JP4826339B2 - トラクターのエンジン制御装置 - Google Patents

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この発明は、トラクターのエンジン制御装置に関する。
トラクターは、単なる移動のための走行や作業機を駆動させながらの走行等種々の負荷条件に対応してエンジン出力を制御することが行われている。
例えば、ガバナに制御調節用のアクチュエーターを接続し、作業機の作業モードに応じてアクチェーターを作動してガバナによって燃料の噴射量を変更しエンジンの出力を制御することが行われている。
特開2000−220486号公報
トラクターは、移動走行時と耕運作業等の作業時におけるエンジンにかかる負荷変動が大きく違っている。さらに作業時には耕地の固さによってもエンジンの負荷が大きく変動してエンジンの回転数が変化し易く作業運転者の操縦操作を困難にしている。
そこで、本発明では、作業に応じてエンジンの出力を自動的に制御して作業運転者の操縦負担を少なくすることを目的とするもので、従来では前記の如く作業モードに応じてガバナを調整しエンジンの回転制御が行われるが、このガバナを自動調節する方法は制御機構が複雑になり制御応答性が悪い問題がある。
そこで、本発明では、燃料混合気体を高圧で蓄積した蓄圧室からエンジンの各気筒への燃料噴射量や噴射タイミングをマイコン制御で行うコモンレールシステムを利用することで制御機構を簡単にして、制御応答性をよくすると共に燃費の向上や騒音の低減を図ることを課題とする。また、作業中における重作業モードへの切り換えを行えることを課題とする。トラクタの操作に関連して通常作業モード、重作業モード、走行モードに切り換える。
本発明の上記課題は次の構成によって達成される。
すなわち、請求項1の発明は、エンジンの制御モードを走行モードSと通常作業モードWと重作業モードHWの三つのモードに設定し、走行モードSは負荷が加わると出力トルクが低下するモードで使用し、通常作業モードWは負荷が加わっても限界まではエンジン回転を一定に保つモードで使用し、重作業モードHWは出力トルクが限界に達すると回転数を上昇させて限界を高めるモードで使用する構成とし、
これらの制御モードはそれぞれ専用の回転数と出力トルクの関係を示すアクセルトルクマップAM、メイン噴射のタイミングを回転数と燃料噴射量の関係で示す噴射タイミングマップTM、レール圧を回転数と燃料噴射量の関係で示すレール圧マップLM、及びパイロット噴射回数を回転数と燃料噴射量の関係で示すパイロットマップPMを備え、
前記走行モードS、通常作業モードW、重作業モードHWの切り換えによって各制御モードが備えるそれぞれ専用のアクセルトルクマップAM、噴射タイミングマップTM、レール圧マップLM、及びパイロットマップPMを切り換えてエンジンを制御すべく構成し、
耕耘作業レバーの作業位置への切り換え、又は作業機を駆動するPTO駆動クラッチの入りと作業機昇降レバーの降下信号に連動して通常作業モードWに切り換えて作業を行うとともに通常作業モードWで作業中にアクセルペダルを踏み込むと重作業モードHWへ切り換わるように構成し、
踏んだ側に旋回する左右ブレーキペダルを設け、左側又は右側のブレーキペダルを踏むと通常作業モードW維持し、左右の両ブレーキペダルを踏むと走行モードSに切り換わる構成としたことを特徴とするトラクターのエンジン制御装置の構成とした。
請求項1に記載の発明によると、エンジンの制御モードを走行モードSと通常作業モードWと重作業モードHWの三つのモードに切り換えて作業条件に応じたエンジンの出力で制御できるのである。即ち、走行モードS、通常作業モードW、重作業モードHWの切り換えによって各制御モードが備えるそれぞれ専用のアクセルトルクマップAM、噴射タイミングマップTM、レール圧マップLM、及びパイロットマップPMを切り換えてエンジンを制御するので、その制御がレール圧の制御だけでなく、メイン噴射のタイミングとパイロット噴射回数を加味した制御で行われるので、燃料消費量を低減し騒音を低下できる。
そして、通常作業モードWで作業中にアクセルペダルを踏み込むと重作業モードHWへ切り換わるように構成したので、操作性が向上する。また、作業機を駆動するPTO駆動クラッチの入りと作業機昇降レバーの降下信号で作業開始を確実に検出できる。
まず、蓄圧式燃料噴射ディーゼルエンジンについてその概要を説明する。蓄圧式燃料噴射ディーゼルエンジンとは、ディーゼルエンジンにおいて各気筒へ燃料を噴射するインジェクタへの燃料供給を要求された圧力にしたコモンレール(蓄圧室)を介して行うもので、図1に示すシステム図で燃料噴射制御状態を説明する。
燃料タンク10内の燃料は吸入路11により燃料フィルタ12を介してエンジンで駆動される高圧ポンプ13に吸入され、この高圧ポンプ13によって加圧された高圧燃料は吐出路14によりコモンレール15に導かれて蓄えられる。
コモンレール15内の高圧燃料は各高圧燃料供給路16により気筒数分のインジェクタ(燃料噴射弁)17に供給され、エンジンコントロールユニット(以下「ECU」という)18からの指令に基づき、各気筒ごとにインジェクタ17が開弁作動して、高圧燃料がエンジンの各燃焼室内に噴射供給される。
各インジェクタ17での余剰燃料(リターン燃料)は各リターン路19により共通リターン路20へ導かれ、燃料タンク10へ戻される。
また、コモンレール15内の燃料圧力(コモンレール圧力)を制御するため、高圧ポンプ13に圧力制御弁21が設けられている。この圧力制御弁21はエンジンコントロールユニットECU18からのデューティ信号によって高圧ポンプ13から燃料タンク10への余剰燃料のリターン路20の流路面積を調整するものであり、これによりコモンレール15側への燃料吐出量を調整して、コモンレール圧力を制御することが出来る。具体的には、エンジン運転条件に応じて目標コモンレール圧力を設定し、コモンレール圧センサ22により検出されるコモンレール圧力がこの目標コモンレール圧力と一致するように、圧力制御弁21を介してコモンレール圧力をフィードバック制御する。
このように、コモンレール圧力を変更することで燃料噴射量を変更してエンジン回転数を制御できるので、例えば、回転数変動を監視して0.1秒間に100rpm以上の回転変動があればコモンレール圧力を低下させて回転数の変動を緩やかにするようなことが出来る。
図2は、エンジンコントロールユニットECU18の信号入力制御ブロック図である。
エンジン回転数センサ23、気筒判別センサ24、アクセルペダルやアクセルレバーの開度センサ25、吸入空気のターボ圧センサ26、吸気温度センサ27、ラジエター水温センサ28、吸入空気量センサ29、作業レバーの位置センサ30、コモンレール圧センサ22、タイマー60の情報がエンジンコントロールユニットECU18へ入力し、このECUからグロープラグ制御信号31、インジェクタ制御信号32、コモンレール圧制御信号33が出力される。
このディーゼルエンジンは、データマップから導かれるレール圧やメイン噴射タイミング及びパイロット噴射回数で出力を制御されている。
まず、エンジンの出力を制御するパターンを図3に示す走行モードSと通常作業モードW及び重作業モードHWの三種類のアクセルトルクマップAMに設定している。このアクセルトルクマップAMは回転数と出力トルクとの関係からなり、走行モードSは負荷が加わると出力トルクが低下するモードで単なる走行時に使用し、作業モードWは負荷が加わっても限界までは出力トルクを一定に保つモードで通常の作業時に使用し、重作業モードHWは出力トルクが限界に達すると回転数を上昇させて限界を高めるモードで特に作業負荷が大きくなるような場合に使用して作業限界を高める。
既に説明したように燃料の噴射量は、コモンレール15の圧力によって決められるが、このコモンレール圧を決めるために回転数と燃料噴射量との関係からコモンレール圧を表すデータ表としてレール圧マップLMがある。図5が走行モードS用のレール圧マップLMで、図6が作業モードW用のレール圧マップLMで、図7が重作業モードHW用のレール圧マップLMである。
エンジンの出力は、インジェクタ17のメイン噴射タイミング(上死点からの噴射タイミング角度)によって変化するので、回転数と燃料噴射量との関係から噴射タイミングを表すデータ表として噴射タイミングマップTMがある。図8が走行モードS用の噴射タイミングマップTMで、図9が作業モードW用の噴射タイミングマップTMで、図10が重作業モードHW用の噴射タイミングマップTMである。
ディーゼルエンジンでは、メイン噴射に先立って少量の燃料をパルス的に噴射するパイロット噴射を行うことにより、着火遅れを短縮し、ディーゼルエンジン特有のいわゆるノック音を低減することが知られている。このパイロット噴射の回数を回転数と燃料噴射量との関係から表すデータ表としてパイロット噴射マップPMがある。図11が走行モードS用のパイロット噴射マップPMで、図12が作業モードW用のパイロット噴射マップPMで、図13が重作業モードHW用のパイロット噴射マップPMである。
レール圧と噴射タイミング及びパイロット回数は、相互に関連しあってエンジンの出力トルクと燃料噴射量及び騒音に影響しているが、例えば、エンジンの回転数が2400rpmの場合の各モードにおける制御値は、図14の如くなり、出力が20%上昇する重負荷モードHWで燃料噴射量が約4mg/cyc低下する。
以上に述べた走行モードSと通常作業モードW及び重作業モードHWへの切り換えは、モード切替ダイアルで行ったり、トラクターであれば耕耘作業レバーの作業位置への切り換えに連動して通常作業モードWに切り換えて作業中にアクセルペダルを強く踏み込むことで重作業モードHWへ切り換わるようにしても良い。
また、湿田作業設定スイッチを設けている場合には、湿田作業時に負荷が増大する為、この湿田作業設定スイッチを「入」にすることで重作業モードHWへ切り換わるようにしても良い。
また、トラクターにおいて、PTO駆動クラッチの「入」と作業機昇降レバーの「降下」信号で作業開始を確実に検出して通常作業モードWに切り換えるようにしても良い。
さらに、トラクターやコンバインで左右ブレーキペダルを設けて踏み込んだ側へ旋回するようにした場合には、片側のブレーキペダルを踏み込んだだけでは通常作業モードWを持続し両ブレーキペダルを踏み込むことで走行モードSに切り換わるようにしても良い。
図15にインジェクタ17の構造を示す。インジェクタ17本体内には上下にバルブチャンバ34とノズルチャンバ35とからなる燃料の溜り部を設け、それぞれの圧力を保持するアーマチャ36とニードル37がバネ38,39でその出口を押圧して閉鎖している。40は燃料供給路、41は燃料戻り路、42が燃料噴射のノズル、43がソレノイドである。
ソレノイド43に通電するとアーマチャ36が引き上げられアーマチャ36先端のボール44が浮き上がってバルブチャンバ34内の燃料が燃料戻り路41からリークする。すると、ニードル37が上昇しノズルチャンバ35内の燃料がノズル42からエンジンのシリンダ内へ噴射されるのである。
図16は、上記インジェクタ17における燃料噴射に到る電流とニードル37の上昇とバルブチャンバ34内圧力と燃料噴射タイミングの時間経過状態であるが、通電開始と燃料噴射には時間差が生じて燃料噴射前にノズルチャンバ35内の圧力が低下する。従って、短時間のパイロット噴射時にメイン噴射時より圧力が低下するのである。この現象はパイロット噴射圧をメイン噴射圧より低下させる制御に好都合であるが、エンジンがオーバーランした場合にもレール圧を低下させるよう作用して騒音の低減になる。
パイロット噴射は図11から図13に示すパイロットマップによって噴射回数が1回から3回まで変更されるが、そのパイロット回数変更は、気筒ごとに時間をずらすことで騒音の急激な増加が防がれる。例えば、4気筒エンジンの場合、パイロット無しからパイロット1回に切り替える際に、まず1気筒でパイロット噴射を開始し順次2気筒、3気筒、4気筒と段階的に等時間間隔でパイロット噴射を行う気筒を増やして行くことで、騒音の急激な増加を抑えることが出来る。なお、このパイロット噴射開始は着火順序を気筒順番或いは気筒を一つ飛ばして2気筒ずつ等間隔で開始してもよい。
図17は、レール圧補正マップである。レール圧マップは燃料噴射量の制御に用いられるが、急激なアクセルワークによって燃料噴射量を急激に増加させるとエンジンの回転が追いつかず黒煙発生の原因になる。そこで、このレール圧補正マップを用いて急激なアクセルワークのレール圧増加率を低下させて黒煙発生を抑える。
急激なアクセルワークによる黒煙発生対策としては、アクセルペダルの動きを検出する開度センサ25の信号を直接入力データとして利用するのではなく、時間遅れで制御信号に入力させたり変化率を低下させたりして入力データとして使用することも考えられる。
図18は、排気ガスの一部をシリンダ内に再度循環させてシリンダ内での燃焼を緩やかにし燃焼温度をさげて、NOx(窒素酸化物)とPM(ディーゼル黒煙)の発生を低減させるEGRシステムの改良構造を示す。その改良点は吸入路47に吸気絞り弁51を設けたことであり、これにより従来の排気路にEGRバルブを設けた構成よりも構造が単純化され低コストで生産できる。その構造は、吸入と排気の共通路52に設けたVGターボ45により給気を加圧し、シリンダ48に吸気路47から新鮮空気を供給しシリンダ48から排気路49から排気ガスを排出する。排気路47にはインタークーラ46と吸気絞り弁51を設けている。吸気バルブ53と排気バルブ54は別駆動によって開閉し、排気バルブ54は排気二段リフトカム50によって排気途中で開き排気の一部をシリンダ48内へ逆流する。吸気絞り弁51は新鮮空気の供給量を調節することによってEGR率を変更する。VGターボ45の加圧率はエンジンコントロールユニットECUで調整するようにしても良い。また、VGターボ45の加圧率でパイロット噴射の回数を調整するようにしても良い。すなわち、なんらかの原因で加圧率が低下すると、パイロット噴射の回数を多くしてエンジン出力の低下及び排気ガスの悪化を防ぐのである。
以上の如く出力制御をおこなうディーゼルエンジンで、走行モードSと通常作業モードW及び重作業モードHWは、次の如く使い分けるのである。
走行モードSは、回転数の変動で出力も変動するドループ制御で、農作業を行わず移動走行する場合に使用する。単なる移動のために走行する場合には、例えばブレーキをかけて走行速度を減速したり停止したりしようとすると、この走行負荷の増大に伴ってエンジン回転数が低下するため、この走行速度の減速ないし停止を安全に行うことができ、また、例えば、登坂時におけるエンジンの負荷状態を操縦者が察知できる。
通常作業モードWは、負荷が変動しても回転数が一定で出力を負荷に応じて変更するアイソクロナス制御で、通常の農作業を行う場合に使用する。例えば、コンバインであれば収穫作業であり、トラクターであれば乾田での耕運作業であって、収穫物が多くて負荷が増大しても耕地が固くて耕運刃に抵抗がかかっても出力が変動して回転数を維持するので、運転作業者が楽に操縦できる。
重作業モードHWは、通常作業モードWと同様に負荷が変動しても回転数一定で出力を負荷に応じて変更するアイソクロナス制御に負荷限界近くになると回転数を上昇させて出力を上げる重負荷制御を加えた制御で、特に負荷限界近くで農作業を行う場合に使用する。例えば、トラクターで耕運作業を行っている際に特に硬い耕地に出くわしてもエンジン出力が通常の限界を越えて増大するので作業を中断することがない。
なお、このエンジン出力限界近くでの作業時にはエンジン回転数が増加するので、走行速度も速くなるが、これを防ぐために走行伝動経路に変速機を設け走行速度を一定にするよう制御すれば良い。
本発明によるディーゼルエンジンの燃料供給構成図である。 本発明実施例の制御ブロック図である。 本発明実施例のエンジン制御モード図である。 モード切り換えの模式図である。 走行モード用レール圧マップである。 作業モード用レール圧マップである。 重作業モード用レール圧マップである。 走行モード用噴射タイミングマップである。 作業モード用噴射タイミングマップである。 重作業モード用噴射タイミングマップである。 走行モード用パイロット噴射マップである。 作業モード用パイロット噴射マップである。 重作業モード用パイロット噴射マップである。 各制御モードによるレール圧と噴射タイミング及びパイロット回数の最適設定値を表す表である。 インジェクタの実施例である。 インジェクタの実施例における制御地のタイムチャートである。 別実施例のテール圧マップである。 EGRシステムの実施例模式図である。
S 走行モード
W 通常作業モード
HW 重作業モード
AM アクセルトルクマップ
TM 噴射タイミングマップ
LM レール圧マップ
PM パイロットマップ

Claims (1)

  1. エンジンの制御モードを走行モード(S)と通常作業モード(W)と重作業モード(HW)の三つのモードに設定し、走行モード(S)は負荷が加わると出力トルクが低下するモードで使用し、通常作業モード(W)は負荷が加わっても限界まではエンジン回転を一定に保つモードで使用し、重作業モード(HW)は出力トルクが限界に達すると回転数を上昇させて限界を高めるモードで使用する構成とし、
    これらの制御モードはそれぞれ専用の回転数と出力トルクの関係を示すアクセルトルクマップ(AM)、メイン噴射のタイミングを回転数と燃料噴射量の関係で示す噴射タイミングマップ(TM)、レール圧を回転数と燃料噴射量の関係で示すレール圧マップ(LM)、及びパイロット噴射回数を回転数と燃料噴射量の関係で示すパイロットマップ(PM)を備え、
    前記走行モード(S)、通常作業モード(W)、重作業モード(HW)の切り換えによって各制御モードが備えるそれぞれ専用のアクセルトルクマップ(AM)、噴射タイミングマップ(TM)、レール圧マップ(LM)、及びパイロットマップ(PM)を切り換えてエンジンを制御すべく構成し、
    耕耘作業レバーの作業位置への切り換え、又は作業機を駆動するPTO駆動クラッチの入りと作業機昇降レバーの降下信号に連動して通常作業モード(W)に切り換えて作業を行うとともに通常作業モード(W)で作業中にアクセルペダルを踏み込むと重作業モード(HW)へ切り換わる構成とし、
    さらに、踏んだ側に旋回する左右ブレーキペダルを設け、左側又は右側のブレーキペダルを踏むと通常作業モード(W)を維持し、左右の両ブレーキペダルを踏み込むと走行モード(S)に切り換わる構成としたことを特徴とするトラクターのエンジン制御装置。
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