34に開設した孔部(図示せず)に挿通して、両支持片34,34の間に支持軸36が架設される。
前記挟持片38は、板材を屈曲して、鍋10の外面に当接する当接部38aと、使用者が操作する操作部38bとを一体的に形成した部材であって、その屈曲部分の左右両側部に、支持軸36の挿通を許容する軸孔(図示せず)を開設した軸片部39が夫々設けられている。挟持片38は、第2片部32bの下方において、当接部38aを第1片部32a側とすると共に略L字状の開放側を下方に向けた状態で、両支持片34,34の両孔部および両軸片部39,39の軸孔に支持軸36を共通的に挿通することで、両支持片34,34の間に揺動可能に軸支される。なお、挟持片38における当接部38aと操作部38bとの連設部分は、略直交するように屈曲形成されている。また挟持片38は、当接部38aの先端を操作部38b側に向けて屈曲すると共に、操作部38bの先端を当接部38aから離間する側に向けて屈曲するように形成される。そして、当接部38aの先端における第1片部32aに臨む面(当接面)は、第1片部32aの内面から鍋10の板厚程度離間した挟持片38の姿勢において、第1片部32aの内面と平行な関係で上下方向に延在する。
前記捩りバネ40は、両軸片部39,39の間において支持軸36で保持され、常には挟持片38における当接部38aにその一端を当接させて、当接部38aを第1片部32aの内面に向けて付勢するよう構成される。すなわち、取付部30は、捩りバネ40の弾力付勢下に、第1片部32aの内面と当接面との間に鍋10の開口縁10aを挟持して取付ける。そして、捩りバネ40の弾力に抗して操作片38bを第2片部32b側(上方)へ変位するに伴って、支持軸36を中心として挟持片38が揺動して、当接部38aの当接面が第1片部32aから離間するようになっている(図5参照)。
前記取付部30は、鍋10の開口縁10aに取付けた際に、本体部32の第1片部32aが鍋10の内部に臨むと共に、第2片部32bが開口縁10aの上方に延在して、挟持片38が鍋10の外部に位置する構成である。そして保持部22は、本体部32における挟持片38の配設側と反対側となる第1片部32aの外面に配設され、温度センサ保持部材20を取付部30によって鍋10の開口縁10aに取付けた際に、鍋10の内部に臨むようになっている。
〔実施例の作用〕
次に、実施例に係る温度センサ保持部材の作用について説明する。先ず、温度センサ保持部材20の保持部22に対する温度センサ16の取付けについて説明する。一対の板バネ26,26を指先操作により自身の弾力に抗して相互に近接する方向に撓曲して、各板バネ26,26を略水平に延在させることで、略平行な関係で臨んだ両挿通孔28,28に対し、温度センサ16の感温部18を上方から共通的に挿通する(図2または図4参照)。ここで、各挿通孔28は、感温部18の外径より大寸に設定されているから、各挿通孔28の半径方向と感温部18の挿通(軸)方向とが略直交している撓曲姿勢において、各挿通孔28に対して感温部18の挿通が円滑に許容される。鍋10の深さや調理物等に合わせて適宜の位置まで感温部18を下方に向けて挿通して、一対の板バネ26,26の撓曲姿勢を解除すると、自身の弾力によって両板バネ26,26は相互に離間する方向に変位して、水平面に対し傾斜した自由姿勢に戻ろうとする。各板バネ26の変位に伴い各挿通孔28が傾斜するにつれて、感温部18の外径に対し、各挿通孔28の見かけ上の平面寸法が狭くなるから、各挿通孔28の開口縁で感温部18が係止される。そして、感温部18は、一対の板バネ26,26が常に互いに離間する方向に付勢されているから、両挿通孔28,28の開口縁による係止状態が維持されて、上下方向の移動が規制される(図1または図3参照)。
前記感温部18の位置を変更する際には、一対の板バネ26,26を指先操作により相互に近接する方向に撓曲するだけで、感温部18の係止状態は解除されて上下方向の移動が許容される。そして、感温部18の上下位置を調節した後、一対の板バネ26,26から指を離すだけで、再び感温部18は保持される。すなわち、鍋10に取付けたまま、温度センサ16の感温部18の位置を簡単に調節することができる。
次に、取付部30による温度センサ保持部材20の鍋10への取付けについて説明する。挟持片38の操作部38bを指先操作により第2片部32bに近接する方向(上方)に変位して、捩りバネ40の弾力に抗して当接部38aを第1片部32aから離間させることで、第1片部32aの内面と当接部38aとの間に、鍋10の開口縁10aの反り返り部分等の挿通を許容し得る隙間を画成する(図5参照)。本体片32における第1片部32aを鍋10の内部に挿入することで、第1片部32aの内面と当接部38aとの間に鍋10の開口縁10aが臨むと共に、保持部22に保持された温度センサ16の感温部18も鍋10の内部に臨む。この状態で、操作片38bの付勢状態を解除すると、挟持片38は捩りバネ40の弾力により第1片部32aの内面に向けて揺動するから、第1片部32aの内面と当接部38aの当接面とで鍋10を挟持して、温度センサ保持部材20が鍋10に取付けられる(図1参照)。また、第2片部32bと挟持片38の操作部38bとをつまんで操作部38bを操作することで、第1片部32aの内面と当接部38aの当接面との鍋10の挟持状態を簡単に解除することができる。なお、鍋10の上端に第2片部32bの下面を当接させることで、より安定的に鍋10に取付けることができる。
なお、温度センサ保持部材20を、鍋10の開口縁10aに取付けた後、温度センサ16を保持部22に取付けても、温度センサ16を温度センサ保持部材20に取付けた後に、当該温度センサ保持部材20を鍋10の開口縁10aに取付けてもよく、特に取付順序は問わない。
このように構成した温度センサ保持部材20の保持部22によれば、一対の板バネ26,26を互いに接離する方向に撓曲させるだけで、保持部22に対する感温部18の着脱および取付けた後に上下方向の位置調節を簡単に行なうことができる。すなわち、異なる長さの感温部18を有する温度センサ16を複数用意する必要はなく、1つの温度センサ16により、鍋10の深さや調理物の違いに簡単に対応することができる。また、感温部18の着脱および位置調節に際して、ドライバ等の工具を別段必要とせず、指先操作のみで実施可能であって手間がかからない。更に保持部22は、一対の板バネ26,26と、各板バネ26に開設した挿通孔28とから基本的に構成される簡易なものであるから、製造コストが低廉であり、清掃が容易であるので衛生状態を維持し易い利点がある。
実施例の取付部30の構成によれば、挟持片38を操作するだけで鍋10に簡単に着脱することができ、取付けた際には、捩りバネ40の弾力により挟持片38を鍋10に押付けるから、温度センサ16を安定的に保持することができる。第1片部32aと挟持片38との間隔を挟持片38の揺動によって変更し得るので、鍋10の板厚や形状等を問わず取付けることができ、汎用性が高い。また、鍋10への着脱および取付け位置調節に際して、ドライバ等の工具を別段必要とせず、指先操作のみで実施可能であって手間がかからない。更に取付部30は、本体片32と挟持片38と捩りバネ40とから基本的に構成される簡易なものであるから、製造コストが低廉であり、清掃が容易であるので衛生状態を維持し易い利点がある。
参考例の保持部22の構成は、実施例の構成と同様である。図7は、参考例1に係る取付部51を備えた温度センサ保持部材50を、一部切り欠いて示す側面図である。この取付部51は、側面視において略コ字状に形成した本体片52と蝶ネジ55とから構成される。本体片52は、上下方向に延在して、取付けに際して鍋10の内部に臨むと共に保持部22が配設される第1片部53と、この第1片部53に対向して上下方向に延在して、蝶ネジ55が螺合するネジ孔54aを有する第2片部54とを備えている。そして取付部51は、ネジ孔54aに螺合した蝶ネジ55を第1片部53に対して進退移動することで、第1片部53と蝶ネジ55とで鍋10を挟持するようになっている。
図8は、参考例2に係る取付部61を備えた温度センサ保持部材60を、一部切り欠いて示す側面図である。この取付部61は、側面視において略コ字状に形成した本体片62と、平面視で略コ字状に形成した挟持片63と、この挟持片63を支持するピン64と、このピン64に保持されて、挟持片63を弾力的に付勢するコイルバネ65とから構成される。本体片62は、上下方向に延在して、取付けに際して鍋10の内部に臨むと共に保持部22が配設される第1片部62aと、この第1片部62aに対向して上下方向に延在すると共に、ピン64が挿通される通孔62cを有する第2片部62bとを備えている。挟持片63は、コ字状の底部分に突設したネジ部63aを、ピン64の先端に設けたネジ孔64aに螺合することでピン64と一体的に移動するよう構成され、挟持片63と第2片部62bとの間に介挿されたコイルバネ65により挟持片63が常には第1片部62aに向けて弾力的に付勢される。そして取付部61は、コイルバネ65に弾力付勢された挟持片63と第1片部62aとの間で、鍋10を保持して取付けられる。なお、ピン64および挟持片63をコイルバネ65の弾力に抗して第1片部62aから離間することで、取付部61を鍋10から取外すことができる。参考例2の取付部61の構成において、図9に示す参考例3の取付部71の如く、挟持片72を単に平板状に形成してもよい。また、図10に示す参考例4の取付部81の如く、挟持片に代えてピン64に固定したEリング82でコイルバネ65を保持して、ピン64と第1片部62aとで鍋10を挟持するよう構成してもよい。更に、図11に示す参考例5に示す取付部91の如く、挟持片92を第1片部62a側に開放する略コ字状に形成すると共に、ピン93に突設したネジ93aを挟持片92のネジ孔92aに螺合する構成であってもよい。図11に示す構成において、挟持片の開放端に、外方に延出する操作用のフランジを設けてもよい。なお、参考例1〜5において、蝶ネジ55およびピン64,93を複数設けることで、取付状態の安定化を図り得る。
(変更例)
更に、実施例の構成は、以下のように変更することも可能である。
(1)取付対象物として、鍋を例に挙げたが、これに限定されず、例えば電磁調理器本体や壁等その他、保持部に保持した温度センサで調理物の温度を測定し得る部位であれば特に限定されない。
(2)板バネの一端部を、取付片の第1片部に直接配設する構成であってもよい。
(3)実施例は、一対の板バネを上下方向に離間する構成であるが、取付対象物に応じて左右または前後方向に離間させて対面させてもよい。
(4)本願で云う挿通孔は、板バネの延出方向と交差する方向に開放する切欠き形状のものも含む。
(5)実施例では、一対の板バネが、その自由姿勢において、一端部側から他端部側へ向かうにつれて互いに離間する方向に夫々傾斜する構成であるが、一端部側から他端部側へ向かうにつれて互いに近接する構成であってもよい。すなわち、一対の板バネを互いに傾斜した自由姿勢から互いに平行な関係となる方向に撓曲した際に、温度センサの感温部が両挿通孔に挿通可能であって、一対の板バネが弾力により傾斜状態に移行することで両挿通孔に挿通した感温部を、両挿通孔の開口縁で係止保持する構成であれば採用し得る。
本発明の好適な実施例に係る温度センサ保持部材を一部切り欠いて示す側面図であって、温度センサの保持状態である。 実施例の温度センサ保持部材を一部切り欠いて示す側面図であって、温度センサの解放状態である。 図1のA部拡大図である。 図2のB部拡大図である。 実施例の温度センサ保持部材の取付け状態を一部切り欠いて示す側面図である。 実施例の温度センサ保持部材を示す概略斜視図である。 参考例1の取付部を備える温度センサ保持部材を、一部切り欠いて示す側面図である。 参考例2の取付部を備える温度センサ保持部材を、一部切り欠いて示す側面図である。 参考例3の取付部を備える温度センサ保持部材を、一部切り欠いて示す側面図である。 参考例4の取付部を備える温度センサ保持部材を、一部切り欠いて示す側面図である。 参考例5の取付部を備える温度センサ保持部材を、一部切り欠いて示す側面図である。
符号の説明
10 鍋(取付対象物),18 感温部,16 温度センサ,22 保持部,26 板バネ,
28 挿通孔,30 取付部,32 本体片,38 挟持片,40 捩りバネ(付勢手段)
32a 第1片部,32b 第2片部,38a 当接部,38b 操作部

Claims (1)

  1. 棒状の感温部(18)を有する温度センサ(16)を保持する保持部(22)と、取付対象物(10)に取付ける取付部(30)とを備えた温度センサ保持部材において、
    前記保持部(22)は、
    所定間隔離間して対面すると共に、互いに接離する方向に撓曲可能な一対の板バネ(26,26)と、
    前記一対の板バネ(26,26)を、その弾力に抗して互いに近接または離間する方向へ撓曲した撓曲姿勢において、両板バネ(26,26)における一直線上に整列する位置に夫々開設されて前記感温部(18)が挿通可能な挿通孔(28)とを有し、
    前記撓曲姿勢で両挿通孔(28,28)に挿通した前記感温部(18)を、弾力により互いに離間または近接する両板バネ(26,26)における挿通孔(28,28)の開口縁で係止保持するよう構成し
    前記取付部(30)は、
    外面に前記保持部(22)が設けられ、上下方向に延在する第1片部(32a)およびこの第1片部(32a)の上端縁に連設すると共に水平方向に延在する第2片部(32b)を有する本体片(32)と、
    当接部(38a)および操作部(38b)からなる略L字状に屈曲形成され、該L字状の開放側を下方に向けた状態で屈曲部分が前記第2片部(32b)の下方に揺動可能に配設され、当接部(38a)と第1片部(32a)の内面との間で取付対象物(10)を挟持可能な挟持片(38)と、
    常に前記挟持片(38)を前記本体片(32)における第1片部(32a)の内面に向けて付勢する付勢手段(40)とから構成され、
    前記取付対象物(10)の上縁に第2片部(32b)の下面を当接させると共に、前記当接部(38a)と第1片部(32a)の内面との間で取付対象物(10)を挟持して、取付対象物(10)に取付けられる
    ことを特徴とする温度センサ保持部材。
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