JP4826338B2 - Cugサービスシステム、グループ管理装置、グループ管理装置制御プログラムおよびグループ管理方法 - Google Patents

Cugサービスシステム、グループ管理装置、グループ管理装置制御プログラムおよびグループ管理方法 Download PDF

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Description

本発明は、CUGサービスシステム、これに使用されるグループ管理装置、グループ管理装置制御プログラムおよびグループ管理方法に係わり、たとえばオンデマンドで特定のグループのメンバだけがアクセスできる情報サービスとしてのCUGサービスシステム、これに使用されるグループ管理装置、グループ管理装置制御プログラムおよびグループ管理方法に関する。
CUG(Closed Users Group;閉域ユーザグループ)サービスと呼ばれる情報サービスが存在している。たとえば、デザイン会社やその協力会社と印刷所は、相互に画像データ等の大容量のデータをセキュリティを確保しながら通信する必要がある。このような場合には、これら特定の会社等のグループのメンバの間でCUGを構築して、データの通信を行うことが、第1の提案として従来から行われている(たとえば特許文献1参照)。
このようなCUGを用いた情報サービスでは、CUGサーバにCUGのメンバリストをグループ情報として登録することが第2の提案として提案されている(たとえば特許文献2参照)。この第2の提案によれば、CUGのメンバとしての通信端末装置から送信された発呼要求を呼制御サーバに送信し、呼制御サーバがこの発呼要求をPOCサーバに送信するようにしている。POCサーバは、呼制御サーバから送信されたその通信端末装置の発呼要求を基に、CUGサーバにアクセスし、発呼要求を行った通信端末装置の認証処理を、CUGサーバが管理するグループ情報を基に行っている。この認証処理により、CUGサーバが管理する各通信端末装置の端末識別情報を含むグループ情報をPOCサーバが取得して、グループ情報内のそれぞれの通信端末装置間の呼制御を呼制御サーバで確立させる。これにより、CUGのメンバである通信端末装置から送信された音声情報が呼制御サーバに送信されると、呼制御サーバは、CUGサーバから取得したグループ情報内のそれぞれの通信端末装置に対して音声情報を送信するようにしている。
すなわち、第2の提案ではグループ内の複数のユーザに同報通信を行う場合に限定されている。また、通信方式も、無線基地局を使用した無線システムを採用している。また、CUGのグループ情報の登録については、ホスト通信端末装置がグループ申請要求をCUGサーバに送信し、CUGサーバはこれを受信するとグループ識別情報を生成してグループテーブルに付与すると共に、グループ情報を更新する際に必要となるパスワードを生成するようになっている。そして、このパスワードおよびグループ識別情報はホスト通信端末装置に送信され、ホスト通信端末装置はこれらの情報をメンバとなる参加者に通知するようになっている。これにより、これらの参加者がCUGサーバにアクセスすることで、グループ情報内のメンバーリストへの追加登録が可能になっている。
特開2005−210380(第0021段落、図1) 特開2005−217584(第0056、第0066、第0073段落、図1)
このように第2の提案では、CUGのグループ情報の登録までの処理が煩雑であり、エンドユーザによるCUGサービス開始が即時に行えないという問題がある。また、通信も無線基地局を使用した無線による同報通信に限定されるという問題がある。
最近では、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)やFTTH(Fiber To The Home)といったブロードバンドネットワークが各事業所や個人宅に普及しており、これと共にCUGもIP(Internet Protocol)ベースのものが主流となってきている。ところが、CUGサービスシステムをIPベースで行おうとすると、次のような問題があった。
(1)CUGサービスシステムをIP化するには、IPルーチングの知識が必要とされる他、CUGによる特定グループを構築するたびにルーチングテーブルの変更等のネットワーク上での各種設定の変更が必要とされた。そこで、エンドユーザがその必要とする任意のタイミングで、かつ即時にIPベースのCUGを構成することが困難とされた。
(2)CUGを構成する端末が、別の拠点に移動するような場合には、IPアドレス中のネットワーク部が変更となる。このため、その端末をCUGのグループに自動で再登録することが困難であった。
(3)従来のIP網で、サーバ専用機を必要としないピア(Peer;対等)ツーピアでネットワークを構成する場合がある。このようなピアツーピアによるCUGサービスシステムは、経路途中のシステムに依存しない一方のエンドシステムと反対側のエンドシステムからなるエンドツーエンドでのIPルーチングにより実現している。このため、CUGサービスシステムの接続実績に応じたサービストラヒックの把握や、接続実績に応じた従量課金を行うことが困難となる。このため、このようなCUGサービスシステムでは、月極のような比較的長い期間で区切った課金以外は困難であった。
(4)CUGサービスシステムでは、通信を行う特定グループは2台の端末に限られるものではなく、3台以上の端末で構成されていてもよい。ところが、3台以上の端末でピアツーピアのCUGサービスシステムを確立しようとすると、各端末をメッシュ状のネットワークに接続するという煩雑さが生じる。このため、特定グループの端末の増加に伴って、エンドユーザの操作負担が増大する。
そこで、本発明の目的は、IP網を用い、エンドユーザによるCUGサービスの開始を迅速に行うことができるCUGサービスシステム、グループ管理装置、グループ管理装置制御プログラムおよびグループ管理方法を提供することにある。
本発明では、(イ)IP網に接続され、自端末と共に特定の閉じたグループ内での通信に参加することを所望するそれぞれの端末の情報をグループ単位で入力するグループ参加端末情報入力端末と、(ロ)前記したIP網に接続され、前記したグループ参加端末情報入力端末から入力された前記したそれぞれの端末の該当するグループへの参加の可否を、これらの端末に個別に問い合わせることで判定する参加可否判定手段と、この参加可否判定手段で参加を可とする端末を該当するグループのメンバに追加していくことでグループごとに参加する端末のリストを構成するグループ別リスト構成手段と、このグループ別リスト構成手段の構成した任意のグループのリストに含まれるいずれかの端末からそのグループを構成する各端末の間での通信が要求されたとき、このグループに参加する各端末のIPアドレスを特定するための情報としてのSIP−URI情報を要求したその端末に送付して接続の開始を指示し、前記したその端末による前記した任意のグループを構成するそれぞれの端末とのIP呼を個別に確立させることで前記した任意のグループの間におけるIP呼が確立した端末間でピアツーピアの通信を可能とさせる接続用グループ参加端末情報送付手段とを備えたグループ管理装置とをCUGサービスシステムが具備する。
また、本発明では、(イ)IP網に接続され、自端末と共に特定の閉じたグループ内での通信に参加することを所望するそれぞれの端末の情報をグループ単位で入力するグループ参加端末情報入力端末から入力された前記したそれぞれの端末の該当するグループへの参加の可否を、これらの端末に個別に問い合わせることで判定する参加可否判定手段と、(ロ)この参加可否判定手段で参加を可とする端末を該当するグループのメンバに追加していくことでグループごとに参加する端末のリストを構成するグループ別リスト構成手段と、(ハ)このグループ別リスト構成手段の構成した任意のグループのリストに含まれるいずれかの端末からそのグループを構成する各端末の間での通信が要求されたとき、このグループに参加する各端末のIPアドレスを特定するための情報としてのSIP−URI情報を要求したその端末に送付して接続の開始を指示し、前記したその端末による前記した任意のグループを構成するそれぞれの端末とのIP呼を個別に確立させることで前記した任意のグループの間におけるIP呼が確立した端末間でピアツーピアの通信を可能とさせる接続用グループ参加端末情報送付手段と、(ニ)前記した任意のグループを構成する端末の間で通信が行われているときで、そのグループでの通信の終了がそのグループに参加した端末のいずれかから要求されたとき、このグループに参加する各端末に対してIP呼を切断させる要求を送付することでこのグループを構成するそれぞれの端末とのIP呼を切断させる切断用グループ参加端末情報送付手段とをグループ管理装置が具備する。
更に本発明のグループ管理装置制御プログラムでは、(イ)IP網に接続された複数の端末で特定の閉じたグループを構成させて、その端末間での通信を管理するグループ管理装置のコンピュータに、(ロ)自端末と共に特定の閉じたグループ内での通信に参加することを所望するそれぞれの端末の情報をグループ単位で入力するグループ参加端末情報入力端末から入力された前記したそれぞれの端末の該当するグループへの参加の可否を、これらの端末に個別に問い合わせることで判定する参加可否判定処理と、(ハ)この参加可否判定処理で参加を可とする端末を該当するグループのメンバに追加していくことでグループごとに参加する端末のリストを構成するグループ別リスト構成処理と、(ニ)このグループ別リスト構成処理で構成した任意のグループのリストに含まれるいずれかの端末からそのグループを構成する各端末の間での通信が要求されたとき、このグループに参加する各端末のIPアドレスを特定するための情報としてのSIP−URI情報を要求したその端末に送付して接続の開始を指示し、前記したその端末による前記した任意のグループを構成するそれぞれの端末とのIP呼を個別に確立させることで前記した任意のグループの間におけるIP呼が確立した端末間でピアツーピアの通信を可能とさせる接続用グループ参加端末情報送付処理と、(ホ)前記した任意のグループを構成する端末の間で通信が行われているときで、そのグループでの通信の終了がそのグループに参加した端末のいずれかから要求されたとき、このグループに参加する各端末に対してIP呼を切断させる要求を送付することでこのグループを構成するそれぞれの端末とのIP呼を切断させる切断用グループ参加端末情報送付処理とを実行させる。
また本発明では、(イ)IP網に接続され、自端末と共に特定の閉じたグループ内での通信に参加することを所望するそれぞれの端末の情報をグループ単位で入力するグループ参加端末情報入力端末から入力された前記したそれぞれの端末の該当するグループへの参加の可否を、これらの端末に個別に問い合わせることで判定する参加可否判定ステップと、(ロ)この参加可否判定ステップで参加を可とする端末を該当するグループのメンバに追加していくことでグループごとに参加する端末のリストを構成するグループ別リスト構成ステップと、(ハ)このグループ別リスト構成ステップで構成した任意のグループのリストに含まれるいずれかの端末からそのグループを構成する各端末の間での通信が要求されたとき、このグループに参加する各端末のIPアドレスを特定するための情報としてのSIP−URI情報を要求したその端末に送付して接続の開始を指示し、前記したその端末による前記した任意のグループを構成するそれぞれの端末とのIP呼を個別に確立させることで前記した任意のグループの間におけるIP呼が確立した端末間でピアツーピアの通信を可能とさせる接続用グループ参加端末情報送付ステップと、(ニ)前記した任意のグループを構成する端末の間で通信が行われているときで、そのグループでの通信の終了がそのグループに参加した端末のいずれかから要求されたとき、このグループに参加する各端末に対してIP呼を切断させる要求を送付することでこのグループを構成するそれぞれの端末とのIP呼を切断させる切断用グループ参加端末情報送付ステップとをグループ管理方法が具備する。
以上説明したように本発明によれば、グループに関する事前の登録手続きなしで、任意の端末が任意のCUGを構築することができる。また、エンドユーザはメッシュ上の呼接続操作を意識することなく、一度のCUG開始要求により、結果的に複数端末間のピアツーピア通信を確立することができる。更に本発明によれば、CUGの開始後はIP呼が確立しており、それぞれの端末間の通信は、固定的なルーティングとなるため、ネットワーク全体にかかる負荷を軽減することができる。
以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例におけるCUGサービスシステムの構成の概要を表わしたものである。この図1に示したCUGサービスシステム100では、IP網101にCUGの特定グループの構成の対象となる第1の端末102が接続されている。また、SIP(Session Initiation Protocol)−URI(Uniform Resource Identifier)・IPアドレス変換装置103を介して、CUGの特定グループの構成の対象となる第2および第3の端末104、105が接続されている。更に、IP網101には、グループ管理情報格納装置106を備えたCUG管理装置107と、接続実績情報格納装置108をそれぞれ接続したSIPルーティング制御装置109および課金データ生成装置110が接続されている。
ここで、第1の端末102は、SIP−URI・IPアドレス変換装置103と同一の機能を備えたSIP−URI・IPアドレス変換部112と、ブラウザ、ファイル共有ソフト、TV会議システム等のネットワークとの通信を前提とした任意の応用プログラムからなるアプリケーション部113から構成されている。このような第1の端末102は、たとえば図示しないCPU(Central Processing Unit)がハードディスク等の図示しない記憶媒体に格納された制御プログラムを実行することで所望の制御を実現する通常のパーソナルコンピュータで構成することができる。
なお、SIP−URIにおける「SIP」とは、IETF(Internet Engineering Task Force)がRFC(Request For Comments)2543として標準化した呼制御プロトコルであり、インターネットとの親和性が高いという特徴がある。「URI」は統一資源識別子であり、リソースの場所や特定の物などを指し示す座標という意味合いをもっている。SIPの呼制御メッセージ接続要求や応答のメッセージは、テキスト形式で記述されるようになっている。宛先と発信元は、SIP−URIというフォーマットで記載される。SIP−URIを使用することで、アプリケーションの開発や製品への実装が容易になる。
第2および第3の端末104、105は、たとえば通常のパーソナルコンピュータやPDA(Personal Digital Assistant)あるいはネットワーク機能を有する情報家電で構成されている。情報家電は、テレビジョン、大容量のHDD(Hard Disk Drive)レコーダ等のAV(Audio Visual)機器が代表的である。このような第2および第3の端末104、105は、第1の端末102と同様に図示しないCPUを備えており、図示しないROM(Read Only Memory)等の記憶媒体に格納された制御プログラムを実行することで所望の制御を実現するようになっている。
SIP−URI・IPアドレス変換装置103は、シグナリングプロトコルの一種であるSIP(Session Initiation Protocol)を終端する機能と、第1の端末102からSIPルーティング制御装置109を経由して流れてきた情報を透過的に第2および第3の端末104、105に伝達する機能を有している。SIP−URI・IPアドレス変換装置103とこれら第2および第3の端末104、105の間の伝送路は、たとえば企業内LAN(Local Area Network)のようなIP網101とは独立したローカルエリアネットワークで構成することができる。この場合、SIP−URI・IPアドレス変換装置103は、SIPルーティング制御装置109を経由して受信した電文の宛先であるSIP−URIを参照して、第2あるいは第3の端末104、105のうちの該当するローカルアドレス宛にこの電文を転送する機能を有する。
IP網101は、インターネットやキャリアの地域IP網である。第1の端末102内のSIP−URI・IPアドレス変換部112、SIP−URI・IPアドレス変換装置103、CUG管理装置107、SIPルーティング制御装置109および課金データ生成装置110は、このIP網101を介して相互に通信することが可能である。
このようなCUGサービスシステム100で、第1の端末102のユーザが第2の端末104をCUGに登録する場合を例にとって、新規にCUGのグループを構築する際の制御の様子を説明する。この際、適宜、図1を使用する。
図2は、CUGのグループの新既登録の際に参加問い合わせ依頼端末が参加問い合わせを行う制御の様子を表わしたものである。図1とともに説明する。CUGの参加問い合わせ依頼端末としての第1の端末102のユーザは、アプリケーション部113の該当するアプリケーションプログラムが動作している状態で、第1の端末102の図示しないキーボードやポインティングデバイスとしてのマウス等の入力装置を使用して、同じく図示しないディスプレイにCUGへの参加を希望する端末(CUG参加端末)の情報を入力する(ステップS201:Y)。CUGへの参加を希望する端末の数は、1台であってもよいし、複数台であってもよい。
第1の端末102は、CUGへの参加を希望する端末1台についてそのSIP−URIを指定して、アプリケーション部113からSIP−URI・IPアドレス変換部112およびIP網101を経由してCUG管理装置107に対してCUGへの参加問い合わせを依頼する(ステップS202)。そして、アプリケーション部113は依頼結果が受信されるのを待機する(ステップS203)。
図3は、CUGのグループの新既登録の際における参加問い合わせの依頼に対するCUG管理装置の制御の様子を表わしたものである。図1および図2とともに説明する。CUG管理装置107は、図2のステップS202によるCUGへの参加問い合わせの依頼を受信すると(ステップS221:Y)、この依頼の送信側である第1の端末102のSIP−URIを自装置の予め定めた記憶領域に登録する(ステップS222)。次に、第1の端末102から送られてきた情報から着信側、すなわちCUGのグループへの参加を問い合わされた端末のSIP−URIを特定する(ステップS223)。ここでは、第2の端末104のSIP−URIが特定されたものとして説明を行う。
この場合、CUG管理装置107は、SIPルーティング制御装置109に対して、着信側である第2の端末104のSIP−URIを指定して参加の可否を問う参加問い合わせの要求を送信する(ステップS224)。そして、参加問い合わせの結果が受信されるのを待機することになる(ステップS225)。
図4は、参加問い合わせの要求の送信先となったSIPルーティング制御装置の参加問い合わせに対する制御の様子を表わしたものである。図1とともに説明する。SIPルーティング制御装置109は参加問い合わせの要求があると(ステップS241:Y)、着信側である第2の端末104のSIP−URI・IPアドレス変換装置あるいはSIP−URI・IPアドレス変換部へのルーティングを制御する(ステップS242)。この例の場合には、第2の端末104に辿り着くSIP−URI・IPアドレス変換装置103へのルーティングを行うことになる。
図5は、本実施例で着信側となるSIP−URI・IPアドレス変換装置が参加問い合わせを受けた場合の制御の様子を表わしたものである。SIP−URI・IPアドレス変換装置103は、SIPルーティング制御装置109を経由して送られてきた参加問い合わせ(図3ステップS224参照)を受信すると(ステップS261:Y)、受信したSIP−URIより着信側の端末のIPアドレスを特定する(ステップS262)。この例の場合には第2の端末104のIPアドレスが特定されることになる。そこで、SIP−URI・IPアドレス変換装置103は、送られてきたCUGのグループへの参加問い合わせを着信端末としての第2の端末104に転送する(ステップS263)。そして、第2の端末104からの参加問い合わせ結果が受信されるのを待機することになる(ステップS264)。
なお、第2の端末104が第1の端末102と同様にSIP−URI・IPアドレス変換部を内蔵している場合には、SIPルーティング制御装置109を経由して送られてきた参加問い合わせをそのSIP−URI・IPアドレス変換部が受信して、参加の可否をそのユーザが決することになる。
図6は、参加問い合わせがあった着信端末の制御の様子を表わしたものである。第2の端末104は参加問い合わせをSIP−URI・IPアドレス変換装置103経由で受信すると(ステップS281:Y)、図示しないそのディスプレイに第1の端末102がCUGのグループへの参加を問い合わせていることを表示し、ユーザの回答を要求する(ステップS282)。これに対して第2の端末104のユーザは、図示しないディスプレイやマウスといった入力手段を使用して参加の可否を入力することになる(ステップS283:Y)。すると、第2の端末104はこの参加問い合わせの結果を着信側のSIP−URI・IPアドレス変換装置103に送信する(ステップS284)。
図5に戻って説明を続ける。示したSIP−URI・IPアドレス変換装置103は、ステップS263で参加問い合わせを転送した後、この参加問い合わせの結果を受信すると(ステップS264:Y)、これをCUG管理装置107に転送する(ステップS265)。
CUG管理装置107は、図3のステップS225に示すように参加問い合わせの結果を受信すると(Y)、その内容がCUGのグループへの参加であるかどうかを判別する(ステップS226)。そして、第2の端末104が参加することが分かった場合には(Y)、そのSIP−URIを第1の端末102の作成するCUGのグループに追加する(ステップS227)。そして、参加問い合わせを依頼した端末である第1の端末102に対して、第2の端末104からの参加問い合わせ結果を通知する(ステップS228)。ステップS226で第2の端末104が参加しないことが判明した場合には(N)、その旨を第1の端末102に対して通知することになる(ステップS228)。
図2に示した第1の端末102では、この図3のステップS228の通知としての依頼結果を受信すると(ステップS203:Y)、第2の端末104の参加の可否を所定の記憶領域に登録する(ステップS204)。そして、ステップS201でCUGのグループへの参加を複数の端末に対して指定した場合には、指定した残りの端末が存在するかどうかを判別し(ステップS205)、残りの端末が存在する場合には(Y)、ステップS202に戻ってその端末についてCUGのグループへの参加の問い合わせを行うことになる。このようにして、CUGのグループへの参加の問い合わせがすべて終了したら(ステップS205:N)、参加問い合わせについてのすべての処理が終了する(エンド)。
なお、第1の端末102のユーザがたとえばA、B、Cの各端末の各ユーザのCUGのグループへの参加を予定していたところ、Aの端末のユーザが参加できないことを通知していたとき、代わりにDの端末のユーザの参加に切り替えるような場合がある。このような場合には、ステップS201の参加端末情報の入力内容を変更することになるが、本発明とは直接関係しない制御となるので、この説明は省略する。
以上のようにしてCUGのグループに参加するユーザが新規に登録されたら、CUGの各端末に対し、ピアツーピアの通信を確立することができる。また、利用状況に応じた課金データを生成して、課金処理を行うことができる。まず、構築済みのCUGの端末間でIP呼が確立するまでの制御を説明する。ここでは、第1の端末102が第2の端末104とCUGサービスによる通信の開始(以下CUG開始と称する。)をするものとする。適宜、図1を使用して説明を行う。
図7は、CUG開始を要求する端末のCUG開始指示時の制御の様子を表わしたものである。第1の端末102では、そのアプリケーション部113が図示しないディスプレイに登録されているCUGのグループを表示する(ステップS301)。ユーザがその中から今回のCUGサービスで通信を行うCUGのグループを選択すると(ステップS302:Y)、そのグループが確認のためにディスプレイに表示される(ステップS303)。第1の端末102がCUGのグループを1つだけ登録している場合には、このような選択作業は不要である。
第1の端末102のユーザがこの状態でCUG開始を指示すると(ステップS304:Y)、該当するグループのCUG開始指示がアプリケーション部113からSIP−URI・IPアドレス変換部112を経由してCUG管理装置107に送信される(ステップS305)。ユーザがCUG開始の指示を行うことなく、開始の中止を指示すれば(ステップS304:N、ステップS306:Y)、CUG開始をすることなくCUG開始の処理が終了する(エンド)。
図8は、CUG開始制御におけるCUG管理装置の制御の様子を表わしたものである。CUG管理装置107は、図7のステップS305によるCUG開始指示を受信すると(ステップS321:Y)、該当するCUGを構成する端末(この例では第1の端末102)に収容されるSIP−URI・IPアドレス変換部112に接続開始の指示を送信する(ステップS322)。この後、CUG管理装置107は第1の端末102から指示されたCUGのグループに残りの端末が存在するかどうかをチェックする(ステップS323)。存在すれば(Y)、その端末についてもステップS322の処理を行う。該当するグループについてのすべての端末のSIP−URI・IPアドレス変換部112(あるいはSIP−URI・IPアドレス変換装置)に対する接続開始の指示の送信が行われたら(ステップS323:N)、CUG管理装置107のこの処理は終了する(エンド)。
図9は、CUG開始を要求する端末におけるSIP−URI・IPアドレス変換部の接続開始制御の様子を表わしたものである。図8のステップS322で第1の端末102のSIP−URI・IPアドレス変換部112に接続開始の指示が送られてきたら(ステップS341:Y)、SIP−URI・IPアドレス変換部112は、このとき渡されたSIP−URIを基にして、SIPルーティング制御装置109に対してIP接続要求を送信する(ステップS342)。このように第1の端末102がCUG管理装置107に対してCUG開始を要求すると、CUG管理装置107は、要求したグループのSIP−URIを要求元の第1の端末102に送付して接続の開始を指示することになる。
図10は、CUG開始制御におけるSIPルーティング制御装置の制御の様子を表わしたものである。SIPルーティング制御装置109は、図9のステップS342によるIP接続要求を受信すると(ステップS361:Y)、接続先の第2の端末104のSIP−URI・IPアドレス変換装置あるいは・IPアドレス変換装部へのルーティングを制御する(ステップS362)。この例の場合には、第2の端末104に辿り着くSIP−URI・IPアドレス変換装置103へのルーティングを行うことになる。
図11は、CUG開始制御におけるSIP−URI・IPアドレス変換装置の制御の様子を表わしたものである。SIP−URI・IPアドレス変換装置103は、SIPルーティング制御装置109を経由して送られてきた第1の端末102のSIP−URI・IPアドレス変換部112からのIP接続要求(図9ステップS342、図10ステップS362)を受信するのを待機している(ステップS381)。このIP接続要求を受信すると(Y)、SIP−URI・IPアドレス変換装置103は受信したSIP−URIより接続先の端末のIPアドレスを特定する(ステップS382)。そして、そのIPアドレスの端末としての第2の端末104に対してSIP−URIによる呼接続処理を行う(ステップS383)。実施例ではSIP−URI・IPアドレス変換装置103と第2の端末104はLANによって通信する通信環境となっている。したがって、呼接続処理は、LANによって行われる。
このようにして第1の端末102と第2の端末104の間でIP呼が確立する。従って、これ以後は第1の端末102と第2の端末104の間でルーティングが可能になり、必要なデータ処理を実現することができる。第1の端末102が複数の端末と呼を確立してCUGサービスを実行する場合には、そのSIP−URI数に応じて同様の呼確率のための処理が繰り返され、これによりメッシュ状のピアツーピアの通信が確立し、第1の端末102が図7のステップS304に示すCUG開始指示を1回出すだけで、3人以上のユーザの間でCUGサービスを実現させることができる。
次に、CUGサービスによる通信を終了させる場合の制御を説明する。ここでは、第1の端末102が第2の端末104と行っているCUGサービスによる通信を終了させるものとする。適宜、図1を使用して説明を行う。なお、CUGサービスによる通信の終了(以下CUG終了と称する。)は第2の端末104側からも行うことができる。
図12は、CUGサービスによる通信を終了を要求する際のその端末の制御の様子を表わしたものである。第1の端末102では、そのアプリケーション部113がユーザの入力操作によって該当するCUGサービスについてCUG終了指示を受けると(ステップS401:Y)、CUG終了要求がプリケーション部113からSIP−URI・IPアドレス変換部112を経由してCUG管理装置107に送信される(ステップS402)。
図13は、CUG終了時におけるCUG管理装置の制御の様子を表わしたものである。CUG管理装置107は、図11のステップS402によるCUG終了要求を受信すると(ステップS421:Y)、該当するCUGを構成する端末(この例では第1の端末102)に収容されるSIP−URI・IPアドレス変換部112にIP呼の切断の指示を送信する(ステップS422)。この後、CUG管理装置107は第1の端末102から指示されたCUGのグループに残りの端末が存在するかどうかをチェックする(ステップS423)。存在すれば(Y)、その端末についてもステップS422の処理を行う。該当するグループについてのすべての端末のSIP−URI・IPアドレス変換部112(あるいはSIP−URI・IPアドレス変換装置)に対するIP呼切断要求の指示の送信が行われたら(ステップS423:N)、CUG管理装置107のこの処理は終了する(エンド)。
図14は、CUG終了時のSIP−URI・IPアドレス変換部におけるIP呼切断要求制御の様子を表わしたものである。図13のステップS422で第1の端末102のSIP−URI・IPアドレス変換部112にIP呼切断要求の指示が送られてきたら(ステップS441:Y)、SIP−URI・IPアドレス変換部112は、このとき渡されたSIP−URIを基にして、SIPルーティング制御装置109に対してIP呼切断要求を送信する(ステップS442)。このように第1の端末102がCUG管理装置107に対してCUG終了を要求すると、CUG管理装置107は、要求されたグループのSIP−URIを要求元の第1の端末102に送付してIP呼切断要求を指示することになる。
図15は、IP呼切断処理におけるSIPルーティング制御装置の制御の様子を表わしたものである。SIPルーティング制御装置109は、図14のステップS442によるIP呼切断要求を受信すると(ステップS461:Y)、IP呼の切断処理を行う第2の端末104のSIP−URI・IPアドレス変換装置あるいはSIP−URI・IPアドレス変換部へのルーティングを制御する(ステップS462)。この例の場合には、第2の端末104に辿り着くSIP−URI・IPアドレス変換装置103へのルーティングを行うことになる。
図16は、IP呼の切断対象のSIP−URI・IPアドレス変換装置の制御の様子を表わしたものである。SIP−URI・IPアドレス変換装置103は、SIPルーティング制御装置109を経由して送られてきた第1の端末102のSIP−URI・IPアドレス変換部112からのIP呼切断要求(図14ステップS442、図15ステップS462)を受信するのを待機している(ステップS481)。このIP呼切断要求を受信すると(Y)、SIP−URI・IPアドレス変換装置103は受信したSIP−URIよりIP呼の切断処理を行う端末のIPアドレスを特定する(ステップS482)。そして、そのIPアドレスの端末としての第2の端末104に対してSIP−URIによるIP呼切断処理を行う(ステップS483)。これにより、SIP−URI・IPアドレス変換部112を実装する第1の端末102と、SIP−URI・IPアドレス変換装置103の配下の第2の端末104の間のアドレス解決は不可となり、CUGサービスによる通信は終了する(エンド)。
このようにして第1の端末102と2の端末104のCUGサービスによる通信が終了すると、本実施例のCUGサービスでは接続実績に基づいた課金処理を行う。これを次に説明する。この説明でも適宜、図1を使用する。
図17は、SIPルーティング制御装置の接続実績情報の生成処理の様子を表わしたものである。SIPルーティング制御装置109は、CUG終了を検知すると(ステップS501:Y)、接続実績情報を生成する(ステップS502)。生成された接続実績情報は、接続実績情報格納装置108に格納される(ステップS503)。このようにしてCUG終了のたびに、接続実績情報格納装置108には利用実績に応じたサービス利用履歴が接続実績情報として格納されていくことになる。
図18は、課金データ生成装置による課金データの生成処理の様子を表わしたものである。課金データ生成装置110は、課金データの生成要求があると(ステップS521:Y)、CUG管理装置107に対して、要求のあったCUG対象のSIP−URIのリストと該当する契約条件を収集する(ステップS522)。CUG管理装置107はこの課金データの生成要求があると、グループ管理情報格納装置106からこれらの情報を読み出すことになる。
課金データ生成装置110は、CUG管理装置107から取得した情報から要求があったCUGサービスは月極契約であるか、これ以外の契約としての従量制であるかをチェックする(ステップS523)。月極契約であれば(Y)、契約条件から月極料金を読み出し(ステップS524)、接続実績情報格納装置108に格納された該当するCUGの接続実績情報を加味した料金を算出する(ステップS525)。そして、課金データの要求先にその課金データを出力する(ステップS526)。CUGの接続実績情報を加味するとは、たとえばCUGサービスによる通信が集中しない時間帯に限定されている場合に、料金を割り引くといったような措置をいう。
一方、契約が従量制となっていることが判別された場合には(ステップS523:N)、接続実績情報格納装置108に格納された該当するCUGの接続実績情報に基づいて、該当する期間の料金を算出する(ステップS527)。そして、課金データの要求先にその課金データを出力することになる(ステップS526)。この従量制の場合にも、トラヒックに応じて料金を加減することが可能である。トラヒックの集中の程度は、接続実績情報格納装置108における接続実績情報の単位時間当たりの格納頻度によって判別することができる。
このように本実施例ではCUGの接続時間や期間に応じた従量制による課金が可能になるだけでなく、トラヒックに関する情報の収集も可能である。したがって、トラヒックに応じた従量課金を行うことによって、CUGサービスシステム100におけるトラヒックの集中を避けて、CUG管理装置107等のシステムを構成する装置の負担軽減を図ることができる。
このような実施例のCUGサービスシステム100では、CUGの対象となっている第1〜第3の端末102、104、105が、拠点を移動した場合であっても、それを意識することなく、移動先でCUGを確立することができる。これは、CUG管理装置107が該当するSIP−URIの状態を監視しているので、拠点を移動しネットワークに接続された時点で、これらの端末102、104、105のうちの該当するものに当該SIP−URIと再接続後の新IPアドレスを通知することができ、最新の接続先を自動的に更新できるからである。
また、本実施例のCUGサービスシステム100では、エンドユーザがCUG参加者を選択することが可能であり、また、利用実績に応じたサービス利用履歴が残るため、後から課金データを生成できる。したがって、事前の登録手続きなしで、任意のCUGのグループを構築することができる。
更に、本実施例のCUGサービスシステム100では、CUG開始から終了までの期間、IP呼が接続状態にありこの期間が実際のCUGサービス利用期間と同一になる。したがって、従来サービストラヒックの収集が困難であったIPベースのCUGで、サービストラヒックの収集が可能となる。
また、本実施例のCUGサービスシステム100では、エンドユーザがメッシュ状の呼接続操作を意識することなく、一度のCUG開始要求によって、結果的に複数端末間のピアツーピア通信を確立することができる。これはCUGを構成するためのSIP−URIをCUG管理装置107あるいはCUG管理サーバで管理しており、その指示によってSIP−URI・IPアドレス変換装置103あるいはSIP−URI・IPアドレス変換部112がIP呼の確立を自動的に行うことで、複数の接続動作をエンドユーザに対し隠蔽することができるからである。
更に、本実施例のCUGサービスシステム100では、CUG開始の後はIP呼が確立しており、それぞれの端末間の通信は、固定的なルーティングとなるため、ネットワーク全体にかかる負荷を軽減することができる。
なお、実施例ではSIP−URI・IPアドレス変換部112とアプリケーション部113を端末内にソフトウェアで実装した第1の端末102と、SIP−URI・IPアドレス変換装置103という独立した機器にローカルエリアネットワークで接続された第2の端末104との間でCUGによる特定グループを構築してCUGサービスを実行することにしたが、これに限るものではない。すなわち、SIP−URI・IPアドレス変換部112とアプリケーション部113を備えた端末同士でCUGサービスを実行してもよいし、これらの端末を2以上を含むCUGによる特定グループを構築して同様にCUGサービスを実行してもよい。もちろん、SIP−URI・IPアドレス変換装置103にローカルエリアネットワークで接続された端末同士、あるいはこれらの端末を2以上を含むCUGによる特定グループを構築して同様にCUGサービスを実行することも可能である。また、第1の端末102のSIP−URI・IPアドレス変換部112とアプリケーション部113は、同一装置内に独立した装置部分として実装してもよい。
更に、課金データ生成装置110の課金データ生成については、月極および従量制について既に知られた各種の手法を採用することができる。更に実施例では、CUG管理装置107、SIPルーティング制御装置109および課金データ生成装置110を、グループ管理情報格納装置106ならびに接続実績情報格納装置108と共に独立した装置として構成したが、これに限るものではない。すなわち、CUG管理装置107、SIPルーティング制御装置109および課金データ生成装置110を、IP網101に接続された1つの装置として構成してもよいし、これらの一部を統合して1つの装置としてもよい。グループ管理情報格納装置106ならびに接続実績情報格納装置108についても、これらの装置に統合してもよいし、グループ管理情報格納装置106および接続実績情報格納装置108を1つの記憶装置で構成してもよい。もちろん、CUGサービスシステム100が広域化あるいは大型化した場合には、1つ1つの装置を複数に分散して配置するものであってもよい。
本発明の一実施例におけるCUGサービスシステムの構成の概要を表わしたシステム構成図である。 本実施例でCUGのグループの新既登録の際における参加問い合わせ依頼端末が参加問い合わせを行う制御の様子を表わした流れ図である。 本実施例でCUGのグループの新既登録の際における参加問い合わせの依頼に対するCUG管理装置の制御の様子を表わした流れ図である。 本実施例でCUGのグループの新既登録の際にSIPルーティング制御装置の参加問い合わせに対する制御の様子を表わした流れ図である。 本実施例でCUGのグループの新既登録の際にSIP−URI・IPアドレス変換装置が参加問い合わせを受けた場合の制御の様子を表わした流れ図である。 本実施例でCUGのグループの新既登録の際に参加問い合わせがあった着信端末の制御の様子を表わした流れ図である。 本実施例でCUG開始制御におけるCUG開始要求端末の制御の様子を表わした流れ図である。 本実施例でCUG開始制御におけるCUG管理装置の制御の様子を表わした流れ図である。 本実施例でCUG開始を要求する端末におけるSIP−URI・IPアドレス変換部の接続開始制御の様子を表わした流れ図である。 本実施例でCUG開始制御におけるSIPルーティング制御装置の制御の様子を表わした流れ図である。 本実施例でCUG開始制御におけるSIP−URI・IPアドレス変換装置の制御の様子を表わした流れ図である。 本実施例でCUG終了を要求する際のその端末の制御の様子を表わした流れ図である。 本実施例でCUG終了時におけるCUG管理装置の制御の様子を表わした流れ図である。 本実施例でCUG終了時のSIP−URI・IPアドレス変換部におけるIP呼切断要求制御の様子を表わした流れ図である。 本実施例でIP呼切断処理におけるSIPルーティング制御装置の制御の様子を表わした流れ図である。 本実施例でIP呼の切断対象のSIP−URI・IPアドレス変換装置の制御の様子を表わした流れ図である。 本実施例でSIPルーティング制御装置の接続実績情報の生成処理の様子を表わした流れ図である。 本実施例で課金データ生成装置による課金データの生成処理の様子を表わした流れ図である。
符号の説明
100 CUGサービスシステム
101 IP網
102 第1の端末
103 SIP−URI・IPアドレス変換装置
104 第2の端末
105 第3の端末
106 グループ管理情報格納装置
107 CUG管理装置
108 接続実績情報格納装置
109 SIPルーティング制御装置
110 課金データ生成装置

Claims (7)

  1. IP網に接続され、自端末と共に特定の閉じたグループ内での通信に参加することを所望するそれぞれの端末の情報をグループ単位で入力するグループ参加端末情報入力端末と、
    前記IP網に接続され、前記グループ参加端末情報入力端末から入力された前記それぞれの端末の該当するグループへの参加の可否を、これらの端末に個別に問い合わせることで判定する参加可否判定手段と、この参加可否判定手段で参加を可とする端末を該当するグループのメンバに追加していくことでグループごとに参加する端末のリストを構成するグループ別リスト構成手段と、このグループ別リスト構成手段の構成した任意のグループのリストに含まれるいずれかの端末からそのグループを構成する各端末の間での通信が要求されたとき、このグループに参加する各端末のIPアドレスを特定するための情報としてのSIP−URI情報を要求したその端末に送付して接続の開始を指示し、前記その端末による前記任意のグループを構成するそれぞれの端末とのIP呼を個別に確立させることで前記任意のグループの間におけるIP呼が確立した端末間でピアツーピアの通信を可能とさせる接続用グループ参加端末情報送付手段とを備えたグループ管理装置
    とを具備することを特徴とするCUGサービスシステム。
  2. 前記グループ管理装置は、前記任意のグループを構成する端末の間で通信が行われているときで、そのグループでの通信の終了がそのグループに参加した端末のいずれかから要求されたとき、このグループに参加する各端末に対してIP呼を切断させる要求を送付することでこのグループを構成するそれぞれの端末とのIP呼を切断させる切断用グループ参加端末情報送付手段を具備することを特徴とする請求項1記載のCUGサービスシステム。
  3. 前記IP網に接続され、端末間あるいは前記グループ管理装置と端末間のルーチングを制御するルーチング制御装置を具備することを特徴とする請求項1記載のCUGサービスシステム。
  4. 前記ルーチング制御装置は、それぞれのグループを構成する端末間のIP呼の接続実績に関する接続実績情報を生成する接続実績情報生成手段を具備しており、
    この接続実績情報を基にして、所望の期間における課金データを生成する課金データ生成装置を更に具備することを特徴とする請求項3記載のCUGサービスシステム。
  5. IP網に接続され、自端末と共に特定の閉じたグループ内での通信に参加することを所望するそれぞれの端末の情報をグループ単位で入力するグループ参加端末情報入力端末から入力された前記それぞれの端末の該当するグループへの参加の可否を、これらの端末に個別に問い合わせることで判定する参加可否判定手段と、
    この参加可否判定手段で参加を可とする端末を該当するグループのメンバに追加していくことでグループごとに参加する端末のリストを構成するグループ別リスト構成手段と、
    このグループ別リスト構成手段の構成した任意のグループのリストに含まれるいずれかの端末からそのグループを構成する各端末の間での通信が要求されたとき、このグループに参加する各端末のIPアドレスを特定するための情報としてのSIP−URI情報を要求したその端末に送付して接続の開始を指示し、前記その端末による前記任意のグループを構成するそれぞれの端末とのIP呼を個別に確立させることで前記任意のグループの間におけるIP呼が確立した端末間でピアツーピアの通信を可能とさせる接続用グループ参加端末情報送付手段と、
    前記任意のグループを構成する端末の間で通信が行われているときで、そのグループでの通信の終了がそのグループに参加した端末のいずれかから要求されたとき、このグループに参加する各端末に対してIP呼を切断させる要求を送付することでこのグループを構成するそれぞれの端末とのIP呼を切断させる切断用グループ参加端末情報送付手段
    とを具備することを特徴とするグループ管理装置。
  6. IP網に接続された複数の端末で特定の閉じたグループを構成させて、その端末間での通信を管理するグループ管理装置のコンピュータに、
    自端末と共に特定の閉じたグループ内での通信に参加することを所望するそれぞれの端末の情報をグループ単位で入力するグループ参加端末情報入力端末から入力された前記それぞれの端末の該当するグループへの参加の可否を、これらの端末に個別に問い合わせることで判定する参加可否判定処理と、
    この参加可否判定処理で参加を可とする端末を該当するグループのメンバに追加していくことでグループごとに参加する端末のリストを構成するグループ別リスト構成処理と、
    このグループ別リスト構成処理で構成した任意のグループのリストに含まれるいずれかの端末からそのグループを構成する各端末の間での通信が要求されたとき、このグループに参加する各端末のIPアドレスを特定するための情報としてのSIP−URI情報を要求したその端末に送付して接続の開始を指示し、前記その端末による前記任意のグループを構成するそれぞれの端末とのIP呼を個別に確立させることで前記任意のグループの間におけるIP呼が確立した端末間でピアツーピアの通信を可能とさせる接続用グループ参加端末情報送付処理と、
    前記任意のグループを構成する端末の間で通信が行われているときで、そのグループでの通信の終了がそのグループに参加した端末のいずれかから要求されたとき、このグループに参加する各端末に対してIP呼を切断させる要求を送付することでこのグループを構成するそれぞれの端末とのIP呼を切断させる切断用グループ参加端末情報送付処理
    とを実行させることを特徴とするグループ管理装置制御プログラム。
  7. IP網に接続され、自端末と共に特定の閉じたグループ内での通信に参加することを所望するそれぞれの端末の情報をグループ単位で入力するグループ参加端末情報入力端末から入力された前記それぞれの端末の該当するグループへの参加の可否を、これらの端末に個別に問い合わせることで判定する参加可否判定ステップと、
    この参加可否判定ステップで参加を可とする端末を該当するグループのメンバに追加していくことでグループごとに参加する端末のリストを構成するグループ別リスト構成ステップと、
    このグループ別リスト構成ステップで構成した任意のグループのリストに含まれるいずれかの端末からそのグループを構成する各端末の間での通信が要求されたとき、このグループに参加する各端末のIPアドレスを特定するための情報としてのSIP−URI情報を要求したその端末に送付して接続の開始を指示し、前記その端末による前記任意のグループを構成するそれぞれの端末とのIP呼を個別に確立させることで前記任意のグループの間におけるIP呼が確立した端末間でピアツーピアの通信を可能とさせる接続用グループ参加端末情報送付ステップと、
    前記任意のグループを構成する端末の間で通信が行われているときで、そのグループでの通信の終了がそのグループに参加した端末のいずれかから要求されたとき、このグループに参加する各端末に対してIP呼を切断させる要求を送付することでこのグループを構成するそれぞれの端末とのIP呼を切断させる切断用グループ参加端末情報送付ステップ
    とを具備することを特徴とするグループ管理方法。
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